JPH07329334A - サーマルプリンタ - Google Patents

サーマルプリンタ

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JPH07329334A
JPH07329334A JP12734194A JP12734194A JPH07329334A JP H07329334 A JPH07329334 A JP H07329334A JP 12734194 A JP12734194 A JP 12734194A JP 12734194 A JP12734194 A JP 12734194A JP H07329334 A JPH07329334 A JP H07329334A
Authority
JP
Japan
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capacitor
discharge
disconnection
check
transistor
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Pending
Application number
JP12734194A
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English (en)
Inventor
Akio Katsumata
章夫 勝又
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TEC CORP
Original Assignee
TEC CORP
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】サーマルヘッドへの供給される電力のノイズ除
去用のコンデンサの容量に対応して、このコンデンサの
蓄積電荷を短時間で放電させることにより、断線チェッ
クの開始前にかかる処理時間を短縮する。 【構成】ノイズ除去用の電解コンデンサ11に並列に、
放電量制御用の第2の抵抗12と放電用のトランジスタ
13とからなる直列回路( 放電回路 )を接続し、断線チ
ェック前に、放電用のトランジスタ13をオン状態にし
て、電解コンデンサ11の蓄積電荷を十分放電させてか
ら、放電用のトランジスタ13をオフ状態にして、断線
チェックを開始させるもの。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、複数の発熱抵抗体か
ら構成されたサーマルヘッドを設け、このサーマルヘッ
ドを使用して所定の用紙に印字を行うサーマルプリンタ
に関する。
【0002】
【従来の技術】複数の発熱抵抗体から構成されたサーマ
ルヘッドを備えたサーマルプリンタでは、そのサーマル
ヘッドへの電力供給ラインに、ノイズ除去用のコンデン
サを備えたものが知られている。
【0003】このコンデンサは、その容量が大きいほ
ど、大きなノイズを吸収して供給された電力( 電圧 )の
安定性を高めることができる。
【0004】印字時には、コンデンサの電位( 電圧 )は
サーマルヘッドに印加されている電圧に等しく、印字終
了して電力供給ラインからの電力供給が停止すると、コ
ンデンサに蓄積された電荷は自然放電して、その電位が
下降する。例えば100μFの容量のコンデンサであれ
ば、十数秒かかる。
【0005】一方、サーマルヘッドを構成する複数の発
熱抵抗体は、製造上の原因又は経年変化( 磨耗 )等の原
因により断線することがあるので、断線チェックを定期
的に行う必要がある。
【0006】断線チェックの1つの方法としては、実際
に発熱抵抗体に通電を行って、その時発熱抵抗体に流れ
る電流量によって、発熱抵抗体の抵抗値を求め、この抵
抗値が予め設定された上限値以上になると、この発熱抵
抗体の異常( 断線 )と判断する。
【0007】この断線チェックでは、印字時のヘッド電
圧より低い電圧を印加するので、断線チェックを開始す
る前に、印字時の電力供給を完全に遮断し、ノイズ除去
用のコンデンサが十分に放電したのを確認した後、断線
チェックを開始する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上述したように従来の
サーマルプリンタでは、断線チェックを開始する前に、
ノイズ除去用のコンデンサが十分に放電するのに時間が
かかるという問題があった。
【0009】さらに、サーマルヘッドへ安定した電力を
供給するためには、より大きな容量のコンデンサが必要
になり、この容量の大形化により、断線チェックを開始
する前のコンデンサが十分に放電する時間が、より長く
なるという問題があった。
【0010】そこでこの発明は、サーマルヘッドへの供
給される電力のノイズ除去用のコンデンサの容量に対応
して、このコンデンサの蓄積電荷を短時間で放電させる
ことにより、断線チェックの開始前にかかる処理時間を
短縮することができるサーマルプリンタを提供すること
を目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】この発明は、複数の発熱
抵抗体から構成されたサーマルヘッドを使用して所定の
用紙に印字を行うサーマルプリンタにおいて、サーマル
ヘッドへの電力供給ラインに設けられ、供給電力に生じ
るノイズを除去するためのコンデンサと、このコンデン
サの蓄積電荷を強制的に放電させる放電回路と、この放
電回路によるコンデンサの強制放電の実施と停止とを制
御するスイッチ手段と、このスイッチ手段により放電回
路によるコンデンサの強制放電を行い、コンデンサの蓄
積電荷が十分に放電された後、スイッチ手段により放電
回路によるコンデンサの強制放電を停止させるスイッチ
制御手段と、各発熱抵抗体毎に、スイッチ制御手段によ
りコンデンサの強制放電を行った後に、それぞれの発熱
抵抗体の断線チェックを行う断線チェック手段とを設け
たものである。
【0012】
【作用】このような構成の本発明において、断線チェッ
ク手段は、各発熱抵抗体毎に、スイッチ制御手段により
スイッチ手段を制御して、放電回路によりコンデンサの
強制放電を実施し、コンデンサの蓄積電荷が十分に放電
された後、放電回路によるコンデンサの強制放電を停止
させ、それぞれの発熱抵抗体の断線チェックを行う。
【0013】すなわち、まず、断線チェック手段は、ス
イッチ制御手段によりスイッチ手段を制御して、放電回
路によるコンデンサの強制放電を実施させ、このコンデ
ンサの蓄積電荷が十分放電された後、放電回路によるコ
ンデンサの強制放電を停止させる。
【0014】その後、1番目の発熱抵抗体の断線チェッ
クを行う。
【0015】次に、再び、スイッチ制御手段によりスイ
ッチ手段を制御して、放電回路によるコンデンサの強制
放電を実施させ、このコンデンサの蓄積電荷が十分放電
された後、放電回路によるコンデンサの強制放電を停止
させる。
【0016】その後、2番目の発熱抵抗体の断線チェッ
クが行なわれる。
【0017】以降、同様にしてコンデンサの強制放電
と、発熱抵抗体の断線チェックが交互に行われる。
【0018】従って、断線チェック手段は1個の発熱抵
抗体の断線チェック時には、その断線チェック前に、コ
ンデンサの強制放電を行う。
【0019】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図面を参照して
説明する。
【0020】図1は、この発明を適用したサーマルプリ
ンタのサーマルヘッド周辺の回路構成を示す図である。
なお図示しないが、このサーマルプリンタには用紙を搬
送するモータやローラ等の搬送機構、また、表示器やキ
ー部が設けられている。
【0021】1は、制御部本体を構成する制御部であ
る。この制御部1は、図示しないが、CPU(centralpr
ocessing unit)、ROM(read only memory)、RAM(r
andomaccess memory)、I/O(input/output)ポート等
から構成されている。
【0022】この制御部1から出力されるVG信号は、
27V電源から駆動電流をサーマルヘッド2へ供給する
電力供給ラインに介挿されたNPN形の駆動電源制御用
のトランジスタ3のベース端子に入力される。
【0023】前記制御部1から出力されるCG信号は、
断線チェック時に10V定電圧回路4から前記サーマル
ヘッド2へ流れるチェック用電流の電流量を検出する第
1の抵抗5と前記10V定電圧回路4との間に介挿され
たNPN形のチェック電源制御用のトランジスタ6のベ
ース端子に入力される。
【0024】前記サーマルヘッド2は、N個の発熱抵抗
体7a、7b、…、7Nと、これらの各発熱抵抗体7
a、7b、…、7Nへの通電を制御するNPN形の印字
制御用トランジスタ8a、8b、…、8Nと、これらの
トランジスタ8a、8b、…、8Nをオン/オフ制御す
るシフトレジスタ9と、このシフトレジスタ9を制御す
るコントロールIC(integrated circuit)10と、ノイ
ズ除去用の電解コンデンサ11等から構成されている。
【0025】すなわち、前記駆動電源制御用のトランジ
スタ3のエミッタ端子からの電力供給ラインには、前記
チェック電源制御用のトランジスタ6のエミッタ端子が
前記第1の抵抗5を介して接続されており、さらに、サ
ーマルヘッド2内において、前記印字制御用の各トラン
ジスタ8a、8b、…、8Nを介して前記各発熱抵抗体
7a、7b、…、7Nの一方の端子と接続されている。
【0026】この前記各発熱抵抗体の7a、7b、…、
7Nの他方の端子は全てグラウンドに接続されている。
前記駆動電源制御用のトランジスタ3のエミッタ端子か
らの電力供給ラインとグラウンドとの間には、前記電解
コンデンサ11が順方向に接続されている。
【0027】前記印字制御用の各トランジスタ8a、8
b、…、8Nのベース端子は、それぞれシフトレジスタ
9のN個の出力端子に接続されており、このシフトレジ
スタ9は、コントロールIC10からシリアルデータ入
力されるように接続されている。
【0028】このコントロールIC10には、前記制御
部1からクロック信号とデータ信号が入力されるように
なっている。
【0029】前記サーマルヘッド2の外部に、前記電解
コンデンサ11に並列に、放電量制御用の第2の抵抗1
2とスイッチ手段としてのNPN形の放電用のトランジ
スタ13とからなる直列回路が接続されている。前記第
2の抵抗12及び前記放電用のトランジスタ13により
放電回路が構成されている。
【0030】また、前記第1の抵抗5の両端の出力は、
それぞれ電流検出回路14に入力されるようになってお
り、この電流検出回路14では、前記第1の抵抗5の両
端の電位差から前記第1の抵抗5に流れる電流量を検出
し、この検出結果はアナログ信号でA/D(analogue/di
gital)変換器15の1つのチャンネル( 以下、第1のチ
ャンネルと称する )に入力される。
【0031】また、このA/D変換器15の他のチャン
ネル( 以下、第2のチャンネルと称する )には、前記サ
ーマルヘッド2のヘッド電圧を示す前記駆動電源制御用
のトランジスタ3のエミッタ端子からの電力供給ライン
が接続される前記サーマルヘッド2の出力が入力される
ようになっている。
【0032】チャンネル選択回路16は、前記制御部1
からの制御信号により、前記A/D変換器15へチャン
ネル選択信号を出力し、このA/D変換器15は、その
チャンネル選択信号により指定されたチャンネルの信号
をデジタル変換し、そのデジタルデータを前記制御部1
へ出力する。
【0033】すなわち、前記制御部1は、ヘッド電圧を
確認する時には、前記駆動電源制御用のトランジスタ3
のエミッタ端子からの電力供給ラインの前記サーマルヘ
ッド2を介した出力を選択し、断線チェックを行う時に
は、前記電流検出回路14からのアナログ信号を選択す
る制御信号を出力し、前記チャンネル選択回路16は、
前記制御部1から前記電流検出回路14からのアナログ
信号を選択する制御信号が入力された場合には、前記第
1のチャンネルを選択するチャンネル選択信号を出力
し、前記サーマルヘッド2を介した出力を選択する制御
信号が入力された場合には、前記A/D変換器15に前
記第2のチャンネルを選択するチャンネル選択信号を出
力する。
【0034】図2は、印字開始時又は電源投入時等に、
前記制御部1( CPU )が行う断線チェック処理の流れ
を示す図である。
【0035】まず、VG信号及びCG信号をオフ( OF
F=ローレベル )にして、駆動電源制御用のトランジス
タ3及びチェック電源制御用のトランジスタ6をオフ状
態にし、DIS信号をオン( ON=ハイレベル )にし
て、放電用のトランジスタ13をオン状態にする。
【0036】次に、チャンネル選択回路16を介して、
A/D変換器15のデジタル変換するチャンネルを第2
のチャンネルに選択して、A/D変換器15からのデジ
タルデータの取り込みを行う。ここで、このデジタルデ
ータによりヘッド電圧が5V未満になったか否かを判断
し、ヘッド電圧が5V以上ならば、ヘッド電圧が5V未
満になるまで待機状態となる。
【0037】ヘッド電圧が5V未満になると、チャンネ
ル選択回路16を介して、A/D変換器15のデジタル
変換するチャンネルを第1のチャンネルに選択する。
【0038】次に、DIS信号をオフにして、放電用の
トランジスタ13をオフ状態にし、CG信号をオンにし
て、チェック電源制御用のトランジスタ6をオン状態に
する。
【0039】次に、A/D変換器15からのデジタルデ
ータを取り込んで、このデジタルデータによりリーク電
流( 漏れ電流 )を測定する。なお、ここでは図示しない
がリーク電流が大きければ、リーク電流に関する情報を
報知する等の処理が行われる。
【0040】次に、ステップ1( ST1 )の処理とし
て、順次選択される1ドットのヘッドデータをコントロ
ールIC10及びシフトレジスタ9を介して出力し、該
当する1つの印字制御用のトランジスタをオン状態にし
て、ヘッドデータのドットに対応する発熱抵抗体に通電
を行い、DIS信号をオンにして( スイッチ制御手段
)、放電用のトランジスタ13をオン状態にし、所定の
放電時間待機した後、DIS信号をオフにして( スイッ
チ制御手段 )、放電用トランジスタ13をオフ状態にす
る( 断線チェック手段 )。
【0041】ここで、A/D変換器15からのデジタル
データを取り込んで、このデジタルデータにより通電し
た発熱抵抗体が断線しているか否かを判断する( 断線チ
ェック手段 )。すなわち、第1の抵抗の両端の電位差が
予め設定された電位差より小さい場合には断線と判断さ
れ、第1の抵抗の両端の電位差が予め設定された電位差
以上の場合には断線していないと判断される。
【0042】ここで、断線と判断された場合にはエラー
として、エラー表示等の処理を行ってこの断線チェック
処理を終了する。また、断線していないと判断されれ
ば、全てのドットについて、断線チェックを終了したか
否かを判断し、まだ断線チェックしていないドットのヘ
ッドデータがあれば、再び前述のステップ1の処理に戻
るようになっている。
【0043】また、全てのドットについて断線チェック
を終了していれば、この断線チェック処理を終了するよ
うになっている。
【0044】このような構成の本実施例においては、断
線チェックを行う時には、まず、27Vの駆動電源から
の電力供給が遮断され、また、チェック用の10V定電
圧回路4からのチェック電流も遮断した状態のまま、ヘ
ッド電圧が5V未満になるまで待機状態となる。ヘッド
電圧が5V未満になると、全ての発熱抵抗体7a〜7N
への通電を遮断したままの状態で、リーク電流の測定を
行い、問題がなければ各ドットの断線チェックを行う。
【0045】各ドットの断線チェックでは、ヘッドデー
タとして1ドットのデータを出力し、該当する1つの発
熱抵抗体のみ通電させる。このとき、放電用のトランジ
スタ13をオン状態にしてノイズ除去用の電解コンデン
サ11の放電を行い、この放電を終了すると、放電用の
トランジスタ13をオフ状態にして、A/D変換器15
からのデジタルデータを取り込んで断線チェックを行
う。
【0046】すなわち、もし電解コンデンサ11が十分
に充電されていると、この電解コンデンサ11から該当
する発熱抵抗体へ電流が流れるので、10V定電圧回路
4から第1の抵抗5を介して、該当する発熱抵抗体へ流
れるチェック用電流が抑制されてしまう。従って、第1
の抵抗5の両端に発生する電位差が小さめとなる。ここ
で、放電用のトランジスタ13がオン状態になることに
より、電解コンデンサ11に対して強制的に放電が行わ
れ、その後放電用のトランジスタ13をオフ状態にする
と、該当する発熱抵抗体へ流れる電流は、全て10V定
電圧回路4から第1の抵抗5を介して流れるチェック電
流となる。この結果、第1の抵抗5の両端に発生する電
位差は、正確に発熱抵抗体の抵抗値を評価する検出値と
なる。
【0047】図3は、図1中の第1の抵抗5と駆動電源
制御用のトランジスタ3のエミッタ端子からの電力供給
ラインとの接続点Xの断線チェック処理時( 断線無し )
の電圧変化を示したものである。
【0048】実線で示すように、放電用のトランジスタ
13をオン状態にすると、すなわち時点tにおいて、電
解コンデンサ11が強制放電されて、10V定電圧回路
4から第1の抵抗5を介してのみ該当する発熱抵抗体に
電流が流れる。
【0049】従って、チェック電源制御用のトランジス
タ6及び印字制御用のトランジスタを無視できるとすれ
ば、第1の抵抗5と該当する発熱抵抗体とからなる直列
分圧回路の分圧出力がその接続点Xにあらわれる。
【0050】なお、図3中の破線は、放電用のトランジ
スタ13による電解コンデンサ11の強制放電を行わな
い時の、断線チェック処理時の接続点Xの電圧変化を示
したものである。この破線の傾斜は、電解コンデンサ1
1の容量により決定されるもので電解コンデンサ11の
容量が大きくなれば、この傾斜も緩やかになり、安定す
るまでに時間がかかることになる。
【0051】上述したヘッドデータによる1ドットの断
線チェックをサーマルヘッド2を構成する全ての発熱抵
抗体7a、7b、…、7Nについて行い異常がなければ
印字可能となる。
【0052】印字では、CG信号及びDIS信号をオフ
にして、チェック電源制御用のトランジスタ6及び放電
用のトランジスタ13をオフ状態にし、VG信号をオン
にして、駆動電源制御用のトランジスタ3をオン状態に
する。
【0053】これにより、サーマルヘッド2には27V
の駆動電流が供給される。
【0054】そして、印字データに基づいて制御部1か
らコントロールIC10及びシフトレジスタ9を介して
ヘッドデータが出力され、印字するドットに対応する印
字制御用のトランジスタがオン状態となり、印字に対し
て該当する全ての発熱抵抗体が発熱して、そのドットが
印字される。
【0055】このように本実施例によれば、ノイズ除去
用の電解コンデンサ11に並列に、放電量制御用の第2
の抵抗12と放電用のトランジスタ13とからなる直列
回路( 放電回路 )を接続し、断線チェック前に、放電用
のトランジスタ13をオン状態にして、電解コンデンサ
11の蓄積電荷を十分放電させてから、放電用のトラン
ジスタ13をオフ状態にして、断線チェックを開始させ
ることにより、第2の抵抗12の抵抗値を適切に選択す
れば、断線チェック前に極めて短時間で電解コンデンサ
11の蓄積電荷を十分に放電させることができ、断線チ
ェック前にかかる処理時間を短縮することができる。
【0056】
【発明の効果】以上詳述したようにこの発明によれば、
サーマルヘッドへの供給される電力のノイズ除去用のコ
ンデンサの放電回路を設け、この放電回路による強制放
電の実施及び停止を制御することにより、このコンデン
サの蓄積電荷を短時間で放電させることにより、断線チ
ェックの開始前にかかる処理時間を短縮することができ
るサーマルプリンタを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例のサーマルプリンタのサー
マルヘッド周辺の要部回路構成を示す図。
【図2】同実施例のサーマルプリンタで行われる断線チ
ェック処理の流れを示す図。
【図3】同実施例の図1に示す接続点Xの断線チェック
処理時の電圧変化を示す図。
【符号の説明】
1…制御部、 11…電解コンデンサ、 12…第2の抵抗、 13…放電用のトランジスタ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の発熱抵抗体から構成されたサーマ
    ルヘッドを使用して所定の用紙に印字を行うサーマルプ
    リンタにおいて、前記サーマルヘッドへの電力供給ライ
    ンに設けられ、供給電力に生じるノイズを除去するため
    のコンデンサと、このコンデンサの蓄積電荷を強制的に
    放電させる放電回路と、この放電回路による前記コンデ
    ンサの強制放電の実施と停止とを制御するスイッチ手段
    と、このスイッチ手段により前記放電回路による前記コ
    ンデンサの強制放電を行い、前記コンデンサの蓄積電荷
    が十分に放電された後、前記スイッチ手段により前記放
    電回路による前記コンデンサの強制放電を停止させるス
    イッチ制御手段と、前記各発熱抵抗体毎に、前記スイッ
    チ制御手段により前記スイッチ手段を制御して、前記放
    電回路により前記コンデンサの強制放電を行った後に、
    それぞれの発熱抵抗体の断線チェックを行う断線チェッ
    ク手段とを設けたことを特徴とするサーマルプリンタ。
JP12734194A 1994-06-09 1994-06-09 サーマルプリンタ Pending JPH07329334A (ja)

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