JPH0732155Y2 - 鉛筆削り器 - Google Patents

鉛筆削り器

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Publication number
JPH0732155Y2
JPH0732155Y2 JP1990107769U JP10776990U JPH0732155Y2 JP H0732155 Y2 JPH0732155 Y2 JP H0732155Y2 JP 1990107769 U JP1990107769 U JP 1990107769U JP 10776990 U JP10776990 U JP 10776990U JP H0732155 Y2 JPH0732155 Y2 JP H0732155Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mounting pin
cutter
hole
cutter holder
small hole
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1990107769U
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English (en)
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JPH0464197U (ja
Inventor
英治 谷上
Original Assignee
エルム工業株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は鉛筆削り器に関し、特にカッターの中心部に挿
通する取付ピンをカッターホルダーに対し固定する手段
に関する。
(従来の技術) 従来、カッターホルダーに対しカッターを取付ける場
合、カッターの中心部に取付ピンを挿通してその取付ピ
ンの両端部をカッターホルダーに対し固定している。そ
して取付ピンをカッターホルダーに対し固定する手段と
しては、カッターホルダーに雌ねじを形成すると共に取
付ピンの先端部に雄ねじを形成して両者をねじ接合する
方法や、実公昭49-19324号公報に示されたように、「回
転台の鉛筆挿入孔の先端部に無螺孔を設けてその孔にカ
ッター軸の一端を挿脱自在に嵌合し、かつ鉛筆挿入孔の
開口部に近い部分に形成した腕に貫通孔を設けて軸の他
端を貫挿し、更に、回転台に押えを取付けてその押えに
設けた凹部にカッター軸の一端を嵌合して抜け止めす
る」方法などがある。
(考案が解決しようとする課題) 前記従来技術において、まず前者の取付ピンとカッター
ホルダーをねじ接合する手段は、カッターホルダーにね
じ切りを行なうときに、下穴に対して雌ねじが偏心する
場合があって精度を出しにくい問題があった。
また後者の押えを用いてカッター軸の抜け止めを行う手
段も、無螺孔とカッター軸とのクリアランスのために偏
心が生じる問題や、押えを用いるために部品点数が増え
ると共にカッター軸を抜き取る場合に押えを回転台から
外さねばならず面倒であるという問題があった。
そこで本考案は、カッターホルダーに対してカッターの
取付ピンを偏心することなく取り付けることができ、か
つ、カッターの取付ピンの固定や抜き取りが簡単で、部
品点数の増加も避けることができる鉛筆削り器の提供を
目的とする。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するために、本考案の鉛筆削り器は、カ
ッター1の中心部に挿通する取付ピン2の基端側の周側
面に周溝14を有するローレット部13を形成すると共に先
端部には尖鋭な円錐状部2aを形成し、またカッターホル
ダー3において取付ピン2の先端部を嵌入させる穴4の
奥に更に内径がより小さい小穴5を設け、取付ピン2の
基端ローレット部13における周溝14を除いた箇所をカッ
ターホルダー3に設けた支壁9の通孔11に対し圧入する
と共に取付ピン2の先端円錐状部2aを上記小穴5の口縁
部に接触せしめて取付ピン2を固定したことを特徴とす
るものである。
(実施例) 以下、図面に基づき実施例について説明する。まずカッ
ターホルダー3は一端に鉛筆挿入筒部6を設けると共に
他端にハンドル接続ねじ部7を設け、鉛筆挿入筒部6の
一部側面を鉛筆挿入孔に開通するように斜めに切欠し、
この斜状切欠部8の両側に支壁9と段部10を設けて、そ
の支壁9に通孔11を穿設すると共に段部10には穴4を設
け、更にその穴4の奥に内径がより小さい小穴5を設け
ている。カッターホルダー3は、第5図に示すように、
ケース12に対し回転自在に取付けられる。次にカッター
1は軸方向の中心孔を有し、カッターホルダー3におけ
る支壁9と段部10の間の斜状切欠部8に沿って中心孔の
両端開口が支壁9の通孔11と段部10の穴4にそれぞれ対
向するように配置される。次に取付ピン2はカッター1
の中心孔に挿通可能な外径を有し、その先端に尖鋭な円
錐状部2aを形成し、また基端側には周側面が凹凸状のロ
ーレット部13を設けると共にそのローレット部13内に周
溝14を設けている。取付ピン2はカッター1に挿通され
てその基端ローレット部13を支壁9の通孔11に圧入する
ことにより固定され、取付ピン2の先端円錐状部2aは段
部10の穴4の奥の小穴5の口縁部に接触させられること
になる。尚、取付ピン2の基端部の周溝14は支壁9の外
側に位置し、取付ピン2を抜出するときにその周溝14に
マイナスドライバー等を引掛けて抜出できるようにして
いる。取付ピン2はその先端円錐状部2aが小穴5の口縁
部に接触することにより小穴5の中心部にガイドされる
ことになる。
(作用効果) 本考案は以上のとおりであり、まず、カッターホルダー
3において取付ピン2の先端部を嵌入させる穴4の奥に
更に内径がより小さい小穴5を設けて、取付ピン2の先
端円錐状部2aをその小穴5の口縁部に接触させたことに
よって、取付ピン2が中心部にガイドされて偏心がなく
なるという作用効果がある。次に、取付ピン2の基端ロ
ーレット部13を支壁9の通孔11に対し圧入することによ
って固定するので、前記従来技術で述べたねじ接合する
方法や、押えで抜け止めする方法に比べて固定が簡単で
あり、また、取付ピン2を抜き取る場合も、ローレット
部13に設けた周溝14にマイナスドライバー等を引掛ける
ことによって抜き取れるので、前記従来技術で述べた押
えを回転台から外すような面倒もなく簡単である。また
押えのような部品は不要であり部品点数の増加を避けら
れる利点もある。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の実施例を示したもので、第1図はカッター
ホルダーにカッターを取付ける前の状態の側面図、第2
図はカッターホルダーにカッターを取付けた状態の側面
図、第3図は第2図A−A線断面図、第4図は第2図B
−B線断面図、第5図はケースに取付けた状態の側面図
である。 1……カッター、2……取付ピン、2a……円錐状部、3
……カッターホルダー、4……穴、5……小穴、6……
鉛筆挿入筒部、7……ハンドル接続ねじ部、8……斜状
切欠部、9……支壁、10……段部、11……通孔、12……
ケース、13……ローレット部、14……周溝。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】カッター1の中心部に挿通する取付ピン2
    の基端側の周側面に周溝14を有するローレット部13を形
    成すると共に先端部には尖鋭な円錐状部2aを形成し、ま
    たカッターホルダー3において取付ピン2の先端部を嵌
    入させる穴4の奥に更に内径がより小さい小穴5を設
    け、取付ピン2の基端ローレット部13における周溝14を
    除いた箇所をカッターホルダー3に設けた支壁9の通孔
    11に対し圧入すると共に取付ピン2の先端円錐状部2aを
    上記小穴5の口縁部に接触せしめて取付ピン2を固定し
    たことを特徴とする鉛筆削り器。
JP1990107769U 1990-10-15 1990-10-15 鉛筆削り器 Expired - Lifetime JPH0732155Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1990107769U JPH0732155Y2 (ja) 1990-10-15 1990-10-15 鉛筆削り器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1990107769U JPH0732155Y2 (ja) 1990-10-15 1990-10-15 鉛筆削り器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0464197U JPH0464197U (ja) 1992-06-01
JPH0732155Y2 true JPH0732155Y2 (ja) 1995-07-26

Family

ID=31854440

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1990107769U Expired - Lifetime JPH0732155Y2 (ja) 1990-10-15 1990-10-15 鉛筆削り器

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JP (1) JPH0732155Y2 (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4919324U (ja) * 1972-05-18 1974-02-19

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0464197U (ja) 1992-06-01

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