JPH0731558A - トイレットペーパーホルダ - Google Patents
トイレットペーパーホルダInfo
- Publication number
- JPH0731558A JPH0731558A JP5183684A JP18368493A JPH0731558A JP H0731558 A JPH0731558 A JP H0731558A JP 5183684 A JP5183684 A JP 5183684A JP 18368493 A JP18368493 A JP 18368493A JP H0731558 A JPH0731558 A JP H0731558A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- roll
- link arm
- case
- cam
- paper
- Prior art date
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 ワンタッチでペーパーロールを順次落下させ
ることができ、操作が容易で使い勝手に優れたトイレッ
トペーパーホルダの提供。 【構成】 複数のペーパーロールＲ1 、Ｒ2 、Ｒ3 …が
立に収容されたケース１と、該ケース１の下に設置され
たペーパー引出し機構２００と、ロール順次供給機構３
００とからなるトイレットペーパーホルダ１００におい
て、順次供給機構３００は、ケース１の側壁に列設され
たロール落下機構からなり、最下位の落下機構２は、最
下位リンク腕２３と、落下操作具２０とからなり、他の
落下機構３は、上位リンク腕３３と、その回動遅延機構
４と、カム５とからなる。
ることができ、操作が容易で使い勝手に優れたトイレッ
トペーパーホルダの提供。 【構成】 複数のペーパーロールＲ1 、Ｒ2 、Ｒ3 …が
立に収容されたケース１と、該ケース１の下に設置され
たペーパー引出し機構２００と、ロール順次供給機構３
００とからなるトイレットペーパーホルダ１００におい
て、順次供給機構３００は、ケース１の側壁に列設され
たロール落下機構からなり、最下位の落下機構２は、最
下位リンク腕２３と、落下操作具２０とからなり、他の
落下機構３は、上位リンク腕３３と、その回動遅延機構
４と、カム５とからなる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、多数のトイレットペ
ーパーロールを収容して１個づつ供給するためのトイレ
ットペーパーホルダに関する。
ーパーロールを収容して１個づつ供給するためのトイレ
ットペーパーホルダに関する。
【０００２】
【従来の技術】多数のトイレットペーパーロールを立方
向に収容して下端部に設けたロールペーパー引出し機構
に１個づつ落下させることにより供給する構造のトイレ
ットペーパーホルダとして、実公昭６１−３５１２０号
公報、実公平１−２７７６０号公報などに種種の構造の
ものが提案されている。
向に収容して下端部に設けたロールペーパー引出し機構
に１個づつ落下させることにより供給する構造のトイレ
ットペーパーホルダとして、実公昭６１−３５１２０号
公報、実公平１−２７７６０号公報などに種種の構造の
ものが提案されている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、上記従来の
トイレットペーパーホルダは、いずれもワンタッチでト
イレットペーパーホルダを順次落下させることはできな
いため操作が煩わしい欠点がある。この発明の目的は、
ワンタッチでトイレットペーパーホルダを順次落下させ
ることができ、操作が容易で使い勝手に優れたトイレッ
トペーパーホルダの提供にある。
トイレットペーパーホルダは、いずれもワンタッチでト
イレットペーパーホルダを順次落下させることはできな
いため操作が煩わしい欠点がある。この発明の目的は、
ワンタッチでトイレットペーパーホルダを順次落下させ
ることができ、操作が容易で使い勝手に優れたトイレッ
トペーパーホルダの提供にある。
【０００４】
【問題点を解決するための手段】この発明のトイレット
ペーパーホルダは、水平方向に設定された複数のペーパ
ーロールが立方向に一列に収容される立型４角筒状ケー
スと、該ケースの下方に設置されたペーパー引出し機構
と、操作により前記ケース内の各ペーパーロールを順次
下位に落下させて前記ペーパー引出し機構に供給するペ
ーパーロール順次供給機構とからなるトイレットペーパ
ーホルダにおいて、前記順次供給機構は、前記ケースの
側壁に上下方向に列設され、前記ペーパーロールを１個
づつ保持するとともに、該ペーパーロールの保持を解除
するロール落下機構からなり、前記ロール落下機構の内
の最下位の落下機構は、前記ケースの一方の側壁に形成
された上下方向の最下位スリットと、該最下位スリット
に嵌め込まれるとともに、中間部が前記側壁に水平方向
に軸支されて該軸周りに回動する最下位リンク腕と、該
最下位リンク腕の下部に設けられ、一端は前記ケース内
部に突出して最下位ロールの下端を支持し、他端がケー
ス外部に突き出して操作部となっている落下操作具とか
らなり、前記最下位以外の落下機構は、前記ケースの一
方の側壁の前記最下位スリットの上方に形成された上下
方向の上位スリットと、該上位スリットに嵌め込まれ、
中間部が前記側壁に水平方向に軸支されて該軸周りに回
動する上位リンク腕と、前記ケースの一方の側壁の前記
上位リンク腕の下方に回動可能に設けられたカムと、前
記上位リンク腕の回動遅延機構とからなり、前記カム
は、直下のリンク腕の上端により支持されて回動を止め
られた下側カム面と、前記ケース内部に突出して前記上
位リンク腕の内側に位置するロールの下端を支持する一
端と、前記ケースの一方の側壁に回転自在に支持された
他端と、前記直下のリンク腕の上端が外側に回動したと
き回動を止められた状態が解除されて回動し、前記ロー
ルの支持を解除して下方に落下させる上側カム面とを有
し、前記回動遅延機構は、前記カムの回動時に前記上位
リンク腕を垂直状態に維持するロックピンと、前記上側
カム面に接触し、前記直下のリンク腕の復帰回動に付勢
された前記カムの復帰回動に伴い、前記リンク腕の垂直
状態を解除することからなることを特徴とする。
ペーパーホルダは、水平方向に設定された複数のペーパ
ーロールが立方向に一列に収容される立型４角筒状ケー
スと、該ケースの下方に設置されたペーパー引出し機構
と、操作により前記ケース内の各ペーパーロールを順次
下位に落下させて前記ペーパー引出し機構に供給するペ
ーパーロール順次供給機構とからなるトイレットペーパ
ーホルダにおいて、前記順次供給機構は、前記ケースの
側壁に上下方向に列設され、前記ペーパーロールを１個
づつ保持するとともに、該ペーパーロールの保持を解除
するロール落下機構からなり、前記ロール落下機構の内
の最下位の落下機構は、前記ケースの一方の側壁に形成
された上下方向の最下位スリットと、該最下位スリット
に嵌め込まれるとともに、中間部が前記側壁に水平方向
に軸支されて該軸周りに回動する最下位リンク腕と、該
最下位リンク腕の下部に設けられ、一端は前記ケース内
部に突出して最下位ロールの下端を支持し、他端がケー
ス外部に突き出して操作部となっている落下操作具とか
らなり、前記最下位以外の落下機構は、前記ケースの一
方の側壁の前記最下位スリットの上方に形成された上下
方向の上位スリットと、該上位スリットに嵌め込まれ、
中間部が前記側壁に水平方向に軸支されて該軸周りに回
動する上位リンク腕と、前記ケースの一方の側壁の前記
上位リンク腕の下方に回動可能に設けられたカムと、前
記上位リンク腕の回動遅延機構とからなり、前記カム
は、直下のリンク腕の上端により支持されて回動を止め
られた下側カム面と、前記ケース内部に突出して前記上
位リンク腕の内側に位置するロールの下端を支持する一
端と、前記ケースの一方の側壁に回転自在に支持された
他端と、前記直下のリンク腕の上端が外側に回動したと
き回動を止められた状態が解除されて回動し、前記ロー
ルの支持を解除して下方に落下させる上側カム面とを有
し、前記回動遅延機構は、前記カムの回動時に前記上位
リンク腕を垂直状態に維持するロックピンと、前記上側
カム面に接触し、前記直下のリンク腕の復帰回動に付勢
された前記カムの復帰回動に伴い、前記リンク腕の垂直
状態を解除することからなることを特徴とする。
【０００５】
【発明の作用および効果】この発明のトイレットペーパ
ーホルダは、最下位ロールの落下操作具を操作すると、
上位にセットされているペーパーロールが自動的に順次
に下位に落下する。これにより、ワンタッチの操作でロ
ールを下方に設置したロールペーパー引出し機構に供給
でき、操作性に優れる。
ーホルダは、最下位ロールの落下操作具を操作すると、
上位にセットされているペーパーロールが自動的に順次
に下位に落下する。これにより、ワンタッチの操作でロ
ールを下方に設置したロールペーパー引出し機構に供給
でき、操作性に優れる。
【０００６】
【実施例】この発明を図１〜図７に示す一実施例ととも
に説明する。この発明のトイレットペーパーホルダ１０
０は、水平方向に設定された複数のペーパーロールＲ1
、Ｒ2 、Ｒ3 、…が立方向に一列に収容される立型４
角筒状ケース１と、該ケース１の下に連結されたペーパ
ー引出し機構２００（図３に示す）とを有する。この実
施例では、ケース１は、それぞれ１つのロールＲn を収
容する寸法の、最下位ブロック１１および該最下位ブロ
ック１１の上方に積み重ねられた所望数の上位ブロック
１２、１２、…からなる。これにより、最下位ブロック
１１および同一構造の上位ブロック１２を製造すること
により、３個入り、５個入りなど所望の個数の積み重ね
を選択できる利点がある。
に説明する。この発明のトイレットペーパーホルダ１０
０は、水平方向に設定された複数のペーパーロールＲ1
、Ｒ2 、Ｒ3 、…が立方向に一列に収容される立型４
角筒状ケース１と、該ケース１の下に連結されたペーパ
ー引出し機構２００（図３に示す）とを有する。この実
施例では、ケース１は、それぞれ１つのロールＲn を収
容する寸法の、最下位ブロック１１および該最下位ブロ
ック１１の上方に積み重ねられた所望数の上位ブロック
１２、１２、…からなる。これにより、最下位ブロック
１１および同一構造の上位ブロック１２を製造すること
により、３個入り、５個入りなど所望の個数の積み重ね
を選択できる利点がある。
【０００７】ペーパー引出し機構２００は、立型４角筒
状ケース２０１の前面にロールペーパーの引き出し口６
が設けられるとともに、該引き出し口６内にペーパーカ
ッター７を装着してなる。ケース２０１内には一対の支
持ローラー８１、８２が横向きに並設され、下部にはロ
ール芯の排出口２０２が形成されている。
状ケース２０１の前面にロールペーパーの引き出し口６
が設けられるとともに、該引き出し口６内にペーパーカ
ッター７を装着してなる。ケース２０１内には一対の支
持ローラー８１、８２が横向きに並設され、下部にはロ
ール芯の排出口２０２が形成されている。
【０００８】ケース１の右側壁１０の中心部には、複数
のペーパーロールＲ1 、Ｒ2 、Ｒ3、…をケース１内に
立方向に保持するとともに、操作により各ロールＲを順
次下位に落下させてペーパー引出し機構２００に供給す
るペーパーロール順次供給機構３００が立方向に設けら
れている。順次供給機構３００は、最下位ブロック１１
の一方の側壁１Ａに形成された最下位ロール落下機構２
と、各上位ブロック１２の一方の側壁１Ｂに形成された
上位にあるロール落下機構３と、該上位にある下位ロー
ル落下機構３のロール落下動作を所定のタイミングだけ
遅延させ、下位のロールから順次落下させるための回動
遅延機構４とからなる。
のペーパーロールＲ1 、Ｒ2 、Ｒ3、…をケース１内に
立方向に保持するとともに、操作により各ロールＲを順
次下位に落下させてペーパー引出し機構２００に供給す
るペーパーロール順次供給機構３００が立方向に設けら
れている。順次供給機構３００は、最下位ブロック１１
の一方の側壁１Ａに形成された最下位ロール落下機構２
と、各上位ブロック１２の一方の側壁１Ｂに形成された
上位にあるロール落下機構３と、該上位にある下位ロー
ル落下機構３のロール落下動作を所定のタイミングだけ
遅延させ、下位のロールから順次落下させるための回動
遅延機構４とからなる。
【０００９】最下位ロール落下機構２は、前記ブロック
１１の一方の側壁１Ａに形成された上下方向のスリット
２１と、該スリット２１に嵌め込まれ、中間部２２が前
記側壁１Ａに水平方向に軸支され該軸周りに回動する最
下位リンク腕２３とを有する。最下位リンク腕２３の下
部には、操作具２０が装着されている。操作具２０は、
一端２４が前記ブロック１１の内部に突出して最下位の
ロールＲ1 の下端を支持し、他端２５がブロック１１の
外部に突き出して操作部２６となっている落下操作棒２
７と、操作棒２７をブロック１１の内部方向に付勢する
スプリング２８とからなる。
１１の一方の側壁１Ａに形成された上下方向のスリット
２１と、該スリット２１に嵌め込まれ、中間部２２が前
記側壁１Ａに水平方向に軸支され該軸周りに回動する最
下位リンク腕２３とを有する。最下位リンク腕２３の下
部には、操作具２０が装着されている。操作具２０は、
一端２４が前記ブロック１１の内部に突出して最下位の
ロールＲ1 の下端を支持し、他端２５がブロック１１の
外部に突き出して操作部２６となっている落下操作棒２
７と、操作棒２７をブロック１１の内部方向に付勢する
スプリング２８とからなる。
【００１０】上位ロール落下機構３は、各上位ブロック
１２の一方の側壁１Ｂの前記スリット２１の真上に形成
された上下方向のスリット３１と、該スリット３１に嵌
め込まれ、中間部３２が前記側壁１Ｂに水平方向に軸支
され該軸周りに回動する上位リンク腕３３と、前記上位
リンク腕３３の下端部に位置する側壁１Ｂに回動可能に
設けられたカム５とからなる。前記回動遅延機構４は、
上位リンク腕３３の下部とカム５との間に配設され上位
リンク腕３３の回動が下位に位置するものから順次なさ
れるように調整する作用を有する。
１２の一方の側壁１Ｂの前記スリット２１の真上に形成
された上下方向のスリット３１と、該スリット３１に嵌
め込まれ、中間部３２が前記側壁１Ｂに水平方向に軸支
され該軸周りに回動する上位リンク腕３３と、前記上位
リンク腕３３の下端部に位置する側壁１Ｂに回動可能に
設けられたカム５とからなる。前記回動遅延機構４は、
上位リンク腕３３の下部とカム５との間に配設され上位
リンク腕３３の回動が下位に位置するものから順次なさ
れるように調整する作用を有する。
【００１１】カム５は、図４および図５に示す如く、一
対のカム板５Ａ、５Ａを一端の下部に設けたブリッジ５
Ｂで連結した構造を有し、前記リンク腕３３の下端部は
カム板５Ａ、５Ａの間の隙間５Ｃに差し込まれている。
カム５の一端５１は、ブロック１２内部に突出して前記
リンク腕３３の内側に位置するロールＲn （ロールＲ1
、Ｒ2 、Ｒ3 、…のいずれか）の下端を支持してい
る。また、カム５の他端５２は、前記側壁１Ｂの下端部
にスリット３１を挟んで突設された突起３４、３４（図
２参照）に架設されている水平軸５３に回転自在に取り
付けられている。カム５は、下側カム面５４が直下のリ
ンク腕（２３または３３）の上端により支持された回動
を止められており、該直下のリンク腕が図示右周りに回
動し、その上端が外側に変位したとき、止められた状態
が解除される。この結果、カム５は左周りに回動し、前
記ロールＲn は支持を失い下方に落下する。
対のカム板５Ａ、５Ａを一端の下部に設けたブリッジ５
Ｂで連結した構造を有し、前記リンク腕３３の下端部は
カム板５Ａ、５Ａの間の隙間５Ｃに差し込まれている。
カム５の一端５１は、ブロック１２内部に突出して前記
リンク腕３３の内側に位置するロールＲn （ロールＲ1
、Ｒ2 、Ｒ3 、…のいずれか）の下端を支持してい
る。また、カム５の他端５２は、前記側壁１Ｂの下端部
にスリット３１を挟んで突設された突起３４、３４（図
２参照）に架設されている水平軸５３に回転自在に取り
付けられている。カム５は、下側カム面５４が直下のリ
ンク腕（２３または３３）の上端により支持された回動
を止められており、該直下のリンク腕が図示右周りに回
動し、その上端が外側に変位したとき、止められた状態
が解除される。この結果、カム５は左周りに回動し、前
記ロールＲn は支持を失い下方に落下する。
【００１２】回動遅延機構４は、前記リンク腕３３の下
端面から開けられた立穴４１と、該立穴４１に交差する
ようにリンク腕３３の下端部に形成された横穴４２（図
５に示す）と、前記立穴４１に摺動自在に嵌め込まれた
ロックピン４３と、該ロックピン４３に背設されたリタ
ーンスプリング４４とを備える。ロックピン４３は、前
記横穴４２を挿通して配された連結棒４５によりリンク
腕３３の下端部の両側に設けられたコロ４６、４６に連
結されている。コロ４６、４６は、前記リターンスプリ
ング４４に付勢されてカム５の上側カム面５５に接触し
ている。前記水平軸５３にはストライカ４７が締結され
ており、ストライカ穴４８は前記立穴４１の下方に同軸
的に開けられて、前記リンク腕３３のロック手段となっ
ている。また、前記コロ４６は前記ロック手段を解除す
る解除機構を構成している。
端面から開けられた立穴４１と、該立穴４１に交差する
ようにリンク腕３３の下端部に形成された横穴４２（図
５に示す）と、前記立穴４１に摺動自在に嵌め込まれた
ロックピン４３と、該ロックピン４３に背設されたリタ
ーンスプリング４４とを備える。ロックピン４３は、前
記横穴４２を挿通して配された連結棒４５によりリンク
腕３３の下端部の両側に設けられたコロ４６、４６に連
結されている。コロ４６、４６は、前記リターンスプリ
ング４４に付勢されてカム５の上側カム面５５に接触し
ている。前記水平軸５３にはストライカ４７が締結され
ており、ストライカ穴４８は前記立穴４１の下方に同軸
的に開けられて、前記リンク腕３３のロック手段となっ
ている。また、前記コロ４６は前記ロック手段を解除す
る解除機構を構成している。
【００１３】トイレットペーパーホルダ１００の作用を
図４、図６、図７とともに説明する。ペーパー引出し機
構２００のペーパーロールが終わると、操作部２６を指
で摘んで外側に引く。これにより落下操作棒２７は図示
右方に変位し、操作棒２７の一端２４による支持が解除
される。この結果、最下位のロールＲ1 はペーパー引出
し機構２００内に落下する。図４に示す如く、このロー
ルＲ1 の落下によりブロック１１の内部が空になるの
で、つぎに、操作部２６を内側に押し、リンク腕２３を
回動させる（ブロック１１内が空になっているので、リ
ンク腕２３は図示右回転が可能である）。これにより、
リンク腕２３の上端部は外側に変位し、カム５の下側カ
ム面５４の支持を解除する。
図４、図６、図７とともに説明する。ペーパー引出し機
構２００のペーパーロールが終わると、操作部２６を指
で摘んで外側に引く。これにより落下操作棒２７は図示
右方に変位し、操作棒２７の一端２４による支持が解除
される。この結果、最下位のロールＲ1 はペーパー引出
し機構２００内に落下する。図４に示す如く、このロー
ルＲ1 の落下によりブロック１１の内部が空になるの
で、つぎに、操作部２６を内側に押し、リンク腕２３を
回動させる（ブロック１１内が空になっているので、リ
ンク腕２３は図示右回転が可能である）。これにより、
リンク腕２３の上端部は外側に変位し、カム５の下側カ
ム面５４の支持を解除する。
【００１４】リンク腕２３の上端部による支持がなくな
ったカム５は、図６に示す如く左回転し、一端５１での
支持を失った上位ブロック１２内のロールＲ2 は最下位
ブロック１１内へ落下する。落下したロールＲ2 は回動
して最下位ブロック１１内へ突き出しているリンク腕２
３の下部の内面に当たり、リンク腕２３を左回転方向に
付勢する。カム５の左回転により、カムの上側カム面５
５により押し上げられていたロックピン４３は下方に降
下して、ストライカ穴４８に嵌まり込み、上位リンク腕
３３の回動を一時的に止める。
ったカム５は、図６に示す如く左回転し、一端５１での
支持を失った上位ブロック１２内のロールＲ2 は最下位
ブロック１１内へ落下する。落下したロールＲ2 は回動
して最下位ブロック１１内へ突き出しているリンク腕２
３の下部の内面に当たり、リンク腕２３を左回転方向に
付勢する。カム５の左回転により、カムの上側カム面５
５により押し上げられていたロックピン４３は下方に降
下して、ストライカ穴４８に嵌まり込み、上位リンク腕
３３の回動を一時的に止める。
【００１５】つぎに、前記落下したロールＲ2 によるリ
ンク腕２３の左回転方向への付勢のより、該リンク腕２
３の上端がカム５の下側カム面５４に作用し、カム５を
右回転方向に押し上げる。これにより上側カム面５５に
よりコロ４６、４６が上方に押し上げられ、ロックピン
４３がストライカ穴４８から抜ける。すると、リンク腕
３３は、直上にあるロールＲ2 の重量が、直上にあるカ
ム５を介してリンク腕３３の上端に加わり、右回転す
る。この動作が順次上方に伝播し、ロールＲn は下位に
あるものから順番に下位に落下し、ペーパー引出し機構
２００にはペーパーロールが１個づつ供給される。
ンク腕２３の左回転方向への付勢のより、該リンク腕２
３の上端がカム５の下側カム面５４に作用し、カム５を
右回転方向に押し上げる。これにより上側カム面５５に
よりコロ４６、４６が上方に押し上げられ、ロックピン
４３がストライカ穴４８から抜ける。すると、リンク腕
３３は、直上にあるロールＲ2 の重量が、直上にあるカ
ム５を介してリンク腕３３の上端に加わり、右回転す
る。この動作が順次上方に伝播し、ロールＲn は下位に
あるものから順番に下位に落下し、ペーパー引出し機構
２００にはペーパーロールが１個づつ供給される。
【００１６】図８は他の実施例を示す。この実施例で
は、ペーパー引出し機構２００のケース２０１の右側面
に、前記最下位ロール落下機構２を形成している。この
実施例においても、本発明の作用、効果を奏する。
は、ペーパー引出し機構２００のケース２０１の右側面
に、前記最下位ロール落下機構２を形成している。この
実施例においても、本発明の作用、効果を奏する。
【図１】トイレットペーパーホルダの上部の正面断面図
である。
である。
【図２】トイレットペーパーホルダの上部の右側面図で
ある。
ある。
【図３】トイレットペーパーホルダの下部の右側面図で
ある。
ある。
【図４】順次落下機構の要部の正面図である。
【図５】順次落下機構の要部の拡大正面図である。
【図６】順次落下機構の作動説明図である。
【図７】順次落下機構の作動説明図である。
【図８】他の実施例のトイレットペーパーホルダの下部
の左側面図である。
の左側面図である。
１００ トイレットペーパーホルダ ２００ ロールペーパー引出し機構 ３００ ペーパーロール順次供給機構 １ ケース ２ 最下位ロール落下機構 ３ 上位ロール落下機構 ４ 回動遅延機構 ５ カム
Claims (1)
- 【請求項１】 水平方向に設定された複数のペーパーロ
ールが立方向に一列に収容される立型４角筒状ケース
と、該ケースの下方に設置されたペーパー引出し機構
と、操作により前記ケース内の各ペーパーロールを順次
下位に落下させて前記ペーパー引出し機構に供給するペ
ーパーロール順次供給機構とからなるトイレットペーパ
ーホルダにおいて、 前記順次供給機構は、前記ケースの側壁に上下方向に列
設され、前記ペーパーロールを１個づつ保持するととも
に、該ペーパーロールの保持を解除するロール落下機構
からなり、 前記ロール落下機構の内の最下位の落下機構は、前記ケ
ースの一方の側壁に形成された上下方向の最下位スリッ
トと、該最下位スリットに嵌め込まれるとともに、中間
部が前記側壁に水平方向に軸支されて該軸周りに回動す
る最下位リンク腕と、該最下位リンク腕の下部に設けら
れ、一端は前記ケース内部に突出して最下位ロールの下
端を支持し、他端がケース外部に突き出して操作部とな
っている落下操作具とからなり、 前記最下位以外の落下機構は、前記ケースの一方の側壁
の前記最下位スリットの上方に形成された上下方向の上
位スリットと、該上位スリットに嵌め込まれ、中間部が
前記側壁に水平方向に軸支されて該軸周りに回動する上
位リンク腕と、前記ケースの一方の側壁の前記上位リン
ク腕の下方に回動可能に設けられたカムと、前記上位リ
ンク腕の回動遅延機構とからなり、 前記カムは、直下のリンク腕の上端により支持されて回
動を止められた下側カム面と、前記ケース内部に突出し
て前記上位リンク腕の内側に位置するロールの下端を支
持する一端と、前記ケースの一方の側壁に回転自在に支
持された他端と、前記直下のリンク腕の上端が外側に回
動したとき回動を止められた状態が解除されて回動し、
前記ロールの支持を解除して下方に落下させる上側カム
面とを有し、 前記回動遅延機構は、前記カムの回動時に前記上位リン
ク腕を垂直状態に維持するロック手段と、前記上側カム
面に接触し、前記直下のリンク腕の復帰回動に付勢され
た前記カムの復帰回動に伴い、前記ロック手段を解除す
る解除機構とからなることを特徴とするトイレットペー
パーホルダ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5183684A JP2618183B2 (ja) | 1993-07-26 | 1993-07-26 | トイレットペーパーホルダ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5183684A JP2618183B2 (ja) | 1993-07-26 | 1993-07-26 | トイレットペーパーホルダ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0731558A true JPH0731558A (ja) | 1995-02-03 |
| JP2618183B2 JP2618183B2 (ja) | 1997-06-11 |
Family
ID=16140125
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5183684A Expired - Lifetime JP2618183B2 (ja) | 1993-07-26 | 1993-07-26 | トイレットペーパーホルダ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2618183B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2019024612A (ja) * | 2017-07-26 | 2019-02-21 | 康行 福田 | ロール紙ホルダ |
-
1993
- 1993-07-26 JP JP5183684A patent/JP2618183B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2019024612A (ja) * | 2017-07-26 | 2019-02-21 | 康行 福田 | ロール紙ホルダ |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2618183B2 (ja) | 1997-06-11 |
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