JPH0732104B2 - コンデンサ用蓋 - Google Patents

コンデンサ用蓋

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JPH0732104B2
JPH0732104B2 JP3292142A JP29214291A JPH0732104B2 JP H0732104 B2 JPH0732104 B2 JP H0732104B2 JP 3292142 A JP3292142 A JP 3292142A JP 29214291 A JP29214291 A JP 29214291A JP H0732104 B2 JPH0732104 B2 JP H0732104B2
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JP
Japan
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hole
square nut
screw
capacitor
plate
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貢 山本
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Hitachi AIC Inc
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Hitachi AIC Inc
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はコンデンサ用蓋に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】最近、製造技術のロボット化が急速に進
んでおり、コンデンサについても各種工程において産業
用ロボットが導入され始めている。
【0003】ところで、アルミ等の金属ケースや樹脂ケ
ース等にコンデンサ素子を収納し蓋を取り付けて密閉す
る構成のコンデンサにおいては、例えば蓋にネジ端子等
を貫通して設けている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このネジ端子
に外部からネジを挿入してコンデンサと他の電気部品等
とを接続する作業に、ロボットを利用した場合、まだロ
ボットの作業が手作業と比べて精度低いため、蓋に設け
たネジ端子に外部からのネジを挿入できなかったり、あ
るいは中心位置がズレたままネジを挿入してしまいネジ
溝が損傷する等の欠点があった。
【0005】本発明の目的は、以上の欠点を改良し、ネ
ジの取付作業が容易で確実に行えるネジ端子を有するコ
ンデンサ用蓋を提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、上記
の目的を達成するために、コンデンサ用ケースを密閉す
るコンデンサ用蓋において、角ナットを収納し第1穴
と、この第1穴に続けて設けた前記第1穴よりも径小
の、ネジを挿入しうる第2穴と、一端を前記第1穴上に
配置するとともに前記第1穴に相対する位置に前記角ナ
ットの孔の径よりも大きい孔を設け、他端を凹部にはめ
込むとともに貫通して設けた引出端子により固定した金
属製の板状体とを有することを特徴とするコンデンサ用
蓋を提供するものである。
【0007】また、請求項2の発明は、コンデンサ用ケ
ースを密閉しうるコンデンサ用蓋において、角ナットを
収納した第1穴と、この第1穴に続けて設けた前記第1
穴よりも径小の、ネジを挿入しうる第2穴と、一端を前
記第1穴上に配置するとともに前記第1穴に相対する位
置に前記角ナットの径より大きい孔を設け、他端を貫通
して設けた引出端子により固定した金属製の板状体と、
前記第1穴の周囲または前記板状体の他端のどちらか一
方に設けた突起とを有することを特徴とするコンデンサ
用蓋を提供するものである。
【0008】
【作用】すなわち、請求項1及び請求項2の発明によれ
ば、外部からのネジをネジ端子に取り付ける場合、ネジ
は先ず板状体の径大の孔を通る。次にネジはこの孔に導
かれて、第1穴に収納しているより径小の角ナットに通
され、固定される。従って、直接角ナットに通す場合に
比べて、ネジは、多少ズレていてもより確実に角ナット
に固定される。
【0009】また、請求項1の発明によれば、板状体の
他端を凹部にはめ込んでいるために、板状体が回転する
のを防止できる。そして請求項2の発明によっても、第
1穴の周囲または板状体の他端のどちらか一方に突起を
設けているために、板状体の回転を防止できる。従っ
て、板状体の回転を防止できることによって、板状体に
設けた孔は、第1穴や角ナットとの位置の関係で、ほと
んどズレたりすることがなくなる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1は請求項1の発明の実施例を示す。この図1
において、1はエポキシ樹脂等の樹脂材からなる厚さ数
mm程度の蓋である。2はこの蓋1の一部に設けたられた
角状の凸部である。3は、凸部2に設けられた角状の第
1穴であり、四角ナット等の角ナット4を収納してい
る。5は第1穴3に続けて設けた円筒状の第2穴であ
り、第1穴3よりも径が小さい。6は凸部2に隣接して
設けた凹部である。7は、 字状の金属製の板状体であ
り、一部8を凸部2の上面に配置し、他端9を凹部6に
はめ込み蓋1を貫設する引出端子10により蓋1に固定
している。11は、板状体7の一端8に、角ナット4の
孔12に相対する位置に設けた孔であり、角ナット4の
孔12よりも径大となっている。
【0011】すなわち、上記実施例によれば、図2に示
す通り、外部からのネジ13を取り付ける場合、先ず、
ネジ13の先を板状体7の一端8に設けられた孔11に
通し、次いで角ナット4に通す。この際、孔11の径が
角ナット4の孔12の径よりも大きく、しかも角ナット
4が第1穴3中での位置を多少変えることができるた
め、ネジ13は、挿通前の位置が板状体7の孔11や角
ナット4の孔12の中心から多少ズレていたとしても、
角ナット4のネジ溝を損傷することなく角ナット4に通
る。なお、ネジ13を角ナット4により板状体7に固定
する場合、板状体7の他端9を凹部6にはめ込んでいる
ために、板状体7は回転がくい止められる。従って、板
状体7の孔11と第1穴3及び角ナット4との位置の関
係がほとんどズレることなく、ネジ13をより確実に孔
11及び角ナット4に通すことができる。
【0012】なお、上記実施例において、第1穴3を凸
部2中に形成したが、平面中に形成してもよい。
【0013】また、図3は請求項2の発明の実施例を示
す。この実施例では、第1穴14を平面中に形成し、こ
の第1穴14に角ナット15を収納するとともに、周囲
に突起16を設けて、板状体17の回転止めとしてい
る。なお、突起は、板形状体17の他端18の周囲に設
けて回転止めとしてもよい。
【0014】さらに、第1穴の周囲に突起を設けた場合
に、板状体の他端を凹部にはめ込む構成とすると板状体
の回転をより効果的に防止でき、突起の損傷を防止でき
る。
【0015】
【発明の効果】以上の通り、本発明によれば、外部から
のネジの取付作業が容易になりかつミスなく確実にでき
るコンデンサ用蓋が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1の本発明の実施例の断面図を示す。
【図2】図1の実施例にネジを通した状態の断面図を示
す。
【図3】請求項2の発明の実施例の断面図を示す。
【符号の説明】 1…蓋、 3,14…第1穴、 4,15…角ナット、
5…第2穴、6…凹部、 7,17…板状体、 10
…引出端子、 11…孔、16…突起。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンデンサ用ケースを密閉するコンデン
    サ用蓋において、角ナットを収納した第1穴と、この第
    1穴に続けて設けた前記第1穴よりも径小の、ネジを挿
    入しうる第2穴と、一端を前記第1穴上に配置するとと
    もに前記第1穴に相対する位置に前記角ナットの孔の径
    よりも大きい孔を設け、他端を凹部にはめ込むとともに
    貫通して設けた引出端子により固定した金属製の板状体
    とを有することを特徴とするコンデンサ用蓋。
  2. 【請求項2】 コンデンサ用ケースを密閉しうるコンデ
    ンサ用蓋において、角ナットを収納した第1穴と、この
    第1穴に続けて設けた前記第1穴よりも径小の、ネジを
    挿入しうる第2穴と、一端を前記第1穴上に配置すると
    ともに前記第1穴に相対する位置に前記角ナットの径よ
    り大きい孔を設け、他端を貫通して設けた引出端子によ
    り固定した金属製の板状体と、前記第1穴の周囲または
    前記板状体の他端の周囲のどちらか一方に設けた突起と
    を有することを特徴とするコンデンサ用蓋。
JP3292142A 1991-10-11 1991-10-11 コンデンサ用蓋 Expired - Fee Related JPH0732104B2 (ja)

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JPH0645179A JPH0645179A (ja) 1994-02-18
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JPH0645179A (ja) 1994-02-18

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