JPH0731382A - 肉用鶏の飼料に用いる香辛料 - Google Patents
肉用鶏の飼料に用いる香辛料Info
- Publication number
- JPH0731382A JPH0731382A JP5179508A JP17950893A JPH0731382A JP H0731382 A JPH0731382 A JP H0731382A JP 5179508 A JP5179508 A JP 5179508A JP 17950893 A JP17950893 A JP 17950893A JP H0731382 A JPH0731382 A JP H0731382A
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- Japan
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- chicken
- spice
- feed
- meat
- spices
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Abstract
(57)【要約】
【構成】 鶏肉の微生物の繁殖を抑制する作用を有する
香辛料の１種または２種以上を配合してなる肉用鶏の飼
料に用いる香辛料 【効果】 肉用鶏に本香辛料を添加した飼料を与えて飼
育することで、得られる生肉の鮮度保持力を向上せしめ
る効果があり、また、これにより、抗生物質の使用量を
低減させることも可能で、鶏肉の鮮度維持に関して、安
全衛生面と経済面の両面からの効果が大きい
香辛料の１種または２種以上を配合してなる肉用鶏の飼
料に用いる香辛料 【効果】 肉用鶏に本香辛料を添加した飼料を与えて飼
育することで、得られる生肉の鮮度保持力を向上せしめ
る効果があり、また、これにより、抗生物質の使用量を
低減させることも可能で、鶏肉の鮮度維持に関して、安
全衛生面と経済面の両面からの効果が大きい
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、肉用鶏の飼料に添加し
て用いる香辛料に関する。この香辛料を添加した飼料を
肉用鶏に付与することにより、得られる鶏肉における微
生物の繁殖抑制力を増大させ、鶏肉の鮮度保持力を向上
させることができる。
て用いる香辛料に関する。この香辛料を添加した飼料を
肉用鶏に付与することにより、得られる鶏肉における微
生物の繁殖抑制力を増大させ、鶏肉の鮮度保持力を向上
させることができる。
【０００２】
【従来の技術】第２次大戦後におけるわが国の養鶏産業
は、大規模化・集約化によって大量かつ安価に鶏肉が供
給できた。また、消費者がヘルシーな食品を求める傾向
により、鶏肉の需要は家庭内あるいは外食産業において
著しい発展を遂げた。しかしながら、鶏肉は牛肉、豚肉
に比べ鮮度保持力が弱く、その流通段階あるいはスーパ
ーや小売店等の店頭で鮮度維持のために保存に余分な経
費がかかったり、鮮度低下のため廃棄する比率が高い。
は、大規模化・集約化によって大量かつ安価に鶏肉が供
給できた。また、消費者がヘルシーな食品を求める傾向
により、鶏肉の需要は家庭内あるいは外食産業において
著しい発展を遂げた。しかしながら、鶏肉は牛肉、豚肉
に比べ鮮度保持力が弱く、その流通段階あるいはスーパ
ーや小売店等の店頭で鮮度維持のために保存に余分な経
費がかかったり、鮮度低下のため廃棄する比率が高い。
【０００３】一般に、鶏肉等の鮮度が低下するというこ
とは、微生物の増殖という現象にあらわれる。この、微
生物増殖については、古くから鮮度保持の点で最も一般
的である“腐る”という現象であり、一次汚染、二次汚
染により肉の表面に付着した微生物が繁殖、増殖するこ
とで、鶏肉に変色、悪臭が発生し、食中毒などの影響が
でる。
とは、微生物の増殖という現象にあらわれる。この、微
生物増殖については、古くから鮮度保持の点で最も一般
的である“腐る”という現象であり、一次汚染、二次汚
染により肉の表面に付着した微生物が繁殖、増殖するこ
とで、鶏肉に変色、悪臭が発生し、食中毒などの影響が
でる。
【０００４】一方、前記のように現在の養鶏産業は大規
模化・集約化されており、肉用鶏は大量生産するため過
密飼育になっている。このため、病気や衛生面への対策
として、大量の抗生物質を抗菌剤として使用することで
肉用鶏の発育促進あるいは疾病予防を実施しているのが
実情である。しかし、畜産における抗生物質の多用に対
し、公衆衛生の面から厳しい批判が起こっている。実
際、家畜における薬剤耐性菌、特に耐性伝達因子（Ｒプ
ラスミド）保有菌の増大は、ヒトにおける耐性菌の増加
を招き、医療上の脅威となる。また、畜産物中に残留す
る薬剤が人体に悪影響を与えるおそれがあるといった説
が、社会的に大きな関心事となっている。しかも、抗生
物質を飼育中の鶏に使用する場合、飼育中の鶏の病気予
防や衛生管理のうえでは効果があるものの、この鶏から
得られる鶏肉における微生物の繁殖抑制、つまり鶏肉の
鮮度保持には全く役には立たない、という問題もある。
模化・集約化されており、肉用鶏は大量生産するため過
密飼育になっている。このため、病気や衛生面への対策
として、大量の抗生物質を抗菌剤として使用することで
肉用鶏の発育促進あるいは疾病予防を実施しているのが
実情である。しかし、畜産における抗生物質の多用に対
し、公衆衛生の面から厳しい批判が起こっている。実
際、家畜における薬剤耐性菌、特に耐性伝達因子（Ｒプ
ラスミド）保有菌の増大は、ヒトにおける耐性菌の増加
を招き、医療上の脅威となる。また、畜産物中に残留す
る薬剤が人体に悪影響を与えるおそれがあるといった説
が、社会的に大きな関心事となっている。しかも、抗生
物質を飼育中の鶏に使用する場合、飼育中の鶏の病気予
防や衛生管理のうえでは効果があるものの、この鶏から
得られる鶏肉における微生物の繁殖抑制、つまり鶏肉の
鮮度保持には全く役には立たない、という問題もある。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記の点に鑑
み、肉用鶏の飼料に添加することで、この鶏から得られ
る生肉の鮮度保持力を飛躍的に増大させ、かつ従来使用
されていた抗生物質の使用量を減少させることのでき
る、肉用鶏の飼料に用いる香辛料を提供せんとするもの
である。
み、肉用鶏の飼料に添加することで、この鶏から得られ
る生肉の鮮度保持力を飛躍的に増大させ、かつ従来使用
されていた抗生物質の使用量を減少させることのでき
る、肉用鶏の飼料に用いる香辛料を提供せんとするもの
である。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明に係る肉用鶏の飼
料に用いる香辛料は、上記の目的を達成するために、微
生物の増殖を抑制する作用を有する香辛料の１種または
２種以上を配合してなることを特徴とするものである。
料に用いる香辛料は、上記の目的を達成するために、微
生物の増殖を抑制する作用を有する香辛料の１種または
２種以上を配合してなることを特徴とするものである。
【０００７】本発明でいう前記の香辛料とは、地中海沿
岸を中心に産出し、芳香を第一の目的とするハーブ類
と、熱帯及び亜熱帯に産し、香気と辛味の強いスパイス
類との両者を含むものである。これらの香辛料のもつ本
来の機能は、前記のような香気と辛味の刺激による食用
増進、成分の化学作用や香りによる魚や肉の不快臭に対
する矯臭（マスキング）、芳香による匂い付け、更には
特有の色素による着色等が主なものである。しかしなが
ら、香辛料の中には抗菌、防腐作用、抗酸化作用等の効
果を有するものもある。本発明は、このような香辛料の
もつ抗菌、防腐作用を肉用鶏の飼育に応用し、この香辛
料を添加した飼料で飼育した鶏から得られる鶏肉の鮮度
維持を達成するものである。
岸を中心に産出し、芳香を第一の目的とするハーブ類
と、熱帯及び亜熱帯に産し、香気と辛味の強いスパイス
類との両者を含むものである。これらの香辛料のもつ本
来の機能は、前記のような香気と辛味の刺激による食用
増進、成分の化学作用や香りによる魚や肉の不快臭に対
する矯臭（マスキング）、芳香による匂い付け、更には
特有の色素による着色等が主なものである。しかしなが
ら、香辛料の中には抗菌、防腐作用、抗酸化作用等の効
果を有するものもある。本発明は、このような香辛料の
もつ抗菌、防腐作用を肉用鶏の飼育に応用し、この香辛
料を添加した飼料で飼育した鶏から得られる鶏肉の鮮度
維持を達成するものである。
【０００８】本発明に係る肉用鶏の飼料に用いられる香
辛料は、上記の様な各種の作用を有する香辛料のうち
で、特に抗菌作用を有するものを用いている。この作用
を有する香辛料としては、フェノール系香辛料、または
サルファー系香辛料を用いることができる。前記フェノ
ール系香辛料としてはシソ科、クスノキ科、ショウガ
科、ニクズク科、セリ科、及びフトモモ科の香辛料を挙
げることができ、又、サルファー系香辛料としては、ア
ブラナ科の香辛料を挙げることができる。
辛料は、上記の様な各種の作用を有する香辛料のうち
で、特に抗菌作用を有するものを用いている。この作用
を有する香辛料としては、フェノール系香辛料、または
サルファー系香辛料を用いることができる。前記フェノ
ール系香辛料としてはシソ科、クスノキ科、ショウガ
科、ニクズク科、セリ科、及びフトモモ科の香辛料を挙
げることができ、又、サルファー系香辛料としては、ア
ブラナ科の香辛料を挙げることができる。
【０００９】前記のような抗菌作用を有する具体的な香
辛料としては、ジンジャー、マスタード、マジョラム、
クローブ、メース、ナツメグ、タイム、セージ、ローズ
マリー、オレガノ、シナモン、オールスパイス等があ
る。
辛料としては、ジンジャー、マスタード、マジョラム、
クローブ、メース、ナツメグ、タイム、セージ、ローズ
マリー、オレガノ、シナモン、オールスパイス等があ
る。
【００１０】更に、前記の各種香辛料の中でも、特に、
クローブ、メース、マジョラム、マスタードといったと
ころが代表的な抗菌作用を有する香辛料であり、本発明
において好ましいものである。
クローブ、メース、マジョラム、マスタードといったと
ころが代表的な抗菌作用を有する香辛料であり、本発明
において好ましいものである。
【００１１】
【作用】前記のような本発明に使用される香辛料におい
ては、フェノール系では、その精油成分が強い抗菌、抗
酸化作用を奏するものと考えられる。更に、マスタード
においては、含硫化合物であるアリルイソチオシアネー
トのＳ−Ｓ結合が作用を及ぼすと考えられる。香辛料中
に含まれるフェノール成分には一般に抗菌、抗酸化作用
があるといわれており、そのメカニズムはフェノール化
合物の−ＯＨ基が酸化反応を律速する酵素中の−ＮＨ基
と反応して酵素活性を抑制することによると考えられ
る。同様に、フェノール化合物の−ＯＨ基がタンパク質
の末端アミノ基と反応し、それが抗菌性に関連すると考
えられる。また、マスタード中のアリルイソチオシアネ
ートのＳ−Ｓ結合が酸化的に分解し、それがタンパク質
酵素の末端アミノ基と反応して上記の作用を示すと考え
られる。
ては、フェノール系では、その精油成分が強い抗菌、抗
酸化作用を奏するものと考えられる。更に、マスタード
においては、含硫化合物であるアリルイソチオシアネー
トのＳ−Ｓ結合が作用を及ぼすと考えられる。香辛料中
に含まれるフェノール成分には一般に抗菌、抗酸化作用
があるといわれており、そのメカニズムはフェノール化
合物の−ＯＨ基が酸化反応を律速する酵素中の−ＮＨ基
と反応して酵素活性を抑制することによると考えられ
る。同様に、フェノール化合物の−ＯＨ基がタンパク質
の末端アミノ基と反応し、それが抗菌性に関連すると考
えられる。また、マスタード中のアリルイソチオシアネ
ートのＳ−Ｓ結合が酸化的に分解し、それがタンパク質
酵素の末端アミノ基と反応して上記の作用を示すと考え
られる。
【００１２】前記フェノール系の精油成分としては、ク
ローブではオイゲノール及びイソオイゲノール、メース
ではオイゲノール、リモネン等、マスタードではアリル
ーイソチオシアネートまたはバラオキシベンジルーイソ
チオシアネート、マジョラムではα−ターピネオール、
ターピネン等である。一般に香辛料の香り、匂い矯臭等
の作用及び本発明に係る抗菌、抗酸化作用に関与する成
分は、すべて精油成分及び脂溶成分であって、上記の様
な香辛料を肉用鶏の飼料に添加することで、この飼料を
肉用鶏が摂取する結果、これらの精油成分、あるいは脂
溶成分が肉用鶏の体内脂肪に移行して蓄積し、鶏の肉
質、脂肪に対し顕著な抗菌作用を呈するものと思われ
る。
ローブではオイゲノール及びイソオイゲノール、メース
ではオイゲノール、リモネン等、マスタードではアリル
ーイソチオシアネートまたはバラオキシベンジルーイソ
チオシアネート、マジョラムではα−ターピネオール、
ターピネン等である。一般に香辛料の香り、匂い矯臭等
の作用及び本発明に係る抗菌、抗酸化作用に関与する成
分は、すべて精油成分及び脂溶成分であって、上記の様
な香辛料を肉用鶏の飼料に添加することで、この飼料を
肉用鶏が摂取する結果、これらの精油成分、あるいは脂
溶成分が肉用鶏の体内脂肪に移行して蓄積し、鶏の肉
質、脂肪に対し顕著な抗菌作用を呈するものと思われ
る。
【００１３】
【実施例】本発明に係る香辛料を添加してなる飼料を用
いて飼育した鶏と、通常の飼料を供与して飼育した鶏と
について、通常のブロイラーにするための処理を行い、
得られた鶏肉を一旦冷凍した後、解凍した生の鶏肉の経
時的な一般生菌数、中毒菌（サルモネラ菌）数を測定
し、本発明に係る香辛料による鮮度保持力の向上効果に
ついて調べた。
いて飼育した鶏と、通常の飼料を供与して飼育した鶏と
について、通常のブロイラーにするための処理を行い、
得られた鶏肉を一旦冷凍した後、解凍した生の鶏肉の経
時的な一般生菌数、中毒菌（サルモネラ菌）数を測定
し、本発明に係る香辛料による鮮度保持力の向上効果に
ついて調べた。
【００１４】 （飼料の配合） 実施例１ 実施例２ 比較例 二種混合 ６６．８ ６６．８ ６７．０ 生米ぬか ６．８ ６．８ ６．８ 動物性飼料 ９．０ ９．０ ９．０ 植物性飼料 １０．０ １０．０ １０．０ その他 ７．０ ７．０ ７．０ 食塩 ０．２ ０．２ ０．２ スパイスミックス１（注） ０．２ − − スパイスミックス２（注） − ０．２ − １００．０ １００．０ １００．０（％） （注） スパイスミックス１；メース、マジョラム、クローブ及
びマスタードを１：１：１：１の割合で組み合わせた混
合物 スパイスミックス２；シナモン、セージ、タイム及びロ
ーズマリーをを１：１：１：１の割合で組み合わせた混
合物
びマスタードを１：１：１：１の割合で組み合わせた混
合物 スパイスミックス２；シナモン、セージ、タイム及びロ
ーズマリーをを１：１：１：１の割合で組み合わせた混
合物
【００１５】 ２．飼育鶏数 ３０羽（ブロイラー） ３．飼育期間 １５週齢
【００１６】（試験の結果） １．増体重及び飼料消費量 結 果…下記表１のとおり。
【００１７】
【表１】
【００１８】２．一般生菌数及びサルモネラ菌の増菌 供試サンプル … 実施例１、２および比較例のモモ
肉、ムネ肉 条 件 … 下記表２のとおり。 測定結果 … 下記表３、表４のとおり。
肉、ムネ肉 条 件 … 下記表２のとおり。 測定結果 … 下記表３、表４のとおり。
【００１９】
【表２】
【００２０】（１）モモ肉（ｎ＝２の平均値）
【表３】
【００２１】（２）ムネ肉（ｎ＝２の平均値）
【表４】
【００２２】表３、表４の結果から明らかなように、サ
ルモネラ菌については、対照区（比較例）が陽性なのに
対し、本発明に係る香辛料を添加した飼料で飼育した鶏
から得られた鶏肉では陰性になっていた。また、一般生
菌についても、香辛料を添加した飼料で飼育した鶏肉の
微生物の増殖は１０℃３日間保存でも抑制されている。
このように、本発明に係る香辛料を添加した飼料で肉用
鶏を飼育すれば、得られる鶏肉における微生物の繁殖抑
制力を増大させることができる。
ルモネラ菌については、対照区（比較例）が陽性なのに
対し、本発明に係る香辛料を添加した飼料で飼育した鶏
から得られた鶏肉では陰性になっていた。また、一般生
菌についても、香辛料を添加した飼料で飼育した鶏肉の
微生物の増殖は１０℃３日間保存でも抑制されている。
このように、本発明に係る香辛料を添加した飼料で肉用
鶏を飼育すれば、得られる鶏肉における微生物の繁殖抑
制力を増大させることができる。
【００２３】
【発明の効果】通常鶏肉の場合、豚肉や牛肉に比べて鮮
度が低下しやすく、鮮度保持のための経費がかかり、ま
た、鮮度が低下したものは廃棄処分にしており、１日で
も２日でも鮮度保持が可能になれば、その経済的効果は
非常に大きいと言える。この点、上記のように本発明に
係る肉用鶏の飼料に用いる香辛料によれば、肉用鶏に本
香辛料を添加した飼料を与えて飼育することで、得られ
る生肉の鮮度保持力を向上せしめる効果がある。また、
これにより、抗生物質の使用量を低減させることも可能
となる。したがって、本発明は、鶏肉の鮮度維持に関し
て、安全衛生面と経済面の両面からその期待される効果
はすこぶる大きい。
度が低下しやすく、鮮度保持のための経費がかかり、ま
た、鮮度が低下したものは廃棄処分にしており、１日で
も２日でも鮮度保持が可能になれば、その経済的効果は
非常に大きいと言える。この点、上記のように本発明に
係る肉用鶏の飼料に用いる香辛料によれば、肉用鶏に本
香辛料を添加した飼料を与えて飼育することで、得られ
る生肉の鮮度保持力を向上せしめる効果がある。また、
これにより、抗生物質の使用量を低減させることも可能
となる。したがって、本発明は、鶏肉の鮮度維持に関し
て、安全衛生面と経済面の両面からその期待される効果
はすこぶる大きい。
Claims (6)
- 【請求項１】 鶏肉の微生物の繁殖を抑制する作用を有
する香辛料の１種または２種以上を配合してなることを
特徴とする肉用鶏の飼料に用いる香辛料。 - 【請求項２】 鶏肉の微生物の繁殖を抑制する作用を有
する香辛料が、フェノール系またはサルファー系である
請求項１記載の肉用鶏の飼料に用いる香辛料。 - 【請求項３】 フェノール系香辛料がシソ科、クスノキ
科、ショウガ科、ニクズク科、セリ科、またはフトモモ
科の香辛料である請求項２記載の肉用鶏の飼料に用いる
香辛料。 - 【請求項４】 サルファー系香辛料がアブラナ科の香辛
料である請求項２記載の肉用鶏に用いる香辛料。 - 【請求項５】 ジンジャー、マスタード、マジョラム、
クローブ、メース、ナツメグ、タイム、セージ、ローズ
マリー、シナモン、オールスパイス、オレガノから選ば
れた１種または２種以上を配合してなる肉用鶏の飼料に
用いる香辛料。 - 【請求項６】 クローブ、マスタード、メース、および
マジョラムを配合してなる肉用鶏の飼料に用いる香辛
料。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5179508A JPH0731382A (ja) | 1993-07-21 | 1993-07-21 | 肉用鶏の飼料に用いる香辛料 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5179508A JPH0731382A (ja) | 1993-07-21 | 1993-07-21 | 肉用鶏の飼料に用いる香辛料 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0731382A true JPH0731382A (ja) | 1995-02-03 |
Family
ID=16067036
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5179508A Pending JPH0731382A (ja) | 1993-07-21 | 1993-07-21 | 肉用鶏の飼料に用いる香辛料 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0731382A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5972391A (en) * | 1996-07-17 | 1999-10-26 | Nisshin Flour Milling Co., Ltd. | Swine feed containing vitamin E and spice |
| JP2008019251A (ja) * | 2006-06-15 | 2008-01-31 | Marubeni Nisshin Feed Co Ltd | ストレスの改善剤 |
| JP2014036602A (ja) * | 2012-08-15 | 2014-02-27 | Marubeni Nisshin Feed Co Ltd | 肉用鶏飼料に用いる添加剤及びそれを含有する飼料 |
-
1993
- 1993-07-21 JP JP5179508A patent/JPH0731382A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5972391A (en) * | 1996-07-17 | 1999-10-26 | Nisshin Flour Milling Co., Ltd. | Swine feed containing vitamin E and spice |
| JP2008019251A (ja) * | 2006-06-15 | 2008-01-31 | Marubeni Nisshin Feed Co Ltd | ストレスの改善剤 |
| JP2014036602A (ja) * | 2012-08-15 | 2014-02-27 | Marubeni Nisshin Feed Co Ltd | 肉用鶏飼料に用いる添加剤及びそれを含有する飼料 |
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