JPH07328470A - 古紙の処理装置 - Google Patents

古紙の処理装置

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JPH07328470A
JPH07328470A JP12046694A JP12046694A JPH07328470A JP H07328470 A JPH07328470 A JP H07328470A JP 12046694 A JP12046694 A JP 12046694A JP 12046694 A JP12046694 A JP 12046694A JP H07328470 A JPH07328470 A JP H07328470A
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JP
Japan
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tubular member
used paper
waste paper
extrusion screw
paper
Prior art date
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Application number
JP12046694A
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English (en)
Inventor
Jun Takahashi
旬 高橋
Mitsushi Asano
充士 浅野
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MEIDEN PLANT KK
Original Assignee
MEIDEN PLANT KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 筒状部材の内部で回転して古紙を圧縮する押
出スクリューの下面から下方へ突出する回転軸が古紙に
よって曲げられるのを防止する。 【構成】 筒状部材1,8の内部で回転しながら古紙を
圧縮する押出スクリュー5の下端から回転軸3が突出し
ないようにし、回転軸3の下端には斜めに切断した傾斜
面39を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は古紙の処理装置に関し、
古紙を圧縮することで古紙の体積の縮小化を図るととも
に古紙上の文字の判読を不可能にするものである。
【0002】
【従来の技術】オフィス等で使用済みの古紙は廃却した
りあるいは再生して使用される。廃却したり再生したり
するには重要書類の機密保持の目的もあって古紙に特定
の処理をする必要がある。古紙を処理するには、A4,
B5位の大きさの紙をそのまま処理する場合と、小さな
紙片に粗砕した後に処理する場合とがある。
【0003】粗砕した古紙を処理する古紙の処理装置と
して、従来は図14に示すものがある。古紙の処理装置
は、筒状部材1,8と、筒状部材1の上部へ古紙を投入
するための投入ホッパ2と、回転軸3に取り付けられて
回転駆動される押出スクリュー5と、スクレーパ27等
で構成されている。
【0004】以下、各構成部分の構造について説明す
る。筒状部材1と筒状部材1の下に突き合わせて設けら
れた筒状部材8とベース10とが連結ボルト9を介して
結合されている。ベース10上には、円周に沿って複数
配置した支柱11を介してリング部材12が取り付けら
れている。そして、リング部材12の上に軸受台13を
介して投入ホッパ2が取り付けられている。
【0005】軸受台13には軸受14を介して動力伝達
部材4が回転自在に支持されている。動力伝達部材4は
円環4aとボス部4cと連結部4bとから構成され、ボ
ス部4cにはキー15を介して回転軸3が嵌合される一
方、円環4aにはスプロケット6を有する円板18が結
合されている。また、回転軸3の下端にはらせん状の押
出スクリュー5が固着されている。
【0006】押出スクリュー5の上にはスクレーパ27
が配置されている。ベース10に結合された軸受台24
に軸受26を介して円板23が設けられる。円板23の
外側にはスプロケット7が結合される一方、内側にはス
クレーパ27が取り付けられる。このスクレーパ27
は、押出スクリュー5の回転方向と同じ方向へ押出スク
リュー5の回転速度よりも速く回転するように設定され
る。
【0007】回転軸3と一体のスプロケット6と、スク
レーパ27と一体のスプロケット7とは、夫々図示しな
いモータの出力軸に固着されたスプロケットに、夫々図
示しないチェンを介して個別に連動連結されている。
【0008】筒状部材1には、その軸方向へは移動する
が円周方向へは古紙が移動しないようにするため、図1
5にも示すように筒状部材1の内周面に軸方向へ伸びる
畝状の突起32が形成される。突起32は押出スクリュ
ー5の回転に伴って古紙が回るのを確実に防止できるよ
うに、その断面形状が鋸刃状に設定されている。
【0009】押出スクリュー5により軸心に沿って押し
出される古紙が圧縮されるようにするために下方への古
紙の移動を抑制する抑制手段として円周溝25が形成さ
れている。図15に示すように軸心に沿う方向でwの範
囲に2本の円周溝25が形成されている。そして、円周
溝25より下の筒状部材8の内周面は、圧縮されて排出
される古紙の形状を整理するために円滑に仕上げられて
いる。
【0010】充填手段として、筒状部材8の下部に軸心
に沿って長い複数本のスリット36を円周に沿って複数
形成し、略「6」の字形に曲げた弾性部材としての板バ
ネ37をボルト38を介して筒状部材8に結合して設け
ている。板バネ37は筒状部材8の外側からスリット3
6を通して中心部へ向かって突出している。この板バネ
37は円周溝25の直下に配置されている。
【0011】このほか、圧縮した古紙の復元力をなくし
て古紙を減容積化するため、円周溝25の真上に位置す
る筒状部材1の外周面には、円周方向へ略等間隔に90
°ごとに4つのボス部40が形成され、ボス部40には
給水管の接続部41が設けられる。そして、加湿手段と
して、接続部41と筒状部材1の内部とを連通させる給
水孔42が設けられ、4つのボス部40は図示しない配
管を介して単一の貯水タンクに接続される。
【0012】次に斯かる古紙の処理装置の作用を説明す
る。図14において、図示しないモータによりスプロケ
ット6,7を介して動力伝達部材4,押出スクリュー
5,スクレーパ27を上から見て時計方向へ回転させる
とともに給水孔42から水を放出させながら投入ホッパ
2内へ古紙を投入する。ここで、スクレーパ27の回転
速度は押出スクリュー5の回転速度よりも大きくする。
投入ホッパ2に引っ掛かった古紙は動力伝達部材4によ
り掻き落とされ、下方へと移動する。また、押出スクリ
ュー5の上部に絡み付いた古紙はスクレーパ27により
掻き落とされる。そして、スクレーパ27の作用で下方
へ落下した後に、古紙は押出スクリュー5の作用を受け
る。古紙は押出スクリュー5と共に回転しようとする
が、畝状の突起32の存在により古紙と筒状部材1の内
周面との間の円周方向での摩擦係数が大きく古紙は押出
スクリュー5と共回りせずに下方へ向かって押される。
畝状の突起32は軸方向へ伸びるので、古紙の下方への
移動に対しては筒状部材1から抵抗力が加わることはな
い。
【0013】初期に投入した古紙は押出スクリュー5を
通過して板バネ37上に溜まり、その後に順次に送り込
まれる古紙が積み重なる。そして、押出スクリュー5に
よって押圧された古紙は円周溝25の存在により抵抗力
を受け、古紙は軸方向だけでなく半径方向へも押圧され
て古紙間の隙間を埋めることになる。このようにして固
い円柱状に形成された古紙は押出スクリュー5による押
圧力によって古紙・筒状部材8間の摩擦力以上の力を与
えられ板バネ37の付勢力に抗して下方へ押し出され
る。円周溝25が形成されていることから、この部分で
は古紙と筒状部材8との軸心に沿う方向での摩擦係数が
大きく、圧縮されて形成される円柱形の古紙の固さを適
正な大きさにすることができる。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】ところが、古紙の圧縮
の度合いが小さい場合はあまり支障は生じないものの、
古紙の体積を小さくしたいために圧縮の度合いを大きく
すると、押出スクリューの下端に接触する古紙は極めて
固くなり、押出スクリューよりも下方へ突出した回転軸
の下端部に半径方向の力が加わることから、回転軸が曲
がってしまうことがある。
【0015】そして、筒状部材の内径寸法を上部に比べ
て下部を小さくして圧縮の度合いを大きくすると、より
回転軸の曲りが生じ易くなる。
【0016】そこで本発明は、斯かる課題を解決した古
紙の処理装置を提供することを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】斯る目的を達成するため
の本発明の構成は、入口端が上部に位置して出口端が下
部に位置するように鉛直方向に沿って配置した筒状部材
と、筒状部材の内部に回転駆動可能な回転軸に固着して
設けられるとともに古紙を出口端へ向かって押し出す押
出スクリューと、押出スクリューよりも出口端側に形成
されるとともに押出スクリューによって押し出される古
紙の移動を抑制する抑制手段とで構成した古紙の処理装
置において、回転軸の下端を押出スクリューの下端と略
同一高さに設定したことを特徴とし、あるいは抑制手段
として筒状部材の内径寸法が下方へ向かって順次に小さ
くなるテーパ部を形成し、筒状部材の内部で古紙が押出
スクリューと共に回るのを防止するために、筒状部材の
内周面におけるテーパ部及びテーパ部の上方に筒状部材
の長さ方向へ伸びる畝状の突起を形成したことを特徴と
し、あるいはこれらの構成を加え合せたことを特徴と
し、あるいはこれらの構成に加えて更に前記筒状部材の
下端から斜め下方へ向かって伸びたのちに、予め設置さ
れた容器の上部の開口部へ向かって斜め上方へ伸びると
ともに横断面形状が略横コの字形の誘導ガイドを設けた
ことを特徴とする。
【0018】前記のように構成された圧縮部の上方に破
砕部を配置し、破砕部は、水平面上に略平行に配置され
て相互に反対方向へ駆動される一対の回転軸に回転刃を
夫々固着し、回転刃の上方から投入した古紙を下方から
噛み込むように設定した構成にすることもできる。
【0019】
【作用】請求項1に係る古紙の処理装置では、筒状部材
内へ落下した古紙は同一高さの水平面上にある回転軸の
下端と押出スクリューの下端とで圧縮される。したがっ
て回転軸の下端のみに大きな力が加わることはない。
【0020】請求項2に係る古紙の処理装置では、テー
パ部の上方で古紙が移動する際に畝状の突起の存在によ
って古紙が押出スクリューと共に回転するのが防止さ
れ、更にテーパ部へ押し出されてからも畝状の突起によ
って古紙の共回りが防止される。
【0021】請求項3に係る古紙の処理装置では、請求
項1,2で説明した作用の双方を行なう。
【0022】請求項4に係る古紙の処理装置では、押出
スクリューの押出力によって筒状部材から下方へ古紙が
押し出され、その後は押出スクリューの押出力によって
誘導ガイド上を斜め下方へ向かって降下したのちに斜め
上方へ向かって上昇し、誘導ガイドの先端から容器内へ
落下する。
【0023】
【実施例】以下、本発明を図面に示す実施例に基づいて
詳細に説明する。
【0024】本発明による古紙の処理装置の全体図を図
5に示す。図のように、古紙の処理装置は古紙を破砕す
る破砕部61と、破砕した古紙を圧縮成形する圧縮部6
2と、圧縮した古紙を容器64へ移送する移送部63と
で構成され、車輪65を有する移動自在な筺体66内に
これらの構成部分が収容されている。
【0025】まず、圧縮部62の構造を図1に基づいて
説明する。圧縮部62は、筒状部材1,8と、筒状部材
1の上部へ古紙を投入するための投入ホッパ2と、回転
軸3に取り付けられて回転駆動される押出スクリュー5
等で構成されている。
【0026】以下、各構成部分の構造について説明す
る。筒状部材1と筒状部材1の下に突き合わせて設けら
れた筒状部材8とベース10とが連結ボルト9a,9b
を介して結合されている。ベース10上には、円周に沿
って複数配置した支柱11を介してリング部材12が取
り付けられている。そして、リング部材12の上に投入
ホッパ2が取り付けられている。
【0027】ベース10とリング部材12との間には支
柱11に固定して支持部材22が設けられ、支持部材2
2の上には軸受台13及び軸受14を介して回転自在に
リング状の歯車19が設けられ、歯車19に動力伝達部
材4を介して回転軸3が連動連結される。動力伝達部材
4は円環4aとボス部4cと半径方向へ伸びる4本の連
結部4bとで構成され、円環4aが歯車19に結合され
る一方、ボス部4cには回転軸3が溶接又はキー結合な
どの適宜な手段により結合されている。支持部材22の
下方には軸受26を介して歯車28及びスクレーパ27
が取り付けられている。
【0028】投入ホッパ2から落下する古紙が円滑に筒
状部材1内へ入り込むようにするため、以下の手段が設
けられている。まず、落下する古紙が連結部4bに引っ
掛かって連結部4bと共に回転するのを防止するため
に、軸受台13,支持部材22の内周面に円周方向に沿
って等間隔にピン21a,21bが植設されるととも
に、円環4aにはその内径寸法が下方へ向かうにつれて
大きくなる広がり部16が形成されている。また、回転
する押出スクリュー5の上端に古紙が引っ掛かったとき
に押出スクリュー5の回転方向と同一方向へ押出スクリ
ュー5の回転速度よりも速く回転して古紙をかき落とす
ために、スクレーパ27の内周面には先端が下方へ向か
って突出するピン21dが円周方向に沿って等間隔に設
けられる。そして更に、回転するピン21d上に引っ掛
かった古紙をかき落とすために固定された支持部22の
内周面にもピン21cが設けられている。
【0029】回転軸3の下端にはらせん状の押出スクリ
ュー5が固定して設けられており、回転軸3と一体の歯
車19と、スクレーパ27と一体の歯車8とは、いずれ
も単一の図示しないモータの出力軸に固着された歯車に
他の歯車を介して連動連結されている。
【0030】筒状部材1の内周面には、その軸方向へは
移動するが円周方向へは古紙が移動しないようにするた
め、図2にも示すように軸方向へ伸びる畝状の突起32
が形成される。突起32は押出スクリュー5の回転に伴
って古紙が共回りするのを確実に防止できるように、そ
の断面形状が鋸刃状に設定されている。
【0031】押出スクリュー5により軸心に沿って押し
出される古紙が圧縮されるようにするために下方への古
紙の移動を抑制する抑制手段としてテーパ部35が形成
されている。即ち、図4に示すように筒状部材1の内径
寸法D2に対して筒状部材8の下部の内径寸法がこれよ
りも小さい内径寸法D1に設定され、筒状部材8の上部
には下方へ向かって内径寸法が小さくなるテーパ部35
が形成されている。そして、筒状部材8の上端の内周面
は畝状の突起32の底面と同一位置に設定される。そし
て、結果としてテーパ部35に畝状の突起を形成したの
と同様になるように複数の溝32aが形成される。この
ようにテーパ部35に溝32aを形成したのは、押出ス
クリュー5の下面との摩擦で古紙に大きな回転力が作用
して古紙が押出スクリュー5と共に回ってしまうことを
防止するためである。
【0032】筒状部材8におけるテーパ部35より下方
の部分の内径寸法D1を筒状部材1の内径寸法D2よりも
小さくすると、古紙はテーパ部35に強く押し付けられ
ることになるため、軸方向への古紙の移動を妨げないよ
うにするには溝32aを形成することで形成される畝状
の突起の断面形状は筒状部材1に形成したような鋸歯状
にするまでもなく、矩形状とされる。
【0033】図1に示すように、回転軸3の下端と押出
スクリュー5の下端との位置が鉛直方向で略同じに設定
され、回転軸3の下端は押出スクリュー5の下端から突
出していない。また、押出スクリュー5の下方への古紙
の供給は重力を利用した自然落下に任せており、古紙が
押出スクリュー5と押出スクリュー5の下方の圧縮され
た古紙との間へ入り込まないと処理能力が低下すること
から、落下する古紙が押出スクリュー5の下へ入り込み
易いように導く目的で、回転軸3の下端には傾斜した切
断面を円弧状に成形した形状の傾斜面39が設けられて
いる。また、古紙から加わる反作用の力によって曲がる
ことがないように、押出スクリュー5の下端には補強リ
ブ17が形成されている。なお、図3に示すように傾斜
面を形成することなく、回転軸3の下端と押出スクリュ
ー5の下端とを略同一位置にしただけのものでもよい。
【0034】次に移送部63の構造を図5に基づいて説
明する。移送部63は、ベルトコンベア等の別個の駆動
手段を設けることなく前記の押出スクリュー5の押出力
を利用して圧縮成形された古紙を容器64へ移送するも
のである。移送部63は、図6に示すように底板75と
一対の案内板76等で構成される。つまり、長尺の底板
75の両側に案内板76が固着されて横断面形状が略横
コの字形の誘導ガイド77が形成され、誘導ガイド77
は図5に示すように圧縮部62の下方から傾斜平板75
bによりθ=45°の斜め下方へ導かれたのちに円弧に
沿って斜め上方へ導かれ、その先端が容器64内に装着
された袋78の上方に位置している。傾斜平板75bと
水平面とのなす角度をθ=45°としたのは押出スクリ
ュー5により垂直下方へ古紙を押し出す力を水平方向へ
振り向けるときに水平方向の分力が最も大きくなるのは
θ=45°とした場合であって、誘導ガイド77から古
紙に加わる摩擦力が押出スクリュー5に及ぼす影響を最
小にすることができるためである。そして、筒状部材8
内から下方へ押し出される古紙が円滑に移動するように
鉛直板75aが傾斜平板75bの端部に結合され、案内
板76と一体に形成された鉛直案内板76aが鉛直板7
5aの両側に結合されている。これらの鉛直板75a及
び鉛直案内板76aの上端が圧縮部62における筒状部
材8の下端に結合されている。底板75や傾斜平板75
bの上面及び案内板76の対向面等には、古紙との滑り
をよくするために摩擦係数の小さい有機材料としての例
えばテフロンフィルムが貼着される。
【0035】最後に、古紙を破砕して圧縮部62へ供給
するための破砕部61の構造を説明する。図7に示すよ
うに水平方向へ伸びる一対の回転軸51,52が水平面
上に平行に配置され、夫々の回転軸51,52には等間
隔に複数の回転刃53,54が固着される。回転刃5
3,54は軸方向で交互配置となるようにかつ回転刃の
一部が相互に重なり合うように設けられる。
【0036】これらの回転軸53,54はフレーム56
内に収容されており、図5に示すようにフレーム56の
上面には開口部56aが形成され、筺体66の上部には
横から古紙を投入するための古紙の投入口66aが形成
されている。
【0037】投入口66aから投入した古紙の全てがそ
のまま回転刃53,54の外側から下方へ移動して噛込
部55へ噛み込まれることがないように、古紙を定量だ
け送り出す定量送り部材67が隣合う回転刃53,54
の間に2つおきに配置され、ボルト68を介してフレー
ム56に結合されている。定量送り部材67には、回転
軸51,52と直角な面へ投影したときの回転刃53,
54の刃先との間隔が回転刃53,54の回転方向に沿
って順次に小さくなるストッパ部としての丸棒69a,
69b,69cが、その軸心と回転軸51,52の軸心
とが直交する状態で定量送り部材67に固着されてい
る。そして、丸棒69cと回転刃53,54との間に
は、古紙の送り込み量を定める定量間隙Gが設定されて
いる。
【0038】定量送り部材としては、このほか図9に示
すように丸棒に代えて鋸歯状突起69dを複数形成し、
回転刃54と鋸歯状突起69dとの間隔が最も小さい部
分に定量間隙Gを形成するようにしてもよい。
【0039】投入した古紙の量の如何に拘らず回転刃5
3,54に対して古紙を押し付ける力を略一定にするた
め、押付金具70が隣り合う回転刃53,54の間の上
方に設けられる。押付金具70としては円板形のものが
用いられ、回転軸51,52と平行な状態で定量送り部
材67の先端にその中央部が固着された支持軸71の両
端に、押付金具70が回動自在に支持されている。押付
金具70は、その偏心した位置に支持軸71を貫通させ
た状態で、支持軸71に取り付けられている。なお、図
8(a),(b)に示すように隣合う支持軸71の両端
どうしをつなぐことにより合計2本の支持軸71によっ
て全ての押付金具70を支持するようにしてもよい。
【0040】回転刃53,54によって古紙を破砕する
と、破砕された古紙が回転軸51,52に巻き付いて取
れなくなることから、隣り合う回転刃53,54の間に
巻付防止環72が設けられる。巻付防止環72にはV字
形の断面形状を有する円周溝72aが形成されている。
このように円周溝を形成したのは、巻付防止環の有効外
径寸法を大きくしてより巻付防止効果を高める一方で巻
付防止環が対向する回転刃の刃先に巻付防止環が接触し
て損傷することがないようにしたものである。円周溝7
2aを形成することにより、図10(a)に示すように
本来なら半径R1に設定しなければ回転刃に接触する巻
付防止環72の半径寸法を図10(b)に示すように
(R1+R2)の大きさに設定することが可能になる。こ
の場合、円周溝72aの深さはR2の値に設定する必要
がある。このほか、円周溝としては図10(c)に示す
ようにU字形の断面形状にしてもよい。
【0041】古紙を連続して投入しても破砕が円滑に行
なえるようにするには、図11(a),(b)に示すよ
うに回転刃54の回転数を回転刃53の回転数よりも大
きくすることが行なわれる。このようにすると、破砕さ
れた古紙は、遅い方の回転刃53から速い方の回転刃5
4によってはぎ取られることになるため、噛込部55を
通過して破砕された古紙は速い方の回転刃54に巻き付
き、遅い方の回転刃53の刃先は破砕された古紙に覆わ
れることがない。従って、古紙を連続して投入すること
ができる。
【0042】しかし、速い方の回転刃54に巻き付いた
古紙を少しでも早く回転刃54から外してしまわない
と、破砕能力の低下をもたらすことになる。
【0043】速い方の回転刃54から破砕された古紙を
はぎ取るには隣り合う回転刃54間に水平方向へ長い棒
状のはがし金具の一端を臨ませて他端をフレーム56に
結合することにより、回転刃54にからみ付いた古紙を
はぎ取ることもできる。しかし、はぎ取られた古紙がは
がし金具の上に堆積してそのまま停滞し、処理が進行し
ないことになる。
【0044】このため、回転刃の回転数に差を設ける場
合には、図11に示すように速い方の回転刃54の上方
にあった定量送り部材と押付金具とを取り除き、代わり
にはがし金具73eが設けられる。即ち、フレーム56
に結合された軸受部材73aと回動軸73bとを介して
アーム73cの一端が回動自在にフレーム56に取り付
けられ、アーム73cの他端に回転軸52と平行な連結
材73dが結合され、隣り合う回転刃54どうしの間に
配置されるとともに鉛直方向へ長く伸びる4本のはがし
金具73eの上部が連結材73dに結合される。ここ
で、回転刃54の刃先を通る円とはがし金具73eとの
交点で円に接する線が回動軸73bよりも上方に位置す
るように設定して押上手段とされる。これは、破砕され
た古紙の回転によりはがし金具73eが力を受けたとき
にアーム73cが回動軸73bを中心として上方へ回動
させられ、これによってはがし金具73eよりも図11
中の左側に溜った古紙がはがし金具73eと回転刃54
との間を通過して再度破砕が行なわれるようにしたもの
である。なお、はがし金具73eの数は2又は3あるい
は5以上でもよい。
【0045】はがし金具73eのその他の実施例を図1
2,図13に示す。図12に示すのは、連結材73dに
一対のはがし金具73eを取り付け、連結材73dの上
部から下部まで伸びる受板73fを設けたものである。
受板73fを設けたのは、はがし金具73eによりはが
されて溜まる古紙の量が多くなると古紙が受板73fの
左端を押し上げてはがし金具73eの上昇を容易にする
と同時に、受板73fの左端が投入された古紙を左側の
押付金具70と回転速度の小さい回転刃53との間へ案
内し、しかも受板73fの右端の下部が回転刃54によ
る噛込部55への古紙の送り込みをより確実に行うから
である。受板73fの両側には、受板73fの内側への
古紙の侵入を防止するために側板73gが設けられてい
る。なお、はがし金具73eの数は3以上であってもよ
い。図13に示すのは、図12に示す受板73fの左端
の形状を一部変更したものである。なお、ここでははが
し金具73eを揺動自在にしたものや揺動自在でかつ受
板を設けたものを示したが、揺動不可能にしたり揺動不
可能にしてかつはがし金具ではがされた古紙を再び送り
出す手段を有する構成にすることもできる。
【0046】次に、斯かる古紙の処理装置の作用を説明
する。
【0047】まず、破砕後の古紙を圧縮する圧縮部62
の作用から先に説明する。図1において、図示しない単
一のモータにより歯車19,28を介して押出スクリュ
ー5,スクレーパ27が上から見て時計方向へ回転させ
られ、落下した古紙が投入ホッパ2内へはいる。投入ホ
ッパ2に引っ掛かった古紙は動力伝達部材4により掻き
落とされ、下方へと移動する。また、押出スクリュー5
の上端に絡み付いた古紙は押出スクリュー5よりも少し
速く回転するスクレーパ27のピン21dにより掻き落
とされる。このほか、回転する動力伝達部材4やスクレ
ーパ27に絡み付いた古紙は、固定されて回転しないピ
ン21a〜21cによって掻き落とされる。下方へ落下
した古紙は、押出スクリュー5の作用を受ける。古紙は
押出スクリュー5と共に回転しようとするが、畝状の突
起32の存在により古紙と筒状部材1の内周面との間の
円周方向での摩擦係数が大きく、古紙は押出スクリュー
5と共回りせずに下方へ向かって押される。畝状の突起
32は軸方向へ伸びるので、古紙の下方への移動に対し
ては筒状部材1から抵抗力が加わることはない。
【0048】初期に投入した古紙は押出スクリュー5を
通過し内径寸法の小さい筒状部材8内に溜まり、その後
に順次に送り込まれる古紙が積み重なる。そして、押出
スクリュー5によって押圧された古紙はテーパ部35の
位置で抵抗力を受け、古紙は軸方向だけでなく半径方向
へも押圧されて古紙間の隙間を埋めることになる。この
ようにして固い円柱状に形成された古紙は押出スクリュ
ー5による押圧力によって古紙・筒状部材8間に生じる
摩擦力よりも大きい力を与えられ、下方へ押し出され
る。テーパ部35が形成されていることから、この部分
で古紙を圧縮して適正な固さの円柱形固まりとして排出
することができる。
【0049】回転軸3の下端は押出スクリュー5の下面
より下方へは突出しておらずかつ回転軸3の下端には傾
斜面39が形成されていることから、破砕された古紙は
回転軸3に妨害されることなく傾斜面39から押出スク
リュー5の下方へと導かれる。従って、押出スクリュー
5により圧縮された古紙から半径方向へ反作用の力を受
けて回転軸3が曲がるようなことはない。
【0050】古紙が押出スクリュー5と共に回転するの
を防止するために筒状部材1の内周面に畝状の突起32
を形成するだけでなく筒状部材8におけるテーパ部35
には複数の溝32aを設けたことから、筒状部材1のみ
に畝状の突起32を設けた場合に比べて単に圧縮能力が
向上するだけでなく、筒状部材8から下方へ排出される
略円柱形の古紙の形状を損なうことがない。
【0051】筒状部材8から下方へ押し出された古紙
は、圧縮成形されて楕円柱形になり押出スクリュー5の
押出力によって押されて前進する。図5に示すように古
紙は一旦斜め下方へ押されたのちに上方へ押され、その
後は重力の作用で落下して袋78の中へはいる。誘導ガ
イド77の内面にはテフロンフィルムが貼着されて滑り
易いことから、押出スクリュー5により順次に押し出さ
れる古紙が停滞してこぼれることはなく、円滑に袋78
内へ移送される。
【0052】次に、破砕部61の作用を説明する。回転
刃53,54を図7に矢印で示すように相互に反対の方
向へ回転させながら、図5に示す投入口66aからフレ
ーム56の内部へ古紙を投入すると、古紙は左右の押付
金具70により回転刃53,54に押圧されることにな
るから、古紙は回転刃53,54に引っ掛けられて回転
刃53,54の外側から下方へ回って噛込部55へ移動
し、噛込部55で引き裂くように破砕される。古紙の量
が少ないときは押付金具70は図7(b)に示すように
支持軸71から自然にぶら下がった状態を維持して丸棒
69a,69bは略隠れた状態になっており、押付金具
70及び定量送り部材67の外周面が円弧状になってい
ることから古紙はその外周面に沿って湾曲し、回転刃5
3,54により容易に移送される。古紙の量が多くなる
と図7(b)に二点鎖線で示すように押付金具70が回
動し、押付金具70から古紙に加わる押付力の作用点が
移動する。押付金具70と回転刃53,54との間に古
紙が一旦挾まれると押付金具70が回動するために丸棒
69a,69bが露出し、一定量以上の古紙の先端は丸
棒69a,69bに当ることから古紙の送り込みが抑制
される。丸棒69a,69bの存在により古紙の先端が
停止させられる一方で、古紙は回転刃53,54の刃先
で引っ掛けられるため、古紙の先端位置と押付金具70
が古紙に作用する位置との距離が大きすぎると、古紙が
折り曲げられて円滑に噛込部55へ送り込まれなくな
る。この点について、本発明では古紙の量に応じて押付
金具70による押圧力の作用点が古紙の先端へ向かって
移動して古紙の先端と押圧力の作用点との距離が小さく
なり、古紙の送り込みが極めて円滑に行なわれる。古紙
は回転刃53,54より遠いものから順に丸棒69a,
69b,69cで停止させられ、最も近いものより順に
送り込まれるが、丸棒69cと回転刃53,54との定
量間隙Gによって古紙の通過許容枚数が設定されている
ため、大量の古紙が同時に噛込部55へ送り込まれて過
負荷となるようなことはない。定量送り部材67として
図9に示す形状のものを用いても同様である。
【0053】破砕されて細長くなると古紙は回転軸5
1,52に巻き付いて取れなくなり最終的には回転力に
対する大きな負荷になることがある。本発明では隣り合
う回転刃53,54の間に巻付防止環72が設けられて
回転軸51,52が露出していないことから、回転軸5
1,52への古紙の巻き付きが防止される。しかも、巻
付防止環72の外周面に円周溝72aを形成することに
よって図10に示すように巻付防止環72の有効外径寸
法を本来の2R1から2(R1+R2)に大きくして巻き
付き防止効果を増大させても、巻付防止環72が対向す
る回転刃53,54に当って巻付防止環72の外周面が
損傷することがないようになっている。
【0054】次に、図11に示す古紙の処理装置の作用
を説明する。本装置では、前記のように周速の遅い回転
刃53と押付金具70との間へ向かって古紙を投入す
る。すると、古紙は回転刃53の外側を通って噛込部5
5で破砕され、その後は周速の小さい回転刃53に巻き
付く古紙が周速の大きい回転刃54によってはぎ取られ
ることから、ほとんど全ての古紙が周速の大きい回転刃
54の方へ移動する。このため、周速の小さい回転刃5
3の先端は古紙によって埋まることなく常に露出し、古
紙を引っかけ得る状態が維持される。従って、古紙を連
続して投入しても連続して処理することができる。一
方、周速の大きい回転刃54には帯状の古紙が巻き付く
が、巻き付いた古紙は、はがし金具73eによりはぎ取
られる。はがし金具73eによってはがされた古紙は図
11中のはがし金具73eの左方にどんどんとたまり、
古紙の量が多くなると回転刃54に引っ掛けられて回転
しようとする古紙からはがし金具73eへ加わる力が大
きくなり、アーム73cが回動軸73bを中心として時
計方向へ回動する。これにより、溜まっていた古紙がは
がし金具73eと回転刃54との間から送り込まれ、噛
込部55へと移動する。図12,図13に示すように受
板73fを設けると、多くの古紙の回動力が受板73f
に作用することからアーム73cの回動がより円滑に行
なわれる。
【0055】以上のようにして破砕された古紙は破砕部
61から前述した圧縮部62へと落下することになる。
【0056】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に係る古
紙の処理装置によれば、回転軸の下端を押出スクリュー
の下端と略同一高さに設定したので、押出スクリューと
圧縮された古紙との間へ破砕された古紙を円滑に導入す
ることができる。従って、従来のように古紙が回転軸の
下端へ半径方向の力が加わって回転軸が曲がるというよ
うなこともない。
【0057】請求項2に係る古紙の処理装置によれば、
筒状部材の長さ方向へ伸びる畝状の突起を筒状部材の内
周面におけるテーパ部及びテーパ部の上方に形成したの
で、筒状部材内での古紙の押出スクリューとの共回りを
確実に抑制し、古紙の圧縮効率を上げることができる。
また、円柱形に圧縮された古紙の形状を損なうことなく
筒状部材から古紙を排出することができる。
【0058】請求項3に係る古紙の処理装置によれば、
請求項1の構成と請求項2の構成との双方の構成を有す
るので、前記の双方の効果がある。
【0059】請求項4に係る古紙の処理装置によれば、
請求項3の構成に加えて誘導ガイドを有し、押出スクリ
ューの押出力を利用して古紙を移送するものであるか
ら、前記の効果に加えて、ベルトコンベア等の駆動部を
有する移送手段を別個に設けることなく古紙を移送でき
るという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による古紙の処理装置の圧縮部に係り、
その全体の構成図。
【図2】本発明による古紙の処理装置の圧縮部に係り、
筒状部材等の斜視図。
【図3】本発明による古紙の処理装置の圧縮部に係り、
押出スクリューのその他の実施例を示す構成図。
【図4】本発明による古紙の処理装置の圧縮部に係り、
筒状部材のその他の実施例を示す構成図。
【図5】本発明による古紙の処理装置の全体図。
【図6】本発明による古紙の処理装置の移送部を構成す
る誘導ガイドの構成図。
【図7】本発明による古紙の処理装置の破砕部の実施例
に係り、(a)は平面図、(b)は正面図。
【図8】本発明による古紙の処理装置の破砕部の他の実
施例に係り、(a)は平面図、(b)は正面図。
【図9】本発明による古紙の処理装置の破砕部に係り、
その他の定量送り部材の実施例を示す構成図。
【図10】本発明による古紙の処理装置の破砕部に係
り、巻付防止環の説明図。
【図11】本発明による古紙の処理装置のはがし金具を
有する破砕部の実施例に係り、(a)は平面図、(b)
は正面図。
【図12】本発明による古紙の処理装置のはがし金具を
有する破砕部の他の実施例に係り、(a)は平面図、
(b)は正面図。
【図13】本発明による古紙の処理装置のはがし金具を
有する破砕部の実施例におけるその他のはがし金具の実
施例に係り、(a)はその構成図、(b)は作用説明
図。
【図14】従来の古紙の処理装置における圧縮部に係
り、その構成図。
【図15】従来の古紙の処理装置における圧縮部に係
り、筒状部材の斜視図。
【符号の説明】
1,8…筒状部材 3…回転軸 5…押出スクリュー 32…畝状の突起 32a…溝 35…テーパ部 39…傾斜面 64…容器 77…誘導ガイド

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入口端が上部に位置して出口端が下部に
    位置するように鉛直方向に沿って配置した筒状部材と、
    筒状部材の内部に回転駆動可能な回転軸に固着して設け
    られるとともに古紙を出口端へ向かって押し出す押出ス
    クリューと、押出スクリューよりも出口端側に形成され
    るとともに押出スクリューによって押し出される古紙の
    移動を抑制する抑制手段とで構成した古紙の処理装置に
    おいて、 回転軸の下端を押出スクリューの下端と略同一高さに設
    定したことを特徴とする古紙の処理装置。
  2. 【請求項2】 入口端が上部に位置して出口端が下部に
    位置するように鉛直方向に沿って配置した筒状部材と、
    筒状部材の内部に回転駆動可能な回転軸に固着して設け
    られるとともに古紙を出口端へ向かって押し出す押出ス
    クリューと、押出スクリューよりも出口端側に形成され
    るとともに押出スクリューによって押し出される古紙の
    移動を抑制する抑制手段とで構成した古紙の処理装置に
    おいて、 前記抑制手段として筒状部材の内径寸法が下方へ向かっ
    て順次に小さくなるテーパ部を形成し、筒状部材の内部
    で古紙が押出スクリューと共に回るのを防止するため
    に、筒状部材の内周面におけるテーパ部及びテーパ部の
    上方に筒状部材の長さ方向へ伸びる畝状の突起を形成し
    たことを特徴とする古紙の処理装置。
  3. 【請求項3】 前記テーパ部及び前記畝状の突起を形成
    した請求項1に記載の古紙の処理装置。
  4. 【請求項4】 前記筒状部材の下端から斜め下方へ向か
    って伸びたのちに、予め設置された容器の上部の開口部
    へ向かって斜め上方へ伸びるとともに横断面形状が略横
    コの字形の誘導ガイドを設けた請求項3に記載の古紙の
    処理装置。
JP12046694A 1994-06-02 1994-06-02 古紙の処理装置 Pending JPH07328470A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006181528A (ja) * 2004-12-28 2006-07-13 Fuji Xerox Engineering Co Ltd 細断処理装置
JP2008018390A (ja) * 2006-07-14 2008-01-31 Fuji Xerox Engineering Co Ltd 細断処理装置
JP2009148818A (ja) * 2007-11-27 2009-07-09 Eco Kk 繊維細片の圧縮固型化装置
CN113668709A (zh) * 2021-08-23 2021-11-19 长江精工钢结构(集团)股份有限公司 屋面主次结构组装单元整体吊装的施工方法
CN114481676A (zh) * 2022-02-11 2022-05-13 江苏富勤纸业有限公司 一种再生纸自动化处理装置

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