JPH0731488B2 - ディジタル設定機能付きモニタ装置 - Google Patents

ディジタル設定機能付きモニタ装置

Info

Publication number
JPH0731488B2
JPH0731488B2 JP3328615A JP32861591A JPH0731488B2 JP H0731488 B2 JPH0731488 B2 JP H0731488B2 JP 3328615 A JP3328615 A JP 3328615A JP 32861591 A JP32861591 A JP 32861591A JP H0731488 B2 JPH0731488 B2 JP H0731488B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
horizontal
vertical
frequency
data
phase
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP3328615A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0519733A (ja
Inventor
大介 梅野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP3328615A priority Critical patent/JPH0731488B2/ja
Publication of JPH0519733A publication Critical patent/JPH0519733A/ja
Publication of JPH0731488B2 publication Critical patent/JPH0731488B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Controls And Circuits For Display Device (AREA)
  • Details Of Television Scanning (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、CRTを使用するディ
スプレイモニタの画面状態を調整する機能をもつモニタ
装置に関し、特にオートスキャン方式のモニタとして用
いて好適のディジタル設定機能付きモニタ装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】図4(a)〜(d)は、いずれも従来の調整
機能付きのモニタ装置を示す回路図であり、それぞれ、
CRTモニタ画面における水平位相,水平幅,垂直位
相,垂直幅を調整するための回路を示している。
【0003】これらの図4(a)〜(d)において、21は
水平位相調整回路、22は水平幅調整回路、23は垂直
位相調整回路、24は垂直幅調整回路、S1〜S4は水
平同期信号もしくは垂直同期信号の周波数帯を判別する
回路(図示せず)の出力信号により切り替わるアナログス
イッチで、アナログスイッチS1,S2は水平同期信号
を受けて切り替わる一方、アナログスイッチS3,S4
は垂直同期信号を受けて切り替わるようになっている。
また、VR1〜VR4はそれぞれ水平位相,水平幅,垂
直位相,垂直幅に関する調整データを設定すべく4個の
可変抵抗器を有する調整用ボリュームで、アナログスイ
ッチS1〜S4を介して各調整回路21〜24に接続さ
れている。
【0004】次に動作について説明する。ここでは、代
表して図4(a)に示す水平位相調整回路21の動作につ
いて説明するが、他の回路22〜24も同様に動作す
る。CRTモニタ画面における水平位相を調整するため
の調整データは、調整用ボリュームVR1における4個
の可変抵抗器により周波数帯に応じてそれぞれ設定され
る。アナログスイッチS1は、水平同期信号を受けこれ
に同期して切り替わり、水平同期信号の周波数帯に応じ
た画面の水平位相に関する調整データが、VR1のいず
れかの可変抵抗器よりアナログスイッチS1を介して水
平位相調整回路21へ出力され、この水平位相調整回路
21は、その調整データに基づいてCRTモニタ画面に
おける水平位相を調整する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の調整機能付きモ
ニタ装置は以上のように構成されているので、各調整回
路21〜24について、例えば、周波数が異なる4種の
水平同期信号(もしくは垂直同期信号)ごとに全て可変抵
抗器による調整データの設定を行なう必要がある。
【0006】また、周波数が異なる多数の水平同期信号
(もしくは垂直同期信号)に対して全て正常な表示を得る
ためには、多数の水平同期信号(もしくは垂直同期信号)
に対応して同じ数だけ可変抵抗器を準備する必要がある
が、多数の可変抵抗器をモニタ装置内に設けることは、
回路が複雑になり且つスペースを広く必要とするなどの
課題があった。
【0007】本発明は、上記のような課題を解消するた
めになされたもので、簡素な構成で各種調整データを容
易に且つワイドレンジに設定できるようにし、オートス
キャンモニタにも容易に適用可能なディジタル設定機能
付きモニタ装置を得ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明に係るディジタル
設定機能付きモニタ装置は、画面状態に関する各種調整
データを記憶するメモリと、同メモリに記憶された上記
の各種調整データを各種調整回路へ所定のタイミングで
送出する制御部とをそなえたものである。
【0009】
【作用】本発明におけるディジタル設定機能付きモニタ
装置では、各種調整回路のプリセットは、制御部により
所定のタイミング(水平同期信号,垂直同期信号による)
でメモリから各種データを読み出して上記の各種調整回
路へ送出することによって、ディジタル化されて行なわ
れる。
【0010】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図について説明
する。図1において、1は各種調整データ(プリセット
値)やこのデータの後述するポインタ値を設定するため
の1組のディジタル設定ボード、2は画面状態に関する
各種調整データを記憶するEPROM(メモリ)、3はポ
インタ値を記憶する不揮発性メモリ、4は本装置のシス
テムを管理するCPU(制御部)で、このCPU4は、E
PROM2に記憶された各種調整データを不揮発性メモ
リ3のポインタ値に基づき、後述する各種調整回路8〜
13へ所定のタイミング(水平同期信号,垂直同期信号
による)で送出するものである。
【0011】また、5はCPU4とEPROM2との間
に介設されるゲート回路、6は8ビットのD/Aコンバ
ータ、7はシリアル入力のD/Aコンバータ、8はD/
Aコンバータ6を介してEPROM2から調整データを
受けるSPCC補正アンプ回路、9は水平位相調整回
路、10は水平幅調整回路、11は垂直位相調整回路、
12は垂直幅調整回路、13は輝度調整回路であり、こ
れらの調整回路9〜13は、D/Aコンバータ7を介し
て調整データを受けるようになっている。
【0012】さらに、ディジタル設定ボード1の近傍に
は、図示しないモード切替スイッチが設けられており、
水平周波数/垂直周波数/SPCC補正/水平位相/水
平幅/垂直位相/垂直幅/輝度調整/入力禁止のいずれ
かが設定される。
【0013】次に、本実施例の装置の動作について説明
する。まず、EPROM2には、図2(a)〜(f)に
示すように、図示しないROM書込装置(writer)によ
り各調整要素ごとに、少なくとも32個のデ−タと先頭
にポインタ0に対応するデ−タ1個とが格納される。こ
のデ−タひとつひとつは、SPCC補正用としてはD/
Aコンバ−タ6と同数以上のビット数で、また、水平位
相,水平幅,垂直位相,垂直幅および輝度の各調整用と
しては、D/Aコンバ−タ7と同数以上のビット数
成されている。
【0014】不揮発性メモリ3は、水平周波数を32個
記憶できるエリアと、垂直周波数を32個記憶できるエ
リアとを有し、各周波数と各調整要素の組合せに対応し
たEPROM2のデータのアドレスを示すポインタが、
少なくとも5ビット/1ポインタ×〔32水平周波数+
1(水平周波数情報0)〕×4(水平位相,水平幅,輝度
調整,SPCC補正)および5ビット/1ポインタ×
〔32垂直周波数+1(垂直周波数情報0)〕×2(垂直
位相,垂直幅)の数を記憶できるエリアがある。この不
揮発性メモリ3は、製作初期時には0にセットされる。
即ち、すべてEPROM2のデータの先頭を指示してい
ることになる。なお、不揮発性メモリ3におけるメモリ
情報の例を図3(a)〜(h)に示す。
【0015】さて、この状態で、周波数fH1を有する
水平同期信号(H−SYNC),周波数fV1を有する垂
直同期信号(V−SYNC)および図示しない少なくとも
画面枠を表示できるビデオ信号が入力される。モニタ装
置では、この水平同期信号(H−SYNC)および垂直同
期信号(V−SYNC)により画面が走査され、ビデオ信
号により画面枠が表示される。このとき、ポインタのデ
ータエリアはすべて0であるから、SPCC補正,水平
位相,水平幅,垂直位相,垂直幅および輝度調整の各調
整値は、EPROM2のそれぞれの先頭データが用いら
れ、表示の制御に供される。
【0016】さらに詳しく説明すると、まず、水平同期
信号の周波数が、CPU4により1つの垂直周期間にカ
ウントされる水平同期パルス(H−SYNC)の数で判定
され、周波数が1kHz単位(1kHz以下は四捨五入)
で決定される。この周波数fH1が、CPU4によりE
PROM2内の水平周波数エリア内の周波数値と比較さ
れる。
【0017】例えば、fH1±0.5kHzの周波数値
が水平周波数エリアの4番目にあれば、この4番目の水
平周波数に対応するSPCC補正ポインタエリア,水平
位相ポインタエリア,水平幅ポインタエリア,輝度調整
ポインタエリアのそれぞれの4番目のポインタが、CP
U4によりこのCPU4に取り出され、各ポインタに対
応するEPROM2のSPCC補正データ,水平位相補
正データ,水平幅補正データ,輝度調整データがCPU
4により検索され、さらに、SPCC補正データはEP
ROM2から直接D/Aコンバータ6へ送られ、水平位
相データ,水平幅データ,輝度調整データはCPU4を
経由してD/Aコンバータ7へ送られる。D/Aコンバ
ータ6はSPCC補正データの数値をディジタル値から
アナログ値に変換してSPCC補正アンプ回路8へ供給
し、D/Aコンバータ7は水平位相データ,水平幅デー
タ,輝度調整データをディジタル値からアナログ値に変
換してそれぞれ水平位相調整回路9,水平幅調整回路1
0,輝度調整回路13へ供給する。SPCC補正アンプ
回路8,水平位相調整回路9,水平幅調整回路10,輝
度調整回路13は、それぞれのアナログ値に応じて画面
のSPCC補正,水平位相制御,水平幅制御,輝度調整
を行なう。垂直周波数についても同様のことが行なわれ
る。
【0018】周波数fH1が不揮発性メモリ3の4番目
に検索された例について説明したが、モニタ装置の製作
当初の一番初めに画面を表示する場合は、水平周波数エ
リアには周波数値が記憶されていないので、この場合は
水平周波数情報としては0と判断される。垂直同期信号
の場合も同様で、fV1±0.5Hzの周波数が不揮発
性メモリ3に検索されないので、垂直周波数情報として
は0と判断される。
【0019】水平周波数情報が0と判断されると、SP
CC補正ポインタエリア,水平位相ポインタエリア,水
平幅ポインタエリア,輝度調整ポインタエリアの水平周
波数情報0対応のエリアからそれぞれのポインタ値がC
PU4によりこのCPU4に取り出され、各ポインタに
対応するEPROM2のSPCC補正データ,水平位相
データ,水平幅データ,輝度調整データがCPU4によ
り検索され、さらに、SPCC補正データはEPROM
2から直接D/Aコンバータ6へ送られ、水平位相デー
タ,水平幅データ,輝度調整データはCPU4を経由し
てD/Aコンバータ7へ送られる。D/Aコンバータ6
はSPCC補正データの数値をディジタル値からアナロ
グ値に変換してSPCC補正アンプ回路8へ供給し、D
/Aコンバータ7は水平位相データ,水平幅データ,輝
度調整データをディジタル値からアナログ値に変換して
それぞれ水平位相調整回路9,水平幅調整回路10,輝
度調整回路13へ供給する。SPCC補正アンプ回路
8,水平位相調整回路9,水平幅調整回路10,輝度調
整回路13は、それぞれのアナログ値に応じて画面の制
御を行なう。この水平周波数情報0に対応したSPCC
補正データ,水平位相データ,水平幅データ,輝度調整
データは仮の値であって、画面の表示はなされても適確
なSPCC補正,水平位相,水平幅,輝度にはなってい
ない。
【0020】垂直同期信号についても同様に、CPU4
により、まず、垂直周波数情報0に対応した垂直位相ポ
インタエリアのポインタ値と垂直幅ポインタエリアのポ
インタ値とが取り出され、それぞれのポインタ値によ
り、垂直位相データおよび垂直幅データがCPU4によ
り検索され、さらに、それらのデータはD/Aコンバー
タ7によりディジタル値からアナログ値に変換され、垂
直位相調整回路11,垂直幅調整回路12へそれぞれ送
られる。垂直位相調整回路11および垂直幅調整回路1
2は、それぞれのアナログ値に応じて画面の垂直位相制
御,垂直幅制御を行なう。この垂直周波数情報0に対応
した垂直位相データ,垂直幅データは仮の値であり、画
面の表示はなされても適確な垂直位相,垂直幅にはなっ
ていない。
【0021】水平周波数情報0に対応するSPCC補正
ポインタ値,水平位相ポインタ値,水平幅ポインタ値,
輝度調整ポインタ値を0とし、それに対応するEPRO
M2のデータを先頭に配置しておく方がデータの取扱が
簡単なので、ここではその状態に記憶しているものとし
て説明する。垂直周波数情報0に対応する垂直位相ポイ
ンタ値,垂直幅ポインタ値,およびそれられに対応する
EPROM2の垂直位相データ,垂直幅データについて
も同様である。
【0022】次に、図示しないモード切替スイッチにて
水平周波数を選択し、エントリボタン1bを押下する
と、不揮発性メモリ3の水平周波数エリアの1番目に現
在の水平周波数(最小単位1kHz)が記憶される。この
とき、1番目の水平周波数に対応するSPCC補正ポイ
ンタがSPCC補正ポインタエリアからCPU4へ取り
出されるわけであるが、製作当初は、このポインタ値は
0であるので、EPROM2のSPCC補正データエリ
アの先頭データが取り出され、D/Aコンバータ6を経
てSPCC補正アンプ回路8へ伝送されSPCC補正が
行なわれる。
【0023】水平位相,水平幅,輝度補正も同様に1番
目の水平周波数に対応した各ポインタ値(この場合は0)
により、指示されたEPROM2の各データ(この場合
は先頭データ)がCPU4に取り出され、D/Aコンバ
ータ7を経て水平位相調整回路9,水平幅調整回路1
0,輝度調整回路13へ伝送され、水平位相,水平幅,
輝度補正が行なわれる。
【0024】次に、モード切替スイッチを「SPCC補
正」にセットし、アップダウン押しボタン1aのアップ
スイッチもしくはダウンスイッチを押下操作して、SP
CC補正ポインタエリアの1番目の水平周波数に対応す
るポインタ値を増減させ、EPROM2内のSPCC補
正データのうちの最適なデータを指示するポインタ値を
選択する。その後、エントリボタン1bによりそのポイ
ンタ値を不揮発性メモリ3のSPCC補正ポインタエリ
ア内の1番目の水平周波数に対応するエリアに記憶させ
る。
【0025】ついで、モード切替スイッチを「水平位
相」にセットし、SPCC補正と同様の手順で、不揮発
性メモリ3の水平位相ポインタエリア内の1番目の水平
周波数に対応するエリアの水平位相ポインタ値を設定す
る。ついで、モード切替スイッチを「水平幅」にセット
し、SPCC補正,水平位相と同様の手順で、不揮発性
メモリ3の水平幅ポインタエリア内の1番目の水平周波
数に対応するエリアの水平幅ポインタ値を設定する。つ
いで、モード切替スイッチを「輝度調整」にセットし、
SPCC補正,水平位相,水平幅と同様の手順で、不揮
発性メモリ3の輝度調整ポインタエリア内の1番目の水
平周波数に対応するエリアの輝度調整ポインタ値を設定
する。
【0026】ついで、モード切替スイッチを「垂直周波
数」にセットし、エントリボタン1bを押下操作する
と、その垂直周波数が不揮発性メモリ3の垂直周波数エ
リア内の1番目の垂直周波数のエリアに記憶される。記
憶された直後、1番目の垂直周波数に対応する垂直位
相,垂直幅のポインタが不揮発性メモリ3の垂直位相ポ
インタエリアおよび垂直幅ポインタエリアからCPU4
へ取り出されるわけであるが、製作当初はポインタ値が
0であるので、EPROM2の垂直位相データおよび垂
直幅データの先頭データがそれぞれCPU4に取り出さ
れ、D/Aコンバータ7を経て垂直位相調整回路11,
垂直幅調整回路12に伝送され、垂直位相および垂直幅
の制御が行なわれる。
【0027】次に、モード切替スイッチを「垂直位相」
にセットし、アップダウン押しボタン1aのアップスイ
ッチおよびダウンスイッチを適宜押下操作して、垂直位
相のポインタ値の増減を行ない、そのポインタ値により
選択された垂直位相データが最適になるのを画面で確認
すると、エントリボタン1bを押下操作して、1番目の
垂直周波数に対応したEPROM2の垂直位相ポインタ
エリアにそのポインタ値を記憶させる。同様に1番目の
垂直周波数に最適な垂直幅のデータを示すポインタ値を
EPROM2の垂直幅ポインタエリアに記憶させる。
【0028】以上の操作により、1番目の水平周波数,
1番目の垂直周波数およびそれらに対応するSPCC補
正,水平位相,水平幅,輝度調整,垂直位相,垂直幅の
各ポインタ値を不揮発性メモリ3に記憶させる。
【0029】次に、1番目の水平同期信号の周波数fH
1と周波数が0.5kHz以上異なる周波数fH2をも
つ2番目の水平同期信号と、1番目の垂直同期信号の周
波数fV1と周波数が0.5Hz以上異なる周波数fV
2をもつ2番目の垂直同期信号と、図示しない少なくと
も画面枠を表示できるビデオ信号とを入力する。
【0030】1番目の水平同期信号(周波数fH1)と同
様の操作で、まず、2番目の水平同期信号の周波数fH
2を不揮発性メモリ3の水平周波数エリア内の2番目の
水平周波数エリアに記憶させる。そして、この2番目の
水平周波数に対応したSPCC補正ポインタ値を不揮発
性メモリ3のSPCC補正ポインタエリア内の2番目の
水平周波数対応エリアに記憶させる。同様に、水平位相
ポインタ値,水平幅ポインタ値,輝度調整ポインタ値を
不揮発性メモリ3のそれぞれのポインタエリア内の2番
目の水平周波数対応エリアに記憶させる。
【0031】ついで、2番目の垂直同期信号の周波数f
V2を不揮発性メモリ3の垂直周波数エリア内の2番目
の垂直周波数エリアに記憶させ、この2番目の垂直周波
数に対応した垂直位相および垂直幅のポインタ値を不揮
発性メモリ3の垂直位相ポインタエリアおよび垂直幅ポ
インタエリアの2番目の垂直周波数対応エリアに記憶さ
せる。
【0032】次に、周波数fH1およびfH2のいずれ
とも0.5kHz以上異なる周波数fH3をもつ水平同
期信号と、周波数fV1およびfV2のいずれとも0.
5Hz以上異なる周波数fV3をもつ垂直同期信号と、
図示しない少なくとも画面枠を表示できるビデオ信号を
入力する。
【0033】1番目および2番目の水平同期信号と同様
に、周波数fH3を不揮発性メモリ3の水平周波数エリ
アの3番目の水平周波数エリアに記憶させ、1番目およ
び2番目の垂直同期信号と同様に周波数fV3を不揮発
性メモリ3の垂直周波数エリアの3番目の垂直周波数エ
リアに記憶させる。
【0034】また、周波数fH3に対応するSPCC補
正ポインタ値,水平位相ポインタ値,水平幅ポインタ値
および輝度調整ポインタ値を不揮発性メモリ3の各ポイ
ンタエリア内の3番目の水平周波数エリアにそれぞれ記
憶させ、周波数fV3に対応する垂直位相ポインタ値お
よび垂直幅ポインタ値を不揮発性メモリ3の各ポインタ
エリア内の3番目の垂直周波数エリアにそれぞれ記憶さ
せる。
【0035】以下、同様にして、32個の水平周波数
(例えば32,33,…,63kHz)および32個の垂
直周波数(例えば50,51,…,81Hz)と、それら
に対応するSPCC補正ポインタ値,水平位相ポインタ
値,水平幅ポインタ値,輝度調整ポインタ値,垂直位相
ポインタ値および垂直幅ポインタ値とを記憶させる。
【0036】このような状態にしておくと、例えば3
1.5〜63.5kHzの間にある周波数もつ水平同期
信号が入力されれば、SPCC補正制御,水平位相制
御,水平幅制御,輝度調整が適確に行なわれ、49.5
〜81.5Hzの間にある周波数をもつ垂直同期信号が
入力されれば、垂直位相制御および垂直幅制御が適確に
行なわれる。
【0037】上述した実施例では、水平周波数を32個
記憶させる例を示したが、水平周波数エリアを増加さ
せ、それに対応するSPCC補正,水平位相,水平幅お
よび輝度調整のポインタエリアの増加、および、EPR
OM2の各ポインタに対応するデータの増加を行なうこ
とにより、ディスプレイモニタで使用されるすべての水
平周波数に対して適確な表示を行なうことができる。垂
直周波数についても同様のことが言える。
【0038】また、水平周波数は1kHz単位とした
が、0.5,0.1kHzときめ細かな周波数単位とす
ると、SPCC補正,水平位相,水平幅および輝度調整
の制御精度を増すことができる。垂直周波数についても
同様である。
【0039】さらに、モード切替スイッチは、上記実施
例での各ポインタ値が設定されると、「入力禁止」の位
置に設定され、アップダウン押しボタン1aおよびエン
トリボタン1bの操作によりポインタのデータが変更さ
れないようにしておくことができる。
【0040】またさらに、各ポインタ値の不揮発性メモ
リ3への記憶は個々に行なったが、水平同期信号に関す
るポインタ値を一括して記憶し、垂直同期信号に関する
ポインタ値を一括して記憶する方式としてもよく、ま
た、水平同期信号に関するポインタ値と垂直同期信号に
関するポインタ値とを一括して記憶する方式としてもよ
い。その場合、モード切替スイッチに一括入力すること
ができるモードを追加した方が操作上望ましい。
【0041】上記実施例では、EPROM2のデータを
設定するのにROM書込装置を使用する例を示したが、
モード切替スイッチに各データエリア(SPCC補正,
水平位相,水平幅,輝度調整,垂直位相,垂直幅)の設
定モードを設け、そのモードとディジタル設定ボード1
のボタン1a,1bとを組み合わせてポインタ値の入力
手順と同様なプログラムをCPU4に設ければ、モード
切替スイッチとディジタル設定ボート1とによりデータ
設定を行なえる。
【0042】また、上記実施例では、モニタ画面のSP
CC補正,水平位相,水平幅,輝度調整,垂直位相,垂
直幅の調整を行なう場合について説明したが、本装置
は、その他、ビデオ回路のホワイトバランス,カットオ
フの調整などにも同様に適用でき、上記実施例と同様の
作用効果が得られる。
【0043】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
制御部により所定のタイミングでメモリから各種デ−タ
を読み出し各種調整回路へ送出することによって、各種
調整回路のプリセットを行うように構成したので、各種
調整デ−タを容易に且つワイドレンジに設定できるとと
もに周波数の異なる多数の水平同期信号(もしくは垂直
同期信号)に対して全て正常な表示を行うことができ、
オ−トスキャンモニタにも容易に適用可能となるほか、
装置のコストを削減できる効果がある。また、本装置に
より調整の自動化のインタ−フェイスが可能になる効果
もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例によるディジタル設定機能付
きモニタ装置を示すブロック図である。
【図2】(a)〜(f)は本実施例のEPROMのメモリ情
報例を示す図である。
【図3】(a)〜(h)は本実施例の不揮発性メモリのメモ
リ情報例を示す図である。
【図4】(a)〜(d)はいずれも従来の調整機能付きモニ
タ装置を示す回路図である。
【符号の説明】
2 EPROM(メモリ) 4 CPU(制御部) 8 SPCC補正アンプ回路 9 水平位相調整回路 10 水平幅調整回路 11 垂直位相調整回路 12 垂直幅調整回路 13 輝度調整回路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モニタの画面状態を調整する各種調整回
    路を有するモニタ装置において、上記画面状態に関する
    各種調整デ−タを記憶するメモリと、各周波数と各調整
    要素の組み合わせに対応した上記各種調整デ−タのアド
    レスを示すポインタ値を記憶する不揮発性メモリと、そ
    の不揮発性メモリのポイントに基いて上記メモりに記憶
    された上記各種調整デ−タを上記の各種調整回路へ所定
    のタイミングで送出する制御部とを備えたことを特徴と
    するディジタル設定機能付きモニタ装置。
JP3328615A 1991-12-12 1991-12-12 ディジタル設定機能付きモニタ装置 Expired - Lifetime JPH0731488B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3328615A JPH0731488B2 (ja) 1991-12-12 1991-12-12 ディジタル設定機能付きモニタ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3328615A JPH0731488B2 (ja) 1991-12-12 1991-12-12 ディジタル設定機能付きモニタ装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0519733A JPH0519733A (ja) 1993-01-29
JPH0731488B2 true JPH0731488B2 (ja) 1995-04-10

Family

ID=18212253

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3328615A Expired - Lifetime JPH0731488B2 (ja) 1991-12-12 1991-12-12 ディジタル設定機能付きモニタ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0731488B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
TWI383675B (zh) * 2008-09-05 2013-01-21 Wistron Corp 顯示器亮度之控制方法及其裝置

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5640884A (en) * 1979-09-12 1981-04-17 Mitsubishi Electric Corp Diaply unit
JPS5781292A (en) * 1980-11-10 1982-05-21 Sharp Kk Image processing circuit system

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0519733A (ja) 1993-01-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
RU2181230C2 (ru) Устройство отображения регулировки уровня (варианты) и способ отображения регулировки уровня
KR850006820A (ko) 다기능 제어용 텔레비젼 장치
JPH09127902A (ja) 電子機器
KR20040071945A (ko) 부화면 조정이 가능한 영상표시기기 및 그 방법
KR100788654B1 (ko) 화면 조정 장치 및 방법
US4974080A (en) Signal generator with display and memory card
US20080198274A1 (en) Self-diagnosis and sequential-display method of every function
KR0176707B1 (ko) 자동화질조정텔레비젼
JPH0267083A (ja) ズーム機能のためのアドレス発生回路
JPH0731488B2 (ja) ディジタル設定機能付きモニタ装置
KR100439726B1 (ko) 디스플레이장치 및 디스플레이장치의 휘도조정방법
JP2000032367A (ja) 多チャンネル分割画面表示装置
EP0804024B1 (en) Video scanning line format converter controllable by a user
JPS59175293A (ja) カラ−テレビジヨンカメラ装置
JPS63214791A (ja) マルチスキヤンcrtデイスプレイ装置の制御装置
KR0174153B1 (ko) 모니터의 화면 조정 방법
JPH01236783A (ja) テレビジョン受像機
KR950001236B1 (ko) 캡션 브이 씨 알의 텍스트 화면크기 조절방법 및 조절장치
JPH053534B2 (ja)
JPS58182375A (ja) 撮像装置
KR0179966B1 (ko) 목차모드에서의 조정모드 선택방법
JP2597294Y2 (ja) 二画面機能付映像回路
KR0157557B1 (ko) 두화면 디스플레이 텔레비전의 채널선택방법 및 장치
JP2000056729A (ja) 自動表示幅調整回路
JPH0748886B2 (ja) テレビジヨン受像機の自己診断装置

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080410

Year of fee payment: 13

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

EXPY Cancellation because of completion of term