JPH07317684A - 密閉形電動圧縮機および冷却装置 - Google Patents
密閉形電動圧縮機および冷却装置Info
- Publication number
- JPH07317684A JPH07317684A JP11148894A JP11148894A JPH07317684A JP H07317684 A JPH07317684 A JP H07317684A JP 11148894 A JP11148894 A JP 11148894A JP 11148894 A JP11148894 A JP 11148894A JP H07317684 A JPH07317684 A JP H07317684A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- motor
- liquid refrigerant
- electric compressor
- casing
- intake gas
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04C—ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
- F04C23/00—Combinations of two or more pumps, each being of rotary-piston or oscillating-piston type, specially adapted for elastic fluids; Pumping installations specially adapted for elastic fluids; Multi-stage pumps specially adapted for elastic fluids
- F04C23/008—Hermetic pumps
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04C—ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
- F04C18/00—Rotary-piston pumps specially adapted for elastic fluids
- F04C18/08—Rotary-piston pumps specially adapted for elastic fluids of intermeshing-engagement type, i.e. with engagement of co-operating members similar to that of toothed gearing
- F04C18/12—Rotary-piston pumps specially adapted for elastic fluids of intermeshing-engagement type, i.e. with engagement of co-operating members similar to that of toothed gearing of other than internal-axis type
- F04C18/14—Rotary-piston pumps specially adapted for elastic fluids of intermeshing-engagement type, i.e. with engagement of co-operating members similar to that of toothed gearing of other than internal-axis type with toothed rotary pistons
- F04C18/16—Rotary-piston pumps specially adapted for elastic fluids of intermeshing-engagement type, i.e. with engagement of co-operating members similar to that of toothed gearing of other than internal-axis type with toothed rotary pistons with helical teeth, e.g. chevron-shaped, screw type
Abstract
(57)【要約】
【目的】 モータの冷却を確実に行なうとともに、モー
タの冷却用液冷媒量を適正にし、液圧縮を起こさない信
頼性の高い密閉形電動圧縮機を提供することを目的とす
る。 【構成】 モータ（４１）を収納するケーシング（４
０）に吸入ガスを導入する吸入口（４３）を設けるとと
もに、モータを収納するケーシングに、途中に流量制御
弁（６２）を有する液冷媒配管（７１）を連通し、モー
タより下流側の吸入ガス通路に温度検出装置（６３）を
設け、流量制御弁は温度検出装置で検出した温度を基に
制御されるように構成する。 【効果】 モータは吸入ガス、および液冷媒で効果的に
冷却されるとともに、必要以上の液冷媒が供給されて、
液圧縮が起こることが防止されるから信頼性の高い密閉
形電動圧縮機を提供できる。
タの冷却用液冷媒量を適正にし、液圧縮を起こさない信
頼性の高い密閉形電動圧縮機を提供することを目的とす
る。 【構成】 モータ（４１）を収納するケーシング（４
０）に吸入ガスを導入する吸入口（４３）を設けるとと
もに、モータを収納するケーシングに、途中に流量制御
弁（６２）を有する液冷媒配管（７１）を連通し、モー
タより下流側の吸入ガス通路に温度検出装置（６３）を
設け、流量制御弁は温度検出装置で検出した温度を基に
制御されるように構成する。 【効果】 モータは吸入ガス、および液冷媒で効果的に
冷却されるとともに、必要以上の液冷媒が供給されて、
液圧縮が起こることが防止されるから信頼性の高い密閉
形電動圧縮機を提供できる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、冷凍、空調装置（以
下、冷却装置と呼ぶ）に用いられる密閉形電動圧縮機に
関するものであり、特にモータを、吸入ガス、および液
冷媒で冷却するようにした密閉形電動圧縮機、および該
密閉形電動圧縮機を用いた冷却装置に関するものであ
る。
下、冷却装置と呼ぶ）に用いられる密閉形電動圧縮機に
関するものであり、特にモータを、吸入ガス、および液
冷媒で冷却するようにした密閉形電動圧縮機、および該
密閉形電動圧縮機を用いた冷却装置に関するものであ
る。
【０００２】
【従来の技術】従来、この種の冷却装置に用いられる密
閉形電動圧縮機においては、例えば特公昭５９−１３５
７号公報に記載されているように、吸入流路に吸気絞り
弁を設け、低圧ケーシングに接続する液バイパス管と流
量制御弁を設け、流量制御弁は低圧ケーシング内のモー
タに取り付けたサーモスタットに接続した冷凍サイクル
が開示されている。この装置においては、蒸発器におけ
る必要冷却量が少ない場合は吸気絞り弁は閉じて容量制
御を行い、モータの冷却が不十分になるとサーモスタッ
トが作動して流量制御弁を開放し、液冷媒を液バイパス
管を通して低圧ケーシングに導入するように構成されて
いる。
閉形電動圧縮機においては、例えば特公昭５９−１３５
７号公報に記載されているように、吸入流路に吸気絞り
弁を設け、低圧ケーシングに接続する液バイパス管と流
量制御弁を設け、流量制御弁は低圧ケーシング内のモー
タに取り付けたサーモスタットに接続した冷凍サイクル
が開示されている。この装置においては、蒸発器におけ
る必要冷却量が少ない場合は吸気絞り弁は閉じて容量制
御を行い、モータの冷却が不十分になるとサーモスタッ
トが作動して流量制御弁を開放し、液冷媒を液バイパス
管を通して低圧ケーシングに導入するように構成されて
いる。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
従来装置においては、モータに取り付けたサーモスタッ
トによって流量制御弁を作動させ、液バイパス管を通し
て液冷媒を低圧ケーシングに導入するようにように構成
されているため、低圧ケーシングに導入された液冷媒
が、モータ部で蒸発しないまま圧縮機構部に流入するこ
とに関しては考慮されておらず、一定量以上の液冷媒が
モータ部に供給され、その一部が液冷媒のまま圧縮機構
部に流入すると、圧縮機構部では液圧縮が起こり、異常
音の発生、あるいは圧縮機構の損傷を起こすなどの問題
があった。
従来装置においては、モータに取り付けたサーモスタッ
トによって流量制御弁を作動させ、液バイパス管を通し
て液冷媒を低圧ケーシングに導入するようにように構成
されているため、低圧ケーシングに導入された液冷媒
が、モータ部で蒸発しないまま圧縮機構部に流入するこ
とに関しては考慮されておらず、一定量以上の液冷媒が
モータ部に供給され、その一部が液冷媒のまま圧縮機構
部に流入すると、圧縮機構部では液圧縮が起こり、異常
音の発生、あるいは圧縮機構の損傷を起こすなどの問題
があった。
【０００４】本発明は、上記の点に鑑みなされたもの
で、モータの冷却を確実に行なうとともに、モータの冷
却用液冷媒量を適正にし、液圧縮を起こさない信頼性の
高い密閉形電動圧縮機を提供することを目的とする。
で、モータの冷却を確実に行なうとともに、モータの冷
却用液冷媒量を適正にし、液圧縮を起こさない信頼性の
高い密閉形電動圧縮機を提供することを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明では、圧縮機構駆
動用のモータを圧縮機構と一体に密閉ケーシングに収納
し、該モータ部に液冷媒を導入してモータを冷却するよ
うにした冷凍、空調装置に用いられる密閉形電動圧縮機
において、モータを収納するケーシングに吸入ガスを導
入する吸入口を設け、吸入ガスでモータを冷却するとと
もに、モータのステータにその外周部と内周部を連通す
る液冷媒通路を設け、モータを収納するケーシングに液
冷媒導入口を設け、該液冷媒導入口をステータに設けた
液冷媒通路と連通するように構成し、モータより下流側
の吸入ガス通路に温度検出装置を設け、ケーシングの液
冷媒導入口に連通し途中に流量制御弁を有する液冷媒配
管を設け、該流量制御弁は前記温度検出装置で検出した
温度を基に制御されるように構成する。
動用のモータを圧縮機構と一体に密閉ケーシングに収納
し、該モータ部に液冷媒を導入してモータを冷却するよ
うにした冷凍、空調装置に用いられる密閉形電動圧縮機
において、モータを収納するケーシングに吸入ガスを導
入する吸入口を設け、吸入ガスでモータを冷却するとと
もに、モータのステータにその外周部と内周部を連通す
る液冷媒通路を設け、モータを収納するケーシングに液
冷媒導入口を設け、該液冷媒導入口をステータに設けた
液冷媒通路と連通するように構成し、モータより下流側
の吸入ガス通路に温度検出装置を設け、ケーシングの液
冷媒導入口に連通し途中に流量制御弁を有する液冷媒配
管を設け、該流量制御弁は前記温度検出装置で検出した
温度を基に制御されるように構成する。
【０００６】また、上記のように構成した密閉形電動圧
縮機において、ステータに設けた外周部と内周部を連通
する液冷媒通路を、吸入ガスの流れ方向に対して、上流
側端近傍に配置するように構成する。
縮機において、ステータに設けた外周部と内周部を連通
する液冷媒通路を、吸入ガスの流れ方向に対して、上流
側端近傍に配置するように構成する。
【０００７】
【作用】本発明では、上記のように構成したから、密閉
形電動圧縮機のモータは吸入ガスで冷却されるととも
に、モータを収納するケーシングに設けた液冷媒導入口
より導入された液冷媒が、ステータに設けた液冷媒通路
を通ってステータを冷却するとともに、ステータの内周
部に達した後は、吸入ガスと共に下流側へ流れながら、
ステータ、およびロータの冷却を行う。また、圧縮機構
部に流入する吸入ガスの温度は、モータより下流側の吸
入ガス通路に設けた温度検出装置の検出結果に基づいて
作動する流量制御弁によって制御される。従って、モー
タを冷却するのに必要以上の液冷媒が供給されて、液冷
媒が圧縮機構部に流入することがなく、液圧縮による異
常音、あるいは圧縮機構部の損傷を防止することができ
る。
形電動圧縮機のモータは吸入ガスで冷却されるととも
に、モータを収納するケーシングに設けた液冷媒導入口
より導入された液冷媒が、ステータに設けた液冷媒通路
を通ってステータを冷却するとともに、ステータの内周
部に達した後は、吸入ガスと共に下流側へ流れながら、
ステータ、およびロータの冷却を行う。また、圧縮機構
部に流入する吸入ガスの温度は、モータより下流側の吸
入ガス通路に設けた温度検出装置の検出結果に基づいて
作動する流量制御弁によって制御される。従って、モー
タを冷却するのに必要以上の液冷媒が供給されて、液冷
媒が圧縮機構部に流入することがなく、液圧縮による異
常音、あるいは圧縮機構部の損傷を防止することができ
る。
【０００８】
【実施例】以下、本発明の実施例を図１、および図２に
より説明する。
より説明する。
【０００９】図１は、本発明を適用した密閉形スクリュ
ー圧縮機の縦断面図である。
ー圧縮機の縦断面図である。
【００１０】密閉形スクリュー圧縮機１のメインケーシ
ング１０には、互いに噛み合わされ軸受１３、１４で支
えられた雄ロータ２、雌ロータ（図示されていない）、
およびロータの下部に配置されたスライド弁３１が収納
され、ロータ部への吸入ガス通路となる吸入ポート１２
が形成され、モータより下流側の吸入ガス通路中例えば
吸入ポート１２には温度検出装置６３が配置されてい
る。
ング１０には、互いに噛み合わされ軸受１３、１４で支
えられた雄ロータ２、雌ロータ（図示されていない）、
およびロータの下部に配置されたスライド弁３１が収納
され、ロータ部への吸入ガス通路となる吸入ポート１２
が形成され、モータより下流側の吸入ガス通路中例えば
吸入ポート１２には温度検出装置６３が配置されてい
る。
【００１１】メインケーシング１０の一端には、ステー
タ４１ａ、ロータ４１ｂからなるモータ４１を収納する
モータケーシング４０が締結され、さらにモータケーシ
ング４０には、吸入ガスを導入する吸入口４３を有する
モータカバ４２が締結されている。両端を軸受４４、４
５で支えられたモータ軸４７は、カップリング４６によ
り雄ロータ２の軸２ａに連結されている。
タ４１ａ、ロータ４１ｂからなるモータ４１を収納する
モータケーシング４０が締結され、さらにモータケーシ
ング４０には、吸入ガスを導入する吸入口４３を有する
モータカバ４２が締結されている。両端を軸受４４、４
５で支えられたモータ軸４７は、カップリング４６によ
り雄ロータ２の軸２ａに連結されている。
【００１２】メインケーシング１０の他端には、雄雌ロ
ータで圧縮されたガスの出口となる吐出ポート２１、及
び外部へ導きだされる吐出口２２を有する吐出ケーシン
グ２０が締結され、また、吐出ケーシング２０の一端に
はロッド３２を介してスライド弁３１を駆動するための
ピストン３３を収納したサイドケーシング３０が設けら
れている。
ータで圧縮されたガスの出口となる吐出ポート２１、及
び外部へ導きだされる吐出口２２を有する吐出ケーシン
グ２０が締結され、また、吐出ケーシング２０の一端に
はロッド３２を介してスライド弁３１を駆動するための
ピストン３３を収納したサイドケーシング３０が設けら
れている。
【００１３】モータケーシング４０には、液冷媒導入口
６０が設けられ、ステータの外周部と内周部を連通する
液冷媒通路６１と連通している。
６０が設けられ、ステータの外周部と内周部を連通する
液冷媒通路６１と連通している。
【００１４】図２は、図１に示した密閉形スクリュー圧
縮機を用いた冷却装置の概略のサイクル構成図である。
縮機を用いた冷却装置の概略のサイクル構成図である。
【００１５】冷却装置は、密閉形スクリュー圧縮機１、
凝縮器６４、膨張弁６５、蒸発器６６をそれぞれ吐出配
管６７、液配管６８、配管６９、および吸入配管７０で
連通して冷凍サイクルを構成し、内部に冷媒を封入して
成る。液配管６８と前記密閉形スクリュー圧縮機１に設
けられた液冷媒導入口６０は、前記温度検出装置６３の
検出結果に基づいて作動する流量制御弁６２を配した別
の液配管７１によって連通されている。
凝縮器６４、膨張弁６５、蒸発器６６をそれぞれ吐出配
管６７、液配管６８、配管６９、および吸入配管７０で
連通して冷凍サイクルを構成し、内部に冷媒を封入して
成る。液配管６８と前記密閉形スクリュー圧縮機１に設
けられた液冷媒導入口６０は、前記温度検出装置６３の
検出結果に基づいて作動する流量制御弁６２を配した別
の液配管７１によって連通されている。
【００１６】次に本実施例の作用について説明する。
【００１７】モータ４１によって雄ロータ２が駆動され
ると、低圧の冷媒ガスは吸入口４３からモータケーシン
グ４０内に流入し、モータ４１を冷却した後、吸入ポー
ト１２から雄ロータ２と図示されていない雌ロータの歯
形空間に流入する。歯形空間の容積はロータの回転にと
もなって減少し、ガスは圧縮されて圧力が高められる。
回転がさらに進むと、歯形空間は吐出ポート２１と連通
し、高圧のガスは吐出ポート２１を通って、吐出口２２
から圧縮機外部へ吐出される。
ると、低圧の冷媒ガスは吸入口４３からモータケーシン
グ４０内に流入し、モータ４１を冷却した後、吸入ポー
ト１２から雄ロータ２と図示されていない雌ロータの歯
形空間に流入する。歯形空間の容積はロータの回転にと
もなって減少し、ガスは圧縮されて圧力が高められる。
回転がさらに進むと、歯形空間は吐出ポート２１と連通
し、高圧のガスは吐出ポート２１を通って、吐出口２２
から圧縮機外部へ吐出される。
【００１８】スライド弁３１は、ロッド３２を介してピ
ストン３３により軸方向に移動するように構成されてお
り、容量制御に用いられるが詳細の説明は省略する。
ストン３３により軸方向に移動するように構成されてお
り、容量制御に用いられるが詳細の説明は省略する。
【００１９】圧縮機から吐出された高圧の冷媒ガスは、
吐出配管６７を通って凝縮器６４に流入し、冷却されて
液化する。液冷媒は液配管６８を通り、膨張弁６５で減
圧されて配管６９を介して蒸発器６６に流入する。蒸発
器６６に流入した冷媒は、冷却作用を行って蒸発し低圧
のガスとなり、吸入配管７０を通って再び圧縮機に吸入
される。
吐出配管６７を通って凝縮器６４に流入し、冷却されて
液化する。液冷媒は液配管６８を通り、膨張弁６５で減
圧されて配管６９を介して蒸発器６６に流入する。蒸発
器６６に流入した冷媒は、冷却作用を行って蒸発し低圧
のガスとなり、吸入配管７０を通って再び圧縮機に吸入
される。
【００２０】一方、液冷媒の一部は液配管７１、液冷媒
導入口６０を通って、ステータ４１ａに設けられた液冷
媒通路６１に流入し、冷却を行ないながら、ステータの
外周部から内周部に向かって流れる。ステータの内周部
に達した冷媒は、吸入口４３から導入された吸入ガスと
混合し、ステータ４１ａとロータ４１ｂの隙間を流れ、
さらに冷却を行う。
導入口６０を通って、ステータ４１ａに設けられた液冷
媒通路６１に流入し、冷却を行ないながら、ステータの
外周部から内周部に向かって流れる。ステータの内周部
に達した冷媒は、吸入口４３から導入された吸入ガスと
混合し、ステータ４１ａとロータ４１ｂの隙間を流れ、
さらに冷却を行う。
【００２１】モータの冷却に供給される液冷媒量は、温
度検出装置６３の検出結果に基づいて、吸入ポート１２
部の冷媒が過熱ガスとなるよう流量制御弁６２によって
制御される。
度検出装置６３の検出結果に基づいて、吸入ポート１２
部の冷媒が過熱ガスとなるよう流量制御弁６２によって
制御される。
【００２２】従って、上記のように構成された密閉形ス
クリュー圧縮機においては、吸入ガス、および液冷媒に
よってモータが効果的に冷却されるとともに、圧縮機構
部に液冷媒が流入するのが防止されるから、信頼性の高
いスクリュー圧縮機を提供することができる。
クリュー圧縮機においては、吸入ガス、および液冷媒に
よってモータが効果的に冷却されるとともに、圧縮機構
部に液冷媒が流入するのが防止されるから、信頼性の高
いスクリュー圧縮機を提供することができる。
【００２３】また、ステータに設ける冷媒通路６１を吸
入ガスの流れ方向に対して、上流側端近傍に配置すれ
ば、ステータの内周部に達した液冷媒は、吸入ガスとと
もに、より多くの時間ステータおよびロータと接しなが
ら冷却作用を行ない、冷却効果が優れるのは明らかであ
る。
入ガスの流れ方向に対して、上流側端近傍に配置すれ
ば、ステータの内周部に達した液冷媒は、吸入ガスとと
もに、より多くの時間ステータおよびロータと接しなが
ら冷却作用を行ない、冷却効果が優れるのは明らかであ
る。
【００２４】なお、上記実施例はスクリュー圧縮機の例
で説明したが、本発明は公知の他の形式の圧縮機におい
ても実施可能である。
で説明したが、本発明は公知の他の形式の圧縮機におい
ても実施可能である。
【００２５】
【発明の効果】本発明では、以上説明したように、モー
タを収納するケーシングに吸入ガスを導入する吸入口を
設け、吸入ガスでモータを冷却するとともに、ステータ
に冷却用の液冷媒通路を設け、該液冷媒通路に導入され
る液冷媒量は、モータより下流側の吸入ガス通路に設け
た温度検出装置で検出した温度を基に流量制御弁で制御
するように構成したから、ステータ、およびロータを確
実に冷却できると共に、必要以上の液冷媒が供給されて
液圧縮が起こるのが防止され、異常音を発生したり、あ
るいは圧縮機構を損傷することがない信頼性の高い密閉
形電動圧縮機を提供することができる。
タを収納するケーシングに吸入ガスを導入する吸入口を
設け、吸入ガスでモータを冷却するとともに、ステータ
に冷却用の液冷媒通路を設け、該液冷媒通路に導入され
る液冷媒量は、モータより下流側の吸入ガス通路に設け
た温度検出装置で検出した温度を基に流量制御弁で制御
するように構成したから、ステータ、およびロータを確
実に冷却できると共に、必要以上の液冷媒が供給されて
液圧縮が起こるのが防止され、異常音を発生したり、あ
るいは圧縮機構を損傷することがない信頼性の高い密閉
形電動圧縮機を提供することができる。
【００２６】
【図１】本発明の一実施例を示し、本発明を適用した密
閉形スクリュー圧縮機の縦断面構造図である。
閉形スクリュー圧縮機の縦断面構造図である。
【図２】本発明を適用した密閉形スクリュー圧縮機を用
いた冷却装置の冷凍サイクル構成図である。
いた冷却装置の冷凍サイクル構成図である。
１………密閉形スクリュー圧縮機、２………雄ロータ、
１２………吸入ポート、４０………モータケーシング、
４１………モータ、４１ａ………ステータ、４１ｂ……
…ロータ、４２………モータカバ、４３………吸入口、
６０………液冷媒導入口、６１………液冷媒通路、６２
………流量制御弁、６３………温度検出装置、６８……
…液配管、７０………吸入配管、７１………液配管
１２………吸入ポート、４０………モータケーシング、
４１………モータ、４１ａ………ステータ、４１ｂ……
…ロータ、４２………モータカバ、４３………吸入口、
６０………液冷媒導入口、６１………液冷媒通路、６２
………流量制御弁、６３………温度検出装置、６８……
…液配管、７０………吸入配管、７１………液配管
Claims (3)
- 【請求項１】 圧縮機構駆動用のモータを、圧縮機構と
一体に密閉ケーシングに収納し、該モータ部に液冷媒を
導入してモータを冷却するようにした冷凍、空調装置に
用いられる密閉形電動圧縮機において、モータを収納す
るケーシングに吸入ガスを導入する吸入口を設け、吸入
ガスでモータを冷却するとともに、モータのステータに
その外周部と内周部を連通する液冷媒通路を設け、モー
タを収納するケーシングに液冷媒導入口を設け、該液冷
媒導入口をモータに設けた液冷媒通路と連通するように
構成し、モータより下流側の吸入ガス通路に温度検出装
置を設けたことを特徴とする密閉形電動圧縮機。 - 【請求項２】 電動機のステータに設けた外周部と内周
部を連通する液冷媒通路が、吸入ガスの流れ方向に対し
て、上流側端近傍に配置された事を特徴とする請求項１
に記載の密閉形電動圧縮機。 - 【請求項３】 前記密閉形電動圧縮機、凝縮器、膨張
弁、および蒸発器をそれぞれ配管で連通して冷凍サイク
ルを構成するとともに、上記密閉形電動圧縮機に設けた
ケーシングの液冷媒導入口と、凝縮器出口側の液冷媒配
管を、途中に流量制御弁を有する液冷媒配管で連通し、
該流量制御弁は上記密閉形電動圧縮機に設けた温度検出
装置で検出した温度を基に制御されるように構成したこ
とを特徴とする請求項１に記載の冷却装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11148894A JPH07317684A (ja) | 1994-05-25 | 1994-05-25 | 密閉形電動圧縮機および冷却装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11148894A JPH07317684A (ja) | 1994-05-25 | 1994-05-25 | 密閉形電動圧縮機および冷却装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07317684A true JPH07317684A (ja) | 1995-12-05 |
Family
ID=14562543
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11148894A Pending JPH07317684A (ja) | 1994-05-25 | 1994-05-25 | 密閉形電動圧縮機および冷却装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07317684A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2002053917A1 (de) * | 2001-01-05 | 2002-07-11 | Bitzer Kühlmaschinenbau Gmbh | Kältemittelverdichter |
| CN106401976A (zh) * | 2016-10-21 | 2017-02-15 | 珠海格力电器股份有限公司 | 空调器及其螺杆压缩机 |
-
1994
- 1994-05-25 JP JP11148894A patent/JPH07317684A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2002053917A1 (de) * | 2001-01-05 | 2002-07-11 | Bitzer Kühlmaschinenbau Gmbh | Kältemittelverdichter |
| CN106401976A (zh) * | 2016-10-21 | 2017-02-15 | 珠海格力电器股份有限公司 | 空调器及其螺杆压缩机 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US20190360488A1 (en) | System Including High-Side And Low-Side Compressors | |
| KR100421390B1 (ko) | 터보 압축기 냉각장치 | |
| KR20060081791A (ko) | 터보압축기를 구비한 냉동장치 | |
| US7918096B2 (en) | Refrigeration system | |
| WO2007000815A1 (ja) | 二段スクリュー圧縮機の給油方法、装置及び冷凍装置の運転方法 | |
| KR100200087B1 (ko) | 2단 원심압축기의 냉방 사이클 | |
| JP5383632B2 (ja) | スクリュ圧縮機 | |
| KR101738458B1 (ko) | 고압식 압축기 및 이를 구비한 냉동사이클 장치 | |
| US20110016916A1 (en) | Turbo compressor and refrigerator | |
| JPH11351168A (ja) | スクリュ式冷凍装置 | |
| CN110081626B (zh) | 冷冻装置 | |
| US6418740B1 (en) | External high pressure to low pressure valve for scroll compressor | |
| WO2013153970A1 (ja) | ２段油冷式圧縮装置 | |
| WO2004092586A1 (ja) | 密閉型圧縮機 | |
| JPH07317684A (ja) | 密閉形電動圧縮機および冷却装置 | |
| JPH07180917A (ja) | スクリュ式冷凍機 | |
| JP4738219B2 (ja) | 冷凍装置 | |
| US20230213255A1 (en) | Refrigeration system with tandem high-side compressors | |
| KR100414104B1 (ko) | 원심 압축기 냉각구조 | |
| JPH01318787A (ja) | 低圧式ロータリ圧縮機 | |
| KR20000050610A (ko) | 압축기의 보호장치 | |
| JPH10292948A (ja) | 冷凍機 | |
| KR101002555B1 (ko) | 다단 로터리 압축기 및 이를 적용한 냉동사이클 장치 | |
| CN116761941A (zh) | 压缩机以及用于控制压缩机的方法 | |
| JPS6325256B2 (ja) |