JPH07320610A - 真空遮断器 - Google Patents

真空遮断器

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Publication number
JPH07320610A
JPH07320610A JP11323994A JP11323994A JPH07320610A JP H07320610 A JPH07320610 A JP H07320610A JP 11323994 A JP11323994 A JP 11323994A JP 11323994 A JP11323994 A JP 11323994A JP H07320610 A JPH07320610 A JP H07320610A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
operating mechanism
circuit breaker
vacuum
main circuit
movable shaft
Prior art date
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Pending
Application number
JP11323994A
Other languages
English (en)
Inventor
Kimiya Sato
公哉 佐藤
Katsumi Kida
勝己 気田
Junji Fujiwara
純二 藤原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 信頼性、組立性を向上させた真空遮断器を得
る。 【構成】 絶縁フレームに収納される真空バルブ1は、
操作機構からの駆動力を可動軸2を介して得る。この可
動軸2に摺動接触する下部主回路導体4には平鋼板6を
取付け、絶縁フレームには平鋼板6が挿入可能な溝を設
ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、真空遮断器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の真空遮断器を図5に示す。同図に
おいて、金属台車ベース18上に絶縁フレーム7が設置さ
れ、絶縁フレーム7の前側には操作機構19が取付け収納
される。また、絶縁フレーム7の後部は、3相分にしき
られた消弧室が設けられ、内部に図示しない接離可能な
接点を有する真空バルブ1及び上下の主回路導体10,2
0、絶縁操作ロッド21が配置される。そして、前側の操
作機構19からの駆動力により駆動レバー22、絶縁操作ロ
ッド21を介して真空バルブ1の可動軸部2が駆動され、
真空バルブ1内の接点が開閉を行なう構成となってい
る。
【0003】以上のように、1つの絶縁フレーム7にお
いて、操作機構の収納、支持、さらには真空バルブ1及
び上下の主回路導体10,20を主とする遮断部部品を収納
支持することは、その構成による絶縁性能も全体的な組
立性も向上するものであった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、真空遮
断器においては、真空バルブ1の可動軸部2に上下に開
閉動作を行なう際のガイドがないため、大容量定格、例
えば定格遮断電流が20KAレベル以上のものになると、大
電流によって発生する電磁力によって真空バルブ1の可
動軸部2が遮断器前面側に押し出されてしまう。このた
め、機械的開閉不具合又は遮断性能の低下となる可能性
があった。
【0005】また、上部主回路導体10の絶縁フレーム7
への取付けは、真空バルブ1の固定軸17と一緒に絶縁フ
レーム7の天上板部11にネジ取付けを行なう構成となっ
ている。このため、上記のような大容量定格のものにな
ると、相間電磁力によりネジ締付のみでは上部主回路導
体10が横方向にずれてしまい、導体の機械的、電気的結
合が外れ、不具合に到る可能性があった。
【0006】さらに、真空バルブ1が収納される各相
は、絶縁フレーム7の構成上、相間バーリア部23及び天
上板部11によって仕切られた構成となっているため定格
電流通電による熱の放散が悪く、冷却効果を低下させる
一因となっていた。
【0007】また、操作機構19の前面に設けた保護用表
面カバー24の取付けも、取付支持する側が絶縁フレーム
7であるため、直接のネジ取付けをさけてL形形状とし
て天上保護カバーを一体として金属ベース18と内部金属
部品へネジ取付けする構成としており、その組立性の向
上が望まれていた。本発明の目的は、信頼性及び組立性
を向上させた真空遮断器を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段および作用】上記目的を達
成するために第1の発明は、遮断部の真空バルブの可動
軸に摺動接触する第1の主回路導体に平鋼板を取付け、
絶縁フレームには平鋼板を挿入できる溝を形成させたの
で、真空バルブの可動軸の前面側への移動を防ぐことが
できる。
【0009】また第2の発明は、遮断部の真空バルブの
固定軸側に取付けられる第2の主回路導体を通電容量に
応じて取付け可能な段付形状としたので、第2の主回路
導体の横ずれを防ぐことができる。
【0010】さらに第3の発明は、絶縁フレームの操作
機構が収納される側の上部に操作機構保護カバーと係合
可能な溝を形成させたので、組立性を向上させることが
できる。
【0011】
【実施例】以下、第1〜第3の発明の一実施例を図面を
参照して説明する。図1は第1〜第3の発明の一実施例
を示す真空遮断器の構成図、図2〜図4はそれぞれの発
明の一実施例を説明するための部分拡大図である。
【0012】これらの図において、真空バルブ1の可動
軸2に装着した導体3と下部主回路導体4は、摺動接触
子5により真空バルブ1の開閉時に摺動接触するように
なっており、下部主回路導体4の上部には非磁性の平鋼
板6をネジ5aにて取付ける。また、絶縁フレーム7に
おいて、下部主回路導体4の支持部には、各相に平鋼板
6がスライド挿入可能な溝8を設けた支持部9を有する
形状とし、平鋼板6を溝8に挿入後、遮断部後方の開口
部側に平鋼板6を支持部9にネジ締付による取付を行な
う。
【0013】一方、上部主回路導体10の取付部における
絶縁フレーム7の天上板部11には、各定格通電電流に対
する上部主回路導体10の幅に合せた数種類の突起部12を
有する段付構造とし、さらに天上板部11の一部に開口部
13を設けている。
【0014】また、前面側の操作機構収納部の絶縁フレ
ーム上部14には、保護カバーとしての金属板15が挿入取
付可能とするように、U字形状に沿った溝16を設けてい
る。以上の構成においては、下部主回路導体4に平鋼板
6を取付け、絶縁フレーム7の段付を施した支持部9に
設けた溝8に下部主回路導体4と一体の平鋼板6を挿入
し、支持部9の後部数ケ所でネジ締結することにより、
真空バルブ1の可動軸部2が摺動接触子5部分でガイド
される構成を有しながら、平鋼板6と溝8により上下方
向のガタ付が抑えられる。さらに後方部の1,2ケ所の
ネジ締めのみで固定することができるので、組立性が向
上する。したがって、大電流通電時の電磁力により可動
軸部に力を受けても機械的開閉不具合及び遮断性能の低
下を防ぐことができる。また上部主回路導体10の絶縁フ
レーム7への取付構造において、絶縁フレーム7の天上
板部11の形状を各定格毎の主回路導体幅に適合する数種
類の段付構造12とすることにより、大電流通電時の相間
電磁力によっても主回路導体が横ズレすることなく支持
することができる。さらに、絶縁フレーム7の天上板部
11の一部に通気口として開口部13を設けることにより、
定格電流の通電により熱せられた空気が自然対流により
上方に上昇しても天上板部11で停留し真空バルブ1の固
定軸部17の温度を上昇させることがない。すなわち、熱
流は開口部13より上方に抜け、自然冷却効果を向上させ
ることができる。
【0015】また、操作機構収納取付部の絶縁フレーム
上部14に操作機構保護カバー24を挿入できるように溝16
を設けることにより、多くの取付ネジを使用せず、しか
もガタ付なく保護カバーを装着することが可能となり、
組立性及び信頼性が向上する。
【0016】
【発明の効果】以上のように、第1の発明によれば、遮
断部の真空バルブの可動軸に摺動接触する第1の主回路
導体に平鋼板を取付け、絶縁フレームには平鋼板を挿入
できる溝を形成させたので、機械的不具合の発生や遮断
性能の低下を防ぐことができる。
【0017】また、第2の発明によれば、遮断部の真空
バルブの固定軸側に取付けられる第2の主回路導体を通
電容量に応じて取付け可能な段付形状としたので、第2
の主回路導体の横ずれを防ぎ、機械的・電気的不具合の
発生を防ぐことができる。
【0018】さらに第3の発明によれば、絶縁フレーム
の操作機構が収納される側の上部に操作機構保護カバー
と係合可能な溝を形成させたので、組立性を向上させる
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1、第2、第3の発明の一実施例を示す真空
遮断器の構成図。
【図2】第1の発明の一実施例を示す真空遮断器の部分
拡大図。
【図3】第2の発明の一実施例を示す真空遮断器の部分
拡大図。
【図4】第3の発明の一実施例を示す真空遮断器の部分
拡大図。
【図5】従来の真空遮断器の構成図。
【符号の説明】
1…真空バルブ、2…可動軸、4…下部主回路導体、6
…平鋼板、7…絶縁フレーム、8…溝、10…上部主回路
導体、12…突起部、13…開口部、16…溝。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 操作機構と、この操作機構からの駆動力
    により真空バルブの可動軸が操作して接離可能な接点が
    開閉される遮断部と、この遮断部と操作機構が収納され
    る絶縁フレームとを有する真空遮断器において、外部機
    器に接続し、前記遮断部の真空バルブの可動軸に摺動接
    触する第1の主回路導体に取付けられた平鋼板と、前記
    絶縁フレームに形成され、前記平鋼板を挿入可能とした
    溝とを備えたことを特徴とする真空遮断器。
  2. 【請求項2】 操作機構と、この操作機構からの駆動力
    により真空バルブの可動軸が操作して接離可能な接点が
    開閉される遮断部と、この遮断部と操作機構が収納され
    る絶縁フレームとを有する真空遮断器において、前記遮
    断部は、外部機器に接続し真空バルブの固定軸側に取付
    けられる第2の主回路導体を有し、この第2の主回路導
    体は通電容量に応じて取付け可能な複数の段付形状にし
    たことを特徴とする真空遮断器。
  3. 【請求項3】 操作機構と、この操作機構からの駆動力
    により真空バルブの可動軸が操作して接離可能な接点が
    開閉される遮断部と、この遮断部と操作機構が収納され
    る絶縁フレームとを有する真空遮断器において、外部機
    器に接続し、前記遮断部の真空バルブの可動軸に摺動接
    触する第1の主回路導体に取付けられた平鋼板と、前記
    絶縁フレームに形成され、前記平鋼板を挿入可能とした
    溝と、前記遮断部の真空バルブの固定軸側に取付けられ
    る第2の主回路導体を有し、この第2の主回路導体は通
    電容量に応じて取付け可能な複数の段付形状にしたこと
    を特徴とする真空遮断器。
  4. 【請求項4】 前記第2の主回路導体が取付けられる側
    の絶縁フレームの上部に通気口を設けたことを特徴とす
    る請求項1〜請求項3のいずれかに記載の真空遮断器。
  5. 【請求項5】 操作機構と、この操作機構からの駆動力
    により真空バルブの可動軸が操作して接離可能な接点が
    開示される遮断部と、この遮断部と操作機構が収納され
    る絶縁フレームとを有する真空遮断器において、操作機
    構保護カバーと、前記絶縁フレームの操作機構が収納さ
    れる側の上部に形成され、前記操作機構保護カバーと係
    合可能な溝とを備えたことを特徴とする真空遮断器。
JP11323994A 1994-05-27 1994-05-27 真空遮断器 Pending JPH07320610A (ja)

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JP11323994A JPH07320610A (ja) 1994-05-27 1994-05-27 真空遮断器

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JPH07320610A true JPH07320610A (ja) 1995-12-08

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ID=14607101

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JP11323994A Pending JPH07320610A (ja) 1994-05-27 1994-05-27 真空遮断器

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004152625A (ja) * 2002-10-30 2004-05-27 Hitachi Ltd 電磁操作装置
JP2006059823A (ja) * 2005-11-07 2006-03-02 Hitachi Ltd 電磁操作装置
JP2009295308A (ja) * 2008-06-03 2009-12-17 Mitsubishi Electric Corp 真空遮断器
DE112011105362B4 (de) 2011-06-20 2023-06-07 Mitsubishi Electric Corp. Vakuum-Leistungsschalter

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