JPH0732765B2 - Nmr装置に起因して生じる位相誤差を修正する方法 - Google Patents

Nmr装置に起因して生じる位相誤差を修正する方法

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JPH0732765B2
JPH0732765B2 JP3350377A JP35037791A JPH0732765B2 JP H0732765 B2 JPH0732765 B2 JP H0732765B2 JP 3350377 A JP3350377 A JP 3350377A JP 35037791 A JP35037791 A JP 35037791A JP H0732765 B2 JPH0732765 B2 JP H0732765B2
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    • G01R33/56554Correction of image distortions, e.g. due to magnetic field inhomogeneities caused by acquiring plural, differently encoded echo signals after one RF excitation, e.g. correction for readout gradients of alternating polarity in EPI

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は核磁共鳴画像形成方法お
よび装置に関するものである。更に詳しくいえば、本発
明はエコープレーナ法を用いてNMR画像を生ずる方法
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】磁気モーメントを有する核は、それが置
かれている磁界の向きに自身で整列しようとする。しか
し、そうしている時に核は、磁界の強さと特定の核種の
特性(核の磁気回転定数g)とに依存する特性角周波数
(ラーモア周波数)で、その向きを中心として歳差運動
を行う。この現象を示す核のことをここでは「スピン」
と呼ぶ。
【0003】人体組織のような物質が一様な磁界(分極
磁界B0 )にさらされると、組織内のスピンの個々の磁
気モーメントがこの分極磁界に整列しようとするが、そ
れを中心としてそれらのスピンの特性ラーモア周波数で
ランダムな順序で歳差運動する。分極磁界の向きに正味
の磁気モーメントMzが発生されるが、垂直平面または
水平面(x−y平面)内のランダムに向けられた磁気成
分が互いに打ち消し合う。しかし、物質、または組織
が、x−y平面内で、ラーモア周波数に近い磁界(励磁
磁界B1 )にさらされたとすると、整列させられた正味
のモーメントMzを回転させ、または「傾け」て、x−
y平面に入らせ、x−y平面内でラーモア周波数で回
転、または自転する正味の横方向磁気モーメントMtを
生ずる。正味の磁気モーメントMzが傾けられる程度、
したがって正味の横方向磁気モーメントMtの大きさ
は、励磁磁界B1 の加えられる時間の長さと、大きさに
主として依存する。
【0004】この現象の実際的な値は、励磁信号B1
終わった後の励磁されたスピンにより放出される信号中
にある。簡単な系においては、励磁されたスピンは受信
コイル中に振動する正弦波信号が誘起される。この信号
の周波数はラーモア周波数であり、それの初めの振幅A
0 は横方向磁気モーメントMtにより決定される。放出
信号の振幅Aは下の式のように時間tの経過につれて指
数的に減少する。 A=AOe-t/T*2 減衰定数1/T*2 は磁界の一様なT2 に依存する。それは
「スピン−スピン緩和」定数、または「横緩和」定数と
呼ばれる。T2 定数は、スピンの整列させられた歳差
が、完全に一様な磁界中の励磁信号B1 が除去された後
で位相外れが起こる指数的な率に逆比例する。
【0005】NMR信号の振幅Aに寄与する別の重要な
要因は、時定数T1 により特徴づけられるスピン−格子
緩和過程と呼ばれる。その過程は、磁気分極軸(z)に
沿う、正味の磁気モーメントMaそれの平衡値への復帰
を記述する。T1 時定数はT2 より長く、医療の対象で
あるほとんどの物質においてははるかに長い。
【0006】本発明にとくに関連するNMR測定は「パ
ルスNMR測定」と呼ばれる。そのようなNMR測定は
励磁期間と信号放出期間に分けられる。その測定は典型
的には周期的に行われ、NMR測定が数多く反復してな
され、各サイクル中に種々のデータを蓄積し、または対
象中の種々の場所に対して同じ測定を行う。多様な準備
励磁技術が知られている。それらの技術は、振幅、持続
時間、および向きが変化する励磁パルス(B1 )を1つ
または複数個加えることを含む。それらの励磁パルスは
狭い周波数スペクトラム(選択的励磁パルス)を有する
ことができ、または、ある共鳴周波数範囲にわたって横
方向磁化Mtを生ずる広い周波数スペクトラム(非選択
的励磁パルス)を持つことができる。従来の技術は、特
定のNMR現象を利用するために構成され、かつNMR
測定における特定の問題を解決する励磁技術で満ちてい
る。
【0007】画像を生ずるためにNMRを利用する時
は、対象の特定の場所からNMR信号を得るためにある
技術が採用される。典型的には、画像にすべき対象とす
る領域が、用いられる特定の局所化法に従って変化する
一連のNMR測定サイクルにより走査される。その結果
として受信したNMR信号のセットがデジタル化され、
処理され、多くの周知の再構成技術の1つを用いて画像
を再構成する。対象の特定の場所からNMR信号を取出
すためには、その走査を行うことがもちろん必要であ
る。これは、分極磁界B0 の向きと同じ向きを有する
が、x軸、y軸およびz軸にそれぞれ沿う傾きを有する
磁界(Gx,Gy,Gz)を採用することにより達成さ
れる。各NMRサイクル中にそれらの傾きの強さを制御
することにより、スピン励磁の空間分布を制御でき、結
果としてのNMR信号の場所を識別できる。
【0008】画像を構成するためのNMRデータは、多
数角度投射再構成およびフーリエ変換(FT)のよう
な、多くの利用できる技術の1つを用いて集めることが
できる。典型的には、それらの技術は、順次実現される
複数のビューで構成されるパルス列を含む。各ビューは
1つまたは複数のNMR実験を含むことができる。各N
MR実験は、空間情報を結果としてのNMR信号へ符号
化するために、少なくともRF励磁パルスと磁界の傾き
パルスを有する。1つのそのようなパルス列はこの分野
において、「スピンワープ」と呼ばれる。スピンワーク
技術は、雑誌「医学および生物学における物理学(Ph
ysics in Medicine and Bio
logy)」25巻(1980年)、751〜756ペ
ージ所載の「スピンワープNMR画像発生および人の全
身画像形成への応用(Spin Warp NMR I
maging and Applications t
oHuman Whole−Body Imagin
g)」と題する、ダブリュー・エー・エーデルスタイン
(WW.A.Edelstein)他の論文に記載され
ている。この技術は一連のパルス列を用いる。それらの
パルス列においては、各NMRスピンエコー信号を得る
前に、可変振幅位相符号化磁界の傾きパルスが加えられ
て、空間情報をその傾きの向きの信号へ位相符号化す
る。たとえば二次元実現(2DET)においては、1つ
の方向に沿って位相符号化の傾き(Gy)を加えること
により空間情報がその方向に符号化され、それから、位
相符号化の方向に直角な方向に読出し磁界の傾き(G
x)が存在する中でスピンエコー信号が得られる。各ス
ピンエコー獲得中に存在する読出し傾きにより、直交す
る方向に空間情報が符号化される。典型的な2DFTデ
ータ獲得シーケンスにおいては、一連のパルス列、また
はビュー、が行われて、位相符号化傾きパルスGyの大
きさがビューの列中で増加させられ(ΔGy)、NMR
データセットを生ずる。そのNMRデータセットから画
像全体を再構成できる。
【0009】以上述べたような従来のパルス列は優れた
画像を生じ、とくに対象が静止している時はそうであ
る。しかし、従来の走査は多くのパルス列を必要とする
のが普通で、そのために走査の完了に数分を要する。そ
の長い走査の間に、流体の流れ、呼吸、蠕動等のために
対象がしばしば動き、再構成された画像は人工的な動き
で損なわれる。この技術は、人工的な動きを減少する方
法、または動きと流れの影響を打ち消すためにNMRデ
ータを修正する方法で満たされている。
【0010】ピーター・マンスフィールド(Peter
Mansfield)によりエコー・プレーナパルス
シーケンスが提案された(J.Phys.C.10:L
55−L58,1977)1977年以来、NMR画像
データを短時間で得るという技術的概念が知られてい
る。標準的なパルスシーケンスとは対照的に、エコープ
レーナパルスシーケンスは各RF励磁パルスごとに1組
のNMR信号を生ずる。64個のビューの全走査を、持
続時間が20〜100ミリ秒である1つのパルスシーケ
ンスで行うことができるように、それらのNMR信号を
別々に位相符号化できる。エコープレーナ画像形成(E
PI)の利点は周知であって、EPIを臨床的に使用で
きるようにする方法および装置に対する必要性が長い間
感じられてきた。他のエコープレーナパルスシーケンス
が次の米国特許に開示されている。第4,678,99
6号、第4,733,188号、第4,716,369
号、第4,355,282号、第4,588,948
号。
【0011】EPI法の応用には多くの困難がある。そ
れらの困難には大きな振幅の磁界の傾きパルスに対する
必要と、それらの傾きパルスを迅速に切換える必要と、
磁界の一様性を向上させる必要と、信号対ノズル比を高
くする必要とが含まれる。歪みと画像の人工的な修正
は、最近改良されたハードウェアにより、EPI画像に
おいては大幅に減少させられているが、エコープレーナ
法により得られるNMRデータセットにおける位相誤差
はEPIの臨床への応用を制約し続けている。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】本発明目的は、エコ
ープレーナ・パルスシーケンスを用いて発生される映像
の質を向上させることであり、特に、NMR装置のシス
テム誤差に起因して生じる位相誤差を減しることであ
る。本発明の別の目的は、EPIデータセットに対して
より高度の位相修正を行うことである。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は、エコープレー
ナパルスシーケンスで得たNMR画像データを修正する
方法、およびとくにEPIデータセット中の位相誤差を
修正する方法に関するものである。この修正法は、EP
Iデータセットを得る過程と、EPIデータセットを得
るために用いられるのと同じエコープレーナパルスシー
ケンスを用いて発生される複数のデータ行で構成された
基準データセットを、位相符号化の傾きを適用すること
なしに、得る過程と、基準データセット中のデータ行を
フーリエ変換して変換された基準修正データセットを生
ずる過程と、位相修正のセットを計算する過程と、EP
Iデータセットをフーリエ変換する過程と、位相修正セ
ットを用いて、変換されたEPIデータセットを修正す
る過程と、修正されたEPIデータセットに対して第2
の直交フーリエ変換を行って画像データセットを生ずる
過程とを含む。
【0014】EPIデータセットに生ずる誤差の多くは
位相誤差として現われる。再構成される画像中でのスピ
ンの位置を決めるために、画像再構成では位相情報を用
いるから、位相誤差は画像をぼやけさせたり、ゴースト
を生じさせたり、その他の幾何学的ひずみおよび人工的
な陰影を生じさせたりすることがある。本発明に従っ
て、位相符号化用傾斜磁界を加えないことを除けばEP
Iデータセットを得るために用いられるのと同じエコー
プレーナ・パルスシーケンスを用いて基準データセット
得ることにより、それらの位相誤差の多くを別々に決
定できる。位相符号化用傾斜磁界を加えないで得た基準
データセットをフーリエ変換することにより、それから
位相誤差を測定できるようなデータを生ずる。それらの
位相誤差を各データ点に対して測定でき、平均値をデー
タセット中の偶数番号の行または奇数番号の行について
決定できる。それから、各データ点へ、またはデータ点
の各行へ修正位相を加えることにより、変換されたEP
Iデータセットが修正される。これにより、測定された
位相誤差がオフセットされる、すなわち零にされる。
【0015】基準データセットを得た後は、結果として
のデータアレイの選択されたサブセットのみがフーリエ
変換されて、それからより高次の位相誤差が測定される
データを生ずる。これがEPIデータセットを修正する
ためにデータが用いられる前に高い周波数変動を効果的
に除去する。
【0016】上記した目的、他の目的および本発明の利
点は以下の記述から明らかになる。以下においては添付
した図面を参照して説明がなされる。しかしながら、こ
の実施例は発明の技術的全範囲を示すものではなく、発
明の範囲の解釈に参照されるものである。
【0017】
【実施例】まず、本発明に組込まれ、「SIGMA」と
いう商標を付してゼネラル・エレクトリック社(Gen
eral Electric Company)により
販売されている好適なNMR装置の主な部品がブロック
図で示されている図1を参照する。この装置の全体の動
作は、メインコンピュータ101(データ・ゼネラル
(Data General)製のMV4000)を含
ストコンピュータ装置100により制御される。ホ
ストコンピュータ装置100はインターフェイス102
を含み、このインターフェイスを介して複数のコンピュ
ータ周辺装置およびその他のNMR装置部品がメイン・
コンピュータ101へ結合される。コンピュータ周辺装
置の中には磁気テープドライブ104がある。この磁気
テープドライブは、患者のデータと画像データをテープ
に記録するために、メインコンピュータ101の指令の
下に利用される。処理された患者データは画像ディスク
記憶装置110に記憶することもできる。得たNMRデ
ータを再処理し、画像を再構成するためにアレイプロセ
ッサ106が利用される。画像プロセッサ108の機能
は、拡大、画像比較、灰色調調整、および実時間データ
表示のような対話式映像表示処理を行うことである。ホ
ストコンピュータ装置100は生のNMRデータ(すな
わち、画像構成前の)を記憶する手段も含む。この手段
はディスクデータ記憶装置112を用いる。メインコン
ピュータ101へはオペレータコンソール116もイン
ターフェイス102により結合される。このオペレータ
コンソールは、患者の検査に関するデータと、較正、走
査の開始および終了のようなNMR装置の正しい動作の
ために必要な付加データとを入力する手段をオペレータ
へ提供する。オペレータコンソールはディスクまたは磁
気テープに記憶される画像を表示するためにも用いられ
る。
【0018】ホストコンピュータ装置100は、システ
ム制御器118と傾き増幅器装置128によりNMR装
置を制御する。内蔵されているプログラムの指令の下
に、ホストコンピュータ装置100は、直列通信ネット
ワーク103(イーサネットネットワークのような)に
より、当業者に周知のやり方で、システム制御器118
と通信する。システム制御器118は、パルス制御モジ
ュール(PCM)120、無線周波トランシーバ12
2、状態制御モジュール(SCM)124、電源126
のようなサブシステムをいくつか含む。PCU120
は、メインコンピュータ101によりプログラム制御の
下に発生された制御信号を利用して、傾きコイルの励磁
を制御するデジタル波形と、RF励磁パルスを変調する
ためにトランシーバ122で利用されるRF包絡線波形
とを発生する。傾き波形は傾き増幅器装置128へ加え
られる。その傾き増幅器装置はGx増幅器130と、G
y増幅器132と、Gz増幅器134とで構成される。
各増幅器130,132,134は、磁石組立体146
の一部である組立体136中の対応する傾きコイルを励
磁するために用いられる。励磁されると傾きコイルは磁
界の傾きGx,Gy,Gzを生ずる。
【0019】傾き磁界は、トランシーバ122と、RF
増幅器123と、RFコイル138とにより発生された
無線周波パルスに組合わされて利用され、空間情報を、
検査されている患者から出るNMR信号へ符号化する。
パルス制御モジュール120により供給された波形と制
御信号は、RF搬送波変調およびモード制御のためのト
ランシーバサブシステム122によって利用される。送
信モードにおいては、送信器は無線周波信号をRF電力
増幅器123へ供給する。そうするとそのRF電力増幅
器は、主磁石組立体146の内部に設けられているRF
コイル138を励磁する。患者内の励磁されたスピンに
より放射されたNMR信号は、送信に用いられたコイル
と同じコイル、または異なるコイルにより検出される。
信号はトランシーバ122の受信器部において検出さ
れ、増幅され、復調され、ろ波され、デジタル化され
る。処理された信号は、インターフェイス102とトラ
ンシーバ122を結合する専用の一方向高速デジタルリ
ンク105によりメインコンピュータ101へ送られ
る。
【0020】PCM120とSCM124は独立したサ
ブシステムであって、それら相互間と、メインコンピュ
ータ101と、患者位置ぎめ装置152のような周辺装
置とに対して直列リンク103により通信する。PCM
120とSCM124は、メインコンピュータ101か
らの指令を処理するための(インテル(Intel)8
086のような)16ビットマイクロプロセッサでおの
おの構成される。SCM124は、患者支持台位置と、
可動患者整列扇状光ビーム(図示せず)の位置とに関す
る情報を得る手段を含む。画像表示パラメータと画像再
構成パラメータを修正するために、その情報はメインコ
ンピュータ101により用いられる。SCM124は、
患者輸送および位置合わせ装置の作動のような諸機能も
開始する。
【0021】傾きコイル組立体およびRF送受信コイル
138は、分極磁界の発生に利用される磁石の穴の中に
設けられる。その磁束は主磁石組立体の一部を構成す
る。その主磁石組立体は患者整列装置148と、シムコ
イル電源140と、主磁石電源142とを含む。電源1
42は、磁石により発生された分極磁界を適正な動作強
度1.5テスラにするために用いられ、それから切離さ
れる。
【0022】外部からの干渉を最小にするために、磁石
と、傾きコイル組立体と、RF送受信コイルと、患者取
扱い装置で構成されているNMR装置の部品が高周波シ
ールド室144の中に納められる。シールド室全体を囲
む銅またはアルミニウムの網によりシールドが行われ
る。その網は装置により発生されたRF信号を包みこ
み、かつシールド室の外部で発生されたRF信号から装
置をシールドする。
【0023】とくに図1と図2を参照して、トランシー
バ122は、電力増幅器123を介してコイル138A
にRF励磁磁界B1 を生ずる部品と、コイル138Bに
誘導された結果としてのNMR信号を受ける部品とを含
む。RF励磁磁界のベース周波数すなわち搬送周波数が
周波数合成器200により発生される。この周波数合成
器は1組のデジタル信号をメインコンピュータ101か
ら通信リンク103を介して受ける。それらのデジタル
信号は、1ヘルツの分解能で出力端子201に生じさせ
るべき周波数を示す。その指令されたRF搬送波は変調
器202へ加えられ、そこで、線203を介して受けた
信号に応答して周波数変調および振幅変調される。その
結果として生じたRF励磁信号は、PCM120から線
204を介して受ける制御信号に応答してオン,オフさ
せられる。そのRF励磁信号は線205を介して送信減
衰器206へ供給され、その送信減衰器により減衰させ
られる。送信減衰器206はメインコンピュータ101
からデジタル信号を通信リンク103を介して受ける。
減衰されたRF励磁信号は、RF送信コイル138Aを
励振する電力増幅器123へ加えられる。
【0024】対象中の励磁されたスピンにより発生され
たNMR信号は受信コイル138Bによりピックアップ
されて、受信器および減衰器207の入力端子へ加えら
れる。受信器および減衰器207は、そのNMR信号を
増幅してから、メインコンピュータ101からリンク1
03を介して受けたデジタル減衰信号により定められる
量だけ減衰させられる。行われる特定の獲得により要求
される時間だけNMR信号が得られるように、受信器2
07はPCM120から線208を介して供給される信
号によってもオン,オフされる。
【0025】受けられたNMR信号は直角検出器209
により復調されて2つの信号I,Qになる。それらの信
号I,Qはアンチエイリアシングフィルタ216と21
7を介して一対のアナログ−デジタル変換器218へ結
合される。直角検出器209は第2の周波数合成器21
0からのRF基準信号も受ける。このRF基準信号は、
NMR信号のうち、送信されたRF搬送波と同相である
成分(I信号)の振幅と、NMR信号のうち、それに対
して直角位相である成分(Q信号)の振幅とを検出する
ために用いられる。
【0026】受けたNMR信号の成分IとQは、獲得期
間中に、A/D変換器218により128KHz〜1MHzの
サンプリング速度で連続的にサンプリングおよびデジタ
ル化される。NMR信号の成分IとQのおのおのに対し
て256個のデジタル数の群が同時に得られ、それらの
デジタル数は直列リンク105を介してメインコンピュ
ータ101へ送られる。
【0027】次に、本発明を実施するために上記NMR
装置において使用できる2種類のエコープレーナパルス
シーケンスが示されている図3A,Bを参照する。それ
ら2つの図は、対象に選択されたスライス中のスピンを
励磁するために、スライス選択Gz傾きパルス301の
存在する中で発生される選択性90゜RF励磁パルス3
00を用いる。Gz傾きパルス301の後にGzリフェ
イシング(riphasing)パルス302が続く。
このパルス302は周知のようにして動作して、以後の
位相符号化のために正しい位相が回復されるように、選
択されたスライス中の励磁されたスピンの位相を調整す
る。それと同時に、ディフェイシング(dephasi
ng)Gx傾きパルス303が発生され、Gy位相符号
化パルス304が発生される。次に、スライス選択Gz
傾きパルス306の存在の下において発生される選択性
180゜RF励磁パルスを加えることにより、横方向磁
化の向きが逆にされる。それから、極性が交番されて、
傾きが回復された対応する一連のエコー信号308を生
ずる。一連のGx読出し傾きパルス307を加えること
により、一連のNMR信号S(t)が得られる。
【0028】図3Aに示すパルスシーケンスにおいて
は、Gx読出しパルス307は離隔され、小さいGy位
相符号化パルス309がそれらの間で発生されて、得ら
れた各傾きエコー信号308を別々に位相符号化する。
獲得すべきデータの各ビューに対して、別々のGx読出
し傾きパルス307とGy位相符号化パルス309があ
る。好適な実施例においては、各パルスシーケンス中に
64のビューが得られ、1つのパルスシーケンスが励振
されて完全な走査のためのビューを得る。しかし、パル
スシーケンス当たりのビューの数と走査当たりのパルス
シーケンスの数は希望に応じて変えることができる。
【0029】図3Bに示すパルスシーケンスにおいて
は、交番するGx読出しパルス307の間に最小間隔が
あり、全データ獲得期間中に1つのGy位相符号化パル
ス310が加えられる。図3Aに示す実施例と同様に、
獲得すべきデータの各ビューに対して1つのGx読出し
パルス307と1つの結果エコー信号308がある。
【0030】用いられるエコープレーナパルスシーケン
スと無関係に、EPIデータのアレイ320が図4Aに
示すように得られる。好適な実施例においては、各傾き
エコー信号308は128〜1000KHz の率でサンプ
ルされて、アレイ320中に128個の複素データ点の
行を生ずる。全部で64個のビューが得られ、したがっ
て64のデータ行がアレイ320に格納される。EPI
データセット320内の複素データの各行が異なる位相
符号化値(ky 空間)において獲得され、複素データの
各列は異なるサンプリング時間で獲得される(kx 空
間)。図3Bのエコープレーナパルスシーケンスが用い
られるとすると、データ獲得中に常に変化する位相符号
化値の影響を打ち消すために、そのEPIデータを周知
のやり方で修正せねばならない。また、正のGx読出し
傾きパルスでなくて負のGx読出し傾きパルスで、各偶
数行に対するデータが得られるという事実を打ち消すた
めに、データをEPIアレイ320の偶数行に格納する
順序を逆にする。
【0031】二次元複素フーリエ変換を実行することに
より、獲得したEPIデータセット320から画像が発
生される。図4Bに示す64×128個の素子のハイブ
リッド空間アレイ321を発生するために、アレイ32
0の各行に対して第1のフーリエ変換が行われる。ハイ
ブリッド空間アレイ321内の各データ行は異なる位相
符号化値をいぜんとして表すが(ky 空間)、各データ
列は、読出し方向であるx軸に沿う特定の空間位置にお
ける信号を今は表す。それから、図4Cに示す64×1
28素子の画像アレイ322を生ずるために、第2の複
素フーリエ変換がハイブリッド空間アレイ321の各列
に対して行なわれる。画像アレイ322中の各データ行
は位相符号化y軸に沿う特定の空間位置を表し、各列は
読出しx軸に沿う特定の位置を表す。画像アレイ322
の各素子は、画像にされるスライス中の特定の位置、す
なわちvoxel、から出るNMR信号の実数成分と虚
数成分を示す。画像アレイ322中の対応する場所にお
けるNMR信号の大きさにより決定される値に、表示装
置における各画素の輝度を設定することにより通常の画
像が発生される。画像アレイ322中の各場所における
データの実数成分と虚数成分との自乗の和の平方根を求
めることにより、その大きさは計算される。
【0032】本発明により向けられる問題は、EPIデ
ータセット320を求めるやり方のために、EPIデー
タセット320中の誤差がひき起こされることである。
それらの誤差は、振動する読出し傾き、うず電流および
シムオフセットの誤差に起因する、得たデータの隣接す
る行の間の相対的な一時的ずれとして示される。その結
果、EPIアレイ320の与えられた列中の全てのデー
タ点は予測されたのと同じ水平空間周波数(すなわち、
kx 空間中の場所)を表さず、これはフーリエ変換によ
り、再構成された画像の水平方向における水平位相推移
へ変換される。EPIアレイ320の各列を下がる行か
ら行への直線位相誤差も存在することがある。その誤差
は再構成過程により対象垂直方向位置のずれへ変換する
ことができる。行方向と列方向のより高次の位相誤差も
存在することがあり、再構成された画像をぼけさせた
り、歪ませたりすることがある。本発明の目的はEPI
データセット320中に存在する誤差を決定し、画像の
再構成前に誤差を打ち消す、または「明らかにする」、
ことである。
【0033】とくに図1と図5を参照して、コンピュー
タ装置100に格納されて、画像を再構成するために必
要なデータを得、それを処理するためにNMR装置を動
作させるプログラムを実行することにより本発明は実現
される。プロセスにおける第1のステップは基準データ
を得ることである(ブロック401)。図3Aまたは3
Bのエコープレーナパルスシーケンスはこの獲得のため
に用いられるが、Gy位相符号化傾きパルスは発生され
ない。取られるサンプルと、得られるビューの数は画像
データを得るために用いられるそれと同じである。好適
な実施例においては、その結果として64×128の複
素数アレイが得られることになる。好ましくは、この基
準データは画像データを得るために用いられる測定条件
と同じ測定条件の下に得られるが、映像に対して、また
は較正手順の一部として時たまだけ基準走査を行うこと
により大きな改良を行うこともできる。
【0034】プロセスブロック402により示されてい
るように、得た基準データは、データアレイの負の読出
し傾き行に格納されているデータの順序を逆にし、デー
タ中の任意のdcオフセットを周知の方法の1つにより
差し引くことにより、修正される。それから、ブロック
403に示すように、得た基準データの各行に対して一
次元複素逆フーリエ変換を行い、ループに入る。そのル
ープにおいては変換された各行中の位相角が検査させ
る。
【0035】変換された基準データの典型的な行の位相
角θが図6に示されている。EPIデータ中に誤差がな
いとすると、位相角θをx軸の全範囲にわたって零にす
べきである。その代わりに、誤差は変化する位相を生ず
る。その変化する位相は、第1種の近似で、勾配φおよ
びオフセット(PO)を有する直線上にある。決定すべ
き修正値は、xの各値における位相誤差θを打ち消す位
相角である。再び図5を参照すると、これは、ブロック
405に示すように、測定された位相角のn行目を通る
直線の勾配φn をまず決定し、次に位相オフセット(P
O)を計算することにより、達成される。勾配φn はい
くつかのやり方で行うことができるが、好適な方法は、
1986年に、「SERMにおけるアブストラクト(A
bstract in SERM)」の1446ページ
所載の「NMR画像形成における新しい位相修正法(A
New Phase Correction Met
hod In NMR Imaging)」と題するシ
ー・ビー・アーン(C.B.Ahn)、オー・ナルミオ
グル(O.Nalcioglu)、ゼット・エイチ・チ
ョー(Z.H.Cho)の論文に示されている方法であ
る。行中の各隣接する点対(または囲む附近の点)を調
べて、それらの点が計算において考慮すべきしきい値に
合致するかどうかを判定する。好適な実施例において
は、点を含んでいる行中の最大値の25%のしきい値が
採用され、点対(または附近の点)中のいずれかの点が
このしきい値に合致するものとすると、それは無視され
る。データ点がしきい値の要求に合致すると、点対中の
第1の点に第2の点の共役が乗ぜられ(複素乗算)、2
つのデータ点の大きさの積でそれを除すことにより、結
果が正規化される。この過程は行中の各点対に対して反
復され、各結果を累積して複素和を形成する。この正規
化により、各行中の各点対がこの和に等しい重みを寄与
することが確保されるが、ある場合には、成分の大きさ
の関数としてのある重みづけが望ましいことがあること
が明らかである。別の方法は、明らかにされた位相置を
通る直線を、最小自乗適応法を用いて、適応させ、それ
からその直線の勾配を決定することである。用いられる
方法とは無関係に、勾配、または直線位相変化(φ)は
各行に対して計算されて、位相修正アレイ406に格納
される。
【0036】ブロック409に示すように、変換された
基準データの最後の行が調べられた後では、全ての修正
データが計算されている。好適な実施例においては、得
たデータの各行についての別々の修正が計算されること
が明らかである。これは場合に応じて変える必要はな
い。たとえば、全ての偶数行に対する1つの修正と、全
ての奇数行に対する1つの修正も計算および採用でき
る。
【0037】再び図5を参照して、今は、ブロック41
5において図3Aまたは図3Bのパルスシーケンスを用
いてEPIデータセットが得られる。この場合には、そ
れから画像を再構成できるEPIデータの64×128
アレイが得られるように、Gy位相符号化傾きパルスが
加えられる。ブロック416に示すように、次にEPI
データセットの各行に対して一次元逆フーリエ変換が行
われる。それから、行中の各データ点からの測定された
位相誤差θを差し引くことにより、変換されたEPIデ
ータセットの各行に対して位相修正が行われる。好適な
実施例においては、各データ点における測定された位相
誤差が、アレイ406と407中の値fとPOから下の
式のように決定される。 θn(x)=(x)φn+POn (1) 位相誤差θnは、ブロック417に示すように、変換さ
れたEPIデータアレイ中のそれの対応するデータ点の
位相から差し引かれ、それからブロック418に示すよ
うに、修正されたEPIデータアレイの各列に対して第
2の逆フーリエ変換が行われる。そうすると、修正さ
れ、変換されたEPIデータセットを用いて表示画像を
発生できる。たとえば、各データ点の実数部および虚数
部の自乗の和の平方根を計算し、ラスタメモリ中の対応
する画素の輝度値を計算するためにその平方根が用いら
れる。それらの輝度値はCRT表示装置へ出力されて、
それのスクリーン上の対応する画素の輝度を制御する。
【0038】本発明の別の実施例は、得たEPIデータ
セットの各行に対して第1種の修正を行い、また、より
高次の位相誤差に対してEPIデータセットの各素子に
対して修正を行う。とくに図7を参照して、別のプロセ
スの初めの方のステップは図5に示すプロセスの初めの
ステップと同じであることがわかる。更に詳しくいえ
ば、ブロック430において基準データセットが得ら
れ、それの1つおきの行の順序が逆にされ、64×12
8素子アレイの全体が、ブロック431に示すように、
行の方向に沿って逆フーリエ変換される。それから、ブ
ロック432に示すように、位相変化値φn のアレイと
位相オフセット値POnのアレイが上記のように計算さ
れる。この点において、プロセスは前記好適な実施例か
ら外れる。
【0039】図7のブロック433に示すように、位相
修正を計算するために用いられた基準データアレイその
ものに対して、位相修正φn とPOn がまず行われる。
これは、式1について先に述べたように、変換された基
準データアレイ中の各素子から全位相誤差θn を差し引
くことにより行われる。ブロック434に示すように、
修正された基準データが次に行方向に「k空間」へフー
リエ変換される。修正された基準データアレイは、第1
次の位相誤差の指示をもはや含まず、EPIデータセッ
ト中のより高次の位相誤差の大きさを決定するために採
用できる。
【0040】しかし、ブロック435に示すように、よ
り高次の位相誤差を計算する前に、修正された基準デー
タセットがろ波される。これは、64×128素子の修
正された基準データアレイの4〜16中央列以外の全て
の列の値を零にセットすることにより行われる。それか
ら、そのろ波され、修正された基準データアレイが、ブ
ロック436に示すように、行の方向に逆フーリエ変換
されて複素数の64×128素子のアレイを生ずる。こ
のアレイにおける各複素数の複素共役がブロック437
において計算され、次にブロック438に示すように、
アレイ素子の平均値に等しい複素数によりそれらの値を
除すことにより、それらの値は正規化される。このよう
にして、64×128素子の高次の位相誤差アレイ43
9が発生される。
【0041】再び図5を参照して、ブロック415にお
いてEPIデータセットが得られ、1つの例外をもって
上記のように処理される。ブロック417においてEP
Iデータセットに対して位相修正が行われると、各素子
に対して第1次の修正とより高次の修正が行われる。第
1次の修正は前記式(1)に関して上記のようにして行
われ、それから、EPIデータセットの各素子に、より
高次の位相誤差アレイ中の対応する素子が複素乗算され
る。それから、修正されたEPIデータセットが列の方
向にフーリエ変換され、表示を生ずるために用いられ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を用いるNMR装置のブロック図であ
る。
【図2】図1のNMR装置の一部を形成するトランシー
バの電気的ブロック図である。
【図3】本発明を実施するために用いられるエコープレ
ーナパルスの一つの波形図と別の波形図である。
【図4】図1の装置で得られるエコープレーナデータセ
ットから画像を再構成する時に発生されるデータ構造の
グラフ表現である。
【図5】本発明を実施するために図1のNMR装置によ
り実行されるプログラムの流れ図である。
【図6】本発明を実施する時に測定される位相誤差のグ
ラフ表現である。
【図7】本発明を実施するために図1のNMR装置によ
り実行される別のプログラムの流れ図である。
【符号の説明】
100 コンピュータ装置 101 CPU 106 アレイプロセッサ 108 画像プロセッサ 120 パルス制御モジュール 122 トランシーバ 124 状態および制御モジュール 128 傾き増幅装置 136 傾きコイル組立体 138 RF送/受信コイル 200 送信周波数合成器 202 変調器 207 受信器および減衰器 209 直角検出器 210 受信周波数合成器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ゲイリー・ハロルド・グラヴァ アメリカ合衆国 94025 カリフォルニア 州・メンロ パーク・ハーバード アヴェ ニュ・825 (56)参考文献 特開 昭62−231647(JP,A) 特開 昭64−86958(JP,A) MAGNETIC RESONANCE IN MEDICINE、13〜1! (1990)(米)P.162−169

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エコープレーナ・パルスシーケンスを用
    いてNMR画像データのアレイを得る際に、NMR装置
    に起因して生じる位相誤差を修正する方法において、a) 得られるNMR画像データのアレイにおける行毎
    に異なる位相符号化用傾斜磁界を与えるエコープレーナ
    ・パルスシーケンスを用いて、NMR装置により、複素
    NMR画像データ・アレイを得る過程と、 b) 前記の行毎に異なる位相符号化用傾斜磁界をほぼ
    ゼロに設定し、これ以外は同一のエコープレーナ・パル
    スシーケンスを用いてNMR装置により、複素NMR基
    準データ・アレイを得る過程と、 c) 複素NMR基準データ・アレイの各行をフーリエ
    変換して、変換した複素基準データ・アレイを生成する
    過程と、 d) 変換した複素基準データ・アレイの各行において
    データの相対位相を決定することにより、位相誤差のセ
    ットを計算する過程と、 e) 前記複素NMR画像データ・アレイの各行をフー
    リエ変換して、変換した複素NMR画像データ・アレイ
    を生成する過程と、 f) 変換した複素NMR画像データに対して、その複
    素値の位相を計算で得られた前記位相誤差のセットの関
    数として変更することにより、修正を施す過程と、 g) 変換した複素NMR画像データに対して修正を施
    したもののアレイの各列をフーリエ変換して、表示デー
    タ・アレイを生成する過程と、 h) 表示データ・アレイ を表示して画像を形成する過
    程とを備える、NMR装置に起因して生じる位相誤差を修正
    する方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の方法において、計算で得
    られた前記位相誤差のセットには、変換した複素基準デ
    ータ・アレイの行毎に独立の複素値が含まれており、変
    換した複素NMR画像データの行毎の複素値を、変換し
    た複素基準データ・アレイ中の対応する行についての位
    相誤差値の関数として変更することを特徴とする方法。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の方法において、複素NM
    R基準データ・ア レイの各行をフーリエ変換する前に、
    複素NMR基準データ・アレイの中央領域を囲むデータ
    点の複素値を零にセットしておくことを特徴とする方
    法。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の方法において、位相誤差
    のセットを計算する過程は、 変換した複素基準データ・
    アレイ中の各行に対して位相変化(φ)を計算し、変換
    した複素基準データ・アレイ中の各行に対して位相オフ
    セット(PO)を計算することにより行われることを特
    徴とする方法。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の方法において、各位相変
    化(φ)は、変換した複素基準データ・アレイの行中の
    複素データ点の位相を表す近似直線の勾配を示し、位相
    オフセット(PO)は、当該の行中の複素データ点の平
    均位相を示すことを特徴とする方法。
  6. 【請求項6】 請求項4記載の方法において、変換した
    複素NMR画像データに対して施される修正は、変換し
    た複素NMR画像データ・アレイの各行中の複素値の位
    相を、変換した複素基準データ・アレイの対応する行に
    ついて計算した位相変化(φ)と位相オフセット(P
    O)を用いて行うことを特徴とする方法。
  7. 【請求項7】 請求項6記載の方法において、変換した
    複素NMR画像データ・アレイの行中の複素値の変更
    は、各複素データ点の位相から、位相オフセット(P
    O)に等しい量と、複素NMR画像データの行中の複素
    データ点の位置を示す数を位相変化(φ)に乗じたもの
    に等しい量とを、減じることによって行われることを特
    徴とする方法。
  8. 【請求項8】 請求項1記載の方法において、位相誤差
    のセットを計算する過程は位相誤差の或る成分を構成
    する変換した複素基準データからの一次の位相訂正を計
    算し、 変換した複素基準データから一次の位相訂正を減
    じ、 訂正された変換した複素基準データの各行をフーリ
    エ変換して、訂正複素基準データ・アレイを生成し、
    正複素基準データの選択した要素を零にセットし、訂正
    複素基準データ・アレイの各行をフーリエ変換して、複
    素数の訂正アレイを生成し、 訂正アレイ中の各要素の複
    素共役値を計算して、位相誤差の他の成分を構成する高
    次の位相誤差を生成することにより行われることを特徴
    とする方法。
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