JPH07318661A - 人検知アルゴリズム - Google Patents

人検知アルゴリズム

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Publication number
JPH07318661A
JPH07318661A JP11542494A JP11542494A JPH07318661A JP H07318661 A JPH07318661 A JP H07318661A JP 11542494 A JP11542494 A JP 11542494A JP 11542494 A JP11542494 A JP 11542494A JP H07318661 A JPH07318661 A JP H07318661A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
temperature
infrared
temperature distribution
spatial filter
filter method
Prior art date
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Pending
Application number
JP11542494A
Other languages
English (en)
Inventor
Atsushi Morimoto
篤史 森本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Ecology Systems Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Seiko Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Seiko Co Ltd filed Critical Matsushita Seiko Co Ltd
Priority to JP11542494A priority Critical patent/JPH07318661A/ja
Publication of JPH07318661A publication Critical patent/JPH07318661A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Radiation Pyrometers (AREA)
  • Geophysics And Detection Of Objects (AREA)
  • Image Processing (AREA)
  • Photometry And Measurement Of Optical Pulse Characteristics (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 赤外線アレイセンサから出力される赤外線強
度信号より、人を検知する手法として空間フィルタ法を
応用し、容易にかつ正確に検知を行うことを目的とす
る。 【構成】 赤外線分布を検知する赤外線アレイセンサ1
と、ブラシレスモータ7と、赤外線アレイセンサ1への
赤外線の入射を制御する光学的チョッパー3と、得られ
た赤外線強度を増幅、フィルタリングする信号処理手段
5と、温度分布に変換する温度演算手段6により構成さ
れる温度分布測定手段8で得られた温度分布は、空間フ
ィルタ法2に導かれ、検知領域内の温熱環境、人の有
無、人数、壁面温度、及び周辺機器の数を予測する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、赤外線センサを応用し
た人検知装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、赤外線センサは人検知装置として
利用し、各種制御機器への接続を行うことにより、自動
制御することが求められている。
【0003】従来、この種の人検知アルゴリズムは、特
開平5−126394号公報に示すような構成が一般的
であった。以下、その構成について図5及び図6を参照
しながら説明する。
【0004】図5に示すように室101への空調を行う
空調機102は、風量可変装置103によりその風量は
制御される。その空気の流れについては、空調機102
から風量可変装置103、ダクト104、ダンパ105
を通して吹出し口106から送風される。そこで室10
1の天井の略中央部に赤外線カメラ107が設置され、
人108から発せられる赤外波長の画像を撮影する。撮
影された画像信号は、画像処理部109に取り込まれ温
度変換され、さらにファジィ推論部110へと導かれ
る。そのファジィ推論部110では、温度データから人
の分布状態を推定する。図6ではその流れを説明するも
のであり、画像処理部109において人の分布状態(黒
く塗りつぶした部分)を推定し、ファジィ推論部110
において各ゾーンA〜Iにいる人数を推定している。
【0005】上記構成及び流れにおいて、各ゾーンA〜
Iにおける人数情報を認知することになる。またこの人
数情報から空調コントローラ111により空調を制御す
ることになる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の人検
知アルゴリズムでは、人を検知するためにファジィ推論
ルールの構築等、多大なる学習データ量が必要とされ、
システム構成として複雑かつ高価格となるという課題が
あった。
【0007】本発明は上記課題を解決するもので、第1
の目的として容易にかつ低コストで環境をセンシングで
きる検知アルゴリズムを提供することを目的としてい
る。
【0008】第2の目的として検知領域内の人の検知を
実現することのできる人検知アルゴリズムを提供するこ
とを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は上記第1の目的
を達成するために第1の手段として、1次元に配列され
た赤外線アレイセンサなる温度検知手段と、前記温度検
知手段に赤外線を集光させる赤外線集光手段と、前記温
度検知手段及び赤外線集光手段を回転駆動させる回転走
査手段と、検知信号を増幅及びフィルタリングを行う信
号処理手段と、処理された赤外線強度分布を温度に変換
する温度演算手段により構成される温度分布測定手段か
ら得られた温度分布において、検知領域の環境を判定す
る手法として空間フィルタ法を備える構成としたもので
ある。
【0010】また、第2の目的を達成するために第2の
手段として、検知領域内の人及び周辺機器の検知手法、
並びに周辺の壁面温度の算出に空間フィルタ法を応用す
る構成としたものである。
【0011】
【作用】本発明は上記した第1の手段の構成により、温
度分布測定手段から得られた温度分布より検知領域内の
温熱環境を正確に検知することができるものである。
【0012】また、第2の手段の構成により、検知領域
内の人、及び周辺機器並びに周辺壁面温度を正確に検知
することができるものである。
【0013】
【実施例】以下、本発明の第1の実施例について、赤外
線アレイセンサ1からの信号流れについて図1を、空間
フィルタ法2の流れについて図2を参照しながら説明す
る。
【0014】図1に示すように赤外線は、光学的チョッ
パー3、赤外線集光レンズ4を通して赤外線アレイセン
サ1に取り込まれ、その後の信号の流れとしては、赤外
線アレイセンサ1からの微弱信号を増幅及びフィルタリ
ングする信号処理手段5、信号処理手段5により処理さ
れた補正信号をあらかじめ用意された補正信号−温度相
関により温度に変換する温度演算手段6を通して、空間
フィルタ法2の処理部に取り込まれる。さらに赤外線ア
レイセンサ1を図1に記載した通り、垂直方向に配列さ
れているため分布が取得でき、水平方向についてブラシ
レスモータ7の回転により分布を得ることができる。以
上により空間内において垂直方向に赤外線アレイセンサ
1の配列された素子数、水平方向にブラシレスモータ7
の回転走査角度分の温度分布を得ることができる。以上
により得られた温度分布は、空間フィルタ法2へと導か
れる。この空間フィルタ法2においては、温度分布中で
特に温度の高い領域が検出される。
【0015】このように本発明の実施例によれば、赤外
線アレイセンサ1と、空間フィルタ法2と、光学的チョ
ッパー3と、赤外線集光レンズ4と、信号処理手段5
と、温度演算手段6と、ブラシレスモータ7とにより構
成される温度分布測定手段8より得られた温度分布から
特に温度の高い領域が検知され、検知領域内の温熱環境
をセンシングすることができる。
【0016】なお、本実施例における空間フィルタの事
例として図4を記載したが、各画素において重み付けを
変動させてもよい。
【0017】また、本実施例において、回転走査手段は
ブラシレスモータを利用したが、ステッピングモータを
利用してもよい。
【0018】さらに、空間フィルタの事例において、8
つの近傍のみ記載したが、各画素単位で近傍数を変更し
てもよい。
【0019】次に本発明の第2の実施例について、空間
フィルタ法2の概要フローチャートについて図3に、さ
らにエッジ強調部の処理について図4を参照しながら説
明する。
【0020】はじめに前記した図1中の赤外線アレイセ
ンサ1と、空間フィルタ法2と、光学的チョッパー3
と、赤外線集光レンズ4と、信号処理手段5と、温度演
算手段6と、ブラシレスモータ7とにより構成される温
度分布測定手段8より得られた温度分布後の処理すなわ
ち空間フィルタ法2の内部処理(概要フローチャート)
について図3に示す。まず、周辺の壁面温度の検知につ
いては、その温度分布よりヒストグラムを作成し、温度
分布の重心位置を算出することにより求められる。次に
温度分布から予測された周辺の壁面温度により、あらか
じめ設定された初期しきい値判定値(例として30℃)
により大きいデータのみ抽出される。さらにエッジ強調
部へしきい値以上のデータは取り込まれ、周辺画素の処
理が行われる(図4にエッジ強調処理テンプレート処理
事例を示す)。エッジ強調処理テンプレートにより注目
した画素の値は、図4に示すような周辺画素の処理を行
い、さらに注目した局所ピーク画素を補正することによ
り、検知領域内の人及び周辺機器は、明暗が出て浮かび
上げることが可能となる。図4の場合は、周辺画素につ
いて得られた結果から1を引き、さらに局所ピーク画素
については8を加える。以上により、検知領域内の比較
的温度の高い領域についての判定が可能となる。次に、
検知領域内の比較的温度の高い領域において人と周辺機
器との判別について示す。温度分布測定手段8より温度
分布は随時送信されることを利用し、また人は長時間静
止していることはないため、最終的に導かれた熱源の存
在位置及び存在個数を記憶しておき、都度取得された熱
源の存在位置と比較することにより人であるか、あるい
は周辺機器であるかについて判別する。
【0021】このように本実施例によれば、人検知アル
ゴリズムは検知領域内において、存在する人の数、及び
周辺機器の個数を特定することができる。
【0022】なお、本実施例における空間フィルタの事
例として図4を記載したが、各画素において重み付けを
変動させてもよい。
【0023】また、本実施例において、回転走査手段は
ブラシレスモータを利用したが、ステッピングモータを
利用してもよい。
【0024】さらに、空間フィルタの事例において、8
つの近傍のみ記載したが、各画素単位で近傍数を変更し
てもよい。
【0025】
【発明の効果】以上の実施例から明らかなように、本発
明によれば温度分布測定手段の検知領域内の温熱環境を
容易にセンシングすることができる効果のある人検知ア
ルゴリズムを提供できる。
【0026】また、検知領域内の人の有無、人数及び周
辺機器の数を容易にかつ正確に検知することのできる効
果のある人検知アルゴリズムを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の環境検知アルゴリズムの信
号流れ図
【図2】環境検知のための空間フィルタ法の詳細フロー
チャート
【図3】人検知のための空間フィルタ法の詳細フローチ
ャート
【図4】エッジ強調処理の説明図
【図5】従来の人の分布に追従した空調制御システム構
成図
【図6】同従来の空調制御システムに係わる制御方式の
説明図
【符号の説明】
1 赤外線アレイセンサ 2 空間フィルタ法 3 光学的チョッパー 4 赤外線集光レンズ 5 信号処理手段 6 温度演算手段 7 ブラシレスモータ 8 温度分布測定手段 101 室 102 空調機 103 風量可変装置 104 ダクト 105 ダンパ 106 吹出し口 107 赤外線カメラ 108 人 109 画像処理部 110 ファジィ推論部 111 空調コントローラ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G01J 5/10 C G06T 5/20 G06F 15/68 400 A

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】温度検知手段と、前記温度検知手段に赤外
    線を集光させる赤外線集光手段と、前記温度検知手段及
    び前記赤外線集光手段への赤外線の入光を断続的に遮断
    する遮断手段と、前記温度検知手段及び赤外線集光手段
    を回転駆動させる回転走査手段と、前記温度検知手段よ
    り得られた検知信号を増幅及びフィルタリングを行う信
    号処理手段と、前記信号処理手段により処理された赤外
    線強度分布を温度に変換する温度演算手段とにより構成
    される温度分布測定手段から得られた温度分布におい
    て、検知領域の環境を判定する手法として空間フィルタ
    法を利用したことを特徴とする人検知アルゴリズム。
  2. 【請求項2】空間フィルタ法を、検知領域内の人及び周
    辺機器の検知手法、並びに周辺の壁面温度の算出手法に
    応用したことを特徴とする請求項1記載の人検知アルゴ
    リズム。
JP11542494A 1994-05-27 1994-05-27 人検知アルゴリズム Pending JPH07318661A (ja)

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Cited By (5)

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