JPH07318773A - 光ファイバの布設装置 - Google Patents

光ファイバの布設装置

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JPH07318773A
JPH07318773A JP11097194A JP11097194A JPH07318773A JP H07318773 A JPH07318773 A JP H07318773A JP 11097194 A JP11097194 A JP 11097194A JP 11097194 A JP11097194 A JP 11097194A JP H07318773 A JPH07318773 A JP H07318773A
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    • G02B6/46Processes or apparatus adapted for installing or repairing optical fibres or optical cables
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 全面的な分割構造の圧送ヘッドを採用するこ
となく、コネクタ付きの光ファイバを挿通できる光ファ
イバの布設装置を提供する。 【構成】 圧送ヘッド1の内部に形成された中空管状路
2の一端側に、半割りになる管路固定部材4が取り付け
られ、管路7が差し込まれて、圧送ヘッド1に固定され
ている。シール部材5は、ゴム製で切れ込み11を有
し、中心に光ファイバ通過孔が設けられ、圧送ヘッド1
に固定されている。圧送ヘッド1に圧力流体供給口3か
ら圧縮空気を導入して光ファイバを管路7に布設した
後、シール部材留め具6を外して、シール部材5を引き
抜き、切れ込み11を開いて光ファイバ8から外し、さ
らに、管路固定部材4を外して2つに割って、光ファイ
バ8の周囲から除き、コネクタ付き光ファイバを圧送ヘ
ッド1から外し、圧送作業を終了する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、気流を用いて光ファイ
バを圧送し、光通信網を構成するための光ファイバ布設
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、光ファイバを圧力流体により管路
へ挿通する方法としては、特公平2−22921号公報
に示される布設装置があった。この布設装置は、中空管
路端にシールを設けるものであり、また、第8頁第15
欄第28〜30行に、光ファイバに沿って駆動部を分割
できるように構成することを記載している。
【0003】図4は、その概略を示すものである。図
中、21は圧送ヘッド、22は管路、23は光ファイ
バ、24は圧力流体供給口、25は駆動装置、26は光
ファイバの入口側のシール部、27は圧力流体吹込ノズ
ルである。光ファイバ23は、2つの駆動ローラーより
なる駆動装置25により両側から挟み込まれて管路22
に向けて送られる。管路22は、圧送ヘッド21に気密
に接続され、圧力流体供給口24からは圧力流体吹込ノ
ズル27により圧力流体が管路22内に吹き込まれる。
圧力流体としては、圧縮空気を用いるのが簡便である。
したがって、管路22に進行される光ファイバ23は、
圧力流体の流れにより管路22内を圧送される。
【0004】一方、光ファイバを布設するには、接続作
業が伴う。光ファイバ素線の接続作業は、繁雑であるば
かりでなく、技術と専用の設備を必要とすることから、
接続作業の簡便化の検討が進められている。コネクタを
あらかじめ光ファイバに取り付けておき、コネクタによ
り接続する方法は、簡便であり、その技術が確立されつ
つある。コネクタの大きさは、光ファイバの径より大き
いのが一般的である。したがって、コネクタ付きの光フ
ァイバを、上述した従来の布設装置を用いて、管路内に
圧送して布設しようとすると、布設装置のシール部をコ
ネクタを送通させることができないという問題があっ
た。
【0005】上述の従来の布設装置として、分割できる
構造のものを用いる場合は、コネクタ部を布設装置の中
空管状路から外すことができるが、布設装置の構造とし
ては、非常に大きな切断面、すなわち、ノズル部や、シ
ール部等、中空管状路の全てを含む面に切断面が形成さ
れた全面的な分割構造となる。したがって、その内部に
圧縮空気を吹き込む際に、この切断面からの圧力漏れを
防ぐ対策が必要となり、布設装置の密閉構造を複雑なも
のとし、価格も高いものとなっていた。
【0006】一方、この分割構造を採用しない布設蔵置
では、管路に光ファイバを挿通した後に、光ファイバを
布設装置から外すことができず、光通信網中に布設装置
が残ってしまうという問題があった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述した問
題を解決するためになされたもので、全面的な分割構造
を採用することなく、コネクタ付きの光ファイバを挿通
できる光ファイバの布設装置を提供することを目的とす
るものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、請求項1に記
載の発明においては、少なくとも送り元側端にコネクタ
が取り付けられた光ファイバを気流によって管路に布設
する光ファイバの布設装置であって、一端に光ファイバ
導入口を有し他端に管路接続口を有する中空管状路と、
該中空管状路に圧力気体を供給する気体供給孔と、前記
光ファイバ導入口に固定され光ファイバ通過孔を有する
シール手段を有し、前記中空管状路、前記光ファイバ導
入口、および前記管路接続口が内部に前記コネクタを送
通できる大きさに形成され、かつ、前記シール手段の光
ファイバ通過孔を該シール手段の外部に開放する手段が
形成されていることを特徴とするものである。
【0009】請求項2に記載の発明においては、請求項
1に記載の光ファイバの布設装置において、前記シール
手段の光ファイバ通過孔を該シール手段の外部に開放す
る手段が、光ファイバ通過孔から該シール手段の外部に
かけて形成された切れ込みであることを特徴とするもの
である。
【0010】請求項3に記載の発明においては、請求項
1に記載の光ファイバの布設装置において、前記シール
手段が、布設する光ファイバの外径とほぼ同径の内径の
光ファイバ通過孔を中央部に有する円筒形の弾性体であ
って、該弾性体にその外周面から光ファイバ通過孔にか
けて少なくとも1箇所の切れ込みが形成されていること
を特徴とするものである。
【0011】請求項4に記載の発明においては、請求項
1に記載の光ファイバの布設装置において、前記シール
手段が光ファイバの布設時に光ファイバが通過可能な小
さな空隙をもった光ファイバ通過孔を構成し、かつ、光
ファイバの布設終了後に前記光ファイバ通過孔を分割す
る形態で2つ以上の部品に分割され、このうち少なくと
も1つの部品が布設装置から外れて、コネクタが送通可
能な開孔部が設けられるものであることを特徴とするも
のである。
【0012】
【作用】本発明によれば、少なくとも送り元側端にコネ
クタが取り付けられた光ファイバを気流によって管路に
布設する光ファイバの布設装置であって、一端に光ファ
イバ導入口を有し他端に管路接続口を有する中空管状路
と、光ファイバ導入口、および管路接続口が内部にコネ
クタを送通できる大きさに形成されていることにより、
コネクタが取り付けられた光ファイバを布設装置を挿通
させることができる。中空管状路が分割構造ではなく、
一体で気密構造の壁により囲まれているから、気密性の
確保が容易である。
【0013】光ファイバ導入口に光ファイバ通過孔を有
するシール手段を設けることにより、て、中空管状路の
断面を光ファイバの外径まで縮径でき、中空管状路の圧
力の逃げを防止できる。
【0014】シール手段の光ファイバ通過孔をシール手
段の外部に開放する手段が形成されていることにより、
また、光ファイバ通過孔からシール手段の外部にかけて
切れ込みを形成しておくことにより、また、シール手段
に布設する光ファイバの外径とほぼ同径の内径の光ファ
イバ通過孔を中央部に有する円筒形の弾性体で形成し、
その弾性体にその外周面から光ファイバ通過孔にかけて
少なくとも1箇所の切れ込みを形成しておくことによ
り、また、シール手段に光ファイバの布設時に光ファイ
バが通過可能な小さな空隙をもった光ファイバ通過孔を
構成し、かつ、光ファイバの布設終了後に光ファイバ通
過孔を分割する形態で2つ以上の部品に分割され、この
うち少なくとも1つの部品が布設装置から外れて、コネ
クタが送通可能な開孔部が設けられるように構成するこ
とにより、コネクタが取り付けられた光ファイバをシー
ル手段の光ファイバ通過孔に通すことができる。
【0015】すなわち、このような構成をすることによ
り、両端にコネクタのついた光ファイバであれば、布設
前にシール手段を分割または変形させるなどによって、
コネクタの通過可能な管路まで光ファイバを引込み、布
設装置にシール手段を固定して、気流により光ファイバ
を送通した後、再びシール手段を布設装置から外して、
光ファイバをシール手段から分離し、送通終端側のコネ
クタを布設装置内を通過させ、管路と布設装置を分離す
ることができる。
【0016】終端のみにコネクタのついた光ファイバの
場合には、前記後半の作業のみで、光ファイバとコネク
タを布設装置内を引き通し管路と布設装置を切り離すこ
とができる。
【0017】これにより中空管状路やノズル部など複雑
な構造を有する部品を分割する必要がなくなり、布設装
置の構造を単純化できる上、分割する場合に、広い切断
面で分割しなければならない中空管状路を分割構造にす
る必要がないため、気密性を容易に確保でき、信頼性の
高い確実なものにすることができる。
【0018】また、布設装置においては、側面方向への
空気の洩れがある場合には、布設装置内の空気の圧力低
下や流量不足を招いたり、大型のコンプレッサを必要と
する他、洩れた気流による光ファイバの側面への押し付
けが、送通を妨げる抵抗となるなど、種々の問題を生じ
るが、本発明によれば、布設装置の気密性が高く、空気
の漏れが生じることはないから、そのような問題が生じ
ることはない。
【0019】
【実施例】以下に、実施例によって本発明を説明する。
以下の実施例で使用した光ファイバは、外径250μm
の光ファイバ素線2心に、紫外線硬化樹脂で内層被覆を
施し、さらに、発泡ポリエチレンを用いて外径2mmま
で被覆したものを用いた。また、コネクタとしては、断
面寸法8×4mmの断面が矩形のものを、光ファイバの
終端側に取り付けたものを用いた。また、光ファイバを
挿通する管路としては、内径4.5mm、外径6mmの
ポリエチレン製のもの150mを用いた。
【0020】図1は、本発明の布設装置の第1の実施例
を説明するためのもので、図1(A)は布設装置の要部
の概略図、図1(B)はシール部材の正面図、図1
(C)はシール部材の斜視図、図1(D)は管路固定部
材の斜視図である。図中、1は圧送ヘッド、2は中空管
状路、3は圧力流体供給口、4は管路固定部材、5はシ
ール部材、6はシール部材留め具、7は管路、8は光フ
ァイバ、9はコネクタ、10は光ファイバ通過孔、11
は切れ込み、12はOリングである。
【0021】圧送ヘッド1には、中空管状路2が設けら
れている。中空管状路2の一端側には、管路固定部材4
が固定され、他端側には、シール部材5がシール部材留
め具6により固定されている。圧力流体供給口3は、中
空管状路2に圧力流体、例えば、高圧空気を導入する。
管路固定部材4には、光ファイバ8を布設するための管
路7が固定される。光ファイバ8の先端にはコネクタ9
が取り付けられている。光ファイバ8は、シール部材5
を通って中空管状路2から管路7に導入される。
【0022】シール部材5は、図1(B),(C)に示
すように、中心に光ファイバ通過孔10が設けられ、先
端部が円錐状、胴部が円筒状の形状である。弾性体によ
り作成され、光ファイバ通過孔10から外周面にかけ
て、切れ込み11が形成されている。管路固定部材4
は、図1(D)に示すように、半割りの2つの部材から
構成され、外周面にねじが設けられ、中空管状路2の一
端側にOリング12を介在させて螺合される。
【0023】具体例について説明する。圧送ヘッド1の
内部に形成された内径12mmの中空管状路2の一端側
に、半割りになる管路固定部材4がOリング12でシー
ルされて埋め込まれ、これに管路7が差し込まれて、圧
送ヘッド1に固定されている。シール部材5は、直径1
5mmで中心軸上に内径2.1mmの孔が穿たれ、先端
が円錘状で、後部の胴部が円筒状となったゴム製の部材
として構成され、中空管状路2の他端側に押し込まれ、
シール部材留め具6により圧送ヘッド1に固定されてい
る。中空管状路の他端側には、図示していない差し込み
ピンチローラが、シール部材5の外側のすぐ近くの位置
に設けられている。
【0024】この布設装置を用いて、先端にコネクタが
取り付けられていない光ファイバを布設した。光ファイ
バ8の先端をシール部材5の光ファイバ通過孔から押し
込み、中空管状路2から管路7に導き、圧力5kg/c
2 の圧縮空気を圧縮空気入口から差し込んだ。さし込
みピンチローラで差し込みながら送通し、4分間で15
0m全長の光ファイバの送通ができた。ついで、シール
部材留め具6を外して、シール部材5を引き抜き、切れ
込み11を開いて光ファイバ8から外し、さらに、管路
固定部材4を圧送ヘッド1に対し回転させて外し、Oリ
ング12を抜いて、管路固定部材4を2つに割って、光
ファイバ8の周囲から除き、Oリングを変形させてコネ
クタ9を通過させた。管路7の端面からコネクタが取り
付けられた光ファイバが突出し、圧送作業の終了の状態
となった。
【0025】圧送ヘッドは、一体整型品として構成で
き、内部に孔を穿った構造であるから、当然ながら側面
への空気の洩れはなく、送通性能が優れている上、コネ
クタがその内部を通過して抜けるようになっているた
め、コネクタ付きの光ファイバを、圧送ヘッドに対して
挿入,離脱が容易であり、コネクタ付きの光ファイバ
を、気流によって管路に布設するすることができる。
【0026】上述した具体例では、送り元側端にコネク
タが取り付けられ、圧送する先端側にコネクタが取り付
けられていない光ファイバを管路に送通したが、コネク
タが通過できる太さの管路に送通する場合には、送り先
側端にもコネクタが取り付けられた光ファイバを送通さ
せることができる。この場合は、上述した管路固定部材
およびシール部材を逆の手順で組み立てることにより、
圧送ヘッドに送り先側端のコネクタが取り付けられた光
ファイバを通した後、光ファイバを送通させ、上述した
手順で送り元側端のコネクタを圧送ヘッドから外して、
送通を完了させることができる。
【0027】図2は、本発明の布設装置の第2の実施例
を説明するためのもので、図2(A)は布設装置の要部
の概略図、図2(B)は圧送ヘッドの背面図、図2
(C)はシール部材の斜視図、図2(D)はコネクタ付
き光ファイバの先端部近傍の斜視図である。図中、図1
と同様な部分には同じ符号を付して説明を省略する。1
3,14はU溝である。この実施例では、シール手段と
して、光ファイバ導入口に図2(C)に示すような直方
体型の真鍮製のシール部材5を差し込むようにした。シ
ール部材5は、第1の実施例と対比すれば、半割りの形
状であるともいえる。断面は、適宜の形状例えば、半円
形でもよいが、この実施例では、矩形であり、先端は斜
めに落とされ、中央にU溝13が形成されている。中空
管状路2の一端側には、第1の実施例で説明した管路固
定部材は、別体としては設けられていない。管路7を外
した孔が、コネクタを通すことができる大きさであるか
らである。管路7は、中空管状路2の一端側に直接固定
される。
【0028】中空管状路2の他端側は、シール部材5を
受容するに対応した形状で終端され、シール部材5のU
溝に対向する部分にU溝14が形成されている。シール
部材5を中空管状路5の他端側にシール部材留め具6で
固定すると、U溝13,14が対向し、光ファイバ通過
孔が形成される。具体例では、直径2.1mmの光ファ
イバ通過孔が形成される。シール部材5の断面形状は、
コネクタの最大断面より大きく、したがって、シール部
材5を外した空間を通して、コネクタを中空管状路2へ
導くことができる。
【0029】図3は、本発明の布設装置のシール部材の
別の実施例を説明するためのもので、図3(A)はシー
ル部材の断面図、図3(B)はシール部材の斜視図であ
る。図中、図1と同様な部分には同じ符号を付して説明
を省略する。15は溝、16はOリングである。シール
部材5は、真鍮を用いて、2つ割構造で、中心部に、例
えば、内径2.1mmの光ファイバ通過孔10が設けら
れている。光ファイバ通過孔10には、間欠的により深
い溝15が刻まれて、光ファイバ通過孔10を通して外
部に洩れる空気流を乱して妨げ、シール作用を果たして
いる。
【0030】この実施例のシール部材は、第1の実施例
に用いることができ、また、第2の実施例においても、
中空管状路の他端側をこのシール部材に合致するように
することによって、適用が可能である。
【0031】なお、光ファイバとしては、気流により送
通可能なものであれば、単心線やそれを撚合わせたも
の、あるいは、リボン状の心線、および、それらに外被
を施して気流布設性能を高めたもの等、気流により布設
できるいかなる形態の光ファイバも利用することが可能
である。一方、コネクタとしては、終端側コネクタは、
下口側に接続されるため、直接圧送されることはなく、
使用する光ファイバに応じ圧送ヘッドのシール部の形状
と合わせて選定することが可能である。
【0032】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、気密性の高い布設装置が容易に構成でき、シ
ール部材を分割あるいは変形させることで、コネクタを
圧送ヘッド内を通過させて、光ファイバおよびコネクタ
をヘッドの管路側へ引き出すことができる。このためコ
ネクタ付きの光ファイバの布設に用いると有用である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の布設装置の第1の実施例を説明するた
めのもので、図1(A)は布設装置の要部の概略図、図
1(B)はシール部材の正面図、図1(C)はシール部
材の斜視図、図1(D)は管路固定部材の斜視図であ
る。
【図2】本発明の布設装置の第2の実施例を説明するた
めのもので、図2(A)は布設装置の要部の概略図、図
2(B)は圧送ヘッドの背面図、図2(C)はシール部
材の斜視図、図2(D)はコネクタ付き光ファイバの先
端部近傍の斜視図である。
【図3】本発明の布設装置のシール部材の別の実施例を
説明するためのもので、図3(A)はシール部材の断面
図、図3(B)はシール部材の斜視図である。
【図4】従来の布設装置の概略図である。
【符号の説明】
1…圧送ヘッド、2…中空管状路、3…圧力流体供給
口、4…管路固定部材、5…シール部材、6…シール部
材留め具、7…管路、8…光ファイバ、9…コネクタ、
10…光ファイバ通過孔、11…切れ込み、12…Oリ
ング、13,14…U溝、15…溝、16…Oリング。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも送り元側端にコネクタが取り
    付けられた光ファイバを気流によって管路に布設する光
    ファイバの布設装置であって、一端に光ファイバ導入口
    を有し他端に管路接続口を有する中空管状路と、該中空
    管状路に圧力気体を供給する気体供給孔と、前記光ファ
    イバ導入口に固定され光ファイバ通過孔を有するシール
    手段を有し、前記中空管状路、前記光ファイバ導入口、
    および前記管路接続口が内部に前記コネクタを送通でき
    る大きさに形成され、かつ、前記シール手段の光ファイ
    バ通過孔を該シール手段の外部に開放する手段が形成さ
    れていることを特徴とする光ファイバの布設装置。
  2. 【請求項2】 前記シール手段の光ファイバ通過孔を該
    シール手段の外部に開放する手段が、光ファイバ通過孔
    から該シール手段の外部にかけて形成された切れ込みで
    あることを特徴とする請求項1に記載の光ファイバの布
    設装置。
  3. 【請求項3】 前記シール手段が、布設する光ファイバ
    の外径とほぼ同径の内径の光ファイバ通過孔を中央部に
    有する円筒形の弾性体であって、該弾性体にその外周面
    から光ファイバ通過孔にかけて少なくとも1箇所の切れ
    込みが形成されていることを特徴とする請求項1に記載
    の光ファイバの布設装置。
  4. 【請求項4】 前記シール手段が光ファイバの布設時に
    光ファイバが通過可能な小さな空隙をもった光ファイバ
    通過孔を構成し、かつ、光ファイバの布設終了後に前記
    光ファイバ通過孔を分割する形態で2つ以上の部品に分
    割され、このうち少なくとも1つの部品が布設装置から
    外れて、コネクタが送通可能な開孔部が設けられるもの
    であることを特徴とする請求項1に記載の光ファイバの
    布設装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006095147A1 (en) * 2005-03-08 2006-09-14 Brand-Rex Limited Apparatus for optical fibre installation by fluid drag

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2006095147A1 (en) * 2005-03-08 2006-09-14 Brand-Rex Limited Apparatus for optical fibre installation by fluid drag

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