JPH0732859Y2 - ガラス清掃装置付サッシ - Google Patents

ガラス清掃装置付サッシ

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JPH0732859Y2
JPH0732859Y2 JP1988133190U JP13319088U JPH0732859Y2 JP H0732859 Y2 JPH0732859 Y2 JP H0732859Y2 JP 1988133190 U JP1988133190 U JP 1988133190U JP 13319088 U JP13319088 U JP 13319088U JP H0732859 Y2 JPH0732859 Y2 JP H0732859Y2
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JP
Japan
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glass
movable
frame
cleaning device
movable arm
Prior art date
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Application number
JP1988133190U
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JPH0253485U (ja
Inventor
友伸 松本
Original Assignee
神鋼ノース株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 この考案は建物の窓に用いられるサッシであって、特に
ガラス清掃装置が付加されたサッシに関するものであ
る。
「先行技術」 本出願人は先に「実願昭62-173274号(実開平1-76740
号)」にてガラス清掃装置を提案した。この先に提案し
たガラス清掃装置は窓枠とは別にガラス清掃装置用の枠
を用意し、このガラス清掃装置用枠に可動腕を取付け、
この可動腕を可動させてサッシに嵌込まれたガラスを清
掃する構造としたものである。
この考案は先に提案したガラス清掃装置の改良に関する
ものである。
「考案が解決しようとする課題」 先に提案したガラス清掃装置は窓枠とは別に清掃装置用
枠を設け、この枠を窓枠に組付ける構造としたものであ
る。
このためガラス清掃装置を窓に組付ける作業が面倒な欠
点がある。特にガラス面に接触する拭具がガラスに適正
に接触した状態を保って移動するようにガラス清掃装置
を窓枠に組付けることがむずかしい。
まして既存の窓に後からガラス清掃装置を組付けること
はかなりむずかしいこととなる。
「課題を解決するための手段」 この考案では窓枠自体にガラス清掃装置を組込んだ状態
としたガラス清掃装置を提案するものである。
つまり窓枠の互いに平行する一対の枠材に、その枠材に
転接するローラを有し、その枠材に沿って移動する可動
台をそれぞれ装着し、これら可動台に可動腕を差渡して
支持させる。
可動台は駆動装置によって駆動され、可動腕は上記ロー
ラが転接する枠材の面の延長と対向して窓枠に支持され
たガラスの面に沿って移動する。
可動腕にはガラスの面に向って弾性的に圧接され、弾性
材によって形成された抜具が取付けられ、この拭具がガ
ラスの面を拭きながら移動してガラスの面を清掃する。
このようにこの考案によれば窓枠自体にガラス清掃装置
を組込んだから窓枠を建物の開口部に取付けるだけで清
掃装置も取付けた状態となる。
従ってガラス清掃装置を組付け後、拭具とガラス面との
間の接触状況を調整する必要がなく、ガラス清掃装置の
装着を容易に行なうことができる利点が得られる。
「実施例」 第1図乃至第5図にこの考案の実施例を示す。この実施
例では竪枠11に可動台21を装着し、可動腕31を竪枠11に
沿って上下に移動させるように構成した場合を示す。ま
た可動台21を上下に移動させる直線駆動機構はベルトを
用いた場合を示す。
このため第1図に示すように上枠12に回転シャフト41を
装着し、下枠13にはプーリ14を設ける。回転シャフト41
にはプーリ15が取付けられ、これらプーリ14と15の間に
ベルト16を架張する。ベルト16は平行する一対の竪枠11
の双方にそれぞれ架張され、竪枠11の双方に設けた可動
台21をベルト16にそれぞれ結合する。
可動台21はブラケットの折曲部に例えばナイロンよりな
るローラ22を取付けて構成され、ローラ22が竪枠11の内
部面に当接し、この面を転動して上下に移動する。
一対の可動台21の相互間に可動腕31を差渡し、可動台21
に可動腕31を取付ける。この結果可動腕31は窓枠に嵌込
まれたガラス50の面に沿って移動するように支持され
る。なお、このガラス50の面は可動台21のローラ22が転
接する竪枠11の内部面の延長と対向する位置関係とされ
ている。
可動腕31はガラス50と対向する面に凹溝を有し、この凹
溝に拭具42を装着する。拭具42は拭具ホルダ43を介して
可動腕31に支持される。拭具ホルダ43はバネ44の偏倚力
によって拭具42をガラス50に押し付ける。拭具42は例え
ばゴム等の弾性材によって成形され、ガラス50に向って
一条のヒレ42Aが突設されている。従ってヒレ42Aの先端
がガラス50に当接し、ヒレ42Aの先端でガラス50を拭く
ことになる。
ガラス50には第4図に示すノズル60によって水が吹き付
けられる。この例では上枠12にノズル60を取付けた場合
を示す。ノズル60にはホース61が連結され、ホール61を
例えばモータポンプ付タンク(特に図示しない)に接続
し、このタンクから必要に応じて水を注入し、ノズル60
からガラス50に向って射出させて拭具42で水を拭き取
る。
上枠12に装着した回転シャフト41は第1図に示すように
駆動ベルト45で駆動される。駆動ベルト45は上枠12に形
成した透孔を通じて上枠12の室内側に導出され上枠12に
設けた駆動装置70に連結される。
駆動装置70は第5図に示すように可逆回転が可能なモー
タ71と、このモータ71の駆動出力を減速する減速ギヤボ
ックス72と、このギアボックスの減速出力を駆動ベルト
45に伝達するシャフト73と、このシャフト73に形成した
送りネジ部74と、この送りネジ部74に螺合してネジ送り
される操作子75と、操作子75によって切替制御されるス
イッチ76,77とによって構成される。
スイッチ76,77は可動腕31が上端から下端に移動すると
き操作子75がネジ送りされる移動範囲の限界点に対応し
て取付けられ、可動腕31が上端と下端に達したことを操
作子75がスイッチ76,77を操作することによって検出
し、この検出によってモータ71の回転方向を切替え、可
動腕31の移動方向を反転させ、可動腕31を自動的にガラ
ス50に沿って往復するようにしている。この往復運動は
例えば予め設定した回数だけ実行するように構成するこ
とができる。
尚、第6図に示すように窓の部分が中棧80によって複数
のガラス部分50A,50B,50Cに仕切られるような場合には
各区切られたガラス部分50A,50B,50Cに可動腕31A,31B,3
1Cを設け、これら複数の可動腕31A,31B,31Cを共通のベ
ルトによって可動させるように構成することができる。
また上述では可動腕31を竪枠11の方向に移動させる場合
を説明したが、上枠及び下枠方向に移動させるように作
ることもできる。
また直線駆動機構としてベルトを用いたが、ネジ送り機
構を用いることもできる。
「考案の効果」 以上説明したように、この考案によればガラス50が嵌込
まれた窓枠に可動台21を装着し、この可動台21によって
可動腕31を支持させ、この可動腕31をガラス50の面に沿
って移動させ、可動腕31に支持した拭具42によってガラ
ス50の面を拭く構造としたから、ガラス清掃装置と窓枠
とが一体化され、窓枠の取付と同時にガラス清掃装置の
取付も完了する。
然も窓枠を可動腕31のガイドとして利用するから拭具42
とガラス50との間の相対的な位置関係を調整しなくてよ
い。
よってガラス清掃装置の取付に関する特別な工事が必要
なく、容易にガラス清掃装置を取付けることができる。
さらに、拭具42はガラス面に向って弾性的に圧接され、
かつそれ自体が弾性材によって形成されているため、ガ
ラス面に対する拭具42の適度な圧接力を得やすく、また
拭具42がたとえ摩耗しても圧接力が損なわれず、ガラス
面の清掃を長期に渡って良好に行うことができる。
また、拭具42を支持する可動腕31はその両端に取付けら
れた可動台21のローラ22が枠材に沿って転動して移動す
るものであるため、比較的わずかな力で可動腕31を移動
させることができ、かつローラ22の転接面はガラス面と
向かい合う関係とされているため、拭具42の圧接力の反
力によって可動腕31がガラス面から遠ざかることもな
く、拭具42をガラス面に良好に圧接させることができ
る。
さらに、このようにローラ22が転動して可動腕31を移動
するものであるため、汚れに対して強く、例えばローラ
22の転接面が汚れても可動腕31の移動が阻害されるよう
なことはなく、優れた耐久性を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第5図はこの考案の一実施例を示す断面図、
第6図はこの考案の変形実施例を説明するための正面図
である。 11:竪枠、12:上枠、13:下枠、16:ベルト、21:可動台、3
1:可動腕、41:回転シャフト、42:拭具、42A:ヒレ、50:
ガラス。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】A.窓枠の互いに平行する枠材にそれぞれ装
    着され、その枠材に転接するローラを有し、その枠材に
    沿って移動する一対の可動台と、 B.これら可動台の相互間に差渡され、上記ローラが転接
    する上記枠材の面の延長と対向して上記窓枠に支持され
    たガラスの面に沿って移動する可動腕と、 C.この可動腕に支持され、上記ガラスの面に向って弾性
    的に圧接され、弾性材によって形成された拭具と、 D.上記可動台及び可動腕を移動させる駆動装置と、 から成るガラス清掃装置付サッシ。
JP1988133190U 1988-10-11 1988-10-11 ガラス清掃装置付サッシ Expired - Lifetime JPH0732859Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1988133190U JPH0732859Y2 (ja) 1988-10-11 1988-10-11 ガラス清掃装置付サッシ

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JP1988133190U JPH0732859Y2 (ja) 1988-10-11 1988-10-11 ガラス清掃装置付サッシ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0253485U JPH0253485U (ja) 1990-04-18
JPH0732859Y2 true JPH0732859Y2 (ja) 1995-07-31

Family

ID=31390831

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1988133190U Expired - Lifetime JPH0732859Y2 (ja) 1988-10-11 1988-10-11 ガラス清掃装置付サッシ

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Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5039989Y2 (ja) * 1972-05-06 1975-11-15
JPS5537973U (ja) * 1978-09-05 1980-03-11

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0253485U (ja) 1990-04-18

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