JPH07318571A - 集積化走査トンネル顕微鏡 - Google Patents

集積化走査トンネル顕微鏡

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JPH07318571A
JPH07318571A JP10812394A JP10812394A JPH07318571A JP H07318571 A JPH07318571 A JP H07318571A JP 10812394 A JP10812394 A JP 10812394A JP 10812394 A JP10812394 A JP 10812394A JP H07318571 A JPH07318571 A JP H07318571A
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JP
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movable electrode
electrode
stm
scanning tunneling
tunneling microscope
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JP10812394A
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English (en)
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Maaku Ratobitsuchi
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Yasuo Wada
恭雄 和田
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 走査トンネル顕微鏡を集積化し、複数の走査
トンネル顕微鏡を同時に動作させることを可能にするこ
と。 【構成】 制御回路、記憶回路、演算回路を同一チップ
上に集積し、該記憶回路に入力されている情報に基づい
て可動電極の動きを該演算回路、制御回路によって制御
する。静電的な力を利用したアクチュエータを形成し、
STM動作させる。複数個の該可動電極に各々走査探針
を具備し、かつ該複数個の可動電極を対象物に対し同時
に位置制御可能である。 【効果】 非常に小型化されたSTMを基本構造とし
て、制御回路とSTMを同一チップ上に集積できるた
め、多数のSTMを並列に高密度実装可能であり、実用
的な並列化STMを実現できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は走査トンネル顕微鏡を集
積化可能とし、複数の走査トンネル顕微鏡を同時に動作
させることを可能にする新規な構造に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】走査トンネル顕微鏡(Scanning Tunneli
ng Microscope:STM)は、固体表面の原子を一個一個検
出することが可能であるばかりでなく、固体表面の原子
を移動させ、任意の位置に置くことができるため、超微
細加工の手段として注目されている。(例えば、ジェ
ー、ストロシオ、サイエンス、254巻1319頁(1991年).
J.Stroscio, et.al., Science, 254, 1319 (1991).) しかし、従来のSTMでは、一つの探針に一つの圧電素
子からなる移動制御手段が必要で、このため寸法が非常
に大きくなるという問題点があった。したがってSTM
により数ナノメートル(nm)という超小型の構造を形
成しても、これを数センチメートル(cm)おきにしか
配置できず、集積化という点では問題があった。
【0003】一方、半導体技術を用いて櫛型の電極を形
成し、この電極間に電圧を印加して、静電気力により作
動させるアクチュエータが提案されている。しかし、こ
の方法によっても素子寸法を十分に小さくすることは不
可能である。この理由は該櫛型電極間に働く力が電極の
相対する面積に比例するため、電極自身の面積を小さく
できないことにある。このため、このようなアクチュエ
ータを用いても所望の寸法の超小型集積STMは実現不
可能であった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は上記従
来技術では不可能であった超小型集積STMを実現する
ことにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明では、集積回路技術を用いて形成可能な、静電
的な力を利用したアクチュエータによって、超小型集積
STMを実現する手段を開示する。
【0006】
【作用】本発明によれば走査トンネル顕微鏡を集積化可
能とし、複数の走査トンネル顕微鏡を同時に動作させる
ことを可能にする新規な集積化走査トンネル顕微鏡構造
を開示するものである。すなわち、図1に示したように
可動電極4とそれを囲むように形成された固定電極1及
び6からなる駆動部分を持つアクチュエータを有する。
該可動電極4に一定電位を印加し、これに対して固定電
極1及び6に各々正負の電圧を印加すると、固定電極1
及び6に印加した電位により該可動電極4が固定電極1
あるいは固定電極6の方向に力を受け移動する。
【0007】該可動電極4、固定電極1、固定電極6及
び支持ビーム7を構成する材料は、導電性であればよ
い。たとえば金属、半導体等を用いることが可能であ
る。特に不純物を大量にドープし、導電性を良くした多
結晶シリコンを用いることが適している。
【0008】更に、これらの可動電極4、固定電極1、
固定電極6及び支持ビーム7は、周囲に絶縁体2、3、
5及び9を形成することにより、周囲と絶縁され、良好
な動作特性を示す。該絶縁体の材料としては、窒化シリ
コンが最も適しているが、必ずしもこれだけに限らず、
たとえば酸化シリコン等も使用できるのは言うまでもな
い。該絶縁体2、3、5、9の膜厚は、膜の応力によっ
て決めることができる。たとえば上下の膜の材料が同じ
ときは、各々の膜厚を等しくすることにより、上下の応
力を等しくできる。一方上下の膜の材料が異なる場合に
は、応力と膜厚の積がほぼ等しくなるような膜厚を選ぶ
のが適当である。
【0009】図2に示した鳥観図のごとく、可動電極4
は奥行き方向に有限の長さを持ち、支持ビーム7A、7
Bによって両端を支持されており、固定電極1及び6の
間に位置している。該支持ビーム7A、7Bの形状は図
2に示したような直線状である必要は必ずしも無く、ジ
グザグ状等、該可動電極4の動きを固定電極1及び6の
方向に可能にするものであれば良い。又、該支持ビーム
7Aは、一端を支持基板8に接続され、これにより該固
定電極1及び6に接触すること無く可動電極4が可動に
なる。
【0010】図2において、手前側の支持ビーム7Bと
支持基板の接続は図の構成上描いていないが、奥側の支
持ビーム7Aと支持基板8の接続構造と同様な構造とす
ることができる。
【0011】図3は、図1に断面図、図2に鳥観図で示
した構造を基礎に、x方向、y方向の二方向に駆動でき
るように発展させた構造を平面図で示したものである。
固定電極1が可動電極4よりも小さく描いてあるが、こ
の大小関係は必ずしも本発明の本質的な点ではなく、可
動電極の方が小さくても、また同じ大きさでも良い。
【0012】図3に示した構造により、図平面内の二次
元的な動作が可能になる。図2に一部を示した支持基板
8は、図3に示したように該集積化走査トンネル顕微鏡
構造全体を支持するものである。すなわち該可動電極4
は該ビーム7によって、又固定電極1及び6は直接、各
々該支持基板に接続され、適切な動作を保てるように構
成されている。後の実施例にも述べるように、該ビーム
7と、該支持基板8は同一材料で形成すると、作成が容
易になる。
【0013】可動電極4と固定電極1及び6の間に印加
された電圧と可動電極の変位量の関係を示したのが図4
である。最大電圧Vmaxを印加した時の該可動電極4の
最大変位量Δmaxよりも印加電圧が小さい場合には、印
加した電圧と変位量の間にほぼ直線的な関係があること
が分かる。印加電圧が最大電圧Vmaxを超えると、直線
性は得られなくなり、変位量変化が電圧変化量に比して
小さくなる。したがって本構成によれば、印加電圧が最
大電圧Vmax以下の領域で電極間に印加する電圧によっ
て電極間の距離を精度よく制御可能である。
【0014】
【実施例】以下本発明を実施例に基づき詳細に説明す
る。
【0015】実施例1 本実施例では図3に示す新構造可動電極構造の実現方法
について開示する。
【0016】図5Aは、シリコン基板31上に、化学蒸
着(Chemical Vapor Deposition:CVD)法により窒化シ
リコン膜(SiN)39を100nmの厚さに堆積し、更
にボロンを1x1020/cm3ドープしたpolySi32をCVD
法で500nmの厚さに堆積後、同様にボロンを1x1
20/cm3ドープした多結晶シリコン(polySi)層33、
厚さ100nmのSiN34を各々堆積し、パターニング
した状態を示す。
【0017】図5Bは、該構造を酸化し厚さ200nm
の熱酸化膜35を成長後、再びボロンを1x1020/c
3ドープしたpolySi36を500nmの厚さに堆積後
パターニングした状態を示す。
【0018】図5Cは、CVD法により酸化膜(SiO2)40
を堆積し、平坦化後再びボロンを1x1020/cm3
ープしたpolySi38を堆積し、パターニングした状態を
示す。
【0019】図5Dは、裏面からシリコン基板31を1
00℃に加熱した水酸化カリウム(KOH)水溶液で異方性
エッチし、窓31Aを開けた後、露出したSiN39およ
びpolySi32を該開口部31に従ってフッ素をベースと
した反応性ガスを用いたドライエッチグ法で除去し更に
フッ酸(HF)により該シリコン酸化膜35および40を除
去し構造を完成させた状態を示す。
【0020】このようにしてpolySi36からなる可動電
極、polySi32、33、38からなる固定電極を各々形
成可能である。尚この形成の際に、polySi32、33、
36、38の、各々の露出している表面は、SiNで覆う
ことにより、該polySi層の表面を保護した構造を実現可
能である。
【0021】すなわち、KOH水溶液で異方性エッチする
場合等に、非常に激しい条件で加工されるシリコン表面
を保護できるため、安定した構造を形成できる。この場
合の膜厚条件等は、前述のごとく膜の応力によって決ま
るが、同一の絶縁膜材料を用いる場合には、同一の膜厚
にすることが適当である。但し、加工時のマスク合わせ
精度を考慮して、合わせ余裕を与える場合には、最終的
な膜厚を等しくしなければならない。すなわち、ビーム
の幅を1μm、合わせ余裕を0.25μmとすると、下
側の膜厚を1、上側の膜厚をtとすると、上下の応力が
一致することから、 1x1+0.25x2x(t+1)=t ∴t=3 したがって上下の膜厚比は、3:1にすることが望まし
い。実際には、中間のpolySi層の応力による緩和も関係
するため、上下の膜厚比として、1.5:1〜4:1程
度の範囲の膜厚を選ぶことができる。
【0022】実施例2 本実施例では、新構造可動電極構造を用いた一次元STM
構造を開示する。図6は可動電極11、固定電極12、
13、支持ビーム14A、14B、支持ビーム14A、
14Bが接続されている支持基板17からなる構造にお
いて、該可動電極11側に探針15を取付け、固定電極
13側に試料16を形成した状態を示す。該探針15お
よび可動電極11、試料16および固定電極13は、各
々電気的に絶縁されており、固定電極の電位はビーム1
4B、探針電流はビーム14Aを通して各々供給され
る。該構造により、探針15と試料16の間に流れるト
ンネル電流が一定となるように可動電極11、固定電極
12、13間に印加する電極を制御すればSTM動作が
実現できる。本構造により、探針と試料間の距離を0.
01nm以下の精度で制御可能になり、超小型距離制御
機を実現できる。
【0023】尚、該支持ビーム14A、14Bは、必ず
しも一本ずつである必要は無く、複数本取り付けてもよ
い。該探針15および試料16は、可動電極形成時に同
時に形成可能である。先端の形状は通常のリソグラフィ
技術で十分に先鋭な構造を実現できる。
【0024】実施例3 本実施例では、新構造可動電極構造を用いた二次元ST
M構造を開示する。図7は可動電極21、固定電極22
A、22B、22C、22D、ビーム26A、26B、
26C、26D、支持基板23からなる構造において、
探針27を可動電極21側に、試料28を固定電極側に
各々形成した状態を示す。固定電極22C、22Bによ
り一軸方向の動きを0.01nm以下の精度で制御しつ
つ、固定電極22A、22Dにより探針と試料間の距離
を、同様に0.01nm以下の精度で制御可能である。
【0025】実施例4 本実施例では、新構造可動電極構造を用いた三次元ST
M構造を開示する。図8は可動電極21、固定電極22
A、22B、22C、22D、支持ビーム26A、26
B、26C、26D、支持基板23からなる構造におい
て、探針24を可動電極21上に形成した状態を示す。
固定電極22C、22Bにより一軸方向、たとえばX軸
方向の動きを0.01nm以下の精度で制御し、固定電
極22A、22Bにより他軸方向、たとえばY軸方向の
動きを、同様に0.01nm以下の精度で制御可能であ
る。Z軸方向の動きは、紙面に垂直方法に形成した圧電
素子によって制御できる。探針24は、たとえば電子線
励起プロセスによって弗化タングステン等のガスを原料
とした堆積方法で形成可能である。
【0026】図8中に示したA−A’の断面を図9に示
す。可動電極21、固定電極22B、22C、支持基板
23、探針24からなる構造において、該探針24を乗
せた可動電極21は、該固定電極22B、22Cによっ
てX−Y平面上を精度0.01nm以下の高精度で位置
制御可能である。本構造全体は、圧電素子(図示せず)
によって、Z軸方向に精密な位置制御がなされる。本実
施例においては、三次元のSTMを実現するために、二
軸を本発明による精密位置制御方式、一軸を従来の圧電
素子による位置制御方式としたが、本発明による精密位
置制御方式を、一軸あるいは三軸使用することも可能で
あることは言うまでもない。
【0027】実施例5 本実施例では、新構造可動電極構造を用いた三次元ST
M構造に、制御装置を集積した制御装置集積化STMを
開示する。図10は、図9に開示した二次元STMに、
制御装置30を集積した制御装置集積化STM31を示
す。本実施例においては、可動電極21、探針24が、
固定電極22C、22Bにより、二次元的に動作する状
態を、制御装置30により、制御するものである。すな
わち制御装置30には、探針24と、試料(図示せず)
との間に流れるトンネル電流が一定になるようZ軸方向
の動きを制御する機能、探針24の二次元的な動きを検
出、制御する機能等、STMの動作に必要な基本的な制
御機能のみでなく、任意の探針の動きを可能にする探針
位置制御情報を蓄積することも可能である。したがっ
て、固体表面に所定の構造を形成する場合には、この制
御装置30に位置情報等を入力しておけば、自動的な所
定の構造の形成が可能になる。
【0028】実施例6 本実施例では、新構造可動電極構造を用いた三次元制御
装置集積化STM31を複数個並べた、並列化STM構
造を開示する。図11は図10に示した三次元制御装置
集積化STM31を複数個並べた並列化STMの概念を
示したものである。並列化STM構造においては、制御
装置30を、別の回路として異なるチップ上に形成する
ことも可能であるが、一般的には、集積化STMと同一
の基板上に形成した方が、性能的にも、コスト的にも有
利であることは、言うまでもない。
【0029】本実施例においては、該新構造可動電極を
実施例1に開示した方法で形成し、該三次元STMをシ
リコン基板上に実現後、通常のCMOSプロセスによ
り、CMOSからなる制御回路をシリコン基板上に形成
し、並列化STMを実現した。無論、CMOSからなる
制御回路をシリコン基板上に形成した後、該新構造可動
電極を持つ三次元化STMを作成し、並列化STMを実
現しても良いことは言うまでもない。
【0030】図11において、制御装置30A、30
B、30Cにより、各々探針24A、24B、24Cの
動きを精密に制御し、所望の構造を形成することが可能
である。この際、探針24A、24B、24Cは、各々
相異なる情報が書き込まれている制御装置30A、30
B、30Cのメモリ情報によって、一つ一つ独立に制御
されるが、複数の探針を連携させて作動させ、全体とし
て所定の構造となるように、各探針が各部分の構造形成
を分担するような構成とすることも可能である。また本
実施例では三次元制御装置集積化STM31を3台並列
に並べた、並列化STMの例を示したが、この台数は本
発明の本質ではなく、例えば100台並列に並べても良
い。また、一次元的な配列ばかりではなく、二次元的に
並べることも可能である。例えば、100台の三次元制
御装置集積化STM31を、縦10台、横10台並べ、
正方形に配置することも可能である。
【0031】
【発明の効果】以上の実施例からも明らかなように、本
発明によれば、非常に小型化されたSTMを基本構造と
して、制御回路とSTMを同一チップ上に集積できるた
め、多数のSTMを並列に高密度実装可能であり、実用
的な並列化STMを実現できるため、工学的なインパク
トは非常に大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例による走査トンネル顕微鏡の可
動電極構造部分の概略断面構造を示した図。
【図2】本発明の実施例による走査トンネル顕微鏡の可
動電極構造部分の概略鳥観図。
【図3】本発明の実施例による走査トンネル顕微鏡の可
動電極構造部分の概略平面構造を示した図。
【図4】本発明の実施例による可動電極構造部分の印加
電圧と変位量の関係を示した図。
【図5】本発明の実施例による可動電極構造部分の製造
方法の実施例を示した図。
【図6】本発明の実施例による可動電極構造を用いた一
次元STM概略平面図。
【図7】本発明の実施例による可動電極構造を用いた二
次元STM概略平面図。
【図8】本発明の実施例による可動電極構造を用いた三
次元STM概略平面図。
【図9】本発明の実施例による可動電極構造を用いた三
次元STM概略断面図。
【図10】本発明の実施例による可動電極構造を用いた
三次元制御装置集積化STM概略断面図。
【図11】本発明の実施例による可動電極構造を用いた
三次元制御装置集積化STMを複数個並べた並列化ST
M概略断面図。
【符号の説明】
1、6、12、13、22A、22B、22C、22
D:固定電極、4、11、21:可動電極、8、17、
23:支持基板、7A、7B、14A、14B、26
A、26B、26C、26D:支持ビーム、15、2
4,24A、24B、24C、27:探針、16、2
8:試料、30、30A、30B、30C:制御回路、
31:集積化STM、31:シリコン基板、32、3
3、36、38:多結晶シリコン、34、39:窒化シ
リコン、35、40:酸化シリコン、31A:穴。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくとも二点で支えられた可動電極と、
    少なくともこの一部を囲むように形成された電極からな
    る移動量制御部分を持つことを特徴とする走査トンネル
    顕微鏡。
  2. 【請求項2】制御回路、記憶回路、演算回路を同一チッ
    プ上に集積し、該記憶回路に入力されている情報に基づ
    いて可動電極の動きを該演算回路、制御回路によって制
    御することを特徴とする請求項1記載の走査トンネル顕
    微鏡。
  3. 【請求項3】制御回路、記憶回路、演算回路を同一チッ
    プ上に集積し、該記憶回路に入力されている情報に基づ
    いて可動電極の動きを該演算回路、制御回路によって制
    御するとともに、複数個の該可動電極に各々走査探針を
    具備し、かつ該複数個の可動電極を対象物に対し同時に
    位置制御可能な手段を具備することを特徴とする集積化
    走査トンネル顕微鏡。
JP10812394A 1994-05-23 1994-05-23 集積化走査トンネル顕微鏡 Pending JPH07318571A (ja)

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