JPH07330060A - 磁気ディスクの搬送ケース - Google Patents
磁気ディスクの搬送ケースInfo
- Publication number
- JPH07330060A JPH07330060A JP15541494A JP15541494A JPH07330060A JP H07330060 A JPH07330060 A JP H07330060A JP 15541494 A JP15541494 A JP 15541494A JP 15541494 A JP15541494 A JP 15541494A JP H07330060 A JPH07330060 A JP H07330060A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lid member
- magnetic disk
- storage body
- main body
- opening
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Landscapes
- Packaging For Recording Disks (AREA)
- Packaging Of Annular Or Rod-Shaped Articles, Wearing Apparel, Cassettes, Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 磁気ディスクの収納作業を容易とし、さらに
は組立治具ての磁気ディスクの移替え作業を簡単に行え
るようにする。 【構成】 磁気ディスクの外径より大きな内径を有する
有底円筒状であって、その底部33の内側中央に磁気デ
ィスクの孔より小さな外径を有する円柱状の直立部34
を備えたカップ状の収納本体31と、この収納本体31
の開口部35に嵌まる蓋部材32とで構成し、直立部3
4の先端と蓋部材32とが当接した状態で収納本体31
と蓋部材32とを係止可能とする。収納本体31に所定
枚数の磁気ディスクをセットした状態で蓋部材32を被
せて係止することで収納状態にできる。直立部34の先
端を開口させ、この直立部34の先端部分が挿入する貫
通孔36を蓋部材に設けることで、磁気ディスクを組立
治具の円柱棒に簡単にセットできる。
は組立治具ての磁気ディスクの移替え作業を簡単に行え
るようにする。 【構成】 磁気ディスクの外径より大きな内径を有する
有底円筒状であって、その底部33の内側中央に磁気デ
ィスクの孔より小さな外径を有する円柱状の直立部34
を備えたカップ状の収納本体31と、この収納本体31
の開口部35に嵌まる蓋部材32とで構成し、直立部3
4の先端と蓋部材32とが当接した状態で収納本体31
と蓋部材32とを係止可能とする。収納本体31に所定
枚数の磁気ディスクをセットした状態で蓋部材32を被
せて係止することで収納状態にできる。直立部34の先
端を開口させ、この直立部34の先端部分が挿入する貫
通孔36を蓋部材に設けることで、磁気ディスクを組立
治具の円柱棒に簡単にセットできる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、フロッピーディスクを
構成する円盤状の磁気ディスクを集積状態で搬送するの
に使用される磁気ディスクの搬送ケースに関するもので
ある。
構成する円盤状の磁気ディスクを集積状態で搬送するの
に使用される磁気ディスクの搬送ケースに関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】一般に3.5インチのフロッピーディス
クは、不織布のライナを内側に貼り付けた2枚のプラス
チックケースの中に円盤状の磁気ディスクを収納し、金
属製又はプラスチック製のシャッタ、ディスク駆動用円
盤である金属製のハブ、ライナをディスクに押し当てる
ためのリフタ、プラスチック製のライトプロテクタ等を
備えた構成になっている。このフロッピーディスクは、
それぞれの構成部品を別々に生産し、これらを組立工場
にて組み立てることで製品にしているが、各構成部品の
うち磁気ディスクは搬送時の取扱いに注意を要するた
め、図9に示すようなケースに収納して組立工場に搬送
している。
クは、不織布のライナを内側に貼り付けた2枚のプラス
チックケースの中に円盤状の磁気ディスクを収納し、金
属製又はプラスチック製のシャッタ、ディスク駆動用円
盤である金属製のハブ、ライナをディスクに押し当てる
ためのリフタ、プラスチック製のライトプロテクタ等を
備えた構成になっている。このフロッピーディスクは、
それぞれの構成部品を別々に生産し、これらを組立工場
にて組み立てることで製品にしているが、各構成部品の
うち磁気ディスクは搬送時の取扱いに注意を要するた
め、図9に示すようなケースに収納して組立工場に搬送
している。
【0003】この搬送ケースは、円盤状の基部43に円
柱状の直立部44を一体成形した収納本体41と、これ
に被せるカップ状の覆い部材42の2ピースからなるも
ので、収納本体41の直立部44にスポンジ等の緩衝部
材を最初に入れてから、複数枚の磁気ディスク(通常は
1000枚)を入れ、さらにその上にもスポンジ等の緩
衝部材を入れてから覆い部材42を被せ、図10に示す
ように収納本体41に覆い部材42を取り付けて所定枚
数の磁気ディスクMを収納状態にする。すなわち、覆い
部材42の開口部45先端に設けた鉤部45aを収納本
体41のフランジ部46に設けたスリット46aに挿入
した状態で互いに回転させることで両者を固定するもの
である。そして、組立工場にて、搬送ケースから組立治
具に磁気ディスクを移し替えている。この場合、図11
に示すように、覆い部材42を外した収納本体41を逆
さまにし、その直立部44の先端を組立治具の円柱棒F
の先端に合わせた状態として、磁気ディスクMを落下さ
せることで移し替えるようにしている。
柱状の直立部44を一体成形した収納本体41と、これ
に被せるカップ状の覆い部材42の2ピースからなるも
ので、収納本体41の直立部44にスポンジ等の緩衝部
材を最初に入れてから、複数枚の磁気ディスク(通常は
1000枚)を入れ、さらにその上にもスポンジ等の緩
衝部材を入れてから覆い部材42を被せ、図10に示す
ように収納本体41に覆い部材42を取り付けて所定枚
数の磁気ディスクMを収納状態にする。すなわち、覆い
部材42の開口部45先端に設けた鉤部45aを収納本
体41のフランジ部46に設けたスリット46aに挿入
した状態で互いに回転させることで両者を固定するもの
である。そして、組立工場にて、搬送ケースから組立治
具に磁気ディスクを移し替えている。この場合、図11
に示すように、覆い部材42を外した収納本体41を逆
さまにし、その直立部44の先端を組立治具の円柱棒F
の先端に合わせた状態として、磁気ディスクMを落下さ
せることで移し替えるようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の技術で述べた搬
送ケースは、収納本体の直立部に所定枚数の磁気ディス
クをセットしてから覆い部材を被せるようになっている
ので、覆い部材が磁気ディスクに接触して被せにくいと
いう問題点がある。また、組立治具への磁気ディスクの
移替えに際しては、収納本体を一旦逆さまにして磁気デ
ィスクを落下させるので、治具への移替えが難しいとい
う問題点もある。
送ケースは、収納本体の直立部に所定枚数の磁気ディス
クをセットしてから覆い部材を被せるようになっている
ので、覆い部材が磁気ディスクに接触して被せにくいと
いう問題点がある。また、組立治具への磁気ディスクの
移替えに際しては、収納本体を一旦逆さまにして磁気デ
ィスクを落下させるので、治具への移替えが難しいとい
う問題点もある。
【0005】本発明は、上記のような問題点に鑑みてな
されたものであり、その目的とするところは、磁気ディ
スクの収納作業が容易で、さらには治具への移替え作業
を簡単に行うことのできる磁気ディスクの搬送ケースを
提供することにある。
されたものであり、その目的とするところは、磁気ディ
スクの収納作業が容易で、さらには治具への移替え作業
を簡単に行うことのできる磁気ディスクの搬送ケースを
提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の磁気ディスクの搬送ケースは、磁気ディス
クの外径より大きな内径を有する有底円筒状であって、
その底部の内側中央に磁気ディスクの孔より小さな外径
を有する円柱状の直立部を備えたカップ状の収納本体
と、この収納本体の開口部に嵌まる蓋部材とからなり、
収納本体における直立部の先端と蓋部材とが当接した状
態で収納本体と蓋部材とが係止可能に構成されているこ
とを特徴としている。
に、本発明の磁気ディスクの搬送ケースは、磁気ディス
クの外径より大きな内径を有する有底円筒状であって、
その底部の内側中央に磁気ディスクの孔より小さな外径
を有する円柱状の直立部を備えたカップ状の収納本体
と、この収納本体の開口部に嵌まる蓋部材とからなり、
収納本体における直立部の先端と蓋部材とが当接した状
態で収納本体と蓋部材とが係止可能に構成されているこ
とを特徴としている。
【0007】そして、前記収納本体における直立部の先
端と前記蓋部材とが係止可能に構成されていてもよい
し、或いは、前記収納本体における開口部の周囲と前記
蓋部材とが係止可能に構成されていてもよい。さらに、
後者の場合、前記収納本体における直立部の先端が開口
しており、当該直立部における先端部分が挿入する貫通
孔が蓋部材に設けられた構成にすることが好ましい。
端と前記蓋部材とが係止可能に構成されていてもよい
し、或いは、前記収納本体における開口部の周囲と前記
蓋部材とが係止可能に構成されていてもよい。さらに、
後者の場合、前記収納本体における直立部の先端が開口
しており、当該直立部における先端部分が挿入する貫通
孔が蓋部材に設けられた構成にすることが好ましい。
【0008】
【作用】上述の構成からなる本発明の搬送ケースは、収
納本体の直立部に磁気ディスクの孔を通すようにして所
定枚数の磁気ディスクをセットした後、蓋部材を被せて
係止することにより収納状態にすることができる。
納本体の直立部に磁気ディスクの孔を通すようにして所
定枚数の磁気ディスクをセットした後、蓋部材を被せて
係止することにより収納状態にすることができる。
【0009】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。
する。
【0010】図1及び図2は本発明に係る搬送ケースの
第1実施例を示すもので、図1は搬送ケースを構成する
収納本体1と蓋部材2の2ピースを離間状態で示す斜視
図、図2は両者を一体とした状態で示す断面図である。
第1実施例を示すもので、図1は搬送ケースを構成する
収納本体1と蓋部材2の2ピースを離間状態で示す斜視
図、図2は両者を一体とした状態で示す断面図である。
【0011】収納本体1と蓋部材2はそれぞれ合成樹脂
の射出成形品からなり、このうち収納本体1は磁気ディ
スクの外径より若干大きな内径を有する有底円筒状であ
って、その底部3の内側中央に磁気ディスクの孔より僅
かに小さな外径を有する円筒状の直立部4を備えてお
り、一方、蓋部材2は収納本体1の開口部5に嵌まる大
きさの円盤状であって、その中央に直立部4の先端部が
挿入する孔6が設けられ、周囲下部に収納本体1の開口
部5先端を係止するためのフランジ部7を備えている。
また、収納本体1の直立部4の先端には一対の凸部4a
が対向して設けられており、蓋部材2の孔6の下端には
内向きの突片6aが対向して設けられている。
の射出成形品からなり、このうち収納本体1は磁気ディ
スクの外径より若干大きな内径を有する有底円筒状であ
って、その底部3の内側中央に磁気ディスクの孔より僅
かに小さな外径を有する円筒状の直立部4を備えてお
り、一方、蓋部材2は収納本体1の開口部5に嵌まる大
きさの円盤状であって、その中央に直立部4の先端部が
挿入する孔6が設けられ、周囲下部に収納本体1の開口
部5先端を係止するためのフランジ部7を備えている。
また、収納本体1の直立部4の先端には一対の凸部4a
が対向して設けられており、蓋部材2の孔6の下端には
内向きの突片6aが対向して設けられている。
【0012】この2ピースからなる搬送ケースに磁気デ
ィスクを収納するには、収納本体1の直立部4に磁気デ
ィスクの孔を通すようにして所定枚数(通常は1000
枚)の磁気ディスクMをセットした後、収納本体1の直
立部4の凸部4aと蓋部材2の孔6の突片6aが合わな
いようにして蓋部材2を収納本体1の開口部5に被せ、
蓋部材2のフランジ部7を開口部5先端に当接させた状
態で蓋部材2を回転させて凸部4aを突片6aに係合さ
せることにより、収納本体1に蓋部材2を取り付けて図
2に示す如く両者を一体とする。なお、所定枚数の磁気
ディスクMの上下にスポンジ等の緩衝部材を入れること
は従来の場合と同様である。
ィスクを収納するには、収納本体1の直立部4に磁気デ
ィスクの孔を通すようにして所定枚数(通常は1000
枚)の磁気ディスクMをセットした後、収納本体1の直
立部4の凸部4aと蓋部材2の孔6の突片6aが合わな
いようにして蓋部材2を収納本体1の開口部5に被せ、
蓋部材2のフランジ部7を開口部5先端に当接させた状
態で蓋部材2を回転させて凸部4aを突片6aに係合さ
せることにより、収納本体1に蓋部材2を取り付けて図
2に示す如く両者を一体とする。なお、所定枚数の磁気
ディスクMの上下にスポンジ等の緩衝部材を入れること
は従来の場合と同様である。
【0013】図3及び図4は本発明に係る搬送ケースの
第2実施例を示すもので、図3は搬送ケースを構成する
収納本体11と蓋部材12の2ピースを離間状態で示す
斜視図、図4は両者を一体とした状態で示す断面図であ
る。
第2実施例を示すもので、図3は搬送ケースを構成する
収納本体11と蓋部材12の2ピースを離間状態で示す
斜視図、図4は両者を一体とした状態で示す断面図であ
る。
【0014】本実施例の収納本体11と蓋部材12は第
1実施例のものと略同じ構成をしているが、収納本体1
の底部13から延びる直立部14の先端は開放し、その
内面に雌ネジ14aが設けられており、蓋部材12の中
央に段差を介して小円筒16が突設され、その外周に雄
ネジ16aが設けられている。したがって、本実施例で
は、収納本体11に所定枚数の磁気ディスクMをセット
した後で、蓋部材12を収納本体11の開口部15に被
せ、しかる後に蓋部材12を回転させて小円筒16の雄
ネジ16aを直立部14の雌ネジ14aに螺合し、蓋部
材11のフランジ部17が収納本体11の開口部15先
端に当接させることにより収納本体11に蓋部材12を
取り付けて収納状態とする。
1実施例のものと略同じ構成をしているが、収納本体1
の底部13から延びる直立部14の先端は開放し、その
内面に雌ネジ14aが設けられており、蓋部材12の中
央に段差を介して小円筒16が突設され、その外周に雄
ネジ16aが設けられている。したがって、本実施例で
は、収納本体11に所定枚数の磁気ディスクMをセット
した後で、蓋部材12を収納本体11の開口部15に被
せ、しかる後に蓋部材12を回転させて小円筒16の雄
ネジ16aを直立部14の雌ネジ14aに螺合し、蓋部
材11のフランジ部17が収納本体11の開口部15先
端に当接させることにより収納本体11に蓋部材12を
取り付けて収納状態とする。
【0015】図5及び図6は本発明に係る搬送ケースの
第3実施例を示すもので、図5は搬送ケースを構成する
収納本体21と蓋部材22の2ピースを離間状態で示す
斜視図、図6は両者を一体とした状態で示す断面図であ
る。
第3実施例を示すもので、図5は搬送ケースを構成する
収納本体21と蓋部材22の2ピースを離間状態で示す
斜視図、図6は両者を一体とした状態で示す断面図であ
る。
【0016】本実施例の収納本体21はその底部23か
ら延びる直立部24の先端は閉じており、開口部25の
周囲に内向きの突片25aを等間隔に3ヵ所備えてい
る。一方、蓋部材22は中央に直立部24の先端部が挿
入する孔26が設けられているとともに、円盤状の周囲
に切欠部28が等間隔で3ヵ所に設けられ、各切欠部2
8の下部には同方向に延びるスリット28aが形成され
ている。したがって、本実施例では、収納本体21に所
定枚数の磁気ディスクMをセットした後、蓋部材22の
切欠28が収納本体21の開口部25の突片25aに合
うようにして蓋部材22を収納本体21に被せ、蓋部材
22のフランジ部27を開口部25先端に当接させた状
態で蓋部材22を回転させてスリット28aに突片25
aを嵌入係止させることにより収納本体21に蓋部材2
2を取り付けて収納状態とする。
ら延びる直立部24の先端は閉じており、開口部25の
周囲に内向きの突片25aを等間隔に3ヵ所備えてい
る。一方、蓋部材22は中央に直立部24の先端部が挿
入する孔26が設けられているとともに、円盤状の周囲
に切欠部28が等間隔で3ヵ所に設けられ、各切欠部2
8の下部には同方向に延びるスリット28aが形成され
ている。したがって、本実施例では、収納本体21に所
定枚数の磁気ディスクMをセットした後、蓋部材22の
切欠28が収納本体21の開口部25の突片25aに合
うようにして蓋部材22を収納本体21に被せ、蓋部材
22のフランジ部27を開口部25先端に当接させた状
態で蓋部材22を回転させてスリット28aに突片25
aを嵌入係止させることにより収納本体21に蓋部材2
2を取り付けて収納状態とする。
【0017】図7及び図8は本発明に係る搬送ケースの
第4実施例を示すもので、図7は搬送ケースを構成する
収納本体31と蓋部材32の2ピースを離間状態で示す
斜視図、図8は両者を一体とした状態で示す断面図であ
る。
第4実施例を示すもので、図7は搬送ケースを構成する
収納本体31と蓋部材32の2ピースを離間状態で示す
斜視図、図8は両者を一体とした状態で示す断面図であ
る。
【0018】本実施例の収納本体31はその底部33か
ら延びる直立部34の先端は開口しており、開口部35
の周囲に外向きの突片35aを等間隔に3ヵ所備えてい
る。一方、蓋部材32は中央に直立部34の先端部が挿
入する貫通孔36が設けられているとともに、フランジ
37の上面に同方向を向いた鉤部38が等間隔で3ヵ所
に設けられている。本実施例では、収納本体31に所定
枚数の磁気ディスクMをセットした後、蓋部材32の鉤
部38が収納本体31の開口部35の突片35aと合わ
ないようにして蓋部材32を収納本体31に被せ、しか
る後に蓋部材32を回転させて鉤部38に突片35aを
嵌入係止させることにより収納本体31に蓋部材32を
取り付けて収納状態とする。
ら延びる直立部34の先端は開口しており、開口部35
の周囲に外向きの突片35aを等間隔に3ヵ所備えてい
る。一方、蓋部材32は中央に直立部34の先端部が挿
入する貫通孔36が設けられているとともに、フランジ
37の上面に同方向を向いた鉤部38が等間隔で3ヵ所
に設けられている。本実施例では、収納本体31に所定
枚数の磁気ディスクMをセットした後、蓋部材32の鉤
部38が収納本体31の開口部35の突片35aと合わ
ないようにして蓋部材32を収納本体31に被せ、しか
る後に蓋部材32を回転させて鉤部38に突片35aを
嵌入係止させることにより収納本体31に蓋部材32を
取り付けて収納状態とする。
【0019】本実施例の搬送ケースは、図8に示す如く
蓋部材32を取り付けたままで組立治具の円柱棒Fの上
に位置させ、この状態で収納本体31から蓋部材32を
取り外して下降させることにより、蓋部材32の上に磁
気ディスクMが載った状態で蓋部材32の貫通孔36が
治具の円柱棒Fを通って下降するので、磁気ディスクM
を簡単に組立治具にセットすることができる。なお、こ
の場合、蓋部材32は組立治具の一部として利用するよ
うにしておく。
蓋部材32を取り付けたままで組立治具の円柱棒Fの上
に位置させ、この状態で収納本体31から蓋部材32を
取り外して下降させることにより、蓋部材32の上に磁
気ディスクMが載った状態で蓋部材32の貫通孔36が
治具の円柱棒Fを通って下降するので、磁気ディスクM
を簡単に組立治具にセットすることができる。なお、こ
の場合、蓋部材32は組立治具の一部として利用するよ
うにしておく。
【0020】なお、実施例3で述べた収納本体と蓋部材
との係止手段は実施例4に適用することが可能であり、
また逆も同様である。
との係止手段は実施例4に適用することが可能であり、
また逆も同様である。
【0021】
【発明の効果】本発明は、以上のように構成されている
ので次に記載の効果を奏する。
ので次に記載の効果を奏する。
【0022】請求項1〜4に記載の搬送ケースは、カッ
プ状の収納本体に所定枚数の磁気ディスクをセットした
後、収納本体の開口部を閉じるように蓋部材を取り付け
ることで収納状態にできるので、従来の搬送ケースのよ
うに磁気ディスクに接触することもなく簡単に収納状態
にすることができる。
プ状の収納本体に所定枚数の磁気ディスクをセットした
後、収納本体の開口部を閉じるように蓋部材を取り付け
ることで収納状態にできるので、従来の搬送ケースのよ
うに磁気ディスクに接触することもなく簡単に収納状態
にすることができる。
【0023】また、請求項4記載の搬送ケースにおいて
は、収納状態のまま治具の上に位置させてから蓋部材を
外して下降させるだけで磁気ディスクを組立治具の円柱
棒にセットできるので、従来のように反転させることな
く、しかも簡単に組立治具への移替え作業を行うことが
できる。
は、収納状態のまま治具の上に位置させてから蓋部材を
外して下降させるだけで磁気ディスクを組立治具の円柱
棒にセットできるので、従来のように反転させることな
く、しかも簡単に組立治具への移替え作業を行うことが
できる。
【図1】本発明に係る第1実施例の搬送ケースをその収
納本体と蓋部材を離間させた状態で示す斜視図である。
納本体と蓋部材を離間させた状態で示す斜視図である。
【図2】同じく両者を一体とした状態で示す断面図であ
る。
る。
【図3】本発明に係る第2実施例の搬送ケースをその収
納本体と蓋部材を離間させた状態で示す斜視図である。
納本体と蓋部材を離間させた状態で示す斜視図である。
【図4】同じく両者を一体とした状態で示す断面図であ
る。
る。
【図5】本発明に係る第3実施例の搬送ケースをその収
納本体と蓋部材を離間させた状態で示す斜視図である。
納本体と蓋部材を離間させた状態で示す斜視図である。
【図6】同じく両者を一体とした状態で示す断面図であ
る。
る。
【図7】本発明に係る第4実施例の搬送ケースをその収
納本体と蓋部材を離間させた状態で示す斜視図である。
納本体と蓋部材を離間させた状態で示す斜視図である。
【図8】同じく両者を一体とした状態で示す断面図であ
る。
る。
【図9】従来の搬送ケースをその収納本体と蓋部材を離
間させた状態で示す斜視図である。
間させた状態で示す斜視図である。
【図10】同じく両者を一体とした状態で示す断面図で
ある。
ある。
【図11】従来の搬送ケースから磁気ディスクを治具に
セットする様子を示す断面図である。
セットする様子を示す断面図である。
1 収納本体 2 蓋部材 3 底部 4 直立部 5 開口部 11 収納本体 12 蓋部材 13 底部 14 直立部 15 開口部 21 収納本体 22 蓋部材 23 底部 24 直立部 25 開口部 31 収納本体 32 蓋部材 33 底部 34 直立部 35 開口部 36 貫通孔
Claims (4)
- 【請求項1】 磁気ディスクの外径より大きな内径を有
する有底円筒状であって、その底部の内側中央に磁気デ
ィスクの孔より小さな外径を有する円柱状の直立部を備
えたカップ状の収納本体と、この収納本体の開口部に嵌
まる蓋部材とからなり、収納本体における直立部の先端
と蓋部材とが当接した状態で収納本体と蓋部材とが係止
可能に構成されていることを特徴とする磁気ディスクの
搬送ケース。 - 【請求項2】 前記収納本体における直立部の先端と前
記蓋部材とが係止可能に構成されていることを特徴とす
る磁気ディスクの搬送ケース。 - 【請求項3】 前記収納本体における開口部の周囲と前
記蓋部材とが係止可能に構成されていることを特徴とす
る磁気ディスクの搬送ケース。 - 【請求項4】 前記収納本体における直立部の先端が開
口しており、当該直立部における先端部分が挿入する貫
通孔が蓋部材に設けられていることを特徴とする請求項
3記載の磁気ディスクの搬送ケース。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15541494A JPH07330060A (ja) | 1994-06-15 | 1994-06-15 | 磁気ディスクの搬送ケース |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15541494A JPH07330060A (ja) | 1994-06-15 | 1994-06-15 | 磁気ディスクの搬送ケース |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07330060A true JPH07330060A (ja) | 1995-12-19 |
Family
ID=15605480
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15541494A Pending JPH07330060A (ja) | 1994-06-15 | 1994-06-15 | 磁気ディスクの搬送ケース |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07330060A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005317928A (ja) * | 2004-04-28 | 2005-11-10 | Malaysian Electronics Materials Sdn Bhd | ボンディングワイヤ用スプールケース |
JP2009001287A (ja) * | 2007-06-19 | 2009-01-08 | Sanko Co Ltd | 運搬用容器 |
-
1994
- 1994-06-15 JP JP15541494A patent/JPH07330060A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005317928A (ja) * | 2004-04-28 | 2005-11-10 | Malaysian Electronics Materials Sdn Bhd | ボンディングワイヤ用スプールケース |
JP2009001287A (ja) * | 2007-06-19 | 2009-01-08 | Sanko Co Ltd | 運搬用容器 |
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