JPH07328406A - 撹拌装置 - Google Patents
撹拌装置Info
- Publication number
- JPH07328406A JPH07328406A JP15155394A JP15155394A JPH07328406A JP H07328406 A JPH07328406 A JP H07328406A JP 15155394 A JP15155394 A JP 15155394A JP 15155394 A JP15155394 A JP 15155394A JP H07328406 A JPH07328406 A JP H07328406A
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- Japan
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- hob
- cone
- shaped
- liquid
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 液体等の撹拌装置において、撹拌開始の初期
や容器内の液量が少ない場合の液体冷却を可能にし、又
液量が多い時にも充分な撹拌が行なわれる。 【構成】 逆円錐台形状筒体3aと、ホブ3bと、これ
ら筒体3aとホブ3bとの間を連結するブレード3cと
からなるコーン形翼を、該ホブ3bにおいて回転軸2の
下端部に固定する式の撹拌装置において、前記ブレード
3cの上方部3dを前記筒体3aの上縁より上方に突出
形成する。
や容器内の液量が少ない場合の液体冷却を可能にし、又
液量が多い時にも充分な撹拌が行なわれる。 【構成】 逆円錐台形状筒体3aと、ホブ3bと、これ
ら筒体3aとホブ3bとの間を連結するブレード3cと
からなるコーン形翼を、該ホブ3bにおいて回転軸2の
下端部に固定する式の撹拌装置において、前記ブレード
3cの上方部3dを前記筒体3aの上縁より上方に突出
形成する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は化学工業、薬品工業、食
品工業等において、容器中の液体等の混合、溶解、混
練、拡散などの処理に用いる撹拌装置に関する。
品工業等において、容器中の液体等の混合、溶解、混
練、拡散などの処理に用いる撹拌装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来この種の撹拌装置の1例として、図
4の如く逆円錐台形状筒体aと、ホブbと、これら筒体
aとホブbとの間を連結するブレードcとからなるコー
ン形翼を、該ホブにおいて回転軸dの下端部に固定した
ものが知られている。
4の如く逆円錐台形状筒体aと、ホブbと、これら筒体
aとホブbとの間を連結するブレードcとからなるコー
ン形翼を、該ホブにおいて回転軸dの下端部に固定した
ものが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】撹拌に際して化学反応
熱などにより液体の温度が上昇する場合に、容器内にコ
イル状の冷却パイプを設置すると共に該冷却パイプ内に
前記従来例の撹拌装置を配設しているが、撹拌開始の初
期や容器内の液量が少なくて液面が冷却パイプより低い
位置では、特に液粘度の高い場合液が前記逆円錐台形状
筒体aの内面を遠心力により上昇しても、該液は該筒体
aの上縁を越えて単に該筒体aの外方へ落下するのみ
で、液が充分には冷却パイプに届かず、撹拌される液体
の温度が上昇する不都合があった。
熱などにより液体の温度が上昇する場合に、容器内にコ
イル状の冷却パイプを設置すると共に該冷却パイプ内に
前記従来例の撹拌装置を配設しているが、撹拌開始の初
期や容器内の液量が少なくて液面が冷却パイプより低い
位置では、特に液粘度の高い場合液が前記逆円錐台形状
筒体aの内面を遠心力により上昇しても、該液は該筒体
aの上縁を越えて単に該筒体aの外方へ落下するのみ
で、液が充分には冷却パイプに届かず、撹拌される液体
の温度が上昇する不都合があった。
【0004】本発明はこの問題点を解決し、液面の低い
時でも又液面の高い時でも、液体の冷却や撹拌を効率良
く行ない、撹拌効果を充分発揮できる撹拌装置を提供す
ることを目的とする。
時でも又液面の高い時でも、液体の冷却や撹拌を効率良
く行ない、撹拌効果を充分発揮できる撹拌装置を提供す
ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の目的を達
成すべく逆円錐台形状筒体と、ホブと、これら筒体とホ
ブとの間を連結するブレードとからなるコーン形翼を、
該ホブにおいて回転軸の下端部に固定する式の撹拌装置
において、前記ブレードの上方部を前記筒体の上縁より
上方に突出形成したことを特徴とする。
成すべく逆円錐台形状筒体と、ホブと、これら筒体とホ
ブとの間を連結するブレードとからなるコーン形翼を、
該ホブにおいて回転軸の下端部に固定する式の撹拌装置
において、前記ブレードの上方部を前記筒体の上縁より
上方に突出形成したことを特徴とする。
【0006】
【作用】請求項1の撹拌装置において、コーン形翼の回
転に伴う遠心力により筒体の内周を上方に送られた液体
は、該筒体の上縁を越えて突出したブレードにより該筒
体の斜め上方向に飛散する。
転に伴う遠心力により筒体の内周を上方に送られた液体
は、該筒体の上縁を越えて突出したブレードにより該筒
体の斜め上方向に飛散する。
【0007】請求項2の撹拌装置において、コーン形翼
により飛散した液体が前記の冷却手段と衝突し、該冷却
手段に熱を奪われて液体の温度を下げる。
により飛散した液体が前記の冷却手段と衝突し、該冷却
手段に熱を奪われて液体の温度を下げる。
【0008】請求項3の撹拌装置において、前記冷却手
段が螺旋状のパイプからなるため、構造簡単で冷却効率
がよい。
段が螺旋状のパイプからなるため、構造簡単で冷却効率
がよい。
【0009】請求項4の撹拌装置において、前記容器内
の液面が高くなった場合、格子翼が撹拌に寄与する。
の液面が高くなった場合、格子翼が撹拌に寄与する。
【0010】請求項5の撹拌装置において、液面がコー
ン形翼の上縁上に至ると補助翼により直ちに撹拌され、
液の冷却が継続的に行われる。
ン形翼の上縁上に至ると補助翼により直ちに撹拌され、
液の冷却が継続的に行われる。
【0011】
【実施例】以下本発明の1実施例を図1乃至図3により
説明する。
説明する。
【0012】1は撹拌装置本体を示し、該撹拌装置本体
1は回転軸2とその下端部に固定したコーン形撹拌翼3
と該コーン形撹拌翼3の上方の該回転軸2に固定した格
子翼4とからなり、該コーン形撹拌翼3は図2及び図3
の如く逆円錐台形状筒体3aと、ホブ3bと、該筒体3
aと該ホブ3bとの間を放射状に連結する板状のブレー
ド3cとからなり、該ホブ3bにおいて前記回転軸2に
固定した。そして前記各ブレード3cはその上方部3d
を前記筒体3aより上方に突出した。
1は回転軸2とその下端部に固定したコーン形撹拌翼3
と該コーン形撹拌翼3の上方の該回転軸2に固定した格
子翼4とからなり、該コーン形撹拌翼3は図2及び図3
の如く逆円錐台形状筒体3aと、ホブ3bと、該筒体3
aと該ホブ3bとの間を放射状に連結する板状のブレー
ド3cとからなり、該ホブ3bにおいて前記回転軸2に
固定した。そして前記各ブレード3cはその上方部3d
を前記筒体3aより上方に突出した。
【0013】又前記格子翼4の下側の水平支持板4aに
は、下方に突出して下端が前記上方部3dの上端に近い
補助翼4bを具備している。
は、下方に突出して下端が前記上方部3dの上端に近い
補助翼4bを具備している。
【0014】5は冷却手段を示し、該冷却手段5は螺旋
状のパイプからなり、図1の如く容器6内において回転
軸2を囲むように前記筒体3aの上方部3dの位置から
上方へ配設した。
状のパイプからなり、図1の如く容器6内において回転
軸2を囲むように前記筒体3aの上方部3dの位置から
上方へ配設した。
【0015】次に上記実施例の撹拌装置の作用について
説明する。
説明する。
【0016】容器6内に所定の液体を流入しながら回転
軸2を回転し、図1の如く液面が冷却パイプ5よりも低
いaの位置にある場合、液体は遠心力によりコーン形翼
3の筒体3aの内面に沿って上昇し、ブレード3cの突
出部分3dによって斜め上方向に飛散し、冷却パイプ5
と接触して冷却される。
軸2を回転し、図1の如く液面が冷却パイプ5よりも低
いaの位置にある場合、液体は遠心力によりコーン形翼
3の筒体3aの内面に沿って上昇し、ブレード3cの突
出部分3dによって斜め上方向に飛散し、冷却パイプ5
と接触して冷却される。
【0017】その後液面が上昇し該筒体3aの上縁上に
至ると格子翼4の補助翼4bにより撹拌されて冷却パイ
プ5による冷却が継続され、その後液面の上昇により液
体が格子翼4自体によっても撹拌され、液面が高いbの
位置にある定常レベルになっても撹拌されながら冷却パ
イプ5により冷却が継続され、かくて液面がいずれの位
置にあっても反応熱を冷却により吸収しながら撹拌が行
われる。
至ると格子翼4の補助翼4bにより撹拌されて冷却パイ
プ5による冷却が継続され、その後液面の上昇により液
体が格子翼4自体によっても撹拌され、液面が高いbの
位置にある定常レベルになっても撹拌されながら冷却パ
イプ5により冷却が継続され、かくて液面がいずれの位
置にあっても反応熱を冷却により吸収しながら撹拌が行
われる。
【0018】尚、冷却手段として本実施例のコイル状冷
却パイプ以外にも、フィン付きのもの又は扁平管式の冷
却パイプ等いずれのものでもよい。
却パイプ以外にも、フィン付きのもの又は扁平管式の冷
却パイプ等いずれのものでもよい。
【0019】
【発明の効果】このように本発明の撹拌装置によれば撹
拌開始の初期や容器内の液量が少ない場合でも充分に液
体の冷却を行なうことができると共に、液量が多い時で
も効率良く充分な撹拌を行なうことができる効果を有す
る。
拌開始の初期や容器内の液量が少ない場合でも充分に液
体の冷却を行なうことができると共に、液量が多い時で
も効率良く充分な撹拌を行なうことができる効果を有す
る。
【図1】本発明の撹拌装置の1実施例の縦断面図であ
る。
る。
【図2】要部の正面図である。
【図3】要部の平面図である。
【図4】従来のコーン形翼の正面図である。
1 撹拌装置本体 2 回転軸 3 コーン形翼 3a 筒体 3b ホブ 3c ブレード 3d 上方部 4 格子翼 4a 水平部分 4b 補助翼 5 冷却手段
Claims (5)
- 【請求項1】 逆円錐台形状筒体と、ホブと、これら筒
体とホブとの間を連結するブレードとからなるコーン形
翼を、該ホブにおいて回転軸の下端部に固定する式の撹
拌装置において、前記ブレードの上方部を前記筒体の上
縁より上方に突出形成したことを特徴とする撹拌装置。 - 【請求項2】 前記回転軸の外方に冷却手段を配設した
ことを特徴とする請求項1に記載の撹拌装置。 - 【請求項3】 前記冷却手段は前記回転軸の周囲に配設
した螺旋状のパイプからなることを特徴とする請求項2
に記載の撹拌装置。 - 【請求項4】 前記コーン形翼の上方の前記回転軸に格
子翼を固定したことを特徴とする請求項1に記載の撹拌
装置。 - 【請求項5】 前記格子翼の下方水平部から補助翼を下
方に突設したことを特徴とする請求項4に記載の撹拌装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15155394A JPH07328406A (ja) | 1994-06-09 | 1994-06-09 | 撹拌装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15155394A JPH07328406A (ja) | 1994-06-09 | 1994-06-09 | 撹拌装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07328406A true JPH07328406A (ja) | 1995-12-19 |
Family
ID=15521043
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15155394A Pending JPH07328406A (ja) | 1994-06-09 | 1994-06-09 | 撹拌装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07328406A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2019234894A1 (ja) * | 2018-06-07 | 2019-12-12 | 佐竹化学機械工業株式会社 | 撹拌装置 |
-
1994
- 1994-06-09 JP JP15155394A patent/JPH07328406A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2019234894A1 (ja) * | 2018-06-07 | 2019-12-12 | 佐竹化学機械工業株式会社 | 撹拌装置 |
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