JPH07326162A - 光ディスク記録装置 - Google Patents

光ディスク記録装置

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JPH07326162A
JPH07326162A JP1321295A JP1321295A JPH07326162A JP H07326162 A JPH07326162 A JP H07326162A JP 1321295 A JP1321295 A JP 1321295A JP 1321295 A JP1321295 A JP 1321295A JP H07326162 A JPH07326162 A JP H07326162A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 少なくとも1つのプログラムが記録されたプ
ログラム領域と少なくとも1つの未記録領域とが離散的
に配置され光ディスクに対し、正確にそして迅速に他の
プログラムを未記録領域に記録可能となす。 【構成】 少なくとも1つのプログラムが記録されたプ
ログラム領域と少なくとも1つの未記録領域とが離散的
に配置され、且つ上記プログラムの始端アドレス及び終
端アドレスを少なくとも管理する目録管理領域6とを有
する光ディスク1に情報を記録する光ディスク記録装置
において、記録動作に先立って上記目録管理領域6に記
録されているアドレス情報に基づいて上記未記録領域の
始端位置を高速サーチする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、少なくとも1つのプロ
グラムが記録されたプログラム領域と少なくとも1つの
未記録領域とが離散的に配置され光ディスクにオーディ
オ信号を記録する光ディスク記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、オーディオ信号をデジタル信号に
変換して記録した光ディスクが用いられている。この再
生専用型の光では、通常、1のプログラムを構成する1
曲単位毎の全ての曲が連続して記録されており、通常の
再生を行った場合には、1曲のプログラムの再生が終わ
ると、そのまま再生動作が継続され、連続的に次の曲の
のプログラムの再生が行われるようにオーディオ信号の
記録が行われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そして、このような再
生専用型の光ディスクに加えて、ユーザにおいてオーデ
ィオ信号をデジタル信号の状態で記録可能となす光ディ
スク記録装置が提案されている。
【0004】ところが、このようなオーディオ信号をデ
ジタル信号の状態での記録を行う光ディスク記録装置で
は、全ての曲が連続して記録されるとは限らず、例えば
1曲目のプログラムと2曲目のプログラムとの間に未記
録部分が生じる場合が考えられる。この場合、連続的に
再生動作を行ったのでは、1曲目のプログラムが終了し
て2曲目のプログラムが開始されるまでの間、無音の部
分をずっと再生し続けることになってしまう。また、い
わゆる重ね記録、すなわち記録済みの部分の上から新た
に曲を記録し直したような場合には、新たに記録された
曲の後に元の曲が残っていると、その部分も再生してし
まうことになる。
【0005】また、オーディオ信号をデジタル信号の状
態で記録可能となす光ディスク記録装置にあっては、光
ディスクに少なくとも1曲の構成する1のプログラムが
記録されたプログラム領域と少なくとも1つの未記録領
域とが離散的に配置される。このようなプログラム領域
と少なくとも1つの未記録領域とが離散的に配置された
光ディスクに対しさらにオーディオ信号を記録する場合
に、円滑なオーディオ信号の記録操作を行うためには、
光ディスクの未記録部分の迅速な検出が必要となる。
【0006】そこで、本発明は、少なくとも1つのプロ
グラムが記録されたプログラム領域と少なくとも1つの
未記録領域とが離散的に配置され光ディスクに対し、正
確にそして迅速に他のプログラムを未記録領域に記録可
能となす光ディスク記録装置を提供することを目的に提
案されたものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係る光ディスク
記録装置は、上述したような目的を達成するため、少な
くとも1つのプログラムが記録されたプログラム領域と
少なくとも1つの未記録領域とが離散的に配置され、且
つ上記プログラムの始端アドレス及び終端アドレスを少
なくとも管理する目録管理領域とを有する光ディスクに
情報を記録する光ディスク記録装置において、記録動作
に先立って上記目録管理領域に記録されているアドレス
情報に基づいて上記未記録領域の始端位置を高速サーチ
するようにしたものである。
【0008】
【作用】本発明に係る光ディスク記録装置は、プログラ
ムを構成するオーディオの信号の記録動作に先立って、
プログラムの始端アドレス及び終端アドレスを少なくと
も管理する光ディスクの目録管理領域に記録されている
アドレス情報に基づいて未記録領域の始端位置の高速サ
ーチが行われ、この高速サーチ動作に続いて未記録領域
へのオーディオ信号の記録が行われる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図面を参照
しながら詳細に説明する。
【0010】まず、第2図を参照しながら本実施例にお
けるディスクについて説明する。第2図において、記録
ディスク1は、例えば、磁気光学効果を有する垂直磁化
膜を有する直径12cmの光磁気ディスクであり、線速度
一定(CLV)で回転駆動される。記録ディスク1上に
は、深さλ/8(λはレーザー光の波長)のプリグループ
2がスパイラル状に形成されており、このプリグループ
2の間のランド部には、円周方向に沿ってピット3によ
る凹凸パターンからなるエンボス領域4と光磁気記録の
行われるデータ記録領域5とが交互にそれぞれ等ピッチ
で設けられている。上記ピット3の深さはλ/4となって
いる。
【0011】ここで、第3図にコンパクトディスクのフ
ォーマットによって定められた1フレームの構成を示
す。1フレームは588チャンネルビットから成ってお
り、EFM(Eight to Fourteen Modulation)変調後
のデータによって構成されている。すなわち、1フレー
ムは、24ビットのフレーム同期信号と、14ビット
(1シンボル)のサブコードと、14×32ビット(3
2シンボル)の演奏情報等のデータ及びパリティによっ
て構成されている。但し、各シンボルの結合のために3
ビットずつのマージングビットが設けられており、合計
588ビットとなっている。
【0012】上述した1フレームを構成するデータのう
ちフレーム同期信号とサブコードは予め上記エンボス領
域4に凹凸パターンとして記録されており、演奏情報等
のデータおよびパリティを上記データ記録領域5に光磁
気記録として記録することができるようになっている。
なお、後述するように、エンボス領域4に予め記録され
るサブコードはQチャンネルのみであり、更に演奏エリ
アの始端から終端までの絶対的な時間情報である絶対ア
ドレス情報のみとなっている。
【0013】また、記録ディスク1の演奏エリアより内
周のリードイン部分には、少なくとも各曲に対応する曲
番号と開始時刻を示す開始アドレスと終了時刻を示す終
了アドレスの各情報の記録が可能な目録管理領域として
のTOC(Table of Contents)部6が設けられてい
る。このTOC部6に対しては勿論光磁気記録が行われ
る。また、上記TOC部6を除くリードイン部分にも上
記凹凸パターンから成るエンボス領域4が設けられてお
り、記録ディスク1を線速度一定で回転駆動するための
CLVサーボのリードイン部分からの開始を可能として
いる。このCLVサーボについては後に詳述する。
【0014】続いて、エンボス領域4における凹凸パタ
ーンの構成例について第4図を参照しながら説明する。
エンボス領域に凹凸パターンとして記録されるのは、前
述したように、フレーム同期信号とサーブコードの部
分、41ビット分である。但し、これには3ビットのマ
ージングビットが含まれている。1ビット目から24ビ
ット目まではフレーム同期信号となっており、コンパク
トディスクのフォーマットによる11T−11T−2T
の凹凸パターンによって構成されている。なお、Tはチ
ャンネルロック(4.3 2MHz )の一周期である。また、
25ビット目から27ビット目まではマージングビッ
ト,28ビット目から41ビット目まではサブコードと
なっている。ここで、記録されるサブコードはQチャン
ネルのみであり、更に、演奏エリアの始端から終端まで
の絶対時間情報のみである。正確に言うと、サブコード
として記録されるのは14ビット分であるが、情報とし
て記録したいのはQチャンネルのみであり、更に絶対時
間情報のみということである。上記絶対時間情報は、分
(AMIN),秒(ASEC),フレーム(AFRAM
E)から成っている。
【0015】エンボス領域の前端の立下り部分は光学ピ
ックアップ等により検出され、この検出出力がディスク
を線速度一定で回転駆動するためのCLVサーボやPL
L回路の位相比較のために用いられる。CLVサーボが
上記立下り部分の検出に基づいて行われるため、信頼性
の高い高精度のサーボを行うことができる。このよう
に、上記立下り部分は非常に重要であるため、エンボス
領域の1ビット目に相当するフレーム同期信号の頭の部
分は必ずピットとする必要がある。よって、コンパクト
ディスクのフォーマットによれば図示とは逆の凹凸パタ
ーンも考えられるが、本発明においては、11T−11
T−2Tのパターンを用いるとすれば、図示のように、
ピットで始まるパターンとする必要がある。
【0016】また、サブコード後の3ビットのマージン
グビットは必ずランドとしている。これは、レスポンス
の遅れ等の原因によりランド部分(マージングビット)
にピットの端部が入り込んだ場合、マージングビットの
部分でその影響を吸収して、その後の光磁気記録のなさ
れるデータ記録領域への符号間干渉を防止するためであ
る。また、コンパクトディスクのフォーマットにより、
ピット部分およびランド部分はそれぞれ3T〜11Tと
定められていることから、エンボス領域の最後尾にピッ
トが存在するときには、最短3Tとする必要がある。更
に、フレーム同期信号とサブコードの間のマージングビ
ットは、上記3T〜11Tの規則を考慮して決定され
る。
【0017】上記サブコードは、Qチャンネルのみで良
いことから、具体的には、Q=0,Q=1に対応するパ
ターンをそれぞれ128通りのパターンの中から1つず
つ選べば良いことになる。これにより、クロック(ビッ
トクロック)成分が最大のものを選ぶことができる。一
例として、第5図 (A)〜第5図(D)に示すような4
通りのパターンのみでエンボス領域のすべてを構成する
ことができる。すなわち、サブコードのブロック同期信
号S0,S1 は、それぞれ第5図 (A),第5図(B)に
示すような凹凸パターンによって構成される。また、Q
=0の場合は第5図 (C)に示すような凹凸パターンに
よって、Q=1の場合は第5図 (D)に示すような凹凸
パターンによってそれぞれ構成される。Q=0およびQ
=1の場合には、クロック成分が最大となるように3T
のくり返しパターンが用いられている。なお、フレーム
同期信号のパターンは勿論共通化されている。
【0018】さらに、エンボス領域の前端の立下り部分
により、フレーム同期信号であることが判別可能である
とすれば、フレーム同期信号は11T−11T−2Tの
パターンである必要はなく、3Tのくり返しパターンと
することができる。一例として、第5図 (C)に示した
Q=0の場合のパターンを第5図 (C´)に示す。これ
によって、更にクロック成分を増加させることができ、
クロック再生に有利となり、ビット復調のPLL回路が
構成し易くなる。但し、この場合には、3Tのくり返し
パターンを検出したら、これを11T−11T−2Tの
パターンに変換してEFMデコーダに入力することが必
要である。なお、第5図 (C)と第5図(C´)とで、
マージングビットのパターンが異なっているのは言うま
でもないことである。
【0019】次に、上述した記録ディスク1を用いて音
声信号の記録及び再生を行うディスク記録再生装置の構
成について第1図を参照しながら説明する。第1図にお
いて、記録ディスク1はモータ11によって線速度一定
で回転駆動される。光学ヘッド12はレーザーダイオー
ド、フォトディテクタ及びレンズやハーフミラー等の光
学部品から構成され、記録ディスク1に対して光ビーム
を照射することによりオーディオ信号を含む情報信号の
記録・再生が行われる。また、記録ディスク1を挾んで
光学ヘッド12に対向して、外部磁場を印加するための
磁石13が設けられている。この磁石13は情報信号の
消去時と記録時とで磁極の向きが反転するように制御さ
れる。
【0020】光学ヘッド12によって読み出されたRF
信号のうち上記エンボス領域4に対応する信号はエンボ
ス再生アンプ14に送られる。また、光磁気記録のなさ
れる上記TOC部6及びデータ記録領域5に対応する信
号はMO再生アンプ15に送られる。上記エンボス再生
アンプ14からの絶対時間情報である絶対アドレス情報
はデコーダ16にてデコードされた後、マイクロコンピ
ュータ17に送られる。一方、MO再生アンプ15から
の出力は、再生信号処理回路18に送られ所定の信号処
理が行われる。そして、この再生信号処理回路18か
ら、TOC部6に記録されている情報、すなわち各曲に
対応する曲番号と開始時刻と終了時刻の各情報は記憶素
子であるバッファメモリ19に送られる。上記各情報は
ディスク1の装着時にバッファメモリ19に書き写され
る。また、再生信号処理回路18から、データ記録領域
5に記録されている演奏情報はD/Aコンバータ(デジ
タル/アナログ変換器)20に送られ、アナログ量に変
換された後、バッファアンプ21を介して端子22から
再生音声信号SO として出力される。
【0021】一方、記録時においては、端子23に記録
しようとするオーディオ信号SI が供給される。この信
号SI はバッファアンプ24を介してA/Dコンバータ
(アナログ/デジタル変換器)25に送られ、デジタル
量に変換される。A/Dコンバータ25からの演奏情報
は記録信号処理回路26に送られ所定の信号処理が施さ
れた後、記録アンプ27を介して光学ヘッド12に送ら
れ、ディスク1のデータ記録領域5に記録されるように
なっている。また、この記録時において、上記A/Dコ
ンバータ25からの出力はマイクロコンピュータ17に
も送られ、信号の有無すなわち曲間の無音部分の検出が
自動的に行われる。この無音部分の検出結果に基づき、
曲番号とこの曲の開始アドレスとしての開始時刻と終了
アドレスとしての終了時刻の各情報がバッファメモリ1
9に書き込まれる。上記各情報のバッファメモリ19へ
の書き込みは、操作キー28によりマニュアル的に行う
ことも可能である。表示器29は、曲番号、開始時刻、
終了時刻等の表示、また、記録(録音)作業に先立って
記録ディスク1上の記録可能な未記録部分の長さ、すな
わち残り時間等の表示を行うものである。
【0022】また、本実施例においては、記録ディスク
1を装置から取り出す直前に、マイクロコンピュータ1
7によって、バッファメモリ19に記憶されている曲番
号情報の整理が行われ、該バッファメモリ19からの各
情報が記録信号処理回路26、記録アンプ27を介して
光学ヘッド12に送られ、ディスク1のTOC部6に記
録される。
【0023】なお、記録ディスク1のエンボス領域4に
よる絶対時間情報は、記録時においても、マイクロコン
ピュータ17に供給されることは勿論である。
【0024】次に、通常の記録時の動作の一例を第6図
に示すフローチャートに従って説明する。
【0025】まず、記録ディスク1が装着されると、記
録ディスク1のTOC部6に記録されている情報がバッ
ファメモリ19に書き写される(ステップ101,ステ
ップ102)。次に、1曲目の曲番号の情報と開始時刻
の情報がバッファメモリ19に書き込まれ(ステップ1
03)、録音動作が開始される(ステップ104)。次
に、3秒間以上の無音部分が存在するか否かの検出が行
われる(ステップ105)。3秒間以上の無音部分が検
出されるまではこのステップ105がくり返し実行され
るが、検出されると、無音部分の最初の絶対時間情報+
1秒が1曲目の終了時刻とされ、この情報がバッファメ
モリ19に書き込まれる(ステップ106)。次に、上
記無音部分の最後の絶対時間情報−1秒が2曲目の開始
時刻とされ、2曲目の曲番号の情報と共にバッファメモ
リ19に書き込まれ(ステップ107)、2曲目の録音
が連続的に行われる。次に、ステップ105と同様に、
3秒間以上の無音部分が存在するか否かの検出が行われ
る(ステップ108)。以下、1曲目の場合と同様の処
理が2曲目以降についても行われる。そして、録音が終
了すると(ステップ109)、バッファメモリ19に記
憶されている曲番号の整理が行われる(ステップ11
0)。ここで、曲番号の整理とは、録音済みのディスク
に重ね記録した場合の曲番号のダブリをなくしたり、頭
の欠けた前の曲を登録から抹消したりすることである。
また、曲番号は、記録済み部分の絶対時間情報の若い順
に振り分けられることになる。そして、曲番号が整理さ
れた後、バッファメモリ19の情報がディスク1のTO
C部6に記録されるようになっている(ステップ11
1)。
【0026】続いて、通常の再生時の動作の一例を第7
図のフローチャートに従って説明する。まず、ディスク
1が装着されると、ディスク1のTOC部6に記録され
ている情報がバッファメモリ19に書き写される。(ス
テップ201,ステップ202)。次に、1曲目の開始
時刻の位置へサーチが行われ(ステップ203)、再生
動作が開始される(ステップ204)。次に、現在の絶
対時間情報が1曲目の終了時刻の情報と一致しているか
否かの検出が行われる(ステップ205)。一致が検出
されるまではこのステップ205がくり返し実行される
が、検出されると、2曲目の開始時刻と1曲目の終了時
刻との差が3秒を超えているか否かの判別がなされる
(ステップ206)。3秒を超えている場合には、2曲
目の開始時刻の位置へサーチが行われ(ステップ20
7)、また、3秒を超えていない場合には、サーチ無し
で連続的に2曲目の再生が行われる。次に、現在の絶対
時間情報が2曲目の終了時刻の情報と一致しているか否
かの検出が行われる(ステップ208)。以下、1曲目
の場合と同様の処理が2曲目以降についても行われる。
具体的には、例えば次のような効果が得られる。現在、
ディスク1には第8図(A)に示すようなパターンで4
曲が記録されているとする。2曲目と3曲目の間は未記
録部分となっており、また、3曲目が重ね記録された結
果、4曲目との間に元の曲が残っている。なお、図中
「S」は曲の開始時刻(開始点)を示しており、「E」
は曲の終了時刻(終了点)を示している。このようなパ
ターンで記録されているディスクであっても、上述した
光ディスク記録再生装置によれば、第8図(B)に示す
ように、あたかも未記録部分や元の曲の残りの部分が存
在しないかのように、1曲目から4曲目までを連続的に
再生することができる。これは、勿論、未記録部分や前
の曲の残りの部分をジャンプして、次の曲の開始時刻の
位置を高速サーチする動作が行われることにより達成さ
れる。すなわち、第1図に示す光ディスク記録再生装置
においては、光学ヘッド12が未記録部分や前の曲の残
りの部分の記録トラックをジャンプし、次の曲の開始時
刻の位置をサーチする高速サーチするように移動制御さ
れる。
【0027】また、第6図のフローチャートには図示を
省略したが、第1図に示す光ディスク記録再生装置にお
いては、記録(録音)作業に先立って記録ディスク1上
の記録可能な未記録部分の長さ(残り時間)が表示器2
9にて表示され、この未記録部分の頭の位置まで高速サ
ーチが行われるように構成されており、手間をかけずに
手早く未記録部分を見つけることができ、効率が良い。
また、未記録部分が何ヶ所も存在するような場合には、
より複雑な制御が必要となるが、最も簡単化するには、
記録済みの終了時刻情報のうち最大のものを未記録部分
の始まりとすれば良い。
【0028】
【発明の効果】上述したように、本発明に係る光ディス
ク記録装置は、プログラムを構成するオーディオの信号
の記録動作に先立って、プログラムの始端アドレス及び
終端アドレスを少なくとも管理する光ディスクの目録管
理領域に記録されているアドレス情報に基づいて未記録
領域の頭の位置の高速サーチが行い、この高速サーチ動
作に続いて未記録領域へのオーディオ信号の記録が行わ
れるので、少なくとも1つのプログラムが記録されたプ
ログラム領域と少なくとも1つの未記録領域とが離散的
に配置され光ディスクの未記録領域に迅速且つ正確に他
のプログラムを構成するオーディオ信号の記録が可能と
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用された光ディスク記録再生装置の
一実施例を示すブロック回路図である。
【図2】図1に示す光ディスク記録再生装置に用いられ
る光ディスク及びその演奏エリアの一部を拡大して示す
模式図である。
【図3】エンボス領域及びデータ記録領域に記録される
データの構成を示す図である。
【図4】エンボス領域における凹凸パターンの構成例を
示す図である。
【図5】図4に示す凹凸パターンの具体的な構成例を示
す図である。
【図6】通常のオーディオ信号の記録時の動作の一例を
説明するためのフローチャートである。
【図7】通常の再生時の動作の一例を説明するためのフ
ローチャートである。
【図8】本発明に係る光ディスク記録再生装置によりオ
ーディオ信号が記録された光ディスクを再生する状態を
具体的に説明するための模式図である。
【符号の説明】
1 記録ディスク 3 ピット 4 エンボス領域 5 データ記録領域 6 TOC部 12 光学ヘッド 13 外部磁界を印加する磁石 17 マイクロコンピュータ 19 バッファメモリ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも1つのプログラムが記録され
    たプログラム領域と少なくとも1つの未記録領域とが離
    散的に配置され、且つ上記プログラムの始端アドレス及
    び終端アドレスを少なくとも管理する目録管理領域とを
    有する光ディスクに情報を記録する光ディスク記録装置
    において、 記録動作に先立って上記目録管理領域に記録されている
    アドレス情報に基づいて上記未記録領域の始端位置を高
    速サーチすることを特徴とする光ディスク記録装置。
JP7013212A 1995-01-30 1995-01-30 光ディスク記録装置 Expired - Lifetime JP2852006B2 (ja)

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59213080A (ja) * 1983-05-19 1984-12-01 Fujitsu Ltd 光デイスクのデ−タ管理方式

Patent Citations (1)

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JPS59213080A (ja) * 1983-05-19 1984-12-01 Fujitsu Ltd 光デイスクのデ−タ管理方式

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