JPH07328100A - 滅菌・殺菌方法及び装置 - Google Patents
滅菌・殺菌方法及び装置Info
- Publication number
- JPH07328100A JPH07328100A JP6156354A JP15635494A JPH07328100A JP H07328100 A JPH07328100 A JP H07328100A JP 6156354 A JP6156354 A JP 6156354A JP 15635494 A JP15635494 A JP 15635494A JP H07328100 A JPH07328100 A JP H07328100A
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- JP
- Japan
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- electrolytic
- water
- sprayer
- disinfectant
- odor
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- Pending
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- Apparatus For Disinfection Or Sterilisation (AREA)
- Water Treatment By Electricity Or Magnetism (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目 的】 この発明は電解強酸性水を超音波式
噴霧器にて噴霧する滅菌・殺菌方法及び装置に関するも
のである。 【構 成】 電解水生成器で作られた電解強酸性
水が噴霧器に導入される構造とする。
噴霧器にて噴霧する滅菌・殺菌方法及び装置に関するも
のである。 【構 成】 電解水生成器で作られた電解強酸性
水が噴霧器に導入される構造とする。
Description
【発明の詳細な説明】 この発明は、電解強酸性水（ｐＨ２．７以下）を、超音
波式噴霧器で噴霧する滅菌・殺菌方法及び装置に関する
ものである。食品加工場（特に食肉・乳製品加工工場）
及び飲食店等は、食中毒対策として殺菌洗浄が特に必要
である。その対策として、一般にオゾン、塩素系薬品が
使用されてきたが、人体に有害であるため、無人の夜間
のみの使用に限定されているのが実状である。しかし細
菌の運び屋は人であり、人の出入りのある昼間の作業中
を常にクリーン化する必要があった。また近年、事務
所、工場、家庭で盛んに使用されるようになった超音波
式加湿器は、使用していると水槽内の水にヌメリが生
じ、細菌の巣ともなり、週一回程度の掃除が必要であ
り、健康増進の器具が不衛生で不便な器具でもあった。
本発明は電気分解で生成された電解強酸性水（ｐＨ２．
７以下）の消毒、洗浄効果に着目したものである。電解
強酸性水は、有機物に接触すると、即座に酸化還元電位
が戻り、ｐＨが中性になり毒性もなく、肌にふれても肌
荒れをすることもなく安全に安心して利用できる特徴が
ある。最近では病院の消毒薬として手を荒さない消毒薬
として重宝されている。本発明は、電解強酸性水を超音
波式噴霧器で室内または工場内全体に噴霧するものであ
る。医学文献に『電解強酸性水の抗微生物効果』等とし
て、その効果が発表されているが、当方の電解強酸性水
の殺菌効果について専門機関に依頼し、次のような結果
を得た。
波式噴霧器で噴霧する滅菌・殺菌方法及び装置に関する
ものである。食品加工場（特に食肉・乳製品加工工場）
及び飲食店等は、食中毒対策として殺菌洗浄が特に必要
である。その対策として、一般にオゾン、塩素系薬品が
使用されてきたが、人体に有害であるため、無人の夜間
のみの使用に限定されているのが実状である。しかし細
菌の運び屋は人であり、人の出入りのある昼間の作業中
を常にクリーン化する必要があった。また近年、事務
所、工場、家庭で盛んに使用されるようになった超音波
式加湿器は、使用していると水槽内の水にヌメリが生
じ、細菌の巣ともなり、週一回程度の掃除が必要であ
り、健康増進の器具が不衛生で不便な器具でもあった。
本発明は電気分解で生成された電解強酸性水（ｐＨ２．
７以下）の消毒、洗浄効果に着目したものである。電解
強酸性水は、有機物に接触すると、即座に酸化還元電位
が戻り、ｐＨが中性になり毒性もなく、肌にふれても肌
荒れをすることもなく安全に安心して利用できる特徴が
ある。最近では病院の消毒薬として手を荒さない消毒薬
として重宝されている。本発明は、電解強酸性水を超音
波式噴霧器で室内または工場内全体に噴霧するものであ
る。医学文献に『電解強酸性水の抗微生物効果』等とし
て、その効果が発表されているが、当方の電解強酸性水
の殺菌効果について専門機関に依頼し、次のような結果
を得た。
大腸菌に対する殺菌効果 使用培地 ＹＰＤ寒天培地 デゾキシコレート寒天培地 名古屋市水道局の水道水希釈で１０倍希釈（ｐＨ３）程
度まで効果がみられるが、５倍希釈（ｐＨ２．７）程度
で短時間（１分後）に大腸菌を死滅させる効果を測定し
た。電解強酸性水の抗微生物効果は、以下のような作用
によるものである。
度まで効果がみられるが、５倍希釈（ｐＨ２．７）程度
で短時間（１分後）に大腸菌を死滅させる効果を測定し
た。電解強酸性水の抗微生物効果は、以下のような作用
によるものである。
１．細菌の生活環境範囲（ｐＨ３〜ｐＨ１０）外のｐＨ
をもつ機能水である為、制菌能力がある。
をもつ機能水である為、制菌能力がある。
２．酸化還元電位が高いポテンシャルを持ち、細菌が生
育できる範囲をはるかに超えた値である。
育できる範囲をはるかに超えた値である。
３．酸性水に含まれる次亜塩素酸のはたらきによって、
あらゆる細菌が３０秒から３分の間に死滅するなど。
あらゆる細菌が３０秒から３分の間に死滅するなど。
本発明は、超音波式噴霧器で、本体水槽内の電解強酸性
水に１．７ＭＨｚ（毎秒１７０万回）の超音波を照射
し、粒径１ミクロン前後の酸性水の超微粒子を発生させ
るものである。発生した霧は、内臓ファンの気流によっ
て室内に直接噴霧され、空気中で速やかに拡散霧化し、
品物や床面を濡らすことなく机の下、ベッドの下など室
内全体にゆきわたり蒸発する。本発明の電解強酸性水を
超音波式加湿器に使用した場合の、落下菌数測定実験の
結果は次のようになった。ｐＨ２．７の酸性水を使用
し、エアコン暖房（２５℃）で６畳部屋の風下で落下菌
を測定した。直径８５ｍｍの寒天プレートへの落下菌数
の実測数は、 １．水道水加熱加湿部屋 ３個（バクテリア・カビ）／２時間 ２．酸性水超音波加湿部屋 ０個 ／１４時間 超音波加湿器の欠点であった水槽の微生物汚染、つまり
「ヌメリ」が全く無くなり、更に部屋を『無菌室』にす
ることが立証された。以上のごとく本発明の電解強酸性
水の噴霧方式は、極めて有効であることが実証できた。
超音波式噴霧器に電解酸性水を適宜供給するために、運
び込む労力、人や容器が出入りすることにともなって、
細菌の侵入にもつながる。そこで電解水生成器の電解水
を噴霧器に配管で接続し、自動的に供給することがより
望ましい。そこでより簡単な構造として、生成器の電解
水が直近に設置してある噴霧器の水槽に直結する構造と
し、前面に噴霧器（３）、背面に生成器（２）を配置し
た一体構造とし、この装置を天井近くに設置して、この
下部に制御装置（４）をつける構造とする。本装置は、
このような構造のため、２４時間連続運転が可能な装置
である。本発明の電解強酸性水噴霧方法は、殺菌力にお
いてオゾン、塩素系薬品に適いませんが、人畜無害であ
り、人に優しい消毒薬として利用出来ます。特に発酵室
等のカビの繁殖の著しい場所において、その拡大繁殖を
確実に抑制します。又、惣菜パンなどの包装室、洋菓子
工場等の冷房室の防カビ・滅菌用に最適であります。更
に、この電解強酸性水は、臭いが無く、臭気が付着する
恐れが全くありません。むしろ高レベルな酸化力によっ
て、すぐれた消臭効果も発揮します。又、加湿器の水槽
内水の「ヌメリ」も発生しなく、掃除が不用である。さ
らに、作業中でも装置の稼働が可能である。本装置は、
広大な工場等の細菌対策用の膜濾過方式に比べ格段の低
コストであり、小スペースに設置出来る。従って廉価に
「無菌室」を提供するもので食品工場、病室、農畜産業
は勿論、家庭で使用すれば、今話題になっているアレル
ギー源であるダニ対策としても有効である。以上のごと
く本発明の電解強酸性水を超音波噴霧器にて噴霧する滅
菌・殺菌方法及び装置は食品衛生、保健医療及び環境保
全等、多大な貢献をするものであることを強調するもの
である。
水に１．７ＭＨｚ（毎秒１７０万回）の超音波を照射
し、粒径１ミクロン前後の酸性水の超微粒子を発生させ
るものである。発生した霧は、内臓ファンの気流によっ
て室内に直接噴霧され、空気中で速やかに拡散霧化し、
品物や床面を濡らすことなく机の下、ベッドの下など室
内全体にゆきわたり蒸発する。本発明の電解強酸性水を
超音波式加湿器に使用した場合の、落下菌数測定実験の
結果は次のようになった。ｐＨ２．７の酸性水を使用
し、エアコン暖房（２５℃）で６畳部屋の風下で落下菌
を測定した。直径８５ｍｍの寒天プレートへの落下菌数
の実測数は、 １．水道水加熱加湿部屋 ３個（バクテリア・カビ）／２時間 ２．酸性水超音波加湿部屋 ０個 ／１４時間 超音波加湿器の欠点であった水槽の微生物汚染、つまり
「ヌメリ」が全く無くなり、更に部屋を『無菌室』にす
ることが立証された。以上のごとく本発明の電解強酸性
水の噴霧方式は、極めて有効であることが実証できた。
超音波式噴霧器に電解酸性水を適宜供給するために、運
び込む労力、人や容器が出入りすることにともなって、
細菌の侵入にもつながる。そこで電解水生成器の電解水
を噴霧器に配管で接続し、自動的に供給することがより
望ましい。そこでより簡単な構造として、生成器の電解
水が直近に設置してある噴霧器の水槽に直結する構造と
し、前面に噴霧器（３）、背面に生成器（２）を配置し
た一体構造とし、この装置を天井近くに設置して、この
下部に制御装置（４）をつける構造とする。本装置は、
このような構造のため、２４時間連続運転が可能な装置
である。本発明の電解強酸性水噴霧方法は、殺菌力にお
いてオゾン、塩素系薬品に適いませんが、人畜無害であ
り、人に優しい消毒薬として利用出来ます。特に発酵室
等のカビの繁殖の著しい場所において、その拡大繁殖を
確実に抑制します。又、惣菜パンなどの包装室、洋菓子
工場等の冷房室の防カビ・滅菌用に最適であります。更
に、この電解強酸性水は、臭いが無く、臭気が付着する
恐れが全くありません。むしろ高レベルな酸化力によっ
て、すぐれた消臭効果も発揮します。又、加湿器の水槽
内水の「ヌメリ」も発生しなく、掃除が不用である。さ
らに、作業中でも装置の稼働が可能である。本装置は、
広大な工場等の細菌対策用の膜濾過方式に比べ格段の低
コストであり、小スペースに設置出来る。従って廉価に
「無菌室」を提供するもので食品工場、病室、農畜産業
は勿論、家庭で使用すれば、今話題になっているアレル
ギー源であるダニ対策としても有効である。以上のごと
く本発明の電解強酸性水を超音波噴霧器にて噴霧する滅
菌・殺菌方法及び装置は食品衛生、保健医療及び環境保
全等、多大な貢献をするものであることを強調するもの
である。
【図 １】 本発明の側面図
２．電解水生成器 ３．超音波式噴霧器 ４．制御装置 ５．コード ６．霧出口 ７．水用ホース ８．水道水取入れ口
Claims (2)
- 【請求項 １】 噴霧器で電解強酸性水を噴霧する滅菌
・殺菌方法 - 【請求項 ２】 電解水生成器の強酸性水が噴霧器に導
入される構造の請求項１の滅菌・殺菌装置
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6156354A JPH07328100A (ja) | 1994-06-03 | 1994-06-03 | 滅菌・殺菌方法及び装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6156354A JPH07328100A (ja) | 1994-06-03 | 1994-06-03 | 滅菌・殺菌方法及び装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07328100A true JPH07328100A (ja) | 1995-12-19 |
Family
ID=15625926
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6156354A Pending JPH07328100A (ja) | 1994-06-03 | 1994-06-03 | 滅菌・殺菌方法及び装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07328100A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5932171A (en) * | 1997-08-13 | 1999-08-03 | Steris Corporation | Sterilization apparatus utilizing catholyte and anolyte solutions produced by electrolysis of water |
| US6623695B2 (en) | 1997-12-04 | 2003-09-23 | Steris Corporation | Chemical modification of electrochemically activated solutions for improved performance |
| KR100835727B1 (ko) * | 2006-10-24 | 2008-06-09 | 주식회사 미즈이엔지 | 복합전해조를 이용한 공기정화 습도조절기 |
-
1994
- 1994-06-03 JP JP6156354A patent/JPH07328100A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5932171A (en) * | 1997-08-13 | 1999-08-03 | Steris Corporation | Sterilization apparatus utilizing catholyte and anolyte solutions produced by electrolysis of water |
| US6623695B2 (en) | 1997-12-04 | 2003-09-23 | Steris Corporation | Chemical modification of electrochemically activated solutions for improved performance |
| KR100835727B1 (ko) * | 2006-10-24 | 2008-06-09 | 주식회사 미즈이엔지 | 복합전해조를 이용한 공기정화 습도조절기 |
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