JPH07313395A - 多層布巾による手拭き器具 - Google Patents

多層布巾による手拭き器具

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JPH07313395A
JPH07313395A JP14694294A JP14694294A JPH07313395A JP H07313395 A JPH07313395 A JP H07313395A JP 14694294 A JP14694294 A JP 14694294A JP 14694294 A JP14694294 A JP 14694294A JP H07313395 A JPH07313395 A JP H07313395A
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cloth
plate
attached
roller
opening
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JP14694294A
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Takao Saito
卓男 斎藤
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 キッチンやトイレットで手を洗った後に手を
拭く手拭き器具から、多層の布巾やタオルを取り外して
洗濯、乾燥、取り付けを簡単にできる様にする。 【構成】 手拭き器具の両側板に布巾を捲り上げて引き
下げる収納機構を設け、布巾を多数重ねて端側を縫着し
た多層布巾を前面板にセッテイングして、手拭き器具に
その前面板を着脱自在に取り付ける。前面板に設けた開
口部から布巾を取り出し、洗った手を拭き、布巾でハン
ドルを掴んで引き上げて、手を離すと、ハンドルが自重
で降下して収納機構が使用済み布巾を捲ってケースに収
納する構成である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、多数重ねて片方を縫
着した布巾やタオルを収納して、一枚ずつ引き出して、
洗った手や顔を拭くための器具である。
【0002】
【従来の技術】従来は毎回洗濯された布巾やタオルで、
手や顔を拭くための器具は、二つの連動して回転するロ
ールの一つに、未使用の布やタオルを巻き、もう一方の
ロールに、使用済みの布やタオルの先端を巻き付けて置
き、ロールに巻かれた未使用の布やタオルを引き出す
と、もう一方のロールが連動して回転し、使用済みの布
やタオルが収納されるものや、帯び状のタオルを蛇腹に
して収納するものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】二つのロールに、長い
布やタオルを捲いて引き出す構成の器具においては、使
用済みの布やタオルを、ロールから取り外すことが容易
ではないし、布やタオルが長いので各家庭で洗濯して乾
燥する事や器具にセッティングする場合においても、ロ
ールに巻き付けることが時間がかかり面倒であるので、
専門の業者がやっており、家庭には普及していない。蛇
腹状に収納しているものも同じく面倒である。現在、各
家庭のキッチンや洗面所、トイレットでは、共用のタオ
ルが数回以上使用されており、不衛生である。この発明
は、従来の技術では堤供できなかった、布巾やタオル
の、取り外し、洗濯、取り付け、操作の簡単な器具を提
供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明は、以上の課題
を解決したもので、次のようなものである。前面を空け
たケースを形成し、表面に摘みを設けた布巾を多数重ね
て片方に縫着部を形成して、最後部に防水布巾を取り付
けた多層布巾を、着脱自在の前面板に設けた支承部材に
支承し、ケースの両外側板にガイド機構を設け、そのガ
イド機構を介して上下動するガイト板に布巾を捲る部
材、引き下げる部材とハンドルを取り付け、前面板の開
口部から布巾を引き出して手を拭いた後、使用済み布巾
を上下動する部材の自重により収納するようにしたもの
であり、課題解決の手段としては、基本的に多層布巾を
懸吊して捲る構成と多層布巾の端部を挟持する構成があ
り、懸吊して捲る構成は捲り部材と途中までの引き下げ
が同じ部材のものと分離したものがあり、端部を挟持す
る構成はガイド板が左右一組のものと左右二組のものが
あり、前記の構成で操作する手段としてそれぞれ外部ハ
ンドル型と、内部ハンドル型と突起ハンドル型がある。
上記それぞれの手段を組み合わせた構成が可能である。
【0005】多層布巾1kを懸吊して、捲り部材と途中
までの引き下げ部材が分離し、外部ハンドル31aで操
作するタイプは次のような構成である。前面を空けたケ
ース11aを形成して上部に下端を開放した開口部21
aを設けた前面板15aを形成する。両外側板12aの
内側にガイド機構27aを縦に設け、そのガイド機構2
7aを介して上下動するガイド溝29aを有したガイド
板28aを形成する。両外側板12aの内側上部に先端
に捲りローラー37aを設けた捲り上げ部材36aを軸
止し、両ガイド板28aの後部上方に、所定の角度で開
閉する開閉ローラー33aをそれぞれ取り付け、後部下
方間に引き下げローラー34aを取り付け、前部に、外
部ハンドル31aの両端に設けた支持部材30aを取り
付け、そのガイド板28aを捲り上げ部材36aに連動
機構で連結する。捲りローラー37a、開閉ローラー3
3a、引き下げローラー34aの軌道上に開口部57a
を形成した内側板46aをケース11aの内側左右に取
り付ける。縦の開口部22aと両端に隙間20aを形成
した前面板17aの両端に、下方に枠を有して上部内側
に先端が突き出した支承部材25aを取り付ける。多層
布巾1kの縫着部3kに緩挿した支持棒26aを支承部
材25aに支承して、その前面板17aを前面板15a
との間に横の開口部21aを設けて、ケース11aの前
部に着脱自在に取り付ける。連動機構はコ字形の連動機
構部材40aの端部を外側板12aに軸止し、その先端
と捲り上げ部材36aの中部に連結部材42aを軸止し
て、コ字形の連動機構部材40aの中部と三角形の連動
機構部材43aの頂点を連結部材44aで軸止し、その
底辺端部を外側板12aに軸止して、その先端とガイド
板28aに連結部材45aを軸止したものである。この
他にも連動機構としては捲り上げ部材36aに歯車を取
り付け、鋸歯状部材をガイド板28aに取り付け、鋸歯
状部材の上昇により、歯車が歯合して所定の範囲の角度
で回動して、布巾2kを捲り上げる手段等が考えられ
る。ガイド溝29aをベアリングにしたガイド板28a
でも良く、ガイド機構28aはガイド板28aをスムー
ズにガイドする構造と組み合わせで良い。前面板17a
の構成は上記の他にケース11aの天板13aを取り付
け、開口部22aの上部に開口部21aを設けたものも
ある。コ字形の連動機構部材40bの先端部を延ばして
直角にローラー41bを設けて、布巾2kの滑りを良く
したものもある。
【0006】多層布巾1kを懸吊して、捲り部材と途中
までの引き下げ部材が同じで、内部ハンドル31cで操
作するタイプは次のような構成である。前面を空けたケ
ース11aを形成する。ガイド機構28cはガイド機構
28aと同様である。後部下方間に引き下げ部材34c
を取り付けた両ガイド板28cの後部に、先端に開閉す
る捲りローラー37cを設けて中部に支点部材39cを
設けた捲り下げ部材38cを軸止し、両ガイド板28c
の支持部材30cに内部ハンドル31cを取り付ける。
支点部材39cをガイドする溝を設けたガイド機構47
cを、下部から上部前方にカーブを形成して設けた内側
板46cをケース11cの内側左右に取り付ける。開口
部22cを形成して、その底部の左右にローラー23c
を設けた前面板17cの両端に、下方に枠を有して先端
が上部内側に突き出た支承部材25cを取り付け、多層
布巾1kの縫着部3kに緩挿した支持棒26cを支承部
材25cに支承して、その前面板17cを前面板15c
との間に開口部21cを設けてケース11cの前部に着
脱自在に取り付ける。支点部材39cはローラーで構成
しているが、歯車にして、ガイド機構47cを歯状にし
ても良く、その他も考えられる。多層布巾1kを捲り下
げる手段として、他に次の構成等が考えられる。捲り下
げ部材38cに設けた支点部材39cを外して歯車を取
り付けてガイド板28cに軸止し、ガイド機構47cを
外して外側板12cの内側上部に鋸歯状部材を取り付
け、捲り下げ部材38cが上昇時に鋸歯状部材に歯合し
て布巾2kを捲って下降時に引き下げる。内側板46c
に上部が半円形でその後端から垂下した溝形のガイドレ
ールを設け、先端に開閉する捲りローラー37cを設け
て中央に突起を形成した捲り下げ部材38cの他端を、
軸で連結された数個の連結部材でガイド板28cに軸で
連結し、捲り下げ部材38cの中央の突起と連結部材の
軸を溝形のガイドレールに動けるようにはめ込む。
【0007】多層布巾1kを懸吊して、捲り部材と途中
までの引き下げ部材が同じで、突起ハンドルで操作する
タイプは、突起ハンドルとスプリング以外の構成は前記
と同じであり、内部ハンドル31cを開口部22dから
外に突き出した突起ハンドル31dに変えて、その突起
ハンドル31dの水平部の左右に、三角片の先端を開口
部22dから外に出る様に直角に曲げた摘み捲り部材3
2dを取り付けた手段と、内部ハンドル31cに、開口
部22eから外に突き出した三角片を設けた突起ハンド
ル31eを形成し、外側板12eにガイド板28eを反
転上昇させるスプリング56eを設けた手段がある。
【0008】多層布巾1nの端部を挟持して、左右一組
のガイド板を外部ハンドル31fで操作するタイプは次
のような手段の構成である。前面上段を空けて、前面下
段の凹形の前面板16fの両端に隙間20fを設け、上
端にローラー24fを取り付けたケース11fを形成す
る。外側板12fの下段前部の左右にガイド機構27f
を設けて、そのガイド機構27fを上下動する両ガイド
板28f間に隙間20fから突き出して外部ハンドル3
1fを取り付け、下部間に引き下げローラー34fを取
り付け、両ガイド板28fの上部それぞれに開閉ローラ
ー33fを取り付ける。下端から上部に開口部22fを
形成した前面板17fの上部水平に挟持ローラー48f
を、両端には枠を有して内側下方に先端が突き出した支
承部材25fを取り付ける。多層布巾1nの支持部4n
に緩挿した支持棒26fを支承部材25nに支承し、多
層布巾1nの端部を背面板14fの上部に取り付けたバ
ネ部材49f、挟持板50fと、前面板17fに取り付
けた挟持ローラー48fで挟持し、その前面板17fを
ケース11fの前面上段に着脱自在に取り付ける。その
前面板17fをケース11f前部に蝶着してもよい。
【0009】多層布巾1nの端部を挟持して、左右二組
のガイド板を内部ハンドル31gで操作するタイプは次
のような構成である。天板と前面上部を空けて、下段前
面板16gの上部に縦の開口部22gとローラー24g
を取り付けた横長の開口部21gを設けたケース11g
を形成する。左右のガイド機構27gを介して上下動す
る上の両ガイド板28g1の前部間に内部ハンドル31
gを取り付け、下の両ガイド板28g2の前部それぞれ
に開閉ローラー33gを設け、その下部間に引き下げロ
ーラー34gを取り付ける。左右それぞれのガイド板2
8g1と28g2を、両外側板12gの上下に取り付け
た滑車53gを介して糸部材54gで連結する。内部ハ
ンドル31g、開閉ローラー33g、引き下げローラー
34gの軌道上に開口部57gを形成した内側板46g
をケース11gの内側左右に取り付ける。天板13gを
設けた着脱自在の前面板17gの上部水平に挟持ローラ
ー48gを取り付け、両端には、枠の上端に溝18gを
設けて下端を内側下方に突き出した支承部材25gを取
り付ける。バネ部材49gと挟持板50gで形成した押
え部材51gを溝18gに差し込んで、多層布巾1nの
端部を挟持し、多層布巾1nの支持部4nに緩挿した支
持棒26gを支承部材25gに支承し、その前面板17
gを着脱自在にケース11g前面上段に取り付ける。押
え部材51gを前面板17gに取り付ける手段は他にも
考えられる。滑車53gと糸部材54gによる連動機構
は他にもいろいろ考えられるが、その一つとして次の様
なものがある。長い連動部材と短い連動部材を連結し、
長い連動部材の他端を外側板12gの上段後部中央に軸
止し、短い連動部材の他端をガイド板28g1の前部に
軸止する。前記と同様に連結した長い連動部材の他端を
外側板12gの下段前部中央に軸止、短い連動部材の他
端をガイド板28g2に軸止する。外側板12gの中央
に回動部材の中心を軸止し、その両端を上段の長い連動
部材の中央部と下段の長い連動部材の中央部にそれぞれ
連結部材で軸止する。、
【0010】多層布巾1nの端部を挟持して、左右二組
のガイド板を突起ハンドルで操作するタイプは次のよう
な構成以外は内部ハンドル31gのタイプと同じであ
り、内部ハンドル31gを突起ハンドルに変えたもの
で、開口部22hから外に出る三角片の突起を設けた、
突起ハンドル31hを形成し、外側板12hにスプリン
グ56hを設けた手段と、開口部22iから外に突き出
した突起ハンドル31iの水平部の左右に、先端の三角
片を開口部22iの外に直角に曲げた摘み捲り部材32
iを取り付けた手段である。上記の内部ハンドルと突起
ハンドルの各構成にストッパーを取り付けて簡便にする
ことができ、ストッパーは外則板か内側板に取り付けて
いる。
【0011】多層布巾1rの端部を挟持して、引き出す
タイプは次のような構成である。前面を空けたケース1
1jを形成し、その背面板14jの内側上部に挟持板5
0jを設けたバネ部材49jを取り付ける。下端中央か
ら上方に開口部22jを形成し、内側上部に挟持ローラ
ー48jを設けた前面板17jの両端に、枠を有して先
端が内側下方に突き出た支承部材25jを取り付ける。
多層布巾1rの支持部4rを支承部材25jの先端に支
承し、多層布巾1rの端部を挟持板50jと挟持ローラ
ー48jで挟みその前面板17jをケース11jの上段
に着脱自在に取り付ける。その前面板17jの下部を両
外側板12jの前部中央に蝶着してもよい。多層布巾の
端部を挟持するタイプの支承部材は着脱自在の支持棒を
支承する他に多層布巾の支持部にマジックテーブを取り
付け、左右の支承部材間にマジックテープを設けた部材
を回動自由に取り付ける手段等が考えられる。
【0012】多層布巾は多数枚重ねた布巾と、一枚の帯
び状の布を折り重ねて布巾を形成したものがある。布巾
を多数枚重ねた構成は、表面に摘み6kを設けた数枚の
布巾2kを重ねて、中央の折り曲げ線を縫着し、間に一
枚の防水布巾5kを挟んで、多数の布巾2kの折り曲げ
線の部分で輪状の縫着部3kを形成した多層布巾1k
と、前記布巾2kと同様の布巾2rを多数重ね、輪状の
支持部4rを設けた布巾2rを間に挟み、最後部に防水
布巾5rを取り付けて縫着部3rを形成した多層布巾1
rがある。一枚の帯び状の布での構成は、一枚の帯び状
の布を布巾2nの長さに折り曲げて両端を縫製し、表面
に摘み6nを設けて順次形成し、中部の布巾2nを長め
にして輪状の支持部4nを設け、最後部に防水布巾5n
を重ねて縫着部3nを形成した多層布巾1nと、一枚の
帯び状の布を布巾2pの長さに折り曲げて両端を縫製
し、表面に摘み6pを設けて、布巾2pの折り曲げ部を
順次縫着して、最後部に防水布巾5pを挟んで最初の布
巾2pに縫着して、輪状の縫着部3pを形成した多層布
巾1pがある。長めの布巾で輪状の支持部を形成する他
に、束ねて縫着した背の部分にマジックテープを取り付
けたものも考えられる。摘みの構成は、中央を横に縫着
した摘み、中央を縦に縫着した摘み、片方の端部を横に
縫着した摘み、細い摘みを縦長にして両端を縫着したも
の、摘みを横長にして両端を縫着したものがある。
【0013】
【作用】多層布巾1kを懸吊して、捲り部材と途中まで
の引き下げ部材が分離して、外部ハンドル31aで操作
する手段の作用は、前面板17aに取り付けた支承部材
25aに、多層1kの縫着部3kに緩挿した支持棒26
aを支承して、外部ハンドル31aを停止位置まで上昇
させ、前面板17aをケース11aの前部に着脱自在に
セッテイングする。開口部22aから布巾2kの摘み6
kを摘んで、開口部21aから布巾2kを取り出して使
用し、使用済み布巾2kの上から、外部ハンドル31a
を掴んで、ガイド機構27aを介してガイド板28aを
上昇させると同時に連結部材45aが所定の角度内で回
動して軌道より上昇すると、三角形の連動機構部材43
aが引き上げられて、コ字形の連動機構部材40aと捲
り上げ部材36aが連動して回動し、捲り上げ部材36
aが布巾2kを後部に捲り上げ、開閉ローラー33aが
二枚に折られた布巾2kの間に入ってハンドル31aが
停止するので、手を離すと同時に自重により下降して、
開閉ローラー33aが布巾2kの両端で開き、布巾2k
の途中まで引き下げ、前回に途中まで引き下げられてい
た布巾2kを引き下げローラー34aが下端まで引き下
げる。コ字形の連動機構部材40aの先端を捲り上げ部
材36aの中部に連結して、捲り上げ部材36aの回動
範囲の角度をコ字形の連動機構部材40aの倍の180
度にしてあり、三角形の連動機構部材43aは捲り上げ
部材36aの回動停止前後の回動速度を遅くし、開閉ロ
ーラー33aが二枚に折られて後部に捲られた布巾2k
の間に入るまで、捲りローラー37aは停止に近い状態
を維持し、三角形の連動機構部材43aとガイド板28
aの連結はハンドル31aが中段へ上昇するまで捲り上
げ部材36aの回動を遅らせ、ハンドル31aの上昇よ
り布巾2kの捲られる速度を遅くする。開閉ローラー3
3aの先端は上昇時に自重により下がり、所定の角度を
持って閉じた状態になり、布巾2kの端部を潜り抜ける
のが容易に出来、下降時には布巾2kの端部に接触して
直角に開いて布巾2kを引き下げる。引き下げローラー
34aは上昇後の停止位置が開閉ローラー33aが途中
まで引き下げておいた布巾2kの端部の上になるので、
下降時には二枚に折られた布巾2kの間に入って下端ま
で引き下げる。捲り上げ部材36aに歯車を取り付けて
ガイド板28aに鋸歯状部材を設けた手段の作用は、ガ
イド板28aを上昇させると鋸歯状部材が歯車に歯合し
て捲り上げ部材36aが後部に180度回動して布巾2
kを捲り上げ、ガイド板28aの自重による下降時に開
閉ローラー33aが布巾2kを途中まで引き下げ、引き
下げローラー34aが下端まで引き下げる。先端を延ば
してローラー41bを設けたコ字形の連動機構部材40
bを取り付けた手段の作用はローラー41bを設けた以
外は前記と同じであり、多層布巾1kの材質が柔らかい
とか、寸法が大きくて重い場合等によって摩擦力が大き
くなるので、ガイド板を重くする必要があるが、ガイド
板を重くするとハンドルの操作がやりにくいので、ロー
ラー41bは布巾2kの摩擦を減らし、滑りを良くす
る。
【0014】多層布巾1kを懸吊して、捲り部材と途中
までの引き下げ部材が同じで、内部ハンドル31cで操
作する手段の作用は、開口部22cから、摘み6kで内
部ハンドル31cを掴んで上昇させると同時にガイド板
28cが上昇し、支点部材39cがガイド機構47cに
よりガイドされながら、捲り下げ部材38cが前方に回
動し、捲りローラー37cが開口部21cの下部に位置
した時、ストッパー55cがガイド板28cの停止を維
持するので、摘み6kを摘んで布巾2kを開口部21c
から引き出して使用する。使用済み布巾2kの上から内
部ハンドル31cを下方に押すと、ストッパー55cか
ら開放されたガイド板28cが自重で下降する時に、捲
り下げ部材38cが後方に回動して、捲りローラー37
cが上昇軌道の逆軌道で布巾2kを捲って後部途中まで
引き下げ、同時に前回途中まで引き下げられていた布巾
2kを引き下げローラー34cが下端まで引き下げる。
捲りローラー37cの軌道は捲り下げ部材38cの軸止
部位、支点部材39c、捲りローラー37cの三角形各
辺の長さの関係と、ガイド板28cに取り付ける位置、
ガイド機構47cの溝の形成位置、カーブ角度の関係で
きまり、手拭き器具10cの各部材の設計寸法により、
前記部材の形状と、取り付け部位を決める。ストッパー
55cを所定の時間が経過してから自動開放になるよう
にすると、使用後に内部ハンドル31cを押す必要はな
くなる。捲り下げ部材38cに歯車を取り付けてガイド
板28cに軸止して、鋸歯状部材を外側板12cに設け
た手段の作用は、ガイド板28cの上昇時に鋸歯状部材
に歯車が歯合して捲り下げ部材38cが前方に180度
回動して、ガイド板28cの下降時に捲り下げ部材38
cが後方に180度回動して布巾2kを捲って引き下
げ、引き下げローラー34cが下端までひき下げる。
【0015】多層布巾1kを懸吊して、捲り部材と途中
までの引き下げ部材が同じで、突起ハンドルで操作する
手段の作用は、中央を縦に縫着した摘み6kで突起ハン
ドル31dを掴んで上昇させるものであり、突起ハンド
ル31dが下降する時に、摘み捲り部材32dの三角辺
が摘み6kの下に潜って捲り、開口部22dから摘み6
kを突き出して、突起ハンドル31dを両側から挟んで
止まり、次回の使用状態になるものと、突起ハンドル3
1eの下降時にスプリング56eにより反転上昇して、
上端を縫着した摘み6kの下に潜り、開口部22eから
摘み6kを捲り出して、次回の使用状態になるものがあ
り、前記以外の作用は内部ハンドル31c型と同じであ
る。
【0016】多層布巾1nの端部を挟持し、一組のガイ
ド板を外部ハンドル31fで操作する手段の作用は、多
層布巾1nを支承部材25fに支承して、端部を挟持板
50fと挟持ローラー48fで挟持して、前面板17f
をケース11fにセッテイングし、開口部22fから摘
み6nを摘み、布巾2nを引き出して使用し、使用済み
布巾2nの上から外部ハンドル31fを掴んで上昇させ
ると、開閉ローラー33fが使用済み布巾2nの上にな
り、停止した位置で手を離すと自重でガイド板28fが
下がり、開閉ローラー33fが開き、開口部21fから
引き下げて収納される。前回、途中まで引き下げられて
いた布巾2nが引き下げローラー34fにより、下端ま
で引き下げされる。
【0017】多層布巾1nの端部を挟持し、二組のガイ
ド板を内部ハンドル31gで操作する構成の作用は、多
層布巾1nの縫着部3nを支承部材25gに支承し、端
部を挟持ローラー48gに圧接し、押え部材51gを溝
18gに緩挿して、止め具19gで止め、内部ハンドル
31gを開口部21gまて下降させて、前面板17gを
ケース11gにセッテイングする。摘み6nで内部ハン
ドル31gを掴んでガイド板28g1を下降させると、
滑車53gを介して糸部材54gで、ガイド板28g1
に連結されたガイド板28g2が上昇して、開口部21
gでストッパー55gが停止を維持するので、開口部2
1gから、摘み6nを摘んで布巾2nを引き出して使用
する。使用後に使用済み布巾2nの上から、引き下げロ
ーラー34gを下方に押すと、ストッパー55gから開
放されたガイド板28g2が自重で下がり、使用済み布
巾2nを開閉ローラー33gが、開口部21gからケー
ス11gの下段前部の途中まて引き下げて収納し、同時
に前回に途中まで引き下げられていた布巾2nを、引き
下げローラー34gが下端まで引き下げる。ストッパー
55gを所定の時間が経過して自動的に開放するように
した手段は、引き下げローラー34gを下方に押す必要
はなくなる。
【0018】多層布巾1nの端部を挟持して、二組のガ
イド板を突起ハンドルで操作する手段の作用は、摘み6
nで突起ハンドル31hを掴んで下降させる事と、使用
後に突起ハンドル31hが上昇して、スプリング56h
により反転して摘み6nの下に潜って、開口部22hか
ら外に捲りだす事、摘み6nで突起ハンドル31iを掴
んで下降させて摘み捲り部材32iが摘み6nの下に潜
って捲りだす事以外は内部ハンドル31gと同じであ
る。
【0019】多層布巾1rの端部を挟持して、引き出す
手段の作用は、多層布巾1rの端部を挟持板50jと挟
持ローラー48jで挟持して、前面板17jをセッテイ
ングし、開口部22jから、摘み6rを摘んで布巾2r
を引き出して使用する。使用後は布巾2rを手から離す
と、ケース11jの下段に垂下する。
【0020】多層布巾の作用は、手拭き器具にセッテイ
ングして開口部から布巾を引き出して手や顔を拭き、使
用済み布巾は手拭き器具内に収納されるものである。防
水布巾は使用済み布巾の水分や汚れを未使用の布巾に接
触させない為にあり、輸状の縫着部と支持部は、支持棒
を緩挿して支承部材に支承する為である。摘みの使用方
は、縦長の中央を横に縫着した摘みは水平ハンドルを上
下で挟んで掴むものであり、縦長の中央を縦に縫着した
摘みは摘み捲り部材で左右から捲って、縦の開口部から
縦に出して、左右から突起ハンドルを掴むものであり、
縦長の片方の端部を横に縫着した摘みは、突起ハンドル
で縫着していない端部を捲って突起ハンドルを掴むもの
であり、細長の両端を縫着した摘みは左右から挟んで摘
みだすものであり、横長の両端を縫着した摘みは上下で
挟んで摘み出すものである。
【0021】
【実施例】
実施例1 図1は斜視図、図2は図1のA−Aの側面図であり、図
3は前面板17aを外した斜視図で、ともに実施例1を
示す。図1の前面を空けたケース11aの上部に両端を
残して下方を開放した開口部21aを形成した前面板1
5aを設け、前面板17aに上端中央から下方に縦長の
開口部22aを、両端には外部ハンドル31aの支持部
材30aが接触しない程度の隙間20aを形成し、図2
の前面板17aの内側両端に、多層布巾1kを揃える為
の枠を有して、先端が捲りローラー37aに接触しない
ように内側上部中央に突き出た支承部材25aを取り付
ける。図3の両外側板12aの内側上部中央に、先端に
捲りローラー37aを直角に軸止した捲り上げ部材36
aを軸止し、その軸の上にレール形で縦のガイド機構2
7aを取り付け、前記部材を介してガイド溝29aによ
り上下するガイド板28aを設け、捲り上げ部材36a
を軸止した部位の近辺の後部下方に、コ字形の連動機構
部材40aを軸止し、その先端と捲り上げ部材36aの
中央部に連結部材42aの両端を軸止し、両外側板12
a内側後部中央に、三角形の連動機構部材43aの底辺
の片方の端部を軸止し、三角形の連動機構部材43aの
底辺の他端とガイド板28aの前部に、連結部材45a
の両端をそれぞれ軸止し、三角形の連動機構部材43a
の三角形の頂点の部位と、コ字形の連動機構部材40a
の中央部に連結部材44aの両端をそれぞれ軸止する。
両ガイド板28aの後部上端に、ローラーが所定の角度
を持って閉じ、開いた時は直角に開くようにした開閉ロ
ーラー33aをそれぞれ取り付け、左右の後部下端間に
は引き下げローラー34aを軸止する。捲りローラー3
7aと開閉ローラー33aの軌道上を空けた内側板46
aを、ガイド板28aと連動機構部材を覆う様にケース
11aの内側左右に取り付ける。前面板の隙間20aか
ら外に突き出た左右の支持板30aにローラーで構成さ
れたハンドル31a取り付ける。多層布巾1kの縫着部
3kに緩挿した支持棒26aを支承部材25aに支承し
た前面板17aをケース11aの前部に着脱自在に取り
付ける。連動機構はコ字形の連動機構部材40aの回動
範囲の角度が90度で、捲り上げ部材36aの回動範囲
の角度を180度以上にすることが出来る。
【0022】実施例2 図4は図1のB−Bのハンドル31bを引き上げた時の
断面図である。コ字形の連動機構部材40bは実施例1
のコ字形の連動機構部材40aの先端を伸ばして、ロー
ラー41bを直角に軸止したものである。多層布巾1k
の材質によっては、引き下げ時の摩擦が大きくなり、ガ
イド板28bを重くする必要があり、ハンドル31bの
操作がやりにくくなるので、ローラー41bを設けて、
布巾2kの引き下げを容易にした。上記以外は実施例1
と構成、機能は同じである。
【0023】実施例3 図5の斜視図、図6は図5のC−Cの断面図であり、と
もに実施例3を示している。図5は前面を空けたケース
11cを形成し、上部に横の開口部21cを設けてその
底部の左右にローラー23cを設け、その開口部21c
の下端中央から下方に縦の開口部22cを形成した前面
板17cの両端に、下方に枠を有して内側上部に突き出
した支承部材25cを取り付ける。図6は作動中を示
し、両外側板12cの内側にレール形のガイド機構27
cを設け、そのガイド機構27cを挟むガイド溝29c
で上下動するガイド板28cを設ける。捲り下げ部材3
8cの端部をガイド板28cの後部に軸止して、中央部
にローラーで構成された支点部材39cを取り付け、中
央部から45度の角度で後方に曲げた先端に開閉する捲
りローラー37cを設ける。両ガイド板28cの前端下
部にL形の支持部材30cを直角に取り付け、開口部2
2cの幅より多少短い長さのローラーで構成されたハン
ドル31cを左右の支持部材30cの先端に軸止する。
両ガイド板28cの後部間に、引き下げローラー34c
軸止し、その軸止の上部近接部位に背面板14cと引き
下げローラー34cの隙間を最小限にする引き下げ部材
35cを取り付ける。捲りローラー37c、支持部材3
0c、引き下げローラー34cの軌道を開口して形成し
た内側板46cに、支点部材39cをガイドする溝形の
ガイド機構47cを下部から上部前方にカーブを形成し
て設け、その内側板46cをケース11cの内側左右に
ガイド板28cを覆うように取り付ける。このガイド機
構47cのカーブの角度や形成位置と支点部材39cの
取り付け位置の関係で捲りローラー37cの軌道が決ま
る。ガイド板28cが上昇して停止する位置の外則板1
2cに、ガイド板28cを挟んで停止を維持するストッ
パー55cを取り付ける。多層布巾1kの縫着部3kに
緩挿した支持棒26cを支承部材25cに支承して、そ
の前面板17cをケース11cの前部に着脱自在に取り
付ける。
【0024】実施例4 図7は実施例4を示す斜視図であり、図9は前面板17
dの側面図であり、図10は実施例4の要部正面図であ
る。前面上部を70%程空けて前面板16dの上端中央
から中部に縦の開口部22dを設けたケース11dを形
成する。ケース11dの開口した前面に着脱自在に取り
付ける前面板17dの上部に横の開口部21dを形成
し、開口部21dの左右底部にローラー23dを取り付
け、その開口部21dの中央から下端に縦の開口部22
dを形成し、その前面板17dの両端に図9の下方に枠
を有して先端が内側上部に突き出した支承部材25dを
取り付る。図10のハンドル水平部中央に開口部22d
から突き出した突起を設けて突起ハントル31dを形成
し、その水平部の左右に、先端の三角片を開口部22d
から外に直角に曲げて出した摘み捲り部材32dを取り
付ける。前記以外は実施例3と同じである。
【0025】実施例5 図8は実施例5の斜視図であり、図11は要部斜視図で
ある。この実施例は実施例4の前面板16dに設けた開
口部22dの下部を円形にした開口部22eを形成し
て、摘み6kを捲りやすくしてあり、摘み捲り部材32
dを設けた突起ハンドル31dを、水平部の中央に三角
片を開口部22eから突き出して設けた突起ハンドル3
1eに変えたものであり、突起ハンドル31eを反転上
昇させるスプリング56eを支持板30eに接触する様
に、外側板12eに取り付ける。スプリング56eの取
り付け位置はガイド板28eを反転上昇出来ればどこで
よい。前記以外は実施例4と同じである。
【0026】実施例6 図12の斜視図、図13は図12のD−Dの断面図、図
14は図12のE−Eの断面図であり、ともに実施例6
を示している。図12は、前面を空けたケース11fの
前面板16fの上端に凹型の開口部21fを形成し、そ
の上端にローラー24fを取り付け、両端に隙間20f
を設ける。図13の背面板14fの内側上部左右にバネ
部材49fを取り付け、左右のバネ部材49fの他端を
挟持板50fの左右に取り付ける。図14の両外側板1
2f内側前部の中央部から下端に溝形のガイド機構27
fを設け、その両ガイド機構27fを介して上下動する
ガイド板28fを形成する。両ガイド板28fの上部内
側に開閉ローラー33fをそれぞれ取り付け、両ガイド
板28fに隙間20fを通して前面板16fの外に突き
だして設けた支持板30fの間にローラーで構成された
ハンドル31fを軸止する。両ガイド板28fの下部の
間を引き下げローラー34fで軸止する。前面板17f
の下端中央から上部に開口部22fを形成し、多層布巾
1nを揃える為の枠の先端が、ケース11fの内部中央
に突き出た支承部材26fを両端に取り付け、その前面
板17fの上部内側に水平の挟持ローラー48fを取り
付ける。蝶板の役目をする支持具52fを支承部材25
fの枠の下部に軸止し、その他端を両外側板12fの前
部の中央上部に軸止する。多層布巾1nの支持部4nに
緩挿した支持棒26fを支承部材25fに支承し、多層
布巾1nの端部を挟持ローラー48fと挟持板50fで
挟んで前面板17fをケース11fの前部にセッテイン
グする。前面板16fの中央部に縦の開口部を形成し、
その開口部から突き出した突起ハンドルを設けたものも
考えられる。
【0027】実施例7 図15の斜視図、図16の要部側面図、図17は図15
のF−Fの断面図であり、実施例7を示す。図15の天
板と前面上部を空けたケース11gの前面板16gの上
部に上端を空けた凸形の開口部21gを形成し、その底
部の左右にローラー24gを取り付ける。天板13g付
きの前面板17gの下端中央から上部に縦の開口部22
gを形成し、その前面板17gの内側上部に水平に挟持
ローラー48gを取り付け、その両脇に、枠の上部に溝
18gを設けて下方に先端が突き出た支承部材25gを
取り付け、バネ部材49と挟持板50gを設けた押え部
材51gを形成する。両外側板12gに縦のレール形の
ガイド機構27gを設け、そのガイド機構27gを介し
てガイド溝29gで上下動する上のガイド板28g1と
下のガイド板28g2を形成し、上の両ガイド板28g
1の前部間に内部ハンドル31gを取り付け、下の両ガ
イド板28g2の上部それぞれに開閉ローラー33gを
設け、下部間には引き下げローラー34gを取り付け
る。両外側板12gの後部上端と下端に滑車53gを取
り付け、その滑車53gを介して糸部材54gで上のガ
イド板28g1と下のガイド板28g2を連結する。両
内側板46gに下のガイド板28g2が最も上昇した位
置で所定の停止時間を維持するストッパー55gを取り
付けるが、外側板12gに取り付けても同じである。多
層布巾1nの支持部4nに緩挿した支持棒26gを支承
部材25gに支承し、多層布巾1nの端部を挟持ローラ
ー48gに圧接して押え部材51gを溝18gに差し込
んで天板13gに設けた止め具19gで止め、その前面
板17gをケース11gにセッテイングする。
【0028】実施例8 図18の斜視図と図19の要部斜視図は実施例8を示
す。この実施例は内部ハンドル31gの中央に開口部2
2hから突き出した三角片を設けた突起ハンドル31h
を形成して、支持部30hに接触して突起ハンドル31
hを反転上昇させるスプリング56hを内側板46hに
取り付けたものであるが、スプリング56hは突起ハン
ドル31hを反転上昇させるならば取り付け位置はどこ
でもよい。 前記以外は実施例7と同じである。
【0029】実施例9 図20の斜視図と図21の要部正面図は実施例9を示
す。この実施例は実施例7の内部ハンドル31gを次の
ように変えたものである。ハンドルの水平部の中央に開
口部22iから突き出した突起を設けた突起ハンドル3
1iを形成し、その水平部の左右に先端の三角片を開口
部22iから直角に曲げた摘み捲り部材32iを取り付
けたものである。多層布巾1nの摘み6nは図31のよ
うに布巾2nの表面に中央を縦に縫着したものが適して
いる。前記以外は実施例7と同じである。
【0030】実施例10 図22の斜視図、図23は図22のG−Gの平面断面図
でともに実施例10を示す。前面を空けたケース11j
を形成し、背面板14jの内側上部左右に、左右の先端
を挟持板50jに取り付けたバネ部材49jを設ける。
前面板17jの下端中央から上部に開口部22jを形成
し、その前面板17jの内側上部に水平の挟持ローラー
48jを取り付け、その両脇に枠を設けた支承部材25
jを、先端を下部の内側に突き出して取り付ける。前面
板17jの支承部材25jの先端に多層布巾1rの支持
部4rに緩挿した支持棒26jを支承し、多層布巾1r
の端部を挟持板50jと挟持ローラー48jで挟んで、
その前面板17jをケース11jの前面上段に蝶着す
る。バネ部材49jと挟持板50jを背面板14jに取
り付けないで、実施例7のように多層布巾1rを支承部
材25gに設けた溝18gに、挟持板50gとバネ部材
49gを設けた押え部材51gを差し込んで挟持する事
も出来る。多層布巾を挟持して支持部を支承するタイプ
の場合、支持部と支持棒にマジックテープを取り付ける
事も出来る。
【0031】実施例11 図24は多層布巾1kの90度横にした側面図であり、
実施例11を示す。図25は多層布巾1kの布巾2kを
開いた側面図であり、実施例11を示す。二枚に折って
折り曲げ線を縫着して、表面に摘み6Kを設けた布巾2
kを多数形成する。その布巾2kの折り曲げ線を僅かに
ずらして順次縫着する。最初と最後部の布巾2kの間に
防水布巾5kを挟んで折り曲げ線を縫着して、輪状の縫
着部3kを形成する。
【0032】実施例12 図26の多層布巾1mは90度横にした側面図であり、
実施例12を示す。この実施例の多層布巾1mは、実施
例11の多層布巾1kの先端を同じ長さに揃えたもので
前記以外は同様である。
【0033】実施例13 図27の多層布巾1nは90度横にした側面図であり、
実施例13を示す。この実施例は一枚の帯び状の布を片
方から布巾2nの長さに折り曲げて縦の両端を縫製し
て、表面に摘み6nを設け、前記同様に順次布巾2nを
形成し、中心部の布巾2nを長めにして輪状の支持部4
nを設けて、最後部に防水布巾5nを縫着して前記布巾
2nの繋がっている端部を束ねて縫着したものである。
支持部4nは輪状の他にマジックテープを取り付けたも
の等がある。
【0034】実施例14 図28の多層布巾1pは布巾2pを開いた側面図であ
り、実施例14を示す。この実施例の布巾2pの形成方
法は実施例13と同様であり、各布巾2pの繋ぎ目を各
それぞれ縫着して、最初の布巾2pと最後の布巾2pの
間に防水布巾5pを挟んで縫着して、輪状の縫着部3p
を形成したものである。
【0035】実施例15 図29の多層布巾1rは90度横にした側面図であり、
実施例15を示す。この実施例は数枚重ねて中央線を縫
着して折り曲げて各表面に摘み6rを設けた布巾2rを
多数組形成し、その多数組の布巾2rを重ねた中心に、
輪状の支持部4rを設けた布巾2rを挟んで、最後部に
防水5rを重ねて縫着部3rを形成したものである。支
持部4rは輪状の他にマジックテープを取り付けたもの
等がある。
【0036】図30、図31、図32、図33、図3
4、は多層布巾1(k、m、n、p、r)の摘みの実施
例である。図30は布巾2(k、m、n、p、r)の表
面下段に長方形の摘みを垂直にして中央部を水平の二列
に縫着した縫着部7(k、m、n、p、r)を形成した
摘み6(k、m、n、p、r)である。図31は布巾2
(k、m、n、p、r)の表面下段に、長方形の摘みを
垂直にして中央を垂直に縫着した縫着部7(k、m、
n、p、r)を形成した摘み6(k、m、n、p、r)
である。図32は布巾2(k、m、n、p、r)の表面
下段に長方形の摘みを垂直にして片方の端部を水平に縫
着した縫着部7(k、m、n、p、r)を形成した摘み
6(k、mn、p、r)である。図33は布巾2(k、
m、n、p、r)の表面下段に前記摘みより細い長方形
の摘みを垂直にして両端を縫着した縫着部7(k、m、
n、p、r)を形成した摘み6(k、m、n、p、r)
である。図34は布巾2(k、m、n、p、r)の表面
下段に長方形の摘みを水平にして両端を縫着した縫着部
7(k、m、n、p、r)を形成した摘み6(k、m、
n、p、r)である。
【0037】
【発明の効果】この発明の手拭き器具は多層布巾を前面
板にセッテイングして、前面板の手拭き器具への取り付
け、取り外しが簡単である。多層布巾を形成したことに
より洗濯、乾燥が簡単にできる手拭き器具を構成出来
た。多層布巾の縫着部を輪状にしたことにより、布巾を
捲る構成の手拭き器具10(a、b、c、d、e)では
摘みの位置がいつでも同位置であるので、設計がやりや
すく、使いやすい。多層布巾の後部に防水部材を縫着し
てあるので未使用布巾が濡れたり汚れたりしない。毎
回、末使用の摘みでハンドルを掴むので衛生的である。
多層布巾を捲り上げて後部に収納する構成の手拭き器具
10(a、b、c、d、e)は収納空間を設ける必要が
ないので、小型にすることができる。多層布巾を挟持し
て、下段に垂下して収納する構成の手拭き器具10
(f、g、h、i、j)は奥行きを薄くすることができ
る。多層布巾をバネ部材と挟持ローラーで挟持したこと
により、手拭き器具10(f、g、h、i、j)は表面
の布巾を開口部からスムーズに引き出すことが出来て、
他の布巾は摩擦で挟持が維持される。手拭き器具10a
の連動機構はコ形の連動機構部材40aと三角形の連動
機構部材43aで構成したことにより、ガイド板28a
の上下動がスムーズである。多層布巾の形状が大きい場
合、又、材質がタオルなどのように柔らかい場合は、捲
って引き下げる時の布巾やタオルの摩擦が大きくなり、
収納がスムーズでなくなる為に、手拭き器具10bでは
コ字形の連動機構部材40bの先端にローラー41bを
設けて、布巾やタオルの滑りを良くして収納をスムーズ
にした。手拭き器具10cは捲り下げ部材38cが捲っ
て引き下げる構成なので、少ない部材で製造できる。突
起ハンドルの手拭き器具は使用後に、突起ハンドルが摘
みを開口部から捲り出して止まるので、次回の使用時に
は布巾を引き出しやすく、前面板の開口部の口径を小さ
く出来る。手拭き器具10(c、d、e、g、h、i)
でストッパーを取り付けた構成は、使用後に布巾の上か
らハンドルか、引き下げローラーを軽く押すだけでよ
く、所定の時間を経過してストッパーが開放されて自然
下降するものは、手を拭いた後になにもしなくてよい。
手拭き器具10(c、d、e、g、h、i)でストッパ
ーを取り付けない構成は、取り出した布巾を軽く引っ張
り気味にして使用し、使用後は手を離すだけでよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1を示す斜視図である。
【図2】実施例1を示し、図1のA−Aの断面図であ
る、
【図3】実施例1を示し、図1の前面板を外した斜視図
である、
【図4】実施例2を示し、図1のB−Bの断面図であ
る。
【図5】実施例3を示す斜視図である。
【図6】実施例3を示し、図5のC−Cの断面図であ
る。
【図7】実施例4を示す斜視図である。
【図8】実施例4を示す斜視図である。
【図9】実施例4を示す前面板の側面図である。
【図10】実施例4を示し、図7の要部正面図である。
【図11】実施例5を示し、図8の要部斜視図である。
【図12】実施例6を示す斜視図である。
【図13】実施例6を示し、図12のD−Dの断面図で
ある。
【図14】実施例6を示し、図12のE−Eの断面図で
ある。
【図15】実施例7を示す斜視図である。
【図16】実施例7を示し、図15の要部側面図であ。
【図17】実施例7を示し、図15のF−Fの断面図で
ある。
【図18】実施例8を示す斜視図である。
【図19】実施例8を示し、図18の要部斜視図であ
る。
【図20】実施例9を示す、斜視図である。
【図21】実施例9を示し、図20の要部正面図であ
る。
【図22】実施例10を示す斜視図である。
【図23】実施例10を示し、図22のG−Gの断面図
である。
【図24】実施例11を示し、多層布巾を90度横にし
た側面図である。
【図25】実施例11を示し、多層布巾を開いた側面図
である。
【図26】実施例12を示し、多層布巾を90度横にし
た側面図である。
【図27】実施例13を示し、多層布巾を90度横にし
た側面図である。
【図28】実施例14を示し、多層布巾を開いた側面図
である。
【図29】実施例15を示し、多層布巾を90度横にし
た側面図である。
【図30】実施例11、実施例12、実施例13、実施
例14、実施例15の多層布巾を90度横にした正面図
である。
【図31】実施例11、実施例12、実施例13、実施
例14、実施例15の多層布巾を90度横にした正面図
である。
【図32】実施例11、実施例12、実施例13、実施
例14、実施例15の多層布巾を90度横にした正面図
である。
【図33】実施例11、実施例12、実施例13、実施
例14、実施例15の多層布巾を90度横にした正面図
である。
【図34】実施例11、実施例12、実施例13、実施
例14、実施例15の多層布巾を90度横にした正面図
である。
【符号の説明】
1(k、m、n、p、r):多層布巾 2(k、m、n、p、r):布巾 3(k、m、n、p、r):縫着部 4(k、m、n、p、r):支持部 5(k、m、n、p、r):防水布巾 6(k、m、n、p、r):摘み 7(k、m、n、p、r): 縫着部 10(a、b、c、d、e、f、g、h、i、j):手
拭き器具 11(a、b、c、d、e、f、g、h、i、j):ケ
ース 12(a、b、c、d、e、f、g、h、i、j):外
側板 13(a、b、c、d、e、f、g、h、i、j):天
板 14(a、b、c、d、e、f、g、h、i、j):背
面板 15(aゝb、c、d、e、f、g、h、i、j):前
面板 16(a、b、c、d、e、f、g、h、i、j):前
面板 17(a、b、c、d、e、f、g、h、i、j):前
面板 18(g、h、i):溝 19(g、h、i):止め具 20(a、b、f): 隙間 21(a、b、c、d、e、f、g、h、i、j):開
口部 22(a、b、c、d、e、f、、g、h、i):開口
部 23(c、d、e):ローラー 24(f、g、h、i):ローラー 25(a、b、c、d、e、f、g、h、i、j):支
承部材 26(a、b、c、d、e、f、g、h、i、j):支
持棒 27(a、、b、c、d、e、f、g、h、i):ガイ
ド機溝 28(a、b、c、d、e、g1、g2、f、h、
i):ガイド板 29(a、b、c、d、e、g1、g2、h、j):ガ
イド溝 30(a、b、c、d、e、f、g、h、i):支持板 31(a、b、c、d、e、f、g、h、i):ハンド
ル 32(d、i):摘み捲り部材 33(a、b、f、g、h、i):開閉ローラー 34(a、b、c、d、e、f、g、h、i):引き下
げローラー 35(c、d、e):引き下げ部材 36(a、b):捲り上げ部材 37(ab):捲りローラー 38(c、d、e):捲り下げ部材 39(c、d、e):支点部材 40(a、b):連動機構部材 41(b):ローラー 42(a、b):連結部材 43(a、b):連動機構部材 44(ab):凍結部材 45(ab):連結部材 46(a、b、c、d、e、f、g、h、i):内側板 47(c、d、e):ガイド機構 48(f、g、h、i、j):挟持ローラー 49(g、h、i、f、j):バネ部材 50(g、h、i、f、j):挟持板 51(g、h、i):押え部材 52(f):支持具 53(g、h、i):滑車 54(g、h、i):糸部材 55(c、d、e、f、g、h、i):ストッパー 56(e、h):スプリング 57(a、b、c、d、e):開口部

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 次の各項の内容を備えた手拭き器具 (イ) 前面を空けたケース(11a)を形成し、上部
    に下端を開放した横長の開口部21aを設けた前面板1
    5aを形成する (ロ) 両外側板(12a)の内側に縦にガイド機構
    (27a)を設け、そのガイド機構(27a)を介して
    上下動するガイド板(28a)のそれぞれの後部に開閉
    ローラー(33a)を取り付け、その両ガイド板(28
    a)後部の下部間に引き下げローラー(34a)を取り
    付け、前部間にハンドル(31a)を取り付ける。 (ハ) 両外側板(12a)内側上部に、先端に捲りロ
    ーラー(37a)を設けた捲り上げ部材(36a)を軸
    止する。 (ニ) 両外側板(12a)の捲り上げ部材(36a)
    を軸止した下方に連動機構部材(40a)の端部を軸止
    し、前記部材の先端と捲り上げ部材(36a)の中部に
    連結部材(42a)の両端を軸止する。 (ホ) 両外側板(12a)の連動機構部材(40a)
    を軸止した下方に連動機構部材(43a)の端部を軸止
    し、前記部材の中部と連動機構部材(40a)の中部に
    連結部材(44a)の両端を軸止し、連動機構部材(4
    3a)の先端部とガイド板(28a)に連結部材(45
    a)の両端を軸止する。 (ヘ) 捲りローラー(37a)、開閉ローラー(33
    a)、引き下げローラー(34a)の軌道上に開口部
    (57a)を形成した内側板(46a)をケース(11
    a)の左右内側に取り付ける。 (ト) 上端中央から下方に縦の開口部(22a)を形
    成して両端に隙間20aを設けた前面板(17a)に、
    先端が内側上部に突き出た支承部材(25a)を両端に
    設ける。 (チ) 所定の長さの布巾(2k)を多数重ねて、片方
    の端部に縫着部(3k)を設けた多層布巾(1k)を形
    成する。 (リ) 多層布巾(1k)の縫着部(3k)に緩挿した
    支持棒(26a)を支承部材(25a)の先端に支承
    し、その前面板(17a)をケース(11a)前部に着
    脱自在に取り付ける。
  2. 【請求項2】 連動機構部材(40b)の先端を延ばし
    てローラー(41b)を設けた、請求項1記載の手拭き
    器具。
  3. 【請求項3】 次の各項の内容を備えた手拭き器具。 (イ) 前面を空けたケース(11c)を形成し、両外
    側板(12c)の内側に縦のガイド機構(27c)を設
    ける。 (ロ) ガイド機構(27c)を介して上下動するガイ
    ド板(28c)を設け、 そのガイド板28cに、先端に捲りローラー(37c)
    と中部に支点部材(39c)を設けた捲り下げ部材(3
    8c)を軸止し、その両ガイド板(28c)の後部間
    に、引き下げローラー(34c)を取り付け、前部間
    に、ハンドル(31c)の両端に設けた支持板(30
    c)を取り付ける。 (ハ) 下部から上部前方にカーブを形成したガイド機
    構(47c)を設け、捲り下げ部材(38c)、引き下
    げローラー(34c)、支持板(30c)の軌道上に開
    口部(57c)を形成した内側板(46c)をケース
    (11c)の内側左右に取り付ける。 (ニ) 外側板(12c)内側にストッパー(55c)
    を取り付ける。 (ホ) 上部に横の開口部(21c)を設けてその下端
    中央から縦の開口部22cを形成した前面板(17c)
    に、先端が内側上部に突き出た支承部材(25c)を両
    端に設ける。 (ヘ) 所定の長さの布巾(2k)を多数重ねて、片方
    の端部に縫着部(3k)を設けた多層布巾(1k)を形
    成する。 (ト) 支承部材(25c)の先端に多層布巾(1k)
    の縫着部(3k)に緩挿した支持棒(26c)を支承
    し、その前面板(17c)をケース(11c)前部に着
    脱自在に取り付ける。
  4. 【請求項4】 両支持板(30d)間に、前面板(17
    d)の開口部(22d)から外に突き出る突起ハンドル
    (31d)を設け、両支持板(30d)に、先端の三角
    片を縦の開口部(22d)から外に曲げて出した摘み捲
    り部材(32d)を取り付けた、請求項3記載の手拭き
    器具。
  5. 【請求項5】 両支持板(30e)間に、前面板(17
    e)の縦の開口部(22e)から外に突き出る三角片を
    形成した突起ハンドル(31e)を取り付け、外側板
    (12e)内側にスプリング(56e)を設けた、請求
    項3記載の手拭き器具。
  6. 【請求項6】 次の各項の内容を備えた手拭き器具。 (イ) 前面上段を空けて下段前面板(16f)の上部
    にローラー(24f)を取り付けたケース(11f)を
    形成し、その背面板(14f)内側上部に挟持板(50
    f)を設けたバネ部材(49f)を取り付ける。 (ロ) 両外側板(12f)の内側下段前部にガイド機
    構(27f)を設け、そのガイド機構(27f)を介し
    て上下動するガイド板(28f)それぞれの上部に開閉
    ローラー(33f)を取り付け、その両ガイド板(28
    f)の上部間にはハンドル(31f)を取り付け、下部
    間に引き下げローラー(34f)を取り付ける。 (ハ) 下端中央から上方に縦の開口部(22f)を形
    成した前面板(17f)の内側上部に水平に挟持ローラ
    ー(48f)を取り付け、上方に枠を有して先端が内側
    下部に突き出した支承部材(25f)を両端に設ける。 (ニ) 所定の長さの布巾(2n)を多数重ねて、片方
    の端部に支持部(4n)を取り付けて縫着部(3n)を
    設けた多層布巾(1n)を形成する。 (ホ) 支承部材(25f)の先端に多層布巾(1n)
    の支持部(4n)を支承し、多層布巾(1n)の端部を
    挟持板(50f)と挟持ローラー(48f)で挟んで、
    その前面板(17f)を前面板(16f)上部との間に
    開口部(21f)を設けて、ケース(11f)の上段前
    部に着脱自在にとりつける。
  7. 【請求項7】 次の各項の内容を備えた手拭き器具。 (イ) 天板と上部前面を空けて、前面板(16g)上
    部に上端を空けた凸形の開口部(21g)を設け、その
    開口部(21g)の底部に水平のローラー(24g)を
    取り付けたケース(11g)を形成する。 (ロ) 両外側板(12g)内側に縦のガイド機構(2
    7g)を設け、そのガイド機構(27g)を介して上下
    動する上のガイド板(28g1)と下のガイド板(28
    g2)を形成する。 (ハ) 上の両ガイド板(28g1)の前部間にハンド
    ル(31g)を設け、下の両ガイド板(28g2)の下
    方前部間に引き下げローラー(34g)を取り付け、前
    記両ガイド板(28g2)の上方前部のそれぞれに開閉
    ローラー(33g)を取り付ける。 (ニ) 両外側板(12g)内側の上端と下端に設けた
    滑車(53g)を介して、糸部材(54g)で上の両ガ
    イド板(28g1)と下の両ガイド板(28g2)を左
    右それぞれ連結する。 (ホ) 外側板(12g)内側にストッパー(55g)
    を取り付ける。 (ヘ) ハンドル(31g)、開閉ローラー(33
    g)、引き下げローラ(34g)の軌道上に開口部(5
    7g)を形成した内側板46gをケース(11g)の内
    側左右に取り付ける。 (ト) 天板(13g)付き前面板(17g)の下端中
    央から上方に縦の開口部(22g)を形成し、その前面
    板(17g)内側上部に水平に挟持ローラー(48g)
    を取り付け、前記前面板(17g)の両端に、枠の下部
    を先端にした支承部材(25g)を内側に突き出して取
    り付ける。 (チ) 所定の長さの布巾(2n)を多数重ね、片方の
    端部に支持部(4n)を取り付けて縫着部(3n)を設
    けた多層布巾(1n)を形成する。 (リ) 多層布巾(1n)の支持部(4n)を支承部材
    (25g)の先端に支承し、多層布巾(1n)の端部を
    挟持ローラー(48g)とバネ部材(49g)を設けた
    押え部材(51g)で挟み、その押え部材(51g)を
    支承部材(25g)の枠の上部に止め、その前面板(1
    7g)をケース(11g)前面上段に着脱自在に取り付
    ける。
  8. 【請求項8】 両ガイド板(28h)間に、縦の開口部
    (22h)から外に突き出る三角片を形成した突起ハン
    ドル(31h)を設け、外側板(12h)内側にスプリ
    ング(56h)を設けた、請求項7記載の手拭き器具。
  9. 【請求項9】 両ガイド板(28i)間に縦の開口部
    (22i)から外に突き出る突起ハンドル(31i)を
    設け、その水平部左右に、左右の先端の三角片を縦の開
    口部(22i)から外に曲げて出した摘み捲り部材(3
    2i)を取り付けた、請求項7記載の手拭き器具。
  10. 【請求項10】 次の各項の内容を備えた手拭き器具。 (イ) 前面を空けたケース(11j)を形成し、その
    背面板(14j)内側上部に挟持板(50j)を設けた
    バネ部材(49j)を取付ける。 (ロ) 下端中央から上方に縦の開口部(22j)を形
    成した前面板(17j)の内側上部に挟持ローラー(4
    8j)を水平に取り付け、上方に枠を有して先端が内側
    下部に突き出した支承部材(25j)を両端に取り付け
    る。 (ハ) 所定の長さの布巾(2r)を多数重ね、片方の
    端部に支持部(4r)を取り付けて縫着部(3r)を設
    けた多層布巾(1r)を形成する。 (ニ) 多層布巾(1r)の支持部(4r)を支承部材
    (25j)の先端に支承し、多層布巾(1r)の端部を
    挟持板(50j)と挟持ローラー(48j)で挟んで、
    前面板(17j)をケース(11j)上段前面に着脱自
    在に取り付けた手拭き器具。
  11. 【請求項11】 二枚重ねて中央を縫着してそれぞれを
    折って、各表面に摘み(6k)を設けた布巾(2k)を
    多数組形成し、各組の布巾(2k)の縫着部分を一組ず
    つ順次縫着していき、最後の一組の布巾(2k)と最初
    の組の布巾(2k)の間に防水布巾(5k)を挟んで縫
    着して、輪状の縫着部(3k)を形成した多層布巾(1
    k)。
  12. 【請求項12】 二枚重ねて中央を縫着してそれぞれを
    折って、各表面に摘み(6r)を設けた布巾(2r)を
    多数組形成して重ね、支持部(4r)を設けて、最後部
    に防水布巾(5r)を取り付けて縫着部(3r)を形成
    した多層布巾(1r)。
  13. 【請求項13】 一枚の帯状の布を片方から所定の布巾
    (2n)の長さに折り、縦の両端を縫製して、表面に摘
    み(6n)を設けた布巾(2n)を順次形成して、支持
    部(4n)を設けて重ね、最後部に防水布巾(5n)を
    取り付けて縫着部(3n)を形成した多層布巾(1
    n)。
  14. 【請求項14】 一枚の帯状の布を片方から所定の布巾
    (2p)の長さに折り、横と縦の両端の合わせ目を縫製
    して、表面に摘み(6p)を設けて一枚の布巾(2p)
    を形成し、順次同様の布巾(2p)を形成し、最後の布
    巾(2p)と最初の布巾(2p)の間に防水布巾(5
    p)を挟んで縫着して輪状の縫着部(3p)を形成した
    多層布巾(1p)。
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