JPH07325608A - 対話形数値制御装置 - Google Patents

対話形数値制御装置

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JPH07325608A
JPH07325608A JP12095694A JP12095694A JPH07325608A JP H07325608 A JPH07325608 A JP H07325608A JP 12095694 A JP12095694 A JP 12095694A JP 12095694 A JP12095694 A JP 12095694A JP H07325608 A JPH07325608 A JP H07325608A
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JP
Japan
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machining
shape
screen
numerical control
program
Prior art date
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Pending
Application number
JP12095694A
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English (en)
Inventor
Satoru Shinozaki
了 篠崎
Yuji Deguchi
裕二 出口
Noritake Nagashima
範武 長島
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Fanuc Corp
Original Assignee
Fanuc Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 マシニングセンタ用の加工形状の描画を表示
する対話形数値制御装置において、U軸を使用した加工
での加工形状をより正確に確認することができるように
する。 【構成】 マシニングセンタ用のU軸方向の指令が含ま
れた加工プログラム1をプログラム実行手段2が読み込
んで実行すると、実行された内容に従って外観形状描画
生成手段3がワークの外観の加工形状変化を示す外観形
状描画データを生成する。一方、その外観形状描画デー
タに対応してU軸制御される工具による加工部分の断面
形状変化を示す断面形状描画データを断面形状描画生成
手段4が生成する。表示制御手段5は、外観形状描画デ
ータおよび断面形状描画データを同一画面で表示可能に
合成して表示画面6上に表示を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はマシニングセンタ用の加
工形状の描画を表示する対話形数値制御装置に関し、特
にU軸移動機能を有する対話形数値制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、対話形数値制御装置では、画面を
介して対話形式でプログラム入力ができるようになって
いる。また、この対話形数値制御装置では、作成したプ
ログラムによる加工形状の描画を行う。この描画内容と
しては、最終的な仕上がり形状を表示する完成図表示
や、シミュレーション時にプログラムの実行過程におけ
るワークの形状変化を示す形状変化表示等がある。
【0003】このような加工形状描画の具体的な表示方
法については、対話形数値制御装置に接続されている工
作機械の種類によって異なるが、マシニングセンタの場
合には、ワーク全体を斜視図の状態で表示するようにし
ている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、最近、マシ
ニングセンタの穴空け加工においては、切削工具をU軸
方向、すなわち工具の刃先を回転の径方向に移動させる
ことにより、旋盤加工に似た加工を行えるようになって
いる。しかし、従来のマシニングセンタの加工形状描画
は、斜視図の状態でしか表示されなかったので、穴空け
加工の場合には、その穴の位置や大きさ程度しか表示さ
れなかった。したがって、穴の正確な加工形状等を画面
上で確認することができなかった。
【0005】本発明はこのような点に鑑みてなされたも
のであり、マシニングセンタでのU軸を使用した加工で
の加工形状をより正確に確認することのできる対話形数
値制御装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明では上記課題を解
決するために、マシニングセンタ用の加工形状の描画を
表示する対話形数値制御装置において、前記マシニング
センタ用のU軸方向の指令が含まれた加工プログラムを
読み込んで実行するプログラム実行手段と、前記実行さ
れた内容に従ってワークの外観の加工形状変化を示す外
観形状描画データを生成する外観形状描画生成手段と、
前記外観形状描画データに対応して前記U軸制御される
工具による加工部分の断面形状変化を示す断面形状描画
データを生成する断面形状描画生成手段と、前記外観形
状描画データおよび前記断面形状描画データを同一画面
で表示可能に合成して表示画面上に表示を行う表示制御
手段と、を有することを特徴とする対話形数値制御装置
が提供される。
【0007】
【作用】マシニングセンタ用のU軸方向の指令が含まれ
た加工プログラムをプログラム実行手段が読み込んで実
行すると、実行された内容に従って外観形状描画生成手
段がワークの外観の加工形状変化を示す外観形状描画デ
ータを生成する。一方、その外観形状描画データに対応
してU軸制御される工具による加工部分の断面形状変化
を示す断面形状描画データを断面描画生成手段が生成す
る。表示制御手段は、外観形状描画データおよび断面形
状描画データを同一画面で表示可能に合成して表示画面
上に表示を行う。
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。図1は本実施例の対話形数値制御装置の機能の
概念を示す図である。マシニングセンタ用のU軸方向の
指令が含まれた加工プログラム1をプログラム実行手段
2が読み込んで実行すると、実行された内容に従って外
観形状描画生成手段3がワークの外観の加工形状変化を
示す外観形状描画データを生成する。一方、その外観形
状描画データに対応してU軸制御される工具による加工
部分の断面形状変化を示す断面形状描画データを断面形
状描画生成手段4が生成する。表示制御手段5は、外観
形状描画データおよび断面形状描画データを同一画面で
表示可能に合成して表示画面6上に表示を行う。
【0009】図2は本実施例の対話形数値制御装置のハ
ードウェアの概略構成を示すブロック図である。対話形
数値制御装置は、プロセッサ11を中心に構成されてい
る。プロセッサ11は、ROM12に格納されたシステ
ムプログラムに従って対話形数値制御装置全体を制御す
る。このROM12には、EPROMあるいはEEPR
OMが使用される。システムプログラムとしては、後述
するCRT/MDIユニット20で対話形式で加工プロ
グラムを入力したり、加工形状描画を行うためのプログ
ラムも含まれている。
【0010】RAM13にはSRAM等が使用され、一
時的な計算データ、表示データ、入出力信号等が格納さ
れる。不揮発性メモリ14には、図示されていないバッ
テリによってバックアップされたCMOSが使用され、
電源切断後も保持すべきパラメータ、加工プログラム、
工具補正データ、ピッチ誤差補正データ等が記憶され
る。
【0011】CRT/MDIユニット20は、対話形数
値制御装置の前面あるいは機械操作盤と同じ位置に配置
され、データおよび図形の表示、加工プログラムや他の
データ入力、対話形数値制御装置の運転に使用される。
グラフィック制御回路21は数値データおよび図形デー
タ等のディジタル信号を表示用のラスタ信号に変換し、
表示装置22に送り、表示装置22はこれらの数値およ
び図形を表示する。表示装置22には、CRTあるいは
液晶表示装置が使用される。この表示装置22には、後
述する加工形状描画が表示される。
【0012】キーボード23は、数値キー、シンボリッ
クキー、文字キーおよび機能キーから構成され、加工プ
ログラムの作成、編集および対話形数値制御装置の運転
に使用される。ソフトウェアキー24は表示装置22の
下部に設けられ、その機能は表示装置に表示される。表
示装置の画面が変化すれば、表示される機能に対応し
て、ソフトウェアキーの機能も変化する。
【0013】軸制御回路15は、プロセッサ11からの
軸の移動指令を受けて、軸の移動指令をサーボアンプ1
6に出力する。サーボアンプ16はこの移動指令を増幅
し、工作機械30に結合されたサーボモータを駆動し、
工作機械30の工具とワークの相対運動を制御する。工
作機械30は、3軸方向に加えて工具をU軸方向に制御
する機構を有している。なお、軸制御回路15およびサ
ーボアンプ16は、サーボモータの軸数に対応した数だ
け設けられる。
【0014】PMC(プログラマブル・マシン・コント
ローラ)18は、プロセッサ11からバス19経由でM
(補助)機能信号、S(スピンドル速度制御)機能信
号、T(工具選択)機能信号等を受け取る。そして、こ
れらの信号をシーケンス・プログラムで処理して、出力
信号を出力し、工作機械30内の空圧機器、油圧機器、
電磁アクチュエイタ等を制御する。また、工作機械30
内の機械操作盤のボタン信号、スイッチ信号及びリミッ
トスイッチ等の信号を受けて、シーケンス処理を行い、
バス19を経由してプロセッサ11に必要な入力信号を
転送する。
【0015】なお、図2ではスピンドルモータ制御回路
及びスピンドルモータ用アンプ等は省略してある。
【0016】また、上記の例ではプロセッサ11は1個
で説明したが、複数のプロセッサを使用してマルチプロ
セッサ構成にすることもできる。次に本実施例の対話形
数値制御装置における加工形状描画の具体的な方法を示
す。
【0017】図3は加工形状描画画面の初期画面の一例
を示す図である。表示装置22に表示画面22a上に
は、加工形状描画画面40が表示される。加工形状描画
画面40は、主にソリッド描画画面41と断面形状描画
画面42とからなり、これらは左右にそれぞれ領域区分
されている。ここで、ソリッド描画とは、工具によって
ワークが削りとられる様子を連続的に表示する外観形状
描画のことをいう。ソリッド描画画面41および断面形
状描画画面42の下部にはメニュー選択部43が設けら
れている。このメニュー選択43は、複数のメニュー表
示部43a〜43jからなり、上部の画面内容に従って
切り換えられる。メニュー表示部43a〜43jの各メ
ニューは、図2で示したソフトウェアキー24の対応す
るキーを押すことにより選択され、その指令内容が実行
される。
【0018】初期画面では、ソリッド描画画面41上に
加工プログラムで指定された形状のワーク50が立体的
に表示されている。ここで、オペレータがメニュー表示
部43jの「描画開始」を選択指令すると、加工プログ
ラムが実行開始され、その進行状態に従った加工形状の
描画表示が開始される。
【0019】図4は加工形状描画画面の描画状態の一例
を示す図である。ここでは、予めドリルによってワーク
50に空けられた穴51を工具のU軸移動によってさら
に拡大する加工を行うものとする。この場合、ソリッド
描画画面41のワーク50には、穴51が図示され、そ
の中心位置にはカーソル44が表示される。これによ
り、現在穴51が拡大加工中であることが示される。
【0020】一方、断面形状描画画面42では、カーソ
ル44の部分の断面形状および工具52が図示される。
この断面形状描画画面42では、加工プログラムの実行
に従って、工具52が画面上で移動し、それによってワ
ーク50の穴51が削り取られていく状態が表示され
る。これにより、オペレータは、マシニングセンタにお
いてU軸を使用した穴空け加工の加工状態をより正確に
確認することができる。
【0021】なお、描画動作を終了したい場合には、オ
ペレータは、メニュー表示部43iの「停止」を選択指
令することにより、全体の動作が終了する。図5はこの
ような描画表示を行うためのプロセッサ11側の処理手
順を示すフローチャートである。なお、このフローチャ
ートは、オペレータにより描画開始の指令がなされたと
きから開始する。 〔S1〕加工プログラムの1ブロック分を読み込む。 〔S2〕読み込んだブロックのプログラムを実行する。 〔S3〕実行内容に応じた描画画面、すなわちソリッド
描画画面41および断面形状描画画面42を生成する。 〔S4〕生成した描画画面を表示する。
【0022】〔S5〕描画表示の停止指令がなされたか
否かを判断し、なされればステップS8に進み、そうで
なければステップS6に進む。 〔S6〕実行中のプログラムのブロックが終了したか否
かを判断し、終了すればステップS7に進み、そうでな
ければステップS2に戻る。 〔S7〕全プログラムの実行が終了したか否かを判断
し、終了すればステップS8に進み、そうでなければス
テップS1に戻る。 〔S8〕描画表示を終了する。
【0023】このように、本実施例では、工具のU軸方
向の移動を利用した穴空け加工を行う場合に、ソリッド
描画画面41と同一画面上でその穴空け加工部分の断面
形状描画画面42を表示するようにしたので、マシニン
グセンタにおけるU軸方向の移動を利用した穴空け加工
部分の正確な加工状態を容易に確認することができる。
【0024】なお、本実施例では、加工形状画面の一つ
としてソリッド描画画面41を表示する例を示したが、
これに代えてワークの輪郭部分だけを表示するワイヤフ
レーム描画画面を表示するようにしてもよい。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように本発明では、マシニ
ングセンタ用のU軸方向の指令が含まれた加工プログラ
ムの実行内容に従ってワーク全体の外観形状描画データ
を生成する一方、その外観形状描画データに対応してU
軸に移動する工具による加工部分の断面形状描画データ
を生成し、外観形状描画データおよび断面形状描画デー
タを同一画面で表示可能に合成して表示画面上に表示を
行うようにしたので、マシニングセンタにおけるU軸方
向の移動を利用した加工部分の正確な加工状態を容易に
確認することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例の対話形数値制御装置の機能の概念を
示す図である。
【図2】本実施例の対話形数値制御装置のハードウェア
の概略構成を示すブロック図である。
【図3】加工形状描画画面の初期画面の一例を示す図で
ある。
【図4】加工形状描画画面の描画状態の一例を示す図で
ある。
【図5】描画表示実行のプロセッサ側の処理手順を示す
フローチャートである。
【符号の説明】
1 加工プログラム 2 プログラム実行手段 3 外観形状描画生成手段 4 断面形状描画生成手段 5 表示制御手段 6 表示画面 11 プロセッサ 12 ROM 20 CRT/MDIユニット 21 グラフィック制御回路 22 表示装置 23 キーボード 24 ソフトウェアキー 40 加工形状描画画面 41 ソリッド描画画面(外観形状描画画面) 42 断面形状描画画面 50 ワーク 51 穴 52 工具

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マシニングセンタ用の加工形状の描画を
    表示する対話形数値制御装置において、 前記マシニングセンタ用のU軸方向の指令が含まれた加
    工プログラムを読み込んで実行するプログラム実行手段
    と、 前記実行された内容に従ってワークの外観の加工形状変
    化を示す外観形状描画データを生成する外観形状描画生
    成手段と、 前記外観形状描画データに対応して前記U軸制御される
    工具による加工部分の断面形状変化を示す断面形状描画
    データを生成する断面形状描画生成手段と、 前記外観形状描画データおよび前記断面形状描画データ
    を同一画面で表示可能に合成して表示画面上に表示を行
    う表示制御手段と、 を有することを特徴とする対話形数値制御装置。
  2. 【請求項2】 前記外観形状描画データは、ソリッド描
    画面用のデータであることを特徴とする請求項1記載の
    対話形数値制御装置。
JP12095694A 1994-06-02 1994-06-02 対話形数値制御装置 Pending JPH07325608A (ja)

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JP12095694A JPH07325608A (ja) 1994-06-02 1994-06-02 対話形数値制御装置

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JP12095694A JPH07325608A (ja) 1994-06-02 1994-06-02 対話形数値制御装置

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JPH07325608A true JPH07325608A (ja) 1995-12-12

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JP12095694A Pending JPH07325608A (ja) 1994-06-02 1994-06-02 対話形数値制御装置

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