JPH07312032A - 記録再生方法及びそのシステム - Google Patents

記録再生方法及びそのシステム

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JPH07312032A
JPH07312032A JP6102867A JP10286794A JPH07312032A JP H07312032 A JPH07312032 A JP H07312032A JP 6102867 A JP6102867 A JP 6102867A JP 10286794 A JP10286794 A JP 10286794A JP H07312032 A JPH07312032 A JP H07312032A
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JP
Japan
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data
information
recording
video
disc
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Application number
JP6102867A
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English (en)
Inventor
Akira Takano
明 高野
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
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Publication of JPH07312032A publication Critical patent/JPH07312032A/ja
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  • Television Signal Processing For Recording (AREA)
  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
  • Management Or Editing Of Information On Record Carriers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ディスクドライブに映像、音声及びサブコー
ドデータを記録する際に、スペースデータを付加して、
1フレームの映像、音声及びサブコードデータをディス
クの物理的セクタ長のN倍となるようにすることで、構
成及び制御、並びに素材の管理を簡単にできるようにす
る。 【構成】 複数のディスクドライブ22、23、30、
31、34、35、42及び43と、記録時には、記録
すべき映像、音声及びサブコードデータの1フレーム分
のデータ量が、物理的セクタの記録容量のN倍となるよ
うにスペースを付加し、再生時には、再生された映像、
音声及びサブコードデータに付加されているスペースを
除去するよう制御するデータコントローラ20とを有す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば記録再生システ
ム等に適用して好適な記録再生方法及びそのシステムに
関する。
【0002】
【従来の技術】ディジタル、或いはアナログ映像及び音
声信号を記録媒体に記録する機器としては、VTRが一
般的である。しかしながら、パーソナルコンピュータや
ワークステーション等(以下コンピュータと記述する)
を用いた画像処理では、映像及び音声信号をハードディ
スクや光ディスク等に記録するといった技術が一般的に
なってきている。これに伴って、VTRで再生した再生
映像及び音声信号を、ハードディスクに記録することの
できる記録再生システムも提案されてきている。
【0003】図32は、このような記録再生システムの
一例であり、この図31に示す記録再生システムは、V
TRで再生したアナログ映像及び音声信号を、A−Dコ
ンバータによってディジタル映像及び音声信号に変換
し、変換して得られたディジタル映像及び音声信号を、
ディスクドライブ内のハードディスクに記録することが
できるものである。以下、この図32を参照して従来の
記録再生システムの構成及び動作について説明する。
【0004】図32に示す再生側VTR2にはインター
フェース回路7が接続され、更にこのインターフェース
回路7にはディスクドライブ8が接続されている。再生
側VTR2は、2つの記録再生ヘッド3及び4を、ヘッ
ド切り換え用のスイッチングパルスで切り換えられる、
スイッチ5の一方及び他方の固定接点5a及び5bに接
続し、このスイッチ5の可動接点5cを、VTR本体6
に接続して構成される。
【0005】インターフェース回路7は、図示せずも、
再生側VTR2から供給されるアナログ映像及び音声信
号をディジタルデータに変換するA−Dコンバータと、
このA−Dコンバータの出力をディスクドライブ8に供
給するためのSCSI(Small Computer
Systems Interface)インターフェ
ース回路とで構成される。
【0006】次に、動作について説明する。
【0007】図32に示すように、ビデオ・テープ・カ
セット1は、再生側VTR2にセットされる。再生側V
TR2が再生状態になると、ビデオ・テープ・カセット
1からアナログ映像及び音声信号が再生される。再生さ
れたアナログ映像及び音声信号は、インターフェース回
路7のA−Dコンバータによってディジタル映像及び音
声信号に変換される。
【0008】A−Dコンバータからのディジタル映像及
び音声データは、この後SCSIインターフェース回路
を介してディスクドライブ8に供給され、このディスク
ドライブ8内のハードディスクディスクに記録される。
SCSIインターフェース回路は、A−Dコンバータ及
びディスクドライブ8間、並びにディスクドライブ8及
び出力端子9間のデータ転送処理を制御する。
【0009】以上のように、ハードディスクにディジタ
ル映像及び音声データを記録した場合、VTRとは異な
り、媒体に対する巻戻しや早送り動作を行う必要がない
ので、必要なデータをアクセスする時間がVTRと比較
して大幅に向上することができ、しかも、ハードディス
クは同じ場所を何度アクセスしても磁気テープのように
劣化することがない。従って、インターフェース回路7
の出力端子9に、例えばディジタル・マルチ・エフェク
タ(DME)及び音声ミクサを接続し、ハードディスク
ドライブ8からのディジタル映像データをDMEで処理
し、ハードディスクドライブ8からのディジタル音声デ
ータを音声ミクサで処理するようにした場合は、次に説
明するように、オペレータに効率の良い記録再生環境を
提供することができる。
【0010】つまり、高速に何度でも所望のデータのア
クセスを行うことが可能となるので、記録再生作業にお
いては、例えばオペレータが、自身で納得した記録再生
処理が行えるまで、何度でもDMEや音声ミクサを用い
た記録再生作業のやり直しを行うことができる。しか
も、オペレータは、VTRを用いた場合のように、VT
Rを操作して、磁気テープを何度も巻戻しさせたり、早
送りさせたりすることにより、磁気テープの位置を、所
望の再生開始ポイント或いはこのポイントの前後の位置
にするといった作業を行わなくても済む。
【0011】また、インターフェース回路7の出力端子
9に、例えば記録側VTRを接続し、ハードディスクド
ライブ8からのディジタル映像及び音声データを、記録
側VTRにセットしているビデオ・テープ・カセットに
記録する場合においても、記録すべき所望のデータを高
速にアクセスすることができるので、VTRを用いた場
合のように、VTRを操作して、磁気テープを何度も巻
戻しさせたり、早送りさせたりすることにより、磁気テ
ープの位置を、所望の再生開始ポイント或いはこのポイ
ントの前後の位置にするといった作業を行わなくても済
む。
【0012】尚、本出願人は先に、所定単位の画像デー
タの第1及び第2のポイントを表示手段に表示し、表示
手段上に表示された所定単位の第1及び第2のポイント
の画像データを指定手段で指定し、指定手段に指定され
た第1または第2のポイントの画像データのタイムコー
ドデータ、関連する機器の状態、識別番号を制御手段に
より表示することで、編集効率を向上させると共に、使
い勝手を向上させることができるようにした編集装置、
例えば画面上に表示したエディット単位の画像データを
ポインティングデバイスやキーボードを用いて削除、コ
ピー、移動、位置交換することにより、エディットファ
イルEDL1〜EDLnの内容を変更できるようにした
ので、複数のVTRを再生して再チェックしたり、キー
ボード等で記憶アドレス等を確認し、これを入力したり
する等の煩わしい作業を一切行うことなく編集作業がで
き、これによって、編集作業の効率化を図ることができ
ようにした編集装置を提案している(特願平5−874
13号参照)。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】ところで、図32に示
したようなVTRの再生信号をハードディスクに記録す
るようにした記録再生システムでは以下に説明するよう
な問題点があった。これについて図33を参照して説明
する。
【0014】図33は、図32に示した再生側VTR2
で再生して得られたアナログ映像及び音声信号を、イン
ターフェース回路7のA−Dコンバータでディジタル映
像及び音声データに変換してディスクドライブ8に供給
し、ディスクドライブ8内のハードディスクに記録した
場合の、ハードディスク上の記録状態を概念的に示す説
明図である。
【0015】図33において、Sn、Sn+1、・・・
・Sn+4、・・・・は、夫々ハードディスク上に設定
されている物理セクタを示し、また、図中に示す破線
は、夫々セクタの区切りを示す。これら物理セクタS
n、Sn+1、・・・・のセクタ長は、通常256By
teまたは512Byteである。
【0016】これに対し、再生側VTR2で再生され、
インターフェース回路7のA−Dコンバータでディジタ
ルデータに変換されて得られた、ディジタル映像及び音
声データ(例えば1フレーム分)のデータ量は、ハード
ディスクの1或いは複数セクタに収まるバイト数とする
ことは困難である。
【0017】従って、図33に概念的に示すように、デ
ィジタル映像及び音声データをハードディスクに記録す
ると、1フレーム分のディジタル映像及び音声データ
は、図中において太い枠線で示すように、ハードディス
クのn個のセクタに丁度収まるようには記録されない。
【0018】これについて、ディジタルVTRの場合を
例にとり説明する。ここでディジタルVTRを例にする
のは、アナログ映像及び音声信号をA−Dコンバータで
ディジタルデータに変換した場合のデータ量を、より具
体的に説明することができるからである。
【0019】例えば、D2フォーマットのディジタルV
TRでは、6本の記録トラックで1フィールドを構成す
るようにしており、1本の記録トラックは、エディット
ギャップ、ポストアンブル、プリアンブルを除くと、第
1のオーディオセクタ190Byte×6、第2のオー
ディオセクタ190Byte×6、ビデオセクタ190
Byte×204、第3のオーディオセクタ190By
te×6、第4のオーディオセクタ190Byte×6
からなる。
【0020】つまり、第1から第4の各オーディオセク
タは夫々1140Byte、ビデオセクタは38760
Byteとなり、従って、これらオーディオ及びビデオ
セクタのデータの合計である、1トラックの全データ量
は、43320Byteとなる。従って、1フレームの
データ量は、519840Byte(43320Byt
e×6×2)となる。
【0021】1フレーム分のデータ量である、5198
40Byteを256で割ると、「2030 余り 1
60(Byte)」となり、1フレーム分のデータ量で
ある、519840Byteを512で割ると、「10
15 余り 160(Byte)」となる。
【0022】つまり、何れも256Byte、512B
yteのn倍となっていない。従って、図33に示した
ように、1フレーム分の映像及び音声データをトラック
毎にハードディスクに記録した場合、1つのフレームの
データは、ハードディスクの物理セクタに丁度収まるよ
うに記録することができない。
【0023】また、1トラック分のデータ量である、4
3320Byteを256で割ると、「169 余り
56(Byte)」となり、1トラック分のデータ量で
ある、43320Byteを512で割ると、「84
余り 12(Byte)」となる。
【0024】つまり、何れも256Byte、512B
yteのn倍となっていない。従って、図33に示した
ように、映像及び音声データをトラック毎にハードディ
スクに記録した場合、1つのトラックのデータは、ハー
ドディスクの設定物理セクタに丁度収まるように記録す
ることができない。
【0025】ハードディスクドライブのアクセスの単位
は、周知のように、設定物理セクタ単位となる。従っ
て、図33に示す太い枠線のように、1フレーム或いは
1トラックのデータが、ハードディスク上のnセクタに
丁度収まらないので、この太い枠線での範囲に記録され
ている、1フレーム分のディジタル映像及び音声データ
を読み出す場合は、次のようになる。
【0026】即ち、図33に示したハードディスク上
の、太い枠線で示す範囲に記録されている、1フレーム
分の映像及び音声データを、上述したコントローラ等を
操作して読み出すよう、インターフェース回路7を介し
てディスクドライブ8に指示した場合、ディスクドライ
ブ8は、セクタSn、Sn+1、Sn+2の順にアクセ
スを行うので、コントローラは、セクタSn、Sn+1
及びSn+2全てのデータから、図33に示した太い枠
線で示す範囲のデータだけを抜き出さなければならな
い。
【0027】太い枠線で示す範囲のデータだけを抜き出
すには、太い枠線で示す範囲の先頭及び終わりのアドレ
スを保持していなければならない。つまり、コントロー
ラは、ディジタル映像及び音声データをハードディスク
に記録した時点で、フレーム毎に、ハードディスク上の
セクタ番号及びアドレスを保持しなければならなくな
る。
【0028】つまり、図32に示したように、アナログ
VTRで再生したアナログ映像及び音声信号を、A−D
コンバータによってディジタルデータに変換し、このデ
ィジタルデータをハードディスク等に記録し、このハー
ドディスクに記録した映像及び音声データを読み出すよ
うにした場合は、映像及び音声データを映像及び音声デ
ータとして扱う機器、例えばDME、音声ミクサ、編集
機、各種VTRでは、映像及び音声データを、フレーム
単位で扱わなければならず、映像及び音声データを記録
再生すべきディジタルデータとして扱う機器、例えばデ
ィスクドライブ等では、映像及び音声データを、ハード
ディスクにおけるセクタ単位で扱わなければならなくな
る。
【0029】従って、少なくとも、ハードディスクに記
録されている映像及び音声データを再生した場合に、例
えば保持しておいた、各フレームのハードディスク上に
おけるセクタ番号及びアドレスに基いて、セクタ単位で
再生されて供給される映像及び音声データを、フレーム
毎の映像及び音声データに変換して出力しなければなら
なくなる。
【0030】これは勿論、コントローラ等で映像及び音
声データを、1フレーム分、数フレーム分、或いは数百
フレーム分を1つのファイルとして、ハードディスクに
記録した場合も同様である。
【0031】従って、ハードディスクに記録した映像及
び音声データの管理が非常に複雑になり、ハードディス
クに記録されている映像及び音声データを用いた記録再
生処理も複雑になり、これによって、装置やシステムの
規模が大規模になるという不都合があった。
【0032】本発明はこのような点を考慮してなされた
もので、映像や音声を記録するメディアをディスクとし
た場合に、ディスクに記録した映像及び音声データの管
理を簡単にし、ディスクに記録されている映像及び音声
データを用いた記録再生処理を簡単にし、これによっ
て、装置やシステムを簡単、且つ、小型化することので
きる記録再生方法及びそのシステムを提案しようとする
ものである。
【0033】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、入力情報
或いは再生情報を記録媒体DISC1、DISC2、・
・・・DISC8に記録する際に、入力情報或いは再生
情報の各所定単位情報の情報量が、記録媒体DISC
1、DISC2、・・・・DISC8の設定物理単位の
情報量のN倍となるように、入力情報或いは再生情報の
各所定単位情報に記録単位補正用の情報を付加し、記録
媒体DISC1、DISC2、・・・・DISC8に記
録されている情報を再生する際に、記録媒体DISC
1、DISC2、・・・・DISC8から再生して得ら
れた再生情報から記録単位補正用の情報を除去すること
により、再生情報の各所定単位情報の情報量を、入力情
報或いは再生情報の各所定単位情報の情報量とするよう
にした記録再生方法である。
【0034】第2の発明は、入力情報或いは再生情報を
複数の記録媒体DISC1、DISC2、・・・・DI
SC8に記録する際に、入力情報或いは再生情報の各所
定単位情報に、少なくとも入力情報或いは再生情報の種
類、時間、媒体等を示す関連情報を付加し、関連情報を
付加した入力情報或いは再生情報の各所定単位情報の情
報量が、複数の記録媒体DISC1、DISC2、・・
・・DISC8の設定物理単位の情報量のN倍となるよ
うに、関連情報を付加した入力情報或いは再生情報の各
所定単位情報に記録単位補正用の情報を付加し、複数の
記録媒体DISC1、DISC2、・・・・DISC8
に記録されている情報を再生する際に、複数の記録媒体
DISC1、DISC2、・・・・DISC8から再生
して得られた再生情報から記録単位補正用の情報を除去
すると共に、関連情報を得、この関連情報に基いて元の
情報を再構成するようにした記録再生方法である。
【0035】第3の発明は、映像信号をディスクDIS
C1、DISC2、・・・・DISC8に記録する際
に、映像信号のフィールド或いはフレームの情報量が、
ディスクDISC1、DISC2、・・・・DISC8
の1セクタの記録容量のN倍となるように、映像信号の
フィールド或いはフレームの構成情報に記録単位補正用
の情報を付加し、ディスクDISC1、DISC2、・
・・・DISC8に記録されている映像信号を再生する
際に、ディスクDISC1、DISC2、・・・・DI
SC8から再生して得られた再生映像信号のフィールド
或いはフレームの構成情報から記録単位補正用の情報を
除去することにより、再生映像信号のフィールド或いは
フレームの情報量を、映像信号のフィールド或いはフレ
ームの構成情報の情報量とするようにした記録再生方法
である。
【0036】第4の発明は、映像信号をディスクDIS
C1、DISC2、・・・・DISC8に記録する際
に、映像信号のフィールド或いはフレームを構成する、
映像、音声及びサブコードの各情報量が、夫々ディスク
DISC1、DISC2、・・・・DISC8の1セク
タの記録容量のN倍となるように、映像信号のフィール
ド或いはフレームを構成する、映像、音声及びサブコー
ドに夫々記録単位補正用の情報を付加し、ディスクDI
SC1、DISC2、・・・・DISC8に記録されて
いる映像信号を再生する際に、ディスクDISC1、D
ISC2、・・・・DISC8から再生して得られた再
生映像信号のフィールド或いはフレームを構成する映
像、音声及びサブコードに付加されている記録単位補正
用の情報を除去することにより、再生映像信号フィール
ド或いはフレームの情報量を、映像信号のフィールド或
いはフレームの構成情報の情報量とするようにした記録
再生方法である。
【0037】第5の発明は、映像信号のフィールド或い
はフレームを構成する、映像、音声及びサブコードを夫
々複数のディスクDISC1、DISC2、・・・・D
ISC8に別々に記録する際に、映像信号のフィールド
或いはフレームを構成する、映像、音声及びサブコード
に、少なくとも映像信号の種類、時間、媒体等を示す関
連情報を付加し、関連情報を付加した映像信号のフィー
ルド或いはフレームを構成する、映像、音声及びサブコ
ードの情報量が、ディスクDISC1、DISC2、・
・・・DISC8の1セクタの記録容量のN倍となるよ
うに、関連情報を付加した映像信号のフィールド或いは
フレームを構成する、映像、音声及びサブコードに記録
単位補正用の情報を付加し、複数のディスクDISC
1、DISC2、・・・・DISC8に記録されている
映像信号を再生する際に、複数のディスクDISC1、
DISC2、・・・・DISC8から再生して得られた
再生映像、音声及びサブコードから記録単位補正用の情
報を除去し、更に、関連情報を得、この関連情報に基い
て再生された再生映像、音声及びサブコードデータを元
のフィールド或いはフレームのデータとして再構成する
ようにした記録再生方法である。
【0038】第6の発明は、映像信号とサブコードから
なる第1の複合ブロック、音声信号及びサブコードから
なる第2の複合ブロックを夫々複数のディスクDISC
1、DISC2、・・・・DISC8に別々に記録する
際に、第1の複合ブロック及び第2の複合ブロックに、
少なくとも元の映像信号を限定するための制御情報を夫
々付加し、制御情報を付加した第1及び第2の複合ブロ
ックの各情報量が、ディスクDISC1、DISC2、
・・・・DISC8の1セクタの記録容量のN倍となる
ように、制御情報を付加した第1及び第2の複合ブロッ
クに夫々記録単位補正用の情報を付加し、複数のディス
クDISC1、DISC2、・・・・DISC8に記録
されている映像信号を再生する際に、複数のディスクD
ISC1、DISC2、・・・・DISC8から再生し
て得られた第1及び第2の複合ブロックのデータから夫
々記録単位補正用の情報を除去し、更に、制御情報を
得、この制御情報に基いて、再生された第1及び第2の
複合ブロックのデータから元の映像信号を得るようにし
た記録再生方法である。
【0039】第7の発明は、ディスクドライブ22、2
3、30、31、34、35、42及び43と、ディス
クドライブ22、23、30、31、34、35、42
及び43にセットされているディスクDISC1、DI
SC2、・・・・DISC8情報を記録する際には、情
報の所定単位情報が、ディスクドライブ22、23、3
0、31、34、35、42及び43にセットされてい
るディスクDISC1、DISC2、・・・・DISC
8の設定記録単位のN倍となるように、情報の各所定単
位情報に記録単位補正用の情報を付加し、ディスクドラ
イブ22、23、30、31、34、35、42及び4
3のディスクDISC1、DISC2、・・・・DIS
C8に記録されている情報を再生する際には、ディスク
ドライブ22、23、30、31、34、35、42及
び43からの再生情報の各所定単位情報に付加されてい
る記録単位補正用の情報を除去するデータ制御手段20
とを有する記録再生システムである。
【0040】第8の発明は、複数のディスクドライブ2
2、23、30、31、34、35、42及び43と、
複数のディスクドライブ22、23、30、31、3
4、35、42及び43に夫々セットされているディス
クDISC1、DISC2、・・・・DISC8に映像
信号を記録する際に、映像信号のフィールド或いはフレ
ームの全情報量が、複数のディスクドライブ22、2
3、30、31、34、35、42及び43に夫々セッ
トされている各ディスクDISC1、DISC2、・・
・・DISC8の設定記録単位のN倍となるように、フ
ィールド或いはフレーム毎に記録単位補正用の情報を付
加し、複数のディスクドライブ22、23、30、3
1、34、35、42及び43の各ディスクDISC
1、DISC2、・・・・DISC8に記録されている
映像信号を再生する際には、複数のディスクドライブ2
2、23、30、31、34、35、42及び43から
の再生映像信号から記録単位補正用の情報を除去するデ
ータ制御手段20とを有する記録再生システムである。
【0041】第9の発明は、データ制御手段20を、入
力される映像信号、或いは出力する映像信号を一旦保持
するための複数のキャッシュ124、126、128、
132、134、137、139と、複数のキャッシュ
124、126、128、132、134、137、1
39から読み出した映像信号を複数のディスクドライブ
22、23、30、31、34、35、42及び43に
供給する際に、映像信号にフィールド毎或いはフレーム
毎に記録単位補正用の情報を付加し、複数のディスクド
ライブ22、23、30、31、34、35、42及び
43から読み出した映像信号に付加されている記録単位
補正用の情報を除去するデータ処理手段200と、記録
時にはデータ処理手段200からの映像信号を複数のデ
ィスクドライブ22、23、30、31、34、35、
42及び43に選択的に転送し、再生時には複数のディ
スクドライブ22、23、30、31、34、35、4
2及び43からの映像信号をデータ処理手段200に転
送するデータ転送手段250とを有する記録再生システ
ムである。
【0042】第10の発明は、データ処理手段200
を、複数のキャッシュ124、126、128、13
2、134、137、139を、複数のディスクドライ
ブ22、23、30、31、34、35、42及び43
に選択的に接続するための接続手段201、202、・
・・・206と、記録時には映像信号に記録単位補正用
としてのスペースが入るようにし、再生時には再生され
た映像信号から記録単位補正用の情報を除去して映像信
号を読み出すように接続手段201、202、・・・・
206を制御する制御手段213、216、219とで
構成した記録再生システムである。
【0043】第11の発明は、データ転送手段250
を、データ処理手段200からの複数系統の映像信号用
の夫々複数のディスクドライブ22、23、30、3
1、34、35、42及び43と同数のバッファBF1
〜BF8、BF11〜BF18、BF21〜BF28、
BF31〜BF38、BF41〜BF48、BF51〜
BF58と、これらのバッファBF1〜BF8、BF1
1〜BF18、BF21〜BF28、BF31〜BF3
8、BF41〜BF48、BF51〜BF58と、複数
のディスクドライブ22、23、30、31、34、3
5、42及び43とを選択的に接続する選択手段25
3、254、・・・・260とで構成した記録再生シス
テムである。
【0044】第12の発明は、複数のディスクドライブ
22、23、30、31、34、35、42及び43
と、複数のディスクドライブ22、23、30、31、
34、35、42及び43にセットされているディスク
DISC1、DISC2、・・・・DISC8に、映像
信号をフィールド或いはフレームを構成する映像データ
からなるデータブロック毎、音声データからなるデータ
ブロック毎及びサブコードデータからなるデータブロッ
ク毎、或いは映像データ及びサブコードデータからなる
複合データブロック毎及び音声データ及びサブコードデ
ータからなる複合データブロック毎に記録する際に、デ
ータブロック或いは複合データブロックに少なくとも元
の映像信号に関連した制御情報を付加し、この制御情報
の付加されたデータブロック或いは複合データブロック
の各情報量、或いはフィールド或いはフレームを構成す
る全データブロックまたは全複合データブロックの合計
の情報量が、複数のディスクドライブに夫々セットされ
ている各ディスクの設定記録単位のN倍となるように、
制御情報を付加したデータブロック或いは複合データブ
ロックに記録単位補正用の情報を付加し、複数のディス
クドライブ22、23、30、31、34、35、42
及び43の各ディスクDISC1、DISC2、・・・
・DISC8に記録されている記録情報を再生する際に
は、複数のディスクドライブ22、23、30、31、
34、35、42及び43からのデータブロック或いは
複合データブロックから記録単位補正用の情報を除去す
ると共に、データブロック或いは複合データブロックに
夫々付加されている制御情報に基いて、データブロック
或いは複合データブロックから元の映像信号を得るデー
タ制御手段20とを有する記録再生システムである。
【0045】第13の発明は、データ制御手段20を、
入力される映像信号、或いは出力する映像信号を一旦保
持するための複数のキャッシュ124、126、12
8、132、134、137、139と、複数のキャッ
シュ124、126、128、132、134、13
7、139から読み出した映像信号を複数のディスクド
ライブに供給する際に、データブロック或いは複合デー
タブロックに記録単位補正用の情報及び制御情報を付加
し、複数のディスクドライブ22、23、30、31、
34、35、42及び43から読み出したデータブロッ
ク或いは複合データブロックに付加されている記録単位
補正用の情報を除去し、制御情報に基いてデータブロッ
ク或いは複合データブロックから元の映像信号を得るデ
ータ処理手段200と、記録時にはデータ処理手段20
0からのデータブロック或いは複合データブロックを複
数のディスクドライブ22、23、30、31、34、
35、42及び43に選択的に転送し、再生時には複数
のディスクドライブ22、23、30、31、34、3
5、42及び43からのデータブロック或いは複合デー
タブロックをデータ処理手段200に転送するデータ転
送手段250とを有する記録再生システムである。
【0046】第14の発明は、データ処理手段200
を、少なくとも元の映像信号に関連した制御データを記
憶するためのバッファ207、208、・・・・212
と、このバッファ207、208、・・・・212また
は複数のキャッシュ124、126、128、132、
134、137、139を、複数のディスクドライブ2
2、23、30、31、34、35、42及び43に選
択的に接続するための接続手段201、202、・・・
・206と、記録時にはデータブロック或いは複合デー
タブロック間に記録単位補正用としてのスペースと制御
データが入るようにし、再生時には再生されたデータブ
ロック或いは複合データブロックから記録単位補正用の
情報を除去してデータブロック或いは複合データブロッ
クを読み出ように接続手段201、202、・・・・2
06及びバッファ207、208、・・・・212を制
御する制御手段213、216、219とで構成した記
録再生システムである。
【0047】第15の発明は、データ転送手段250
を、データ処理手段200からの複数系統のデータブロ
ック或いは複合データブロック用の夫々複数のディスク
ドライブ22、23、30、31、34、35、42及
び43と同数のバッファBF1〜BF8、BF11〜B
F18、BF21〜BF28、BF31〜BF38、B
F41〜BF48、BF51〜BF58と、これらのバ
ッファBF1〜BF8、BF11〜BF18、BF21
〜BF28、BF31〜BF38、BF41〜BF4
8、BF51〜BF58と、複数のディスクドライブ2
2、23、30、31、34、35、42及び43とを
選択的に接続する選択手段253、254、・・・・2
60とで構成した記録再生システムである。
【0048】第16の発明は、複数のディスクドライブ
22、23、30、31、34、35、42及び43
と、複数のディスクドライブ22、23、30、31、
34、35、42及び43にセットされているディスク
DISC1、DISC2、・・・・DISC8に、映像
信号をフィールド或いはフレームを構成する映像データ
からなるデータブロック毎、音声データからなるデータ
ブロック毎及びサブコードデータからなるデータブロッ
ク毎、或いは映像データ及びサブコードデータからなる
複合データブロック毎及び音声データ及びサブコードデ
ータからなる複合データブロック毎に記録する際に、デ
ータブロック或いは複合データブロックに少なくともデ
ータの種類を示すID、元の媒体を示すリールID、タ
イムコード、フレーム構成か否かを示す独立情報からな
る制御データを付加し、この制御データの付加されたデ
ータブロック或いは複合データブロックの各情報量、或
いはフィールド或いはフレームを構成する全データブロ
ックまたは全複合データブロックの合計の情報量が、複
数のディスクドライブ22、23、30、31、33
4、35、42及び43に夫々セットされている各ディ
スクDISC1、DISC2、・・・・DISC8の設
定記録単位のN倍となるように、フレーム制御データを
付加したデータブロック或いは複合データブロックに記
録単位補正用の情報を付加し、複数のディスクドライブ
22、23、30、31、34、35、42及び43の
各ディスクDISC1、DISC2、・・・・DISC
8に記録されている記録情報を再生する際には、複数の
ディスクドライブ22、23、30、31、34、3
5、42及び43からのデータブロック或いは複合デー
タブロックから記録単位補正用の情報を除去すると共
に、データブロック或いは複合データブロックに夫々付
加されている制御データに基いて、データブロック或い
は複合データブロックから元の映像信号を得るデータ制
御手段20とを有する記録再生システムである。
【0049】第17の発明は、データ制御手段20を、
入力される映像信号、或いは出力する映像信号を一旦保
持するための複数のキャッシュ124、126、12
8、132、134、137、139と、複数のキャッ
シュ124、126、128、132、134、13
7、139から読み出した映像信号を複数のディスクド
ライブ22、23、30、31、34、35、42及び
43に供給する際に、データブロック或いは複合データ
ブロックに記録単位補正用の情報及び制御データを付加
し、複数のディスクドライブ22、23、30、31、
34、35、42及び43から読み出したデータブロッ
ク或いは複合データブロックに付加されている記録単位
補正用の情報を除去し、制御データに基いてデータブロ
ック或いは複合データブロックから元の映像信号を得る
データ処理手段200と、記録時にはデータ処理手段2
00からのデータブロック或いは複合データブロックを
複数のディスクドライブ22、23、30、31、3
4、35、42及び43に選択的に転送し、再生時には
複数のディスクドライブ22、23、30、31、3
4、35、42及び43からのデータブロック或いは複
合データブロックをデータ処理手段に転送するデータ転
送手段250とを有する記録再生システムである。
【0050】第18の発明は、データ処理手段200
を、複数のキャッシュ124、126、128、13
2、134、137、139から読み出した映像信号
の、映像データ、音声データ及びサブコードデータ、或
いは映像及びサブコードデータ、音声及びサブコードデ
ータに、上記制御データ及び上記記録単位補正用の情報
を付加するデータ付加手段303、304と、複数のデ
ィスクドライブ22、23、30、31、34、35、
42及び43からデータ転送手段250を介して供給さ
れるデータブロック或いは複合データブロックに付加さ
れている記録単位補正用の情報を除去する除去手段31
4と、複数のディスクドライブ22、23、30、3
1、34、35、42及び43からデータ転送手段25
0を介して供給されるデータブロック或いは複合データ
ブロックに付加されている制御データを判別する制御デ
ータ判別手段315、316、317と、この制御デー
タ判別手段315、316、317の判別結果に基いて
データブロック或いは複合データブロックから元の映像
信号を合成する映像信号合成手段318とで構成した記
録再生装置である。
【0051】第19の発明は、データ転送手段250
を、データ処理手段200からの複数系統のデータブロ
ック或いは複合データブロック用の夫々複数のディスク
ドライブ22、23、30、31、34、35、42及
び43と同数のバッファBF1〜BF8、BF11〜B
F18、BF21〜BF28、BF31〜BF38、B
F41〜BF48、BF51〜BF58と、これらのバ
ッファBF1〜BF8、BF11〜BF18、BF21
〜BF28、BF31〜BF38、BF41〜BF4
8、BF51〜BF58と、複数のディスクドライブ2
2、23、30、31、34、35、42及び43とを
選択的に接続する選択手段253、254、・・・・2
60とで構成した記録再生システムである。
【0052】
【作用】上述せる第1の発明によれば、入力情報或いは
再生情報を記録媒体DISC1、DISC2、・・・・
DISC8に記録する際に、入力情報或いは再生情報の
各所定単位情報の情報量が、記録媒体DISC1、DI
SC2、・・・・DISC8の設定物理単位の情報量の
N倍となるように、入力情報或いは再生情報の各所定単
位情報に記録単位補正用の情報を付加し、記録媒体DI
SC1、DISC2、・・・・DISC8に記録されて
いる情報を再生する際に、記録媒体DISC1、DIS
C2、・・・・DISC8から再生して得られた再生情
報から記録単位補正用の情報を除去することにより、再
生情報の各所定単位情報の情報量を、入力情報或いは再
生情報の各所定単位情報の情報量とする。これによっ
て、記録媒体DISC1、DISC2、・・・・DIS
C8に入力情報を記録する際には、入力情報を記録媒体
DISC1、DISC2、・・・・DISC8の設定物
理単位で記録媒体DISC1、DISC2、・・・・D
ISC8に記録することができ、記録媒体DISC1、
DISC2、・・・・DISC8から再生した再生情報
から元の入力情報を簡単に得ることができる。
【0053】上述せる第2の発明によれば、入力情報或
いは再生情報を複数の記録媒体DISC1、DISC
2、・・・・DISC8に記録する際に、入力情報或い
は再生情報の各所定単位情報に、少なくとも入力情報或
いは再生情報の種類、時間、媒体等を示す関連情報を付
加し、関連情報を付加した入力情報或いは再生情報の各
所定単位情報の情報量が、複数の記録媒体DISC1、
DISC2、・・・・DISC8の設定物理単位の情報
量のN倍となるように、関連情報を付加した入力情報或
いは再生情報の各所定単位情報に記録単位補正用の情報
を付加し、複数の記録媒体DISC1、DISC2、・
・・・DISC8に記録されている情報を再生する際
に、複数の記録媒体DISC1、DISC2、・・・・
DISC8から再生して得られた再生情報から記録単位
補正用の情報を除去すると共に、関連情報を得、この関
連情報に基いて元の情報を再構成する。これによって、
関連情報が付加された所定単位情報を記録媒体DISC
1、DISC2、・・・・DISC8に記録する場合
に、記録媒体DISC1、DISC2、・・・・DIS
C8の設定物理単位で記録でき、再生時においては、所
定単位情報の細かさに拘らず、元の情報を簡単に得るこ
とができる。
【0054】上述せる第3の発明によれば、映像信号を
ディスクDISC1、DISC2、・・・・DISC8
に記録する際に、映像信号のフィールド或いはフレーム
の情報量が、ディスクDISC1、DISC2、・・・
・DISC8の1セクタの記録容量のN倍となるよう
に、映像信号のフィールド或いはフレームの構成情報に
記録単位補正用の情報を付加し、ディスクDISC1、
DISC2、・・・・DISC8に記録されている映像
信号を再生する際に、ディスクDISC1、DISC
2、・・・・DISC8から再生して得られた再生映像
信号のフィールド或いはフレームの構成情報から記録単
位補正用の情報を除去することにより、再生映像信号の
フィールド或いはフレームの情報量を、映像信号のフィ
ールド或いはフレームの構成情報の情報量とする。これ
によって、これによって、ディスクDISC1、DIS
C2、・・・・DISC8に映像信号を記録する際に
は、映像信号のフィールド或いはフレームの全情報をデ
ィスクDISC1、DISC2、・・・・DISC8の
セクタ単位でディスクDISC1、DISC2、・・・
・DISC8に記録することができ、ディスクDISC
1、DISC2、・・・・DISC8から再生した再生
情報から元の映像信号を簡単に得ることができる。
【0055】上述せる第4の発明によれば、映像信号を
ディスクDISC1、DISC2、・・・・DISC8
に記録する際に、映像信号のフィールド或いはフレーム
を構成する、映像、音声及びサブコードの各情報量が、
夫々ディスクDISC1、DISC2、・・・・DIS
C8の1セクタの記録容量のN倍となるように、映像信
号のフィールド或いはフレームを構成する、映像、音声
及びサブコードに夫々記録単位補正用の情報を付加し、
ディスクDISC1、DISC2、・・・・DISC8
に記録されている映像信号を再生する際に、ディスクD
ISC1、DISC2、・・・・DISC8から再生し
て得られた再生映像信号のフィールド或いはフレームを
構成する映像、音声及びサブコードに付加されている記
録単位補正用の情報を除去することにより、再生映像信
号フィールド或いはフレームの情報量を、映像信号のフ
ィールド或いはフレームの構成情報の情報量とする。こ
れによって、ディスクDISC1、DISC2、・・・
・DISC8に映像信号のフィールド或いはフレームを
構成する映像、音声及びサブコードを記録する際には、
映像信号のフィールド或いはフレームを構成する映像、
音声及びサブコードをディスクDISC1、DISC
2、・・・・DISC8のセクタ単位でディスクDIS
C1、DISC2、・・・・DISC8に記録すること
ができ、ディスクDISC1、DISC2、・・・・D
ISC8から再生した映像信号のフィールド或いはフレ
ームを構成する映像、音声及びサブコードから元の映像
信号を簡単に得ることができる。
【0056】上述せる第5の発明によれば、映像信号の
フィールド或いはフレームを構成する、映像、音声及び
サブコードを夫々複数のディスクDISC1、DISC
2、・・・・DISC8に別々に記録する際に、映像信
号のフィールド或いはフレームを構成する、映像、音声
及びサブコードに、少なくとも映像信号の種類、時間、
媒体等を示す関連情報を付加し、関連情報を付加した映
像信号のフィールド或いはフレームを構成する、映像、
音声及びサブコードの情報量が、ディスクDISC1、
DISC2、・・・・DISC8の1セクタの記録容量
のN倍となるように、関連情報を付加した映像信号のフ
ィールド或いはフレームを構成する、映像、音声及びサ
ブコードに記録単位補正用の情報を付加し、複数のディ
スクDISC1、DISC2、・・・・DISC8に記
録されている映像信号を再生する際に、複数のディスク
DISC1、DISC2、・・・・DISC8から再生
して得られた再生映像、音声及びサブコードから記録単
位補正用の情報を除去し、更に、関連情報を得、この関
連情報に基いて再生された再生映像、音声及びサブコー
ドデータを元のフィールド或いはフレームのデータとし
て再構成する。これによって、ディスクDISC1、D
ISC2、・・・・DISC8に映像信号のフィールド
或いはフレームを構成する映像、音声及びサブコードを
記録する際には、映像信号のフィールド或いはフレーム
を構成する映像、音声及びサブコードをディスクDIS
C1、DISC2、・・・・DISC8のセクタ単位で
ディスクDISC1、DISC2、・・・・DISC8
に記録することができ、ディスクDISC1、DISC
2、・・・・DISC8から再生した映像信号のフィー
ルド或いはフレームを構成する映像、音声及びサブコー
ドから元の映像信号を簡単に得ることができると共に、
得られた映像信号の種類、時間、媒体を検出することが
できる。
【0057】上述せる第6の発明によれば、映像信号と
サブコードからなる第1の複合ブロック、音声信号及び
サブコードからなる第2の複合ブロックを夫々複数のデ
ィスクDISC1、DISC2、・・・・DISC8に
別々に記録する際に、第1の複合ブロック及び第2の複
合ブロックに、少なくとも元の映像信号を限定するため
の制御情報を夫々付加し、制御情報を付加した第1及び
第2の複合ブロックの各情報量が、ディスクDISC
1、DISC2、・・・・DISC8の1セクタの記録
容量のN倍となるように、制御情報を付加した第1及び
第2の複合ブロックに夫々記録単位補正用の情報を付加
し、複数のディスクDISC1、DISC2、・・・・
DISC8に記録されている映像信号を再生する際に、
複数のディスクDISC1、DISC2、・・・・DI
SC8から再生して得られた第1及び第2の複合ブロッ
クのデータから夫々記録単位補正用の情報を除去し、更
に、制御情報を得、この制御情報に基いて、再生された
第1及び第2の複合ブロックのデータから元の映像信号
得る。これによって、ディスクDISC1、DISC
2、・・・・DISC8に映像信号とサブコードからな
る第1の複合ブロック、音声信号及びサブコードからな
る第2の複合ブロックを記録する際には、映像信号とサ
ブコードからなる第1の複合ブロック、音声信号及びサ
ブコードからなる第2の複合ブロックをディスクDIS
C1、DISC2、・・・・DISC8のセクタ単位で
ディスクDISC1、DISC2、・・・・DISC8
に記録することができ、ディスクDISC1、DISC
2、・・・・DISC8から再生した映像信号とサブコ
ードからなる第1の複合ブロック、音声信号及びサブコ
ードからなる第2の複合ブロックから元の映像信号を簡
単に得ることができる。
【0058】上述せる第7の発明によれば、データ制御
手段20により、ディスクドライブ22、23、30、
31、34、35、42及び43にセットされているデ
ィスクDISC1、DISC2、・・・・DISC8情
報を記録する際には、情報の所定単位情報が、ディスク
ドライブ22、23、30、31、34、35、42及
び43にセットされているディスクDISC1、DIS
C2、・・・・DISC8の設定記録単位のN倍となる
ように、情報の各所定単位情報に記録単位補正用の情報
を付加し、ディスクドライブ22、23、30、31、
34、35、42及び43のディスクDISC1、DI
SC2、・・・・DISC8に記録されている情報を再
生する際には、ディスクドライブ22、23、30、3
1、34、35、42及び43からの再生情報の各所定
単位情報に付加されている記録単位補正用の情報を除去
する。これによって、ディスクDISC1、DISC
2、・・・・DISC8に情報を記録する際には、その
情報の所定単位情報をディスクDISC1、DISC
2、・・・・DISC8のセクタ単位でディスクDIS
C1、DISC2、・・・・DISC8に記録すること
ができ、ディスクDISC1、DISC2、・・・・D
ISC8から再生した情報から元の映像信号を簡単に得
ることができる。
【0059】上述せる第8の発明によれば、データ制御
手段20により、複数のディスクドライブ22、23、
30、31、34、35、42及び43に夫々セットさ
れているディスクDISC1、DISC2、・・・・D
ISC8に映像信号を記録する際に、映像信号のフィー
ルド或いはフレームの全情報量が、複数のディスクドラ
イブ22、23、30、31、34、35、42及び4
3に夫々セットされている各ディスクDISC1、DI
SC2、・・・・DISC8の設定記録単位のN倍とな
るように、フィールド或いはフレーム毎に記録単位補正
用の情報を付加し、複数のディスクドライブ22、2
3、30、31、34、35、42及び43の各ディス
クDISC1、DISC2、・・・・DISC8に記録
されている映像信号を再生する際には、複数のディスク
ドライブ22、23、30、31、34、35、42及
び43からの再生映像信号から記録単位補正用の情報を
除去する。これによって、ディスクDISC1、DIS
C2、・・・・DISC8に映像信号を記録する際に
は、映像信号のフィールド或いはフレームの全情報をデ
ィスクDISC1、DISC2、・・・・DISC8の
セクタ単位でディスクDISC1、DISC2、・・・
・DISC8に記録することができ、ディスクDISC
1、DISC2、・・・・DISC8から再生した再生
情報から元の映像信号を簡単に得ることができる。
【0060】上述せる第9の発明によれば、記録時にお
いては、データ処理手段200により、データ制御手段
20の複数のキャッシュ124、126、128、13
2、134、137、139から読み出した映像信号を
複数のディスクドライブ22、23、30、31、3
4、35、42及び43に供給する際に、映像信号にフ
ィールド毎或いはフレーム毎に記録単位補正用の情報を
付加し、データ転送手段250により、データ処理手段
200からの映像信号を複数のディスクドライブ22、
23、30、31、34、35、42及び43に選択的
に転送し、再生時には、データ転送手段250により、
複数のディスクドライブ22、23、30、31、3
4、35、42及び43からの映像信号をデータ処理手
段200に転送し、データ処理手段200により、複数
のディスクドライブ22、23、30、31、34、3
5、42及び43から読み出した映像信号に付加されて
いる記録単位補正用の情報を除去する。これによって、
ディスクDISC1、DISC2、・・・・DISC8
に映像信号を記録する際には、映像信号のフィールド或
いはフレームの全情報をディスクDISC1、DISC
2、・・・・DISC8のセクタ単位でディスクDIS
C1、DISC2、・・・・DISC8に記録すること
ができ、ディスクDISC1、DISC2、・・・・D
ISC8から再生した再生情報から元の映像信号を簡単
に得ることができる。
【0061】上述せる第10の発明によれば、記録時に
は映像信号に記録単位補正用としてのスペースが入るよ
うにし、再生時には再生された映像信号から記録単位補
正用の情報を除去して映像信号を読み出すように、複数
のキャッシュ124、126、128、132、13
4、137、139を、複数のディスクドライブ22、
23、30、31、34、35、42及び43に選択的
に接続するための接続手段201、202、・・・・2
06を制御手段213、216、219で制御する。こ
れによって、ディスクDISC1、DISC2、・・・
・DISC8に映像信号を記録する際には、映像信号の
フィールド或いはフレームの全情報をディスクDISC
1、DISC2、・・・・DISC8のセクタ単位でデ
ィスクDISC1、DISC2、・・・・DISC8に
記録することができ、ディスクDISC1、DISC
2、・・・・DISC8から再生した再生情報から元の
映像信号を簡単に得ることができる。
【0062】上述せる第11の発明によれば、データ処
理手段200からの複数系統の映像信号用の夫々複数の
ディスクドライブ22、23、30、31、34、3
5、42及び43と同数のバッファBF1〜BF8、B
F11〜BF18、BF21〜BF28、BF31〜B
F38、BF41〜BF48、BF51〜BF58と、
複数のディスクドライブ22、23、30、31、3
4、35、42及び43とを選択手段253、254、
・・・・260によって選択的に接続する。これによっ
て、データ処理手段200からの複数系統の映像信号を
複数のディスクドライブ22、23、30、31、3
4、35、42及び43に転送することができると共
に、複数のディスクドライブ22、23、30、31、
34、35、42及び43からの映像信号をデータ処理
手段200に転送することができる。
【0063】上述せる第12の発明によれば、データ制
御手段20により、複数のディスクドライブ22、2
3、30、31、34、35、42及び43にセットさ
れているディスクDISC1、DISC2、・・・・D
ISC8に、映像信号をフィールド或いはフレームを構
成する映像データからなるデータブロック毎、音声デー
タからなるデータブロック毎及びサブコードデータから
なるデータブロック毎、或いは映像データ及びサブコー
ドデータからなる複合データブロック毎及び音声データ
及びサブコードデータからなる複合データブロック毎に
記録する際に、データブロック或いは複合データブロッ
クに少なくとも元の映像信号に関連した制御情報を付加
し、この制御情報の付加されたデータブロック或いは複
合データブロックの各情報量、或いはフィールド或いは
フレームを構成する全データブロックまたは全複合デー
タブロックの合計の情報量が、複数のディスクドライブ
に夫々セットされている各ディスクの設定記録単位のN
倍となるように、制御情報を付加したデータブロック或
いは複合データブロックに記録単位補正用の情報を付加
し、複数のディスクドライブ22、23、30、31、
34、35、42及び43の各ディスクDISC1、D
ISC2、・・・・DISC8に記録されている記録情
報を再生する際には、複数のディスクドライブ22、2
3、30、31、34、35、42及び43からのデー
タブロック或いは複合データブロックから記録単位補正
用の情報を除去すると共に、データブロック或いは複合
データブロックに夫々付加されている制御情報に基い
て、データブロック或いは複合データブロックから元の
映像信号を得る。これによって、ディスクDISC1、
DISC2、・・・・DISC8にデータブロック或い
は複合データブロックを記録する際には、データブロッ
ク或いは複合データブロックの全情報をディスクDIS
C1、DISC2、・・・・DISC8のセクタ単位で
ディスクDISC1、DISC2、・・・・DISC8
に記録することができ、ディスクDISC1、DISC
2、・・・・DISC8から再生したデータブロック或
いは複合データブロックから元の映像信号を簡単に得る
ことができる。
【0064】上述せる第13の発明によれば、記録時に
おいては、データ処理手段200により、入力される映
像信号、或いは出力する映像信号を一旦保持するための
複数のキャッシュ124、126、128、132、1
34、137、139から読み出した映像信号を複数の
ディスクドライブに供給する際に、データブロック或い
は複合データブロックに記録単位補正用の情報及び制御
情報を付加し、データ転送手段250により、データ処
理手段200からのデータブロック或いは複合データブ
ロックを複数のディスクドライブ22、23、30、3
1、34、35、42及び43に選択的に転送し、再生
時においては、データ処理手段200により、複数のデ
ィスクドライブ22、23、30、31、34、35、
42及び43から読み出したデータブロック或いは複合
データブロックに付加されている記録単位補正用の情報
を除去し、制御情報に基いてデータブロック或いは複合
データブロックから元の映像信号を得、データ転送手段
250により、複数のディスクドライブ22、23、3
0、31、34、35、42及び43からのデータブロ
ック或いは複合データブロックをデータ処理手段200
に転送する。これによって、ディスクDISC1、DI
SC2、・・・・DISC8にデータブロック或いは複
合データブロックを記録する際には、データブロック或
いは複合データブロックの全情報をディスクDISC
1、DISC2、・・・・DISC8のセクタ単位でデ
ィスクDISC1、DISC2、・・・・DISC8に
記録することができ、ディスクDISC1、DISC
2、・・・・DISC8から再生したデータブロック或
いは複合データブロックから元の映像信号を簡単に得る
ことができる。
【0065】上述せる第14の発明によれば、記録時に
はデータブロック或いは複合データブロック間に記録単
位補正用としてのスペースと制御データが入るように
し、再生時には再生されたデータブロック或いは複合デ
ータブロックから記録単位補正用の情報を除去してデー
タブロック或いは複合データブロックを読み出ように、
少なくとも元の映像信号に関連した制御データを記憶す
るためのバッファ207、208、・・・・212と、
このバッファ207、208、・・・・212または複
数のキャッシュ124、126、128、132、13
4、137、139を、複数のディスクドライブ22、
23、30、31、34、35、42及び43に選択的
に接続するための接続手段201、202、・・・・2
06を、制御手段213、216、219で制御する。
これによって、ディスクDISC1、DISC2、・・
・・DISC8にデータブロック或いは複合データブロ
ックを記録する際には、データブロック或いは複合デー
タブロックの全情報をディスクDISC1、DISC
2、・・・・DISC8のセクタ単位でディスクDIS
C1、DISC2、・・・・DISC8に記録すること
ができ、ディスクDISC1、DISC2、・・・・D
ISC8から再生したデータブロック或いは複合データ
ブロックから元の映像信号を簡単に得ることができる。
【0066】上述せる第15の発明によれば、データ処
理手段200からの複数系統のデータブロック或いは複
合データブロック用の夫々複数のディスクドライブ2
2、23、30、31、34、35、42及び43と同
数のバッファBF1〜BF8、BF11〜BF18、B
F21〜BF28、BF31〜BF38、BF41〜B
F48、BF51〜BF58と、複数のディスクドライ
ブ22、23、30、31、34、35、42及び43
とを選択手段253、254、・・・・260によって
選択的に接続する。これによって、データ処理手段20
0からの複数系統の映像信号を複数のディスクドライブ
22、23、30、31、34、35、42及び43に
転送することができると共に、複数のディスクドライブ
22、23、30、31、34、35、42及び43か
らの映像信号をデータ処理手段200に転送することが
できる。
【0067】上述せる第16の発明によれば、データ制
御手段20により、複数のディスクドライブ22、2
3、30、31、34、35、42及び43にセットさ
れているディスクDISC1、DISC2、・・・・D
ISC8に、映像信号をフィールド或いはフレームを構
成する映像データからなるデータブロック毎、音声デー
タからなるデータブロック毎及びサブコードデータから
なるデータブロック毎、或いは映像データ及びサブコー
ドデータからなる複合データブロック毎及び音声データ
及びサブコードデータからなる複合データブロック毎に
記録する際に、データブロック或いは複合データブロッ
クに少なくともデータの種類を示すID、元の媒体を示
すリールID、タイムコード、フレーム構成か否かを示
す独立情報からなる制御データを付加し、この制御デー
タの付加されたデータブロック或いは複合データブロッ
クの各情報量、或いはフィールド或いはフレームを構成
する全データブロックまたは全複合データブロックの合
計の情報量が、複数のディスクドライブ22、23、3
0、31、334、35、42及び43に夫々セットさ
れている各ディスクDISC1、DISC2、・・・・
DISC8の設定記録単位のN倍となるように、フレー
ム制御データを付加したデータブロック或いは複合デー
タブロックに記録単位補正用の情報を付加し、複数のデ
ィスクドライブ22、23、30、31、34、35、
42及び43の各ディスクDISC1、DISC2、・
・・・DISC8に記録されている記録情報を再生する
際には、複数のディスクドライブ22、23、30、3
1、34、35、42及び43からのデータブロック或
いは複合データブロックから記録単位補正用の情報を除
去すると共に、データブロック或いは複合データブロッ
クに夫々付加されている制御データに基いて、データブ
ロック或いは複合データブロックから元の映像信号を得
る。これによって、ディスクDISC1、DISC2、
・・・・DISC8にデータブロック或いは複合データ
ブロックを記録する際には、データブロック或いは複合
データブロックの全情報をディスクDISC1、DIS
C2、・・・・DISC8のセクタ単位でディスクDI
SC1、DISC2、・・・・DISC8に記録するこ
とができ、データの種類を示すID、元の媒体を示すリ
ールID、タイムコード、フレーム構成か否かを示す独
立情報によって、ディスクDISC1、DISC2、・
・・・DISC8から再生したデータブロック或いは複
合データブロックから元の映像信号を簡単に得ることが
できると共に、再生して得られた映像信号の記録元を検
出することができる。
【0068】上述せる第17の発明によれば、記録時に
おいては、データ処理手段200により、入力される映
像信号、或いは出力する映像信号を一旦保持するための
複数のキャッシュ124、126、128、132、1
34、137、139から読み出した映像信号を複数の
ディスクドライブ22、23、30、31、34、3
5、42及び43に供給する際に、データブロック或い
は複合データブロックに記録単位補正用の情報及び制御
データを付加し、データ転送手段250により、データ
処理手段200からのデータブロック或いは複合データ
ブロックを複数のディスクドライブ22、23、30、
31、34、35、42及び43に選択的に転送し、再
生時においては、データ処理手段200により、複数の
ディスクドライブ22、23、30、31、34、3
5、42及び43から読み出したデータブロック或いは
複合データブロックに付加されている記録単位補正用の
情報を除去し、制御データに基いてデータブロック或い
は複合データブロックから元の映像信号を得、データ転
送手段250により、複数のディスクドライブ22、2
3、30、31、34、35、42及び43からのデー
タブロック或いは複合データブロックをデータ処理手段
200に転送する。これによって、ディスクDISC
1、DISC2、・・・・DISC8にデータブロック
或いは複合データブロックを記録する際には、データブ
ロック或いは複合データブロックの全情報をディスクD
ISC1、DISC2、・・・・DISC8のセクタ単
位でディスクDISC1、DISC2、・・・・DIS
C8に記録することができ、制御データに基いて、ディ
スクDISC1、DISC2、・・・・DISC8から
再生したデータブロック或いは複合データブロックから
元の映像信号を簡単に得ることができる。
【0069】上述せる第18の発明によれば、記録時に
おいては、データ付加手段303、304により、複数
のキャッシュ124、126、128、132、13
4、137、139から読み出した映像信号の、映像デ
ータ、音声データ及びサブコードデータ、或いは映像及
びサブコードデータ、音声及びサブコードデータに、制
御データ及び記録単位補正用の情報を付加し、再生時に
おいては、除去手段314により、複数のディスクドラ
イブ22、23、30、31、34、35、42及び4
3からデータ転送手段250を介して供給されるデータ
ブロック或いは複合データブロックに付加されている記
録単位補正用の情報を除去し、制御データ判別手段31
5、316、317により、複数のディスクドライブ2
2、23、30、31、34、35、42及び43から
データ転送手段250を介して供給されるデータブロッ
ク或いは複合データブロックに付加されている制御デー
タを判別し、映像信号合成手段318により、この制御
データ判別手段315、316、317の判別結果に基
いてデータブロック或いは複合データブロックから元の
映像信号を合成する。これによって、ディスクDISC
1、DISC2、・・・・DISC8にデータブロック
或いは複合データブロックを記録する際には、データブ
ロック或いは複合データブロックの全情報をディスクD
ISC1、DISC2、・・・・DISC8のセクタ単
位でディスクDISC1、DISC2、・・・・DIS
C8に記録することができ、制御データによって、ディ
スクDISC1、DISC2、・・・・DISC8から
再生したデータブロック或いは複合データブロックから
元の映像信号を簡単に得ることができる。
【0070】上述せる第19の発明によれば、データ処
理手段200からの複数系統のデータブロック或いは複
合データブロック用の夫々複数のディスクドライブ2
2、23、30、31、34、35、42及び43と同
数のバッファBF1〜BF8、BF11〜BF18、B
F21〜BF28、BF31〜BF38、BF41〜B
F48、BF51〜BF58と、複数のディスクドライ
ブ22、23、30、31、34、35、42及び43
とを、選択手段253、254、・・・・260によっ
て選択的に接続する。これによって、データ処理手段2
00からの複数系統の映像信号を複数のディスクドライ
ブ22、23、30、31、34、35、42及び43
に転送することができると共に、複数のディスクドライ
ブ22、23、30、31、34、35、42及び43
からの映像信号をデータ処理手段200に転送すること
ができる。
【0071】
【実施例】以下に、図1を参照して本発明記録再生方法
及びそのシステムの一実施例について詳細に説明する。
本発明記録再生方法及びそのシステムの一実施例の説明
は、次に示す項目説明を各項目の先頭に記載し、各項目
について次に示す順序で説明する。
【0072】A.本発明記録再生方法及びそのシステム
を適用した記録再生システムの構成及び動作の説明(図
1参照) B.図1の再生機21の内部構成例及びその動作の説明
(図2参照) C.図1の記録機24の内部構成例及びその動作の説明
(図3参照) D.テープフォーマットと記録における動作の説明(図
4参照) E.図1の入力部25の内部構成例及びその動作の説明
(図5参照) F.図1の再生出力部36、41、49、記録モニタ出
力部44の内部構成及びその動作説明(図6参照) G.図1のデータコントローラ20で用いられるディス
クアレイコントローラ115による、データコントロー
ラ20の接続状態の説明(図7参照) H.図7のデータ処理回路200の内部構成例及びその
動作説明(図8参照) I.図7のデータ転送回路250の内部構成例及びその
動作説明(図9、図10及び図11参照) J.図1のデータコントローラ20による3つのキャッ
シュを用いてディスクに映像及び音声データを記録する
場合の説明(図12参照) K.図7から図11に示したディスクアレイコントロー
ラ115と、図1に示したディスクドライブ22、2
3、30、31、34、35、42及び43との間の記
録時のデータ転送タイミングの説明(図13及び図14
参照) L.図7から図11に示したディスクアレイコントロー
ラ115と、図1に示したディスクドライブ22、2
3、30、31、34、35、42及び43との間の再
生時のデータ転送タイミングの説明(図15及び図16
参照) M.ディスク上の記録状態の説明(図17参照) N.NTSC方式の場合のディスク上のデータフォーマ
ットの説明(ブロック単位、セクタは512Byte)
(図18参照) O.NTSC方式の場合のディスク上のデータフォーマ
ットの説明(音声、サブコードのみ、セクタは512B
yte)(図19参照) P.PAL方式の場合のディスク上のデータフォーマッ
トの説明(ブロック単位、セクタは512Byte)
(図20参照) Q.PAL方式の場合のディスク上のデータフォーマッ
トの説明(音声、サブコードのみ、セクタは512By
te)(図21参照) R.PAL方式の場合のディスク上のデータフォーマッ
トの説明(ブロック単位、セクタは1024Byte)
(図22参照) S.PAL方式の場合のディスク上のデータフォーマッ
トの説明(音声、サブコードのみ、セクタは1024B
yte)(図23参照) T.PAL方式の場合のディスク上のデータフォーマッ
トの説明(ブロック単位、セクタは2048Byte)
(図24参照) U.PAL方式の場合のディスク上のデータフォーマッ
トの説明(音声、サブコードのみ、セクタは2048B
yte)(図25参照) V.フレーム制御データのフォーマットの一例の説明
(一実施例の他の例)(図26参照) W.データ毎にフレーム制御データを付加するフォーマ
ットの説明(一実施例の他の例)(図27参照) X.ブロック毎にフレーム制御データを付加するフォー
マットの説明(一実施例の他の例)(図28参照) Y.ディスクアレイコントローラ115で用いられるデ
ータ処理回路の他の構成及びその動作説明(一実施例の
他の例)(図29参照) Z.フレーム制御データを用いた場合の動作説明(一実
施例の他の例)(図30及び図31参照)
【0073】A.本発明記録再生方法及びそのシステム
を適用した記録再生システムの構成及び動作の説明(図
1参照)
【0074】この図1は本発明記録再生方法及びそのシ
ステムを適用した記録再生システムの構成例を示す構成
図である。
【0075】図1において20はデータコントローラで
あり、以下に説明する各機器間の映像及び音声データの
入出力を、後述するシステムコントローラ33の制御に
基いてコントロールする。21は再生機(例えばコンポ
ーネント記録方式、コンポジット記録方式、圧縮符号化
処理を行うコンポーネント或いはコンポジットディジタ
ル記録方式で磁気テープに記録された映像及び音声デー
タを再生するディジタルVTR)、22、23、30、
31、34、35、42及び43は夫々ディスクドライ
ブ(例えばハードディスクドライブや光ディスクドライ
ブやいわゆるシリコンディスク)、24は記録機であ
る。
【0076】ここで、記録機24は、例えばコンポーネ
ント記録方式、コンポジット記録方式、圧縮符号化処理
を行うコンポーネント或いはコンポジットディジタル記
録方式で磁気テープに映像及び音声データを記録、或い
は、この方式で磁気テープに記録された映像及び音声デ
ータを再生するディジタルVTRである。尚、ディスク
ドライブ22、23、30、31、34、35、42及
び43は、図示せずも夫々ディスクドライブ本体とディ
スクコントローラから構成されるものとする。
【0077】25は後述するが、映像及び音声の入力部
であり、26はディジタル映像データの入力端子、27
はアナログ映像信号の入力端子、28はディジタル音声
データの入力端子、29はアナログ音声信号の入力端子
であり、入力端子27及び29からのアナログ映像信号
及びアナログ音声信号のディジタル変換、入力端子26
からのディジタル映像データ及びディジタル変換した映
像データの圧縮符号化、圧縮符号化したディジタル映像
データ、アナログ音声データ及び後述するサブコード発
生回路32からのサブコードデータの混合を行い、混合
したディジタル映像及びディジタル音声データ(サブコ
ードデータも含む)をデータコントローラ20に供給す
る。
【0078】36は再生出力部であり、データコントロ
ーラ20からの再生ディジタル映像及び再生ディジタル
音声データP1の分離、再生ディジタル映像データの復
号化、復号化した再生ディジタル映像データのアナログ
化、再生ディジタル音声データのアナログ化を行い、再
生ディジタル映像データを出力端子37から、再生アナ
ログ映像信号を出力端子38から、再生ディジタル音声
データを出力端子39から、再生アナログ音声信号を出
力端子40から夫々出力する。41も再生出力部36と
同様に、データコントローラ20からの再生ディジタル
映像及び再生ディジタル音声データP2の分離、再生デ
ィジタル映像データの復号化、復号化した再生ディジタ
ル映像データのアナログ化、再生ディジタル音声データ
のアナログ化を行い、再生ディジタル映像データを出力
端子42から、再生アナログ映像信号を出力端子43か
ら、再生ディジタル音声データを出力端子44から、再
生アナログ音声信号を出力端子45から夫々出力する。
【0079】49は再生出力部36及び41と同様の再
生出力部であるが、この例では、この再生出力部49を
追加再生時の出力用とする。そしてこの再生出力部49
は、データコントローラ20からの追加再生ディジタル
映像及び追加再生ディジタル音声データP3の分離、追
加再生ディジタル映像データの復号化、復号化した追加
再生ディジタル映像データのアナログ化、追加再生ディ
ジタル音声データのアナログ化を行い、追加再生ディジ
タル映像データを出力端子50から、追加再生アナログ
映像信号を出力端子51から、追加再生ディジタル音声
データを出力端子52から、追加再生アナログ音声信号
を出力端子53から夫々出力する。
【0080】44は記録入力(映像や音声)をテレビジ
ョンモニタやスピーカ等でモニタするための記録モニタ
出力部であり、データコントローラ20からの記録入力
ディジタル映像及び記録入力ディジタル音声データRi
nの分離、記録入力ディジタル映像データの復号化、復
号化した記録入力ディジタル映像データのアナログ化、
記録入力ディジタル音声データのアナログ化を行い、記
録入力ディジタル映像データを出力端子50から、記録
入力アナログ映像信号を出力端子51から、記録入力デ
ィジタル音声データを出力端子52から、記録入力アナ
ログ音声信号を出力端子53から夫々出力する。
【0081】32はサブコード発生回路であり、後述す
るシステムコントローラ33からの制御に基いてサブコ
ードデータを発生し、発生したサブコードデータを入力
部25に供給する。システムコントローラ33は、図1
から分かるように、再生機21、記録機24、サブコー
ド発生回路32、データコントローラ20を、バスを介
して制御すると共に、図示を省略したが、ディスクドラ
イブ22、23、30、31、34、35、42及び4
3、再生出力部36、41及び49、記録モニタ出力部
44をも制御する。また、33a、33b及び33cは
夫々従来から使用されている機器とこの記録再生システ
ムとを接続し、再生機21、記録機24、ディスクドラ
イブ22、23、30、31、34、35、42及び4
3を独立して制御できるようにするための制御用のコネ
クタ(例えば9ピンコネクタ)である。また、33dは
この記録再生システムを用いて各種記録再生作業を行う
ための表示部や操作キーを有する操作パネルである。
【0082】つまり、この図1に示す記録再生システム
は、映像及び音声データの入出力及び制御を行うデータ
コントローラ20の入力端子に再生機21の出力端子を
接続し、このデータコントローラ20の入出力端子にデ
ィスクドライブ22、23、30、31、34、35、
42及び43の入出力端子を接続し、このデータコント
ローラ20の入力端子に記録機24の出力端子(レコー
ダアウト端子)を接続し、このデータコントローラ20
の出力端子に記録機24の入力端子(レコーダイン端
子)を接続し、このデータコントローラ20の入力端子
に入力部25の出力端子を接続し、このデータコントロ
ーラ20の入出力端子にサブコード発生回路32の入出
力端子を接続し、このデータコントローラ20の出力端
子に再生出力部36の入力端子を接続し、このデータコ
ントローラ20の入力端子に再生出力部36の出力端子
を接続し、このデータコントローラ20の出力端子に再
生出力部41の入力端子を接続し、このデータコントロ
ーラ20の入力端子に再生出力部41の出力端子を接続
し、このデータコントローラ20の出力端子に記録モニ
タ出力部44の入力端子を接続し、このデータコントロ
ーラ20の入力端子に記録モニタ出力部44の出力端子
を接続し、このデータコントローラ20の出力端子に再
生出力部49の入力端子を接続し、このデータコントロ
ーラ20の入力端子に再生出力部49の出力端子を接続
し、以上の各構成要素とシステムコントローラ33を夫
々接続して構成する。
【0083】ここで、ディスクドライブ22、23、3
0、31、34、35、42及び43とデータコントロ
ーラ20との接続は、例えばSCSI(Small C
omputer Systems Interfac
e)、SCSI−2またはSCSI−3で行う。SCS
I−2で行う場合は、Fast SCSIとWideS
CSIの何れのインターフェースを用いても良い。Fa
st SCSIを用いた場合はWide SCSIより
も汎用性と転送速度の向上を図ることができる。
【0084】次に、図1に示した記録再生システムの動
作について説明する。システムコントローラ33の操作
パネル33或いはコネクタ33a、33bまたは33c
を介して外部の記録再生機やコントローラの操作部を介
して記録再生システムに指示が与えられると、システム
コントローラ33はその指示に対応する制御信号を各構
成要素に与える。再生機21はシステムコントローラ3
3からの制御信号によって再生状態となる。この再生機
21からの再生映像及び音声データはデータコントロー
ラ20を介してディスクドライブ22、23、30、3
1、34、35、42または43に供給される。ディス
クコントローラ22、23、30、31、34、35、
42または43は、データコントローラ20からの映像
及び音声データを、図示しない各々にセットされている
ディスクに記録する。
【0085】また、入力端子26を介して外部から供給
されるディジタル映像データは入力部25において圧縮
符号化処理された後に入力端子28を介して外部から供
給されるディジタル音声データと混合され、この後デー
タコントローラ20に供給される。また、入力端子27
を介して外部から供給されるアナログ映像信号は入力部
25においてディジタル映像データに変換され、圧縮符
号化処理される。一方、入力端子29を介して外部から
供給されるアナログ音声信号は入力部25においてディ
ジタル音声データに変換され、入力端子27を介して外
部から供給され、ディジタル変換され、圧縮符号化され
たディジタル映像データと混合された後にデータコント
ローラ20に供給される。
【0086】データコントローラ20に供給された入力
部25からのディジタル映像及び音声データはディスク
ドライブ22、23、30、31、34、35、42ま
たは43に記録される。何れの場合においても、再生機
21からの再生映像及び音声データ、入力部25を介し
て供給される映像及び音声データ、ディスクドライブ2
2、23、30、31、34、35、42及び43のデ
ィスクに一旦記録され、再生された再生映像及び音声デ
ータを用いて記録再生を行うことになる。この記録再生
システムでは、例えばいわゆるA/Bロール記録再生を
特に簡単に行えるようにしている。
【0087】データコントローラ20からの再生映像及
び音声データP1は再生出力部36に供給され、この再
生出力部36において映像と音声とに分離された後にア
ナログ、或いはディジタルの映像及び音声信号として出
力される。データコントローラ20からの再生映像及び
音声データP2は再生出力部41に供給され、この再生
出力部41において映像と音声とに分離された後にアナ
ログ、或いはディジタルの映像及び音声信号として出力
される。またデータコントローラ20からの追加再生映
像及び音声データP3は再生出力部49に供給され、こ
の再生出力部49において映像と音声とに分離された後
にアナログ、或いはディジタルの映像及び音声信号とし
て出力される。
【0088】データコントローラ20からの記録入力R
inは記録モニタ出力部44に供給され、この記録モニ
タ出力部44において映像と音声とに分離された後にア
ナログ、或いはディジタルの映像及び音声信号として出
力される。アナログ映像信号はテレビジョンモニタ等に
供給され、その管面上に現在記録中の映像信号の画像と
して映出され、アナログ音声信号はアンプ(音声増幅
機)等を介してスピーカに供給され、現在記録中の音声
信号の音声として出力される。ディジタル映像データや
ディジタル音声データの場合は、ディジタル映像及び音
声データの入力用の端子を有する機器を経て上述と同様
にモニタ用として用いられる。勿論、アナログ映像及び
音声信号も、ディジタル映像及び音声信号も更に他の記
録機器(例えばVTRやディスクドライブ、或いは図1
と同様の記録再生システム等)に供給して用いることも
可能である。
【0089】B.図1の再生機21の内部構成例及びそ
の動作の説明(図2参照)
【0090】図2は図1に示した本発明記録再生方法及
びそのシステムを適用した記録再生システムの再生機2
1の構成例を示す構成図である。
【0091】この図2において、54は磁気テープ、5
5a及び55bは、図示しない回転ドラムに搭載された
再生ヘッド、56a及び56bは、夫々再生ヘッド55
a及び55bからの再生信号を増幅するための増幅回路
(イコライザも含む)である。増幅回路56aの出力端
をスイッチSW1の一方の固定接点aに接続し、増幅回
路56bの出力端をスイッチSW1の他方の固定接点b
に接続し、このスイッチSW1の可動接点cをチャンネ
ルデコーディング回路57の入力端に接続する。スイッ
チSW1の可動接点cは、システムコントローラ63か
らのヘッド切り換え信号によって、一方または他方の固
定接点aまたはbに接続される。
【0092】チャンネルデコーディング回路57は、ス
イッチSW1を介して増幅回路56aまたは56bから
供給される再生データを復調し、ディジタル映像及び音
声データを抽出する。チャンネルデコーディング回路5
7からのディジタル映像及び音声データは、内符号訂正
回路58に供給される。内符号訂正回路58は、チャン
ネルデコーディング回路57からのディジタル映像及び
音声データに対し、内符号を用いてランダムエラーの訂
正を行う。この内符号訂正回路58からのランダムエラ
ー訂正済みのディジタル映像及び音声データは、時間補
正回路(TBC)59に供給される。
【0093】時間補正回路59は、内符号訂正回路58
からのディジタル映像及び音声データの時間軸を補正
し、補正出力を外符号訂正回路60に供給する。外符号
訂正回路60は、内符号訂正回路58からのエラーフラ
グ及び外符号を用いて、時間補正回路59からのディジ
タル映像及び音声データに対し、バーストエラーの訂正
を行う。この外符号訂正回路60の出力は、図1に示し
たデータコントローラ20に供給される。
【0094】62はテープローディング機構や回転ドラ
ム、回転ドラムの駆動機構等を備えるテープトランスポ
ート部、63は図1に示したシステムコントローラ33
から入出力端子64を介して供給される制御信号に基い
てテープトランスポート62の駆動制御、チャンネルデ
コーディング回路57、内符号訂正回路58、時間補正
回路59及び外符号訂正回路60のタイミング制御を行
うシステムコントローラである。
【0095】次に、動作について説明する。再生機21
のテープトランスポート部62にビデオテープカセット
がセットされた後に、図1に示したシステムコントロー
ラ33からの制御信号が、図2に示す入出力端子62を
介してシステムコントローラ63に供給されると、シス
テムコントローラ63は、テープトランスポート部6
2、チャンネルデコーディング回路57、内符号訂正回
路58、時間補正回路59、外符号訂正回路60に夫々
制御信号を供給する。
【0096】この状態で磁気テープ54の記録トラック
は、再生ヘッド55a及び55bによって順次走査さ
れ、これによって磁気テープ54に記録されている映像
及び音声データが再生される。再生映像及び音声データ
は、増幅回路56で増幅された後に、チャンネルデコー
ディング回路57に供給され、このチャンネルデコーデ
ィング回路57において復調された後に、内符号訂正回
路58に供給される。内符号訂正回路58に供給された
映像及び音声データは、ここで内符号(インナーパリテ
ィ)を用いたエラー訂正処理が施された後に、エラーフ
ラグと共に時間補正回路59に供給される。時間補正回
路59に供給された映像及び音声データはここで時間軸
の補正処理が施された後に、外符号訂正回路60に供給
される。
【0097】外符号訂正回路60に供給された映像及び
音声データは、ここで外符号(アウターパリティ)及び
エラーフラグを用いたエラー訂正処理が施される。尚、
図示せずも、外符号訂正回路60においてエラー訂正で
きない映像及び音声データについてはエラーフラグが立
てられ、このエラーフラグが立っている映像及び音声デ
ータについてはエラー修整回路において例えば前後のデ
ータの平均値、前のデータ等でエラー修整が施され、こ
の後、出力端子61を介して図1に示したデータコント
ローラ20に供給される。
【0098】C.図1の記録機24の内部構成例及びそ
の動作の説明(図3参照)
【0099】図3は図1に示した記録再生システムの記
録機24の構成例を示す構成図である。
【0100】この図3において、図1に示したデータコ
ントローラ20からの映像及び音声データは、入力端子
65を介して外符号付加回路66に供給される。この外
符号付加回路66は、入力端子65を介して供給される
映像及び音声データに、夫々外符号を付加する。この外
符号付加回路66において外符号が付加された映像及び
音声データは、時間補正回路(TBC)67に供給され
る。時間補正回路67は、外符号付加回路66からのデ
ィジタル映像及び音声データの時間を補正する。
【0101】この時間補正回路67の出力は内符号付加
回路68に供給される。内符号付加回路68は、時間補
正回路67からの映像及び音声データに内符号を付加す
る。内符号付加回路68の出力はチャンネルコーディン
グ回路69に供給される。チャンネルコーディング回路
69は、内符号付加回路68からの映像及び音声データ
をディジタル変調する。
【0102】チャンネルコーディング回路69の出力
は、スイッチSW3の可動接点cに供給される。このス
イッチSW3の一方の固定接点aを、記録増幅回路70
aの入力端に接続し、この記録増幅回路70aの出力端
を、記録ヘッド71aに接続し、このスイッチSW3の
他方の固定接点bを、記録増幅回路70bの入力端に接
続し、この記録増幅回路70bの出力端を、記録ヘッド
71bの入力端に接続する。
【0103】また、記録ヘッド71aを、再生増幅回路
73aの入力端に接続し、この再生増幅回路73aの出
力端を、スイッチSW2の一方の固定接点aに接続し、
記録ヘッド71bを、再生増幅回路73bの入力端に接
続し、この再生増幅回路73bの出力端を、スイッチS
W2の他方の固定接点bに接続し、このスイッチSW2
の可動接点cをチャンネルデコーディング回路74の入
力端に接続する。
【0104】ここで、外符号付加回路66、時間補正回
路67、内符号付加回路68、チャンネルコーディング
回路69、スイッチSW2並びに記録増幅回路70a及
び70bで記録系を構成する。
【0105】スイッチSW2及びSW3の各可動接点c
は、システムコントローラ80からのヘッド切り換え信
号によって、夫々一方または他方の固定接点aまたはb
に接続される。従って、チャンネルコーディング回路6
9の出力を、記録ヘッド71a及び71bに供給し、こ
れら記録ヘッド71a及び71bで磁気テープ72に傾
斜トラックを形成するように記録しているときには、チ
ャンネルコーディング回路69の出力が、再生増幅回路
73aまたは73b、並びにスイッチSW2を介して、
チャンネルデコーディング回路74に供給される。
【0106】チャンネルデコーディング回路74に供給
されたチャンネルコーディング回路69からの変調映像
及び音声データは、このチャンネルデコーディング回路
74において復調された後に、内符号訂正回路75に供
給される。内符号訂正回路75は、チャンネルデコーデ
ィング回路74からの復調映像及び音声データに対し、
内符号を用いてランダムエラーの訂正処理を施す。この
内符号訂正回路75の出力は時間補正回路76に供給さ
れる。
【0107】時間補正回路76は、内符号訂正回路75
からのランダムエラーの訂正された映像及び音声データ
の時間軸を補正する。この時間補正回路76の出力は、
外符号訂正回路77に供給される。外符号訂正回路77
は、時間補正回路76からの映像及び音声データに対
し、内符号訂正回路75からのエラーフラグ及び外符号
に基いて、バーストエラーの訂正処理を施し、訂正しき
れないデータについては、上述したようにエラー修整処
理を施す。この外符号訂正回路77の出力は、出力端子
78を介して、図1に示したデータコントローラ20に
供給される。
【0108】ここで、上記再生増幅回路73a及び73
b、スイッチSW2、チャンネルデコーディング回路7
4、内符号訂正回路75、時間補正回路76及び外符号
訂正回路77で記録信号モニタ用の再生系を構成する。
つまり、この再生系の出力は、図1に示した記録モニタ
出力部44に、記録モニタ入力Rinとして供給され
る。
【0109】79はテープローディング機構、回転ドラ
ム、回転ドラムの駆動機構等を有するテープトランスポ
ート部、80は入出力端子81を介して図1に示したシ
ステムコントローラ33から供給される制御信号に基い
て、上述したテープトランスポート部79の他、記録系
や再生系を制御するシステムコントローラである。
【0110】次に、動作について説明する。入出力端子
81を介して図1に示したシステムコントローラ33か
ら、この記録機24のシステムコントローラ80に制御
信号が供給されると、システムコントローラ80は、テ
ープトランスポート部79、記録系、再生系を制御す
る。そして、図1に示したデータコントローラ20から
映像及び音声データが入力端子65を介して供給され
る。
【0111】入力端子65を介して供給される映像及び
音声データは、外符号付加回路66において外符号が付
加された後に、時間補正回路67に供給され、ここで時
間補正処理された後に内符号付加回路68に供給され
る。内符号付加回路68に供給された映像及び音声デー
タは、この内符号付加回路68において内符号が付加さ
れた後にチャンネルコーディング回路69に供給され、
このチャンネルコーディング回路69においてディジタ
ル変調され、この後、記録増幅回路70aまたは70b
を介して記録ヘッド71aまたは71bに供給され、磁
気テープ72に傾斜トラックを形成するように記録され
る。
【0112】一方、記録増幅回路70aまたは70bか
らの映像及び音声データは、再生増幅回路73aまたは
73bを介してチャンネルデコーディング回路74に供
給され、このチャンネルデコーディング回路74におい
て復調される。復調されて得られた映像及び音声データ
は、内符号訂正回路75において内符号を用いてランダ
ムエラーの訂正処理が施され、エラー訂正不可能なもの
についてはエラーフラグが立てられる。内符号訂正回路
7からの映像及び音声データは、時間補正回路76に供
給され、この時間補正回路76において時間の補正処理
が施された後に、外符号訂正回路77に供給され、この
外符号訂正回路77において外符号及びエラーフラグに
基いたバーストエラーの訂正処理が施される。そして、
更にこの外符号訂正回路77において、訂正不可能なデ
ータにエラー修整が施され、この後、出力端子78を介
して図1に示したデータコントローラ20に供給され
る。
【0113】ここで、図2及び図3を参照して説明した
再生機21、記録機24は何れもディジタルVTR、ア
ナログVTRで構成しても良く、ディジタルVTRの場
合においては、コンポジットディジタルフォーマット、
コンポーネントディジタルフォーマットのディジタルV
TRでも、またDCT(離散コサイン変換)、ランレン
グスやハフマン符号化等の可変長符号化、ADRC(ア
ダプティブ・ダイナミック・レンジ・コーディング)、
ウエーブレット変換等の各種圧縮手法を用いたディジタ
ルVTRでも同様である。
【0114】図2に示した再生機21に圧縮復号化機能
を持たせる場合は、図2に示した外符号訂正回路60の
次段に、圧縮復号化回路を設ける必要がある。また、図
3に示した記録機24に圧縮符号化機能を持たせる場合
は、図3に示した外符号付加回路66の前段に、圧縮符
号化回路を設け、図3に示した外符号訂正回路77の次
段に、圧縮復号化回路を設ける必要がある。
【0115】D.テープフォーマットと記録における動
作の説明(図4参照)
【0116】図4は図2に示した再生機21及び図3に
示した記録機24を、夫々ディジタルVTRで構成した
場合の、テープフォーマット及び記録時のデータフォー
マットを説明するための説明図である。
【0117】この図4において、TPは磁気テープを示
し、Scはサブコードセクタ、Vsは映像セクタ、As
は音声セクタ、aはヘッド走査方向を夫々示す。また、
ABは音声ブロックを示し、Adは音声データ、Opは
外符号(アウターパリティ)、Ipは内符号(インナー
パリティ)を夫々示す。また、VBは映像ブロックを示
し、Vdは映像データを示す。また、ScBはサブコー
ドブロックを示し、Scdはサブコードデータを示す。
また、RDはデータ記録順序を示し、Adは音声デー
タ、Vdは映像データ、Scdはサブコードデータを夫
々示す。また、音声ブロックAB、映像ブロックVB及
びサブコードブロックScBに夫々添えた矢印は夫々再
生順序を示し、記録順序RDに添えた矢印は記録順序を
示す。
【0118】この例においては、記録時においては、図
3に示した記録機24の図示しない回転ドラムを、90
00r.p.mで回転(NTSC方式では5回転)さ
せ、再生時においては、図2に示した再生機21の図示
しない回転ドラムを、9000r.p.mで回転(5回
転)させ、1フレームを、各チャンネル5トラックず
つ、合計10トラックで構成する場合について示してい
る。尚、PAL方式では回転ドラムを6回転させ、1フ
レームを、各チャンネル6トラックずつ、合計12トラ
ックで構成する。
【0119】そしてこの例においては、1つのトラック
を、音声セクタAs、映像セクタVs、サブコードセク
タScで構成する。また、図3に示した記録機24で記
録を行う場合は、この図4に示すように、オーディオブ
ロックAB、ビデオブロックVB及びサブコードブロッ
クScBの順に記録する。従って、図3に示した再生機
21で磁気テープ54に記録されている記録データを再
生した場合、チャンネルデコーディング回路57から
は、次に説明するオーディオブロックAB、ビデオブロ
ックVB及びサブコードブロックScBが出力される。
【0120】説明の便宜上、1トラックを構成するオー
ディオブロックABを、音声データAd、内符号(イン
ナーパリティ)Ip、外符号(アウターパリティ)Op
で構成し、音声データAdを77Byte×9、音声デ
ータAdに付加する内符号Ipを8Byte×9、音声
データAdに付加する外符号Opを11Byte×7
7、外符号Opに付加する内符号Ipを8Byte×1
1とする。
【0121】また、1トラックを構成するビデオブロッ
クVBを、映像データVd、内符号Ip及び外符号Op
で構成し、映像データVdを77Byte×138、映
像データVdに付加する内符号Ipを8Byte×13
8、映像データVdに付加する外符号Opを11Byt
e×77、外符号Opに付加する内符号Ipを8Byt
e×11とする。また、1トラックを構成するサブコー
ドブロックScBを、サブコードデータScd及び内符
号Ipで構成し、サブコードデータScdを5Byte
×12、内符号Ipを2Byte×12とする。
【0122】図1及び図2に示した再生機21からの再
生データは、図1に示したデータコントローラ20に供
給され、この後、ディスクドライブ22、23、30、
31、34、35、42及び43に供給され、これらの
ディスクドライブ22、23、30、31、34、3
5、42及び43の各ディスクに記録されることにな
る。
【0123】TBは、図1に示したデータコントローラ
20の入出力時の1トラック分のブロック(以下トラッ
クブロックTBと記述する)を示している。このトラッ
クブロックTBは、オーディオブロックABの内の音声
データAd、ビデオブロックVBの内の映像データVd
及びサブコードブロックScBの内のサブコードデータ
Scdで構成される。
【0124】従って、このトラックブロックTBを構成
する音声データAdは、77Byte×9、映像データ
Vdは、77Byte×138、サブコードデータSc
dは、5Byte×12となる。
【0125】つまり、図1に示したデータコントローラ
20に再生機21からの再生データを入力する場合のみ
ならず、図1に示した再生機21、ディスクドライブ2
2、23、30、31、34、35、42及び43、入
力部25、再生出力部36、41、44及び49と、デ
ータコントローラ20との間では、図4のトラックブロ
ックTBに示すように、内符号及び外符号が付加されて
いない状態、つまり、音声データ、映像データ及びサブ
コードデータで構成されたデータブロックの状態、且
つ、1フレーム分のデータ量が、ディスクドライブ2
2、23、30、31、34、35、42及び43のデ
ィスクDISC1、DISC2、・・・・DISC8の
セクタの記録容量のN倍とするためのスペースデータを
付加した状態でデータ転送が行われる。
【0126】本例においては、再生機21からの再生デ
ータ、記録機24からの再生データ及び入力部25から
の入力データを、ディスクドライブ22、23、30、
31、34、35、42及び43に供給し、これらディ
スクドライブ22、23、30、31、34、35、4
2及び43の各ディスクに記録する場合には、図4に示
したトラックブロックTBのように、内符号及び外符号
を付加しない状態で記録する。そして、そのかわりに、
ディスクドライブ22、23、30、31、34、3
5、42及び43で、例えばCRC(Cyclic r
edundancy check)を用いてエラー訂正
を行うようにする。
【0127】E.図1の入力部25の内部構成例及びそ
の動作の説明(図5参照)
【0128】図5は、図1に示した記録再生システムの
入力部25の内部構成例を示す構成図である。この図5
において、入力端子26〜29は、図1に示した記録再
生システムの入力部25の説明と同様である。85は入
力端子26を介して供給されるディジタル映像データ用
の映像入力回路(ディジタルインターフェース回路)、
86は入力端子27を介して供給されるアナログ映像信
号をディジタル映像データに変換するためのA−Dコン
バータを有する映像A−D入力回路、87は入力端子2
8を介して供給されるディジタル音声データ用の音声入
力回路(ディジタルインターフェース回路)、88は入
力端子29を介して供給されるアナログ音声信号をディ
ジタル音声データに変換するための、A−Dコンバータ
を有する音声A−D入力回路である。
【0129】89は映像入力回路85或いは映像A−D
入力回路86からのディジタル映像データに圧縮符号化
処理を施す圧縮符号化回路、90は圧縮符号化回路89
からの圧縮符号化されたディジタル映像データと、音声
入力回路87或いは音声A−D入力回路88からのディ
ジタル音声データを混合する映像/音声混合回路であ
る。
【0130】ここで、圧縮符号化回路89においては、
例えばDCT(離散コサイン変換)、ランレングスやハ
フマン等の可変長符号化、ADRC(アダプティブ・ダ
イナミック・レンジ・コーディング)、ウエーブレット
変換等の各種圧縮符号化処理が行われる。尚、図1に示
した記録機24で圧縮符号化処理を行うようにする場合
において、この入力部25を介してデータコントローラ
20に供給される映像及び音声データを、記録機24に
供給する場合には、圧縮符号化回路89をバイパスさせ
るようにしても良い。バイパスを行うようにする場合
は、例えば図5に示す映像入力回路85及び映像A−D
入力回路86の各出力端を、一方のスイッチの一方の固
定接点及び他方の固定接点に接続し、この一方のスイッ
チの可動接点を他方のスイッチの一方の固定接点に接続
し、この他方のスイッチの他方の固定接点を、圧縮符号
化回路89の出力端に接続し、この他方のスイッチの可
動接点を、映像/音声混合回路90の入力端に接続し、
一方及び他方のスイッチの制御を図1に示したシステム
コントローラ33で行えば良い。
【0131】次に、動作について説明する。入力端子2
6を介して供給されるディジタル映像データは、映像入
力回路85で受け付けられる。また、入力端子27を介
して供給されるアナログ映像信号は、映像A−D入力回
路86においてディジタル映像データに変換される。映
像入力回路85または映像A−D入力回路86からのデ
ィジタル映像データは、圧縮符号化回路89に供給され
る。圧縮符号化回路89に供給されたディジタル映像デ
ータは、この圧縮符号化回路89において、上述したよ
うな各種圧縮処理が施された後に、映像/音声混合回路
90に供給される。
【0132】入力端子28を介して供給されるディジタ
ル音声データは、音声入力回路87で受け付けられる。
また、入力端子29を介して供給されるアナログ音声信
号は、音声A−D入力回路88においてディジタル音声
データに変換される。音声入力回路87または音声A−
D入力回路88からのディジタル音声データは、映像/
音声混合回路90に供給される。映像/音声混合回路9
0に供給されるディジタル映像及び音声データは、この
映像/音声混合回路90において入力端子92を介して
図1に示したサブコード発生回路32からのサブコード
データと混合された後に、出力端子91を介して図1に
示したデータコントローラ20に供給される。
【0133】F.図1の再生出力部36、41、49、
記録モニタ出力部44の内部構成例及びその動作説明
(図6参照)
【0134】図6は図1に示した記録再生システムの再
生出力部36、41、49、記録モニタ出力部44の内
部構成例を示す構成図である。この図6においては図1
に示したこれらの回路に対して1つの構成例しか示して
いないが、用途は異なるものの、その構成が同一なので
1つの構成図を用いて説明する。
【0135】図6において、100は図1に示した記録
再生システムのデータコントローラ20からの映像及び
音声データが供給される入力端子、101は図1に示し
たデータコントローラ20に対してこの図6に示す再生
出力部36、41、49、記録モニタ出力部44からの
出力が供給される出力端子である。102は入力端子1
00を介して、図1に示したデータコントローラ20か
ら供給されるディジタル映像及び音声データを、映像デ
ータと音声データとに分離する映像音声分離回路、10
3は映像音声分離回路102からの、圧縮されているデ
ィジタル映像データを復号する圧縮復号化回路、104
は圧縮復号化回路103からの復号ディジタル映像デー
タを外部に供給するための映像出力回路(ディジタルイ
ンターフェース回路)、106は圧縮復号回路103か
らの復号ディジタル映像データを、ナログ映像信号に変
換するためのD−A変換回路、108は映像音声分離回
路102からのディジタル音声データを出力するための
音声出力回路(ディジタルインターフェース回路)、1
10は映像音声分離回路102からのディジタル音声デ
ータをアナログ音声信号に変換するためのD−A変換回
路である。
【0136】ここで、図6に示す映像出力回路104の
出力端子105、D−A変換回路106の出力端子10
7、音声出力回路108の出力端子109、D−A変換
回路110の出力端子111と、図1に示した再生出力
部36、41、49及び記録モニタ出力部44の各出力
端子との対応について説明する。
【0137】図1に示した再生出力部36、41、49
及び記録モニタ出力部44の各出力端子37、42、5
0及び45は、図6に示す出力端子105に対応し、図
1に示した再生出力部36、41、49及び記録モニタ
出力部44の各出力端子38、43、51及び46は、
図6に示す出力端子107に対応し、図1に示した再生
出力部36、41、49及び記録モニタ出力部44の各
出力端子39、44、52及び47は、図6に示す出力
端子109に対応し、図1に示した再生出力部36、4
1、49及び記録モニタ出力部44の各出力端子40、
45、53及び48は、図6に示す出力端子111に対
応する。
【0138】次に、動作について説明する。図1に示し
たデータコントローラ20からのディジタル映像及び音
声データが、入力端子100を介して映像音声分離回路
102に供給され、この映像音声分離回路102におい
て映像データと音声データに分離され、ディジタル映像
データは圧縮復号化回路103に、ディジタル音声デー
タは音声出力回路108及びD−A変換回路110に夫
々供給される。圧縮復号化回路103に供給されたディ
ジタル映像データは、この圧縮復号化回路103におい
て、上述したような圧縮符号化処理の逆、例えばIDC
T(逆離散コサイン変換)、ランレングスやハフマン等
の可変長符号化により符号化されたデータの復号化、A
DRCによって符号化されたデータの復号化、ウエーブ
レット変換によって符号化されたデータの復号化等の処
理が施される。
【0139】この圧縮復号化回路103によって復号化
されたディジタル映像データは、映像出力回路104及
びD−A変換回路106に夫々供給される。映像出力回
路104に供給されたディジタル映像データは、この映
像出力回路104によって、出力端子105を介して、
例えば図示しない編集機やDME(ディジタル・マルチ
・エフェクタ)等に供給される。
【0140】G.図1のデータコントローラ20で用い
られるディスクアレイコートローラ115による、デー
タコントローラ20の接続状態の説明(図7参照)
【0141】図7は図1に示した記録再生システムのデ
ータコントローラ20で用いられるディスクアレイコン
トローラ115による、データコントローラ20の接続
状態を示す構成図である。
【0142】この図7に示す構成は、後に図9、図10
及び図11を参照して説明するデータ転送回路250の
制御部251が、各スイッチS1〜S8、S11〜S1
8、S21〜S28、S31〜S38、S41〜S4
8、S51〜S58を切り換え制御すると共に、制御部
251が第1、第2、第3、第4、第5、第6及び第7
キャッシュ124、126、128、132、134、
137及び139の入出力状態(リード/ライトやアウ
トプットイネーブル、チップイネーブル等)を制御する
ことによって形成される1つの接続状態である。
【0143】この例においては、ディスクアレイコント
ローラ115は、インターフェース回路を有し、このイ
ンターフェース回路に接続された入出力端子116、1
17、・・・・123を有する(図11においてはその
図示を省略した)。またこのディスクアレイコントロー
ラ115は、インターフェースのチャンネルを時分割、
且つ、双方向でシャフリングする。つまり、ディスクア
レイコントローラ115と、図1に示したディスクドラ
イブ22、23、30、31、34、35、42及び4
3をインターフェース回路を介して並列に接続する。
【0144】そしてこれら入出力端子116、117、
・・・・123を介して図1に示したディスクドライブ
22、23、30、31、34、35、42及び43と
接続する。またこのディスクアレイコントローラ115
は、第1、第2、第3、第4、第5、第6及び第7キャ
ッシュ124、126、128、132、134、13
7及び139に対応して、複数のチャンネルchA、c
hB、chC、chD、chE、chFを有する。
【0145】131は図1に示したシステムコントロー
ラ33から入力端子141を介して供給されるスイッチ
ング制御信号に基いて、その可動接点131cを、一方
または他方の固定接点131aまたは131bに接続す
るスイッチである。このスイッチ131の一方の固定接
点131aを第3キャッシュ128の入力端に接続し、
このスイッチ131の他方の固定接点131bを第6キ
ャッシュ137の出力端に接続する。従って、スイッチ
131の可動接点131cが一方の固定接点131aに
接続された場合は、第3キャッシュ128に対して、デ
ィスクアレイコントローラ115のチャンネルchBの
ディジタル映像及び音声データを供給でき、スイッチ1
31の可動接点131cが他方の固定接点131bに接
続された場合は、第6キャッシュ137からのディジタ
ル映像及び音声データを、ディスクアレイコントローラ
115に、チャンネルchBのディジタル映像及び音声
データとして供給できる。
【0146】また、136及び142は、夫々図1に示
したシステムコントローラ33から入力端子141を介
して供給される、スイッチング制御信号に基いてオン、
オフするスイッチである。スイッチ136の一方の接点
を、第5キャッシュ134の出力端に接続し、このスイ
ッチ136の他方の接点を、ディスクアレイコントロー
ラ115のチャンネルchA用の入力端に接続する。従
って、このスイッチ136がオンになると、第5キャッ
シュ134からのディジタル映像及び音声データを、デ
ィスクアレイコントローラ115にチャンネルchAの
ディジタル映像及び音声データとして供給できる。
【0147】また、スイッチ142の一方の接点を、第
7キャッシュ139の入力端に接続し、他方の接点を、
ディスクアレイコントローラ115のチャンネルchF
用の入力端に接続する。従って、このスイッチ142が
オンになると、ディスクアレイコントローラ115のチ
ャンネルchFのディジタル映像及び音声データを第7
キャッシュ139に供給できる。
【0148】この例においては、ディスクドライブ2
2、23、30、31、34、35、42及び43の各
ディスクDISC1、DISC2、・・・・DISC8
から読み出した再生データを、ディスクアレイコントロ
ーラ115が、チャンネルchCのデータとして第1キ
ャッシュ124に供給し、この第1キャッシュ124か
ら読み出した再生ディジタル映像及び再生ディジタル音
声データP1としてのデータを、出力端子125を介し
て出力するようにしている。この出力端子125を介し
て出力される再生ディジタル映像及び再生ディジタル音
声データP1は、図1に示した再生出力部36に供給さ
れる。
【0149】また、ディスクドライブ22、23、3
0、31、34、35、42及び43の各ディスクDI
SC1、DISC2、・・・・DISC8から読み出し
た再生データを、ディスクアレイコントローラ115
が、チャンネルchDのデータとして第2キャッシュ1
26に供給し、この第2キャッシュ126から読み出し
た再生ディジタル映像及び再生ディジタル音声データP
2としてのデータを、出力端子127を介して出力する
ようにしている。この出力端子127を介して出力され
る再生ディジタル映像及び再生ディジタル音声データP
2は、図1に示した再生出力部41に供給される。
【0150】また、ディスクドライブ22、23、3
0、31、34、35、42及び43の各ディスクDI
SC1、DISC2、・・・・DISC8から読み出し
た再生データを、ディスクアレイコントローラ115
が、チャンネルchBのデータとして、スイッチ131
を介して第3キャッシュ128に供給し、この第3キャ
ッシュ128から読み出した再生データを、出力端子1
29を介して出力するようにしている。この出力端子1
29を介して出力される再生データは、図1に示した記
録機24に供給されると共に、記録入力ディジタル映像
及び記録入力ディジタル音声データRinとして、記録
モニタ出力部44に供給される。
【0151】そして、図1に示した記録機24から入力
端子138を介して第6キャッシュ137に供給された
データを、ディスクアレイコントローラ115が、チャ
ンネルchBのデータとして、スイッチ131を介して
ディスクドライブ22、23、30、31、34、3
5、42及び43に供給するようにしている。ディスク
ドライブ22、23、30、31、34、35、42及
び43に供給されるデータは、これらにセットされてい
る各ディスクDISC1、DISC2、・・・・DIS
C8に記録される。
【0152】また、図1に示した入力部25から入力端
子133を介して第4キャッシュ132に供給された入
力データを、ディスクアレイコントローラ115が、チ
ャンネルchEのデータとして、ディスクドライブ2
2、23、30、31、34、35、42及び43に供
給するようにしている。ディスクドライブ22、23、
30、31、34、35、42及び43に供給されるデ
ータは、これらにセットされている各ディスクDISC
1、DISC2、・・・・DISC8に記録される。
【0153】また、図1に示した再生機21から入力端
子135を介して第5キャッシュ134に供給された再
生データを、ディスクアレイコントローラ115が、チ
ャンネルchAのデータとして、スイッチ136を介し
てディスクドライブ22、23、30、31、34、3
5、42及び43に供給するようにしている。ディスク
ドライブ22、23、30、31、34、35、42及
び43に供給されるデータは、これらにセットされてい
る各ディスクDISC1、DISC2、・・・・DIS
C8に記録される。
【0154】また、ディスクドライブ22、23、3
0、31、34、35、42及び43の各ディスクDI
SC1、DISC2、・・・・DISC8から読み出し
た再生データを、ディスクアレイコントローラ115
が、チャンネルchFのデータとして、スイッチ142
を介して第7キャッシュ139に供給し、この第3キャ
ッシュ139から読み出した、追加再生ディジタル映像
及び追加再生ディジタル音声データP3としてのデータ
を、出力端子140を介して出力するようにしている。
この出力端子140を介して出力される追加再生ディジ
タル映像及び追加再生ディジタル音声データP3は、図
1に示した再生出力部49に供給される。
【0155】ここで、図7に示す第1キャッシュ124
〜第7キャッシュ139は、この図7に示すような接続
で固定しなくとも、また、その個数も7個でなくとも良
い。この図7に示すようなハード構成でも良いが、CP
U、ROM及びRAMで構成し、ディスクアレイコント
ローラはプログラムとしても良い。その場合、第1キャ
ッシュ124〜第7キャッシュ139を夫々制御するた
めのデバイスドライバとしてのプログラムと、どの入力
端子或いは出力端子をどのキャッシュに接続するかを図
1に示したシステムコントローラ33から供給される制
御信号に基いて行う接続用のプログラムを用いるように
する。また、第1、第2、第3、第4、第5、第6及び
第7キャッシュ124、126、128、132、13
4、137及び139に対する書き込み/読み出し制御
信号やアドレス信号は、データ処理回路200の制御回
路219(図8参照)によって行われるものとする。
【0156】また、このデータコントローラ20を、例
えばパーソナルコンピュータやワークステーションで構
成しても良い。その場合は、上述した各種プログラムを
RAMのメインメモリに組み込むようにすれば良い。勿
論、上述したプログラムの他にシングル或いはマルチタ
スクのオペレーティングシステムとしてのプログラムも
必要になる。また、データコントローラ20をパーソナ
ルコンピュータやワークステーションで構成する場合、
例えば増設スロットにSCSIインターフェース回路を
搭載したボードをセットし、図1に示したディスクドラ
イブ22、23、30、31、34、35、42及び4
3をディスクドライブ22とディスクドライブ23、デ
ィスクドライブ23とディスクドライブ30、ディスク
ドライブ30とディスクドライブ31、ディスクドライ
ブ31とディスクドライブ34、ディスクドライブ34
とディスクドライブ35、ディスクドライブ35とディ
スクドライブ42、ディスクドライブ42とディスクド
ライブ43、ディスクドライブ43とターミネータ(終
端抵抗器)を接続するようにしても良い。
【0157】次に図7に示すデータコントローラ20の
動作について説明する。
【0158】この図7に示す例では、入力端子138に
は図1に示した記録機24の出力端子が、出力端子12
9には図1に示した記録機24の入力端子が、入力端子
135には図1に示した再生機21の出力端子が、入力
端子133には図1に示した入力部25の出力端子が、
出力端子125には図1に示した再生出力部36の入力
端子が、出力端子127には図1に示した再生出力部4
1の入力端子が、出力端子130には図1に示した記録
モニタ出力部44の入力端子が、出力端子140には図
1に示した再生出力部49の入力端子が、ディスクアレ
イコントローラ115の各入出力端子116、117、
・・・・123には図1に示したディスクドライブ2
2、23、30、31、34、35、42及び43の入
出力端子が夫々接続されているものとする。
【0159】また、スイッチ131の可動接点131c
は、図1に示したシステムコントローラ33から図7に
示す入力端子141を介して供給されるスイッチング信
号によって、図1に示した記録機24を記録状態にした
ときには、一方の固定接点131aに接続され、図1に
示した記録機24を再生状態にしたときには、他方の固
定接点131bに接続される。
【0160】また、ディスクドライブ22、23、3
0、31、34、35、42及び43の各ディスクDI
SC1〜DISC8には、夫々いわゆるA/Bロールの
Aロールとしての映像及び音声データ、並びにBロール
としての映像及び音声データが、ディスクDISC1、
DISC2、・・・・DISC8に巡回して記録されて
いるものとする。
【0161】先ず、図1に示したディスクドライブ2
2、23、30、31、34、35、42または43か
らのAロールとしての映像及び音声データが入出力端子
116、117、・・・・123を介してディスクアレ
イコントローラ115に供給されると、ディスクアレイ
コントローラ115はAロールとしての映像及び音声デ
ータをチャンネルchCの映像及び音声データとして第
1キャッシュ124に供給する。
【0162】一方、図1に示したディスクドライブ2
2、23、30、31、34、35、42または43か
らのBロールとしての映像及び音声データが入出力端子
116、117、・・・・123を介してディスクアレ
イコントローラ115に供給されると、ディスクアレイ
コントローラ115は、Bロールとしての映像及び音声
データを、チャンネルchDの映像及び音声データとし
て第2キャッシュ126に供給する。
【0163】第1キャッシュ124に一旦取り込まれた
映像及び音声データは、第1キャッシュ124から読み
出され、出力端子125を介してAロールとしての映像
及び音声データP1として出力され、この映像及び音声
データP1は、図1に示した再生出力部36において図
6を参照して説明した処理が施された後に、各出力端子
37〜40を介して出力される。また、第2キャッシュ
126に一旦取り込まれた映像及び音声データは、第2
キャッシュ126から読み出され、出力端子127を介
してBロールとしての映像及び音声データP2として出
力され、この映像及び音声データP2は、図1に示した
再生出力部41において図6を参照して説明した処理が
施された後に、各出力端子42〜45を介して出力され
る。
【0164】また、図1に示した記録機24が記録状態
にされた場合には、スイッチ131の可動接点131c
は一方の固定接点131aに接続され、これによって、
図1に示したディスクドライブ22、23、30、3
1、34、35、42または43からの記録すべき映像
及び音声データが、入出力端子116、117、・・・
・123を介してディスクアレイコントローラ115に
供給され、ディスクアレイコントローラ115に供給さ
れた映像及び音声データが、スイッチ131を介して第
3キャッシュ128に供給される。この第3キャッシュ
128に一旦取り込まれた映像及び音声データは、この
第3キャッシュ128から読み出され、記録入力Rin
として、出力端子129を介して図1に示した記録機2
4に供給されると共に、出力端子130を介して図1に
示した記録モニタ出力部44に供給される。
【0165】図1に示した記録機24に供給された記録
入力としての映像及び音声データRinは、この記録機
24にセットされている記録媒体(ビデオ・テープ・カ
セット)に記録される。また、図1に示した記録モニタ
出力部44に供給された記録入力としての映像及び音声
データRinは、この記録モニタ出力部44において、
図6を参照して説明したような処理が施された後に、出
力端子45〜48を介して、例えば映像データは図示し
ないテレビジョンモニタに、音声データはアンプを介し
てスピーカ等に供給され、映像データはテレビジョンモ
ニタの管面上に画像として映出され、音声データはスピ
ーカから音声として出力される。
【0166】また、図1に示した外部入力端子26〜2
9を介して入力部25に供給される外部入力としての映
像及び音声データは、この入力部25において図5を参
照して説明したような処理が施されて映像及び音声の混
合データとされ、この混合データとされた映像及び音声
データは、図7に示す入力端子133を介して第4キャ
ッシュ132に供給される。この第4キャッシュ132
に供給された映像及び音声データは、この第4キャッシ
ュ132から読み出され、チャンネルchEの映像及び
音声データとしてディスクアレイコントローラ115に
供給される。ディスクアレイコントローラ115に供給
された映像及び音声データは、入出力端子116、11
7、・・・・または123を介して、図1に示したディ
スクドライブ22、23、30、31、34、35、4
2または43に供給され、これらディスクドライブ2
2、23、30、31、34、35、42または43に
セットされているディスクDISC1、DISC2、・
・・・DISC8に巡回して記録される。
【0167】また、図1に示した再生機21からの再生
映像及び音声データは、入力端子135を介して第5キ
ャッシュ134に供給され、この第5キャッシュ134
によって一旦取り込まれる。この第5キャッシュ134
から読み出された再生映像及び音声データは、スイッチ
136がオンの場合にのみ、チャンネルchAの映像及
び音声データとしてディスクアレイコントローラ115
に供給され、このディスクアレイコントローラ115の
入出力端子116、117、・・・・または123を介
して図1に示したディスクドライブ22、23、30、
31、34、35、42または43に供給され、これら
ディスクドライブ22、23、30、31、34、3
5、42または43にセットされているディスクDIS
C1、DISC2、・・・・DISC8に巡回して記録
される。
【0168】図1に示した記録機24が再生状態にされ
た場合には、記録機24からの再生映像及び音声データ
は、入力端子138を介して第6キャッシュ137に供
給され、この第6キャッシュ137に一旦取り込まれ
る。この第6キャッシュ137から読み出された再生映
像及び音声データは、スイッチ131の可動接点131
cが他方の固定接点131bに接続されているときだけ
ディスクアレイコントローラ115に供給される。ディ
スクアレイコントローラ115に供給された再生映像及
び音声データは、ディスクアレイコントローラ115の
入出力端子116、117、・・・・または123を介
して、図1に示したディスクドライブ22、23、3
0、31、34、35、42または43に供給され、こ
れらディスクドライブ22、23、30、31、34、
35、42または43にセットされているディスクDI
SC1、DISC2、・・・・DISC8に巡回して記
録される。
【0169】ところで、上述した再生機21、記録機2
4以外に追加で再生が行われた場合、例えばディスクド
ライブ22、23、30、31、34、35、42また
は43が再生状態にされた場合、これらディスクドライ
ブ22、23、30、31、34、35、42または4
3からの再生映像及び音声データは、スイッチ142が
オンとなっているときだけ第7キャッシュ139に供給
され、この第7キャッシュ139に一旦取り込まれる。
この第7キャッシュ139から読み出された映像及び音
声データは、出力端子140から追加再生映像及び音声
データP3として出力される。
【0170】尚、上述の例においては、ディスクドライ
ブ22、23、30、31、34、35、42及び43
の各ディスクDISC1、DISC2、・・・・DIS
C8に、異なる素材としての映像及び音声データを、夫
々巡回して記録するとして説明した。この場合、後に図
9、図10及び図11を参照して説明するデータ転送回
路250の制御部251が、素材毎に各ディスクの先頭
アドレス及び最終アドレス、或いは先頭アドレス及びデ
ータ長からなるテーブルを、記録時に生成するものとす
る。このようなテーブルを記録時に生成することによ
り、素材毎、或いは任意のディスクの位置からの読み出
しが可能となる。
【0171】H.図7のデータ処理回路200の内部構
成例及びその動作説明(図8参照)
【0172】図8は、図7に示したデータ処理回路20
0の内部構成例を示す構成図である。
【0173】図において、201、202、・・・・2
06は夫々スイッチであり、この図に示すように、これ
らのスイッチ201、202、・・・・206の一方の
固定接点201a、202a、・・・・206aを、夫
々チャンネルchA、chB、chC、chD、ch
E、chF用とし、これらのスイッチ201、202、
・・・・206の各可動接点201c、202c、・・
・・206cを、図7に示したデータ転送回路250の
各入出力端に接続し、これらのスイッチ201、20
2、・・・・206の他方の固定接点201b、202
b、・・・・206bを、バッファ207、208、・
・・・212の各入出力端子に夫々接続する。
【0174】尚、図7に示した接続状態の場合は、スイ
ッチ201、202、・・・・206の各一方の固定接
点201a、202a、・・・・206aを、図7に示
したスイッチ136の一方の接点、スイッチ131の可
動接点131c、第1キャッシュ124の入力端、第2
キャッシュ126の入力端、第4キャッシュ132の出
力端、スイッチ142の接点に夫々接続することにな
る。
【0175】ここで、スイッチ201とバッファ20
7、スイッチ202とバッファ208、スイッチ203
とバッファ209、スイッチ204とバッファ210、
スイッチ205とバッファ211、スイッチ206とバ
ッファ212は、夫々図7に示したチャンネルchA、
chB、chC、chD、chE及びchFに夫々対応
する。また、各バッファ207、208、・・・・21
2は、ディスクDISC1、DISC2、・・・・DI
SC8へのデータの記録時においては、夫々スペースデ
ータやフレーム制御データを付加するためのものであ
る。
【0176】スペースデータやフレーム制御データその
もの、並びにこれらスペースデータやフレーム制御デー
タについては、図18から図26を順次参照して後に詳
しく説明するが、スペースデータは1フレーム分の全デ
ータ量が、ディスクDISC1、DISC2、・・・・
DISC8のセクタのNセクタ分に収まるようにするた
めに付加されるものである。本例においては、スペース
データとフレーム制御データをバッファ207、20
8、・・・・212に記憶する第1の制御方法と、スペ
ースデータは単純にデータ列に空きを生成することで転
送し、フレーム制御データのみをバッファ207、20
8、・・・・212に記憶する第2の制御方法を採用し
得る。以下の説明では、第2の制御方法を採用した場合
を例にとり説明する。
【0177】ディスクDISC1、DISC2、・・・
・DSIC8へデータを記録する場合において、スイッ
チ201、202、・・・・206の各可動接点201
c、202c、・・・・206cが、各一方の固定接点
201a、202a、・・・・206aに接続された場
合は、第1、第2、第3、第4、第5、第6及び第7キ
ャッシュ124、126、128、132、134、1
37及び139の内、チャンネルchA、chB、ch
C、chD、chE及びchFに対応するものから供給
される映像、音声及びサブコードデータが、データ転送
回路250及び入出力端子116、117、・・・・1
23を夫々介してディスクドライブ22、23、30、
31、34、35、42及び43に夫々セットされてい
るディスクDISC1、DISC2、・・・・DISC
8に供給される。
【0178】また、ディスクDISC1、DISC2、
・・・・DSIC8に記録されているデータを再生する
場合において、スイッチ201、202、・・・・20
6の各可動接点201c、202c、・・・・206c
が、各一方の固定接点201a、202a、・・・・2
06aに接続された場合は、第1、第2、第3、第4、
第5、第6及び第7キャッシュ124、126、12
8、132、134、137及び139の内、チャンネ
ルchA、chB、chC、chD、chE及びchF
に対応するものには、ディスクドライブ22、23、3
0、31、34、35、42及び43に夫々セットされ
ているディスクDISC1、DISC2、・・・・DI
SC8から夫々再生された映像、音声及びサブコードデ
ータが、データ転送回路250及びスイッチ201、2
02、・・・・206を夫々介して供給されて記憶され
る。
【0179】一方、ディスクDISC1、DISC2、
・・・・DSIC8にデータを記録する場合において、
スイッチ201、202、・・・・206の各可動接点
201c、202c、・・・・206cが、各他方の固
定接点201b、202b、・・・・206bに接続さ
れた場合は、バッファ207、208、・・・・212
に記憶されているフレーム制御データが、データ転送回
路250及び入出力端子116、117、・・・・12
3を夫々介してディスクドライブ22、23、30、3
1、34、35、42及び43に供給され、これらディ
スクドライブ22、23、30、31、34、35、4
2及び43に夫々セットされている各ディスクDISC
1、DISC2、・・・・DISC8に夫々記録される
と共に、後述する制御回路219によってデータの転送
が間欠的に行われることによって等価的に転送されるス
ペースデータが、ディスクドライブ22、23、30、
31、34、35、42及び43に夫々セットされてい
る各ディスクDISC1、DISC2、・・・・DIS
C8に記録される。
【0180】また、ディスクDISC1、DISC2、
・・・・DSIC8に記録されているデータを再生する
場合において、スイッチ201、202、・・・・20
6の各可動接点201c、202c、・・・・206c
が、各他方の固定接点201b、202b、・・・・2
06bに接続された場合は、バッファ207、208、
・・・・212には、夫々ディスクドライブ22、2
3、30、31、34、35、42及び43からのフレ
ーム制御データが、データ転送回路250及びスイッチ
201、202、・・・・206を夫々介してバッファ
207、208、・・・・212に供給されて記憶され
ると共に、ディスクドライブ22、23、30、31、
34、35、42及び43から間欠的(スペースデータ
による)に供給される映像、音声及びサブコードデータ
が、第1、第2、第3、第4、第5、第6及び第7キャ
ッシュ124、126、128、132、134、13
7及び139に供給されることによって、スペースデー
タが除去される。
【0181】213はROMで、映像、音声及びサブコ
ードデータのデータ長データ、スペースデータやフレー
ム制御データのデータ長データ等が記憶されている。こ
れらのデータ長データは、ディスクDISC1、DIS
C2、・・・・DSIC8の物理的セクタ長に対応した
値となる。つまり、ディスクDISC1、DISC2、
・・・・DISC8の物理的セクタ長は、256Byt
e、512Byte等種々の値となり得るので、上記デ
ータ長データは、そのときのセクタ長に対応して変わる
ことになる。
【0182】ROM213に記憶されている上記データ
は、図1に示したシステムコントローラ33から入力端
子214を介して供給されるアドレス信号、並びに、図
1に示したシステムコントローラ33から入力端子21
5を介して供給される制御信号によって読み出される。
ROM213から読み出された映像、音声及びサブコー
ドデータのデータ長データ、並びにスペースデータやフ
レーム制御データのデータ長データは、制御回路219
に供給される。
【0183】ここで、カウンタ216は、例えば1フレ
ーム分カウントを行い、そのカウント値を制御回路21
9に供給する。つまり、カウンタ216は、図1に示し
たシステムコントローラ33から入力端子217を介し
て供給されるクロック信号並びに入力端子218を介し
て供給される同期信号に基いてカウント動作を行う。そ
して、このカウンタ216は、カウントして得られたカ
ウント値データを制御回路219に供給する。
【0184】制御回路219は、ROM213からの映
像、音声及びサブコードデータのデータ長データ、並び
にスペースデータやフレーム制御データのデータ長デー
タ、カウンタ216からのカウント値データに基いて、
バッファ207、208、・・・・212に対する書き
込み/読み出し制御信号、アドレス信号の供給、図1に
示したシステムコントローラ33から入力端子220を
介して供給される制御信号に基いて、スイッチ201、
202、・・・・206にスイッチング制御信号を供給
することによる、これらのスイッチ201、202、・
・・・206の切り換えの制御を行う。
【0185】ここで、制御回路219が行うバッファ2
07、208、・・・・212に対する書き込み/読み
出し制御、並びにスイッチ201、202、・・・・2
06に対するスイッチング制御について説明する。
【0186】制御回路219は、ROM213からの映
像、音声及びサブコードデータのデータ長データ、スペ
ースデータやフレーム制御データのデータ長データ、並
びにカウンタ217から供給されるカウント値データに
基いて、書き込み時並びに読み出し時において、映像、
音声及びサブコードデータの転送期間か、スペースデー
タやフレーム制御データの転送期間かを判別する。
【0187】制御回路219は、ディスクDISC1、
DISC2、・・・・DISC8に対するデータの記録
時において、映像、音声及びサブコードデータの転送期
間であると判断した場合は、スイッチ201、202、
・・・・206の各可動接点201c、202c、・・
・・206cを一方の固定接点201a、202a、・
・・・206aに接続し、スペースデータやフレーム制
御データの転送期間であると判断した場合は、スイッチ
201、202、・・・・206の各可動接点201
c、202c、・・・・206cを他方の固定接点20
1b、202b、・・・・206bに接続する。
【0188】そして、制御回路219は、ディスクDI
SC1、DISC2、・・・・DISC8に対するデー
タの記録時において、フレーム制御データの転送期間で
あると判断した場合は、カウンタ216から供給される
カウント値からバッファ207、208、・・・・21
2のアドレス信号を得、書き込み/読み出し制御信号と
共にこのアドレス信号をバッファ207、208、・・
・・212に夫々供給する。ここで、バッファ207、
208、・・・・212の記憶容量は、第1の制御方法
を採用した場合では、1フレーム分の全スペースデータ
のデータ量とフレーム制御データのデータ量を加えた値
となり、第2の制御方法を採用した場合では、フレーム
制御データのデータ量となる。この例では、第2の制御
方法を採用した場合について説明しているので、バッフ
ァ207、208、・・・・212の記憶容量は、フレ
ーム制御データのデータ量となる。従って、バッファ2
07、208、・・・・212に供給するアドレス信号
が示すアドレスは、カウント値データが示す値そのもの
ではなく、バッファ207、208、・・・・212に
アクセスを行うための値となる必要があるので、制御回
路219は、カウント値データをデコードしてバッファ
207、208、・・・・212に供給すべきアドレス
信号を得る。
【0189】また、制御回路219は、ディスクDIS
C1、DISC2、・・・・DISC8に対するデータ
の記録時において、スペースデータの転送期間であると
判断した場合は、このスペースデータの転送期間中は、
バッファ207、208、・・・・212に供給する書
き込み/読み出し制御信号により、バッファ207、2
08、・・・・212からのデータの読み出しを停止さ
せる。例えば、データの読み出し時に使用する書き込み
/読み出し制御信号として、ライトイネーブル信号(イ
ンアクティブがリードとなる)及びアウトプットコント
ロール信号を用いている場合は、ライトイネーブル信号
をインアクティブにし、アウトプットコントロール信号
をインアクティブにすれば良い。このようにすれば、バ
ッファ207、208、・・・・212からは何も出力
されず、結果として、ディスクDISC1、DISC
2、・・・・DISC8にはスペースデータが記録され
ることになる。
【0190】一方、制御回路219は、ディスクDIS
C1、DISC2、・・・・DISC8に記録されたデ
ータの再生時において、映像、音声及びサブコードデー
タの転送期間であると判断した場合は、スイッチ20
1、202、・・・・206の各可動接点201c、2
02c、・・・・206cを一方の固定接点201a、
202a、・・・・206aに接続し、スペースデータ
やフレーム制御データの転送期間であると判断した場合
は、スイッチ201、202、・・・・206の各可動
接点201c、202c、・・・・206cを他方の固
定接点201b、202b、・・・・206bに接続す
る。
【0191】そして、制御回路219は、ディスクDI
SC1、DISC2、・・・・DISC8に記録されて
いるデータの再生時において、フレーム制御データの転
送期間であると判断した場合は、カウンタ216から供
給されるカウント値からバッファ207、208、・・
・・212のアドレス信号を得、書き込み/読み出し制
御信号と共にこのアドレス信号をバッファ207、20
8、・・・・212に夫々供給する。これによって、バ
ッファ207、208、・・・・212には、ディスク
DISC1、DISC2、・・・・DISC8から夫々
再生されたフレーム制御データが記憶される。
【0192】また、制御回路219は、ディスクDIS
C1、DISC2、・・・・DISC8に対するデータ
の記録時において、スペースデータの転送期間であると
判断した場合は、制御回路219は、このスペースデー
タの転送期間中は、バッファ207、208、・・・・
212に供給する書き込み/読み出し制御信号により、
バッファ207、208、・・・・212に対するデー
タの書き込みを停止させる。例えば、データの書き込み
時に使用する書き込み/読み出し制御信号として、ライ
トイネーブル信号及びアウトプットコントロール信号を
用いている場合は、ライトイネーブル信号をインアクテ
ィブにし、アウトプットコントロール信号をインアクテ
ィブにすれば良い。
【0193】このようにすれば、バッファ207、20
8、・・・・212に書き込みが行われず、結果とし
て、第1、第2、第3、第4、第5、第6及び第7キャ
ッシュ124、126、128、132、134、13
7及び139には、映像、音声及びサブコードデータの
みが記憶されることになる。また、制御回路219は、
第1、第2、第3、第4、第5、第6及び第7キャッシ
ュ124、126、128、132、134、137及
び139に供給する書き込み/読み出し制御信号やアド
レス信号を制御することによって、映像、音声及びサブ
コードデータを隙間なく記憶できるようにする。隙間な
く記憶できるようにするには、例えばアドレス信号の歩
進を、スペース対応期間には行わないようにすれば良
い。
【0194】以上説明したように、制御回路219は、
映像、音声及びサブコードデータを、ディスクドライブ
22、23、30、31、34、35、42及び43の
各ディスクDISC1、DISC2、・・・・DISC
8に記録する場合において、映像、音声及びサブコード
データをフレーム単位でディスクDISC1、DISC
2、・・・・DISC8に記録する場合に、少なくとも
1つのフレームの全データ量が、ディスクのセクタの記
録容量のN倍となるように、記録時に、予め決められて
いるスペースを挿入すると共に、タイムコードや収録さ
れていたビデオ・テープ・カセットの番号を示すリール
IDからなるフレーム制御データを付加するようにし、
再生時には、フレーム制御データだけをバッファ20
7、208、・・・・212に記憶し、スペースデータ
をカットするようにしているのである。
【0195】つまり、制御部219は、記録時において
は、スイッチ201、202、・・・・206の各可動
接点201c、202c、・・・・206cを各他方の
固定接点201b、202b、・・・・206bに接続
して、各バッファ207、208、・・・・212に記
憶されているフレーム制御データをディスクドライブ2
2、23、30、31、34、35、42及び43に供
給させ、次に、スイッチ201、202、・・・・20
6の各可動接点201c、202c、・・・・206c
を各一方の固定接点201a、202a、・・・・20
6aに接続して、第1、第2、第3、第4、第5、第6
または第7キャッシュ124、126、128、13
2、134、137、139からのチャンネルchA、
chB、chC、chD、chE、chFとしての映
像、音声及びサブコードデータを、ディスクドライブ2
2、23、30、31、34、35、42及び43に供
給させる。そして、この処理中に、スペースデータを挿
入すべき時点にスペースデータを挿入する。
【0196】また、制御部219は、再生時において
は、スイッチ201、202、・・・・206の各可動
接点201c、202c、・・・・206cを各他方の
固定接点201b、202b、・・・・206bに接続
して、ディスクドライブ22、23、30、31、3
4、35、42及び43に夫々セットされたディスクD
ISC1、DISC2、・・・・DISC8から再生し
たスペースデータやフレーム制御データを、各バッファ
207、208、・・・・212に供給させ、次に、ス
イッチ201、202、・・・・206の各可動接点2
01c、202c、・・・・206cを各一方の固定接
点201a、202a、・・・・206aに接続して、
ディスクドライブ22、23、30、31、34、3
5、42及び43に夫々セットされているディスクDI
SC1、DISC2、・・・・DISC8から再生した
映像、音声及びサブコードデータを、第1、第2、第
3、第4、第5、第6または第7キャッシュ124、1
26、128、132、134、137、139の内
の、チャンネルchA、chB、chC、chD、ch
E、chFに対応するものに供給させる。
【0197】例えば図18の例で説明すると、記録時に
おいては、最初にフレーム制御データが各バッファ20
7、208、・・・・212から夫々読み出されてディ
スクドライブ22、23、30、31、34、35、4
2及び43に供給され、次に、バッファ207、20
8、・・・・212に供給される書き込み/読み出し制
御信号でバッファ207、208、・・・・212から
データが出力されないようにされることによって、スペ
ースデータが挿入され、次に音声データが第1、第2、
第3、第4、第5、第6及び第7キャッシュ124、1
26、128、132、134、137及び139の内
の、チャンネルchA、chB、chC、chD、ch
E、chFに対応するものから夫々読み出されてディス
クドライブ22、23、30、31、34、35、42
及び43に供給され、・・・・バッファ207、20
8、・・・・212に供給される書き込み/読み出し制
御信号でバッファ207、208、・・・・212から
データが出力されないようにされることによって、スペ
ースデータが挿入され、次にサブコードデータが第1、
第2、第3、第4、第5、第6及び第7キャッシュ12
4、126、128、132、134、137及び13
9の内の、チャンネルchA、chB、chC、ch
D、chE、chFに対応するものから夫々読み出され
てディスクドライブ22、23、30、31、34、3
5、42及び43に供給される。
【0198】そして再生時においては、最初にフレーム
制御データがディスクドライブ22、23、30、3
1、34、35、42及び43にセットされているディ
スクDISC1、DISC2、・・・・DISC8から
夫々読み出されて各バッファ207、208、・・・・
212に供給され、次に音声データがディスクドライブ
22、23、30、31、34、35、42及び43に
夫々セットされているディスクDISC1、DISC
2、・・・・DISC8から夫々読み出されて、第1、
第2、第3、第4、第5、第6及び第7キャッシュ12
4、126、128、132、134、137及び13
9の内の、チャンネルchA、chB、chC、ch
D、chE、chFに対応するものに供給され、・・・
・次にサブコードデータがディスクドライブ22、2
3、30、31、34、35、42及び43に夫々セッ
トされているディスクDISC1、DISC2、・・・
・DISC8から夫々読み出されて、第1、第2、第
3、第4、第5、第6及び第7キャッシュ124、12
6、128、132、134、137及び139の内
の、チャンネルchA、chB、chC、chD、ch
E、chFに対応するものに供給される。
【0199】尚、この例においては、スイッチ201、
202、・・・・206の各可動接点201c、202
c、・・・・206cを夫々ディスクDISC1、DI
SC2、・・・・DISC8側として設定した場合につ
いて説明したが、可動接点201c、202c、・・・
・206cを夫々バッファ207、208、・・・・2
12側としても良い。そして、バッファ207、20
8、・・・・212に映像、音声及びサブコードデー
タ、スペースデータ、並びにフレーム制御データを一旦
書き込み、この後、読み出しを行い、読み出したバッフ
ァ207、208、・・・・212のデータをディスク
DISC1、DISC2、・・・・DISC8に記録す
るようにしても良い。
【0200】このようにした場合は、処理速度が遅くな
ると共に、バッファ207、208、・・・・212の
記憶容量が大となるといった欠点がある。そこで、バッ
ファ207、208、・・・・212を例えばデュアル
ポートメモリで構成し、書き込みを行って即座に書き込
んだデータを読み出すようにすれば、バッファ207、
208、・・・・212の記憶容量を減らすことができ
る。但し、この場合は、スイッチ201、202、・・
・・206の制御が複雑となる。
【0201】I.図7のデータ転送回路250の内部構
成例及びその動作説明(図9、図10及び図11参照)
【0202】図9、図10及び図11は図1に示した記
録再生システムのデータコントローラ20で用いられる
ディスクアレイコントローラ115の内部構成例を示す
構成図である。尚、図11においては、ディスクアレイ
コントローラ20と図1に示したディスクドライブ2
2、23、30、31、34、35、42及び43との
接続状態を示すために、ディスクドライブ22、23、
30、31、34、35、42及び43と、これらに夫
々接続されるディスクDISC1、DISC2、・・・
・DISC8をも示している。
【0203】図において、制御部251は、バス252
を介して、後述するスイッチS1、S2、・・・・S
8、S11、S12、・・・・S18、S21、S2
2、・・・・S28、S31、S32、・・・・S3
8、S41、S42、・・・・S48、S51、S5
2、・・・・S58、172、174、176、17
8、180、182、184及び186に、夫々スイッ
チング制御信号を供給し、これらの切り換えを制御す
る。
【0204】また、制御部251は、バス252を介し
て、バッファBF1〜BF8、BF11〜BF18、B
F21〜BF28、BF31、BF32、・・・・BF
38、BF41、BF42、・・・・BF48、BF5
1、BF52、・・・・BF58に、夫々書き込み/読
み出し信号(アドレス信号及び制御信号)を供給する。
【0205】また、制御部251は、ディスクドライブ
22、23、30、31、34、35、42及び43
の、各ディスクDISC1、DISC2、・・・・DI
SC8のどのアドレスからどの素材が記録されているか
を示すテーブルを有する。つまり、再生機21、或いは
外部からの素材データを、ディスクDISC1〜DIS
C8に例えば3フレーム分ずつ巡回して記録した後に、
この素材に続けて再生機21から、或いは外部からの別
の素材データを、例えば3フレームずつ巡回して記録す
る場合、最初に記録した素材の最後のアドレス(或いは
ディスク番号とそのアドレス)が記憶されていないと、
次に続けて素材データを記録することができない。ま
た、次に続けて素材データを記録した場合に、その素材
データを直接再生することができないからである。
【0206】また、本例においては、少なくとも素材単
位(或いは記録開始して記録停止するまでの単位)の開
始アドレス及び終了アドレスからなるテーブル、または
素材単位の開始アドレスとその素材のデータ長を示すデ
ータからなるテーブルを、素材の記録時に制御部251
において生成するようにする。従って、ディスクDIS
C1、DISC2、・・・・DISC8の各先頭アドレ
スから夫々所定長だけ素材1が記録されている場合に、
その素材1に続けて素材2を、ディスクDISC1、D
ISC2、・・・・DISC8の各素材1の最後の部分
の次のアドレスから所定長だけ記録することができると
共に、素材1、素材2の順に再生を行わなくとも、最初
から素材2を再生することができる。
【0207】ここで接続の説明を行う。スイッチS1、
S2、・・・・S8の一方の接点を互いに接続すると共
に、スイッチS8の一方の接点を、図8に示したデータ
処理回路200のスイッチ201の一方の固定接点20
1aに接続する。
【0208】そして、スイッチS1の他方の接点を、バ
ッファBF1を介してスイッチ253の固定接点aに接
続し、スイッチS2の他方の接点を、バッファBF2を
介してスイッチ254の固定接点aに接続し、スイッチ
S3の他方の接点を、バッファBF3を介してスイッチ
255の固定接点aに接続し、スイッチS4の他方の接
点を、バッファBF4を介してスイッチ256の固定接
点aに接続し、スイッチS5の他方の接点を、バッファ
BF5を介してスイッチ257の固定接点aに接続し、
スイッチS6の他方の接点を、バッファBF6を介して
スイッチ258の固定接点aに接続し、スイッチS7の
他方の接点を、バッファBF7を介してスイッチ259
の固定接点aに接続し、スイッチS8の他方の接点を、
バッファBF8を介してスイッチ260の固定接点aに
接続する。
【0209】従って、チャンネルchEの系は、図1に
示したディスクドライブ22、23、30、31、3
4、35、42及び43に夫々セットされているディス
クDISC1、DISC2、・・・・DISC8からデ
ータを読み出す場合においては、スイッチ172、17
4、176、178、180、182、184及び18
6の各接点aを介して供給されるデータを、夫々バッフ
ァBF1、BF2、・・・・BF8並びにスイッチS
1、S2、・・・・S8を介してデータ処理回路200
に供給する。
【0210】そして、データ処理回路200からのデー
タを、図1に示したディスクドライブ22、23、3
0、31、34、35、42及び43に夫々セットされ
ているディスクDISC1、DISC2、・・・・DI
SC8に記録する場合においては、データ処理回路20
0からのデータを、スイッチS1、S2、・・・・S
8、バッファBF1、BF2、・・・・BF8並びにス
イッチ172、174、176、178、180、18
2、184及び186の各接点aを介して、図1に示し
たディスクドライブ22、23、30、31、34、3
5、42及び43に夫々供給する。
【0211】尚、図7に示す構成図では、第1、第2、
第3、第4、第5、第6、第7及び第8キャッシュ12
4、126、128、132、134、137及び13
9とディスクアレイコントローラ115との間が双方向
とはなっていないが、図9、図10及び図11の説明で
は、双方向として説明を進める。これについての詳細
は、接続の説明の最後において説明する。
【0212】また、スイッチS11、S12、・・・・
S18の一方の接点を互いに接続すると共に、スイッチ
S18の一方の接点を、図8に示したデータ処理回路2
00のスイッチ202の一方の固定接点202aに接続
する。
【0213】スイッチS11の他方の接点を、バッファ
BF11を介してスイッチ253の固定接点bに接続
し、スイッチS12の他方の接点を、バッファBF12
を介してスイッチ254の固定接点bに接続し、スイッ
チS13の他方の接点を、バッファBF13を介してス
イッチ255の固定接点bに接続し、スイッチS14の
他方の接点を、バッファBF14を介してスイッチ25
6の固定接点bに接続し、スイッチS15の他方の接点
を、バッファBF15を介してスイッチ257の固定接
点bに接続し、スイッチS16の他方の接点を、バッフ
ァBF16を介してスイッチ258の固定接点bに接続
し、スイッチS17の他方の接点を、バッファBF17
を介してスイッチ259の固定接点bに接続し、スイッ
チS18の他方の接点を、バッファBF18を介してス
イッチ260の固定接点bに接続する。
【0214】従って、チャンネルchAの系は、図1に
示したディスクドライブ22、23、30、31、3
4、35、42及び43に夫々セットされているディス
クDISC1、DISC2、・・・・DISC8からデ
ータを読み出す場合においては、スイッチ253、25
4、・・・・260の各接点bを介して供給されるデー
タを、夫々バッファBF11、BF12、・・・・BF
18、並びにスイッチS11、S12、・・・・S18
を介してデータ処理回路200に供給する。
【0215】そして、データ処理回路200からのデー
タを、図1に示したディスクドライブ22、23、3
0、31、34、35、42及び43に夫々セットされ
ているディスクDISC1、DISC2、・・・・DI
SC8に記録する場合においては、データ処理回路20
0からのデータを、スイッチS11、S12、・・・・
S18、バッファBF11、BF12、・・・・BF1
8並びにスイッチ253、254、・・・・260の各
接点bを介して、図1に示したディスクドライブ22、
23、30、31、34、35、42及び43に夫々供
給する。
【0216】また、スイッチS21、S22、・・・・
S28の一方の接点を互いに接続すると共に、スイッチ
S28の一方の接点を、図8に示したデータ処理回路2
00のスイッチ203の一方の固定接点203aに接続
する。そして、スイッチS21の他方の接点を、バッフ
ァBF21を介してスイッチ253の固定接点cに接続
し、スイッチS22の他方の接点を、バッファBF22
を介してスイッチ254の固定接点cに接続し、スイッ
チS23の他方の接点を、バッファBF23を介してス
イッチ255の固定接点cに接続し、スイッチS24の
他方の接点を、バッファBF24を介してスイッチ25
6の固定接点cに接続し、スイッチS25の他方の接点
を、バッファBF25を介してスイッチ257の固定接
点cに接続し、スイッチS26の他方の接点を、バッフ
ァBF26を介してスイッチ258の固定接点cに接続
し、スイッチS27の他方の接点を、バッファBF27
を介してスイッチ259の固定接点cに接続し、スイッ
チS28の他方の接点を、バッファBF28を介してス
イッチ260の固定接点cに接続する。
【0217】従って、チャンネルchBの系は、図1に
示したディスクドライブ22、23、30、31、3
4、35、42及び43に夫々セットされているディス
クDISC1、DISC2、・・・・DISC8からデ
ータを読み出す場合においては、スイッチ253、25
4、・・・・260の各接点cを介して供給されるデー
タを、夫々バッファBF21、BF22、・・・・BF
28並びにスイッチS21、S22、・・・・S28を
介してデータ処理回路200に供給する。
【0218】そして、データ処理回路200からのデー
タを、図1に示したディスクドライブ22、23、3
0、31、34、35、42及び43に夫々セットされ
ているディスクDISC1、DISC2、・・・・DI
SC8に記録する場合においては、データ処理回路20
0からのデータを、スイッチS21、S22、・・・・
S28、バッファBF21、BF22、・・・・BF2
8並びにスイッチ253、254、・・・・260の各
接点cを介して、図1に示したディスクドライブ22、
23、30、31、34、35、42及び43に夫々供
給する。
【0219】また、スイッチS31、S32、・・・・
S38の一方の接点を互いに接続すると共に、スイッチ
S38の一方の接点を、図8に示したデータ処理回路2
00のスイッチ204の一方の固定接点204aに接続
する。そして、スイッチS31の他方の接点を、バッフ
ァBF31を介してスイッチ253の固定接点dに接続
し、スイッチS32の他方の接点を、バッファBF32
を介してスイッチ254の固定接点dに接続し、スイッ
チS33の他方の接点を、バッファBF33を介してス
イッチ255の固定接点dに接続し、スイッチS34の
他方の接点を、バッファBF34を介してスイッチ25
6の固定接点dに接続し、スイッチS35の他方の接点
を、バッファBF35を介してスイッチ257の固定接
点dに接続し、スイッチS36の他方の接点を、バッフ
ァBF36を介してスイッチ258の固定接点dに接続
し、スイッチS37の他方の接点を、バッファBF37
を介してスイッチ259の固定接点dに接続し、スイッ
チS38の他方の接点を、バッファBF38を介してス
イッチ260の固定接点dに接続する。
【0220】従って、チャンネルchCの系は、図1に
示したディスクドライブ22、23、30、31、3
4、35、42及び43に夫々セットされているディス
クDISC1、DISC2、・・・・DISC8からデ
ータを読み出す場合においては、スイッチ253、25
4、・・・・260の各接点dを介して供給されるデー
タを、夫々バッファBF31、BF32、・・・・BF
38並びにスイッチS31、S32、・・・・S38を
介してデータ処理回路200に供給する。
【0221】そして、データ処理回路200からのデー
タを、図1に示したディスクドライブ22、23、3
0、31、34、35、42及び43に夫々セットされ
ているディスクDISC1、DISC2、・・・・DI
SC8に記録する場合においては、データ処理回路20
0からのデータを、スイッチS31、S32、・・・・
S38、バッファBF31、BF32、・・・・BF3
8並びにスイッチ253、254、・・・・260の各
接点dを介して、図1に示したディスクドライブ22、
23、30、31、34、35、42及び43に夫々供
給する。
【0222】また、スイッチS41、S42、・・・・
S48の一方の接点を互いに接続すると共に、スイッチ
S48の一方の接点を、図8に示したデータ処理回路2
00のスイッチ205の一方の固定接点205aに接続
する。そして、スイッチS41の他方の接点を、バッフ
ァBF41を介してスイッチ253の固定接点eに接続
し、スイッチS42の他方の接点を、バッファBF42
を介してスイッチ254の固定接点eに接続し、スイッ
チS43の他方の接点を、バッファBF43を介してス
イッチ255の固定接点eに接続し、スイッチS44の
他方の接点を、バッファBF44を介してスイッチ25
6の固定接点eに接続し、スイッチS45の他方の接点
を、バッファBF45を介してスイッチ257の固定接
点eに接続し、スイッチS46の他方の接点を、バッフ
ァBF46を介してスイッチ258の固定接点eに接続
し、スイッチS47の他方の接点を、バッファBF47
を介してスイッチ259の固定接点eに接続し、スイッ
チS48の他方の接点を、バッファBF48を介してス
イッチ260の固定接点eに接続する。
【0223】従って、チャンネルchDの系は、図1に
示したディスクドライブ22、23、30、31、3
4、35、42及び43に夫々セットされているディス
クDISC1、DISC2、・・・・DISC8からデ
ータを読み出す場合においては、スイッチ253、25
4、・・・・260の各接点eを介して供給されるデー
タを、夫々バッファBF41、BF42、・・・・BF
48並びにスイッチS41、S42、・・・・S48を
介してデータ処理回路200に供給する。
【0224】そして、データ処理回路200が記憶して
いるデータを、図1に示したディスクドライブ22、2
3、30、31、34、35、42及び43に夫々セッ
トされているディスクDISC1、DISC2、・・・
・DISC8に記録する場合においては、データ処理回
路200からのデータを、スイッチS41、S42、・
・・・S48、バッファBF41、BF42、・・・・
BF48並びにスイッチ253、254、・・・・26
0の各接点eを介して、図1に示したディスクドライブ
22、23、30、31、34、35、42及び43に
夫々供給する。
【0225】また、スイッチS51、S52、・・・・
S58の一方の接点を互いに接続すると共に、スイッチ
S58の一方の接点を、図8に示したデータ処理回路2
00のスイッチ206の一方の固定接点206aに接続
する。
【0226】スイッチS51の他方の接点を、バッファ
BF51を介してスイッチ253の固定接点fに接続
し、スイッチS52の他方の接点を、バッファBF52
を介してスイッチ254の固定接点fに接続し、スイッ
チS53の他方の接点を、バッファBF53を介してス
イッチ255の固定接点fに接続し、スイッチS54の
他方の接点を、バッファBF54を介してスイッチ25
6の固定接点fに接続し、スイッチS55の他方の接点
を、バッファBF55を介してスイッチ257の固定接
点fに接続し、スイッチS56の他方の接点を、バッフ
ァBF56を介してスイッチ258の固定接点fに接続
し、スイッチS57の他方の接点を、バッファBF57
を介してスイッチ259の固定接点fに接続し、スイッ
チS58の他方の接点を、バッファBF58を介してス
イッチ260の固定接点fに接続する。
【0227】従って、チャンネルchFの系は、図1に
示したディスクドライブ22、23、30、31、3
4、35、42及び43に夫々セットされているディス
クDISC1、DISC2、・・・・DISC8からデ
ータを読み出す場合においては、スイッチ253、25
4、・・・・260の各接点fを介して供給されるデー
タを、夫々バッファBF51、BF52、・・・・BF
58、並びにスイッチS51、S52、・・・・S58
を介してデータ処理回路200に供給する。
【0228】そして、データ処理回路200が記憶して
いるデータを、図1に示したディスクドライブ22、2
3、30、31、34、35、42及び43に夫々セッ
トされているディスクDISC1、DISC2、・・・
・DISC8に記録する場合においては、データ処理回
路200からのデータを、スイッチS51、S52、・
・・・S58、バッファBF51、BF52、・・・・
BF58並びにスイッチ253、254、・・・・26
0の各接点fを介して、図1に示したディスクドライブ
22、23、30、31、34、35、42及び43に
夫々供給する。
【0229】各バッファBF1〜BF8、BF11〜B
F18、BF21〜BF28、BF31〜BF38、B
F41〜BF48、F51〜BF58の容量を夫々2フ
レーム(スペースデータ及びフレーム制御データを含
む)とした場合、図11に斜線の領域及びこの斜線の領
域に添えたフレームを示す符号Fr1及びFr2、・・
・・Fr15及びFr16で示すように、フレームデー
タは、ディスクドライブ22、23、30、31、3
4、35、42及び43の各ディスクDISC1、DI
SC2、・・・・DISC8に巡回して記録される。
【0230】尚、上述の例においては、スイッチS1〜
S8をスイッチング制御信号で切り換えることによっ
て、データ処理回路200のチャンネルchEの入出力
端を、バッファBF1〜BF8、並びにスイッチ25
3、254、・・・・260を介してディスクドライブ
22、23、30、31、34、35、42及び43に
接続し、スイッチS11〜S18をスイッチング制御信
号で切り換えることによって、データ処理回路200の
チャンネルchAの入出力端を、バッファBF11〜B
F18、スイッチ253、254、・・・・260を介
して、ディスクドライブ22、23、30、31、3
4、35、42及び43に接続し、スイッチS21〜S
28をスイッチング制御信号で切り換えることによっ
て、データ処理回路200のチャンネルchBの入出力
端を、バッファBF21〜BF28、並びにスイッチ2
53、254、・・・・260を介して、ディスクドラ
イブ22、23、30、31、34、35、42及び4
3に接続し、スイッチS31〜S38をスイッチング制
御信号で切り換えることによって、データ処理回路20
0のチャンネルchCの入出力端を、バッファBF31
〜BF38、並びにスイッチ253、254、・・・・
260を介して、ディスクドライブ22、23、30、
31、34、35、42及び43に接続し、スイッチS
41〜S48をスイッチング制御信号で切り換えること
によって、データ処理回路200のチャンネルchDの
入出力端を、バッファBF41〜BF48、並びにスイ
ッチ253、254、・・・・260を介して、ディス
クドライブ22、23、30、31、34、35、42
及び43に接続し、スイッチS51〜S58をスイッチ
ング制御信号で切り換えることによって、データ処理回
路200のチャンネルchFの入出力端を、バッファB
F51〜BF58、並びにスイッチ253、254、・
・・・260を介して、ディスクドライブ22、23、
30、31、34、35、42及び43に接続するよう
にしている。
【0231】しかしながら、制御部251で、バッファ
BF1〜BF8、BF11〜BF18、BF21〜BF
28、BF31〜BF38、BF41〜BF48、BF
51〜BF58を、書き込み/読み出し信号によって制
御したり、或いはアウトプットコントロール信号やチッ
プイネーブル信号を用いて制御したりすることによっ
て、スイッチS1〜S8、S11〜S18、S21〜S
28、S31〜S38、S41〜S48、S51〜S5
8を用いなくても済ませることができる。
【0232】好ましくは、制御部251からバッファB
F1〜BF8に供給するリード/ライト信号を同一の信
号にし、バッファBF11〜BF18に供給するリード
/ライト信号を同一の信号にし、バッファBF21〜B
F28に供給するリード/ライト信号を同一の信号に
し、バッファBF31〜BF38に供給するリード/ラ
イト信号を同一の信号にし、バッファBF41〜BF4
8に供給するリード/ライト信号を同一の信号にし、バ
ッファBF51〜BF58に供給するリード/ライト信
号を同一の信号にし、バッファBF1〜BF8、BF1
1〜BF18、BF21〜BF28、BF31〜BF3
8、BF41〜BF48、BF51〜BF58に夫々供
給するチップイネーブル信号とアウトプットイネーブル
信号をインアクティブ、アクティブに切り換えるように
すれば良い。
【0233】J.図1のデータコントローラ20による
3つのキャッシュを用いてディスクに映像及び音声デー
タを記録する場合の説明(図12参照)
【0234】図12は図1のデータコントローラ20の
動作を説明するための説明図である。この図12を参照
してデータコントローラ20の動作を説明するにあた
り、次の条件を例として設定する。
【0235】図1に示した再生機21及び記録機24の
再生時のデータ転送速度を3.43MByte/sec
(これをPDspeedとする)とし、図1に示したデ
ィスクドライブ22、23、30、31、34、35、
42及び43の内部の最小(1台あたり)データ転送レ
ートを2.5MByte/secとし、図1に示したデ
ィスクドライブ22、23、30、31、34、35、
42及び43を8台並列に接続した場合におけるトータ
ル転送スピードを2.5×8=20MByte/sec
(これをDDspeedとする)とし、ディスクドライ
ブ22、23、30、31、34、35、42及び43
のシーク時間を最大30msecとし、ディスクドライ
ブ22、23、30、31、34、35、42及び43
のシーク時間を欠陥セクタ退避(例えばディフェクトセ
クタの入れ替え)等を考慮し、シーク間隔を30%考慮
に入れ1.3×30msec=40msecとする(こ
れをTseekと記述する)。
【0236】また、データコントローラ20とディスク
ドライブ22、23、30、31、34、35、42及
び43とは夫々例えばSCSI、SCSI−2(但しF
ast SCSI)、SCSI−3等のインターフェー
ス回路で独立に接続しているものとする。
【0237】また、第1キャッシュ124、第2キャッ
シュ126、第3キャッシュ128、第4キャッシュ1
32、第5キャッシュ134、第6キャッシュ137、
第7キャッシュ139は、ディスクドライブ22、2
3、30、31、34、35、42及び43を、時分割
に使用するためのバッファであり、各ディスクドライブ
22、23、30、31、34、35、42及び43に
おけるヘッドシーク時間及び再生時分割時間を十分吸収
するだけのメモリ容量(例えば16フレーム分)を有す
るものとする。
【0238】また、ディスクDISC1、DISC2、
・・・・DISC8を、Aロールとしての映像及び音声
データが記録されている第1エリアと、Bロールとして
の映像及び音声データが記録されている第2エリアと、
これらA及びBロールとしての映像及び音声データを記
録する第3エリアで夫々構成するものとする。
【0239】第1キャッシュ124、第2キャッシュ1
26及び第4キャッシュ132を用い、ディスクドライ
ブ22、23、30、31、34、35、42及び43
のディスクDISC1、DISC2、・・・・DISC
8の各第1エリアからAロールとしての再生映像及び音
声データP1を再生し、各第2エリアからBロールとし
ての再生映像及び音声データP2を再生し、各第3エリ
アに第4キャッシュ132を介して例えば外部映像及び
音声処理機器(DMEや音声ミクサ)等で処理したA及
びBロールとしての映像及び音声データを記録する場
合、或いは単純に外部からの映像及び音声データを独立
して記録する場合について説明する。
【0240】また、図においてCA1は第1キャッシュ
124の記憶データ量を概念的に示し、CA2は第2キ
ャッシュ126の記憶データ量を概念的に示し、CA4
は第4キャッシュ132の記憶データ量を概念的に示
し、Tr/wはリード・ライト時間を示し、S0、S
1、S2は夫々再生時間を示し、TS1は1つのディス
クDISC1、DISC2、・・・・またはDISC8
をアクセスする期間を示す。
【0241】ディスクドライブ22、23、30、3
1、34、35、42または43が、図中太い実線で示
すリード・ライト時間Tr/wの期間に、ディスクアレ
イコントローラ115からアクセスされると、このディ
スクドライブ22、23、30、31、34、35、4
2または43のディスクDISC1、DISC2、・・
・・またはDISC8の第1エリアからAロールとして
の映像及び音声データP1が再生時間S1の間読み出さ
れる。再生時間S1の間読み出された映像及び音声デー
タP1は第1キャッシュ124に供給されてこの第1キ
ャッシュ124に記憶される。
【0242】リード・ライト時間Tr/wが経過する
と、シーク時間Tseek(図中夫々矢印で示す)とな
り、このシーク時間Tseekにおいては、図中実線の
矢印で示すように、ディスクドライブ22、23、3
0、31、34、35、42または43のヘッドは、デ
ィスクDISC1、DISC2、・・・・またはDIS
C8の第2エリアの位置にされる。
【0243】続いて、太い実線で示す次のリード・ライ
ト時間Tr/wの期間において、ディスクドライブ2
2、23、30、31、34、35、42または43
が、ディスクアレイコントローラ115からアクセスさ
れると、このディスクドライブ22、23、30、3
1、34、35、42または43のディスクDISC
1、DISC2、・・・・またはDISC8の第2エリ
アからBロールとしての映像及び音声データP2が再生
時間の間読み出される。再生時間の間読み出された映像
及び音声データP2は第2キャッシュ126に供給され
てこの第2キャッシュ126に記憶される。
【0244】リード・ライト時間Tr/wが経過する
と、シーク時間Tseekとなり、このシーク時間にお
いては、図中実線の矢印で示すようにディスクドライブ
22、23、30、31、34、35、42または43
のヘッドは、ディスクDISC1、DISC2、・・・
・またはDISC8の第3エリアの位置にされる。
【0245】第3エリアに対応するリード・ライト時間
Tr/wになると、第4キャッシュ132に記憶された
映像及び音声データ、例えば再生された映像及び音声デ
ータP1及びP2が、図示しないDME及び音声ミクサ
に供給されて処理され、再び図1に示した入力部25を
介して供給される映像及び音声データ(ここでは記録入
力Rinとする)等が、第3エリアに順次記録される。
【0246】そしてこのリード・ライト時間Tr/wが
経過すると、シーク時間Tseekとなり、このシーク
時間Tseekにおいては、図中実線の矢印で示すよう
に、ディスクドライブ22、23、30、31、34、
35、42または43のヘッドは、ディスクDISC
1、DISC2、・・・・またはDISC8の第1エリ
アの位置にされる。
【0247】そして第1エリアに対応するリード・ライ
ト時間Tr/wになると、太い実線で示す再生時間S2
の間に、ディスクドライブ22、23、30、31、3
4、35、42または43のディスクDISC1、DI
SC2、・・・・またはDISC8の第1エリアから映
像及び音声データP1が読み出され、第1キャッシュ1
24に順次記憶される。
【0248】そして以下同様にして順次ディスクドライ
ブ22、23、30、31、34、35、42または4
3のディスクDISC1、DISC2、・・・・または
DISC8の各第1エリア及び第2エリアがアクセスさ
れ、これら第1エリア及び第2エリアの映像及び音声デ
ータP1及びP2が再生され、第1キャッシュ124及
び第2キャッシュ126に夫々記憶されると共に、第4
キャッシュ132に記憶された映像及び音声データが、
ディスクドライブ22、23、30、31、34、3
5、42または43のディスクDISC1、DISC
2、・・・・またはDISC8の第3エリアに記録され
る。
【0249】ところで、上述した条件から、例えば映像
及び音声データP1を、ディスクDISC1、DISC
2、・・・・またはDISC8の第1エリアから再生時
間S1の間に、順次読み出して第1キャッシュ124に
記憶し、更にこの第1キャッシュ124から順次映像及
び音声データP1を読み出し、次のディスクDISC
1、DISC2、・・・・またはDISC8の第1エリ
アの再生時間S2で、ディスクDISC1、DISC
2、・・・・またはDISC8から映像及び音声データ
P1を読み出し、読み出した映像及び音声データP1を
第1キャッシュ124に記憶し、この第1キャッシュ1
24から映像及び音声データP1を読み出す場合に、再
生時間S1と再生時間S2で夫々アクセスし、第1キャ
ッシュ124から読み出した映像及び音声データP1が
途切れることなく出力できるようにしなければならな
い。
【0250】つまり、ディスクDISC1、DISC
2、・・・・DISC8の第1エリアから読み出し、第
1キャッシュ124を介して出力する映像及び音声デー
タP1、ディスクDISC1、DISC2、・・・・D
ISC8の第2エリアから読み出し、第2キャッシュ1
26を介して出力する映像及び音声データP2、第4キ
ャッシュ132を介して出力する映像及び音声データR
inを夫々連続したデータ列とするためには、次に示す
条件を満足させる必要がある。
【0251】これは、リード・ライト時間Tr/wにデ
ィスクDISC1、DISC2、・・・・DISC8の
第1エリア及び第2エリアから読み出し、第1キャッシ
ュ124及び第2キャッシュ126に記憶した映像及び
音声データP1のデータ量が、次のリード・ライト時間
Tr/wまでの期間をカバーすること、並びに、第4キ
ャッシュ132に記憶した映像及び音声データRinの
データ量が次のリード・ライト時間Tr/wまでの期間
をカバーすることである。
【0252】即ち、映像及び音声データP1で考える
と、第1キャッシュ124の記憶データ量CA1>期間
TS1における再生データ量は、(リード・ライト時間
Tr/w)×トータル転送スピードDDspeed>
{3×(シーク時間Tseek+リード・ライト時間T
r/w)}×VTRデータ転送スピードPDspeed
となる。
【0253】実際に上述した条件を設定して計算する
と、リード・ライト時間Tr/w=1.06×(シーク
時間Tseek)となる。
【0254】ここで、各シーク時間Tseekは等し
く、各ディスクドライブ22、23、30、31、3
4、35、42及び43による各ディスクDISC1、
DISC2、・・・・DISC8に対するリード・ライ
ト時間Tr/wも等しい。
【0255】例えばシーク時間Tseekを40mse
cに設定した場合、リード・ライト時間Tr/wは4
2.4msecとなる。つまり、シーク時間Tseek
を40msecに設定した場合には、リード・ライト時
間Tr/wは42.4msec以上であれば良い。この
場合の各キャッシュ容量は0.0424×(20MBy
te/sec)=0.85MByte以上となる。つま
り、シーク時間40msecの間にリード或いはライト
できるデータ量よりも1.06倍大きな記憶容量があれ
ば、次のデータの読み出しをカバーすることができるわ
けである。また、この条件においてはチャンネルch
C、チャンネルchD及びチャンネルchEを用いるこ
とを意味している。
【0256】上述の例においては、第1キャッシュ12
4を中心にして説明したが、第2キャッシュ126及び
第4キャッシュ132についても同様である。映像及び
音声データP2を、リード・ライト時間Tr/wにおい
てディスクDISC1、DISC2、・・・・DISC
8の第2エリアから読み出し、第2キャッシュ126に
記憶し、この第2キャッシュ126から映像及び音声デ
ータP2を読み出した場合に、次のこの第2エリアから
の読み出し時間、つまり、次のリード・ライト時間Tr
/wまでカバーできるようにするためには、上述の条件
の場合においては、第1キャッシュ124と同様に0.
85MByte以上となる。
【0257】同様に、映像及び音声データRinを第4
キャッシュ132に記憶し、この第4キャッシュ132
から映像及び音声データRinを読み出した場合に、次
のこの第3エリアからの読み出し時間、つまり、次のリ
ード・ライト時間Tr/wまでカバーできるようにする
ためには、上述の条件の場合においては、第1キャッシ
ュ124と同様に0.85MByte以上となる。
【0258】K.図7から図11に示したディスクアレ
イコントローラ115と、図1に示したディスクドライ
ブ22、23、30、31、34、35、42及び43
との間の記録時のデータ転送タイミングの説明(図13
及び図14参照)
【0259】図13及び図14に示す転送タイミング
は、図7から図11に示した第1キャッシュ124、第
2キャッシュ126及び第3キャッシュ128を用い、
第1の素材(以下素材AVs1と記述する)、第2の素
材(以下素材AVs2と記述する)、第3の素材(以下
素材AVs3と記述する)を、ディスクドライブ22、
23、30、31、34、35、42及び43の各ディ
スクDISC1、DISC2、・・・・DISC8の巡
回して夫々記録する場合について説明する。
【0260】図において、t0〜t7は、1転送サイク
ルを構成する転送期間であり、この例では、1つの転送
期間を2フレーム分とする。扱う映像データのテレビジ
ョン方式が、NTSC方式の場合は66.6msecと
なり、PAL方式の場合は80msecとなる。
【0261】CACH1は図9から図11に示した第1
キャッシュ124を、CACH2は第2キャッシュ12
6を、CACH3は第3キャッシュ128を夫々示し、
本例においては、これらCACH1、CACH2及びC
ACH3の容量を、夫々16フレーム分とする。また、
図9から図11に示したバッファBF1〜BF8、BF
11からBF18、BF21からBF28、BF31か
らBF38、BF41からBF48、BF51からBF
58の記憶容量を、夫々2フレーム分とする。
【0262】また、2フレーム分のデータを記憶できる
記憶容量は、NTSC方式では230KByte(22
5セクタ×512Byte)、PAL方式では277.
504KByte(271セクタ×512Byte)と
する。
【0263】BF1〜BF8は図9から図11に示した
バッファBF1〜BF8を、BF11〜BF18はバッ
ファBF11〜BF18を、BF21〜BF28はバッ
ファBF21〜BF28を夫々示し、SW1〜SW3は
図9から図11に示したスイッチS1〜S8、S11〜
S18及びS21〜S28を夫々切り換え制御するスイ
ッチング制御信号を夫々示し、DSW1〜DSW8は図
9から図11に示したスイッチ253、254、・・・
・260を夫々切り換え制御するスイッチング制御信号
を夫々示し、Wtは書き込み期間を夫々示す。
【0264】尚、素材AVs1のデータは、各ディスク
ドライブ22、23、30、31、34、35、42及
び43の各ディスクDISC1、DISC2、・・・・
DISC8の各第1エリアの先頭からフレームFr1か
ら順に記録し、素材AVs2のデータは、各ディスクド
ライブ22、23、30、31、34、35、42及び
43の各ディスクDISC2、DISC3、・・・・D
ISC1の各第2エリアの先頭からフレームFr1から
順に記録し、素材AVs3のデータは、各ディスクドラ
イブ22、23、30、31、34、35、42及び4
3の各ディスクDISC2、DISC3、・・・・DI
SC1の各第3エリアの先頭からフレームFr1から順
に記録するものとする。
【0265】また、素材AVs1、AVs2、AVs3
のデータは、図1に示した再生機21からの再生デー
タ、入力部25からの入力データとする。
【0266】最初のサイクルの転送期間t0において
は、図9に示した制御部251からバス252を介して
供給されるスイッチング制御信号SW1によってスイッ
チS1がオンになり、これによって、第1キャッシュ1
24に記憶されている素材AVs1のフレームFr1及
びFr2のデータが、バッファBF1に供給される。
尚、最初のサイクルの転送期間t0においては、制御部
251からバス252を介して供給されるスイッチング
制御信号SW2及びSW3によってスイッチS16及び
S23はオンにならない。
【0267】また、この最初のサイクルの転送期間t0
の書き込み期間Wtにおいて、図9に示した制御部25
1からバス252を介して供給されるスイッチング制御
信号DSW2によって、図11に示したスイッチ257
4の可動接点gが固定接点cに接続され、制御部251
からバス252を介して供給されるスイッチング制御信
号DSW5によって、図11に示したスイッチ257の
可動接点gが固定接点bに接続され、制御部251から
バス252を介して供給されるスイッチング制御信号D
SW8によって、図11に示したスイッチ260の可動
接点gが固定接点aに接続される。
【0268】しかしながら、最初のサイクルの転送期間
t0においては、まだバッファBF22、BF15、B
F8には夫々素材AVs3、AVs2、AVs1のデー
タが供給されていないので、この最初のサイクルの転送
期間t0においては、ディスクDISC2、DISC
5、DISC8にはデータの記録が行われない。
【0269】最初のサイクルの転送期間t1において
は、図9に示した制御部251からバス252を介して
供給されるスイッチング制御信号SW1によってスイッ
チS2がオンになり、これによって、第1キャッシュ1
24に記憶されている素材AVs1のフレームFr3及
びFr4のデータが、バッファBF2に供給される。
尚、最初のサイクルの転送期間t1においては、制御部
251からバス252を介して供給されるスイッチング
制御信号SW2及びSW3によってスイッチS17及び
S24はオンにならない。
【0270】また、この最初のサイクルの転送期間t1
の書き込み期間Wtにおいて、図9に示した制御部25
1からバス252を介して供給されるスイッチング制御
信号DSW1によって、図11に示したスイッチ253
の可動接点gが固定接点aに接続される。これによっ
て、前の転送期間t0において、第1キャッシュ124
からバッファBF1に転送されている、素材AVs1の
フレームFr1及びFr2のデータが、バッファBF1
からディスクドライブ22に供給され、ディスクドライ
ブ22にセットされているディスクDISC1の第1エ
リアに記録される。
【0271】また、制御部251からバス252を介し
て供給されるスイッチング制御信号DSW3によって、
図11に示したスイッチ255の可動接点gが固定接点
cに接続され、制御部251からバス252を介して供
給されるスイッチング制御信号DSW6によって、図1
1に示したスイッチ258の可動接点gが固定接点bに
接続される。
【0272】しかしながら、最初のサイクルの転送期間
t1においては、まだバッファBF23及びBF16に
は夫々素材AVs3及びAVs2のデータが供給されて
いないので、この最初のサイクルの転送期間t1におい
ては、ディスクDISC3及びDISC6にはデータの
記録が行われない。
【0273】最初のサイクルの転送期間t2において
は、図9に示した制御部251からバス252を介して
供給されるスイッチング制御信号SW1によってスイッ
チS3がオンになり、これによって、第1キャッシュ1
24に記憶されている素材AVs1のフレームFr5及
びFr6のデータが、バッファBF3に供給される。
尚、最初のサイクルの転送期間t2においては、制御部
251からバス252を介して供給されるスイッチング
制御信号SW2及びSW3によってスイッチS18及び
S25は夫々オンにならない。
【0274】また、この最初のサイクルの転送期間t2
の書き込み期間Wtにおいて、図9に示した制御部25
1からバス252を介して供給されるスイッチング制御
信号DSW2によって、図11に示したスイッチ254
の可動接点gが固定接点aに接続される。これによっ
て、前の転送期間t1において、第1キャッシュ124
からバッファBF2に転送されている、素材AVs1の
フレームFr3及びFr4のデータが、バッファBF2
からディスクドライブ23に供給され、ディスクドライ
ブ23にセットされているディスクDISC2の第1エ
リアに記録される。
【0275】また、制御部251からバス252を介し
て供給されるスイッチング制御信号DSW4によって、
図11に示したスイッチ256の可動接点gが固定接点
cに接続され、制御部251からバス252を介して供
給されるスイッチング制御信号DSW7によって、図1
1に示したスイッチ259の可動接点gが固定接点bに
接続される。
【0276】しかしながら、最初のサイクルの転送期間
t2においては、まだバッファBF24及びBF17に
は夫々素材AVs3及びAVs2のデータが供給されて
いないので、この最初のサイクルの転送期間t2におい
ては、ディスクDISC4及びDISC7にはデータの
記録が行われない。
【0277】最初のサイクルの転送期間t3において
は、図9に示した制御部251からバス252を介して
供給されるスイッチング制御信号SW1によってスイッ
チS4がオンになり、これによって、第1キャッシュ1
24に記憶されている素材AVs1のフレームFr7及
びFr8のデータが、バッファBF4に供給される。そ
して、制御部251からバス252を介して供給される
スイッチング制御信号SW2によってスイッチS11が
オンになり、これによって、第2キャッシュ126に記
憶されている素材AVs2のフレームFr1及びFr2
のデータが、バッファBF11に供給される。尚、最初
のサイクルの転送期間t3においては、制御部251か
らバス252を介して供給されるスイッチング制御信号
SW3によってスイッチS26はオンにならない。
【0278】また、この最初のサイクルの転送期間t3
の書き込み期間Wtにおいて、図9に示した制御部25
1からバス252を介して供給されるスイッチング制御
信号DSW3によって、図11に示したスイッチ255
の可動接点gが固定接点aに接続される。これによっ
て、前の転送期間t2において、第1キャッシュ124
からバッファBF3に転送されている、素材AVs1の
フレームFr5及びFr6のデータが、バッファBF3
からディスクドライブ30に供給され、ディスクドライ
ブ30にセットされているディスクDISC3の第1エ
リアに記録される。
【0279】また、制御部251からバス252を介し
て供給されるスイッチング制御信号DSW5によって、
図11に示したスイッチ258の可動接点gが固定接点
cに接続され、制御部251からバス252を介して供
給されるスイッチング制御信号DSW8によって、図1
1に示したスイッチ260の可動接点gが固定接点bに
接続される。
【0280】しかしながら、最初のサイクルの転送期間
t3においては、まだバッファBF25及びBF18に
は夫々素材AVs3及びAVs2のデータが供給されて
いないので、この最初のサイクルの転送期間t3におい
ては、ディスクDISC5及びDISC8にはデータの
記録が行われない。
【0281】最初のサイクルの転送期間t4において
は、図9に示した制御部251からバス252を介して
供給されるスイッチング制御信号SW1によってスイッ
チS5がオンになり、これによって、第1キャッシュ1
24に記憶されている素材AVs1のフレームFr9及
びFr10のデータが、バッファBF5に供給される。
そして、制御部251からバス252を介して供給され
るスイッチング制御信号SW2によってスイッチS12
がオンになり、これによって、第2キャッシュ126に
記憶されている素材AVs2のフレームFr3及びFr
4のデータが、バッファBF12に供給される。尚、最
初のサイクルの転送期間t4においては、制御部251
からバス252を介して供給されるスイッチング制御信
号SW3によってスイッチS27はオンにならない。
【0282】また、この最初のサイクルの転送期間t4
の書き込み期間Wtにおいて、図9に示した制御部25
1からバス252を介して供給されるスイッチング制御
信号DSW1によって、図11に示したスイッチ253
の可動接点gが固定接点bに接続される。これによっ
て、前の転送期間t3において、第2キャッシュ126
からバッファBF11に転送されている、素材AVs2
のフレームFr1及びFr2のデータが、バッファBF
11からディスクドライブ22に供給され、ディスクド
ライブ22にセットされているディスクDISC1の第
2エリアに記録される。
【0283】また、制御部251からバス252を介し
て供給されるスイッチング制御信号DSW4によって、
図11に示したスイッチ256の可動接点gが固定接点
aに接続される。これによって、前の転送期間t3にお
いて、第1キャッシュ124からバッファBF4に転送
されている素材AVs1のフレームFr7及びFr8の
データが、バッファBF4からディスクドライブ31に
供給され、ディスクドライブ31にセットされているデ
ィスクDISC4の第1エリアに記録される。また、制
御部251からバス252を介して供給されるスイッチ
ング制御信号DSW6によって、図11に示したスイッ
チ258の可動接点gが固定接点cに接続される。
【0284】しかしながら、最初のサイクルの転送期間
t4においては、まだバッファBF26には素材AVs
3のデータが供給されていないので、この最初のサイク
ルの転送期間t4においては、ディスクDISC6には
データの記録が行われない。
【0285】最初のサイクルの転送期間t5において
は、図9に示した制御部251からバス252を介して
供給されるスイッチング制御信号SW1によってスイッ
チS6がオンになり、これによって、第1キャッシュ1
24に記憶されている素材AVs1のフレームFr11
及びFr12のデータが、バッファBF6に供給され
る。そして、制御部251からバス252を介して供給
されるスイッチング制御信号SW2によってスイッチS
13がオンになり、これによって、第2キャッシュ12
6に記憶されている素材AVs2のフレームSr5及び
Fr6のデータが、バッファBF13に供給される。
尚、最初のサイクルの転送期間t4においては、制御部
251からバス252を介して供給されるスイッチング
制御信号SW3によってスイッチS28はオンにならな
い。
【0286】また、この最初のサイクルの転送期間t5
の書き込み期間Wtにおいて、図9に示した制御部25
1からバス252を介して供給されるスイッチング制御
信号DSW2によって、図11に示したスイッチ254
の可動接点gが固定接点bに接続される。これによっ
て、前の転送期間t4において、第2キャッシュ126
からバッファBF12に転送されている、素材AVs2
のフレームFr3及びFr4のデータが、バッファBF
12からディスクドライブ23に供給され、ディスクド
ライブ23にセットされているディスクDISC2の第
2エリアに記録される。
【0287】また、制御部251からバス252を介し
て供給されるスイッチング制御信号DSW5によって、
図11に示したスイッチ257の可動接点gが固定接点
aに接続される。これによって、前の転送期間t4にお
いて、第1キャッシュ124からバッファBF5に転送
されている素材AVs1のフレームFr9及びFr10
のデータが、バッファBF5からディスクドライブ34
に供給され、ディスクドライブ34にセットされている
ディスクDISC5の第1エリアに記録される。また、
制御部251からバス252を介して供給されるスイッ
チング制御信号DSW7によって、図11に示したスイ
ッチ259の可動接点gが固定接点cに接続される。
【0288】しかしながら、最初のサイクルの転送期間
t5においては、まだバッファBF27には素材AVs
3のデータが供給されていないので、この最初のサイク
ルの転送期間t5においては、ディスクDISC7には
データの記録が行われない。
【0289】最初のサイクルの転送期間t6において
は、図9に示した制御部251からバス252を介して
供給されるスイッチング制御信号SW1によってスイッ
チS7がオンになり、これによって、第1キャッシュ1
24に記憶されている素材AVs1のフレームFr12
及びFr13のデータが、バッファBF7に供給され
る。そして、制御部251からバス252を介して供給
されるスイッチング制御信号SW2によってスイッチS
14がオンになり、これによって、第2キャッシュ12
6に記憶されている素材AVs2のフレームFr7及び
Fr8のデータが、バッファBF14に供給される。そ
して、制御部251からバス252を介して供給される
スイッチング制御信号SW3によってスイッチS21が
オンになり、これによって、第3キャッシュ128に記
憶されている素材AVs3のフレームFr1及びFr2
のデータが、バッファBF21に供給される。
【0290】また、この最初のサイクルの転送期間t6
の書き込み期間Wtにおいて、図9に示した制御部25
1からバス252を介して供給されるスイッチング制御
信号DSW3によって、図11に示したスイッチ255
の可動接点gが固定接点bに接続される。これによっ
て、前の転送期間t5において、第2キャッシュ126
からバッファBF13に転送されている、素材AVs2
のフレームFr5及びFr6のデータが、バッファBF
13からディスクドライブ30に供給され、ディスクド
ライブ30にセットされているディスクDISC3の第
2エリアに記録される。
【0291】また、制御部251からバス252を介し
て供給されるスイッチング制御信号DSW6によって、
図11に示したスイッチ258の可動接点gが固定接点
aに接続される。これによって、前の転送期間t5にお
いて、第1キャッシュ124からバッファBF6に転送
されている素材AVs1のフレームFr11及びFr1
2のデータが、バッファBF6からディスクドライブ3
5に供給され、ディスクドライブ35にセットされてい
るディスクDISC6の第1エリアに記録される。
【0292】また、制御部251からバス252を介し
て供給されるスイッチング制御信号DSW8によって、
図11に示したスイッチ260の可動接点gが固定接点
cに接続される。
【0293】しかしながら、最初のサイクルの転送期間
t6においては、まだバッファBF28には素材AVs
3のデータが供給されていないので、この最初のサイク
ルの転送期間t6においては、ディスクDISC8には
データの記録が行われない。
【0294】最初のサイクルの転送期間t7において
は、図9に示した制御部251からバス252を介して
供給されるスイッチング制御信号SW1によってスイッ
チS8がオンになり、これによって、第1キャッシュ1
24に記憶されている素材AVs1のフレームFr14
及びFr15のデータが、バッファBF8に供給され
る。そして、制御部251からバス252を介して供給
されるスイッチング制御信号SW2によってスイッチS
15がオンになり、これによって、第2キャッシュ12
6に記憶されている素材AVs2のフレームSr9及び
Fr10のデータが、バッファBF15に供給される。
そして、制御部251からバス252を介して供給され
るスイッチング制御信号SW3によってスイッチS22
がオンになり、これによって、第3キャッシュ128に
記憶されている素材AVs3のフレームFr3及びFr
4のデータが、バッファBF22に供給される。
【0295】また、この最初のサイクルの転送期間t7
の書き込み期間Wtにおいて、図9に示した制御部25
1からバス252を介して供給されるスイッチング制御
信号DSW1によって、図11に示したスイッチ253
の可動接点gが固定接点cに接続される。これによっ
て、前の転送期間t6において、第3キャッシュ128
からバッファBF21に転送されている、素材AVs3
のフレームFr1及びFr2のデータが、バッファBF
21からディスクドライブ22に供給され、ディスクド
ライブ22にセットされているディスクDISC1の第
3エリアに記録される。
【0296】また、制御部251からバス252を介し
て供給されるスイッチング制御信号DSW4によって、
図11に示したスイッチ256の可動接点gが固定接点
bに接続される。これによって、前の転送期間t6にお
いて、第2キャッシュ126からバッファBF14に転
送されている素材AVs2のフレームFr7及びFr8
のデータが、バッファBF14からディスクドライブ3
1に供給され、ディスクドライブ31にセットされてい
るディスクDISC4の第2エリアに記録される。
【0297】また、制御部251からバス252を介し
て供給されるスイッチング制御信号DSW7によって、
図11に示したスイッチ259の可動接点gが固定接点
aに接続される。これによって、前の転送期間t6にお
いて、第1キャッシュ124からバッファBF7に転送
されている素材AVs1のフレームFr13及びFr1
4のデータが、バッファBF7からディスクドライブ4
2に供給され、ディスクドライブ42にセットされてい
るディスクDISC7の第1エリアに記録される。
【0298】2番目のサイクルの転送期間t0において
は、図9に示した制御部251からバス252を介して
供給されるスイッチング制御信号SW1によってスイッ
チS1がオンになり、これによって、第1キャッシュ1
24に記憶されている素材AVs1のフレームFr16
及びFr17のデータが、バッファBF1に供給され
る。そして、制御部251からバス252を介して供給
されるスイッチング制御信号SW2によってスイッチS
16がオンになり、これによって、第2キャッシュ12
6に記憶されている素材AVs2のフレームSr11及
びFr12のデータが、バッファBF16に供給され
る。そして、制御部251からバス252を介して供給
されるスイッチング制御信号SW3によってスイッチS
23がオンになり、これによって、第3キャッシュ12
8に記憶されている素材AVs3のフレームFr5及び
Fr6のデータが、バッファBF23に供給される。
【0299】また、この2番目のサイクルの転送期間t
0の書き込み期間Wtにおいて、図9に示した制御部2
51からバス252を介して供給されるスイッチング制
御信号DSW2によって、図11に示したスイッチ25
4の可動接点gが固定接点cに接続される。これによっ
て、前の転送期間t7において、第3キャッシュ128
からバッファBF22に転送されている、素材AVs3
のフレームFr3及びFr4のデータが、バッファBF
22からディスクドライブ23に供給され、ディスクド
ライブ23にセットされているディスクDISC2の第
3エリアに記録される。
【0300】また、制御部251からバス252を介し
て供給されるスイッチング制御信号DSW5によって、
図11に示したスイッチ257の可動接点gが固定接点
bに接続される。これによって、前の転送期間t7にお
いて、第2キャッシュ126からバッファBF15に転
送されている素材AVs2のフレームFr9及びFr1
0のデータが、バッファBF15からディスクドライブ
34に供給され、ディスクドライブ34にセットされて
いるディスクDISC5の第2エリアに記録される。
【0301】また、制御部251からバス252を介し
て供給されるスイッチング制御信号DSW8によって、
図11に示したスイッチ260の可動接点gが固定接点
aに接続される。これによって、前の転送期間t7にお
いて、第1キャッシュ124からバッファBF8に転送
されている素材AVs1のフレームFr15及びFr1
6のデータが、バッファBF8からディスクドライブ4
3に供給され、ディスクドライブ43にセットされてい
るディスクDISC8の第1エリアに記録される。
【0302】2番目のサイクルの転送期間t1において
は、図9に示した制御部251からバス252を介して
供給されるスイッチング制御信号SW1によってスイッ
チS2がオンになり、これによって、第1キャッシュ1
24に記憶されている素材AVs1のフレームFr19
及びFr20のデータが、バッファBF2に供給され
る。そして、制御部251からバス252を介して供給
されるスイッチング制御信号SW2によってスイッチS
17がオンになり、これによって、第2キャッシュ12
6に記憶されている素材AVs2のフレームFr13及
びFr14のデータが、バッファBF17に供給され
る。そして、制御部251からバス252を介して供給
されるスイッチング制御信号SW3によってスイッチS
24がオンになり、これによって、第3キャッシュ12
8に記憶されている素材AVs3のフレームFr7及び
Fr8のデータが、バッファBF24に供給される。
【0303】また、この2番目のサイクルの転送期間t
1の書き込み期間Wtにおいて、図9に示した制御部2
51からバス252を介して供給されるスイッチング制
御信号DSW1によって、図11に示したスイッチ25
3の可動接点gが固定接点aに接続される。これによっ
て、前の転送期間t0において、第1キャッシュ124
からバッファBF1に転送されている、素材AVs1の
フレームFr17及びFr18のデータが、バッファB
F1からディスクドライブ22に供給され、ディスクド
ライブ22にセットされているディスクDISC1の第
1エリアに記録される。
【0304】また、制御部251からバス252を介し
て供給されるスイッチング制御信号DSW3によって、
図11に示したスイッチ255の可動接点gが固定接点
cに接続される。これによって、前の転送期間t0にお
いて、第3キャッシュ128からバッファBF23に転
送されている素材AVs3のフレームFr5及びFr6
のデータが、バッファBF23からディスクドライブ3
0に供給され、ディスクドライブ30にセットされてい
るディスクDISC3の第3エリアに記録される。
【0305】また、制御部251からバス252を介し
て供給されるスイッチング制御信号DSW6によって、
図11に示したスイッチ258の可動接点gが固定接点
bに接続される。これによって、前の転送期間t0にお
いて、第2キャッシュ126からバッファBF16に転
送されている素材AVs2のフレームFr11及びFr
12のデータが、バッファBF16からディスクドライ
ブ35に供給され、ディスクドライブ35にセットされ
ているディスクDISC6の第2エリアに記録される。
【0306】2番目のサイクルの転送期間t2において
は、図9に示した制御部251からバス252を介して
供給されるスイッチング制御信号SW1によってスイッ
チS3がオンになり、これによって、第1キャッシュ1
24に記憶されている素材AVs1のフレームFr21
及びFr22のデータが、バッファBF3に供給され
る。そして、制御部251からバス252を介して供給
されるスイッチング制御信号SW2によってスイッチS
18がオンになり、これによって、第2キャッシュ12
6に記憶されている素材AVs2のフレームSr15及
びFr16のデータが、バッファBF18に供給され
る。そして、制御部251からバス252を介して供給
されるスイッチング制御信号SW3によってスイッチS
25がオンになり、これによって、第3キャッシュ12
8に記憶されている素材AVs3のフレームFr9及び
Fr10のデータが、バッファBF25に供給される。
【0307】また、この2番目のサイクルの転送期間t
2の書き込み期間Wtにおいて、図9に示した制御部2
51からバス252を介して供給されるスイッチング制
御信号DSW2によって、図11に示したスイッチ25
4の可動接点gが固定接点aに接続される。これによっ
て、前の転送期間t1において、第1キャッシュ124
からバッファBF2に転送されている、素材AVs1の
フレームFr19及びFr20のデータが、バッファB
F2からディスクドライブ23に供給され、ディスクド
ライブ23にセットされているディスクDISC2の第
1エリアに記録される。
【0308】また、制御部251からバス252を介し
て供給されるスイッチング制御信号DSW4によって、
図11に示したスイッチ256の可動接点gが固定接点
cに接続される。これによって、前の転送期間t1にお
いて、第3キャッシュ128からバッファBF24に転
送されている素材AVs3のフレームFr7及びFr8
のデータが、バッファBF24からディスクドライブ3
1に供給され、ディスクドライブ31にセットされてい
るディスクDISC4の第3エリアに記録される。
【0309】また、制御部251からバス252を介し
て供給されるスイッチング制御信号DSW7によって、
図11に示したスイッチ259の可動接点gが固定接点
bに接続される。これによって、前の転送期間t1にお
いて、第2キャッシュ126からバッファBF17に転
送されている素材AVs2のフレームFr13及びFr
14のデータが、バッファBF17からディスクドライ
ブ42に供給され、ディスクドライブ42にセットされ
ているディスクDISC7の第2エリアに記録される。
【0310】2番目のサイクルの転送期間t3において
は、図9に示した制御部251からバス252を介して
供給されるスイッチング制御信号SW1によってスイッ
チS4がオンになり、これによって、第1キャッシュ1
24に記憶されている素材AVs1のフレームFr23
及びFr24のデータが、バッファBF4に供給され
る。そして、制御部251からバス252を介して供給
されるスイッチング制御信号SW2によってスイッチS
11がオンになり、これによって、第2キャッシュ12
6に記憶されている素材AVs2のフレームFr17及
びFr18のデータが、バッファBF11に供給され
る。そして、制御部251からバス252を介して供給
されるスイッチング制御信号SW3によってスイッチS
26がオンになり、これによって、第3キャッシュ12
8に記憶されている素材AVs3のフレームFr11及
びFr12のデータが、バッファBF26に供給され
る。
【0311】また、この2番目のサイクルの転送期間t
3の書き込み期間Wtにおいて、図9に示した制御部2
51からバス252を介して供給されるスイッチング制
御信号DSW3によって、図11に示したスイッチ25
5の可動接点gが固定接点aに接続される。これによっ
て、前の転送期間t2において、第1キャッシュ124
からバッファBF3に転送されている、素材AVs1の
フレームFr21及びFr22のデータが、バッファB
F3からディスクドライブ31に供給され、ディスクド
ライブ31にセットされているディスクDISC3の第
1エリアに記録される。
【0312】また、制御部251からバス252を介し
て供給されるスイッチング制御信号DSW5によって、
図11に示したスイッチ257の可動接点gが固定接点
cに接続される。これによって、前の転送期間t2にお
いて、第3キャッシュ128からバッファBF25に転
送されている素材AVs3のフレームFr9及びFr1
0のデータが、バッファBF25からディスクドライブ
34に供給され、ディスクドライブ34にセットされて
いるディスクDISC5の第3エリアに記録される。
【0313】また、制御部251からバス252を介し
て供給されるスイッチング制御信号DSW8によって、
図11に示したスイッチ260の可動接点gが固定接点
bに接続される。これによって、前の転送期間t2にお
いて、第2キャッシュ126からバッファBF18に転
送されている素材AVs2のフレームFr15及びFr
16のデータが、バッファBF18からディスクドライ
ブ43に供給され、ディスクドライブ43にセットされ
ているディスクDISC8の第2エリアに記録される。
【0314】2番目のサイクルの転送期間t4において
は、図9に示した制御部251からバス252を介して
供給されるスイッチング制御信号SW1によってスイッ
チS5がオンになり、これによって、第1キャッシュ1
24に記憶されている素材AVs1のフレームFr25
及びFr26のデータが、バッファBF5に供給され
る。そして、制御部251からバス252を介して供給
されるスイッチング制御信号SW2によってスイッチS
12がオンになり、これによって、第2キャッシュ12
6に記憶されている素材AVs2のフレームSr19及
びFr20のデータが、バッファBF12に供給され
る。そして、制御部251からバス252を介して供給
されるスイッチング制御信号SW3によってスイッチS
27がオンになり、これによって、第3キャッシュ12
8に記憶されている素材AVs3のフレームFr13及
びFr14のデータが、バッファBF27に供給され
る。
【0315】また、この2番目のサイクルの転送期間t
4の書き込み期間Wtにおいて、図9に示した制御部2
51からバス252を介して供給されるスイッチング制
御信号DSW1によって、図11に示したスイッチ25
3の可動接点gが固定接点bに接続される。これによっ
て、前の転送期間t3において、第2キャッシュ126
からバッファBF11に転送されている、素材AVs2
のフレームFr17及びFr18のデータが、バッファ
BF11からディスクドライブ22に供給され、ディス
クドライブ22にセットされているディスクDISC1
の第2エリアに記録される。
【0316】また、制御部251からバス252を介し
て供給されるスイッチング制御信号DSW4によって、
図11に示したスイッチ256の可動接点gが固定接点
aに接続される。これによって、前の転送期間t3にお
いて、第1キャッシュ124からバッファBF4に転送
されている素材AVs1のフレームFr23及びFr2
4のデータが、バッファBF4からディスクドライブ3
1に供給され、ディスクドライブ31にセットされてい
るディスクDISC4の第1エリアに記録される。
【0317】また、制御部251からバス252を介し
て供給されるスイッチング制御信号DSW6によって、
図11に示したスイッチ258の可動接点gが固定接点
cに接続される。これによって、前の転送期間t3にお
いて、第3キャッシュ128からバッファBF26に転
送されている素材AVs3のフレームFr11及びFr
12のデータが、バッファBF26からディスクドライ
ブ35に供給され、ディスクドライブ35にセットされ
ているディスクDISC6の第3エリアに記録される。
【0318】2番目のサイクルの転送期間t5において
は、図9に示した制御部251からバス252を介して
供給されるスイッチング制御信号SW1によってスイッ
チS6がオンになり、これによって、第1キャッシュ1
24に記憶されている素材AVs1のフレームFr27
及びFr28のデータが、バッファBF6に供給され
る。そして、制御部251からバス252を介して供給
されるスイッチング制御信号SW2によってスイッチS
13がオンになり、これによって、第2キャッシュ12
6に記憶されている素材AVs2のフレームSr21及
びFr22のデータが、バッファBF13に供給され
る。そして、制御部251からバス252を介して供給
されるスイッチング制御信号SW3によってスイッチS
27がオンになり、これによって、第3キャッシュ12
8に記憶されている素材AVs3のフレームFr15及
びFr16のデータが、バッファBF28に供給され
る。
【0319】また、この2番目のサイクルの転送期間t
5の書き込み期間Wtにおいて、図9に示した制御部2
51からバス252を介して供給されるスイッチング制
御信号DSW2によって、図11に示したスイッチ25
4の可動接点gが固定接点bに接続される。これによっ
て、前の転送期間t4において、第2キャッシュ126
からバッファBF12に転送されている、素材AVs2
のフレームFr19及びFr20のデータが、バッファ
BF12からディスクドライブ23に供給され、ディス
クドライブ23にセットされているディスクDISC2
の第2エリアに記録される。
【0320】また、制御部251からバス252を介し
て供給されるスイッチング制御信号DSW5によって、
図11に示したスイッチ257の可動接点gが固定接点
aに接続される。これによって、前の転送期間t4にお
いて、第1キャッシュ124からバッファBF5に転送
されている素材AVs1のフレームFr25及びFr2
6のデータが、バッファBF5からディスクドライブ3
4に供給され、ディスクドライブ34にセットされてい
るディスクDISC5の第1エリアに記録される。
【0321】また、制御部251からバス252を介し
て供給されるスイッチング制御信号DSW7によって、
図11に示したスイッチ184の可動接点gが固定接点
cに接続される。これによって、前の転送期間t4にお
いて、第3キャッシュ128からバッファBF27に転
送されている素材AVs3のフレームFr13及びFr
14のデータが、バッファBF27からディスクドライ
ブ42に供給され、ディスクドライブ42にセットされ
ているディスクDISC7の第3エリアに記録される。
【0322】2番目のサイクルの転送期間t6において
は、図9に示した制御部251からバス252を介して
供給されるスイッチング制御信号SW1によってスイッ
チS7がオンになり、これによって、第1キャッシュ1
24に記憶されている素材AVs1のフレームFr29
及びFr30のデータが、バッファBF7に供給され
る。そして、制御部251からバス252を介して供給
されるスイッチング制御信号SW2によってスイッチS
14がオンになり、これによって、第2キャッシュ12
6に記憶されている素材AVs2のフレームSr23及
びFr24のデータが、バッファBF14に供給され
る。そして、制御部251からバス252を介して供給
されるスイッチング制御信号SW3によってスイッチS
21がオンになり、これによって、第3キャッシュ12
8に記憶されている素材AVs3のフレームFr17及
びFr18のデータが、バッファBF21に供給され
る。
【0323】また、この2番目のサイクルの転送期間t
6の書き込み期間Wtにおいて、図9に示した制御部2
51からバス252を介して供給されるスイッチング制
御信号DSW3によって、図11に示したスイッチ25
5の可動接点gが固定接点bに接続される。これによっ
て、前の転送期間t5において、第2キャッシュ126
からバッファBF13に転送されている、素材AVs2
のフレームFr21及びFr22のデータが、バッファ
BF13からディスクドライブ30に供給され、ディス
クドライブ30にセットされているディスクDISC3
の第2エリアに記録される。
【0324】また、制御部251からバス252を介し
て供給されるスイッチング制御信号DSW6によって、
図11に示したスイッチ258の可動接点gが固定接点
aに接続される。これによって、前の転送期間t5にお
いて、第1キャッシュ124からバッファBF6に転送
されている素材AVs1のフレームFr27及びFr2
8のデータが、バッファBF6からディスクドライブ3
5に供給され、ディスクドライブ35にセットされてい
るディスクDISC6の第1エリアに記録される。
【0325】また、制御部251からバス252を介し
て供給されるスイッチング制御信号DSW8によって、
図11に示したスイッチ260の可動接点gが固定接点
cに接続される。これによって、前の転送期間t5にお
いて、第3キャッシュ128からバッファBF28に転
送されている素材AVs3のフレームFr15及びFr
16のデータが、バッファBF28からディスクドライ
ブ43に供給され、ディスクドライブ43にセットされ
ているディスクDISC8の第3エリアに記録される。
【0326】以下同様に、第1、第2及び第3キャッシ
ュ124、126及び128に記憶されている素材AV
s1、AVs2及びAVs3のデータが、夫々2フレー
ム分ずつ、バッファBF1〜BF8、BF11〜BF1
8、BF21〜BF28を介してディスクドライブ2
2、23、30、31、34、35、42及び43の各
ディスクDISC1、DISC2、・・・・DISC8
の各第1、第2及び第3エリアに順次記録される。
【0327】L.図7から図11に示したディスクアレ
イコントローラ115と、図1に示したディスクドライ
ブ22、23、30、31、34、35、42及び43
との間の再生時のデータ転送タイミングの説明(図15
及び図16参照)
【0328】図15及び図16に示す転送タイミング
は、図7に示した第1キャッシュ124、第2キャッシ
ュ126及び第3キャッシュ128を用い、図13及び
図14を参照して説明したように、ディスクドライブ2
2、23、30、31、34、35、42及び43の各
ディスクDISC1、DISC2、・・・・DISC8
の各第1、第2及び第3エリアに夫々記録されている第
1の素材(以下素材AVs1と記述する)、第2の素材
(以下素材AVs2と記述する)、第3の素材(以下素
材AVs3と記述する)を、順次再生する場合について
説明する。
【0329】図において、t0〜t7は、図13及び図
14と同様に、1転送サイクルを構成する転送期間であ
り、この例では、1つの転送期間を2フレーム分とす
る。扱う映像データのテレビジョン方式が、NTSC方
式の場合は66.6msecとなり、PAL方式の場合
は80msecとなる。
【0330】CACH1は図7から図11に示した第1
キャッシュ124を、CACH2は第2キャッシュ12
6を、CACH3は第3キャッシュ128を夫々示し、
本例においては、これらCACH1、CACH2及びC
ACH3の容量を、夫々16フレーム分とする。また、
図9から図11に示したバッファBF1〜BF8、BF
11からBF18、BF21からBF28、BF31か
らBF38、BF41からBF48、BF51からBF
58の記憶容量を、夫々2フレーム分とする。
【0331】また、2フレーム分のデータを記憶できる
記憶容量は、NTSC方式では230KByte(22
5セクタ×512Byte)、PAL方式では277.
504KByte(271セクタ×512Byte)と
する。
【0332】BF1〜BF8は図9から図11に示した
バッファBF1〜BF8を、BF11〜BF18はバッ
ファBF11〜BF18を、BF21〜BF28はバッ
ファBF21〜BF28を夫々示し、SW1〜SW3は
図9から図11に示したスイッチS1〜S8、S11〜
S18及びS21〜S28を夫々切り換え制御するスイ
ッチング制御信号を夫々示し、DSW1〜DSW8は図
9から図11に示したスイッチ253、254、・・・
・260を夫々切り換え制御するスイッチング制御信号
を夫々示し、Rtは読み出し期間を夫々示す。
【0333】先ず、最初のサイクルの転送期間t0にお
いては、図9に示した制御部251からバス252を介
して供給されるスイッチング制御信号SW1によってス
イッチS1がオンになり、これによって、バッファBF
1から第1キャッシュ124に素材AVs1のフレーム
のデータが転送できる状態になる。そして、同時に制御
部251からバス252を介して供給されるスイッチン
グ制御信号SW2によってスイッチS16がオンにな
り、これによって、バッファBF16から第2キャッシ
ュ126に素材AVs2のフレームのデータが転送でき
る状態となる。そして、同時に制御部251からバス2
52を介して供給されるスイッチング制御信号SW3に
よってスイッチS23がオンになり、これによって、バ
ッファBF23から第3キャッシュ128に素材AVs
3のフレームのデータが転送できる状態となる。
【0334】しかしながら、最初のサイクルの転送期間
t0においては、バッファBF1、BF16及びBF2
3には、データが転送されていないので、最初のサイク
ルの転送期間t0においては、バッファBF1から第1
キャッシュ124へのデータ転送、バッファBF16か
ら第2キャッシュ126へのデータ転送、バッファBF
23から第3キャッシュ128へのデータ転送は行われ
ない。
【0335】一方、最初のサイクルの転送期間t0の読
み出し期間Rtにおいては、ディスクドライブ23のデ
ィスクDISC2からバッファBF22へ、ディスクド
ライブ34のディスクDISC5からバッファBF15
へ、ディスクドライブ43のディスクDISC8からバ
ッファBF8へデータは転送されない。
【0336】最初のサイクルの転送期間t1において
は、図9に示した制御部251からバス252を介して
供給されるスイッチング制御信号SW1によってスイッ
チS2がオンになり、これによって、バッファBF2か
ら第1キャッシュ124に素材AVs1のフレームのデ
ータが転送できる状態になる。そして、同時に制御部2
51からバス252を介して供給されるスイッチング制
御信号SW2によってスイッチS17がオンになり、こ
れによって、バッファBF17から第2キャッシュ12
6に素材AVs2のフレームのデータが転送できる状態
となる。そして、同時に制御部251からバス252を
介して供給されるスイッチング制御信号SW3によって
スイッチS24がオンになり、これによって、バッファ
BF24から第3キャッシュ128に素材AVs3のフ
レームのデータが転送できる状態となる。
【0337】しかしながら、最初のサイクルの転送期間
t1においては、バッファBF2、BF17及びBF2
4には、データが転送されていないので、最初のサイク
ルの転送期間t1においては、バッファBF2から第1
キャッシュ124へのデータ転送、バッファBF17か
ら第2キャッシュ126へのデータ転送、バッファBF
24から第3キャッシュ128へのデータ転送は行われ
ない。
【0338】一方、最初のサイクルの転送期間t1の読
み出し期間Rtにおいては、制御部251からバス25
2を介して供給されるスイッチング制御信号DSW1に
よって、スイッチ253の可動接点gが固定接点aに接
続され、スイッチング制御信号DSW3によってスイッ
チ255の可動接点gが固定接点cに接続され、スイッ
チング制御信号DSW6によってスイッチ258の可動
接点gが固定接点bに接続される。従って、ディスクド
ライブ22のディスクDISC1から読み出された素材
AVs1のフレームFr1及びFr2のデータがバッフ
ァBF1に転送される。しかしながら、この転送期間t
1においては、ディスクドライブ30のディスクDIS
C3からバッファBF23へ、ディスクドライブ35の
ディスクDISC6からバッファBF16へデータは転
送されない。
【0339】最初のサイクルの転送期間t2において
は、図9に示した制御部251からバス252を介して
供給されるスイッチング制御信号SW1によってスイッ
チS3がオンになり、これによって、バッファBF3か
ら第1キャッシュ124に素材AVs1のフレームのデ
ータが転送できる状態になる。そして、同時に制御部2
51からバス252を介して供給されるスイッチング制
御信号SW2によってスイッチS18がオンになり、こ
れによって、バッファBF18から第2キャッシュ12
6に素材AVs2のフレームのデータが転送できる状態
となる。そして、同時に制御部251からバス252を
介して供給されるスイッチング制御信号SW3によって
スイッチS25がオンになり、これによって、バッファ
BF25から第3キャッシュ128に素材AVs3のフ
レームのデータが転送できる状態となる。
【0340】しかしながら、最初のサイクルの転送期間
t2においては、バッファBF3、BF18及びBF2
5には、データが転送されていないので、最初のサイク
ルの転送期間t2においては、バッファBF3から第1
キャッシュ124へのデータ転送、バッファBF18か
ら第2キャッシュ126へのデータ転送、バッファBF
25から第3キャッシュ128へのデータ転送は行われ
ない。
【0341】一方、最初のサイクルの転送期間t2の読
み出し期間Rtにおいては、制御部251からバス25
2を介して供給されるスイッチング制御信号DSW2に
よってスイッチ254の可動接点gが固定接点aに接続
され、スイッチング制御信号DSW4によってスイッチ
256の可動接点gが固定接点cに接続され、スイッチ
ング制御信号DSW7によってスイッチ259の可動接
点gが固定接点bに接続される。従って、ディスクドラ
イブ23のディスクDISC2から読み出された素材A
Vs1のフレームFr3及びFr4のデータがバッファ
BF2に転送される。しかしながら、この転送期間t2
においては、ディスクドライブ31のディスクDISC
4からバッファBF24へ、ディスクドライブ42のデ
ィスクDISC7からバッファBF17へデータは転送
されない。
【0342】最初のサイクルの転送期間t3において
は、図9に示した制御部251からバス252を介して
供給されるスイッチング制御信号SW1によってスイッ
チS4がオンになり、これによって、バッファBF4か
ら第1キャッシュ124に素材AVs1のフレームのデ
ータが転送できる状態になる。そして、同時に制御部2
51からバス252を介して供給されるスイッチング制
御信号SW2によってスイッチS11がオンになり、こ
れによって、バッファBF11から第2キャッシュ12
6に素材AVs2のフレームのデータが転送できる状態
となる。そして、同時に制御部251からバス252を
介して供給されるスイッチング制御信号SW3によって
スイッチS26がオンになり、これによって、バッファ
BF26から第3キャッシュ128に素材AVs3のフ
レームのデータが転送できる状態となる。
【0343】しかしながら、最初のサイクルの転送期間
t3においては、バッファBF4、BF11及びBF2
6には、データが転送されていないので、最初のサイク
ルの転送期間t3においては、バッファBF4から第1
キャッシュ124へのデータ転送、バッファBF11か
ら第2キャッシュ126へのデータ転送、バッファBF
26から第3キャッシュ128へのデータ転送は行われ
ない。
【0344】一方、最初のサイクルの転送期間t3の読
み出し期間Rtにおいては、制御部251からバス25
2を介して供給されるスイッチング制御信号DSW3に
よってスイッチ255の可動接点gが固定接点aに接続
され、スイッチング制御信号DSW5によってスイッチ
257の可動接点gが固定接点cに接続され、スイッチ
ング制御信号DSW8によってスイッチ260の可動接
点gが固定接点bに接続される。従って、ディスクドラ
イブ30のディスクDISC3から読み出された素材A
Vs1のフレームFr5及びFr6のデータがバッファ
BF3に転送される。しかしながら、この転送期間t3
においては、ディスクドライブ34のディスクDISC
5からバッファBF25へ、ディスクドライブ43のデ
ィスクDISC8からバッファBF18へデータは転送
されない。
【0345】最初のサイクルの転送期間t4において
は、図9に示した制御部251からバス252を介して
供給されるスイッチング制御信号SW1によってスイッ
チS5がオンになり、これによって、バッファBF5か
ら第1キャッシュ124に素材AVs1のフレームのデ
ータが転送できる状態になる。そして、同時に制御部2
51からバス252を介して供給されるスイッチング制
御信号SW2によってスイッチS12がオンになり、こ
れによって、バッファBF12から第2キャッシュ12
6に素材AVs2のフレームのデータが転送できる状態
となる。そして、同時に制御部251からバス252を
介して供給されるスイッチング制御信号SW3によって
スイッチS27がオンになり、これによって、バッファ
BF27から第3キャッシュ128に素材AVs3のフ
レームのデータが転送できる状態となる。
【0346】しかしながら、最初のサイクルの転送期間
t4においては、バッファBF5、BF12及びBF2
7には、データが転送されていないので、最初のサイク
ルの転送期間t4においては、バッファBF5から第1
キャッシュ124へのデータ転送、バッファBF12か
ら第2キャッシュ126へのデータ転送、バッファBF
27から第3キャッシュ128へのデータ転送は行われ
ない。
【0347】一方、最初のサイクルの転送期間t4の読
み出し期間Rtにおいては、制御部251からバス25
2を介して供給されるスイッチング制御信号DSW1に
よってスイッチ253の可動接点gが固定接点bに接続
され、スイッチング制御信号DSW4によってスイッチ
256の可動接点gが固定接点aに接続され、スイッチ
ング制御信号DSW6によってスイッチ258の可動接
点gが固定接点cに接続される。従って、ディスクドラ
イブ22のディスクDISC1から読み出された素材A
Vs2のフレームFr1及びFr2のデータがバッファ
BF11に転送される。同時に、ディスクドライブ31
のディスクDISC4から読み出された素材AVs1の
フレームFr7及びFr8のデータがバッファBF4に
転送される。しかしながら、この転送期間t4において
は、ディスクドライブ35のディスクDISC6からバ
ッファBF26にデータが転送されない。
【0348】最初のサイクルの転送期間t5において
は、図9に示した制御部251からバス252を介して
供給されるスイッチング制御信号SW1によってスイッ
チS6がオンになり、これによって、バッファBF6か
ら第1キャッシュ124に素材AVs1のフレームのデ
ータが転送できる状態になる。そして、同時に制御部2
51からバス252を介して供給されるスイッチング制
御信号SW2によってスイッチS13がオンになり、こ
れによって、バッファBF13から第2キャッシュ12
6に素材AVs2のフレームのデータが転送できる状態
となる。そして、同時に制御部251からバス252を
介して供給されるスイッチング制御信号SW3によって
スイッチS28がオンになり、これによって、バッファ
BF28から第3キャッシュ128に素材AVs3のフ
レームのデータが転送できる状態となる。
【0349】しかしながら、最初のサイクルの転送期間
t5においては、バッファBF6、BF13及びBF2
8には、データが転送されていないので、最初のサイク
ルの転送期間t5においては、バッファBF6から第1
キャッシュ124へのデータ転送、バッファBF13か
ら第2キャッシュ126へのデータ転送、バッファBF
28から第3キャッシュ128へのデータ転送は行われ
ない。
【0350】一方、最初のサイクルの転送期間t5の読
み出し期間Rtにおいては、制御部251からバス25
2を介して供給されるスイッチング制御信号DSW2に
よってスイッチ254の可動接点gが固定接点bに接続
され、スイッチング制御信号DSW5によってスイッチ
257の可動接点gが固定接点aに接続され、スイッチ
ング制御信号DSW7によって可動接点gが固定接点c
に接続される。従って、ディスクドライブ23のディス
クDISC2から読み出された素材AVs2のフレーム
Fr3及びFr4のデータがバッファBF12に転送さ
れる。同時に、ディスクドライブ34のディスクDIS
C5から読み出された素材AVs1のフレームFr9及
びFr10のデータがバッファBF5に転送される。し
かしながら、この転送期間t5においては、ディスクド
ライブ42のディスクDISC7からバッファBF27
にデータが転送されない。
【0351】最初のサイクルの転送期間t6において
は、図9に示した制御部251からバス252を介して
供給されるスイッチング制御信号SW1によってスイッ
チS7がオンになり、これによって、バッファBF7か
ら第1キャッシュ124に素材AVs1のフレームのデ
ータが転送できる状態になる。そして、同時に制御部2
51からバス252を介して供給されるスイッチング制
御信号SW2によってスイッチS14がオンになり、こ
れによって、バッファBF14から第2キャッシュ12
6に素材AVs2のフレームのデータが転送できる状態
となる。そして、同時に制御部251からバス252を
介して供給されるスイッチング制御信号SW3によって
スイッチS21がオンになり、これによって、バッファ
BF21から第3キャッシュ128に素材AVs3のフ
レームのデータが転送できる状態となる。
【0352】しかしながら、最初のサイクルの転送期間
t6においては、バッファBF7、BF14及びBF2
1には、データが転送されていないので、最初のサイク
ルの転送期間t6においては、バッファBF7から第1
キャッシュ124へのデータ転送、バッファBF14か
ら第2キャッシュ126へのデータ転送、バッファBF
21から第3キャッシュ128へのデータ転送は行われ
ない。
【0353】一方、最初のサイクルの転送期間t6の読
み出し期間Rtにおいては、制御部251からバス25
2を介して供給されるスイッチング制御信号によってス
イッチ255の可動接点gが固定接点bに接続され、ス
イッチング制御信号DSW6によってスイッチ258の
可動接点gが固定接点aに接続され、スイッチング制御
信号DSW8によってスイッチ260の可動接点gが固
定接点cに接続される。従って、ディスクドライブ30
のディスクDISC3から読み出された素材AVs2の
フレームFr5及びFr6のデータがバッファBF13
に転送される。同時に、ディスクドライブ35のディス
クDISC6から読み出された素材AVs1のフレーム
Fr11及びFr12のデータがバッファBF6に転送
される。しかしながら、この転送期間t6においては、
ディスクドライブ43のディスクDISC8からバッフ
ァBF28にデータが転送されない。
【0354】最初のサイクルの転送期間t7において
は、図9に示した制御部251からバス252を介して
供給されるスイッチング制御信号SW1によってスイッ
チS8がオンになり、これによって、バッファBF8か
ら第1キャッシュ124に素材AVs1のフレームのデ
ータが転送できる状態になる。そして、同時に制御部2
51からバス252を介して供給されるスイッチング制
御信号SW2によってスイッチS15がオンになり、こ
れによって、バッファBF15から第2キャッシュ12
6に素材AVs2のフレームのデータが転送できる状態
となる。そして、同時に制御部251からバス252を
介して供給されるスイッチング制御信号SW3によって
スイッチS22がオンになり、これによって、バッファ
BF22から第3キャッシュ128に素材AVs3のフ
レームのデータが転送できる状態となる。
【0355】しかしながら、最初のサイクルの転送期間
t7においては、バッファBF8、BF15及びBF2
2には、データが転送されていないので、最初のサイク
ルの転送期間t7においては、バッファBF8から第1
キャッシュ124へのデータ転送、バッファBF15か
ら第2キャッシュ126へのデータ転送、バッファBF
22から第3キャッシュ128へのデータ転送は行われ
ない。
【0356】一方、最初のサイクルの転送期間t7の読
み出し期間Rtにおいては、制御部251からバス25
2を介して供給されるスイッチング制御信号によってス
イッチ253の可動接点gが固定接点cに接続され、ス
イッチング制御信号DSW4によってスイッチ256の
可動接点gが固定接点bに接続され、スイッチング制御
信号DSW7によってスイッチ259の可動接点gが固
定接点aに接続される。従って、ディスクドライブ22
のディスクDISC1から読み出された素材AVs3の
フレームFr1及びFr2のデータがバッファBF21
に転送される。同時に、ディスクドライブ31のディス
クDISC4から読み出された素材AVs2のフレーム
Fr7及びFr8のデータがバッファBF14に転送さ
れる。同時に、ディスクドライブ42のディスクDIS
C7から読み出された素材AVs1のフレームFr13
及びFr14のデータがバッファBF7に転送される。
【0357】2番目のサイクルの転送期間t0において
は、図9に示した制御部251からバス252を介して
供給されるスイッチング制御信号SW1によってスイッ
チS1がオンになり、これによって、バッファBF1か
ら第1キャッシュ124に素材AVs1のフレームのデ
ータが転送できる状態になる。従って、最初のサイクル
の転送期間t1において、ディスクドライブ22のディ
スクDISC1から読み出されてバッファBF1に転送
されている素材AVs1のフレームFr1及びFr2の
データが、第1キャッシュ124に転送される。
【0358】しかしながら、2番目のサイクルの転送期
間t0においては、バッファBF16及びBF23に
は、データが転送されていないので、2番目のサイクル
の転送期間t0においては、バッファBF16から第2
キャッシュ126へのデータ転送、バッファBF23か
ら第3キャッシュ128へのデータ転送は行われない。
【0359】一方、2番目のサイクルの転送期間t0の
読み出し期間Rtにおいては、制御部251からバス2
42を介して供給されるスイッチング制御信号DSW2
によってスイッチ254の可動接点gが固定接点cに接
続され、スイッチング制御信号DSW5によってスイッ
チ257の可動接点gが固定接点bに接続され、スイッ
チング制御信号DSW8によってスイッチ260の可動
接点gが固定接点aに接続される。従って、ディスクド
ライブ23のディスクDISC2から読み出された素材
AVs3のフレームFr3及びFr4のデータがバッフ
ァBF22に転送される。同時に、ディスクドライブ3
4のディスクDISC5から読み出された素材AVs2
のフレームFr9及びFr10のデータがバッファBF
15に転送される。同時に、ディスクドライブ43のデ
ィスクDISC8から読み出された素材AVs1のフレ
ームFr15及びFr16のデータがバッファBF8に
転送される。
【0360】2番目のサイクルの転送期間t1において
は、図9に示した制御部251からバス252を介して
供給されるスイッチング制御信号SW1によってスイッ
チS2がオンになり、これによって、バッファBF2か
ら第1キャッシュ124に素材AVs1のフレームのデ
ータが転送できる状態になる。従って、最初のサイクル
の転送期間t2において、ディスクドライブ23のディ
スクDISC2から読み出されてバッファBF2に転送
されている素材AVs1のフレームFr3及びFr4の
データが、第1キャッシュ124に転送される。
【0361】しかしながら、2番目のサイクルの転送期
間t1においては、バッファBF17及びBF24に
は、データが転送されていないので、2番目のサイクル
の転送期間t1においては、バッファBF17から第2
キャッシュ126へのデータ転送、バッファBF24か
ら第3キャッシュ128へのデータ転送は行われない。
【0362】一方、2番目のサイクルの転送期間t1の
読み出し期間Rtにおいては、制御部251からバス2
52を介して供給されるスイッチング制御信号DSW1
によってスイッチ253の可動接点gが固定接点aに接
続され、スイッチング制御信号DSW3によってスイッ
チ255の可動接点gが固定接点cに接続され、スイッ
チング制御信号DS6によってスイッチ258の可動接
点gが固定接点bに接続される。従って、ディスクドラ
イブ22のディスクDISC1から読み出された素材A
Vs1のフレームFr17及びFr18のデータがバッ
ファBF1に転送される。同時に、ディスクドライブ3
0のディスクDISC3から読み出された素材AVs3
のフレームFr5及びFr6のデータがバッファBF2
3に転送される。同時に、ディスクドライブ35のディ
スクDISC6から読み出された素材AVs2のフレー
ムFr11及びFr12のデータがバッファBF16に
転送される。
【0363】2番目のサイクルの転送期間t2において
は、図9に示した制御部251からバス252を介して
供給されるスイッチング制御信号SW1によってスイッ
チS3がオンになり、これによって、バッファBF3か
ら第1キャッシュ124に素材AVs1のフレームのデ
ータが転送できる状態になる。従って、最初のサイクル
の転送期間t3において、ディスクドライブ30のディ
スクDISC3から読み出されてバッファBF3に転送
されている、素材AVs1のフレームFr5及びFr6
のデータが、第1キャッシュ124に転送される。
【0364】しかしながら、2番目のサイクルの転送期
間t2においては、バッファBF18及びBF25に
は、データが転送されていないので、2番目のサイクル
の転送期間t2においては、バッファBF18から第2
キャッシュ126へのデータ転送、バッファBF25か
ら第3キャッシュ128へのデータ転送は行われない。
【0365】一方、2番目のサイクルの転送期間t2の
読み出し期間Rtにおいては、制御部251からバス2
52を介して供給されるスイッチング制御信号DSW2
によってスイッチ254の可動接点gが固定接点aに接
続され、スイッチング制御信号DSW4によってスイッ
チ256の可動接点gが固定接点cに接続され、スイッ
チング制御信号DSW7によって可動接点gが固定接点
bに接続される。従って、ディスクドライブ23のディ
スクDISC2から読み出された素材AVs1のフレー
ムFr19及びFr20のデータがバッファBF2に転
送される。同時に、ディスクドライブ31のディスクD
ISC4から読み出された素材AVs3のフレームFr
7及びFr8のデータがバッファBF24に転送され
る。同時に、ディスクドライブ42のディスクDISC
7から読み出された素材AVs2のフレームFr13及
びFr14のデータがバッファBF17に転送される。
【0366】2番目のサイクルの転送期間t3において
は、図9に示した制御部251からバス252を介して
供給されるスイッチング制御信号SW1によってスイッ
チS4がオンになり、これによって、バッファBF4か
ら第1キャッシュ124に素材AVs1のフレームのデ
ータが転送できる状態になる。従って、最初のサイクル
の転送期間t4において、ディスクドライブ31のディ
スクDISC4から読み出されてバッファBF4に転送
されている、素材AVs1のフレームFr7及びFr8
のデータが、第1キャッシュ124に転送される。
【0367】また、2番目のサイクルの転送期間t3に
おいては、図9に示した制御部251からバス252を
介して供給されるスイッチング制御信号SW2によって
スイッチS11がオンになり、これによって、バッファ
BF11から第2キャッシュ126に素材AVs2のフ
レームのデータが転送できる状態になる。従って、最初
のサイクルの転送期間t4において、ディスクドライブ
22のディスクDISC1から読み出されてバッファB
F11に転送されている、素材AVs2のフレームFr
1及びFr2のデータが、第2キャッシュ126に転送
される。
【0368】しかしながら、2番目のサイクルの転送期
間t3においては、バッファBF26には、データが転
送されていないので、2番目のサイクルの転送期間t3
においては、バッファBF26から第3キャッシュ12
8へのデータ転送は行われない。
【0369】一方、2番目のサイクルの転送期間t3の
読み出し期間Rtにおいては、制御部251からバス2
52を介して供給されるスイッチング制御信号DSW3
によってスイッチ255の可動接点gが固定接点aに接
続され、スイッチング制御信号DSW5によってスイッ
チ257の可動接点gが固定接点cに接続され、スイッ
チング制御信号DS8によってスイッチ260の可動接
点gが固定接点bに接続される。従って、ディスクドラ
イブ30のディスクDISC3から読み出された素材A
Vs1のフレームFr21及びFr22のデータがバッ
ファBF3に転送される。同時に、ディスクドライブ3
4のディスクDISC5から読み出された素材AVs3
のフレームFr9及びFr10のデータがバッファBF
25に転送される。同時に、ディスクドライブ43のデ
ィスクDISC8から読み出された素材AVs2のフレ
ームFr15及びFr16のデータがバッファBF18
に転送される。
【0370】2番目のサイクルの転送期間t4において
は、図9に示した制御部251からバス252を介して
供給されるスイッチング制御信号SW1によってスイッ
チS5がオンになり、これによって、バッファBF5か
ら第1キャッシュ124に素材AVs1のフレームのデ
ータが転送できる状態になる。従って、最初のサイクル
の転送期間t5において、ディスクドライブ34のディ
スクDISC5から読み出されてバッファBF5に転送
されている、素材AVs1のフレームFr9及びFr1
0のデータが、第1キャッシュ124に転送される。
【0371】また、2番目のサイクルの転送期間t4に
おいては、図9に示した制御部251からバス252を
介して供給されるスイッチング制御信号SW2によって
スイッチS12がオンになり、これによって、バッファ
BF12から第2キャッシュ126に素材AVs2のフ
レームのデータが転送できる状態になる。従って、最初
のサイクルの転送期間t5において、ディスクドライブ
23のディスクDISC2から読み出されてバッファB
F12に転送されている、素材AVs2のフレームFr
3及びFr4のデータが、第2キャッシュ126に転送
される。
【0372】しかしながら、2番目のサイクルの転送期
間t4においては、バッファBF27には、データが転
送されていないので、2番目のサイクルの転送期間t4
においては、バッファBF27から第3キャッシュ12
8へのデータ転送は行われない。
【0373】一方、2番目のサイクルの転送期間t4の
読み出し期間Rtにおいては、制御部251からバス2
52を介して供給されるスイッチング制御信号DSW1
によってスイッチ253の可動接点が固定接点bに接続
され、スイッチング制御信号DSW4によってスイッチ
256の可動接点gが固定接点aに接続され、スイッチ
ング制御信号DSW6によってスイッチ258の可動接
点gが固定接点cに接続される。従って、ディスクドラ
イブ22のディスクDISC1から読み出された素材A
Vs2のフレームFr17及びFr18のデータがバッ
ファBF11に転送される。同時に、ディスクドライブ
31のディスクDISC4から読み出された素材AVs
1のフレームFr23及びFr24のデータがバッファ
BF4に転送される。同時に、ディスクドライブ35の
ディスクDISC6から読み出された素材AVs3のフ
レームFr11及びFr12のデータがバッファBF2
6に転送される。
【0374】2番目のサイクルの転送期間t5において
は、図9に示した制御部251からバス252を介して
供給されるスイッチング制御信号SW1によってスイッ
チS6がオンになり、これによって、バッファBF6か
ら第1キャッシュ124に素材AVs1のフレームのデ
ータが転送できる状態になる。従って、最初のサイクル
の転送期間t6において、ディスクドライブ35のディ
スクDISC6から読み出されてバッファBF6に転送
されている、素材AVs1のフレームFr11及びFr
12のデータが、第1キャッシュ124に転送される。
【0375】また、2番目のサイクルの転送期間t5に
おいては、図9に示した制御部251からバス252を
介して供給されるスイッチング制御信号SW2によって
スイッチS13がオンになり、これによって、バッファ
BF13から第2キャッシュ126に素材AVs2のフ
レームのデータが転送できる状態になる。従って、最初
のサイクルの転送期間t6において、ディスクドライブ
30のディスクDISC3から読み出されてバッファB
F13に転送されている、素材AVs2のフレームFr
5及びFr6のデータが、第2キャッシュ126に転送
される。
【0376】しかしながら、2番目のサイクルの転送期
間t5においては、バッファBF28には、データが転
送されていないので、2番目のサイクルの転送期間t5
においては、バッファBF28から第3キャッシュ12
8へのデータ転送は行われない。
【0377】一方、2番目のサイクルの転送期間t5の
読み出し期間Rtにおいては、制御部251からバス2
52を介して供給されるスイッチング制御信号DSW2
によってスイッチ254の可動接点gが固定接点bに接
続され、スイッチング制御信号DSW5によってスイッ
チ257の可動接点gが固定接点aに接続され、スイッ
チング制御信号DSW7によってスイッチ259の可動
接点gが固定接点cに接続される。従って、ディスクド
ライブ23のディスクDISC2から読み出された素材
AVs2のフレームFr19及びFr20のデータがバ
ッファBF12に転送される。同時に、ディスクドライ
ブ34のディスクDISC5から読み出された素材AV
s1のフレームFr25及びFr26のデータがバッフ
ァBF5に転送される。同時に、ディスクドライブ42
のディスクDISC7から読み出された素材AVs3の
フレームFr13及びFr14のデータがバッファBF
27に転送される。
【0378】2番目のサイクルの転送期間t6において
は、図9に示した制御部251からバス252を介して
供給されるスイッチング制御信号SW1によってスイッ
チS7がオンになり、これによって、バッファBF7か
ら第1キャッシュ124に素材AVs1のフレームのデ
ータが転送できる状態になる。従って、最初のサイクル
の転送期間t7において、ディスクドライブ42のディ
スクDISC7から読み出されてバッファBF7に転送
されている、素材AVs1のフレームFr13及びFr
14のデータが、第1キャッシュ124に転送される。
【0379】また、2番目のサイクルの転送期間t6に
おいては、図9に示した制御部251からバス252を
介して供給されるスイッチング制御信号SW2によって
スイッチS14がオンになり、これによって、バッファ
BF14から第2キャッシュ126に素材AVs2のフ
レームのデータが転送できる状態になる。従って、最初
のサイクルの転送期間t7において、ディスクドライブ
31のディスクDISC4から読み出されてバッファB
F14に転送されている、素材AVs2のフレームFr
7及びFr8のデータが、第2キャッシュ126に転送
される。
【0380】また、2番目のサイクルの転送期間t6に
おいては、図9に示した制御部251からバス252を
介して供給されるスイッチング制御信号SW3によって
スイッチS21がオンになり、これによって、バッファ
BF21から第2キャッシュ126に素材AVs2のフ
レームのデータが転送できる状態になる。従って、最初
のサイクルの転送期間t7において、ディスクドライブ
22のディスクDISC1から読み出されてバッファB
F21に転送されている、素材AVs3のフレームFr
1及びFr2のデータが、第2キャッシュ126に転送
される。
【0381】一方、2番目のサイクルの転送期間t6の
読み出し期間Rtにおいては、制御部251からバス2
52を介して供給されるスイッチング制御信号DSW3
によってスイッチ255の可動接点gが固定接点bに接
続され、スイッチング制御信号DSW6によってスイッ
チ258の可動接点gが固定接点aに接続され、スイッ
チング制御信号DSW8によってスイッチ260の可動
接点gが固定接点cに接続される。従って、ディスクド
ライブ30のディスクDISC3から読み出された素材
AVs2のフレームFr21及びFr22のデータがバ
ッファBF13に転送される。同時に、ディスクドライ
ブ35のディスクDISC6から読み出された素材AV
s1のフレームFr27及びFr28のデータがバッフ
ァBF6に転送される。同時に、ディスクドライブ43
のディスクDISC8から読み出された素材AVs3の
フレームFr15及びFr16のデータがバッファBF
28に転送される。
【0382】以下同様にディスクドライブ22、23、
30、31、34、35、42及び43の各ディスクD
ISC1、DISC2、・・・・DISC8から読み出
された素材AVs1、AVs2及びAVs3のデータ
が、バッファBF1〜BF8、BF11〜BF18、B
F21〜BF28を介して第1キャッシュ124、第2
キャッシュ126、第3キャッシュ128に夫々供給さ
れ、一旦これら第1キャッシュ124、第2キャッシュ
126、第3キャッシュ128に記憶された後に読み出
される。
【0383】M.ディスク上の記録状態の説明(図17
参照)
【0384】図17は、ディスクドライブ22、23、
30、31、34、35、42及び43の各ディスクD
ISC1、DISC2、・・・・DISC8の記録状態
を説明するための説明図である。
【0385】図において、Sn、Sn+1、・・・・S
n+4は、夫々ディスクDISC1、DISC2、・・
・・DISC8の任意の連続するセクタのセクタ番号を
示し、図中に示す破線は、セクタとセクタの境界を示
し、図中示す太線は、所定単位のデータが記録されてい
る領域を示す。この図から明かなように、所定単位のデ
ータは、2つのセクタに丁度収まるように記録されてい
る。
【0386】本例においては、この所定単位を、1或い
は複数フレーム分の映像、音声及びサブコードデータ、
1或いは複数フレーム分の映像データ、1或いは複数フ
レーム分の音声データ、1或いは複数フレーム分のサブ
コードデータ、1或いは複数フレーム分の映像及びサブ
コードデータ、1或いは複数フレーム分の音声データ及
びサブコードデータとし、この所定単位毎にデータをデ
ィスクに記録するようにする。尚、図においては、図中
太線の範囲で示すように、2セクタ分としているが、説
明の便宜上、2セクタ分としており、実際の映像、音声
及びサブコードデータのデータ量は、Nセクタ分とな
る。
【0387】つまり、映像、音声及びサブコードデータ
は、一般的にはフレーム単位で構成され、記録、再生、
編集時においても、フレーム(或いはフィールド)単位
で使用されているので、基本フレームをディスクの基本
セクタのN倍となるようにフォーマットを決めれば、従
来のように、映像、音声及びサブコードデータの開始
を、セクタ番号及びそのセクタ番号からのバイト数デー
タからなるテーブルで管理するようなことが不要とな
る。つまり、本例のようなフォーマットを採用すれば、
セクタ番号だけ管理するといった最も簡単な管理方法で
管理を行うことができる。従って、大きな記憶容量を必
要とするテーブルや、テーブルデータに基いてディスク
ドライブ22、23、30、31、34、35、42及
び43にアクセスを行うための複雑な処理が一切必要な
くなる。以下、具体的なフォーマットについて説明す
る。
【0388】N.NTSC方式の場合のディスク上のデ
ータフォーマットの説明(ブロック単位、セクタは51
2Byte)(図18参照)
【0389】図18はNTSC方式において、映像、音
声及びサブコードデータをディスクドライブ22、2
3、30、31、34、35、42及び43の各ディス
クDSIC1、DISC2、・・・・DISC8に記録
する場合のデータフォーマットの一例を示す説明図であ
る。この例においては、図1に示した再生機21がディ
ジタルVTRの場合のデータフォーマット、並びに入力
部25のデータフォーマットが夫々次のようなフォーマ
ットになっているものとする。
【0390】既に図4を参照して説明しているように、
本例においては、1フレームを10トラックで構成し、
各トラックをオーディオブロックAB、ビデオブロック
VB、サブコードブロックScBで構成し、オーディオ
ブロックABを構成する音声データAdのデータ量を7
7Byte×9、ビデオブロックVBを構成する映像デ
ータVdのデータ量を77×138、サブコードブロッ
クScBを構成するサブコードデータScdのデータ量
を5Byte×12としている。
【0391】従って、1フレーム分では、音声データA
dは、77Byte×9×10=6930Byte、映
像データVdは、77Byte×138×10=106
260Byte、サブコードデータScdは、5Byt
e×12×10=600Byteとなる。尚、音声デー
タは、音声データAd1及びAd2の2つに分ける。従
って、1フレーム分の音声データは3465Byteの
音声データAd1と、3465Byteの音声データA
d2で構成する。また、サブコードデータは、サブコー
ドデータScd1及びScd2の2つに分ける。従っ
て、1フレーム分のサブコードデータは300Byte
のサブコードデータScd1と、300Byteのサブ
コードデータScd2で構成する。
【0392】ディスクDISC1、DISC2、・・・
・DISC8のセクタは512Byteであるので、こ
の図に示すように、1フレームのデータを、制御部、オ
ーディオデータ部、ビデオデータ部及びサブコードデー
タ部で構成するようにする。
【0393】制御部は、1セクタ×Nブロック分のフレ
ーム制御データで構成する。制御部を設けるのは、例え
ば図13及び図14を参照して説明したように、素材A
Vs1、AVs2及びAVs3のように、別々の素材を
ディスクDISC1、DISC2、・・・・DISC8
に記録する場合に、これら素材AVs1、AVs2及び
AVs3を区別するためである。例えば、別々のビデオ
・テープ・カセットに記録されている素材AVs1、A
Vs2及びAVs3を再生し、再生した素材AVs1、
AVs2及びAVs3のデータをディスクDISC1、
DISC2、・・・・DISC8に記録し、この後、記
録した素材AVs1、AVs2及びAVs3をディスク
DISC1、DISC2、・・・・DISC8から再生
する場合、夫々の素材AVs1、AVs2及びAVs3
がどのビデオ・テープ・カセットから再生されたものか
を区別できるようにしておけば、素材AVs1、AVs
2及びAVs3と、ビデオ・テープ・カセットとを関連
させることができる。
【0394】ディスクDISC1、DISC2、・・・
・DISC8に記録した素材と、ビデオ・テープ・カセ
ットを関連させるようにすれば、ディスクDISC1、
DISC2、・・・・DISC8に記録されている、或
素材がどのビデオ・テープ・カセットに収録されている
かがわかるので、ビデオ・テープ・カセットの管理を行
うことができ、必要なビデオ・テープ・カセットを探し
てその収録素材を使用するといったことを簡単に実現す
ることができる。
【0395】オーディオデータ部は、119Byteの
スペース、3465Byteの音声データAd1、11
9Byteのスペース並びに3465Byteの音声デ
ータAd2で構成する。従って、119Byteのスペ
ースと、3465Byteの音声データAd1で358
4Byteとなり、この値は、ディスクのNセクタ分の
記録容量(512×7セクタ)と同じ値となる。同様
に、119Byteのスペースと、3465Byteの
音声データAd2で3584Byteとなり、この値
は、ディスクのNセクタ分の記録容量(512Byte
×7セクタ)と同じ値となる。従って、オーディオデー
タ部全体のデータ量は、7168Byte、即ち、14
セクタ分となる。
【0396】ビデオデータ部は、236Byteのスペ
ース及び106260Byteの映像データVdで構成
する。従って、236Byteのスペースと、1062
60Byteの映像データVdで106496となり、
この値は、ディスクのNセクタ分の記録容量(512B
yte×208セクタ)と同じ値となる。
【0397】サブコードデータ部は、212Byteの
スペース、300ByteのサブコードデータScd
1、212Byteのスペース、300Byteのサブ
コードデータScd2で構成する。従って、212By
teのスペースと、300Byteのサブコードデータ
Scd1で512Byteとなり、この値は、ディスク
の1セクタの記録容量(512Byte)と同じ値とな
る。同様に、212Byteのスペースと、300By
teのサブコードデータScd2で512Byteとな
り、この値は、ディスクの1セクタの記録容量(512
Byte)と同じ値となる。従って、サブコードデータ
部全体のデータ量は、1024Byte即ち、2セクタ
分となる。
【0398】つまり、図13及び図14を参照して説明
したように、映像、音声及びサブコードデータを、ディ
スクドライブ22、23、30、31、34、35、4
2及び43の各ディスクDISC1、DISC2、・・
・・DISC8に記録する場合には、この図18に示す
データフォーマットで記録する。
【0399】上述の例では、1フレーム分の映像、音声
及びサブコードデータは、フレーム制御部を1セクタ分
とすると、225セクタ分となる。つまり、ディスクド
ライブ22、23、30、31、34、35、42及び
43に対してデータのアクセスを行う場合は、ディスク
DISC1、DISC2、・・・・DISC8の先頭セ
クタから225セクタ毎に各フレームの先頭セクタが存
在することになるので、計算によって所望のフレームの
先頭セクタを算出し、この後アクセスすることができ
る。
【0400】尚、図13及び図14に示したように、デ
ィスクドライブ22、23、30、31、34、35、
42及び43の各ディスクDISC1、DISC2、・
・・・DISC8に素材AVs1、AVs2及びAVs
3のデータを記録するような場合においては、制御部の
フレーム制御データにより、再生時に素材AVs1、A
Vs2及びAVs3を区別することができる。また、素
材毎に1つのファイルとして記録する場合には、そのフ
ァイルの先頭セクタと最後のセクタを保持していれば、
素材単位でアクセスすることもできる。また、スペース
は、実際にディスクDISC1、DISC2、・・・・
DISC8に記録する場合に、未記録とするようにして
も良いし、或いは“0”や“1”を記録するようにして
も良い。更に、スペースの先頭部分にスペースデータで
あることを示すコードを記録するようにしても良い。
【0401】O.NTSC方式の場合のディスク上のデ
ータフォーマットの説明(音声、サブコードのみ、セク
タは512Byte)(図19参照)
【0402】図19はNTSC方式における、単一のオ
ーディオフォーマット(シングルオーディオフォーマッ
トと称することとする)及び単一のサブコードフォーマ
ット(シングルサブコードフォーマットと称することと
する)の一例を示している。ここでいう単一とは、図1
8の例のように、音声データAd1及びAd2に夫々ス
ペースを加えずに、音声データAd1及びAd2に1つ
のスペースを加えて1つのオーディオデータ部を構成す
ること、並びに、サブコードデータScd1及びScd
2に夫々スペースを加えずに、サブコードデータScd
1及びScd2に1つのスペースを加えて1つのサブコ
ードデータ部を構成することを意味する。
【0403】先ず、シングルオーディオフォーマットに
ついて説明する。既に図18を参照して説明したよう
に、1フレーム分の音声データAd1+Ad2は693
0Byte(3465Byte×2)である。従って、
この例では、1つのオーディオデータ部を、1フレーム
分の音声データAVs1及びAVs2、並びに238B
yteのスペースで構成する。従って、この例では、オ
ーディオデータ部を構成するデータのデータ量は、71
68Byteであるので、14セクタ(512Byte
×2×7)分となる。
【0404】次に、シングルサブコードフォーマットに
ついて説明する。1フレーム分のサブコードデータSc
d1+Scd2は600Byte(300Byte×
2)である。従って、この例では、1つのサブコードデ
ータ部を、1フレーム分のサブコードデータScd1及
びScd2、並びに424Byteのスペースで構成す
る。従って、この例では、サブコードデータ部を構成す
るデータのデータ量は、1024Byteであるので、
2セクタ(512Byte×2)分となる。
【0405】つまり、この図19においては、図18に
示したデータフォーマットにおいて、オーディオデータ
部をシングルオーディオフォーマットにすると共に、サ
ブコードデータ部をシングルサブコードフォーマットに
した場合を示している。
【0406】このようにした場合は、2つの音声データ
AVs1及びAVs2に夫々スペースを加え、2つのサ
ブコードデータScd1及びScd2に夫々スペースを
加えた場合(図18参照)よりも、スペースが夫々1つ
ずつ少なく、且つ、音声データ及びサブコードデータが
夫々1つにまとめられている分だけ、記録、再生時のデ
ータの処理が簡単になる。
【0407】P.PAL方式の場合のディスク上のデー
タフォーマットの説明(ブロック単位、セクタは512
Byte)(図20参照)
【0408】図20はPAL方式において、映像、音声
及びサブコードデータをディスクドライブ22、23、
30、31、34、35、42及び43の各ディスクD
SIC1、DISC2、・・・・DISC8に記録する
場合のデータフォーマットの一例を示す説明図である。
この例においては、図1に示した再生機21がディジタ
ルVTRの場合のデータフォーマット、並びに入力部2
5のデータフォーマットが夫々次のようなフォーマット
になっているものとする。
【0409】本例においては、PAL方式の場合におい
ては、1フレームを12トラックで構成し、各トラック
をオーディオブロックAB、ビデオブロックVB、サブ
コードブロックScBで構成し、オーディオブロックA
Bを構成する音声データAdのデータ量を77Byte
×9、ビデオブロックVBを構成する映像データVdの
データ量を77×138、サブコードブロックScBを
構成するサブコードデータScdのデータ量を5Byt
e×12としている。
【0410】従って、1フレーム(PAL方式)分で
は、音声データAdは、77Byte×9×12=83
16Byte、映像データVdは、77Byte×13
8×12=127512Byte、サブコードデータS
cdは、5Byte×12×12=720Byteとな
る。尚、音声データは、音声データAd1及びAd2の
2つに分ける。従って、1フレーム分の音声データは4
158Byteの音声データAd1と、4158Byt
eの音声データAd2で構成する。また、サブコードデ
ータは、サブコードデータScd1及びScd2の2つ
に分ける。従って、1フレーム分のサブコードデータは
360ByteのサブコードデータScd1と、360
ByteのサブコードデータScd2で構成する。
【0411】ディスクDISC1、DISC2、・・・
・DISC8のセクタは512Byteであるので、こ
の図に示すように、1フレームのデータを、制御部、オ
ーディオデータ部、ビデオデータ部及びサブコードデー
タ部で構成するようにする。
【0412】制御部は、1セクタ×Nブロック分のフレ
ーム制御データで構成する。制御部を設けるのは、例え
ば図13及び図14を参照して説明したように、素材A
Vs1、AVs2及びAVs3のように、別々の素材を
ディスクDISC1、DISC2、・・・・DISC8
に記録する場合に、これら素材AVs1、AVs2及び
AVs3を区別するためである。例えば、別々のビデオ
・テープ・カセットに記録されている素材AVs1、A
Vs2及びAVs3を再生し、再生した素材AVs1、
AVs2及びAVs3のデータをディスクDISC1、
DISC2、・・・・DISC8に記録し、この後、記
録した素材AVs1、AVs2及びAVs3をディスク
DISC1、DISC2、・・・・DISC8から再生
する場合、夫々の素材AVs1、AVs2及びAVs3
がどのビデオ・テープ・カセットから再生されたものか
を区別できるようにしておけば、素材AVs1、AVs
2及びAVs3と、ビデオ・テープ・カセットとを関連
させることができる。
【0413】ディスクDISC1、DISC2、・・・
・DISC8に記録した素材と、ビデオ・テープ・カセ
ットを関連させるようにすれば、ディスクDISC1、
DISC2、・・・・DISC8に記録されているある
素材がどのビデオ・テープ・カセットに収録されている
かがわかるので、ビデオ・テープ・カセットの管理を行
うことができ、必要なビデオ・テープ・カセットを探し
てその収録素材を使用するといったことが簡単に実現す
る。
【0414】オーディオデータ部は、450Byteの
スペース、4158Byteの音声データAd1、45
0Byteのスペース並びに4158Byteの音声デ
ータAd2で構成する。従って、450Byteのスペ
ースと、4158Byteの音声データAd1で460
8Byteとなり、この値は、ディスクのNセクタ分の
記録容量(512Byte×9セクタ)と同じ値とな
る。同様に、450Byteのスペースと、4158B
yteの音声データAd2で4608Byteとなり、
この値は、ディスクのNセクタ分の記録容量(512B
yte×9セクタ)と同じ値となる。従って、オーディ
オデータ部全体のデータ量は、9216Byte、即
ち、18セクタ分となる。
【0415】ビデオデータ部は、488Byteのスペ
ース及び127512Byteの映像データVdで構成
する。従って、488Byteのスペースと、1275
12Byteの映像データVdで128000Byte
となり、この値は、ディスクのNセクタ分の記録容量
(512Byte×250セクタ)と同じ値となる。
【0416】サブコードデータ部は、152Byteの
スペース、360ByteのサブコードデータScd
1、152Byteのスペース、360Byteのサブ
コードデータScd2で構成する。従って、152By
teのスペースと、360Byteのサブコードデータ
Scd1で512Byteとなり、この値は、ディスク
の1セクタ分の記録容量(512Byte)と同じ値と
なる。同様に、152Byteのスペースと、360B
yteのサブコードデータScd2で512Byteと
なり、この値は、ディスクの1セクタ分の記録容量(5
12Byte)と同じ値となる。従って、サブコードデ
ータ部全体のデータ量は、1024Byte、即ち、2
セクタ分となる。
【0417】つまり、図13及び図14を参照して説明
したように、PAL方式においては、映像、音声及びサ
ブコードデータを、ディスクドライブ22、23、3
0、31、34、35、42及び43の各ディスクDI
SC1、DISC2、・・・・DISC8に記録する場
合には、この図20に示すデータフォーマットで記録す
る。
【0418】上述の例では、1フレーム分の映像、音声
及びサブコードデータは、フレーム制御部を1セクタ分
とすると、271セクタ分となる。つまり、ディスクド
ライブ22、23、30、31、34、35、42及び
43に対してデータのアクセスを行う場合は、ディスク
DISC1、DISC2、・・・・DISC8の先頭セ
クタから271セクタ毎に各フレームの先頭セクタが存
在することになるので、計算によって所望のフレームの
先頭セクタを算出し、この後アクセスすることができ
る。
【0419】尚、図13及び図14に示したように、デ
ィスクドライブ22、23、30、31、34、35、
42及び43の各ディスクDISC1、DISC2、・
・・・DISC8に素材AVs1、AVs2及びAVs
3のデータを記録するような場合においては、制御部の
フレーム制御データにより、再生時に素材AVs1、A
Vs2及びAVs3を区別することができる。また、素
材毎に1つのファイルとして記録する場合には、そのフ
ァイルの先頭セクタと最後のセクタを保持していれば、
素材単位でアクセスすることもできる。
【0420】Q.PAL方式の場合のディスク上のデー
タフォーマットの説明(音声、サブコードのみ、セクタ
は512Byte)(図21参照)
【0421】図21はPAL方式における、単一のオー
ディオフォーマット(シングルオーディオフォーマット
と称することとする)及び単一のサブコードフォーマッ
ト(シングルサブコードフォーマットと称することとす
る)の一例を示している。
【0422】先ず、シングルオーディオフォーマットに
ついて説明する。既に図20を参照して説明したよう
に、1フレーム分の音声データAd1+Ad2は831
6Byte(4158Byte×2)である。従って、
この例では、1つのオーディオデータ部を、1フレーム
分の音声データAVs1及びAVs2、並びに388B
yteのスペースで構成する。従って、この例では、オ
ーディオデータ部を構成するデータのデータ量は、87
04Byteであるので、17セクタ(512Byte
×17)分となる。
【0423】次に、シングルサブコードフォーマットに
ついて説明する。1フレーム分のサブコードデータSc
d1+Scd2は720Byte(360Byte×
2)である。従って、この例では、1つのサブコードデ
ータ部を、1フレーム分のサブコードデータScd1及
びScd2、並びに304Byteのスペースで構成す
る。従って、この例では、サブコードデータ部を構成す
るデータのデータ量は、1024Byteであるので、
2セクタ(512Byte×2)分となる。
【0424】つまり、この図21においては、図20に
示したデータフォーマットにおいて、オーディオデータ
部をシングルオーディオフォーマットにすると共に、サ
ブコードデータ部をシングルサブコードフォーマットに
した場合を示している。
【0425】このようにした場合は、2つの音声データ
AVs1及びAVs2に夫々スペースを加え、2つのサ
ブコードデータScd1及びScd2に夫々スペースを
加えた場合(図20参照)よりも、スペースが夫々1つ
ずつ少なく、且つ、音声データ及びサブコードデータが
夫々1つにまとめられている分だけ、記録、再生時のデ
ータの処理が簡単になる。
【0426】R.PAL方式の場合のディスク上のデー
タフォーマットの説明(ブロック単位、セクタは102
4Byte)(図22参照)
【0427】図22はPAL方式において、映像、音声
及びサブコードデータをディスクドライブ22、23、
30、31、34、35、42及び43の各ディスクD
SIC1、DISC2、・・・・DISC8に記録する
場合のデータフォーマットの一例を示す説明図である。
この例におけるフレーム構成等は、図20及び図21と
同様である。
【0428】制御部は、1セクタ×Nブロック分のフレ
ーム制御データで構成する。
【0429】オーディオデータ部は、962Byteの
スペース、4158Byteの音声データAd1、96
2Byteのスペース並びに4158Byteの音声デ
ータAd2で構成する。従って、962Byteのスペ
ースと、4158Byteの音声データAd1で512
0Byteとなり、この値は、ディスクのNセクタ分の
記録容量(1024Byte×5セクタ)と同じ値とな
る。同様に、962Byteのスペースと、4158B
yteの音声データAd2で5120Byteとなり、
この値は、ディスクのNセクタ分の記録容量(1024
Byte×5セクタ)と同じ値となる。従って、オーデ
ィオデータ部全体のデータ量は、10240Byte、
即ち、10セクタ分となる。
【0430】ビデオデータ部は、488Byteのスペ
ース及び127512Byteの映像データVdで構成
する。従って、488Byteのスペースと、1275
12Byteの映像データVdで128000Byte
となり、この値は、ディスクのNセクタ分の記録容量
(1024Byte×125セクタ)と同じ値となる。
【0431】サブコードデータ部は、664Byteの
スペース、360ByteのサブコードデータScd
1、664Byteのスペース、360Byteのサブ
コードデータScd2で構成する。従って、664By
teのスペースと、360Byteのサブコードデータ
Scd1で1024Byteとなり、この値は、ディス
クのNセクタ分の記録容量(1024Byte)と同じ
値となる。同様に、664Byteのスペースと、36
0ByteのサブコードデータScd2で1024By
teとなり、この値は、ディスクのNセクタ分の記録容
量(1024Byte)と同じ値となる。従って、サブ
コードデータ部全体のデータ量は、2048Byte即
ち、2セクタ分となる。
【0432】つまり、図13及び図14を参照して説明
したように、PAL方式においては、映像、音声及びサ
ブコードデータを、ディスクドライブ22、23、3
0、31、34、35、42及び43の各ディスクDI
SC1、DISC2、・・・・DISC8に記録する場
合には、この図22に示すデータフォーマットで記録す
る。
【0433】上述の例では、1フレーム分の映像、音声
及びサブコードデータは、フレーム制御部を1セクタ分
とすると、138セクタ分となる。つまり、ディスクド
ライブ22、23、30、31、34、35、42及び
43に対してデータのアクセスを行う場合は、ディスク
DISC1、DISC2、・・・・DISC8の先頭セ
クタから138セクタ毎に各フレームの先頭セクタが存
在することになるので、計算によって所望のフレームの
先頭セクタを算出し、この後アクセスすることができ
る。
【0434】尚、図13及び図14に示したように、デ
ィスクドライブ22、23、30、31、34、35、
42及び43の各ディスクDISC1、DISC2、・
・・・DISC8に素材AVs1、AVs2及びAVs
3のデータを記録するような場合においては、制御部の
フレーム制御データにより、再生時に素材AVs1、A
Vs2及びAVs3を区別することができる。また、素
材毎に1つのファイルとして記録する場合には、そのフ
ァイルの先頭セクタと最後のセクタを保持していれば、
素材単位でアクセスすることもできる。
【0435】S.PAL方式の場合のディスク上のデー
タフォーマットの説明(音声、サブコードのみ、セクタ
は1024Byte)(図23参照)
【0436】図23はPAL方式における、単一のオー
ディオフォーマット(シングルオーディオフォーマット
と称することとする)及び単一のサブコードフォーマッ
ト(シングルサブコードフォーマットと称することとす
る)の一例を示している。
【0437】先ず、シングルオーディオフォーマットに
ついて説明する。既に図20を参照して説明したよう
に、1フレーム分の音声データAd1+Ad2は831
6Byte(4158Byte×2)である。従って、
この例では、1つのオーディオデータ部を、1フレーム
分の音声データAVs1及びAVs2、並びに900B
yteのスペースで構成する。従って、この例では、オ
ーディオデータ部を構成するデータのデータ量は、92
16Byteであるので、9セクタ(1024Byte
×9)分となる。
【0438】次に、シングルサブコードフォーマットに
ついて説明する。1フレーム分のサブコードデータSc
d1+Scd2は720Byte(360Byte×
2)である。従って、この例では、1つのサブコードデ
ータ部を、1フレーム分のサブコードデータScd1及
びScd2、並びに304Byteのスペースで構成す
る。従って、この例では、サブコードデータ部を構成す
るデータのデータ量は、1024Byteであるので、
1セクタ(1024Byte)分となる。
【0439】つまり、この図23においては、図22に
示したデータフォーマットにおいて、オーディオデータ
部をシングルオーディオフォーマットにすると共に、サ
ブコードデータ部をシングルサブコードフォーマットに
した場合を示している。
【0440】このようにした場合は、2つの音声データ
AVs1及びAVs2に夫々スペースを加え、2つのサ
ブコードデータScd1及びScd2に夫々スペースを
加えた場合(図22参照)よりも、スペースが夫々1つ
ずつ少なく、且つ、音声データ及びサブコードデータが
夫々1つにまとめられている分だけ、記録、再生時のデ
ータの処理が簡単になる。
【0441】T.PAL方式の場合のディスク上のデー
タフォーマットの説明(ブロック単位、セクタは204
8Byte)(図24参照)
【0442】図24はPAL方式において、映像、音声
及びサブコードデータをディスクドライブ22、23、
30、31、34、35、42及び43の各ディスクD
SIC1、DISC2、・・・・DISC8に記録する
場合のデータフォーマットの一例を示す説明図である。
この例におけるフレーム構成等は、図20及び図21と
同様である。
【0443】制御部は、1セクタ×Nブロック分のフレ
ーム制御データで構成する。
【0444】オーディオデータ部は、1986Byte
のスペース、4158Byteの音声データAd1、1
986Byteのスペース並びに4158Byteの音
声データAd2で構成する。従って、1986Byte
のスペースと、4158Byteの音声データAd1で
6144Byteとなり、この値は、ディスクのNセク
タ分の記録容量(2048Byte×3セクタ)と同じ
値となる。同様に、1986Byteのスペースと、4
158Byteの音声データAd2で6144Byte
となり、この値は、ディスクのNセクタ分の記録容量
(2048Byte×3セクタ)と同じ値となる。従っ
て、オーディオデータ部全体のデータ量は、12288
Byte、即ち、6セクタ分となる。
【0445】ビデオデータ部は、1512Byteのス
ペース及び127512Byteの映像データVdで構
成する。従って、1512Byteのスペースと、12
7512Byteの映像データVdで129024By
teとなり、この値は、ディスクのNセクタ分の記録容
量(2048Byte×63セクタ)と同じ値となる。
【0446】サブコードデータ部は、1688Byte
のスペース、360ByteのサブコードデータScd
1、1688Byteのスペース、360Byteのサ
ブコードデータScd2で構成する。従って、1688
Byteのスペースと、360Byteのサブコードデ
ータScd1で2048Byteとなり、この値は、デ
ィスクのNセクタ分の記録容量(2048Byte)と
同じ値となる。同様に、1688Byteのスペース
と、360ByteのサブコードデータScd2で20
48Byteとなり、この値は、ディスクのNセクタ分
の記録容量(2048Byte)と同じ値となる。従っ
て、サブコードデータ部全体のデータ量は、4096B
yte、即ち、2セクタ分となる。
【0447】つまり、図13及び図14を参照して説明
したように、PAL方式においては、映像、音声及びサ
ブコードデータを、ディスクドライブ22、23、3
0、31、34、35、42及び43の各ディスクDI
SC1、DISC2、・・・・DISC8に記録する場
合には、この図24に示すデータフォーマットで記録す
る。
【0448】上述の例では、1フレーム分の映像、音声
及びサブコードデータは、フレーム制御部を1セクタ分
とすると、72セクタ分となる。つまり、ディスクドラ
イブ22、23、30、31、34、35、42及び4
3に対してデータのアクセスを行う場合は、ディスクD
ISC1、DISC2、・・・・DISC8の先頭セク
タから72セクタ毎に各フレームの先頭セクタが存在す
ることになるので、計算によって所望のフレームの先頭
セクタを算出し、この後アクセスすることができる。
【0449】尚、図13及び図14に示したように、デ
ィスクドライブ22、23、30、31、34、35、
42及び43の各ディスクDISC1、DISC2、・
・・・DISC8に素材AVs1、AVs2及びAVs
3のデータを記録するような場合においては、制御部の
フレーム制御データにより、再生時に素材AVs1、A
Vs2及びAVs3を区別することができる。また、素
材毎に1つのファイルとして記録する場合には、そのフ
ァイルの先頭セクタと最後のセクタを保持していれば、
素材単位でアクセスすることもできる。
【0450】U.PAL方式の場合のディスク上のデー
タフォーマットの説明(音声、サブコードのみ、セクタ
は2048Byte)(図25参照)
【0451】図25はPAL方式における、単一のオー
ディオフォーマット(シングルオーディオフォーマット
と称することとする)及び単一のサブコードフォーマッ
ト(シングルサブコードフォーマットと称することとす
る)の一例を示している。
【0452】先ず、シングルオーディオフォーマットに
ついて説明する。既に図20を参照して説明したよう
に、1フレーム分の音声データAd1+Ad2は831
6Byte(4158Byte×2)である。従って、
この例では、1つのオーディオデータ部を、1フレーム
分の音声データAVs1及びAVs2、並びに1924
Byteのスペースで構成する。従って、この例では、
オーディオデータ部を構成するデータのデータ量は、1
0240Byteであるので、5セクタ(2048By
te×5)分となる。
【0453】次に、シングルサブコードフォーマットに
ついて説明する。1フレーム分のサブコードデータSc
d1+Scd2は720Byte(360Byte×
2)である。従って、この例では、1つのサブコードデ
ータ部を、1フレーム分のサブコードデータScd1及
びScd2、並びに1328Byteのスペースで構成
する。従って、この例では、サブコードデータ部を構成
するデータのデータ量は、2048Byteであるの
で、1セクタ(2048Byte)分となる。
【0454】つまり、この図25においては、図24に
示したデータフォーマットにおいて、オーディオデータ
部をシングルオーディオフォーマットにすると共に、サ
ブコードデータ部をシングルサブコードフォーマットに
した場合を示している。
【0455】このようにした場合は、2つの音声データ
AVs1及びAVs2に夫々スペースを加え、2つのサ
ブコードデータScd1及びScd2に夫々スペースを
加えた場合(図24参照)よりも、スペースが夫々1つ
ずつ少なく、且つ、音声データ及びサブコードデータが
夫々1つにまとめられている分だけ、記録、再生時のデ
ータの処理が簡単になる。
【0456】このように、本例においては、再生機21
からの再生映像、音声及びサブコードデータや、入力部
25を介して供給される入力映像、音声及びサブコード
データを、データコントローラ20を介して複数のディ
スクドライブ22、23、30、31、34、35、4
2及び43にセットされているディスクDISC1、D
ISC2、・・・・DISC8に記録する際に、1フィ
ールド或いは1フレーム分の映像、音声及びサブコード
データが、ディスクDISC1、DISC2、・・・・
DISC8のセクタの記録容量のN倍となるように、ス
ペースデータを付加すると共に、リールIDやタイムコ
ードからなるフレーム制御データを夫々付加して記録す
るようにしたので、映像や音声を記録するメディアをデ
ィスクとした場合に、ディスクに記録した映像、音声及
びサブコードデータの管理を簡単にし、ディスクに記録
されている映像、音声及びサブコードデータを用いた記
録再生処理を簡単にし、これによって、装置やシステム
の処理を簡単にすると共に、小型化することができる。
特に、ディスクに記録した映像、音声及びサブコードデ
ータを1フレームずつアクセスしたり、所望のフレーム
の映像、音声及びサブコードデータをアクセスする場合
においても、セクタの記録容量のN倍の容量とされた状
態でディスクに記録するようにしているので、最も簡単
な場合においては、ディスクの先頭セクタのセクタ番号
と、1フレーム分の映像、音声及びサブコードデータで
使用するセクタ数だけ記憶しておけば、よけいな変換作
業を行うことなく、所望のセクタをアクセスする処理だ
けで良くなる。つまり、1フレーム分のセクタ数が分か
れば、後は単にセクタ数を加算するだけで良いので、従
来のように、フレームの容量とセクタの容量が異なるた
めに、セクタの番号とデータ長からなるテーブル等を生
成しておく必要がなくなる。
【0457】V.フレーム制御データのフォーマットの
一例の説明(一実施例の他の例)(図26参照)
【0458】図26は、フレーム制御データのフォーマ
ットの一例を説明するための説明図である。
【0459】図18から図25を参照して説明した例で
は、フレーム制御データを、その素材が収録されている
ビデオ・テープ・カセットを示すリールIDやタイムコ
ードとし、1フレームの全データを、音声データとスペ
ース、映像データとスペース並びにサブコードデータと
スペースで構成し、ディスクドライブ22、23、3
0、31、34、35、42及び43の各ディスクDI
SC1、DISC2、・・・・DISC8に映像、音声
及びサブコードデータを記録する場合には、これらの構
成データからなるフレームデータ単位で記録するように
した。
【0460】しかしながら、この例では、音声、映像及
びサブコードデータを分離して記録した場合であって
も、再生した音声、映像及びサブコードデータを、元の
フレームのデータとして再構成することもできるように
するので、図26に示すようなフレーム制御データを、
これら音声、映像及びサブコードデータに別個に付加し
て記録するようにする。
【0461】つまり、この記録フォーマットでは、映
像、音声及びサブコードデータを分離してディスクDI
SC1、DISC2、・・・・DISC8に記録する場
合に、記録単位となる映像データブロック、音声データ
ブロック及びサブコードデータブロック、或いは映像及
びサブコードデータブロック、音声及びサブコードデー
タブロックの各データ量が、ディスクのセクタの記録容
量のN倍となるように、記録時に予め決められているス
ペースを挿入すると共に、再生して得られた映像、音声
及びサブコードデータを、元のフレームのデータとして
再構成するためのフレーム制御データを、記録単位とな
る映像データブロック、音声データブロック及びサブコ
ードデータブロック、或いは映像及びサブコードデータ
ブロック、音声及びサブコードデータブロックに付加す
るようにする。
【0462】図26に示すように、この例においては、
フレーム制御データを、ID(1Byte)、リールI
D(4Byte)、タイムコード(4Byte)及び独
立情報(1Byte)で構成するようにする。
【0463】IDは、このIDが添えられているデータ
そのものを示すデータであり、このIDが“01”の場
合は音声データAd1を意味し、このIDが“02”の
場合は音声データAd2を意味し、このIDが“03”
の場合は音声データAd1及びAd2を意味し、このI
Dが“04”の場合は映像データVdを意味し、このI
Dが“05”の場合はサブコードデータScd1を意味
し、このIDが“06”の場合はサブコードデータSc
d2を意味し、このIDが“07”の場合はサブコード
データScd1及びScd2を意味する。
【0464】リールIDは、上述したビデオ・テープ・
カセットを示すデータである。タイムコードは、このタ
イムコードデータが添えられている映像、音声或いはサ
ブコードデータからなるフレームのタイムコードを示
す。
【0465】また、独立情報は、映像、音声及びサブコ
ードデータを分離して記録した場合、或いは、これらの
データを分離しないでフレーム毎に記録した場合の何れ
においても再生を行うことができるようにするための情
報である。そして、この独立情報が“01”の場合に
は、独立したデータを意味する。ここで、独立したデー
タとは、フレーム毎に記録された映像、音声及びサブコ
ードデータを意味する。また、この独立情報が“02”
の場合には、フレーム構成にすべきデータを意味する。
ここでフレーム構成にすべきデータとは、夫々分離され
て記録された映像、音声及びサブコードデータを意味す
る。つまり、映像、音声及びサブコードデータをディス
クドライブ22、23、30、31、34、35、42
及び43の各ディスクDISC1、DISC2、・・・
・DISC8に記録する際に、映像、音声及びサブコー
ドデータをフレーム単位で記録する場合は、独立情報を
“01”にし、映像、音声及びサブコードデータを分離
して記録する場合は、独立情報を“02”にすること
で、どちらの記録方法で記録しても、良好に再生するこ
とができる。
【0466】W.データ毎にフレーム制御データを付加
するフォーマットの説明(一実施例の他の例)(図27
参照)
【0467】図27は、データ毎にフレーム制御データ
を付加するフォーマットを説明するための説明図であ
る。
【0468】図に示すように、この例においては、1フ
レームを、オーディオデータブロックAdB、ビデオデ
ータブロックVdB及びサブコードデータブロックSd
Bで構成する。そして、オーディオデータブロックAd
Bを、フレーム制御データ、スペース、音声データAd
1、スペース、音声データAd2で構成し、ビデオデー
タブロックVdBを、フレーム制御データ、スペース及
び映像データVdで構成し、サブコードデータブロック
SdBを、フレーム制御データ、スペース、サブコード
データScd1、スペース及びサブコードデータScd
2で構成する。
【0469】この例においても、各ブロックのデータ量
が、ディスクのセクタの記録容量のN倍となるように、
各ブロックのデータ量を調整するようにする。以下、テ
レビジョン方式をNTSC方式、ディスクのセクタの記
録容量を512Byteとした場合の、各ブロックとデ
ィスクのセクタとの関係を説明する。
【0470】音声データAd1及びAd2が夫々346
5Byte、フレーム制御データが10Byteの場合
は、オーディオデータブロックの2つのスペースの容量
は、夫々114Byteとなるので、オーディオデータ
ブロックの全データ量は7168Byteとなる。従っ
て、オーディオデータブロックの全データ量をディスク
のセクタ数に換算すると、14セクタとなる。
【0471】映像データVdが106260Byte、
フレーム制御データが10Byteの場合は、ビデオデ
ータブロックのスペースの容量は、226Byteとな
るので、ビデオデータブロックの全データ量は1064
96Byteとなる。従って、ビデオデータブロックの
全データ量をディスクのセクタ数に換算すると、208
セクタとなる。
【0472】サブコードデータScd1及びScd2が
夫々300Byte、フレーム制御データが10Byt
eの場合は、サブコードデータブロックの2つのスペー
スの容量は、夫々207Byteとなるので、サブコー
ドデータブロックの全データ量は1024Byteとな
る。従って、サブコードデータブロックの全データ量を
ディスクのセクタ数に換算すると、2セクタとなる。
【0473】X.ブロック毎にフレーム制御データを付
加するフォーマットの説明(一実施例の他の例)(図2
8参照)
【0474】図28は、ブロック毎にフレーム制御デー
タを付加するフォーマットを説明するための説明図であ
る。
【0475】図に示すように、この例においては、1フ
レームを、オーディオ及びサブコードデータブロックA
SdB、ビデオ及びサブコードデータブロックVSdB
で構成する。そして、ビデオ及びサブコードデータブロ
ックを、フレーム制御データ、スペース、映像データV
d、スペース、サブコードデータScd1、スペース及
びサブコードデータScd2で構成し、オーディオ及び
サブコードデータブロックASdBを、フレーム制御デ
ータ、スペース、音声データAd1、スペース、音声デ
ータAd2、スペース、サブコードデータScd1、ス
ペース及びサブコードデータScd2で構成する。
【0476】この例においても、各ブロックのデータ量
が、ディスクのセクタの記録容量のN倍となるように、
各ブロックのデータ量を調整するようにする。以下、テ
レビジョン方式をNTSC方式、ディスクのセクタの記
録容量を512Byteとした場合の、各ブロックとデ
ィスクのセクタとの関係を説明する。
【0477】音声データAd1及びAd2が夫々346
5Byte、フレーム制御データが10Byte、サブ
コードデータScd1及びScd2が夫々300Byt
eの場合は、オーディオ及びサブコードデータブロック
ASdBの4つのスペースの容量の合計が、150By
teとなるように設定(例えば50byte×2、25
Byte×2等)すれば、オーディオ及びサブコードデ
ータブロックASdBの全データ量は7680Byte
となる。従って、オーディオ及びサブコードデータブロ
ックASdBの全データ量をディスクのセクタ数に換算
すると、15セクタとなる。
【0478】映像データVdが106260Byte、
フレーム制御データが10Byte、サブコードデータ
Scd1及びScd2が夫々300Byteの場合は、
ビデオ及びサブコードデータブロックVSdBの3つの
スペースの容量の合計が、148Byteとなるように
設定(例えば50Byte×2、48Byte等)すれ
ば、ビデオ及びサブコードデータブロックVSdBの全
データ量は107008Byteとなる。従って、ビデ
オ及びサブコードデータブロックVSdBの全データ量
をディスクのセクタ数に換算すると、209セクタとな
る。
【0479】Y.ディスクアレイコントローラ115で
用いられるデータ処理回路200の他の構成及びその動
作の説明(一実施例の他の例)(図29参照)
【0480】図29は、図7に示したデータコントロー
ラ20のデータ処理回路200の他の構成例を示す構成
図であり、この図29に示すデータ処理回路200は、
上述したように、フレーム制御データをID、リールI
D、タイムコード及び独立情報で構成し、このフレーム
制御データをオーディオ、ビデオ及びサブコードブロッ
ク毎、或いはオーディオ及びサブコードブロック、ビデ
オ及びサブコードブロック毎に付加し、オーディオ、ビ
デオ及びサブコードブロック毎、或いはオーディオ及び
サブコードブロック、ビデオ及びサブコードブロック毎
にディスクDISC1、DISC2、・・・・DISC
8に記録されたデータを再生するために必要な構成であ
る。以下の説明においては、オーディオ、ビデオ及びサ
ブコードブロックを夫々データブロックと記述し、オー
ディオ及びサブコードブロック、ビデオ及びサブコード
ブロックを夫々複合データブロックと記述する。
【0481】本例においては、ディスクDISC1、D
ISC2、・・・・DISC8へのデータブロックのデ
ータ、または複合データブロックのデータの記録時にお
いて、フレーム制御データを、データブロック毎または
複合データブロック毎に付加するようにすると共に、フ
レーム制御データは、第1、第2または第3のフレーム
制御データ生成方法によって生成するものとする。
【0482】第1のフレーム制御データ生成方法は、図
1に示した再生機21または入力部25から供給される
再生データまたは入力データから夫々フレーム制御デー
タとしての、ID、リールID、タイムコード及び独立
情報を抽出して得る方法である。
【0483】第2のフレーム制御データ生成方法は、図
1に示したシステムコントローラ33の操作部33dを
介してオペレータが入力した、ID、リールID、タイ
ムコード及び独立情報をフレーム制御データとして用い
るようにする方法である。
【0484】第3のフレーム制御データ生成方法は、I
D、タイムコードを図1に示した再生機21または入力
部25から供給される再生データまたは入力データから
抽出し、リールID及び独立情報は、オペレータがシス
テムコントローラ33の操作パネル33dを介して入力
した情報を用いる方法である。
【0485】また、図1に示した再生機21及び入力部
25からの映像、音声及びサブコードデータを記録する
場合、第1及び第2の記録方法を使用し得る。
【0486】第1の記録方法は、オーディオデータブロ
ック、ビデオデータブロック及びサブコードデータブロ
ックの各データをディスクDISC1、DISC2、・
・・・DISC8に順次記録する方法である。例えばオ
ーディオデータブロック、ビデオデータブロック及びサ
ブコードデータブロックの各データを、ディスクDIS
C1、DISC2、・・・・DISC8の順に、記録容
量がなくなった時点で、次のディスクから再び記録する
ように、順次連続してディスクDISC1、DISC
2、・・・・DISC8に記録する方法である。
【0487】第2の記録方法は、オーディオデータブロ
ック、ビデオデータブロック及びサブコードデータブロ
ックの各データを、ディスクDISC1、DISC2、
・・・・DISC8に分散して記録する方法である。例
えばオーディオデータブロックのデータをディスクDI
SC1、DISC2及びDISC3に順次記録し、ビデ
オデータブロックのデータをディスクDISC4、DI
SC5、DISC6及びDISC7に順次記録し、サブ
コードデータブロックのデータをディスクDISC8に
記録するように、各ブロックのデータを、別々のディス
クに記録する方法である。
【0488】以下、第1のフレーム制御データ生成方法
でフレーム制御データを生成し、データブロック毎に第
2の記録方法で図1に示した再生機21からの再生デー
タを記録するものとして説明する。
【0489】図において、300a、300b及び30
0eは、図7に示したチャンネルchA、chB及びc
hEに夫々対応する入力端子で、第5キャッシュ13
4、第6キャッシュ137及び第4キャッシュ132か
らの映像、音声及びサブコードデータが夫々供給され
る。これらの入力端子300a、300b及び300e
を介してチャンネルchA、chB及びchEの映像、
音声及びサブコードデータが入力部302に供給され
る。また、301は図1に示した再生機21、記録機2
4或いは入力部25からの映像、音声及びサブコードデ
ータが供給される入力端子であり、この入力端子301
を介して再生機21、記録機24或いは入力部25から
の映像、音声及びサブコードデータが入力部302に供
給される。
【0490】この入力部302は、図1に示した再生機
21、記録部24或いは入力部25から入力端子301
を介して供給される映像、音声及びサブコードデータ
を、図示しないバッファを介してデータ抽出部303に
供給すると共に、入力端子300a、300b及び30
0eを介して供給される、第5キャッシュ134、第6
キャッシュ137及び第4キャッシュ132からの、バ
ッファリングされた映像、音声及びサブコードデータ
を、再生機21、記録機24或いは入力部25から供給
される映像、音声及びサブコードデータとタイミングを
合わせるために遅延した後、遅延したバッファリングさ
れた映像、音声及びサブコードデータを、データ抽出部
303に供給する。
【0491】データ抽出部303は、バッファリングさ
れた映像、音声及びサブコードデータをデータ出力部3
04に供給すると共に、図1に示した再生機21、記録
機24或いは入力部25から入力部302を介して供給
される、映像、音声及びサブコードデータからフレーム
制御データを抽出し、抽出したフレーム制御データを、
データ出力部304に供給する。
【0492】データ出力部304は、データ抽出部30
3から夫々供給されるバッファリングされた映像、音声
及びサブコードデータに、データ抽出部303で夫々抽
出されたフレーム制御データを夫々付加し、図27に示
したように、チャンネルch、chB及びchEのオー
ディオデータブロック、ビデオデータブロック及びサブ
コードデータブロックを生成する。
【0493】このデータ出力部304で生成されたチャ
ンネルchA、chB及びchEのオーディオデータブ
ロック、ビデオデータブロック及びサブコードデータブ
ロックは、出力端子305a、305b及び305e、
並びにデータ転送回路250を介してディスクドライブ
22、23、30、31、34、35、42及び43に
供給され、これらのディスクドライブ22、23、3
0、31、34、35、42及び43にセットされてい
る各ディスクDISC1、DISC2、・・・・DIS
C8に順次記録される。
【0494】313a、313b、・・・・313h
は、夫々ディスクドライブ22、23、30、31、3
4、35、42及び43からの再生データが供給される
入力端子であり、この入力端子313a、313b、・
・・・313hを介してディスクドライブ22、23、
30、31、34、35、42及び43からの再生デー
タが入力部314に夫々供給される。
【0495】入力部314は、入力端子313a、31
3b、・・・・313hを介してディスクドライブ2
2、23、30、31、34、35、42及び43から
供給される再生データを、図示しないバッファを介して
ID判別部315、独立情報判別部316、リール/T
C判別部317を介してフレーム合成部318に供給す
る。ID判別部315は、入力部314からの再生デー
タのIDを判別し、その結果を独立情報判別部316に
供給する。独立情報判別部316はID判別部315か
らの判別結果に基いて、再生データの独立情報を判別
し、その結果をリール/TC判別部317に供給する。
リール/TC判別部317は、独立情報判別部316か
らの判別結果に基いて、再生データのリールID及びタ
イムコードを判別し、その結果をフレーム合成部318
に供給する。
【0496】フレーム合成部318は、ID判別部31
5におけるIDの判別結果、独立情報判別部316にお
ける判別結果、リール/TC判別部317における判別
結果に基いて、データブロック毎に再生される再生デー
タから元のフレームデータを合成する。そして、合成し
て得た映像、音声及びサブコードデータを、チャンネル
chB、chC、chD及びchFのデータとして第3
キャッシュ128、第1キャッシュ124、第2キャッ
シュ126及び第7キャッシュ139に夫々供給する。
【0497】このフレーム合成部318は、例えばフレ
ームメモリと、アドレス発生回路と、このアドレス発生
回路に対し、フレーム制御データを判別した結果に応じ
て制御を行う制御回路で構成する。つまり、制御回路が
フレーム制御データを判別した結果に基いてアドレス発
生回路を制御することにより、フレームデータに再構成
するべきデータをフレームメモリに書き込む。そしてこ
のとき、スペースは除去される。フレームメモリに書き
込まれた映像、音声及びサブコードデータは、制御回路
がアドレス発生回路を制御することによって供給される
アドレス信号によって読み出される。
【0498】制御部309は、図1に示したシステムコ
ントローラ33から入力端子306を介して供給される
同期信号及び入力端子307を介して供給される制御信
号に基いて、入力部302、データ抽出部303、デー
タ出力部304、入力部314、ID判別部315、独
立情報判別部316、リール/TC判別部317及びフ
レーム合成部318を制御すると共に、入力端子308
を介して供給されるオペレータの入力情報(上記第1、
第2のフレームデータ生成方法を採用した場合)をデー
タ出力部304に供給する。
【0499】次に、図29に示したデータ処理回路20
0の動作を、記録時、再生時に分けて説明する。説明の
便宜上、記録時においては、データ1系統、使用チャン
ネルをチャンネルchAとし、再生時においては、デー
タ1系統、使用チャンネルchCとした場合について説
明する。
【0500】記録時においては、再生機21からの再生
データが、第5キャッシュ134、スイッチ136及び
入力端子300aを介して入力部302に供給される。
一方、再生機21からの再生データは、入力端子301
及び入力部302を介してデータ抽出部303に供給さ
れ、このデータ抽出部303においてID、リールI
D、タイムコード、独立情報が抽出される。データ抽出
部303は、抽出したID、リールID、タイムコード
及び独立情報で1つのフレーム制御データを生成し、生
成したフレームデータをデータ出力部304に供給す
る。
【0501】入力部302に供給された再生データは、
データ抽出部303を介してデータ出力部304に供給
される。このデータ出力部304においては、再生デー
タが音声データ、映像データ及びサブコードデータに分
けられ、更に音声データ、スペースデータ及びフレーム
制御データでオーディオデータブロックが、映像デー
タ、スペースデータ及びフレーム制御データでビデオデ
ータブロックが、サブコードデータ、スペースデータ及
びフレーム制御データでサブコードデータブロックが生
成される。
【0502】オーディオデータブロックのデータは、出
力端子305aを介して順次図9及び図10に示したバ
ッファBF1〜BF3に供給され、ビデオデータブロッ
クのデータは、出力端子305bを介して順次図9及び
図10に示したバッファBF14〜BF17に供給さ
れ、サブコードデータブロックのデータは、出力端子3
05cを介して順次図9及び図10に示したバッファB
F28に供給される。
【0503】上述したように、この例においては、オー
ディオデータブロックのデータはディスクDISC1、
DISC2及びDISC3に記録し、ビデオデータブロ
ックのデータはディスクDISC4、DISC5、DI
SC6及びDISC7に記録し、サブコードデータブロ
ックのデータはディスクDISC8に記録するようにし
ている。従って、この場合においては、図9に示した制
御部251は、オーディオデータブロックに対応して、
スイッチS1、S2及びS3を順次オンにし、スイッチ
S4からS8はオフのままとし、ビデオデータブロック
に対応して、スイッチS14、S15、S16及びS1
7をオンにし、スイッチS11、S12、S13及びS
18をオフのままとし、サブコードデータブロックに対
応して、スイッチS28をオンにし、スイッチS21か
らS27をオフのままとする。
【0504】従って、データ処理回路200からのオー
ディオデータブロックのデータは、バッファBF1、B
F2及びBF3、並びにスイッチ253、254及び2
55を介してディスクドライブ22、23及び30に供
給され、これらのディスクドライブ22、23及び30
に夫々セットされているディスクDISC1、DSIC
2及びDISC3に夫々記録される。
【0505】また、データ処理回路200からのビデオ
データブロックのデータは、バッファBF14、BF1
5、BF16及びBF17を介してディスクドライブ3
1、34、35及び42に供給され、これらのディスク
ドライブ31、34、35及び42に夫々セットされて
いるディスクDISC4、DISC5、DISC6及び
DISC7に夫々記録される。
【0506】また、データ処理回路200からのサブコ
ードデータブロックのデータは、バッファBF27を介
してディスクドライブ43に供給され、このディスクド
ライブ43にセットされているディスクDISC8に記
録される。
【0507】次に、ディスクDISC1、DISC2、
・・・・DISC8に夫々記録したオーディオデータブ
ロック、ビデオデータブロック及びサブコードデータブ
ロックの各データを再生する場合について説明する。
【0508】各ディスクドライブ22、23及び30に
夫々セットされているディスクDISC1、DISC2
及びDISC3から再生されたオーディオデータブロッ
クのデータは、スイッチ253、254及び255を介
してバッファBF1、BF2及びBF3に供給され、こ
れらバッファBF1、BF2及びBF3に一旦記憶され
る。制御部251は、スイッチング制御信号をスイッチ
S1、S2及びS3に順次供給し、スイッチS1、S2
及びS3を順次オンにすると共に、バッファBF1、B
F2及びBF3に順次アドレス信号と読み出し制御信号
を供給し、これらのバッファBF1、BF2及びBF3
から、順次オーディオデータブロックのデータを読み出
させる。これらバッファBF1、BF2及びBF3から
順次読み出されたオーディオデータブロックのデータ
は、図29の入力端子313aを介して入力部314に
供給される。
【0509】各ディスクドライブ31、34、35及び
42に夫々セットされているディスクDISC4、DI
SC5、DISC6及びDISC7から再生されたビデ
オデータブロックのデータは、スイッチ256、25
7、258及び259を介してバッファBF14、BF
15、BF16及びBF17に供給され、これらバッフ
ァBF14、BF15、BF16及びBF17に一旦記
憶される。制御部251は、スイッチング制御信号をス
イッチS14、S15、S16及びS17に順次供給
し、スイッチS14、S15、S16及びS17を順次
オンにすると共に、バッファBF14、BF15、BF
16及びBF17に順次アドレス信号と読み出し制御信
号を供給し、これらのバッファBF14、BF15、B
F16及びBF17から順次ビデオデータブロックのデ
ータを読み出させる。これらバッファBF14、BF1
5、BF16及びBF17から順次読み出されたビデオ
データブロックのデータは、図29の入力端子313b
を介して入力部314に供給される。
【0510】ディスクドライブ43にセットされている
ディスクDISC8から再生されたサブコードデータブ
ロックのデータは、スイッチ260を介してバッファB
F28に供給され、このバッファBF28に一旦記憶さ
れる。制御部251は、スイッチング制御信号をスイッ
チS28に供給して、スイッチS28をオンにすると共
に、バッファBF28にアドレス信号と読み出し制御信
号を供給し、このバッファBF28からサブコードデー
タブロックのデータを読み出させる。このバッファBF
28から読み出されたサブコードデータブロックのデー
タは、図29の入力端子313cを介して入力部314
に供給される。
【0511】入力部314に供給されたオーディオデー
タブロックのデータ、ビデオデータブロックのデータ及
びサブコードデータブロックのデータは、入力部314
でバッファリングされた後に、ID判別回路315、独
立情報判別部316、リール/TC判別部317を通じ
てフレーム合成部318に供給される。ID判別回路3
15においては、オーディオデータブロックのデータ、
ビデオデータブロックのデータ、サブコードデータブロ
ックのデータに夫々付加されているフレーム制御データ
のIDが判別され、その判別結果が独立情報判別部31
6に供給される。
【0512】独立情報判別部316においては、ID判
別部315からの判別結果に基いて、オーディオデータ
ブロックのデータ、ビデオデータブロックのデータ、サ
ブコードデータブロックのデータに夫々付加されている
フレーム制御データの独立情報が判別され、その判別結
果がリール/TC判別部317に供給される。リール/
TC判別部317においては、独立情報判別部316か
らの判別結果に基いて、オーディオデータブロックのデ
ータ、ビデオデータブロックのデータ、サブコードデー
タブロックのデータに夫々付加されているフレーム制御
データのリールID及びタイムコードが判別され、その
判別結果がフレーム合成部318に供給される。
【0513】フレーム合成部318においては、ID判
別部315、独立情報判別部316及びリール/TC判
別部317からの判別結果に基いて、オーディオデータ
ブロックのデータ、ビデオデータブロックのデータ及び
サブコードデータブロックのデータからフレームデータ
を合成し、合成して得られたフレームデータを出力端子
310cを介して図7に示した第1キャッシュ124に
供給する。
【0514】尚、上述の例においては、オーディオデー
タブロックのデータ転送のためにスイッチS1、S2及
びS3並びにバッファBF1、BF2及びBF3を使用
し、ビデオデータブロックのデータ転送のためにスイッ
チS14、S15、S16及びS17並びにバッファB
F14、BF15、BF16及びBF17を使用し、サ
ブコードデータブロックのデータ転送のためにスイッチ
S28及びバッファBF28を使用した場合について説
明したが、オーディオデータブロックのデータ転送のた
めにスイッチS1、S2及びS3並びにバッファBF
1、BF2及びBF3を使用し、ビデオデータブロック
のデータ転送のためにスイッチS4、S5、S6及びS
7並びにバッファBF4、BF5、BF6及びBF7を
使用し、サブコードデータブロックのデータ転送のため
にスイッチS8及びバッファBF8を使用するようにし
ても良い。つまり、図9から図11に示したデータ転送
回路250は、制御部251の制御タイミングにより、
どのようなデータ転送も行うことができる。
【0515】Z.フレーム制御データを用いた場合の動
作説明(一実施例の他の例)(図30及び図31参照)
【0516】図29及び図30は、図28に示したディ
スクアレイコントローラ115のデータ処理回路200
によるフレーム制御データを用いた制御動作を説明する
ためのフローチャートである。
【0517】先ず、ステップS1では、データを取得す
る。そしてステップS2に移行する。つまり、図29に
示した入力部314が、ディスクドライブ22、23、
30、31、34、35、42及び43から供給される
再生データを取得する。
【0518】ステップS2では、フレーム制御データを
取得する。そしてステップ3に移行する。つまり、この
ステップS2では、ステップS1において取得した再生
データ中のフレーム制御データを取得する。
【0519】ステップS3では、ビデオIDから否かを
判断し、「YES」であればステップS4に移行し、
「NO」であればステップS7に移行する。つまり、こ
のステップS3では、図29に示したID判別部315
が、フレーム制御データ中のIDを判別し、IDが“0
4”か否かを判別する。
【0520】ステップS4では、独立情報が独立か否か
を判断し、「YES」であればステップS7に移行し、
「NO」であればステップS5に移行する。つまり、こ
のステップS4では、図29に示したID判別部315
が、フレーム制御データ中の独立情報を判別し、独立情
報が“01”か否かを判別する。
【0521】ステップS5では、リールIDはx、タイ
ムコードはyか否かを判断し、「YES」であればステ
ップS6に移行し、「NO」であればステップS7に移
行する。ここで、xはステップS2において得られたリ
ールIDの値、yはステップS2において得られたタイ
ムコードの値である。
【0522】ステップS6では、ビデオデータを取得す
る。そしてステップS7に移行する。つまり、このステ
ップS6では、ステップS3においてIDが“04”、
ステップS4において独立情報が“02”(フレーム構
成を示す値)、ステップS5においてリールIDがx、
タイムコードがyの場合においては、フレーム合成部3
18において、現在処理しているビデオデータが、リー
ルIDがxでタイムコードがyのフレームのビデオデー
タとされる。そして、ステップS4において独立情報が
“01”(独立を示す値)であると判断した場合におい
ては、フレーム合成部318において、現在処理してい
るデータが、フレームデータに再構成されることなく出
力される。
【0523】ステップS7においては、オーディオID
か否かを判断し、「YES」であればステップS8に移
行し、「NO」であればステップS10に移行する。つ
まり、このステップS7では、図29に示したID判別
部315が、フレーム制御データ中のIDを判別し、I
Dが“01”、“02”または“03”か否かを判別す
る。
【0524】ステップS8では、独立情報が独立か否か
を判断し、「YES」であればステップS11に移行
し、「NO」であればステップS9に移行する。つま
り、このステップS8では、図29に示したID判別部
315が、フレーム制御データ中の独立情報を判別し、
独立情報が“01”か否かを判別する。
【0525】ステップS9では、リールIDはx、タイ
ムコードはyか否かを判断し、「YES」であればステ
ップS10に移行し、「NO」であればステップS11
に移行する。ここで、xはステップS2において得られ
たリールIDの値、yはステップS2において得られた
タイムコードの値である。
【0526】ステップS10では、オーディオデータを
取得する。そしてステップS11に移行する。つまり、
このステップS10では、ステップS7においてIDが
“01”、“02”または“03”、ステップS8にお
いて独立情報が“02”(フレーム構成を示す値)、ス
テップS9においてリールIDがx、タイムコードがy
の場合においては、フレーム合成部318において、現
在処理しているオーディオデータが、リールIDがxで
タイムコードがyのフレームのオーディオデータとされ
る。そして、ステップS8において独立情報が“01”
(独立を示す値)であると判断した場合においては、フ
レーム合成部318において、現在処理しているデータ
が、フレームデータに再構成されることなく出力され
る。
【0527】ステップS11においては、サブコードI
Dか否かを判断し、「YES」であればステップS12
に移行し、「NO」であればステップS15に移行す
る。つまり、このステップS11では、図29に示した
ID判別部315が、フレーム制御データ中のIDを判
別し、IDが“05”、“06”または“07”か否か
を判別する。
【0528】ステップS12では、独立情報が独立か否
かを判断し、「YES」であればステップS15に移行
し、「NO」であればステップS13に移行する。つま
り、このステップS12では、図29に示したID判別
部315が、フレーム制御データ中の独立情報を判別
し、独立情報が“01”か否かを判別する。
【0529】ステップS13では、リールIDはx、タ
イムコードはyか否かを判断し、「YES」であればス
テップS14に移行し、「NO」であればステップS1
5に移行する。ここで、xはステップS2において得ら
れたリールIDの値、yはステップS2において得られ
たタイムコードの値である。
【0530】ステップS14では、サブコードデータを
取得する。そしてステップS15に移行する。つまり、
このステップS14では、ステップS11においてID
が“05”、“06”または“07”、ステップS12
において独立情報が“02”(フレーム構成を示す
値)、ステップS13においてリールIDがx、タイム
コードがyの場合においては、フレーム合成部318に
おいて、現在処理しているサブコードデータが、リール
IDがxでタイムコードがyのフレームのサブコードデ
ータとされる。そして、ステップS12において独立情
報が“01”(独立を示す値)であると判断した場合に
おいては、フレーム合成部318において、現在処理し
ているデータが、フレームデータに再構成されることな
く出力される。
【0531】ステップS15では、映像、音声及びサブ
コードデータでフレームデータが再構成される。そして
ステップS16に移行する。
【0532】ステップS16では、終了か否かを判断
し、「YES」であれば終了し、「NO」であれば再び
ステップS1に移行する。
【0533】以上のように、この例においては、記録時
においては、入力部302、データ抽出部303及びデ
ータ出力部304によって、ID、リールID、タイム
コード及び独立情報からなるフレーム制御データを、デ
ータブロック毎、或いは複合データブロック毎に付加し
てディスクドライブ22、23、30、31、34、3
5、42及び43の各ディスクDISC1、DISC
2、・・・・DISC8に記録し、再生時には、入力部
314、ID判別部315、独立情報判別部316、リ
ール/TC判別部317によって、データブロックのデ
ータ、或いは複合データブロックのデータが音声か、映
像か或いはサブコードデータか、同じリールIDか、同
じタイムコードか、独立したデータか否かを判別し、そ
の判別結果に基いて、独立したデータでないと判断した
場合はフレームデータに再構成し、独立したデータであ
ると判断した場合は、フレームデータに再構成しないで
出力するようにしたので、映像、音声及びサブコードデ
ータを、別々のディスクDISC1、DISC2、・・
・・DISC8に記録した場合でも、元のフレームデー
タとして再構成することができる。
【0534】尚、上述の実施例は本発明の一例であり、
本発明の要旨を逸脱しない範囲でその他様々な構成が取
り得ることは勿論である。
【0535】
【発明の効果】上述せる第1の発明によれば、入力情報
或いは再生情報を記録媒体に記録する際に、入力情報或
いは再生情報の各所定単位情報の情報量が、記録媒体の
設定物理単位の情報量のN倍となるように、入力情報或
いは再生情報の各所定単位情報に記録単位補正用の情報
を付加し、記録媒体に記録されている情報を再生する際
に、記録媒体から再生して得られた再生情報から記録単
位補正用の情報を除去することにより、再生情報の各所
定単位情報の情報量を、入力情報或いは再生情報の各所
定単位情報の情報量とするようにしたので、記録媒体に
入力情報を記録する際には、入力情報を記録媒体の設定
物理単位で記録媒体に記録することができ、記録媒体か
ら再生した再生情報から元の入力情報を簡単に得ること
ができ、これによって、入力情報或いは再生情報の処理
単位と記録媒体の記録単位が異なる場合においても、簡
単な構成及び処理で記録媒体に記録した入力情報或いは
再生情報を再生して使用することができるという効果が
ある。
【0536】上述せる第2の発明によれば、入力情報或
いは再生情報を複数の記録媒体に記録する際に、入力情
報或いは再生情報の各所定単位情報に、少なくとも入力
情報或いは再生情報の種類、時間、媒体等を示す関連情
報を付加し、関連情報を付加した入力情報或いは再生情
報の各所定単位情報の情報量が、複数の記録媒体の設定
物理単位の情報量のN倍となるように、関連情報を付加
した入力情報或いは再生情報の各所定単位情報に記録単
位補正用の情報を付加し、複数の記録媒体に記録されて
いる情報を再生する際に、複数の記録媒体から再生して
得られた再生情報から記録単位補正用の情報を除去する
と共に、関連情報を得、この関連情報に基いて元の情報
を再構成するようにしたので、関連情報が付加された所
定単位情報を記録媒体に記録する場合に、記録媒体の設
定物理単位で記録でき、再生時においては、所定単位情
報の細かさに拘らず、元の情報を簡単に得ることがで
き、これによって、入力情報或いは再生情報の処理単位
と記録媒体の記録単位が異なる場合においても、簡単な
構成及び処理で記録媒体に記録した入力情報或いは再生
情報を再生して使用することができると共に、再生して
得られた情報の種類、時間、媒体等の情報を得ることが
できるという効果がある。
【0537】上述せる第3の発明によれば、映像信号を
ディスクに記録する際に、映像信号のフィールド或いは
フレームの情報量が、ディスクの1セクタの記録容量の
N倍となるように、映像信号のフィールド或いはフレー
ムの構成情報に記録単位補正用の情報を付加し、ディス
クに記録されている映像信号を再生する際に、ディスク
から再生して得られた再生映像信号のフィールド或いは
フレームの構成情報から記録単位補正用の情報を除去す
ることにより、再生映像信号のフィールド或いはフレー
ムの情報量を、映像信号のフィールド或いはフレームの
構成情報の情報量とするようにしたので、ディスクに映
像信号を記録する際には、映像信号のフィールド或いは
フレームの全情報をディスクのセクタ単位でディスクに
記録することができ、ディスクから再生した再生情報か
ら元の映像信号を簡単に得ることができ、これによっ
て、映像信号のフィールド或いはフレームの情報量とデ
ィスクのセクタの記録容量が異なる場合においても、簡
単な構成及び処理でディスクに記録した映像信号を再生
して使用することができるという効果がある。
【0538】上述せる第4の発明によれば、映像信号を
ディスクに記録する際に、映像信号のフィールド或いは
フレームを構成する、映像、音声及びサブコードの各情
報量が、夫々ディスクの1セクタの記録容量のN倍とな
るように、映像信号のフィールド或いはフレームを構成
する、映像、音声及びサブコードに夫々記録単位補正用
の情報を付加し、ディスクに記録されている映像信号を
再生する際に、ディスクから再生して得られた再生映像
信号のフィールド或いはフレームを構成する映像、音声
及びサブコードに付加されている記録単位補正用の情報
を除去することにより、再生映像信号フィールド或いは
フレームの情報量を、映像信号のフィールド或いはフレ
ームの構成情報の情報量とするようにしたので、ディス
クに映像信号のフィールド或いはフレームを構成する映
像、音声及びサブコードを記録する際には、映像信号の
フィールド或いはフレームを構成する映像、音声及びサ
ブコードをディスクのセクタ単位でディスクに記録する
ことができ、ディスクから再生した映像信号のフィール
ド或いはフレームを構成する映像、音声及びサブコード
から元の映像信号を簡単に得ることができ、これによっ
て、映像、音声及びサブコードの情報量とディスクのセ
クタの記録容量が異なる場合においても、簡単な構成及
び処理でディスクに記録した映像、音声及びサブコード
を再生して使用することができるという効果がある。
【0539】上述せる第5の発明によれば、映像信号の
フィールド或いはフレームを構成する、映像、音声及び
サブコードを夫々複数のディスクに別々に記録する際
に、映像信号のフィールド或いはフレームを構成する、
映像、音声及びサブコードに、少なくとも映像信号の種
類、時間、媒体等を示す関連情報を付加し、関連情報を
付加した映像信号のフィールド或いはフレームを構成す
る、映像、音声及びサブコードの情報量が、ディスクの
1セクタの記録容量のN倍となるように、関連情報を付
加した映像信号のフィールド或いはフレームを構成す
る、映像、音声及びサブコードに記録単位補正用の情報
を付加し、複数のディスクに記録されている映像信号を
再生する際に、複数のディスクから再生して得られた再
生映像、音声及びサブコードから記録単位補正用の情報
を除去し、更に、関連情報を得、この関連情報に基いて
再生された再生映像、音声及びサブコードデータを元の
フィールド或いはフレームのデータとして再構成するよ
うにしたので、ディスクに映像信号のフィールド或いは
フレームを構成する映像、音声及びサブコードを記録す
る際には、映像信号のフィールド或いはフレームを構成
する映像、音声及びサブコードをディスクのセクタ単位
でディスクに記録することができ、ディスクから再生し
た映像信号のフィールド或いはフレームを構成する映
像、音声及びサブコードから元の映像信号を簡単に得る
ことができると共に、得られた映像信号の種類、時間、
媒体を検出することができ、これによって、映像、音声
及びサブコードの情報量とディスクのセクタの記録容量
が異なる場合においても、簡単な構成及び処理でディス
クに記録した映像、音声及びサブコードを再生して使用
することができると共に、再生して得られた映像、音声
及びサブコードの種類、時間及び媒体の情報を得ること
ができ、更に、映像、音声及びサブコードを別々のディ
スクに記録することができるので、複数のディスクをよ
り有効に使用できると共に、データの管理を簡単にする
ことができるという効果がある。
【0540】上述せる第6の発明によれば、映像信号と
サブコードからなる第1の複合ブロック、音声信号及び
サブコードからなる第2の複合ブロックを夫々複数のデ
ィスクに別々に記録する際に、第1の複合ブロック及び
第2の複合ブロックに、少なくとも元の映像信号を限定
するための制御情報を夫々付加し、制御情報を付加した
第1及び第2の複合ブロックの各情報量が、ディスクの
1セクタの記録容量のN倍となるように、制御情報を付
加した第1及び第2の複合ブロックに夫々記録単位補正
用の情報を付加し、複数のディスクに記録されている映
像信号を再生する際に、複数のディスクから再生して得
られた第1及び第2の複合ブロックのデータから夫々記
録単位補正用の情報を除去し、更に、制御情報を得、こ
の制御情報に基いて、再生された第1及び第2の複合ブ
ロックのデータから元の映像信号得るようにしたので、
ディスクに映像信号とサブコードからなる第1の複合ブ
ロック、音声信号及びサブコードからなる第2の複合ブ
ロックを記録する際には、映像信号とサブコードからな
る第1の複合ブロック、音声信号及びサブコードからな
る第2の複合ブロックをディスクのセクタ単位でディス
クに記録することができ、ディスクから再生した映像信
号とサブコードからなる第1の複合ブロック、音声信号
及びサブコードからなる第2の複合ブロックから元の映
像信号を簡単に得ることができ、これによって、データ
ブロック或いは複合データブロックの情報量とディスク
のセクタの記録容量が異なる場合においても、簡単な構
成及び処理でディスクに記録したデータブロック或いは
複合データブロックを再生して使用することができると
共に、更に、データブロック或いは複合データブロック
を別々のディスクに記録することができるので、複数の
ディスクをより有効に使用できると共に、データの管理
を簡単にすることができるという効果がある。
【0541】上述せる第7の発明によれば、データ制御
手段により、ディスクドライブにセットされているディ
スクに情報を記録する際には、情報の所定単位情報が、
ディスクドライブにセットされているディスクの設定記
録単位のN倍となるように、情報の各所定単位情報に記
録単位補正用の情報を付加し、ディスクドライブのディ
スクに記録されている情報を再生する際には、ディスク
ドライブからの再生情報の各所定単位情報に付加されて
いる記録単位補正用の情報を除去するようにしたので、
ディスクに情報を記録する際には、その情報の所定単位
情報をディスクのセクタ単位でディスクに記録すること
ができ、ディスクから再生した情報から元の映像信号を
簡単に得ることができ、これによって、記録すべき情報
の所定単位情報の情報量とディスクのセクタの記録容量
が異なる場合においても、簡単な構成及び処理でディス
クに記録した情報を再生して使用することができるとい
う効果がある。
【0542】上述せる第8の発明によれば、データ制御
手段により、複数のディスクドライブに夫々セットされ
ているディスクに映像信号を記録する際に、映像信号の
フィールド或いはフレームの全情報量が、複数のディス
クドライブに夫々セットされている各ディスクの設定記
録単位のN倍となるように、フィールド或いはフレーム
毎に記録単位補正用の情報を付加し、複数のディスクド
ライブの各ディスクに記録されている映像信号を再生す
る際には、複数のディスクドライブからの再生映像信号
から記録単位補正用の情報を除去するようにしたので、
ディスクに映像信号を記録する際には、映像信号のフィ
ールド或いはフレームの全情報をディスクのセクタ単位
でディスクに記録することができ、ディスクから再生し
た再生情報から元の映像信号を簡単に得ることができ、
これによって、記録すべき映像信号のフィールド或いは
フレームの情報量とディスクのセクタの記録容量が異な
る場合においても、簡単な構成及び処理でディスクに記
録した映像信号を再生して使用することができるという
効果がある。
【0543】上述せる第9の発明によれば、記録時にお
いては、データ処理手段により、データ制御手段の複数
のキャッシュから読み出した映像信号を複数のディスク
ドライブに供給する際に、映像信号にフィールド毎或い
はフレーム毎に記録単位補正用の情報を付加し、データ
転送手段により、データ処理手段からの映像信号を複数
のディスクドライブに選択的に転送し、再生時には、デ
ータ転送手段により、複数のディスクドライブからの映
像信号をデータ処理手段に転送し、データ処理手段によ
り、複数のディスクドライブから読み出した映像信号に
付加されている記録単位補正用の情報を除去するように
したので、ディスクに映像信号を記録する際には、映像
信号のフィールド或いはフレームの全情報をディスクの
セクタ単位でディスクに記録することができ、ディスク
から再生した再生情報から元の映像信号を簡単に得るこ
とができ、これによって、記録すべき映像信号のフィー
ルド或いはフレームの情報量とディスクのセクタの記録
容量が異なる場合においても、簡単な構成及び処理でデ
ィスクに記録した映像信号を再生して使用することがで
きるという効果がある。
【0544】上述せる第10の発明によれば、記録時に
は映像信号に記録単位補正用としてのスペースが入るよ
うにし、再生時には再生された映像信号から記録単位補
正用の情報を除去して映像信号を読み出すように、複数
のキャッシュを、複数のディスクドライブに選択的に接
続するための接続手段を制御手段で制御するようにした
ので、ディスクに映像信号を記録する際には、映像信号
のフィールド或いはフレームの全情報をディスクのセク
タ単位でディスクに記録することができ、ディスクから
再生した再生情報から元の映像信号を簡単に得ることが
でき、これによって、記録すべき映像信号のフィールド
或いはフレームの情報量とディスクのセクタの記録容量
が異なる場合においても、簡単な構成及び処理でディス
クに記録した映像信号を再生して使用することができる
という効果がある。
【0545】上述せる第11の発明によれば、データ処
理手段からの複数系統の映像信号用の夫々複数のディス
クドライブと同数の複数のバッファと、複数のディスク
ドライブとを選択手段によって選択的に接続するように
したので、データ処理手段からの複数系統の映像信号を
複数のディスクドライブに転送することができると共
に、複数のディスクドライブからの映像信号をデータ処
理手段に転送することができ、これによって、データ処
理手段からの複数系統の映像信号を所望のディスクドラ
イブに転送して記録できると共に、ディスクドライブか
らの再生映像信号を元の複数系統の映像信号にすること
ができるという効果がある。
【0546】上述せる第12の発明によれば、データ制
御手段により、複数のディスクドライブにセットされて
いるディスクに、映像信号をフィールド或いはフレーム
を構成する映像データからなるデータブロック毎、音声
データからなるデータブロック毎及びサブコードデータ
からなるデータブロック毎、或いは映像データ及びサブ
コードデータからなる複合データブロック毎及び音声デ
ータ及びサブコードデータからなる複合データブロック
毎に記録する際に、データブロック或いは複合データブ
ロックに少なくとも元の映像信号に関連した制御情報を
付加し、この制御情報の付加されたデータブロック或い
は複合データブロックの各情報量、或いはフィールド或
いはフレームを構成する全データブロックまたは全複合
データブロックの合計の情報量が、複数のディスクドラ
イブに夫々セットされている各ディスクの設定記録単位
のN倍となるように、制御情報を付加したデータブロッ
ク或いは複合データブロックに記録単位補正用の情報を
付加し、複数のディスクドライブの各ディスクに記録さ
れている記録情報を再生する際には、複数のディスクド
ライブからのデータブロック或いは複合データブロック
から記録単位補正用の情報を除去すると共に、データブ
ロック或いは複合データブロックに夫々付加されている
制御情報に基いて、データブロック或いは複合データブ
ロックから元の映像信号を得るようにしたので、ディス
クにデータブロック或いは複合データブロックを記録す
る際には、データブロック或いは複合データブロックの
全情報をディスクのセクタ単位でディスクに記録するこ
とができ、ディスクから再生したデータブロック或いは
複合データブロックから元の映像信号を簡単に得ること
ができ、これによって、記録すべきデータブロック或い
は複合データブロックの情報量とディスクのセクタの記
録容量が異なる場合においても、簡単な構成及び処理で
ディスクに記録したデータブロック或いは複合データブ
ロックを再生したときに、制御情報に基いて元の映像信
号を得、この映像信号を使用することができると共に、
データブロック或いは複合データブロックを別々のディ
スクに記録しても、元の映像信号を得ることができるの
で、データブロック或いは複合データブロックを別個の
ディスクに記録して管理することができるという効果が
ある。
【0547】上述せる第13の発明によれば、記録時に
おいては、データ処理手段により、入力される映像信
号、或いは出力する映像信号を一旦保持するための複数
のキャッシュから読み出した映像信号を複数のディスク
ドライブに供給する際に、データブロック或いは複合デ
ータブロックに記録単位補正用の情報及び制御情報を付
加し、データ転送手段により、データ処理手段からのデ
ータブロック或いは複合データブロックを複数のディス
クドライブに選択的に転送し、再生時においては、デー
タ処理手段により、複数のディスクドライブから読み出
したデータブロック或いは複合データブロックに付加さ
れている記録単位補正用の情報を除去し、制御情報に基
いてデータブロック或いは複合データブロックから元の
映像信号を得、データ転送手段により、複数のディスク
ドライブからのデータブロック或いは複合データブロッ
クをデータ処理手段に転送するようにしたので、ディス
クにデータブロック或いは複合データブロックを記録す
る際には、データブロック或いは複合データブロックの
全情報をディスクのセクタ単位でディスクに記録するこ
とができ、ディスクから再生したデータブロック或いは
複合データブロックから元の映像信号を簡単に得ること
ができ、これによって、記録すべきデータブロック或い
は複合データブロックの情報量とディスクのセクタの記
録容量が異なる場合においても、簡単な構成及び処理で
ディスクに記録したデータブロック或いは複合データブ
ロックを再生したときに、制御情報に基いて元の映像信
号を得、この映像信号を使用することができるという効
果がある。
【0548】上述せる第14の発明によれば、記録時に
はデータブロック或いは複合データブロック間に記録単
位補正用としてのスペースと制御データが入るように
し、再生時には再生されたデータブロック或いは複合デ
ータブロックから記録単位補正用の情報を除去してデー
タブロック或いは複合データブロックを読み出ように、
少なくとも元の映像信号に関連した制御データを記憶す
るためのバッファと、このバッファまたは複数のキャッ
シュを複数のディスクドライブに選択的に接続するため
の接続手段を、制御手段で制御するようにしたので、デ
ィスクにデータブロック或いは複合データブロックを記
録する際には、データブロック或いは複合データブロッ
クの全情報をディスクのセクタ単位でディスクに記録す
ることができ、ディスクから再生したデータブロック或
いは複合データブロックから元の映像信号を簡単に得る
ことができ、これによって、記録すべきデータブロック
或いは複合データブロックの情報量とディスクのセクタ
の記録容量が異なる場合においても、簡単な構成及び処
理でディスクに記録したデータブロック或いは複合デー
タブロックを再生したときに、制御情報に基いて元の映
像信号を得、この映像信号を使用することができるとい
う効果がある。
【0549】上述せる第15の発明によれば、データ処
理手段からの複数系統のデータブロック或いは複合デー
タブロック用の夫々複数のディスクドライブと同数のバ
ッファと、複数のディスクドライブとを選択手段によっ
て選択的に接続するようにしたので、データ処理手段か
らの複数系統の映像信号を複数のディスクドライブに転
送することができると共に、複数のディスクドライブか
らの映像信号をデータ処理手段に転送することができ、
これによって、データ処理手段からの複数系統の映像信
号を所望のディスクドライブに転送して記録できると共
に、ディスクドライブからの再生映像信号を元の複数系
統の映像信号にすることができるという効果がある。
【0550】上述せる第16の発明によれば、データ制
御手段により、複数のディスクドライブにセットされて
いるディスクに、映像信号をフィールド或いはフレーム
を構成する映像データからなるデータブロック毎、音声
データからなるデータブロック毎及びサブコードデータ
からなるデータブロック毎、或いは映像データ及びサブ
コードデータからなる複合データブロック毎及び音声デ
ータ及びサブコードデータからなる複合データブロック
毎に記録する際に、データブロック或いは複合データブ
ロックに少なくともデータの種類を示すID、元の媒体
を示すリールID、タイムコード、フレーム構成か否か
を示す独立情報からなる制御データを付加し、この制御
データの付加されたデータブロック或いは複合データブ
ロックの各情報量、或いはフィールド或いはフレームを
構成する全データブロックまたは全複合データブロック
の合計の情報量が、複数のディスクドライブに夫々セッ
トされている各ディスクの設定記録単位のN倍となるよ
うに、フレーム制御データを付加したデータブロック或
いは複合データブロックに記録単位補正用の情報を付加
し、複数のディスクドライブの各ディスクに記録されて
いる記録情報を再生する際には、複数のディスクドライ
ブからのデータブロック或いは複合データブロックから
記録単位補正用の情報を除去すると共に、データブロッ
ク或いは複合データブロックに夫々付加されている制御
データに基いて、データブロック或いは複合データブロ
ックから元の映像信号を得るようにしたので、ディスク
にデータブロック或いは複合データブロックを記録する
際には、データブロック或いは複合データブロックの全
情報をディスクのセクタ単位でディスクに記録すること
ができ、データの種類を示すID、元の媒体を示すリー
ルID、タイムコード、フレーム構成か否かを示す独立
情報によって、ディスクから再生したデータブロック或
いは複合データブロックから元の映像信号を簡単に得る
ことができると共に、再生して得られた映像信号の記録
元を検出することができ、これによって、記録すべきデ
ータブロック或いは複合データブロックの情報量とディ
スクのセクタの記録容量が異なる場合においても、簡単
な構成及び処理でディスクに記録したデータブロック或
いは複合データブロックを再生したときに、制御データ
に基いて元の映像信号を得、この映像信号を使用するこ
とができると共に、データブロック或いは複合データブ
ロックを別々のディスクに記録しても、元の映像信号を
得ることができるので、データブロック或いは複合デー
タブロックを別個のディスクに記録して管理することが
できるという効果がある。
【0551】上述せる第17の発明によれば、記録時に
おいては、データ処理手段により、入力される映像信
号、或いは出力する映像信号を一旦保持するための複数
のキャッシュから読み出した映像信号を複数のディスク
ドライブに供給する際に、データブロック或いは複合デ
ータブロックに記録単位補正用の情報及び制御データを
付加し、データ転送手段により、データ処理手段からの
データブロック或いは複合データブロックを複数のディ
スクドライブに選択的に転送し、再生時においては、デ
ータ処理手段により、複数のディスクドライブから読み
出したデータブロック或いは複合データブロックに付加
されている記録単位補正用の情報を除去し、制御データ
に基いてデータブロック或いは複合データブロックから
元の映像信号を得、データ転送手段により、複数のディ
スクドライブからのデータブロック或いは複合データブ
ロックをデータ処理手段に転送するようにしたので、デ
ィスクにデータブロック或いは複合データブロックを記
録する際には、データブロック或いは複合データブロッ
クの全情報をディスクのセクタ単位でディスクに記録す
ることができ、制御データに基いて、ディスクから再生
したデータブロック或いは複合データブロックから元の
映像信号を簡単に得ることができ、これによって、記録
すべきデータブロック或いは複合データブロックの情報
量とディスクのセクタの記録容量が異なる場合において
も、簡単な構成及び処理でディスクに記録したデータブ
ロック或いは複合データブロックを再生したときに、制
御データに基いて元の映像信号を得、この映像信号を使
用することができるという効果がある。
【0552】上述せる第18の発明によれば、記録時に
おいては、データ付加手段により、複数のキャッシュか
ら読み出した映像信号の、映像データ、音声データ及び
サブコードデータ、或いは映像及びサブコードデータ、
音声及びサブコードデータに、制御データ及び記録単位
補正用の情報を付加し、再生時においては、除去手段に
より、複数のディスクドライブからデータ転送手段を介
して供給されるデータブロック或いは複合データブロッ
クに付加されている記録単位補正用の情報を除去し、制
御データ判別手段により、複数のディスクドライブから
データ転送手段を介して供給されるデータブロック或い
は複合データブロックに付加されている制御データを判
別し、映像信号合成手段により、この制御データ判別手
段の判別結果に基いてデータブロック或いは複合データ
ブロックから元の映像信号を合成するようにしたので、
ディスクにデータブロック或いは複合データブロックを
記録する際には、データブロック或いは複合データブロ
ックの全情報をディスクのセクタ単位でディスクに記録
することができ、制御データによって、ディスクから再
生したデータブロック或いは複合データブロックから元
の映像信号を簡単に得ることができ、これによって、記
録すべきデータブロック或いは複合データブロックの情
報量とディスクのセクタの記録容量が異なる場合におい
ても、簡単な構成及び処理でディスクに記録したデータ
ブロック或いは複合データブロックを再生したときに、
制御データに基いて元の映像信号を得、この映像信号を
使用することができるという効果がある。
【0553】上述せる第19の発明によれば、データ処
理手段からの複数系統のデータブロック或いは複合デー
タブロック用の夫々複数のディスクドライブと同数のバ
ッファと、複数のディスクドライブとを、選択手段によ
って選択的に接続するようにしたので、データ処理手段
からの複数系統の映像信号を複数のディスクドライブに
転送することができると共に、複数のディスクドライブ
からの映像信号をデータ処理手段に転送することがで
き、これによって、データ処理手段からの複数系統の映
像信号を所望のディスクドライブに転送して記録できる
と共に、ディスクドライブからの再生映像信号を元の複
数系統の映像信号にすることができるという効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明記録再生方法及びそのシステムの一実施
例を適用した記録再生システムを示す構成図である。
【図2】図1に示した記録再生システムで使用する再生
機21の構成例を示す構成図である。
【図3】図1に示した記録再生システムで使用する記録
機24の構成例を示す構成図である。
【図4】本発明記録再生方法及びそのシステムの一実施
例の説明に供するテープフォーマットを説明するための
説明図である。
【図5】図1に示した記録再生システムで使用する入力
部25の構成例を示す構成図である。
【図6】図1に示した記録再生システムで使用する再生
出力部36、31、39及び記録モニタ出力部44の構
成例を示す構成図である。
【図7】図1に示した記録再生システムで使用するデー
タコントローラ20の接続状態の一例を示す構成図であ
る。
【図8】図7に示したデータコントローラ20のデータ
処理回路200の構成例を示す構成図である。
【図9】図7に示したデータ転送回路250の構成例を
示す構成図である。
【図10】図7に示したデータ転送回路250の構成例
を示す構成図である。
【図11】図7に示したデータ転送回路250の構成例
を示す構成図である。
【図12】本発明記録再生方法及びそのシステムの一実
施例の説明に供する、データコントローラ20による、
3つのキャッシュを用いてディスクに映像及び音声デー
タを記録する場合の動作を説明するための説明図であ
る。
【図13】本発明記録再生方法及びそのシステムの一実
施例の説明に供する記録時におけるデータ転送タイミン
グを説明するためのタイミングチャートである。
【図14】本発明記録再生方法及びそのシステムの一実
施例の説明に供する記録時におけるデータ転送タイミン
グを説明するためのタイミングチャートである。
【図15】本発明記録再生方法及びそのシステムの一実
施例の説明に供する再生時におけるデータ転送タイミン
グを説明するためのタイミングチャートである。
【図16】本発明記録再生方法及びそのシステムの一実
施例の説明に供する再生時におけるデータ転送タイミン
グを説明するためのタイミングチャートである。
【図17】本発明記録再生方法及びそのシステムの一実
施例の説明に供するディスク上の記録状態を説明するた
めの説明図である。
【図18】本発明記録再生方法及びそのシステムの一実
施例の説明に供するNTSC方式の場合のディスク上の
データフォーマット(ブロック単位、セクタは512B
yte)を説明するための説明図である。
【図19】本発明記録再生方法及びそのシステムの一実
施例の説明に供するNTSC方式の場合のディスク上の
データフォーマット(音声、サブコードのみ、セクタは
512Byte)を説明するための説明図である。
【図20】本発明記録再生方法及びそのシステムの一実
施例の説明に供するPAL方式の場合のディスク上のデ
ータフォーマット(ブロック単位、セクタは512By
te)を説明するための説明図である。
【図21】本発明記録再生方法及びそのシステムの一実
施例の説明に供するPAL方式の場合のディスク上のデ
ータフォーマット(音声、サブコードのみ、セクタは5
12Byte)を説明するための説明図である。
【図22】本発明記録再生方法及びそのシステムの一実
施例の説明に供するPAL方式の場合のディスク上のデ
ータフォーマット(ブロック単位、セクタは1024B
yte)を説明するための説明図である。
【図23】本発明記録再生方法及びそのシステムの一実
施例の説明に供するPAL方式の場合のディスク上のデ
ータフォーマット(音声、サブコードのみ、セクタは1
024Byte)を説明するための説明図である。
【図24】本発明記録再生方法及びそのシステムの一実
施例の説明に供するPAL方式の場合のディスク上のデ
ータフォーマット(ブロック単位、セクタは2048B
yte)を説明するための説明図である。
【図25】本発明記録再生方法及びそのシステムの一実
施例の説明に供するPAL方式の場合のディスク上のデ
ータフォーマット(音声、サブコードのみ、セクタは2
048Byte)を説明するための説明図である。
【図26】本発明記録再生方法及びそのシステムの他の
実施例の説明に供するフレーム制御データのフォーマッ
トの一例を示す説明図である。
【図27】本発明記録再生方法及びそのシステムの他の
実施例の説明に供するデータブロック毎にフレーム制御
データを付加するフォーマットを説明するための説明図
である。
【図28】本発明記録再生方法及びそのシステムの他の
実施例の説明に供する複合データブロック毎にフレーム
制御データを付加するフォーマットを説明するための説
明図である。
【図29】本発明記録再生方法及びそのシステムの他の
実施例を適用したディスクアレイコントローラ115で
用いられるデータ処理回路の構成を示す構成図である。
【図30】本発明記録再生方法及びそのシステムの他の
実施例の説明に供するフレーム制御データを用いた場合
の動作を説明するためのフローチャートである。
【図31】本発明記録再生方法及びそのシステムの他の
実施例の説明に供するフレーム制御データを用いた場合
の動作を説明するためのフローチャートである。
【図32】従来の記録再生システムの例を示す構成図で
ある。
【図33】従来の記録再生システムの例の説明に供する
説明図である。
【符号の説明】
20 データコントローラ 21 再生機 22、23、30、31、34、35、42、43 デ
ィスクドライブ 24 記録機 25 入力部 32 サブコード発生回路 33 システムコントローラ 36、41、49 再生出力部 44 記録モニタ出力部 85 映像入力回路 86 映像A−D入力回路 87 音声入力回路 88 音声A−D入力回路 89 圧縮符号化回路 90 映像/音声混合回路 102 映像音声分離回路 103 圧縮復号回路 104 映像出力回路 106、110 D−A変換回路 108 音声出力回路 115 ディスクアレイコントローラ 124 第1キャッシュ 126 第2キャッシュ 128 第3キャッシュ 132 第4キャッシュ 134 第5キャッシュ 137 第6キャッシュ 139 第7キャッシュ 131、136、142 スイッチ 200 データ処理回路 250 データ転送回路 207、208、・・・・212 バッファ 213 ROM 214 カウンタ 219 制御回路 251 制御部 BF1〜BF8、BF11〜BF18、BF21〜BF
28、BF31〜BF38、BF41〜BF48、BF
51〜BF58 バッファ S1〜S8、S11〜S18、S21〜S28、S31
〜S38、S41〜S48、S51〜S58、253、
254、255、256、257、258、259、2
60 スイッチ 302 入力部 303 データ抽出部 304 データ出力部 309 制御部 314 入力部 315 ID判別部 316 独立情報判別部 317 リール/TC判別部 318 フレーム合成部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G11B 19/02 Q 7525−5D 20/10 301 Z 7736−5D 27/034 H04N 5/7826 5/92 8224−5D G11B 27/02 K

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力情報或いは再生情報を記録媒体に記
    録する際に、前記入力情報或いは再生情報の各所定単位
    情報の情報量が、前記記録媒体の設定物理単位の情報量
    のN倍となるように、前記入力情報或いは再生情報の各
    所定単位情報に記録単位補正用の情報を付加し、 前記記録媒体に記録されている情報を再生する際に、前
    記記録媒体から再生して得られた再生情報から前記記録
    単位補正用の情報を除去することにより、前記再生情報
    の各所定単位情報の情報量を、前記入力情報或いは再生
    情報の各所定単位情報の情報量とするようにしたことを
    特徴とする記録再生方法。
  2. 【請求項2】 上記入力情報或いは再生情報を複数の記
    録媒体に記録する際に、上記入力情報或いは再生情報の
    各所定単位情報に、少なくとも上記入力情報或いは再生
    情報の種類、時間、媒体等を示す関連情報を付加し、 上記関連情報を付加した上記入力情報或いは再生情報の
    各所定単位情報の情報量が、上記複数の記録媒体の設定
    物理単位の情報量のN倍となるように、上記関連情報を
    付加した上記入力情報或いは再生情報の各所定単位情報
    に記録単位補正用の情報を付加し、 上記複数の記録媒体に記録されている情報を再生する際
    に、上記複数の記録媒体から再生して得られた再生情報
    から上記記録単位補正用の情報を除去すると共に、上記
    関連情報を得、この関連情報に基いて元の情報を再構成
    するようにしたことを特徴とする請求項1記載の記録再
    生方法。
  3. 【請求項3】 映像信号をディスクに記録する際に、前
    記映像信号のフィールド或いはフレームの情報量が、前
    記ディスクの1セクタの記録容量のN倍となるように、
    前記映像信号のフィールド或いはフレームの構成情報に
    記録単位補正用の情報を付加し、 前記ディスクに記録されている映像信号を再生する際
    に、前記ディスクから再生して得られた再生映像信号の
    フィールド或いはフレームの構成情報から前記記録単位
    補正用の情報を除去することにより、前記再生映像信号
    のフィールド或いはフレームの情報量を、前記映像信号
    のフィールド或いはフレームの構成情報の情報量とする
    ようにしたことを特徴とする記録再生方法。
  4. 【請求項4】 映像信号をディスクに記録する際に、前
    記映像信号のフィールド或いはフレームを構成する、映
    像、音声及びサブコードの各情報量が、夫々前記ディス
    クの1セクタの記録容量のN倍となるように、前記映像
    信号のフィールド或いはフレームを構成する、映像、音
    声及びサブコードに夫々記録単位補正用の情報を付加
    し、 前記ディスクに記録されている映像信号を再生する際
    に、前記ディスクから再生して得られた再生映像信号の
    フィールド或いはフレームを構成する映像、音声及びサ
    ブコードに付加されている前記記録単位補正用の情報を
    除去することにより、前記再生映像信号フィールド或い
    はフレームの情報量を、前記映像信号のフィールド或い
    はフレームの構成情報の情報量とするようにしたことを
    特徴とする記録再生方法。
  5. 【請求項5】 上記映像信号のフィールド或いはフレー
    ムを構成する、映像、音声及びサブコードを夫々複数の
    ディスクに別々に記録する際に、上記映像信号のフィー
    ルド或いはフレームを構成する、映像、音声及びサブコ
    ードに、少なくとも上記映像信号の種類、時間、媒体等
    を示す関連情報を付加し、 上記関連情報を付加した上記映像信号のフィールド或い
    はフレームを構成する、映像、音声及びサブコードの情
    報量が、上記ディスクの1セクタの記録容量のN倍とな
    るように、上記関連情報を付加した上記映像信号のフィ
    ールド或いはフレームを構成する、映像、音声及びサブ
    コードに記録単位補正用の情報を付加し、 上記複数のディスクに記録されている映像信号を再生す
    る際に、上記複数のディスクから再生して得られた再生
    映像、音声及びサブコードから上記記録単位補正用の情
    報を除去し、更に、上記関連情報を得、この関連情報に
    基いて再生された再生映像、音声及びサブコードデータ
    を元のフィールド或いはフレームのデータとして再構成
    するようにしたことを特徴とする請求項4記載の記録再
    生方法。
  6. 【請求項6】 映像信号とサブコードからなる第1の複
    合ブロック、音声信号及びサブコードからなる第2の複
    合ブロックを夫々複数のディスクに別々に記録する際
    に、上記第1の複合ブロック及び第2の複合ブロック
    に、少なくとも元の映像信号を限定するための制御情報
    を夫々付加し、 上記制御情報を付加した上記第1及び第2の複合ブロッ
    クの各情報量が、上記ディスクの1セクタの記録容量の
    N倍となるように、上記制御情報を付加した上記第1及
    び第2の複合ブロックに夫々記録単位補正用の情報を付
    加し、 上記複数のディスクに記録されている映像信号を再生す
    る際に、上記複数のディスクから再生して得られた第1
    及び第2の複合ブロックのデータから夫々上記記録単位
    補正用の情報を除去し、更に、上記制御情報を得、この
    制御情報に基いて、再生された第1及び第2の複合ブロ
    ックのデータから元の映像信号得るようにしたことを特
    徴とする請求項4記載の記録再生方法。
  7. 【請求項7】 ディスクドライブと、 上記ディスクドライブにセットされているディスクに情
    報を記録する際には、上記情報の所定単位情報が、上記
    ディスクドライブにセットされているディスクの設定記
    録単位のN倍となるように、上記情報の各所定単位情報
    に記録単位補正用の情報を付加し、上記ディスクドライ
    ブのディスクに記録されている情報を再生する際には、
    上記ディスクドライブからの再生情報の各所定単位情報
    に付加されている上記記録単位補正用の情報を除去する
    データ制御手段とを有することを特徴とする記録再生シ
    ステム。
  8. 【請求項8】 複数のディスクドライブと、 上記複数のディスクドライブに夫々セットされているデ
    ィスクに映像信号を記録する際に、上記映像信号のフィ
    ールド或いはフレームの全情報量が、上記複数のディス
    クドライブに夫々セットされている各ディスクの設定記
    録単位のN倍となるように、上記フィールド或いはフレ
    ーム毎に記録単位補正用の情報を付加し、上記複数のデ
    ィスクドライブの各ディスクに記録されている映像信号
    を再生する際には、上記複数のディスクドライブからの
    再生映像信号から上記記録単位補正用の情報を除去する
    データ制御手段とを有することを特徴とする記録再生シ
    ステム。
  9. 【請求項9】 上記データ制御手段を、 入力される映像信号、或いは出力する映像信号を一旦保
    持するための複数のキャッシュと、 上記複数のキャッシュから読み出した映像信号を上記複
    数のディスクドライブに供給する際に、上記映像信号に
    フィールド毎或いはフレーム毎に上記記録単位補正用の
    情報を付加し、上記複数のディスクドライブから読み出
    した映像信号に付加されている記録単位補正用の情報を
    除去するデータ処理手段と、 記録時には上記データ処理手段からの映像信号を上記複
    数のディスクドライブに選択的に転送し、再生時には上
    記複数のディスクドライブからの映像信号を上記データ
    処理手段に転送するデータ転送手段とを有することを特
    徴とする請求項8記載の記録再生システム。
  10. 【請求項10】 上記データ処理手段を、上記複数のキ
    ャッシュを、上記複数のディスクドライブに選択的に接
    続するための接続手段と、 記録時には上記映像信号に記録単位補正用としてのスペ
    ースが入るようにし、再生時には再生された上記映像信
    号から上記記録単位補正用の情報を除去して上記映像信
    号を読み出すように上記接続手段を制御する制御手段と
    で構成したことを特徴とする請求項8記載の記録再生シ
    ステム。
  11. 【請求項11】 上記データ転送手段を、 上記データ処理手段からの複数系統の映像信号用の夫々
    上記複数のディスクドライブと同数のバッファと、 これらのバッファと上記複数のディスクドライブとを選
    択的に接続する選択手段とで構成したことを特徴とする
    請求項9記載の記録再生システム。
  12. 【請求項12】 複数のディスクドライブと、 上記複数のディスクドライブにセットされているディス
    クに、映像信号をフィールド或いはフレームを構成する
    映像データからなるデータブロック毎、音声データから
    なるデータブロック毎及びサブコードデータからなるデ
    ータブロック毎、或いは映像データ及びサブコードデー
    タからなる複合データブロック毎及び音声データ及びサ
    ブコードデータからなる複合データブロック毎に記録す
    る際に、上記データブロック或いは上記複合データブロ
    ックに少なくとも元の映像信号に関連した制御情報を付
    加し、この制御情報の付加された上記データブロック或
    いは上記複合データブロックの各情報量、或いは上記フ
    ィールド或いはフレームを構成する全データブロックま
    たは全複合データブロックの合計の情報量が、上記複数
    のディスクドライブに夫々セットされている各ディスク
    の設定記録単位のN倍となるように、上記制御情報を付
    加した上記データブロック或いは上記複合データブロッ
    クに記録単位補正用の情報を付加し、上記複数のディス
    クドライブの各ディスクに記録されている記録情報を再
    生する際には、上記複数のディスクドライブからのデー
    タブロック或いは複合データブロックから上記記録単位
    補正用の情報を除去すると共に、上記データブロック或
    いは上記複合データブロックに夫々付加されている制御
    情報に基いて、上記データブロック或いは上記複合デー
    タブロックから元の映像信号を得るデータ制御手段とを
    有することを特徴とする記録再生システム。
  13. 【請求項13】 上記データ制御手段を、 入力される映像信号、或いは出力する映像信号を一旦保
    持するための複数のキャッシュと、 上記複数のキャッシュから読み出した映像信号を上記複
    数のディスクドライブに供給する際に、上記データブロ
    ック或いは上記複合データブロックに上記記録単位補正
    用の情報及び上記制御情報を付加し、上記複数のディス
    クドライブから読み出したデータブロック或いは複合デ
    ータブロックに付加されている記録単位補正用の情報を
    除去し、上記制御情報に基いて上記データブロック或い
    は複合データブロックから元の映像信号を得るデータ処
    理手段と、 記録時には上記データ処理手段からのデータブロック或
    いは複合データブロックを上記複数のディスクドライブ
    に選択的に転送し、再生時には上記複数のディスクドラ
    イブからのデータブロック或いは複合データブロックを
    上記データ処理手段に転送するデータ転送手段とを有す
    ることを特徴とする請求項12記載の記録再生システ
    ム。
  14. 【請求項14】 上記データ処理手段を、少なくとも元
    の映像信号に関連した制御データを記憶するためのバッ
    ファと、 このバッファまたは上記複数のキャッシュを、上記複数
    のディスクドライブに選択的に接続するための接続手段
    と、 記録時にはデータブロック或いは複合データブロック間
    に記録単位補正用としてのスペースと制御データが入る
    ようにし、再生時には再生された上記データブロック或
    いは複合データブロックから記録単位補正用の情報を除
    去して上記データブロック或いは複合データブロックを
    読み出ように接続手段を制御する制御手段とで構成した
    ことを特徴とする請求項13記載の記録再生システム。
  15. 【請求項15】 上記データ転送手段を、 上記データ処理手段からの複数系統のデータブロック或
    いは複合データブロック用の夫々上記複数のディスクド
    ライブと同数のバッファと、 これらのバッファと上記複数のディスクドライブとを選
    択的に接続する選択手段とで構成したことを特徴とする
    請求項13記載の記録再生システム。
  16. 【請求項16】 複数のディスクドライブと、 上記複数のディスクドライブにセットされているディス
    クに、映像信号をフィールド或いはフレームを構成する
    映像データからなるデータブロック毎、音声データから
    なるデータブロック毎及びサブコードデータからなるデ
    ータブロック毎、或いは映像データ及びサブコードデー
    タからなる複合データブロック毎及び音声データ及びサ
    ブコードデータからなる複合データブロック毎に記録す
    る際に、上記データブロック或いは上記複合データブロ
    ックに少なくともデータの種類を示すID、元の媒体を
    示すリールID、タイムコード、フレーム構成か否かを
    示す独立情報からなる制御データを付加し、この制御デ
    ータの付加された上記データブロック或いは上記複合デ
    ータブロックの各情報量、或いは上記フィールド或いは
    フレームを構成する全データブロックまたは全複合デー
    タブロックの合計の情報量が、上記複数のディスクドラ
    イブに夫々セットされている各ディスクの設定記録単位
    のN倍となるように、上記フレーム制御データを付加し
    た上記データブロック或いは上記複合データブロックに
    記録単位補正用の情報を付加し、上記複数のディスクド
    ライブの各ディスクに記録されている記録情報を再生す
    る際には、上記複数のディスクドライブからのデータブ
    ロック或いは複合データブロックから上記記録単位補正
    用の情報を除去すると共に、上記データブロック或いは
    上記複合データブロックに夫々付加されている制御デー
    タに基いて、上記データブロック或いは上記複合データ
    ブロックから元の映像信号を得るデータ制御手段とを有
    することを特徴とする記録再生システム。
  17. 【請求項17】 上記データ制御手段を、 入力される映像信号、或いは出力する映像信号を一旦保
    持するための複数のキャッシュと、 上記複数のキャッシュから読み出した映像信号を上記複
    数のディスクドライブに供給する際に、上記データブロ
    ック或いは上記複合データブロックに上記記録単位補正
    用の情報及び上記制御データを付加し、上記複数のディ
    スクドライブから読み出したデータブロック或いは複合
    データブロックに付加されている記録単位補正用の情報
    を除去し、上記制御データに基いて上記データブロック
    或いは複合データブロックから元の映像信号を得るデー
    タ処理手段と、 記録時には上記データ処理手段からのデータブロック或
    いは複合データブロックを上記複数のディスクドライブ
    に選択的に転送し、再生時には上記複数のディスクドラ
    イブからのデータブロック或いは複合データブロックを
    上記データ処理手段に転送するデータ転送手段とを有す
    ることを特徴とする請求項16記載の記録再生システ
    ム。
  18. 【請求項18】 上記データ処理手段を、 上記複数のキャッシュから読み出した映像信号の、映像
    データ、音声データ及びサブコードデータ、或いは映像
    及びサブコードデータ、音声及びサブコードデータに、
    上記制御データ及び上記記録単位補正用の情報を付加す
    るデータ付加手段と、 上記複数のディスクドライブから上記データ転送手段を
    介して供給されるデータブロック或いは複合データブロ
    ックに付加されている上記記録単位補正用の情報を除去
    する除去手段と、 上記複数のディスクドライブから上記データ転送手段を
    介して供給されるデータブロック或いは複合データブロ
    ックに付加されている制御データを判別する制御データ
    判別手段と、 この制御データ判別手段の判別結果に基いて上記データ
    ブロック或いは上記複合データブロックから元の映像信
    号を合成する映像信号合成手段とで構成したことを特徴
    とする請求項17記載の記録再生システム。
  19. 【請求項19】 上記データ転送手段を、 上記データ処理手段からの複数系統のデータブロック或
    いは複合データブロック用の夫々上記複数のディスクド
    ライブと同数のバッファと、 これらのバッファと上記複数のディスクドライブとを選
    択的に接続する選択手段とで構成したことを特徴とする
    請求項17記載の記録再生システム。
JP6102867A 1994-05-17 1994-05-17 記録再生方法及びそのシステム Pending JPH07312032A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016144011A (ja) * 2015-01-31 2016-08-08 株式会社ハイパーシステム 動画像の蓄積方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2016144011A (ja) * 2015-01-31 2016-08-08 株式会社ハイパーシステム 動画像の蓄積方法

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