JPH0731136Y2 - 膜式ガスメータののう膜アッセンブリ構造 - Google Patents

膜式ガスメータののう膜アッセンブリ構造

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JPH0731136Y2
JPH0731136Y2 JP2090U JP2090U JPH0731136Y2 JP H0731136 Y2 JPH0731136 Y2 JP H0731136Y2 JP 2090 U JP2090 U JP 2090U JP 2090 U JP2090 U JP 2090U JP H0731136 Y2 JPH0731136 Y2 JP H0731136Y2
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JP
Japan
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membrane
bearing block
gas meter
assembly structure
assembly
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JP2090U
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功 増田
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Yazaki Corp
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Yazaki Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 [考案の目的] (産業上の利用分野) この考案は膜式ガスメータに関し、特にのう膜の搬送に
便利な構造としたのう膜アッセンブリ構造に関する。
(従来の技術) 膜式ガスメータは、ガスの吸排によるガス圧によっての
う膜の往復動作を翼板を介して翼軸の往復回転運動に変
換し、この運動を下ケース上部に設けたクランク機構に
より回転運動に変換し、上ケースの内部に配置されたカ
ウンタ機構によってガス流量を表示する構成となってい
る。
この構成におけるのう膜は、合成ゴムを使用した軟質の
成形品であるため、そのままの状態では搬送ができず、
このため第4図に示すように、成形工場などで台形円盤
状に成形されたのう膜1の表裏に予め膜板2,3を挾み、
表面側膜板2に蝶番4を配置した状態でこれらの中心に
ビス5を貫通してネジ止めした状態にアッセンブリさ
れ、この状態で別の組立工場へと搬送される。
(考案が解決しようとする課題) しかしながら、この構成ののう膜アッセンブリにあって
は、これを段積みした場合に、表面側の前記蝶番4と裏
面側の前記ビス5とが干渉して安定した状態には段積み
できなかった。
したがって、これを段詰み状態で搬送する場合には専用
の治具が必要であり、また、組立現場において、ロボッ
トなどによる自動供給や組立も困難となっていた。
この考案は以上の問題を解決するものであり、前記のう
膜アッセンブリを安定状態に段積みでき、これによって
大量搬送や、組立時における自動供給に適合できるよう
にした膜式ガスメータののう膜アッセンブリ構造を提供
することを目的とするものである。
[考案の構成] (課題を解決するための手段) 前記目的を達成するため、この考案は、のう膜と、のう
膜の中央にあって、その表裏面に接合された一対の膜板
と、表面側膜板に配置された軸受ブロックと、裏面側膜
板に配置されて前記軸受ブロックに嵌合する接合治具
と、この接合治具と前記軸受ブロックとを前記各膜板及
びのう膜を貫通するビスによって表裏一帯的に接合した
ことを特徴とするものである。
(作用) 以上の構成によれば、のう膜を段積み状態にした場合に
は上下ののう膜同士で表面側の軸上ブロックと裏面側の
接合治具とが互いに嵌合するので安定した段積みができ
る。
(実施例) 以下、この考案の実施例を図面を用いて詳細に説明す
る。
第1図,第2図において、10は台形円盤状に成形された
のう膜、12,14はのう膜10の中央の平坦部の表裏面にそ
れぞれ配置される金属板等から構成された膜板である。
表面側の膜板12の中心には軸受ブロック16が配置され、
裏面側の膜板14の中心には接合治具18が配置されてい
る。これらは前記各膜板12,14及びのう膜10の中心孔を
貫通するビス20によって一体にネジ止めされる。
前記軸受ブロック16は、合成樹脂製であって、中心にビ
ス穴22aを形成した矩形状のプレート22の四隅に脚部24
を一体に立設するとともに、中央に一対の軸受部26を一
体化したものである。
また、前記接合治具18は前記軸受ブロック16と同様に合
成樹脂成形体からなる浅底容器状のもので、中央にビス
穴28aを形成したプレート28の周囲に立壁30を一体に立
設している。
そして、この立壁30の内側が前記軸受ブロック16の外形
を構成する脚部24の周囲にほぼ等しく、内側に軸受ブロ
ック16を嵌合できるようになっている。
また、以上の各部品の組立に際しては、前記ビス20の頭
部が接合治具18の表面に突出した状態で固定される。
このビス頭部の突出量は前記脚部の長さより短いので、
嵌め合いに際してはビス20の頭部が干渉することがな
い。
したがって、以上のように組み立てられた各のう膜アッ
センブリAは第2図に示すように接合治具18の内側に軸
受ブロック16を嵌合した状態で多段に積み重ねても安定
な状態を維持でき、一度に多数ののう膜アッセンブリA
を搬送できる。
また、組立現場において供給する場合には、ロボットな
どを用いて上から順に加工位置に自動供給できることに
なる。
なお、図中符号32は、組付け工程で前記軸受部26に一端
に軸受される翼板であり、この翼板32及びこれに連結す
る翼軸(図省略)等を通じて膜板10の運動が表示部など
に伝達されることになる。
また、第3図は前記軸受ブロック16の底面中央に半円形
の位置規制用のボス部30を突設し、その中心にビス孔20
bを形成している。他方接合治具18の底面にはこのボス
部30を嵌合するボス穴32が形成され、この中心にビス穴
28aを形成している。
この実施例によれば、軸受ブロック16を接合治具に組み
付けた状態で両者の位置決めがなされるので、ロボット
を用いた組立作業に適合する。
(考案の効果) 以上実施例によって詳細に説明したように、この考案に
よる膜式ガスメータののう膜アッセンブリ構造にあって
は、のう膜を段積み状態にした場合には上下ののう膜同
士で表面側の軸上ブロックと裏面側の接合治具とが互い
に嵌合するので安定した段積みができ、一度に多数のの
う膜アッセンブリを搬送する場合に便利な構造となり、
また自動供給にも適合するものとなる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案によるのう膜アッセンブリの分解斜視
図、第2図は同のう膜アッセンブリを多段に積み上げた
状態を示す断面説明図、第3図は軸受ブロックと接合治
具との組み付け位置を規制するための実施例を示す分解
斜視図、第4図は従来ののう膜アッセンブリの不具合を
説明するための断面説明図である。 10…のう膜 12,14…膜板 16…軸受ブロック 18…接合治具 20…ビス

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】のう膜と、のう膜の中央にあって、その表
    裏面に接合された一対の膜板と、表面側膜板に配置され
    た軸受ブロックと、裏面側膜板に配置されて前記軸受ブ
    ロックに嵌合する接合治具と、この接合治具と前記軸受
    ブロックとを前記各膜板及びのう膜を貫通するビスによ
    って表裏一帯的に接合したことを特徴とする膜式ガスメ
    ータののう膜アッセンブリ構造。
JP2090U 1990-01-05 1990-01-05 膜式ガスメータののう膜アッセンブリ構造 Expired - Lifetime JPH0731136Y2 (ja)

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JPH0391923U JPH0391923U (ja) 1991-09-19
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JP4782318B2 (ja) * 2001-07-02 2011-09-28 東洋ガスメーター株式会社 膜式ガスメーターの膜支持構造
FR2861483B1 (fr) * 2003-10-28 2006-01-27 Gemplus Card Int Procede de fabrication d'une cle electronique a connecteur usb et cle electronique obtenue

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JPH0391923U (ja) 1991-09-19

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