JPH07320963A - 非接触コネクタ - Google Patents
非接触コネクタInfo
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- JPH07320963A JPH07320963A JP6105653A JP10565394A JPH07320963A JP H07320963 A JPH07320963 A JP H07320963A JP 6105653 A JP6105653 A JP 6105653A JP 10565394 A JP10565394 A JP 10565394A JP H07320963 A JPH07320963 A JP H07320963A
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- Japan
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- contact connector
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- coil
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 電磁結合部同士の影響を受け難く、かつ電磁
結合部の間隔を狭くできること。 【構成】 第1の接続体1は、第1の基体部1aと、第
1のパターン基体部1bとを有し、前記第2の接続体2
は、第2の基体部2aと、第2のパターン基体部2bと
を有し、前記第1のパターン基体部1bには、貫通穴7
が形成されている。前記第2のパターン基体部2bには
保持穴8が形成されている。コア6は、前記第1の接続
体1に保持されている保持部6aと、前記貫通穴7を貫
通して前記保持穴8に保持される柱部6bとを有してい
る。
結合部の間隔を狭くできること。 【構成】 第1の接続体1は、第1の基体部1aと、第
1のパターン基体部1bとを有し、前記第2の接続体2
は、第2の基体部2aと、第2のパターン基体部2bと
を有し、前記第1のパターン基体部1bには、貫通穴7
が形成されている。前記第2のパターン基体部2bには
保持穴8が形成されている。コア6は、前記第1の接続
体1に保持されている保持部6aと、前記貫通穴7を貫
通して前記保持穴8に保持される柱部6bとを有してい
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電磁結合方式を採用し
た非接触コネクタに関する。
た非接触コネクタに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の非接触コネクタは、図4に示すよ
うに、板状の接続体20と、この接続体20に接続され
る被接続体21とを有している。接続体20及び被接続
体21の双方には、円形のプリントコイル22,23が
形成されている。プリントコイル22,23同士は、互
いに重ね合わされて電磁結合部を構成している。
うに、板状の接続体20と、この接続体20に接続され
る被接続体21とを有している。接続体20及び被接続
体21の双方には、円形のプリントコイル22,23が
形成されている。プリントコイル22,23同士は、互
いに重ね合わされて電磁結合部を構成している。
【0003】また、図5に示す非接触コネクタでは、板
状の接続体24の一方面に角形のプリントコイル25が
形成されている。被接続体26は側面略コ字状に形成さ
れているコア27と、このコア27に巻かれた導線28
とを有している。コア27には導線28が巻き付いてい
るコア27のギャップSにプリントコイル25を挿入し
て電磁結合を構成している。
状の接続体24の一方面に角形のプリントコイル25が
形成されている。被接続体26は側面略コ字状に形成さ
れているコア27と、このコア27に巻かれた導線28
とを有している。コア27には導線28が巻き付いてい
るコア27のギャップSにプリントコイル25を挿入し
て電磁結合を構成している。
【0004】さらに、図6の従来例では、接続体29に
導線30を巻いた角形コア31を埋め込んだ構造であ
り、図5に示した非接触コネクタと同様に導線28を巻
いた被接続体26のコア27のギャップSに接続体29
の角形コア31を挿入して電磁結合を構成している。
導線30を巻いた角形コア31を埋め込んだ構造であ
り、図5に示した非接触コネクタと同様に導線28を巻
いた被接続体26のコア27のギャップSに接続体29
の角形コア31を挿入して電磁結合を構成している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
非接触コネクタは、所望の結合度を得るために電磁結合
部分の面積及び体積が大きな構造であるので、小形化及
び多数の電磁結合部分を組み込むことが困難であるとい
う問題がある。
非接触コネクタは、所望の結合度を得るために電磁結合
部分の面積及び体積が大きな構造であるので、小形化及
び多数の電磁結合部分を組み込むことが困難であるとい
う問題がある。
【0006】それ故に本発明の課題は、小形化、及び多
数の電磁結合部を組み込むことが可能な非接触コネクタ
を提供することにある。
数の電磁結合部を組み込むことが可能な非接触コネクタ
を提供することにある。
【0007】また、本発明の他の課題は、電磁結合部同
士の影響を受け難い非接触コネクタを提供することにあ
る。
士の影響を受け難い非接触コネクタを提供することにあ
る。
【0008】また、本発明の他の課題は、電磁結合部の
中心のズレがなく、結合度が保持される非接触コネクタ
を提供することにある。
中心のズレがなく、結合度が保持される非接触コネクタ
を提供することにある。
【0009】また、本発明の他の課題は、組み立ても容
易である非接触コネクタを提供することにある。
易である非接触コネクタを提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、環状の
第1のコイルパターンを有している板状の第1の接続
体、及び環状の第2のコイルパターンを有している板状
の第2の接続体を、前記第1及び第2のコイルパターン
が非接触状態で相互に重なり合うよう対向させて電磁結
合部を構成する非接触コネクタにおいて、前記第1の接
続体に保持され、かつ前記第1のコイルパターンの中央
部分を貫通して前記第1の接続体から突出しているコア
を有し、前記第2の接続体は、前記第2のコイルパター
ンの中央部分に前記コアの先端部分を受け入れて保持す
る保持穴を有していることを特徴とする非接触コネクタ
が得られる。
第1のコイルパターンを有している板状の第1の接続
体、及び環状の第2のコイルパターンを有している板状
の第2の接続体を、前記第1及び第2のコイルパターン
が非接触状態で相互に重なり合うよう対向させて電磁結
合部を構成する非接触コネクタにおいて、前記第1の接
続体に保持され、かつ前記第1のコイルパターンの中央
部分を貫通して前記第1の接続体から突出しているコア
を有し、前記第2の接続体は、前記第2のコイルパター
ンの中央部分に前記コアの先端部分を受け入れて保持す
る保持穴を有していることを特徴とする非接触コネクタ
が得られる。
【0011】また、本発明によれば、前記第1の接続体
は、第1の基体部と、前記第1のコイルパターンを配し
かつ前記第1の基体部に一体に設けた第1のパターン基
体部とを有し、前記第2の接続体は、第2の基体部と、
前記第2のコイルパターンを配しかつ前記第2の基体部
に一体に設けた第2のパターン基体部とを有し、前記第
1のパターン基体部は、前記第1のコイルパターンの中
央部分を貫通する貫通穴を有し、前記第2のパターン基
体部に前記保持穴を有し、前記コアは、前記第1の基体
部及び第1のパターン基体部間で保持されている保持部
と、前記貫通穴を貫通して前記保持穴に保持される柱部
とを有していることを特徴とする非接触コネクタが得ら
れる。
は、第1の基体部と、前記第1のコイルパターンを配し
かつ前記第1の基体部に一体に設けた第1のパターン基
体部とを有し、前記第2の接続体は、第2の基体部と、
前記第2のコイルパターンを配しかつ前記第2の基体部
に一体に設けた第2のパターン基体部とを有し、前記第
1のパターン基体部は、前記第1のコイルパターンの中
央部分を貫通する貫通穴を有し、前記第2のパターン基
体部に前記保持穴を有し、前記コアは、前記第1の基体
部及び第1のパターン基体部間で保持されている保持部
と、前記貫通穴を貫通して前記保持穴に保持される柱部
とを有していることを特徴とする非接触コネクタが得ら
れる。
【0012】また、本発明によれば、前記第1及び第2
の接続体のそれぞれには、前記第1及び第2のコイルパ
ターンに対向している磁気シールド部材が設けられてい
ることを特徴とする非接触コネクタが得られる。
の接続体のそれぞれには、前記第1及び第2のコイルパ
ターンに対向している磁気シールド部材が設けられてい
ることを特徴とする非接触コネクタが得られる。
【0013】また、本発明によれば、前記第1及び第2
の接続体に設けた複数の前記第1及び第2のコイルパタ
ーンをそれぞれ遮蔽する複数の遮蔽板を有し、前記第1
及び第2の接続体には前記遮蔽板を受け入れて係合する
ため係合部を有していることを特徴とする非接触コネク
タが得られる。
の接続体に設けた複数の前記第1及び第2のコイルパタ
ーンをそれぞれ遮蔽する複数の遮蔽板を有し、前記第1
及び第2の接続体には前記遮蔽板を受け入れて係合する
ため係合部を有していることを特徴とする非接触コネク
タが得られる。
【0014】また本発明によれば、前記第1及び第2の
パターン基体部に設けた複数の前記第1及び第2のコイ
ルパターンのそれぞれを遮蔽する複数の遮蔽板を有し、
前記第1及び第2のパターン基体部には前記遮蔽板を受
け入れて係合するために、第1及び第2のパターン基体
部のそれぞれに形成した係合部を有していることを特徴
とする非接触コネクタが得られる。
パターン基体部に設けた複数の前記第1及び第2のコイ
ルパターンのそれぞれを遮蔽する複数の遮蔽板を有し、
前記第1及び第2のパターン基体部には前記遮蔽板を受
け入れて係合するために、第1及び第2のパターン基体
部のそれぞれに形成した係合部を有していることを特徴
とする非接触コネクタが得られる。
【0015】
【作用】本発明の非接触コネクタによると、第1のコイ
ルパターンの中央部分にコアを嵌め込む第1の接続体
と、第2のコイルパターンの中央部分にコアを挿入する
ための保持穴を設けた第2の接続体で構成され、第1及
び第2のコイルパターンの電磁結合部に対して、電磁シ
ールド部材及び遮蔽板を設けている。上記のように構成
することにより電磁結合部の面積及び体積が小さくな
り、電磁結合部同志の影響を受け難くなるものである。
ルパターンの中央部分にコアを嵌め込む第1の接続体
と、第2のコイルパターンの中央部分にコアを挿入する
ための保持穴を設けた第2の接続体で構成され、第1及
び第2のコイルパターンの電磁結合部に対して、電磁シ
ールド部材及び遮蔽板を設けている。上記のように構成
することにより電磁結合部の面積及び体積が小さくな
り、電磁結合部同志の影響を受け難くなるものである。
【0016】コアはドラム形の保持部を有しており、遮
蔽板は一端部を曲げているため組み立てに際し、第1及
び第2の接続体の係合部から外れる恐れがない。さら
に、第1のパターン基体部上に第1の基体部として樹脂
材を設け、樹脂材を固めればコア及び遮蔽板が第1の接
続体にしっかりと固定される。、第1の接続体に第2の
接続体を接続する上で、コアの柱部が保持穴に挿入され
るため電磁結合部の中心のズレはほとんどない。
蔽板は一端部を曲げているため組み立てに際し、第1及
び第2の接続体の係合部から外れる恐れがない。さら
に、第1のパターン基体部上に第1の基体部として樹脂
材を設け、樹脂材を固めればコア及び遮蔽板が第1の接
続体にしっかりと固定される。、第1の接続体に第2の
接続体を接続する上で、コアの柱部が保持穴に挿入され
るため電磁結合部の中心のズレはほとんどない。
【0017】
【実施例】図1は本発明の非接触コネクタの一実施例を
示している。図1乃至図3を参照して、非接触コネクタ
は、板状に形成されている第1の接続体1と、この第1
の接続体1に接続されるよう板状に形成されている第2
の接続体2とを備えている。第1の接続体1は、第1の
基体部1aと、この第1の基体部1aに合わせ設けた第
1のパターン基体部1bとを有している。第2の接続体
2は、第2の基体部2aと、この第2の基体部2aに合
わせ設けた第2のパターン基体部2bとを有している。
示している。図1乃至図3を参照して、非接触コネクタ
は、板状に形成されている第1の接続体1と、この第1
の接続体1に接続されるよう板状に形成されている第2
の接続体2とを備えている。第1の接続体1は、第1の
基体部1aと、この第1の基体部1aに合わせ設けた第
1のパターン基体部1bとを有している。第2の接続体
2は、第2の基体部2aと、この第2の基体部2aに合
わせ設けた第2のパターン基体部2bとを有している。
【0018】第1のパターン基体部1bには、例えば、
円形もしくは角形のリング形状のような環状に形成され
ている第1のコイルパターン3が設けられている。第2
のパターン基体部2bには、第1のコイルパターン1b
と同様な形状の環状に形成された第2のコイルパターン
4が設けられている。
円形もしくは角形のリング形状のような環状に形成され
ている第1のコイルパターン3が設けられている。第2
のパターン基体部2bには、第1のコイルパターン1b
と同様な形状の環状に形成された第2のコイルパターン
4が設けられている。
【0019】第1の接続体1及び第2の接続体2は、フ
ェライトなどの磁性材料からなるドラム形部分、及び柱
形部分を持つコア6によって相互に連結されている。コ
ア6は、第1の基体部1a及び第1のパターン基体部1
b間に挟まれ保持されているドラム形の保持部6aと、
保持部6aから一方にのびている円柱形の柱部6bとを
有している。第1のパターン基体部1bには第1のコイ
ルパターン3により囲まれた中央部分にコア6の柱部6
bが貫通する貫通穴7が形成されている。第2のパター
ン基体部2bには、第2のコイルパターン4により囲ま
れた中央部分に柱部6bの先端部分を嵌め込むための保
持穴8が形成されている。即ち、コア6はその保持部6
aが第1の接続体1に保持され、柱部6bが貫通穴7及
び保持穴8に挿通されている。
ェライトなどの磁性材料からなるドラム形部分、及び柱
形部分を持つコア6によって相互に連結されている。コ
ア6は、第1の基体部1a及び第1のパターン基体部1
b間に挟まれ保持されているドラム形の保持部6aと、
保持部6aから一方にのびている円柱形の柱部6bとを
有している。第1のパターン基体部1bには第1のコイ
ルパターン3により囲まれた中央部分にコア6の柱部6
bが貫通する貫通穴7が形成されている。第2のパター
ン基体部2bには、第2のコイルパターン4により囲ま
れた中央部分に柱部6bの先端部分を嵌め込むための保
持穴8が形成されている。即ち、コア6はその保持部6
aが第1の接続体1に保持され、柱部6bが貫通穴7及
び保持穴8に挿通されている。
【0020】第1及び第2の基体部1a,2aのそれぞ
れには、第1及び第2のコイルパターン3,4に対向す
るよう磁気シールド部材9、10が設けられている。磁
気シールド部材9、10は、アルミニウムなどの非磁性
材料を用いている。
れには、第1及び第2のコイルパターン3,4に対向す
るよう磁気シールド部材9、10が設けられている。磁
気シールド部材9、10は、アルミニウムなどの非磁性
材料を用いている。
【0021】また、非接触コネクタは、第1及び第2の
パターン基体部1b,2bに設けた複数の第1及び第2
のコイルパターン3,4の間でこれらを遮蔽するために
複数の遮蔽板11を有している。遮蔽板11はその一端
部が直角方向に曲げられている。第1のパターン基体部
1bには、遮蔽板11を受け入れて係合する第1の係合
部12が形成されている。第2のパターン基体部2bに
は、遮蔽板11を受け入れて係合する第2の係合部13
が形成されている。第1及び第2の係合部12,13
は,溝もしくは第1及び第2のパターン基体部1b,2
bの端面から内方向に形成した切り欠きであってもよ
い。
パターン基体部1b,2bに設けた複数の第1及び第2
のコイルパターン3,4の間でこれらを遮蔽するために
複数の遮蔽板11を有している。遮蔽板11はその一端
部が直角方向に曲げられている。第1のパターン基体部
1bには、遮蔽板11を受け入れて係合する第1の係合
部12が形成されている。第2のパターン基体部2bに
は、遮蔽板11を受け入れて係合する第2の係合部13
が形成されている。第1及び第2の係合部12,13
は,溝もしくは第1及び第2のパターン基体部1b,2
bの端面から内方向に形成した切り欠きであってもよ
い。
【0022】つぎに、非接触コネクタの組み立て、及び
接続作業について説明する。第1及び第2のコイルパタ
ーン3,4は、第1及び第2のパターン基体部1b,2
bのそれぞれに固定され、第1及び第2のコイルパター
ン3,4の中央部分の第1及び第2のパターン基体部1
b,2bに貫通穴7、保持穴8を形成するとともに第1
及び第2の係合部12,13をも形成しておく。
接続作業について説明する。第1及び第2のコイルパタ
ーン3,4は、第1及び第2のパターン基体部1b,2
bのそれぞれに固定され、第1及び第2のコイルパター
ン3,4の中央部分の第1及び第2のパターン基体部1
b,2bに貫通穴7、保持穴8を形成するとともに第1
及び第2の係合部12,13をも形成しておく。
【0023】次に、第1のパターン基体部1bの貫通穴
7にはコア6の柱部6aを挿入する。この際、第1のパ
ターン基体部1bの第1の係合部12に遮蔽板11を挿
入する。さらに、第1のパターン基体部1bの一方面、
即ち、第1及び第2のコイルパターン3,4が相対する
面とは反対の一方面に第1及び第2の基体部1a,2a
を形成する。
7にはコア6の柱部6aを挿入する。この際、第1のパ
ターン基体部1bの第1の係合部12に遮蔽板11を挿
入する。さらに、第1のパターン基体部1bの一方面、
即ち、第1及び第2のコイルパターン3,4が相対する
面とは反対の一方面に第1及び第2の基体部1a,2a
を形成する。
【0024】第1及び第2の基体部1a,2aを形成す
る方法としては、樹脂板を予め用意して接着するか、溶
融された樹脂材を一方面に設けた後に固めれば、第1及
び第2の基体部1a,2aが得られる。コア6及び遮蔽
板11は、第1のパターン基体部1bの一方面に第1の
基体部1aを設けることによって保持される。
る方法としては、樹脂板を予め用意して接着するか、溶
融された樹脂材を一方面に設けた後に固めれば、第1及
び第2の基体部1a,2aが得られる。コア6及び遮蔽
板11は、第1のパターン基体部1bの一方面に第1の
基体部1aを設けることによって保持される。
【0025】また、磁気シールド部材9,10は、第1
及び第2の基体部1a,2aを形成するときに埋め込め
ばよい。その後、遮蔽板11は第2の係合部13に嵌め
込まれ、コア6の柱部6bは先端部分が保持穴8に挿入
されることによって、第1の接続体1と第2の接続体2
とが接続される。この際、第1のコイルパターン3、第
2のコイルパターン4及びコア6によって電磁結合部が
構成される。このように構成すると、第1及び第2のコ
イルパターン3,4が非接触状態で相互に重なり合うよ
う対向して電磁結合が行なわれる。
及び第2の基体部1a,2aを形成するときに埋め込め
ばよい。その後、遮蔽板11は第2の係合部13に嵌め
込まれ、コア6の柱部6bは先端部分が保持穴8に挿入
されることによって、第1の接続体1と第2の接続体2
とが接続される。この際、第1のコイルパターン3、第
2のコイルパターン4及びコア6によって電磁結合部が
構成される。このように構成すると、第1及び第2のコ
イルパターン3,4が非接触状態で相互に重なり合うよ
う対向して電磁結合が行なわれる。
【0026】
【発明の効果】以上、実施例により説明したように、本
発明の非接触コネクタによれば、磁気シールド部材は、
遮蔽板とともに電磁結合部同士の影響を受け難く、かつ
電磁結合部の間隔を狭くできる。
発明の非接触コネクタによれば、磁気シールド部材は、
遮蔽板とともに電磁結合部同士の影響を受け難く、かつ
電磁結合部の間隔を狭くできる。
【0027】また、コアを保持穴に挿入させることによ
り、電磁結合部の中心がほとんどズレないので良好な結
合度が保持される。
り、電磁結合部の中心がほとんどズレないので良好な結
合度が保持される。
【0028】また、コイルパターンの中心にコアを設
け、磁気シールド部材を備えることにより、電磁結合部
の小形化できるとともに多数の電磁結合部を構成できる
という効果が得られる。
け、磁気シールド部材を備えることにより、電磁結合部
の小形化できるとともに多数の電磁結合部を構成できる
という効果が得られる。
【0029】さらに、コアはドラム形の保持部を有して
おり、遮蔽板の一端部を曲げているので組み立ても容易
であり、樹脂材などで固めればコア及び遮蔽板が第1の
接続体から外れる恐れがない。
おり、遮蔽板の一端部を曲げているので組み立ても容易
であり、樹脂材などで固めればコア及び遮蔽板が第1の
接続体から外れる恐れがない。
【図1】本発明の非接触コネクタの一実施例を示す分解
斜視図である。
斜視図である。
【図2】図1の非接触コネクタの結合状態を示す横方向
の断面図である。
の断面図である。
【図3】図1の非接触コネクタの結合状態を示す縦方向
の断面図である。
の断面図である。
【図4】従来の非接触コネクタの一例を示す斜視図であ
る。
る。
【図5】従来の非接触コネクタの他の一例を示す斜視図
である。
である。
【図6】従来の非接触コネクタの他の一例を示す斜視図
である。
である。
1 第1の接続体 1a 第1の基体部 1b 第1のパターン基体部 2 第2の接続体 2a 第2の基体部 2b 第2のパターン基体部 3 第1のコイルパターン 4 第2のコイルパターン 6,27 コア 6a 保持部 6b 柱部 7 貫通穴 8 保持穴 9、10 磁気シールド部材 11 遮蔽板 12 第1の係合部 13 第2の係合部 20,24,29 接続体 21,26 被接続体 22、23 プリントコイル 25 コイル 28 導線 31 角形コア
Claims (5)
- 【請求項1】 環状の第1のコイルパターンを有してい
る板状の第1の接続体、及び環状の第2のコイルパター
ンを有している板状の第2の接続体を、前記第1及び第
2のコイルパターンが非接触状態で相互に重なり合うよ
う対向させて電磁結合部を構成する非接触コネクタにお
いて、 前記第1の接続体に保持され、かつ前記第1のコイルパ
ターンの中央部分を貫通して前記第1の接続体から突出
しているコアを有し、前記第2の接続体は、前記第2の
コイルパターンの中央部分に前記コアの先端部分を受け
入れて保持する保持穴を有していることを特徴とする非
接触コネクタ。 - 【請求項2】 請求項1記載の非接触コネクタにおい
て、前記第1の接続体は、第1の基体部と、前記第1の
コイルパターンを配しかつ前記第1の基体部に一体に設
けた第1のパターン基体部とを有し、前記第2の接続体
は、第2の基体部と、前記第2のコイルパターンを配し
かつ前記第2の基体部に一体に設けた第2のパターン基
体部とを有し、前記第1のパターン基体部は、前記第1
のコイルパターンの中央部分を貫通する貫通穴を有し、
前記第2のパターン基体部に前記保持穴を有し、前記コ
アは、前記第1の基体部及び第1のパターン基体部間で
保持されている保持部と、前記貫通穴を貫通して前記保
持穴に保持される柱部とを有していることを特徴とする
非接触コネクタ。 - 【請求項3】 請求項1記載の非接触コネクタにおい
て、前記第1及び第2の接続体のそれぞれには、前記第
1及び第2のコイルパターンに対向している磁気シール
ド部材が設けられていることを特徴とする非接触コネク
タ。 - 【請求項4】 請求項1記載の非接触コネクタにおい
て、前記第1及び第2の接続体に設けた複数の前記第1
及び第2のコイルパターンのそれぞれを遮蔽する複数の
遮蔽板を有し、前記第1及び第2の接続体には前記遮蔽
板を受け入れて係合するため係合部を有していることを
特徴とする非接触コネクタ。 - 【請求項5】 請求項2記載の非接触コネクタにおい
て、前記第1及び第2のパターン基体部に設けた複数の
前記第1及び第2のコイルパターンのそれぞれを遮蔽す
る複数の遮蔽板を有し、前記第1及び第2のパターン基
体部には前記遮蔽板を受け入れて係合するために、第1
及び第2のパターン基体部のそれぞれに形成した係合部
を有していることを特徴とする非接触コネクタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6105653A JPH07320963A (ja) | 1994-05-19 | 1994-05-19 | 非接触コネクタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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