JPH07322881A - オリゴヌクレオチド、それから成るc型肝炎診断試薬及びそれを用いたc型肝炎の診断方法 - Google Patents

オリゴヌクレオチド、それから成るc型肝炎診断試薬及びそれを用いたc型肝炎の診断方法

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JPH07322881A
JPH07322881A JP6142564A JP14256494A JPH07322881A JP H07322881 A JPH07322881 A JP H07322881A JP 6142564 A JP6142564 A JP 6142564A JP 14256494 A JP14256494 A JP 14256494A JP H07322881 A JPH07322881 A JP H07322881A
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Masakazu Mukaide
雅一 向出
Kazumasa Hikichi
一昌 引地
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Srl KK
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S R L KK
Srl KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 検体中のHCV間にゲノムの塩基配列に関し
て変異があるか否かを簡便にかつ高感度に知ることがで
きるC型肝炎の診断手段を提供すること。 【構成】 配列番号1〜10の新規なオリゴヌクレオチ
ドを提供した。また、配列番号1、3、5、7、8及び
9記載のオリゴヌクレオチドからなる群より選ばれるオ
リゴヌクレオチドと、配列番号2、4及び6記載のオリ
ゴヌクレオチドからなる群より選ばれるオリゴヌクレオ
チドをプライマーとして用いたPCRにより、検体中の
HCVゲノムのcDNAを増幅し、増幅産物を変性状態
で電気泳動にかけ、バンドの位置を検出することを含む
C型肝炎の診断方法を提供した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、新規なオリゴヌクレオ
チド、それから成るC型肝炎診断薬及びそれを用いたC
型肝炎診断方法及びC型肝炎ウイルスの増幅方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】C型肝炎に対しては、インターフェロン
(以下、「IFN」ということがある)が有効であるこ
とが知られている。しかしながら、IFNによるC型肝
炎の治療効果は、人体中のC型肝炎ウイルス(以下、
「HCV」ということがある)のクローン数が多くなる
と低下することも知られている。すなわち、人体中のH
CVが単一クローン起源である場合にはIFNによる治
療効果が高いが、複数クローン起源の場合には治療効果
が低く、例えば、HCVが人体中で変異を起こして複数
クローンとなる場合には治療効果が低い。従って、検体
中のHCVに変異が存在するか否かを調べることは、そ
の患者にIFNによる治療が有効であるか否かを知る上
で重要である。
【0003】従来より、HCVゲノムのcDNAをPC
R(ポリメラーゼ・チェイン・リアクション法)により
増幅し、電気泳動にかけることによりC型肝炎の診断を
行うことが知られている。例えば、特開平5−3018
87号公報には、特定のオリゴヌクレオチドを用いてH
CVゲノムのcDNAをPCRにより増幅後、電気泳動
にかけてバンドを検出することによりHCVを4種類の
ジェノタイプに分類する方法が記載されている。しかし
ながら、この方法では、HCVを4種類のジェノタイプ
に重複することなく分類することは可能であるが、検体
中に含まれるHCVが単一クローン起源か否か、すなわ
ち、各HCV間に変異があるか否かを知ることはほとん
どできない。すなわち、当該変異により、決定されるジ
ェノタイプが異なってくる場合には変異があるか否かを
知ることができるが、同一のジェノタイプに包含される
HCV間に変異があるか否かは知ることができない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の目的
は、検体中のHCV間にゲノムの塩基配列に関して変異
があるか否かを簡便にかつ高感度に知ることができるC
型肝炎の診断手段を提供することである。また、本発明
は、高感度にHCVを増幅できる方法を提供することで
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】HCVゲノムには、超可
変領域(以下、「HVR」と言うことがある)と呼ばれ
る、高い頻度で変異を起こす領域が知られている(中沢
貴秀ら、日本臨牀 51巻2号(2,1993)、66
−70頁)。本願発明者らは、鋭意研究の結果、特定の
オリゴヌクレオチドをプライマーとして用いることによ
り、現在知られている全てのHCVクローンについて、
このHVRを含む領域をPCRで増幅することができ、
かつ、PCRの増幅産物を変性状態で、電気泳動にかけ
ることにより各HCVのHVRに変異が存在するか否か
を容易に知ることができることを見出し、本発明を完成
した。
【0006】すなわち、本発明は、下記の塩基配列を有
するオリゴヌクレオチドを提供する。 5' CACCGCATGGCWTGGGATAT 3'(ただし、WはA又はT)
(以下、このオリゴヌクレオチドを「MS1」と言う) 5' GGGCTNGGRGTGAAGCARTA 3'(ただし、NはA又はC又
はG又はT、RはA又はG)(以下、このオリゴヌクレ
オチドを「MR1」と言う) 5' TTGGGATATGATGATGAACTGG 3'(以下、このオリゴヌク
レオチドを「MS2」と言う) 5' CTGTTGATGTGCCAGCTGCC 3'(以下、このオリゴヌクレ
オチドを「MR2」と言う) 5' GGATATGATGATGAAGTGG 3' (以下、このオリゴヌクレ
オチドを「MS3」と言う) 5' TCYGTCTCATTYGCCCCCA 3' (ただし、YはT又はC)
(以下、このオリゴヌクレオチドを「MR1’」と言
う) 5' GGNCAYHGNATGGCNTGG 3'(ただし、NはA又はC又は
G又はT、YはT又はC)(以下、このオリゴヌクレオ
チドを「MS4」と言う) 5' GCTACTCTTTGCCGGCGT 3'(以下、このオリゴヌクレオ
チドを「MS5」と言う) 5' CTCTTTGCCGGCGTTGACG 3' (以下、このオリゴヌクレ
オチドを「MS6」と言う) 5' GAGGAACTACTGTCTTCACG 3'(以下、このオリゴヌクレ
オチドを「MS13」と言う)
【0007】また、本発明は、上記オリゴヌクレオチド
から成るC型肝炎診断薬を提供する。さらにまた、本発
明は、オリゴヌクレオチドの少なくとも2種類をプライ
マーとして用いたPCRにより、検体中のHCVゲノム
のcDNAを増幅し、増幅産物を変性状態で電気泳動に
かけ、バンドの位置を検出することを含むC型肝炎の診
断方法を提供する。さらにまた、本発明は、上記本発明
のオリゴヌクレオチドの少なくとも1つをプライマーと
して用いたPCRにより、検体中のHCVゲノムのcD
NAを増幅することを含むC型肝炎ウイルスの増幅方法
を提供する。
【0008】以下、本発明を詳細に説明する。
【0009】本願発明者らは、HCVゲノムのHVR領
域を含む領域をPCRにより増幅し、増幅産物を変性
後、電気泳動にかけ、現れるバンドを検出することによ
り、検体中に何クローンのHCVが含まれているかを知
ることができることに想到した。DNAを変性状態(一
本鎖状態)で電気泳動にかけることにより、DNA中の
点突然変異の有無を検出できることは公知である(Orit
a et al., Proc. Natl.Acad. Sci. USA 86: 2766, 198
9)。この方法はSSCP法(single strand conformati
on polymorphism)と呼ばれている。一本鎖DNAは、そ
の塩基配列に特有の立体構造をとる。従って、DNAの
塩基配列が1塩基でも異なっておれば、それによって立
体構造が異なるため、電気泳動における移動度が異な
る。従って、一本鎖状態でDNAを電気泳動にかけ、バ
ンドが何本現れるかによって試料DNAが何種類のDN
Aを含んでいるかを知ることができる。
【0010】この方法を適用して、HCVの変異を調べ
るためには、先ず、数十種類にも及ぶHCVの全てのH
VR領域を増幅できるプライマーを開発しなければなら
ない。さらに、SSCP法は、試料DNAのサイズが大
きくなると感度が低下するので、増幅される領域のサイ
ズは約400kb以下でなければならない。このような
制約の下でプライマーとして用いることができるオリゴ
ヌクレオチドを見つけ出さなければならない。
【0011】本願発明者らは、後述の参考例1に詳述す
るように、データベースに登録されたHCVゲノムのH
VRを包含する領域(E1−E2/NS1領域)の塩基
配列及び慢性C型肝炎患者の血清からクローニングした
HCVのE1−E2/NS1領域の塩基配列を丹念に比
較し、上記の条件を満足し得るプライマーを提供するこ
とに成功した。このようにして開発されたプライマーが
上述のMS1、MR1、MS2、MR2、MS3、MR
1’、MS4、MS5及びMS6である。
【0012】また、HCVの5’非翻訳領域を増幅する
ためのプライマーとして、従来のプライマーよりも検出
感度が高い上記MS13を見出した。5’非翻訳領域に
おける変異もHCVの変異を調べるために有効な領域で
あることが知られており、5’非翻訳領域の変異と上記
HVR領域の変異を調べることにより、HCVの変異を
より高感度に検出することができる。
【0013】これらのオリゴヌクレオチドの位置を図1
及び図2に示す。なお、図1及び図2に示される塩基配
列は、日本人のC型肝炎患者から得られたHCVのゲノ
ムの塩基配列の一部を一例として示したものである(Ka
to, N. et al., Proc. Natl.Acad. Sci. U.S.A. 87, 95
24-9528 (1990) 、GeneBank) 。これらのオリゴヌクレ
オチドは、市販のDNA合成機を用いて容易に化学合成
することができる。
【0014】なお、上記プライマーのうち、MS1、M
R1、MR1’及びMS4は一般式で示されているが、
C型肝炎の診断にあたっては、一般式に包含される全て
のオリゴヌクレオチドを混合して用いる。
【0015】なお、上記した本発明のオリゴヌクレオチ
ドは、PCRのためのプライマーとしてのみならず、c
DNA合成のためのプライマーとしても用いることがで
きる。本発明のオリゴヌクレオチドをプライマーとして
用いて合成したcDNAも本発明の方法に供することが
できる。
【0016】次に、上記オリゴヌクレオチドをプライマ
ーとして用いてC型肝炎を診断する方法を説明する。
【0017】診断に供する検体としては、人の体液を用
いることができ、例えば血清を好ましく用いることがで
きる。先ず、検体から全RNAを抽出し、それらのcD
NAを合成する。これらの操作はこの分野において周知
の方法により行うことができ、そのための試薬も市販さ
れている。
【0018】次いで、得られたcDNAライブラリーを
鋳型として、PCRによりDNAを増幅する。PCRの
操作自体はこの分野において周知であり、そのためのキ
ットも市販されている。PCRに用いるプライマーとし
て、上記した本発明のオリゴヌクレオチドを用いる。P
CRを行うためには、増幅する領域の両端にハイブリダ
イズする第1及び第2のプライマーを用いる必要があ
る。HCVのHVRを含む領域を増幅する場合、HVR
領域の上流領域にハイブリダイズするオリゴヌクレオチ
ドを第1のプライマーとして用い、HVR領域の下流領
域にハイブリダイズするオリゴヌクレオチドを第2のプ
ライマーとして用いる。図1及び図2に示すように、上
記オリゴヌクレオチドのうち、MS1、MS2、MS
3、MS4、MS5及びMS6がHVR領域の上流領域
にハイブリダイズするので、これらのうちのいずれかを
第1のプライマーとして用いる。また、MR1、MR2
及びMR1’がHVR領域の下流領域にハイブリダイズ
するので、これらのうちのいずれかを第2のプライマー
として用いる。また、5’非翻訳領域を増幅する場合に
は、上記MS13を第1のプライマーとして用い、第2
のプライマーとしては、例えば従来より公知のYCA
(5'-ACTCGCAAGCACCCTATCA-3')又はYCS1(5'ーCGACA
CTCCACCATAGATCー3' )を用いることができる(下記実施
例5参照)。
【0019】PCRは一段階で実施してもよいが、二段
階で実施すると検出の感度が高まるので好ましい。すな
わち、1回目のPCRでHVR領域を含む領域又は5’
非翻訳領域を増幅し、2回目のPCRでその増幅された
領域内の領域を増幅し、この2回目のPCRで増幅され
た領域を電気泳動で検出することにより、より高感度の
診断が可能になる。この場合、1回目のPCRで用いる
プライマー及び2回目のPCRで用いるプライマーは、
1回目のPCRで増幅される領域が2回目のPCRで増
幅される領域よりも広くなるように選択する。また、1
回目のPCRで増幅された領域のバンドが後の電気泳動
で検出されないように2回目に用いるオリゴヌクレオチ
ドは1回目よりTm値(Tm値=4℃xG、Cの数+2
℃xA、Tの数)を高く設定することが好ましい。この
ような例として、1回目のPCRのプライマーとしてM
S1とMR1又はMS1とMR1及びMR2を用い、2
回目のPCRのプライマーとしてMS2とMR2、MS
3とMR2、MS5とMR2又はMS6とMR2を用い
る場合を挙げることができる。下記実施例3に示すよう
に、1回目のPCRにMS1とMR1及びMR2を用
い、2回目のPCRにMS2とMR2又はMS3とMR
2を用いた場合が最も高感度になるので好ましい。な
お、この例から明らかなように、1回目のPCRでは上
記のオリゴヌクレオチドのうち、複数のものを用いるこ
とも可能である。さらに、2回目のPCRにおけるアニ
ール温度を1回目のPCRにおけるアニール温度よりも
高く設定することが好ましい。例えば、下記実施例で
は、1回目のPCRのアニール温度を45℃とし、2回
目のPCRのアニール温度を55℃としている。
【0020】PCRによりDNAを増幅した後、増幅さ
れたDNAを変性状態、すなわち一本鎖の状態で電気泳
動にかける。変性は、例えばフォルムアミド溶液にPC
R産物を加え、これを80℃〜95℃程度の温度に加熱
することにより行うことができる。変性状態で電気泳動
にかけるために、変性した増幅産物をアニールすること
なく急冷する。これは、例えば、変性した増幅産物を含
むチューブを氷上で10分間程度放置することにより達
成することができる。次いで、この冷却した試料を、1
〜42℃、好ましくは4〜37℃程度、さらに好ましく
は約10℃程度に保持されたゲル上で電気泳動にかけ
る。
【0021】上述の、変性状態での電気泳動は、上記の
ようにSSCP法と呼ばれるものであり、この方法で
は、2つのDNAのヌクレオチド配列が1塩基でも異な
っておれば、DNAがとる立体構造の相違に基づく移動
度の差により、この2つのDNAのバンドが異なった位
置に現れる。従って、増幅されたDNAが何種類あるか
を知ることができる。従って、検体中に含まれるHCV
が単一クローンである場合、すなわち、増幅されたDN
Aが1種類しか存在しない場合には、2本のバンドが現
れる(変性により1本の二本鎖DNAが二本の一本鎖D
NAに分離するため)。同様に、2クローンの場合には
4本、3クローンの場合には6本のバンドが現れる。な
お、バンドの検出は、常法により、臭化エチジウム染色
や銀染色等により容易に行うことができる。
【0022】なお、増幅産物は、上記のようなSSCP
法による解析の他、TGGE法やDGGE法により解析
することも可能である。DGGEとはdenaturing gradi
entgel electrophoresis の略語(Fischer, S.G., et a
l., Proc. Natl. Acid. Sci.: 1579, 315, 1985) でア
ルカリ変性濃度勾配アクリルアミドゲルを用い電気泳動
を行うものである。TGGEとはtemperature gradient
gel electrophoresisの略語で、温度勾配アクリルアミ
ドゲルを用いて電気泳動を行う方法である(文献:D. R
iesner et al., Electrophoresis 10: 377-389 (1989)
)。
【0023】これらの電気泳動の際、塩基配列に依存し
たDNAバンドの分離をよくする方法として、先のヘテ
ロ2重鎖法(heteroduplex analysis: C.M. Nagamine,
et al.,: Am. J. Hum. Genet., 45, 337, 1989) を用い
ることができる。この方法では、DNAを変性後(アル
カリ変性又は熱変性)アニール(再生)させる。1種類
の塩基配列では1本のバンドを形成する。DGGE、T
GGEでは2種類(複数)の塩基配列では元の2本鎖
(複数)以外に2種類(複数)のヘテロ2重鎖を形成
し、適当なアクリルアミドゲル(たとえば、MDE G
el:Mutation detection enhancement gel, AT Bioch
em. Inc. 30 Spring Mill Drive, Malvern,PA 19355)
を用いた場合は元の2本鎖(複数)以外に1種類(複数
/2)のヘテロ2重鎖を形成する(J. Keen, et al.,:
Genetics, 7, 5, 1991) 。また、検出されるバンド数を
減らす方法として、アシメトリックPCR法を用いるこ
とができる(Gyllensten, U.B., et al.,: Proc. Nat.
Acad. Sci, USA, 85, 7652, 1988) 。この方法は、PC
Rを行う際に使用する2対のオリゴヌクレオチドの一方
を他方より量的に少なくし(たとえば50:1)、1本
鎖を優先的に増幅する方法で、2本鎖に比べ、SSCP
電気泳動後の出現バンド数は半分となり、出現バンドが
多い場合、バンドの分離が改善され、また、出現するバ
ンドがDNAの種類となる。
【0024】なお、TGGE法やDGGE法を用いる場
合には、2回目のPCRの際に用いるオリゴヌクレオチ
ドの5’末端に 5' CGCCCGCCGCGCCCCGCGCCCGTCCCGCCGCC
CCCGCCCC 3' のオリゴヌクレオチドをつけることが望ま
しい。
【0025】本発明はまた、上述のように、上記本発明
のオリゴヌクレオチドの少なくとも1つをプライマーと
して用いたPCRにより、検体中のHCVゲノムのcD
NAを増幅することを含む、HCVの増幅方法を提供す
る。HCVゲノムで非常に共通性の高い上記本発明のオ
リゴヌクレオチドをプライマーとして用いることで、
5’非翻訳領域と、E1、E2/NS1領域の塩基配列
決定を高感度(検出率)で行うことができる。また、同
様な理由で、C型肝炎ウイルスを高感度で検出すること
ができる。
【0026】
【実施例】以下、本発明を実施例に基づきより具体的に
説明する。もっとも、本発明は下記実施例に限定される
ものではない。
【0027】参考例1 プライマー配列の設定 本発明のオリゴヌクレオチドの配列は、次のようにして
決定した。すなわち、データベース(商品名GeneBank、
ロスアラモス、USA)に登録された種々のHCVクロ
ーンのE1−E2/NS1領域を比較することにより、
HVR領域を挟む、保存性の高い領域と相補的なオリゴ
ヌクレオチドである上記MS1及びMR1を設定した。
MS1及びMR1は、検出率をできるだけ上げるために
混合オリゴヌクレオチドとした。
【0028】C型慢性肝炎患者の血清よりRNAを抽出
し、オリゴヌクレオチドMS1,MR1を用いてHVR
を含むHCVのE1−E2/NS1領域の一部をPCR
により増幅後、BluescriptII(STRATAGENE,USA)にクロー
ニングし、各クローンに単離した。それらの塩基配列を
決定した。さらにHCVのE1−E2/NS1領域の既
存の塩基配列をGeneBank(商品名)より入手
し、さきに得られた塩基配列と比較した。
【0029】さらに、プライマー設定に際しては、でき
るだけHCV間で共通で特に3’末端が共通であるよう
に設定した。また、検出率を上げるために混合プライマ
ーを設定した。HCVは変異を起こしやすくプライマー
の設定は、検出率に影響を与える為にその選定は検出率
に影響を与える。また、これらのプライマーはGC%が
10から90%の範囲で、望ましくは40から60%が
良い。これらを考慮した上で検討した結果、図2〜図1
4に示すように比較的各HCVクローン間で保存性の高
い共通配列を見いだし同領域のDNA増幅に適したプラ
イマーである上記MS2、MR2、MS3、MR1’、
MS4、MS5及びMS6を設定した。また、5’非翻
訳領域についても同様な検索を行い、上記MS13を設
定した。
【0030】実施例1 HCVのHVR領域の変異の検
出 IFNα治療に対しての著効例であった慢性C型肝炎患
者より経時的に末梢血を採取しHCV−HVRのSSC
P解析を以下のようにして行った。
【0031】(1) RNA抽出、cDNA合成、PCR 患者血清100μlをRNAzolB(商品名、BIO
TEX Inc.,USA))900μl及びクロロホ
ルム150μlと混合し、5秒間攪拌し、−20℃で5
分間インキュベートした。次いで12000rpmで5
分間遠心し、上清(600μl)を500μlのイソプ
ロパノール及び5μl(20ng)のグリコーゲンと混
合し、4℃で15分間反応させた。次いでこれを120
00rpmで20分間遠心した。沈殿に1mlの75%
エタノールを加えて懸濁後、12000rpmで5分間
遠心した。この75%エタノール処理−遠心操作をさら
に2回行い、沈殿をデシケーター中で15分間乾燥さ
せ、精製された抽出RNAを得た。次いで、抽出したR
NAを鋳型とし、ランダムヘキサマーのオリゴヌクレオ
チド(5’ー NNNNNN−3’;N=AまたはTまた
はGまたはC)をプライマーとして用いて常法によりc
DNA合成した(37℃、90分)。その一部をオリゴ
ヌクレオチドMS1,MR1,MR2を用いてPCR法
(Saikiら、Science、239、487ー4
91、1988)により増幅(PCRサイクル35、変
性94℃、1分、アニール45℃、2分、伸長72℃、
3分)し、増幅産物の一部をオリゴヌクレオチドMS
2、MR2を用いて2回目のPCR(PCRサイクル2
5、変性94℃、1分、アニール55℃、2分、伸長7
2℃、3分)を行いさらに増幅させた。3%アガロース
電気泳動で315bpの増幅産物を確認した。
【0032】(2) SSCP解析 その一部を80℃で2分間処理することにより熱変性
後、10℃に保ち、5分放置した。これをあらかじめ冷
却型恒温水槽(スーパースッタッドミニPID、AB-160
0 型、アトー株式会社)で10℃一定に保った電気泳動
漕(レゾマックス・2連ミニスラブ、ゲルサイズ:90
mm(W)x80mm(H))で厚さ1mmの1/3M
DEゲル(AT Biochem)を用いて電気泳動を
行った。電気泳動条件:300V一定、トリス−グリシ
ンバッファー、3時間、10℃。電気泳動後、臭化エチ
ジウムの水溶液で15分染色後、紫外線照射下でポラロ
イド撮影を行った。その結果、明瞭な2本のバンドが観
察された。
【0033】著効例である本症例ではIFN投与前のH
CV−HVRのSSCP解析バンド数が2本であり、H
CVは単一クローンであった。IFN治療中もクローン
数は変わらず、バンド移動度は変化しなかった。また、
HCV−RNAは、16週から陰性化し、GPTは正常
化、IFN治療終了後24週でもHCV−RNAは検出
されなかった。この結果は多くの文献の結果と一致(著
効例ではクローン数が単一か少ない)するものである。
【0034】実施例2 IFNα不応例の慢性C型肝炎患者について、IFN治
療中及び治療後のHCV−HVRのSSCP解析を実施
例1と同様に行った。IFN治療中はSSCP結果のバ
ンドパターンが変動し、バンド数も増加し、IFN治療
後も変動し続けた(図15)。なお、図15における各
レーンの血清採取時期及びその時点でのGTP活性を表
1に示す。HCVはHIV同様エンベロープ蛋白を変化
させる事により免疫系を逃れ、慢性感染を起こす事が予
想されており、本発明はHCVのHVRを含むE1−E
2の一部のSSCPバンドパターンの変化を簡便に経時
的にとらえこのことを証明する共に、C型肝炎に対する
薬物療法の効果判定のモニターとして有用であると考え
られた。
【0035】
【表1】
【0036】実施例3 C型肝炎慢性患者血清(MS13とYCA(5'-ACTCGCA
AGCACCCTATCA-3')を用いたPCRによりcDNAが増幅
されたもの)50例を用い、実施例1と同様にして、1
回目のPCRまでを行った。次いで、下記表2に示す組
合せのオリゴヌクレオチドをプライマーとして用いて2
回目のPCRを行った。各組合せのプライマーを用いた
場合の検出率を下記表2に示す。表2に示すように、2
回目のPCRにはMS2とMR2又はMS3とMR2を
用いた時検出率が最も高かった。
【0037】
【表2】
【0038】実施例4 参考例1に記載した方法により得られたクローンのうち
の3つ(クローンA、B、C)を用いて次の実験を行っ
た。すなわち、クローンAとクローンBを1:0、1:
1、1:0.8、1:0.6、1:0.4、1:0.
2、1:0.1、及び0:1の比率に混合した試料につ
いて、実施例1と同様に、PCR、SSCP解析を行っ
た。なお、1回目のPCRにはMR1とMS1をプライ
マーとして用い、2回目のPCRにはMS2とMR2を
プライマーとして用いた。その結果、クローンが単一の
場合は2本のバンドが、2種混合の場合には4本のバン
ドが検出された。しかも、混合の場合、混合比率により
クローンBのバンドの太さが変化したので、ある程度定
量的にその比率を予測することができた。
【0039】クローンBとクローンCの混合物及びクロ
ーンA、B、Cの混合物についても同様に試験した。そ
の結果、3クローン混合の場合には6本のバンドが検出
され、2クローン混合の場合には4本のバンドが検出さ
れた。このように、本発明の方法により、検体中のHC
Vのクローン数を確実に知ることができる。なお、クロ
ーンA、B、CのHVR領域の変異部分の配列を図16
に示す。
【0040】実施例5 HCVの5'非翻訳領域の増幅 5'非翻訳領域についてもその共通塩基配列を検索しオリ
ゴヌクレオチドMS13を設定した。実施例1同様、C
型慢性肝炎患者の血清よりRNAを抽出し、オリゴヌク
レオチドYCA:5'-ACTCGCAAGCACCCTATCA-3' でcDN
A合成し、1回目のPCR増幅でオリゴヌクレオチドM
S13とYCAを用い、2回目にYCS2とYCAを用
いてPCRを行った(MS13系)。同様に1回目のオ
リゴヌクレオチドをMS13をYCS1:5'ーCGACACTCC
ACCATAGATCー3' にかえた場合(YCS1系)と検出率の
比較を行った。下記表3に示すように1回目のPCRに
MS13を用いた場合の方が従来用いられていたYCS
1を用いるより検出率が高かった。HCVタイプIII、 I
V で特に検出率がより高くなった。
【0041】
【表3】
【0042】実施例6 複数の領域を同時にSSCP解析を行うことを試みた。
この際、増幅する遺伝子の長さを変える事により各領域
ごとにSSCPによる解析を後述のように行った。HC
VのHVRを含む領域とHCVゲノム中、最も保存性の
高い5'非翻訳領域を同時に増幅し、同時にSSCP解析
を行った。5'非翻訳領域を同時に増幅する事でHCVー
RNAの存在および5'非翻訳領域の変異の確認をHVR
の解析と同時に行う事ができる。
【0043】C型慢性肝炎患者より実施例1と同様に血
清よりRNA抽出後、オリゴヌクレオチドMR1,YC
Aを等量混合しcDNA合成後、オリゴヌクレオチドM
S1,MR1,MS13,YCAを等量混合しPCRを
行い、その一部をさらにオリゴヌクレオチドMS2,M
R2,YCS2,YCAを用いてPCRを行った。増幅
産物を実施例1と同様にSSCP解析を行った。
【0044】その結果、図17に示すように、HCVの
HVRと5'非翻訳領域を同時に判別し、1つのレーンで
複数の領域を同時にSSCP解析する事ができた。
【0045】
【発明の効果】本発明により、検体中のHCVのクロー
ン数を確実、簡便に調べることができるC型肝炎の診断
方法及びそれに用いられるオリゴヌクレオチドが提供さ
れた。上記から明らかなように、本発明により、検体中
のHCVのクローン数を確実に簡便に知ることができる
ようになったので、そのC型肝炎のIFNによる治療効
果を確実に予想することができる。従って、本発明はC
型肝炎の診断及び治療に大いに貢献する。
【0046】実施例7 5’非翻訳領域をSSCP解析によりゲノタイピングを
試みた。C型慢性肝炎患者8例より実施例3と同様に、
オリゴヌクレオチドYCAを用いてcDNA合成し、1
回目のPCRにオリゴヌクレオチドMS13、YCAを
用い、2回目のPCRにはオリゴヌクレオチドYCS2
とYCAを用いた。実施例1同様SSCP解析を行っ
た。
【0047】その結果、図18に示すように、検出バン
ド位置により少なくとも2つのパターンに分類できた。
岡本らの方法(H. Okamoto et al., J. Gen. Virol. 7
3: 673-679)でのタイピングを同一検体で実施し、先の
結果と比較したところ、下記表4及び5に示すように、
相関性を示した。
【0048】
【表4】
【0049】
【表5】
【0050】
【配列表】
配列番号:1 配列の長さ:3360 配列の型:核酸 トポロジー:直鎖状 配列の種類:cDNA to genomic RNA 配列 TTGGGGGCGA CACTCCACCA TAGATCACTC CCCTGTGAGG AACTACTGTC TTCACGCAGA 60 AAGCGTCTAG CCATGGCGTT AGTATGAGTG TTGTGCAGCC TCCAGGACCC CCCCTCCCGG 120 GAGAGCCATA GTGGTCTGCG GAACCGGTGA GTACACCGGA ATTGCCAGGA CGACCGGGTC 180 CTTTCTTGGA TCAACCCGCT CAATGCCTGG AGATTTGGGC GTGCCCCCGC GAGACTGCTA 240 GCCGAGTAGT GTTGGGTCGC GAAAGGCCTT GTGGTACTGC CTGATAGGGT GCTTGCGAGT 300 GCCCCGGGAG GTCTCGTAGA CCGTGCATC ATG AGC ACA AAT CCT AAA CCT CAA 353 Met Ser Thr Asn Pro Lys Pro Gln 1 5 AGA AAA ACC AAA CGT AAC ACC AAC CGC CGC CCA CAG GAC GTT AAG TTC 401 Arg Lys Thr Lys Arg Asn Thr Asn Arg Arg Pro Gln Asp Val Lys Phe 10 15 20 CCG GGC GGT GGT CAG ATC GTT GGT GGA GTT TAC CTG TTG CCG CGC AGG 449 Pro Gly Gly Gly Gln Ile Val Gly Gly Val Tyr Leu Leu Pro Arg Arg 25 30 35 40 GGC CCC AGG TTG GGT GTG CGC GCG ACT AGG AAG ACT TCC GAG CGG TCG 497 Gly Pro Arg Leu Gly Val Arg Ala Thr Arg Lys Thr Ser Glu Arg Ser 45 50 55 CAA CCT CGT GGA AGG CGA CAA CCT ATC CCC AAG GCT CGC CGG CCC GAG 545 Gln Pro Arg Gly Arg Arg Gln Pro Ile Pro Lys Ala Arg Arg Pro Glu 60 65 70 GGT AGG ACC TGG GCT CAG CCC GGG TAC CCT TGG CCC CTC TAT GGC AAC 593 Gly Arg Thr Trp Ala Gln Pro Gly Tyr Pro Trp Pro Leu Tyr Gly Asn 75 80 85 GAG GGT ATG GGG TGG GCA GGA TGG CTC CTG TCA CCC CGT GGC TCT CGG 641 Glu Gly Met Gly Trp Ala Gly Trp Leu Leu Ser Pro Arg Gly Ser Arg 90 95 100 CCT AGT TGG GGC CCC ACA GAC CCC CGG CGT AGG TCG CGT AAT TTG GGT 689 Pro Ser Trp Gly Pro Thr Asp Pro Arg Arg Arg Ser Arg Asn Leu Gly 105 110 115 120 AAG GTC ATC GAT ACC CTT ACA TGC GGC TTC GCC GAC CTC ATG GGG TAC 737 Lys Val Ile Asp Thr Leu Thr Cys Gly Phe Ala Asp Leu Met Gly Tyr 125 130 135 ATT CCG CTT GTC GGC GCC CCC CTA GGG GGC GCT GCC AGG GCC CTG GCA 785 Ile Pro Leu Val Gly Ala Pro Leu Gly Gly Ala Ala Arg Ala Leu Ala 140 145 150 CAT GGT GTC CGG GTT CTG GAG GAC GGC GTG AAC TAT GCA ACA GGG AAT 833 His Gly Val Arg Val Leu Glu Asp Gly Val Asn Tyr Ala Thr Gly Asn 155 160 165 CTG CCC GGT TGC TCT TTC TCT ATC TTC CTC TTA GCT TTG CTG TCT TGT 881 Leu Pro Gly Cys Ser Phe Ser Ile Phe Leu Leu Ala Leu Leu Ser Cys 170 175 180 TTG ACC ATC CCA GCT TCC GCT TAC GAG GTG CGC AAC GTG TCC GGG ATA 929 Leu Thr Ile Pro Ala Ser Ala Tyr Glu Val Arg Asn Val Ser Gly Ile 185 190 195 200 TAC CAT GTC ACG AAC GAC TGC TCC AAC TCA AGT ATT GTG TAT GAG GCA 977 Tyr His Val Thr Asn Asp Cys Ser Asn Ser Ser Ile Val Tyr Glu Ala 205 210 215 GCG GAC ATG ATC ATG CAC ACC CCC GGG TGC GTG CCC TGC GTC CGG GAG 1025 Ala Asp Met Ile Met His Thr Pro Gly Cys Val Pro Cys Val Arg Glu 220 225 230 AGT AAT TTC TCC CGT TGC TGG GTA GCG CTC ACT CCC ACG CTC GCG GCC 1073 Ser Asn Phe Ser Arg Cys Trp Val Ala Leu Thr Pro Thr Leu Ala Ala 235 240 245 AGG AAC AGC AGC ATC CCC ACC ACG ACA ATA CGA CGC CAC GTC GAT TTG 1121 Arg Asn Ser Ser Ile Pro Thr Thr Thr Ile Arg Arg His Val Asp Leu 250 255 260 CTC GTT GGG GCG GCT GCT CTC TGT TCC GCT ATG TAC GTT GGG GAT CTC 1169 Leu Val Gly Ala Ala Ala Leu Cys Ser Ala Met Tyr Val Gly Asp Leu 265 270 275 280 TGC GGA TCC GTT TTT CTC GTC TCC CAG CTG TTC ACC TTC TCA CCT CGC 1217 Cys Gly Ser Val Phe Leu Val Ser Gln Leu Phe Thr Phe Ser Pro Arg 285 290 295 CGG TAT GAG ACG GTA CAA GAT TGC AAT TGC TCA ATC TAT CCC GGC CAC 1265 Arg Tyr Glu Thr Val Gln Asp Cys Asn Cys Ser Ile Tyr Pro Gly His 300 305 310 GTA TCA GGT CAC CGC ATG GCT TGG GAT ATG ATG ATG AAC TGG TCA CCT 1313 Val Ser Gly His Arg Met Ala Trp Asp Met Met Met Asn Trp Ser Pro 315 320 325 ACA ACG GCC CTA GTG GTA TCG CAG CTA CTC CGG ATC CCA CAA GCC GTC 1361 Thr Thr Ala Leu Val Val Ser Gln Leu Leu Arg Ile Pro Gln Ala Val 330 335 340 GTG GAC ATG GTG GCG GGG GCC CAC TGG GGT GTC CTA GCG GGC CTT GCC 1409 Val Asp Met Val Ala Gly Ala His Trp Gly Val Leu Ala Gly Leu Ala 345 350 355 360 TAC TAT TCC ATG GTG GGG AAC TGG GCT AAG GTC TTG ATT GTG ATG CTA 1457 Tyr Tyr Ser Met Val Gly Asn Trp Ala Lys Val Leu Ile Val Met Leu 365 370 375 CTC TTT GCT GGC GTT GAC GGG CAC ACC CAC GTG ACA GGG GGA AGG GTA 1505 Leu Phe Ala Gly Val Asp Gly His Thr His Val Thr Gly Gly Arg Val 380 385 390 GCC TCC AGC ACC CAG AGC CTC GTG TCC TGG CTC TCA CAA GGC CCA TCT 1553 Ala Ser Ser Thr Gln Ser Leu Val Ser Trp Leu Ser Gln Gly Pro Ser 395 400 405 CAG AAA ATC CAA CTC GTG AAC ACC AAC GGC AGC TGG CAC ATC AAC AGG 1601 Gln Lys Ile Gln Leu Val Asn Thr Asn Gly Ser Trp His Ile Asn Arg 410 415 420 ACC GCT CTG AAT TGC AAT GAC TCC CTC CAA ACT GGG TTC ATT GCT GCG 1649 Thr Ala Leu Asn Cys Asn Asp Ser Leu Gln Thr Gly Phe Ile Ala Ala 425 430 435 440 CTG TTC TAC GCA CAC AGG TTC AAC GCG TCC GGG TGC CCA GAG CGC ATG 1697 Leu Phe Tyr Ala His Arg Phe Asn Ala Ser Gly Cys Pro Glu Arg Met 445 450 455 GCT AGC TGC CGC CCC ATC GAT GAG TTC GCT CAG GGG TGG GGT CCC ATC 1745 Ala Ser Cys Arg Pro Ile Asp Glu Phe Ala Gln Gly Trp Gly Pro Ile 460 465 470 ACT CAT GAT ATG CCT GAG AGC TCG GAC CAG AGG CCA TAT TGC TGG CAC 1793 Thr His Asp Met Pro Glu Ser Ser Asp Gln Arg Pro Tyr Cys Trp His 475 480 485 TAC GCG CCT CGA CCG TGC GGG ATC GTG CCT GCG TCG CAG GTG TGT GGT 1841 Tyr Ala Pro Arg Pro Cys Gly Ile Val Pro Ala Ser Gln Val Cys Gly 490 495 500 CCA GTG TAT TGC TTC ACT CCG AGC CCT GTT GTA GTG GGG ACG ACC GAT 1889 Pro Val Tyr Cys Phe Thr Pro Ser Pro Val Val Val Gly Thr Thr Asp 505 510 515 520 CGT TTC GGC GCT CCT ACG TAT AGC TGG GGG GAG AAT GAG ACA GAC GTG 1937 Arg Phe Gly Ala Pro Thr Tyr Ser Trp Gly Glu Asn Glu Thr Asp Val 525 530 535 CTG CTA CTT AGC AAC ACG CGG CCG CCT CAA GGC AAC TGG TTT GGG TGC 1985 Leu Leu Leu Ser Asn Thr Arg Pro Pro Gln Gly Asn Trp Phe Gly Cys 540 545 550 ACG TGG ATG AAC AGC ACT GGG TTC ACC AAG ACG TGC GGG GGC CCT CCG 2033 Thr Trp Met Asn Ser Thr Gly Phe Thr Lys Thr Cys Gly Gly Pro Pro 555 560 565 TGC AAC ATC GGG GGG GTC GGC AAC AAC ACC TTG GTC TGC CCC ACG GAT 2081 Cys Asn Ile Gly Gly Val Gly Asn Asn Thr Leu Val Cys Pro Thr Asp 570 575 580 TGC TTC CGG AAG CAC CCC GAG GCC ACT TAC ACA AAG TGT GGC TCG GGG 2129 Cys Phe Arg Lys His Pro Glu Ala Thr Tyr Thr Lys Cys Gly Ser Gly 585 590 595 600 CCC TGG TTG ACA CCC AGG TGC ATG GTT GAC TAC CCA TAC AGG CTC TGG 2177 Pro Trp Leu Thr Pro Arg Cys Met Val Asp Tyr Pro Tyr Arg Leu Trp 605 610 615 CAC TAC CCC TGC ACT GTT AAC TTT ACC GTC TTT AAG GTC AGG ATG TAT 2225 His Tyr Pro Cys Thr Val Asn Phe Thr Val Phe Lys Val Arg Met Tyr 620 625 630 GTG GGG GGC GTG GAG CAC AGG CTC AAT GCT GCA TGC AAT TGG ACT CGA 2273 Val Gly Gly Val Glu His Arg Leu Asn Ala Ala Cys Asn Trp Thr Arg 635 640 645 GGA GAG CGC TGT GAC TTG GAG GAC AGG GAT AGG TCA GAA CTC AGC CCG 2321 Gly Glu Arg Cys Asp Leu Glu Asp Arg Asp Arg Ser Glu Leu Ser Pro 650 655 660 CTG CTG CTG TCT ACA ACA GAG TGG CAG ATA CTG CCC TGT TCC TTC ACC 2369 Leu Leu Leu Ser Thr Thr Glu Trp Gln Ile Leu Pro Cys Ser Phe Thr 665 670 675 680 ACC CTA CCG GCC CTG TCC ACT GGC TTG ATC CAT CTT CAC CGG AAC ATC 2417 Thr Leu Pro Ala Leu Ser Thr Gly Leu Ile His Leu His Arg Asn Ile 685 690 695 GTG GAC GTG CAA TAC CTG TAC GGT ATA GGG TCG GCA GTT GTC TCC TTT 2465 Val Asp Val Gln Tyr Leu Tyr Gly Ile Gly Ser Ala Val Val Ser Phe Va 700 705 710 GCA ATC AAA TGG GAG TAT ATC CTG TTG CTT TTC CTT CTT CTG GCG GAC 2513 Ala Ile Lys Trp Glu Tyr Ile Leu Leu Leu Phe Leu Leu Leu Ala Asp 715 720 725 GCG CGC GTC TGT GCC TGC TTG TGG ATG ATG CTG CTG ATA GCC CAG GCT 2561 Ala Arg Val Cys Ala Cys Leu Trp Met Met Leu Leu Ile Ala Gln Ala 730 735 740 GAG GCC ACC TTA GAG AAC CTG GTG GTC CTC AAT GCG GCG TCT GTG GCC 2609 Glu Ala Thr Leu Glu Asn Leu Val Val Leu Asn Ala Ala Ser Val Ala 745 750 755 760 GGA GCG CAT GGC CTT CTC TCC TTC CTC GTG TTC TTC TGC GCC GCC TGG 2657 Gly Ala His Gly Leu Leu Ser Phe Leu Val Phe Phe Cys Ala Ala Trp 765 770 775 TAC ATC AAA GGC AGG CTG GTC CCT GGG GCG GCA TAT GCT CTC TAT GGC 2705 Tyr Ile Lys Gly Arg Leu Val Pro Gly Ala Ala Tyr Ala Leu Tyr Gly 780 785 790 GTA TGG CCG TTG CTC CTG CTC TTG CTG GCC TTA CCA CCA CGA GCT TAT 2753 Val Trp Pro Leu Leu Leu Leu Leu Leu Ala Leu Pro Pro Arg Ala Tyr 795 800 805 GCC ATG GAC CGA GAG ATG GCT GCA TCG TGC GGA GGC GCG GTT TTT GTA 2801 Ala Met Asp Arg Glu Met Ala Ala Ser Cys Gly Gly Ala Val Phe Val 810 815 820 GGT CTG GTA CTC TTG ACC TTG TCA CCA TAC TAT AAG GTG TTC CTC GCT 2849 Gly Leu Val Leu Leu Thr Leu Ser Pro Tyr Tyr Lys Val Phe Leu Ala 825 830 835 840 AGG CTC ATA TGG TGG TTA CAA TAT TTT ATC ACC AGA GCC GAG GCG CAC 2897 Arg Leu Ile Trp Trp Leu Gln Tyr Phe Ile Thr Arg Ala Glu Ala His 845 850 855 TTG CAA GTG TGG GTC CCC CCT CTC AAT GTT CGG GGA GGC CGC GAT GCC 2945 Leu Gln Val Trp Val Pro Pro Leu Asn Val Arg Gly Gly Arg Asp Ala 860 865 870 ATC ATC CTC CTT ACA TGC GCG GTC CAT CCA GAG CTA ATC TTT GAC ATC 2993 Ile Ile Leu Leu Thr Cys Ala Val His Pro Glu Leu Ile Phe Asp Ile 875 880 885 ACC AAA CTC CTG CTC GCC ATA CTC GGT CCG CTC ATG GTG CTC CAG GCT 3041 Thr Lys Leu Leu Leu Ala Ile Leu Gly Pro Leu Met Val Leu Gln Ala 890 895 900 GGC ATA ACT AGA GTG CCG TAC TTT GTA CGC GCT CAG GGG CTC ATC CGT 3089 Gly Ile Thr Arg Val Pro Tyr Phe Val Arg Ala Gln Gly Leu Ile Arg 905 910 915 920 GCA TGC ATG TTA GTG CGG AAG GTC GCT GGA GGC CAC TAT GTC CAA ATG 3137 Ala Cys Met Leu Val Arg Lys Val Ala Gly Gly His Tyr Val Gln Met 925 930 935 GCC TTC ATG AAG CTG GCC GCG CTG ACA GGT ACG TAC GTA TAT GAC CAT 3185 Ala Phe Met Lys Leu Ala Ala Leu Thr Gly Thr Tyr Val Tyr Asp His 940 945 950 CTT ACT CCA CTG CGG GAT TGG GCC CAC GCG GGC CTA CGA GAC CTT GCG 3233 Leu Thr Pro Leu Arg Asp Trp Ala His Ala Gly Leu Arg Asp Leu Ala 955 960 965 GTG GCA GTA GAG CCC GTC GTC TTC TCT GAC ATG GAG ACT AAA CTC ATC 3281 Val Ala Val Glu Pro Val Val Phe Ser Asp Met Glu Thr Lys Leu Ile 970 975 980 ACC TGG GGG GCA GAC ACC GCG GCG TGT GGG GAC ATC ATC TCG GGT CTA 3329 Thr Trp Gly Ala Asp Thr Ala Ala Cys Gly Asp Ile Ile Ser Gly Leu 985 990 995 1000 CCA GTC TCC GCC CGA AGG GGG AAG GAG ATA C 3360 Pro Val Ser Ala Arg Arg Gly Lys Glu Ile 1005 1010
【0051】配列番号:2 配列の長さ:20 配列の型:核酸 トポロジー:直鎖状 配列の種類:他の核酸 配列 CACCGCATGG CWTGGGATAT 20
【0052】配列番号:3 配列の長さ:20 配列の型:核酸 トポロジー:直鎖状 配列の種類:他の核酸 配列 GGGCTNGGRG TGAAGCARTA 20
【0053】配列番号:4 配列の長さ:22 配列の型:核酸 トポロジー:直鎖状 配列の種類:他の核酸 配列 TTGGGATATG ATGATGAACT GG 22
【0054】配列番号:5 配列の長さ:20 配列の型:核酸 トポロジー:直鎖状 配列の種類:他の核酸 配列 CTGTTGATGT GCCAGCTGCC 20
【0055】配列番号:6 配列の長さ:19 配列の型:核酸 トポロジー:直鎖状 配列の種類:他の核酸 配列 GGATATGATG ATGAAGTGG 19
【0056】配列番号:7 配列の長さ:19 配列の型:核酸 トポロジー:直鎖状 配列の種類:他の核酸 配列 TCYGTCTCAT TYGCCCCCA 19
【0057】配列番号:8 配列の長さ:18 配列の型:核酸 トポロジー:直鎖状 配列の種類:他の核酸 配列 GGNCAYHGNA TGGCNTGG 18
【0058】配列番号:9 配列の長さ:18 配列の型:核酸 トポロジー:直鎖状 配列の種類:他の核酸 配列 GCTACTCTTT GCCGGCGT 18
【0059】配列番号:10 配列の長さ:19 配列の型:核酸 トポロジー:直鎖状 配列の種類:他の核酸 配列 CTCTTTGCCG GCGTTGACG 19
【0060】配列番号:11 配列の長さ:20 配列の型:核酸 トポロジー:直鎖状 配列の種類:他の核酸 配列 GAGGAACTAC TGTCTTCACG 20
【0061】配列番号:12 配列の長さ:19 配列の型:核酸 トポロジー:直鎖状 配列の種類:他の核酸 配列 ACTCGCAAGC ACCCTATCA 19
【0062】配列番号:13 配列の長さ:19 配列の型:核酸 トポロジー:直鎖状 配列の種類:他の核酸 配列 CGACACTCCA CCATAGATC 19
【0063】配列番号:14 配列の長さ:40 配列の型:核酸 トポロジー:直鎖状 配列の種類:他の核酸 配列 CGCCCGCCGC GCCCCGCGCC CGTCCCGCCG CCCCCGCCCC 40
【図面の簡単な説明】
【図1】HCVゲノムの一部の塩基配列の一例と、本発
明のオリゴヌクレオチドがハイブリダイズする領域を示
す図である。
【図2】図1の続きを示す図である。
【図3】本発明のオリゴヌクレオチドMS1、MS2、
MS3及びMS4を設定した根拠となる、種々のクロー
ンの当該領域の塩基配列を異同を比較する図である。
【図4】図3の続きを示す図である。
【図5】図4の続きを示す図である。
【図6】図5の続きを示す図である。
【図7】本発明のオリゴヌクレオチドMR2を設定した
根拠となる、種々のクローンの当該領域の塩基配列を異
同を比較する図である。
【図8】図7の続きを示す図である。
【図9】図8の続きを示す図である。
【図10】図9の続きを示す図である。
【図11】図10の続きを示す図である。
【図12】本発明のオリゴヌクレオチドMR1を設定し
た根拠となる、種々のクローンの当該領域の塩基配列を
異同を比較する図である。
【図13】本発明のオリゴヌクレオチドMS5及びMS
6を設定した根拠となる、種々のクローンの当該領域の
塩基配列を異同を比較する図である。
【図14】本発明のオリゴヌクレオチドMR1’を設定
した根拠となる、種々のクローンの当該領域の塩基配列
を異同を比較する図である。
【図15】IFNα不応例の慢性C型肝炎患者につい
て、IFN治療中及び治療後のHCV−HVRのSSC
P解析を本発明の方法により行った結果の電気泳動パタ
ーンを示す模式図である。
【図16】3種のクローンを利用して、本発明の方法に
よりクローン数の測定を行った実験に用いた各クローン
の変異領域の塩基配列を示す図である。
【図17】HVR領域と5’非翻訳領域の両方を長さを
変えて同時に増幅させた産物についてのSSCP電気泳
動のパターンを示す模式図である。
【図18】HCVの5’非翻訳領域のSSCP解析を本
発明の方法により行った結果の電気泳動パターンを示す
模式図である。

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 5' CACCGCATGGCWTGGGATAT 3'(ただし、
    WはA又はT)で示される塩基配列を有するオリゴヌク
    レオチド。
  2. 【請求項2】 5' GGGCTNGGRGTGAAGCARTA 3'(ただし、
    NはA又はC又はG又はT、RはA又はG)で示される
    塩基配列を有するオリゴヌクレオチド。
  3. 【請求項3】 5' TTGGGATATGATGATGAACTGG 3'で示され
    る塩基配列を有するオリゴヌクレオチド。
  4. 【請求項4】 5' CTGTTGATGTGCCAGCTGCC 3'で示される
    塩基配列を有するオリゴヌクレオチド。
  5. 【請求項5】 5' GGATATGATGATGAAGTGG 3' で示される
    塩基配列を有するオリゴヌクレオチド。
  6. 【請求項6】 5' TCYGTCTCATTYGCCCCCA 3' (ただし、
    YはT又はC)で示される塩基配列を有するオリゴヌク
    レオチド。
  7. 【請求項7】 5' GGNCAYHGNATGGCNTGG 3'(ただし、N
    はA又はC又はG又はT、YはT又はC)で示される塩
    基配列を有するオリゴヌクレオチド。
  8. 【請求項8】 5' GCTACTCTTTGCCGGCGT 3'で示される塩
    基配列を有するオリゴヌクレオチド。
  9. 【請求項9】 5' CTCTTTGCCGGCGTTGACG 3' で示される
    塩基配列を有するオリゴヌクレオチド。
  10. 【請求項10】 5' GAGGAACTACTGTCTTCACG 3'で示され
    る塩基配列を有するオリゴヌクレオチド。
  11. 【請求項11】 請求項1ないし10のいずれか1項に
    記載のオリゴヌクレオチドから成るC型肝炎診断薬。
  12. 【請求項12】 請求項1、3、5、7、8及び9記載
    のオリゴヌクレオチドからなる群より選ばれるオリゴヌ
    クレオチドと、請求項2、4及び6記載のオリゴヌクレ
    オチドからなる群より選ばれるオリゴヌクレオチドをプ
    ライマーとして用いたPCRにより、検体中のHCVゲ
    ノムのcDNAを増幅し、増幅産物を変性状態で電気泳
    動にかけ、バンドの位置を検出することを含むC型肝炎
    の診断方法。
  13. 【請求項13】 前記PCRを2段階に分けて行い、1
    回目のPCRに用いるプライマーと2回目のPCRに用
    いるプライマーが異なっている請求項12記載の方法。
  14. 【請求項14】 1回目のPCRに請求項1、請求項2
    及び請求項4記載のオリゴヌクレオチドをプライマーと
    して用いる請求項13記載の方法。
  15. 【請求項15】 2回目のPCRに請求項3及び請求項
    4記載のオリゴヌクレオチドをプライマーとして用いる
    請求項13又は14記載の方法。
  16. 【請求項16】 2回目のPCRに請求項5及び請求項
    4記載のオリゴヌクレオチドをプライマーとして用いる
    請求項13又は14記載の方法。
  17. 【請求項17】 2回目のPCRに請求項8及び請求項
    4記載のオリゴヌクレオチドをプライマーとして用いる
    請求項13又は14記載の方法。
  18. 【請求項18】 2回目のPCRに請求項9及び請求項
    4記載のオリゴヌクレオチドをプライマーとして用いる
    請求項13又は14記載の方法。
  19. 【請求項19】 前記電気泳動は1℃〜42℃の温度下
    で行う請求項12ないし18のいずれか1項に記載の方
    法。
  20. 【請求項20】 請求項1ないし10のいずれか1項に
    記載のオリゴヌクレオチドをプライマーとして用いたP
    CRにより、検体中のHCVゲノムのcDNAを増幅す
    ることを含むC型肝炎ウイルスの増幅方法。
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