JPH07311381A - バックライトユニットおよびそれを用いた表示装置 - Google Patents
バックライトユニットおよびそれを用いた表示装置Info
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- JPH07311381A JPH07311381A JP6125849A JP12584994A JPH07311381A JP H07311381 A JPH07311381 A JP H07311381A JP 6125849 A JP6125849 A JP 6125849A JP 12584994 A JP12584994 A JP 12584994A JP H07311381 A JPH07311381 A JP H07311381A
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- light
- liquid crystal
- backlight unit
- light emitting
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 光源の輝度を変化させずにバックライトユニ
ットの発光面もしくは表示装置の表示面の輝度を変化さ
せることができる。 【構成】 バックライトユニット１２は、発光装置１５
の上面に高分子分散型液晶パネル１６を備えている。こ
の高分子分散型液晶パネル１６は、相対向する面に透明
電極２３、２４が設けられた２枚の透明基板２１、２２
間にポリマー２６中に液晶２７を含んだものを封入した
構造となっている。したがって、両透明電極２３、２４
間に印加する電圧を変化させると光の散乱強度を変化さ
せることができ、これによって光の透過状態を変化させ
ることができる。この結果、光源１９の輝度を変化させ
ずにバックライトユニット１２の発光面の輝度を変化さ
せることができ、ひいては表示装置の表示面の輝度を変
化させることができる。
ットの発光面もしくは表示装置の表示面の輝度を変化さ
せることができる。 【構成】 バックライトユニット１２は、発光装置１５
の上面に高分子分散型液晶パネル１６を備えている。こ
の高分子分散型液晶パネル１６は、相対向する面に透明
電極２３、２４が設けられた２枚の透明基板２１、２２
間にポリマー２６中に液晶２７を含んだものを封入した
構造となっている。したがって、両透明電極２３、２４
間に印加する電圧を変化させると光の散乱強度を変化さ
せることができ、これによって光の透過状態を変化させ
ることができる。この結果、光源１９の輝度を変化させ
ずにバックライトユニット１２の発光面の輝度を変化さ
せることができ、ひいては表示装置の表示面の輝度を変
化させることができる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明はバックライトユニット
およびそれを用いた表示装置に関する。
およびそれを用いた表示装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】例えば、液晶表示装置には、液晶表示パ
ネル（表示素子）自体が自己発光能力を有しないので、
液晶表示パネルの裏面側にバックライトユニットを設け
たものがある。図３は従来のこのような液晶表示装置の
一例を示したものである。この液晶表示装置では、下ケ
ース１の内部にバックライトユニット２および液晶表示
パネル３をこの順で収納し、液晶表示パネル３の表示領
域に対応する部分に開口部４ａを有する上ケース４で覆
った構造となっている。液晶表示パネル３は、ガラス基
板もしくは樹脂フィルムなどからなる２枚の透明基板間
に液晶が封入されたものからなっている。
ネル（表示素子）自体が自己発光能力を有しないので、
液晶表示パネルの裏面側にバックライトユニットを設け
たものがある。図３は従来のこのような液晶表示装置の
一例を示したものである。この液晶表示装置では、下ケ
ース１の内部にバックライトユニット２および液晶表示
パネル３をこの順で収納し、液晶表示パネル３の表示領
域に対応する部分に開口部４ａを有する上ケース４で覆
った構造となっている。液晶表示パネル３は、ガラス基
板もしくは樹脂フィルムなどからなる２枚の透明基板間
に液晶が封入されたものからなっている。
【０００３】バックライトユニット２は、上面が発光面
となる導光板５と、導光板５の下面に設けられた反射板
６と、導光板５の上面に設けられた拡散板７と、導光板
５の一端側に配置された蛍光管などの光源８と、光源８
の外周面に巻き付けられ、両端部を反射板６と拡散板７
の各一端部外面に貼り付けられた反射フィルム９とから
なっている。このうち反射フィルム９は、光源８からの
光を導光板５の一端面５ａに入射させるためのものであ
る。導光板５は、一端面５ａから入射された光を内部で
反射させて上面を発光させるためのものである。反射板
６は、導光板５の下面から光が漏れるのを防止するため
のものである。拡散板７は、導光板５の上面から発する
光を拡散して明るさを均一化するためのものである。そ
して、拡散板７で拡散された光が液晶表示パネル３の下
面（裏面）に照射されることになる。
となる導光板５と、導光板５の下面に設けられた反射板
６と、導光板５の上面に設けられた拡散板７と、導光板
５の一端側に配置された蛍光管などの光源８と、光源８
の外周面に巻き付けられ、両端部を反射板６と拡散板７
の各一端部外面に貼り付けられた反射フィルム９とから
なっている。このうち反射フィルム９は、光源８からの
光を導光板５の一端面５ａに入射させるためのものであ
る。導光板５は、一端面５ａから入射された光を内部で
反射させて上面を発光させるためのものである。反射板
６は、導光板５の下面から光が漏れるのを防止するため
のものである。拡散板７は、導光板５の上面から発する
光を拡散して明るさを均一化するためのものである。そ
して、拡散板７で拡散された光が液晶表示パネル３の下
面（裏面）に照射されることになる。
【０００４】ところで、このようなバックライトユニッ
ト２では、光源８の輝度を変化させるようにすると、輝
度を低くした場合、導光板５の光源８から離れた箇所に
光が十分に到達しないことがあり、導光板５の上面（発
光面）に輝度むらが生じて均一な表示ができなくなるの
で、光源８の輝度を高い状態で一定に保持している。
ト２では、光源８の輝度を変化させるようにすると、輝
度を低くした場合、導光板５の光源８から離れた箇所に
光が十分に到達しないことがあり、導光板５の上面（発
光面）に輝度むらが生じて均一な表示ができなくなるの
で、光源８の輝度を高い状態で一定に保持している。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来のバ
ックライトユニット２では、光源８の輝度を高い状態で
一定に保持しているので、バックライトユニット２の発
光面の輝度を変化させることができず、例えば液晶表示
装置を明るい場所で使用する場合、外からの光によって
液晶表示パネル３の表示領域がさらに明るくなり、表示
のコントラストが低下して見えにくくなるという問題が
あった。この発明の目的は、光源の輝度を変化させずに
発光面もしくは表示面の輝度を変化させることができる
バックライトユニットおよびそれを用いた表示装置を提
供することにある。
ックライトユニット２では、光源８の輝度を高い状態で
一定に保持しているので、バックライトユニット２の発
光面の輝度を変化させることができず、例えば液晶表示
装置を明るい場所で使用する場合、外からの光によって
液晶表示パネル３の表示領域がさらに明るくなり、表示
のコントラストが低下して見えにくくなるという問題が
あった。この発明の目的は、光源の輝度を変化させずに
発光面もしくは表示面の輝度を変化させることができる
バックライトユニットおよびそれを用いた表示装置を提
供することにある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】請求項１記載のバックラ
イトユニットは、上面が発光面となる発光装置と、該発
光装置の上面に設けられた光の透過を散乱強度により制
御する高分子分散型液晶パネルとを具備したものであ
る。請求項５記載の表示装置は、請求項１記載のバック
ライトユニットの上面に透過型の表示素子を設けたもの
である。
イトユニットは、上面が発光面となる発光装置と、該発
光装置の上面に設けられた光の透過を散乱強度により制
御する高分子分散型液晶パネルとを具備したものであ
る。請求項５記載の表示装置は、請求項１記載のバック
ライトユニットの上面に透過型の表示素子を設けたもの
である。
【０００７】
【作用】請求項１記載の発明によれば、上面が発光面と
なる発光装置の上面に、光の透過を散乱強度により制御
する高分子分散型液晶パネルを設けたので、高分子分散
型液晶パネルにおける光の透過を散乱強度により制御す
ることにより、光の透過状態を変化させることができ、
この結果光源の輝度を変化させずにバックライトユニッ
トの発光面の輝度を変化させることができる。請求項５
記載の発明によれば、請求項１記載のバックライトユニ
ットの上面に透過型の表示素子を設けたので、高分子分
散型液晶パネルにおける光の透過を散乱強度により制御
することにより、光源の輝度を変化させずにバックライ
トユニットの発光面の輝度を変化させることができ、ひ
いては表示素子の表示面の輝度を変化させることができ
る。
なる発光装置の上面に、光の透過を散乱強度により制御
する高分子分散型液晶パネルを設けたので、高分子分散
型液晶パネルにおける光の透過を散乱強度により制御す
ることにより、光の透過状態を変化させることができ、
この結果光源の輝度を変化させずにバックライトユニッ
トの発光面の輝度を変化させることができる。請求項５
記載の発明によれば、請求項１記載のバックライトユニ
ットの上面に透過型の表示素子を設けたので、高分子分
散型液晶パネルにおける光の透過を散乱強度により制御
することにより、光源の輝度を変化させずにバックライ
トユニットの発光面の輝度を変化させることができ、ひ
いては表示素子の表示面の輝度を変化させることができ
る。
【０００８】
【実施例】図１（Ａ）はこの発明の一実施例におけるバ
ックライトユニットを用いた液晶表示装置を示したもの
である。この液晶表示装置は、樹脂製の下ケース１１の
内部にバックライトユニット１２および液晶表示パネル
１３をこの順で収納し、液晶表示パネル１３の表示領域
に対応する部分に開口部１４ａを有する金属製の上ケー
ス１４で覆った構造となっている。このうち液晶表示パ
ネル１３は、詳細に図示しないが、ガラス基板もしくは
樹脂フィルムなどからなる２枚の透明基板間に液晶が封
入されたものからなっている。
ックライトユニットを用いた液晶表示装置を示したもの
である。この液晶表示装置は、樹脂製の下ケース１１の
内部にバックライトユニット１２および液晶表示パネル
１３をこの順で収納し、液晶表示パネル１３の表示領域
に対応する部分に開口部１４ａを有する金属製の上ケー
ス１４で覆った構造となっている。このうち液晶表示パ
ネル１３は、詳細に図示しないが、ガラス基板もしくは
樹脂フィルムなどからなる２枚の透明基板間に液晶が封
入されたものからなっている。
【０００９】バックライトユニット１２は、上面が発光
面となる発光装置１５と、この発光装置１５の上面に設
けられた高分子分散型液晶パネル１６とを備えている。
この発光装置１５は、上面が発光面となる導光板１７
と、導光板１７の下面に設けられた反射板１８と、導光
板１７の一端側に配置された蛍光管などの光源１９と、
光源１９の外周面に巻き付けられ、両端部を反射板１８
と高分子分散型液晶パネル１６の各一端部外面に貼り付
けられた反射フィルム２０とからなっている。このうち
反射フィルム２０は、樹脂フィルムの一面に燐などの金
属を蒸着などの方法により被膜させて鏡面状としたもの
からなっている。導光板１７は、アクリル樹脂などの透
明な樹脂からなっている。導光板１７の上面または下面
には、図示していないが、白色のインクの印刷による多
数の点状の調光パターンが、その点状のパターン密度が
光源１９の配置された側から他方の側に向かうに従って
漸次大きくなるように設けられている。
面となる発光装置１５と、この発光装置１５の上面に設
けられた高分子分散型液晶パネル１６とを備えている。
この発光装置１５は、上面が発光面となる導光板１７
と、導光板１７の下面に設けられた反射板１８と、導光
板１７の一端側に配置された蛍光管などの光源１９と、
光源１９の外周面に巻き付けられ、両端部を反射板１８
と高分子分散型液晶パネル１６の各一端部外面に貼り付
けられた反射フィルム２０とからなっている。このうち
反射フィルム２０は、樹脂フィルムの一面に燐などの金
属を蒸着などの方法により被膜させて鏡面状としたもの
からなっている。導光板１７は、アクリル樹脂などの透
明な樹脂からなっている。導光板１７の上面または下面
には、図示していないが、白色のインクの印刷による多
数の点状の調光パターンが、その点状のパターン密度が
光源１９の配置された側から他方の側に向かうに従って
漸次大きくなるように設けられている。
【００１０】また、高分子分散型液晶パネル１６は、図
１（Ｂ）に示すように、ガラスや透明な樹脂などからな
る２枚の透明基板２１、２２を備えている。これら透明
基板２１、２２の相対向する面にはＩＴＯなどからなる
透明電極２３、２４が設けられている。両透明基板２
１、２２はシール材２５で貼り合わされ、このシール材
２５の内側における両透明電極２３、２４間には、ポリ
マー２６中に液晶２７を含んだものが封入されている。
このポリマー２６中に液晶２７を含んだものには、ポリ
マー２６中の気泡に液晶２７が封入されたもの、ポリマ
ー２６中のマイクロカプセルに液晶２７が封入されたも
の、網目状ポリマー２６中に液晶２７を含ませたもの、
ポリマー２６中に液晶分子２７ａを多数分散させたもの
などがある。
１（Ｂ）に示すように、ガラスや透明な樹脂などからな
る２枚の透明基板２１、２２を備えている。これら透明
基板２１、２２の相対向する面にはＩＴＯなどからなる
透明電極２３、２４が設けられている。両透明基板２
１、２２はシール材２５で貼り合わされ、このシール材
２５の内側における両透明電極２３、２４間には、ポリ
マー２６中に液晶２７を含んだものが封入されている。
このポリマー２６中に液晶２７を含んだものには、ポリ
マー２６中の気泡に液晶２７が封入されたもの、ポリマ
ー２６中のマイクロカプセルに液晶２７が封入されたも
の、網目状ポリマー２６中に液晶２７を含ませたもの、
ポリマー２６中に液晶分子２７ａを多数分散させたもの
などがある。
【００１１】この高分子分散型液晶パネル１６は、図１
（Ｂ）に示すように、両透明電極２３、２４間に電圧を
印加しない無電界時には、液晶２７中の液晶分子２７ａ
がランダムな方向を向くので、ポリマー２６と液晶２７
との屈折率が相違し、下面側（導光板１７側）から入射
した光はポリマー２６と液晶２７との屈折率が異なる界
面で散乱を起こし、光散乱状態となる。この場合、散乱
光は上面側（液晶表示パネル１３側）に出射されるとと
もに、一部は下面側にも出射される。一方、図１（Ｃ）
に示すように、両透明電極２３、２４間に所定の電圧を
印加した電圧印加時には、液晶２７中の液晶分子２７ａ
が電界方向に整列するので、ポリマー２６と液晶２７と
の屈折率が一致し、下面側から入射した光はそのまま内
部を通過して上面側に出射し、透明状態となる。そし
て、印加する電圧を変化させると、光散乱状態と透明状
態との間で散乱強度が変化し、この散乱強度の変化によ
って光の透過状態が変化する。すなわち、印加する電圧
を高くすると光の散乱が減少し、この結果下面側に出射
される散乱光が減少して、上面側に出射される光が増加
する。逆に、印加する電圧を低くすると光の散乱が増加
し、この結果下面側に出射される散乱光が増加して、上
面側に出射される光が減少する。また、この高分子分散
型液晶パネル１６は、無電界時と電圧印加時との間で光
を散乱させるので拡散板として機能する。
（Ｂ）に示すように、両透明電極２３、２４間に電圧を
印加しない無電界時には、液晶２７中の液晶分子２７ａ
がランダムな方向を向くので、ポリマー２６と液晶２７
との屈折率が相違し、下面側（導光板１７側）から入射
した光はポリマー２６と液晶２７との屈折率が異なる界
面で散乱を起こし、光散乱状態となる。この場合、散乱
光は上面側（液晶表示パネル１３側）に出射されるとと
もに、一部は下面側にも出射される。一方、図１（Ｃ）
に示すように、両透明電極２３、２４間に所定の電圧を
印加した電圧印加時には、液晶２７中の液晶分子２７ａ
が電界方向に整列するので、ポリマー２６と液晶２７と
の屈折率が一致し、下面側から入射した光はそのまま内
部を通過して上面側に出射し、透明状態となる。そし
て、印加する電圧を変化させると、光散乱状態と透明状
態との間で散乱強度が変化し、この散乱強度の変化によ
って光の透過状態が変化する。すなわち、印加する電圧
を高くすると光の散乱が減少し、この結果下面側に出射
される散乱光が減少して、上面側に出射される光が増加
する。逆に、印加する電圧を低くすると光の散乱が増加
し、この結果下面側に出射される散乱光が増加して、上
面側に出射される光が減少する。また、この高分子分散
型液晶パネル１６は、無電界時と電圧印加時との間で光
を散乱させるので拡散板として機能する。
【００１２】このように、このバックライトユニット１
２では、発光装置１５の上面に設けられた高分子分散型
液晶パネル１６が、その両透明電極２３、２４間に印加
する電圧を変化させることにより散乱強度を変化させて
光の透過状態を変化させることができるので、光源の輝
度を変化させずにバックライトユニット１２の発光面の
輝度を変化させることができる。この結果、液晶表示装
置の表示面の輝度を変化させることができ、例えば明る
い場所で使用する場合でも外の光に応じて表示面の輝度
を変化させれば表示のコントラストの低下を防ぐことが
できる。しかも、光源の輝度を変化させないので、輝度
むらが生じることがない。
２では、発光装置１５の上面に設けられた高分子分散型
液晶パネル１６が、その両透明電極２３、２４間に印加
する電圧を変化させることにより散乱強度を変化させて
光の透過状態を変化させることができるので、光源の輝
度を変化させずにバックライトユニット１２の発光面の
輝度を変化させることができる。この結果、液晶表示装
置の表示面の輝度を変化させることができ、例えば明る
い場所で使用する場合でも外の光に応じて表示面の輝度
を変化させれば表示のコントラストの低下を防ぐことが
できる。しかも、光源の輝度を変化させないので、輝度
むらが生じることがない。
【００１３】なお、図２に示すように、導光板１７の上
面に拡散板３０を設けてもよい。また、発光装置１５
は、上面が発光面となっていればよく、例えばエレクト
ロルミネセンス（ＥＬ）などの平面発光体であってもよ
い。さらに、上記実施例ではこの発明によるバックライ
トユニットを液晶表示装置に用いたが、これに限定され
ず、他の表示装置に用いることができる。
面に拡散板３０を設けてもよい。また、発光装置１５
は、上面が発光面となっていればよく、例えばエレクト
ロルミネセンス（ＥＬ）などの平面発光体であってもよ
い。さらに、上記実施例ではこの発明によるバックライ
トユニットを液晶表示装置に用いたが、これに限定され
ず、他の表示装置に用いることができる。
【００１４】
【発明の効果】以上説明したように、請求項１記載の発
明によれば、上面が発光面となる発光装置の上面に、光
の透過を散乱強度により制御する高分子分散型液晶パネ
ルを設けたので、高分子分散型液晶パネルにおける光の
透過を散乱強度により制御することにより、光の透過状
態を変化させることができ、この結果光源の輝度を変化
させずにバックライトユニットの発光面の輝度を変化さ
せることができる。請求項５記載の発明によれば、請求
項１記載のバックライトユニットの上面に透過型の表示
素子を設けたので、高分子分散型液晶パネルにおける光
の透過を散乱強度により制御することにより、光源の輝
度を変化させずにバックライトユニットの発光面の輝度
を変化させることができ、ひいては表示素子の表示面の
輝度を変化させることができる。しかも、光源の輝度を
変化させないので、輝度むらが生じない。
明によれば、上面が発光面となる発光装置の上面に、光
の透過を散乱強度により制御する高分子分散型液晶パネ
ルを設けたので、高分子分散型液晶パネルにおける光の
透過を散乱強度により制御することにより、光の透過状
態を変化させることができ、この結果光源の輝度を変化
させずにバックライトユニットの発光面の輝度を変化さ
せることができる。請求項５記載の発明によれば、請求
項１記載のバックライトユニットの上面に透過型の表示
素子を設けたので、高分子分散型液晶パネルにおける光
の透過を散乱強度により制御することにより、光源の輝
度を変化させずにバックライトユニットの発光面の輝度
を変化させることができ、ひいては表示素子の表示面の
輝度を変化させることができる。しかも、光源の輝度を
変化させないので、輝度むらが生じない。
【図１】（Ａ）はこの発明の一実施例における液晶表示
装置の断面図、（Ｂ）はそれに用いられる高分子分散型
液晶パネルの無電界時における状態の断面図、（Ｃ）は
同高分子分散型液晶パネルの電圧印加時における状態の
断面図。
装置の断面図、（Ｂ）はそれに用いられる高分子分散型
液晶パネルの無電界時における状態の断面図、（Ｃ）は
同高分子分散型液晶パネルの電圧印加時における状態の
断面図。
【図２】この発明の一実施例における液晶表示装置の変
形例の断面図。
形例の断面図。
【図３】従来の液晶表示装置の断面図。
１２ バックライトユニット １３ 液晶表示パネル（表示素子） １５ 発光装置 １６ 高分子分散型液晶パネル １７ 導光板 １９ 光源 ２１、２２ 透明基板 ２３、２４ 透明電極 ２６ ポリマー ２７ 液晶 ３０ 拡散板
Claims (5)
- 【請求項１】 上面が発光面となる発光装置と、該発光
装置の上面に設けられた光の透過を散乱強度により制御
する高分子分散型液晶パネルとを具備したことを特徴と
するバックライトユニット。 - 【請求項２】 前記発光装置は、光源と、該光源からの
光を導いて上面が発光面となる導光板とからなることを
特徴とする請求項１記載のバックライトユニット。 - 【請求項３】 前記導光板の上面に拡散板が設けられた
ことを特徴とする請求項２記載のバックライトユニッ
ト。 - 【請求項４】 前記高分子分散型液晶パネルは、相対向
する面に透明電極が設けられた２枚の透明基板間にポリ
マー中に液晶を含んだものを封入したものからなること
を特徴とする請求項１〜３記載のバックライトユニッ
ト。 - 【請求項５】 請求項１〜４記載のバックライトユニッ
トの上面に透過型の表示素子を設けたことを特徴とする
表示装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6125849A JPH07311381A (ja) | 1994-05-17 | 1994-05-17 | バックライトユニットおよびそれを用いた表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6125849A JPH07311381A (ja) | 1994-05-17 | 1994-05-17 | バックライトユニットおよびそれを用いた表示装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07311381A true JPH07311381A (ja) | 1995-11-28 |
Family
ID=14920470
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6125849A Pending JPH07311381A (ja) | 1994-05-17 | 1994-05-17 | バックライトユニットおよびそれを用いた表示装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07311381A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002049037A (ja) * | 2000-08-03 | 2002-02-15 | Hitachi Ltd | 照明装置及びそれを用いた液晶表示装置 |
| WO2010035562A1 (ja) | 2008-09-25 | 2010-04-01 | シャープ株式会社 | 光量調整装置、バックライトユニット、液晶表示パネル、および液晶表示装置 |
-
1994
- 1994-05-17 JP JP6125849A patent/JPH07311381A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002049037A (ja) * | 2000-08-03 | 2002-02-15 | Hitachi Ltd | 照明装置及びそれを用いた液晶表示装置 |
| WO2010035562A1 (ja) | 2008-09-25 | 2010-04-01 | シャープ株式会社 | 光量調整装置、バックライトユニット、液晶表示パネル、および液晶表示装置 |
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