JPH0731389Y2 - テープローディング機構 - Google Patents

テープローディング機構

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JPH0731389Y2
JPH0731389Y2 JP827990U JP827990U JPH0731389Y2 JP H0731389 Y2 JPH0731389 Y2 JP H0731389Y2 JP 827990 U JP827990 U JP 827990U JP 827990 U JP827990 U JP 827990U JP H0731389 Y2 JPH0731389 Y2 JP H0731389Y2
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JP
Japan
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tape
chassis
sub
loading
guide
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JP827990U
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JPH03102131U (ja
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敏彦 伊▲崎▼
雷太 土井
盛一 岡田
洋一 沖
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Mitsumi Electric Co Ltd
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Mitsumi Electric Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案はテープローディング機構に係り、特にサブシャ
ーシ上のテープローディング部材をメインシャーシのガ
イド溝に沿って移動させるよう構成したテープローディ
ング機構に関する。
従来の技術 従来のテープローディング機構としては、例えば本出願
人が先に出願した実願平1-8946号がある。この提案の機
構ではテープカセットが水平方向に挿入されて所定装置
位置に至ると、下降していたサブシャーシがメインシャ
ーシと略同じ高さ位置まで上昇する構成となっている。
サブシャーシにはテープローディング部材及びリール台
等が設けられており、サブシャーシ自体は薄い板金によ
り形成されている。これに対し、メインシャーシはテー
プローディング動作時の強度を確保するため、比較的厚
くなっている。
第7図、第8図に従来のテープローディング機構を拡大
して示す。1はメインシャーシ、2はサブシャーシ、3
はテープローディング部材である。サブシャーシ2のロ
ーディング部材嵌合部分には合成樹脂製のガイド部材4
がアウトサート成形あるいはネジ止め等により固定され
ている。このガイド部材4はメインシャーシ1と略同じ
厚さに成形されている。そのため、テープローディング
部材3がサブシャーシ2側からメインシャーシ1側へ移
動する際はサブシャーシ2がメインシャーシ1より薄く
なっているにも拘わらずテープローディング部材3は引
っ掛かることなくスムーズにメインシャーシ1側へ移動
できる。
考案が解決しようとする課題 しかるに、上記従来のテープローディング機構では、サ
ブシャーシ2に合成樹脂製のガイド部材を取付けなけれ
ばならず部品点数が増えしかも取付に手間がかかり、製
造コストが高価になってしまうといった課題がある。
そこで、本考案は上記課題を解決したテープローディン
グ機構を提供することを目的とする。
課題を解決するための手段 本考案は、テープカセット位置決めピンが配設されてお
り所定の装着位置にテープカセットが装着されるととも
に、テープカセット装着動作に応じて所定のテープ装着
位置に移動するように構成されたテープローディング部
材を支持するサブシャーシを有し、該テープローディン
グ部材を該サブシャーシより厚いメインシャーシに設け
られたガイド溝に沿って移動させ、該テープガイド内の
テープを回転ガイドドラムに巻付けるテープローディン
グ機構において、 前記サブシャーシのテープローディング部材嵌合部に前
記メインシャーシの厚さと略同程度の高低差を有する段
部を複数のガイド面によって形成し、該段部をテープロ
ーディングを支持するローディングベースの下面とロー
ディングベースに取付けられた当接部材により挟持する
よう構成してなる。
作用 サブシャーシ自体にメインシャーシの厚さと略同程度の
高低差を有する段部を複数のガイド面によって形成して
メインシャーシとサブシャーシとの板厚の差を見かけ上
無くすことにより、サブシャーシ側のテープローディン
グ部材をスムーズにメインシャーシ側へ移動せしめる。
実施例 第1図乃至第4図に本考案になるテープローディング機
構を示す。
各図中、テープローディング部材11はローディングベー
ス12と、ローディングベース12の下面より突出する一対
のガイドピン13a,13bと、ローディングベース12の上面
より起立するテープガイドローラ14と、傾斜ポール15と
よりなる。尚、ローディングベース12の下面の前後には
サブシャーシ18とメインシャーシ20との間の移動をスム
ースにするため、傾斜面12a,12bが設けてある。サブシ
ャーシ18には図示しないカセット位置決めピンが配設さ
れており、このカセット位置決めピンがテープカセット
の位置決め孔に挿通されることで所定の装着位置にテー
プカセットが装着されるようになっている。ガイドピン
13aにはローディングアーム16が連結されている。よっ
て、テープローディング部材11はテープカセット装着動
作に応じたローディングアーム16,17の回動によりテー
プアンローディング位置(第1図、第2図に示す位置)
より回動ガイドドラム(図示せず)近傍のテープローデ
ィング位置へ移動し、テープカセット(図示せず)内の
テープを引き出すとともに回転ガイドドラムにテープを
巻付ける。アンローディング時ローディング部材11はサ
ブシャーシ18のテープローディング部材嵌合部(以下嵌
合部という)19に嵌合しており、サブシャーシ18ととも
に昇降する。尚、サブシャーシ18はテープカセットが装
着されると上昇してリール台をテープカセットに係合さ
せる。
尚、サブシャーシ18はメインシャーシ20よりも薄い金属
板により形成されており、メインシャーシ20には嵌合部
19に対向する位置より回転ガイドドラム方向に延在する
ガイド溝20aが穿設されている。
第3図及び第4図に示す如く、嵌合部19はサブシャーシ
18自体にプレス加工を施して形成されており、従来のよ
うに合成樹脂製のガイド部材を取付ける場合よりも部品
点数を削減し、且つ安価に製作される。即ち、嵌合部19
はコ字状の切欠部21の両側にガイド部22,23を切り起こ
してなる。このガイド部22はサブシャーシ18よりクラン
ク状に折曲されて立ち上げられた支持部22a,22bと、開
口22cにより幅狭形状とされ支持部22aと22bとの間に装
架されたガイド面22dと、よりなる。
このガイド面22dは第4図に示すように下方に突出する
ガイド面22eが形成されている。尚、ガイド面22dの上面
とガイド面22eの下面との高低差がメインシャーシ20の
厚さ寸法lと同寸法となるようにガイド面22eが突出形
成されており、ガイド面20dとガイド面20eとで段部30を
形成している。
又、他方のガイド部23も上記ガイド部22と同一構成であ
る。尚、上記ガイド部22のガイド面22eの長さl1はガイ
ド部23のガイド面23eの長さl2よりも短く(l1<l2)な
っている。
テープローディング部材11はローディングベース12の下
面がガイド面22dの上面に当接し、且つガイドピン13aに
はガイド面22eの下面に当接する板状の当接部材24が取
付けられている。即ち、ローディングベース12と当接部
材24との間隔はガイド面22dの上面とガイド面22eの下面
との高低差l及びメインシャーシ20の厚さ寸法lより若
干大きい寸法とされている。
従って、テープローディング部材11はテープアンローデ
ィング時は第1図及び第2図に示すようにローディング
ベース12と当接部材24とで段部30を挟持してガタツキも
なくサブシャーシ18の嵌合部19に嵌合し、サブシャーシ
18とともに昇降しうる。ここで、テープカセット装着が
完了し、サブシャーシ18が上昇すると、前記ローディン
グアーム16,17の動作によりテープローディング部材11
は嵌合部19より矢印A方向に動き始める。その際第5
図、第6図に示すようにローディングベース12は上側の
ガイド面22dの上面を摺動し、当接部材24は下側のガイ
ド面22eの下面を摺動しながらメインシャーシ20のガイ
ド溝20aへ移動する。このように、サブシャーシ18側で
はガイド面22dの上面とガイド面22eの下面との高さ方向
(厚さ方向)の高低差がメインシャーシ20の厚さ寸法l
と略同寸法であるので、テープローディング部材11はス
ムースにサブシャーシ18側からメインシャーシ20側へ移
動できる。
尚、本実施例では前述の如くガイド面22dと23dにおいて
下方に突出するガイド面22eと23eの長さが異なっている
ため、ローディングベース12が矢印A方向に移動する
際、テープローディング部材11がテープテンションの作
用によりローディングベース12の後部が同時にガイド面
22e,23eの凹部に落ち込んでしまうことがない。従っ
て、ローディングベース12は略水平状態のままガイド面
22d,23dを通過してメインシャーシ20側へ移動できる。
考案の効果 上述の如く、本考案になるテープローディング機構は、
サブシャーシのテープローディング部材嵌合部にメイン
シャーシの厚さと略同程度の高低差を有する段部を複数
のガイド面によって形成しているため、従来のように合
成樹脂製等の別部材を製作しないで済むので部品点数を
削減できるとともに、その取付工程を無くすことができ
る。しかも、薄板状のサブシャーシをプレス加工するだ
けで容易に上記ガイド面を形成しうるので製造コストを
安価にしうる等の特長を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図は本考案になるテープローディング機構
の一実施例の平面図、縦断面図、第3図、第4図はテー
プローディング部材嵌合部の平面図、縦断面図、第5
図、第6図はテープローディング部材がサブシャーシか
らメインシャーシへ移動する過程を説明するための平面
図、縦断面図、第7図、第8図は従来の機構を説明する
ための平面図、縦断面図である。 11……テープローディング部材、12……ローディングベ
ース、14……テープガイドローラ、15……傾斜ポール、
18……サブシャーシ、19……テープローディング部材嵌
合部、20……メインシャーシ、20a……ガイド溝、22,23
……ガイド部、22d,22e,23d,23e……ガイド面、24……
当接部材、30……段部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】カセット位置決めピンが配設されており所
    定の装着位置にテープカセットが装着されるとともに、
    テープカセット装着動作に応じて所定のテープ装着位置
    に移動するように構成されたテープローディング部材を
    支持するサブシャーシを有し、該テープローディング部
    材を該サブシャーシより厚いメインシャーシに設けられ
    たガイド溝に沿って移動させ、該テープカセット内のテ
    ープを回転ガイドドラムに巻付けるテープローディング
    機構において、 前記サブシャーシのテープローディング部材嵌合部に前
    記メインシャーシの厚さと略同程度の高低差を有する段
    部を複数のガイド面によって形成し、該段部をテープロ
    ーディングを支持するローディングベースの下面とロー
    ディングベースに取付けられた当接部材により挟持する
    よう構成してなるテープローディング機構。
JP827990U 1990-01-31 1990-01-31 テープローディング機構 Expired - Lifetime JPH0731389Y2 (ja)

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JP827990U JPH0731389Y2 (ja) 1990-01-31 1990-01-31 テープローディング機構

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Publication Number Publication Date
JPH03102131U JPH03102131U (ja) 1991-10-24
JPH0731389Y2 true JPH0731389Y2 (ja) 1995-07-19

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