JPH07311041A - 位置検出装置 - Google Patents

位置検出装置

Info

Publication number
JPH07311041A
JPH07311041A JP7015750A JP1575095A JPH07311041A JP H07311041 A JPH07311041 A JP H07311041A JP 7015750 A JP7015750 A JP 7015750A JP 1575095 A JP1575095 A JP 1575095A JP H07311041 A JPH07311041 A JP H07311041A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light receiving
light
light emitting
unit
moving body
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP7015750A
Other languages
English (en)
Inventor
Takayuki Hamaguchi
敬行 浜口
Nobukazu Kawagoe
宣和 川越
Yuichi Kawakami
雄一 川上
Shigeru Oyokota
茂 大横田
Naoki Kubo
直樹 久保
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Minolta Co Ltd
Original Assignee
Minolta Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Minolta Co Ltd filed Critical Minolta Co Ltd
Priority to JP7015750A priority Critical patent/JPH07311041A/ja
Priority to US08/405,781 priority patent/US5717484A/en
Publication of JPH07311041A publication Critical patent/JPH07311041A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01SRADIO DIRECTION-FINDING; RADIO NAVIGATION; DETERMINING DISTANCE OR VELOCITY BY USE OF RADIO WAVES; LOCATING OR PRESENCE-DETECTING BY USE OF THE REFLECTION OR RERADIATION OF RADIO WAVES; ANALOGOUS ARRANGEMENTS USING OTHER WAVES
    • G01S5/00Position-fixing by co-ordinating two or more direction or position line determinations; Position-fixing by co-ordinating two or more distance determinations
    • G01S5/16Position-fixing by co-ordinating two or more direction or position line determinations; Position-fixing by co-ordinating two or more distance determinations using electromagnetic waves other than radio waves
    • GPHYSICS
    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05DSYSTEMS FOR CONTROLLING OR REGULATING NON-ELECTRIC VARIABLES
    • G05D1/00Control of position, course or altitude of land, water, air, or space vehicles, e.g. automatic pilot
    • G05D1/02Control of position or course in two dimensions
    • G05D1/021Control of position or course in two dimensions specially adapted to land vehicles
    • G05D1/0231Control of position or course in two dimensions specially adapted to land vehicles using optical position detecting means
    • GPHYSICS
    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05DSYSTEMS FOR CONTROLLING OR REGULATING NON-ELECTRIC VARIABLES
    • G05D1/00Control of position, course or altitude of land, water, air, or space vehicles, e.g. automatic pilot
    • G05D1/02Control of position or course in two dimensions
    • G05D1/021Control of position or course in two dimensions specially adapted to land vehicles
    • G05D1/0268Control of position or course in two dimensions specially adapted to land vehicles using internal positioning means
    • G05D1/027Control of position or course in two dimensions specially adapted to land vehicles using internal positioning means comprising intertial navigation means, e.g. azimuth detector

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Radar, Positioning & Navigation (AREA)
  • Remote Sensing (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Aviation & Aerospace Engineering (AREA)
  • Automation & Control Theory (AREA)
  • Electromagnetism (AREA)
  • Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 自律的に現在位置を的確に把握することがで
きる位置検出装置を提供する。 【構成】 駆動輪35を有する移動体33の上面に平面
的に所定距離離れた位置に受光部13および受光部19
が取付けられる。受光部13および受光部19は紙面に
対して貫通する方向の軸を中心に旋回する。一方、基準
局となるステーション37の側面には平面的に所定距離
離れた位置に第1の発光部7および第2の発光部9が取
付けられる。受光部13および受光部19は旋回しなが
らサンプリングを行なうことによって、その受光量は受
光部の指向特性に応じて変化する。受光部の指向特性の
ピークが発光部の方向に一致したときに受光量が最大に
なる。受光量が最大となった旋回角に基づいて、第1の
発光部7および第2の発光部9に対する相対位置および
相対的な姿勢角が演算される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は位置検出装置に関する
ものであり、特に自律走行する走行車や移動ロボット等
に組込んで使用する位置検出装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】工場等で導入されている自律移動走行車
やロボットは、予め入力された地図情報と、走行時に得
る距離センサ、障害物センサおよびジャイロセンサなど
の各種センサからの情報を参照しながら自律走行を行な
う。しかし、自律走行時、地図情報にはない障害物など
があった場合、各センサの働きにより、回避手段を取る
ことができるが、回避しきれない場合もある。そして衝
突などによるスリップ等によって位置情報が乱れ経路を
見失った場合の対処技術は提案されていない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来の自
律移動走行車やロボットでは障害物などによる非常停止
時には、走行車やロボットを人手によって経路に戻して
やるか、スタート位置に戻してやる必要があり、人手を
煩わすことも多い。
【0004】この発明は上記のような課題を解決するた
めになされたもので、人手を必要とすることなく自律的
に移動体の現在位置を把握でき、また移動体に搭載した
各種センサ出力から演算された位置情報を補正すること
ができる位置検出装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明に係る位置検出
装置は、第1の物体と第2の物体との相対位置および相
対的な姿勢角を検出するための位置検出装置であって、
第1の物体に取付けられ、平面的に所定距離離れた位置
に2個の発光部を有する発光手段と、第2の物体に取付
けられ、受光方向が変化するように旋回する受光部を有
する第1の受光手段と、第2の物体に、第1の受光手段
と所定距離離れた位置に取付けられ、受光方向が変化す
るように旋回する受光部を有する第2の受光手段と、第
1および第2の受光手段の受光部の各々が旋回すること
によって、発光手段から発光された光の受光量が最大と
なる旋回角度を検出する検出手段と、検出手段の検出出
力に基づいて、第1の物体の第2の物体に対する相対位
置および相対的な姿勢角を演算する演算手段とを備えた
ものである。
【0006】
【作用】この発明においては、検出された発光部の各々
の旋回角度によって、第1の物体の第2の物体に対する
相対位置および相対的な姿勢角が演算される。
【0007】
【実施例】図1はこの発明の第1の実施例による発光手
段の構成を示すブロック図である。
【0008】図を参照して、発光手段1はCPUを中心
として構成される制御部3に、同期信号発生部5と、発
光ダイオードを含む第1の発光部7と、発光ダイオード
を含む第2の発光部9とが接続されて構成されている。
第1の発光部7および第2の発光部9は、同期信号発生
部5によって発生された信号に同期して発光するように
制御部3に制御される。また、発光部9(7)の指向特
性は、広角のものを用い、できるだけ広い範囲に光を放
射するものが好ましい。
【0009】図2はこの発明の第1の実施例による移動
体に取付けられる受光手段の構成を示すブロック図であ
る。
【0010】図を参照して、受光手段10はCPUを含
む制御部23を中心として構成される。制御部23には
第1の受光装置11を構成するフォトダイオードを含む
受光部13と、受光部13の受光方向を変化させるため
に受光部13を旋回させる旋回部15とが各々接続され
る。また第1の受光装置11とは平面的に所定距離離れ
た位置に設けられる第2の受光装置17を構成する、フ
ォトダイオードを含む受光部19と、受光部19を旋回
させる旋回部21とが各々制御部23に接続される。ま
た、制御部23には、受光部13および19の受光タイ
ミングの同期を取るための同期信号を発生するための同
期信号発生部31と、受光部13および19から得た受
光量に基づいて所定の演算を行なう演算部25とが接続
される。さらに演算部25には、演算部25の結果に基
づいて移動体の駆動部29の制御を行なう駆動制御部2
7が接続される。また、受光部19(17)の指向特性
は、できるだけ狭角のものを用いることが好ましく、こ
れにより、検出精度を上げることができる。
【0011】図3はこの発明の第1の実施例によるもの
であって、図1および図2の発光手段および受光手段を
基準局となるステーションおよび移動体に組込んだ状態
を示した平面図である。
【0012】図を参照して、駆動輪35を備えた第1の
物体または第2の物体たる移動体33の上平面には、受
光部13および受光部19が所定距離離れた位置に取付
けられ紙面において貫通する方向を軸として旋回する。
【0013】一方、第1の物体たる基準局であるステー
ション37の側面には、第1の発光部7および第2の発
光部9が平面的に離れた位置に取付けられている。そし
て第1の発光部7、第2の発光部9から発光された光を
受光すべく、受光部13および受光部19は旋回を行な
う。旋回に伴ってその受光量は受光部の指向特性に応じ
て変化し、受光部の指向特性のピークが発光部の方向に
一致したときに受光量が最大になる。
【0014】図4は図3における移動体33とステーシ
ョン37との関係において、受光部の発光部に対する方
位角の関係を示した図であり、図5は受光部の各々と発
光部の各々とを抽出して相互の位置関係を示した図であ
る。
【0015】両図を参照して、発光部7および発光部9
は、ステーション37の原点0を中心に長さLおよび長
さ−Lの位置に取付けられている。一方、移動体33に
おける受光部13と受光部19とは平面的に所定距離R
だけ離れた位置に取付けられている。受光部13は、発
光部7および発光部9の各々からの直線距離はLr2お
よびLr1であり、その方位角は各々Θr2およびΘr
1となっている。
【0016】一方、受光部19の発光部7および発光部
9の各々からの直線距離はLf2およびLf1となって
おり、その方位角はΘf2およびΘf1となっている。
また受光部13および受光部19の原点0に対する絶対
座標は(Xr、Yr)および(Xf、Yf)となってい
る。すなわち(Xf、Yf)および(Xr、Yr)はス
テーション37のスタート位置(原点0)に対する絶対
座標となっており、これによって移動体とステーション
との相対位置および相対的な姿勢角が検出される。
【0017】なお、受光部の各々の方位角は、受光部の
旋回によって受光量が最大値を示したときの旋回角度に
基づいて検出される。そして検出された方位角に基づい
て下記の式に基づいて受光部13および受光部19の各
々の発光部7および発光部9からの直線距離と、原点0
に対する絶対座標とが求められる。
【0018】
【数1】
【0019】図6は図3における移動体33とステーシ
ョン37との関係を側面的に見た図である。
【0020】図を参照して、移動体33に取付けられて
いる受光部13(19)は、ステーション37の側面に
取付けられている第1の発光部7(第2の発光部9)か
ら射出された光を受光する。したがって、受光部と発光
部との位置は水平レベルにおいてほぼ等しくすること
は、受光量をより多くすることができ、方位角の検出精
度が向上する。また、図7の(1),(2)に示すよう
に、発光部の前に凸シリンドリカルレンズ8a(8b)
を置き、発光部7(9)からの光を受光部の高さ位置に
垂直方向に集光することにより、受光量を増大すること
ができ、方位角の検出精度が向上する。
【0021】図8の(1)はこの発明の第2の実施例に
おける移動体とステーションとの関係を側面的に見た図
であり、図8の(2)はその移動体の斜視図である。
【0022】これらの図を参照して、受光部13(1
9)の水平レベルの位置より、ステーション37に取付
けられている第1の発光部7(第2の発光部9)の水平
レベルの位置の方が高くなっている。この場合、図6で
示した第1の実施例のように、何ら対策を取らなけれ
ば、第1の発光部7(第2の発光部9)から照射された
光は、十分受光部13(19)に受光されず、方位角の
検出精度が低下する。したがって、この実施例では、第
1の受光部13(第2の受光部19)の前面に凹シリン
ドリカルレンズ43を設置し、指向特性を垂直方向に拡
大する。これによって、発光部の高さと受光部の高さと
が異なっても十分受光部は受光することができ、発光部
と受光部との位置関係での高さの制約を減少させること
ができる。これによって位置検出装置の設計の自由度が
増し、効率的な設計が可能となる。なお、図8の(1)
においては、発光部の高さのほうが受光部の高さより高
い場合を示しているが、もちろん受光部の高さが発光部
の高さより高い場合でも、同様の効果を奏する。
【0023】図9は図3で示されている第1の受光装置
11の構成を示した側面図であり、図10は図3の第1
の受光装置11と第2の受光装置17の旋回駆動装置の
構成を示した図である。
【0024】両図を参照して、第1の受光装置11はプ
ーリ49の上にトルクリミッタ47が設置され、さらに
その上に当接部材45が設置されており、これらによっ
て旋回部15が構成されている。受光部13は当接部材
45の上に固定されて取付けられている。なお、第2の
受光装置17も第1の受光装置11と同様の構成よりな
っている。
【0025】第1の受光装置11のプーリと第2の受光
装置17のプーリとはタイミングベルト53によって架
け渡されており、タイミングベルト53はモータ51に
よって駆動される。モータ51が駆動されることによっ
てタイミングベルト53を介して旋回部15および旋回
部21は図示のように時計回転方向に回転する。そして
当接部材45および46の各々の対向する位置にストッ
パ48および50が設けられている。これによって、当
接部材45および46がストッパ48および50に当接
することによって、トルクリミッタ47が働き、当接部
材45および46、すなわち受光部13および19を回
転させようとするプーリからの駆動が遮断される。これ
によって、受光部13および19の旋回時における原点
の位置決めを正確に行なうことが可能となる。なおスト
ッパ48および50は、図示しないストッパ位置を微調
整するための位置調整機能を有しており、またモータ5
1は受光部13および19の各々ごとに設けてもよい。
【0026】図11および12はこの発明の第3の実施
例によるものであって、図9および図10の第1の実施
例に各々対応したものである。
【0027】両図を参照して、当接部材55はプーリ5
7に直接取付けられており、旋回部15を構成する。受
光部13は旋回部15の上に固定的に取付けられてい
る。また、第2の受光装置17は第1の受光装置11と
同様の構成よりなっている。
【0028】第1の受光装置11のプーリ57と第2の
受光装置17のプーリとはタイミングベルト54で架け
渡されているが、タイミングベルト54の平滑面がプー
リに接触し、タイミングベルト54の突起面は外方に向
かうように設置される。モータ51は、このタイミング
ベルト54の突起面に係合し、モータ51の駆動によっ
て、第1の受光装置11および第2の受光装置17は各
々図示のように時計回転方向に回転する。そして、当接
部材55および56の各々に対向する位置にストッパ4
8および50が設けられている。これによって、当接部
材55および56がストッパ48および50に当接する
と、タイミングベルト54の平滑面が先の実施例におけ
るトルクリミッタと同様の働きを生じる。すなわち、プ
ーリ57とタイミングベルト54との間で滑りを生じ、
タイミングベルト54は空転することになる。これによ
って、受光部13および19の旋回時における原点の位
置決めを正確に行なうことが可能となる。なお、先の実
施例と同様に、駆動用のモータおよびタイミングベルト
は受光装置ごとに設けてもよい。
【0029】図13はこの発明の第4の実施例によるも
のであって、蛍光灯の点灯する環境下で移動体とステー
ションとが位置する関係を側面的に示した図である。
【0030】図を参照して、蛍光灯59および61によ
って照明が行なわれている屋内において走行車やロボッ
ト等を使用する際には、移動体33の受光部13(1
9)は、第1の発光部7(第2の発光部9)から照射さ
れた光のみならず、蛍光灯59および61から照射され
た光をも受光することになる。そのため、受光部13
(19)の光量の変化による方位角の検出精度が低下す
るおそれがある。したがってこの実施例では、移動体3
3およびステーション37の各々に蛍光灯の光のみを受
光するための蛍光灯受光部63および65をその上面に
取付けている。これによって、第1の発光部7(第2の
発光部9)を、蛍光灯受光部65の受光によって検出さ
れた蛍光灯の発光周波数の1/2倍の周波数に同期させ
て発光させる。一方、受光部13(19)は、蛍光灯受
光部63の受光によって検出された蛍光灯の周波数に同
期させて受光を行なうように制御される。このようにし
て、蛍光灯の周波数に対応して出力される2個の連続し
た受光量の差を取ることによって、蛍光灯の光による受
光量を削除することができる。これによって、受光部1
3(19)の受光量に基づいて、第1の発光部7(第2
の発光部9)から発光された光のみを受光した場合と同
様に処理することができる。結果として、蛍光灯59お
よび61の照明に関係なく、移動体33のステーション
37に対する位置を正確に検出することが可能となる。
【0031】図14は図13で示した第4の実施例にお
ける蛍光灯および発光部からの光量と時間との関係を示
した図である。
【0032】図を参照して、発光部からの発光周期は、
蛍光灯の周期の2倍の間隔で行なわれている。そして受
光データ取込時間として示されているように、受光周期
は蛍光灯周期と同じ長さで行なわれている。これによっ
て、隣り合ったデータ取込時間における受光量の差を取
れば、斜線で示されている発光部からの光量のみを取出
すことが可能となる。なお、受光の開始に際しては、移
動体の受光部は受光周期の位相をずらしながら光量検出
を続け、隣り合ったデータ取り込み時間における受光量
の差が最も大きかったところから同期を取り始めること
とする。これによって、発光部と受光部との同期を取る
ことができる。
【0033】しかし、一旦同期を取ってから、発光手段
1の同期信号発生部5と、受光手段の同期信号発生部3
1の各々から出力されるクロックに基づいて発光および
受光を繰返すと、図に示されているように、データ取込
時間の位相差が生じるおそれがある。これはすなわち発
光手段1の同期信号発生部5から出力されるクロックの
周波数の倍数と、受光手段10の同期信号発生部31か
ら出力されるクロックの周波数には僅かな差があるため
に、サンプリング回数が増えれば位相誤差の蓄積が大き
くなるからである。これによって、発光部と受光部との
同期が正確に取れなくなってしまう。そこで、サンプリ
ングの開始後所定時間経過後には、再度受光部は、受光
周期の位相をずらしながら光量検出を続け、光量の最大
値となったところから同期を再度取直すことによって、
正確な発光および受光動作を行なうことが可能となる。
【0034】また、図15に示すように、発光手段は蛍
光灯の1/2倍の周波数で発光させ、受光部は蛍光灯の
2倍の周波数で受光させる。この場合、発光のデューテ
ィは、1/2周期間発光して、1/2周期間は消灯する
ようにして、受光側は1つの発光パルスを獲得する際、
4つの連続したデータ取込時間における受光量D1,D
2,D3,D4の値をもとに、|D1−D3|、|D2
−D4|を算出し、出力の大きな方を有効データとする
ことにより蛍光灯の光量をキャンセルし、発光手段から
のみの光の光量を測定することができる。また、発光手
段に対してどんなタイミングで受光しても、1つの発光
パルスの発光期間に獲得する2つの上記絶対値データの
うちどちらか一方は必ず正確に受光することができ、結
果として、発光手段と同期をとった場合と同じ効果が得
られる。
【0035】さらに、図16に示すように、受光側は1
つの発光信号を獲得するために、4つの連続したデータ
取込時間における受光量D1,D2,D3,D4の値を
もとに、|D1−D3|、|D2−D4|を算出し、そ
の比較により、出力の大きい方が有効なデータであると
認識することにより、有効データ取込タイミングを決定
し、それ以後受光周期を半分にして蛍光灯の周期と同じ
にし、隣り合う受光期間での受光量の差を求めることに
より、結果として発光手段と同期を取った場合と同じ効
果が得られる。しかし、この場合、発光部の同期信号発
生部から出力されるクロックの周波数の倍数と、受光部
の同期信号発生部から出力されるクロックの周波数には
わずかな差があるためにサンプリング回数が増えれば位
相誤差の蓄積が大きくなる。これにより、発光手段と受
光手段の同期が取れなくなる。そこで、所定時間経過
後、再度受光部を蛍光灯の2倍の周波数で受光させ、正
確に受信できている方のデータを受光したタイミングを
有効な受光タイミングとして、同期を取直すことにより
正確に送受信を行なうことが可能となる。
【0036】図17は、移動体上の受光センサに指向性
の広いセンサを用いた場合の受光データを示し、図18
には受光センサに指向性の狭いセンサを用いた場合の受
光データを示した。指向性の広いセンサの受光データを
用いた場合は、受光信号のピークを判別できず、角度デ
ータ算出不可能な場合が生じてしまう。このため、指向
性の広い受光センサを用いた場合には、2つの発光手段
を同時に発光させるのではなく、図19のように、蛍光
灯の1/4の周波数で交互に発光手段を発光させること
により、指向性の狭いセンサを用いた場合と同じ効果を
得ることができ、安価な受光センサを用いての位置検出
が実現される。
【0037】図20はこの発明の第5の実施例による光
トリガ回路の回路図であり、図21は図20の回路にお
ける各ノードの波形図である。
【0038】この実施例では、受光手段は受光手段内に
受光検出用の受光部とは別に、主に蛍光灯の光を受光し
て同期信号を出力する光トリガ回路を有している。すな
わち、光トリガ回路によって出力されたトリガ信号に同
期して受光部が受光することによって蛍光灯との同期を
完全に取ることが可能となる。
【0039】図20を参照して、光トリガ回路は、蛍光
灯の光を受光するためのフォトダイオード67と、フォ
トダイオード67に入射した蛍光灯の光によって生じた
電圧をフィードバック抵抗を用いて増幅するための増幅
部69と、増幅された電圧を微分するためのハイパスフ
ィルタ71とハイパスフィルタ71から出力された電圧
を所定電圧と比較するコンパレータを含む比較部73
と、比較部73から出力された信号が光トリガ信号とし
て取出される出力部75とから構成されている。ここ
で、図21の(1)は図20のノードN1の電圧値V1
の波形図を示しており、図21の(2)はノードN2に
おける電圧値V2の波形図をしきい値とともに示した図
であり、図21の(3)は出力部75の出力端子SOか
ら出力される光トリガ信号としてのパルス信号V3を示
す図である。
【0040】このようにして出力された光トリガ信号に
基づいて受光部が受光するように制御することによっ
て、蛍光灯との同期を完全に取ることが可能となる。
【0041】図22はこの発明の第5の実施例によるも
のであって、ステーションの発光手段内に取付けられた
光トリガ回路の回路図であり、図23は図22のノード
34 およびN5 における出力信号の波形図である。
図22において増幅部69、ハイパスフィルタ71およ
び比較部73の構成は、図15で示した受光装置側のト
リガ回路の構成と同一である。この回路では、比較部7
3の出力側にフリップフロップ78と、フリップフロッ
プ78からの出力を受ける単安定マルチバイブレータ7
8′を含む発光信号出力部77と、発光信号出力部77
からの出力を受ける発光ダイオード81を含む発光部7
9とから構成されている。ノードN3 において図23の
(1)に示されているように、蛍光灯の発光周期に同期
したパルス信号が出力される。ここでフリップフロップ
78は、入力される信号をカウントし、1パルス入力す
るごとに出力を反転する。すなわち、フリップフロップ
78の出力側のノードN4 に、図23の(2)に示され
るようなパルス信号が出力され、この信号が単安定マル
チバイブレータ78′に入力されることにより、図23
の(3)に示されるようなパルス信号が出力され、発光
部79のバイポーラトランジスタ80に入力されてこれ
をオンとし、これによって発光ダイオード81は蛍光灯
の1/2の周期に完全に同期して発光する。このように
第5の実施例によれば、発光部および受光部ともに蛍光
灯の発光周期に完全に同期させて発光および受光をする
ことが可能となるため、受光による方位角の算出精度が
極めて高くなる。
【0042】図24は、この発明の上記の各実施例に基
づいて、位置検出装置が組込まれた移動体とステーショ
ンとの関係を示した平面図である。
【0043】図を参照して、床面上の障害物や落下物8
3により、進路妨害を受けた移動体33がその絶対位置
を認識できない状態となった場合を想定する。この場
合、基準局となるステーション37に取付けられた2個
の発光手段からの信号を移動体33に取付けられた受光
手段の旋回機能を有した2個の受光部が旋回を繰返しな
がら発光手段からの信号をサンプリングする。そして、
その受光信号が最大値となるときのステーション37に
対する移動体33の相対位置と姿勢(偏位角度すなわち
姿勢角θ)を演算し、その結果を駆動制御部に出力す
る。このようにして、走行車やロボットの移動体33が
その絶対位置を見失ったような非常時においても、無事
にステーション37に帰還することが可能となる。な
お、発光手段と受光手段の設置場所は逆にしてもよい
が、一般的に発光手段の方が、受光手段よりも消費電力
が大きいので、電源の供給能力の大きい側に発光手段を
設置するのが好ましい。
【0044】図25は、この発明の上記の各実施例によ
る位置検出装置が組込まれた移動体とステーションとに
おいて、移動体がデッドレコニングによって走行する場
合の状態を示した平面図である。
【0045】図を参照して、デッドレコニング、すなわ
ち移動体33が内界センサからのデータ(たとえば左右
駆動輪に取付けたエンコーダやジャイロセンサからのデ
ータ)をもとに移動体自身の位置を推定して認識し、こ
れによって床面上を走行する場合を想定する。この場
合、デッドレコニングの累積誤差によって生じた、地図
入力による基準走行経路からの絶対位置に対する誤差の
補正を行なう必要がある。この場合、本願発明の位置検
出装置を用いれば、基準局となるステーション37に対
する移動体33の相対位置および姿勢を検出し、これに
よって、基準走行経路への修正角度および修正距離を演
算する。そしてその演算結果を駆動部に出力し、移動体
33の相対位置を補正しながら基準走行経路に誘導する
ことが可能となる。
【0046】図26はこの発明の第6の実施例によるも
のであって、移動体自体に発光部と受光部とを設けた場
合の例を示した図である。このようにすることにより、
上記の機能に加え、壁等の障害物までの距離を測定する
機能を持たせることができる。
【0047】図を参照して、移動体33は壁84に向か
って接近するように移動するものとする。移動体33の
上面には、ビーム光照射手段85および87が取付けら
れ、また旋回可能な受光部13および19が取付けられ
ている。この場合、ビーム光照射手段85から壁84に
向かって照射されたビーム光86は壁84によって拡散
反射されて受光部13に受光される。受光部13は旋回
しながらサンプリングし、その受光信号が最大値となる
ときの壁面80に対する受光部13の偏位角度を検出す
る。この検出された偏位角度に基づいて三角測距の原理
によって、移動体33と、壁84までの距離を演算し、
その演算結果を駆動部35に出力して移動体33の走行
を制御することができる。このようにステーションに対
する位置、姿勢検出用受光部を用いてさらに壁84まで
の距離を算出することが可能になる。そして、図26の
ように壁へ向かって直進する場合に、壁までの距離を測
定しながら、ぶつからないように停止することや図27
に示すように、壁から一定距離を保ちながら壁に沿って
進むといったことが可能になる。
【0048】図28はこの発明の第7の実施例によるも
のである。図を参照して、移動体33は壁84に向かっ
て接近するように移動するものとする。旋回可能な受光
部13および19の上面には、ビーム光照射手段88お
よび89が取付けられている。この場合、ビーム光照射
手段88および89から壁84に向かって発光されたビ
ーム光は壁84によって拡散反射されて受光部13およ
び19に受光される。受光部13および19は旋回しな
がらサンプリングし、その受光信号が最大値となるとき
の壁面80に対する受光部13および19の偏位角度を
検出する。この検出された偏位角度に基づいて、移動体
33と壁84までの距離、角度を演算し、その演算結果
を駆動部35に出力して移動体33の走行を制御するこ
とができる。
【0049】以上の実施例から以下のような項目の発明
の保護が考えられる。 1.第1の物体と第2の物体との相対位置および相対的
な姿勢角を検出するための位置検出装置であって、前記
第1の物体に取付けられ、所定距離離れた位置に2個の
発光部を有する発光手段と、前記第2の物体に取付けら
れ、受光方向が変化するように旋回する受光部を有する
第1の受光手段と、前記第2の物体に、前記第1の受光
手段と所定距離離れた位置に取付けられ、受光方向が変
化するように旋回する受光部を有する第2の受光手段
と、前記第1および第2の受光手段の受光部の各々が旋
回することによって、前記発光手段から発光された光の
受光量が最大となる旋回角度を検出する検出手段と、前
記検出手段の検出出力に基づいて、前記第1の物体の前
記第2の物体に対する相対位置および相対的な姿勢角を
演算する演算手段とを備えた、位置検出装置。
【0050】2.前記発光手段と受光手段は、ほぼ同一
平面上にあることを特徴とする、項目1記載の位置検出
方法。
【0051】(作用・効果)受光手段の受光量が増大
し、検出手段の検出精度が向上する。
【0052】3.前記受光手段は、2個の発光手段を含
む平面に対して垂直方向に指向特性を拡大する光学系を
備えたことを特徴とする、位置検出方法。
【0053】(作用・効果)発光手段と受光手段との高
さ方向の位置関係での制約が減少し、位置検出装置の設
計の自由度が増大する。
【0054】4.前記発光手段中の同期信号発生部は、
移動体の移動領域を照射している蛍光灯の周波数に同期
し、その整数倍の分周比で前記発光部を発光させ、受光
手段は、前記発光手段の2倍の周波数で受光し、前記受
光部の出力信号のうち連続した2個の出力の差を取るこ
とを特徴とする、項目1から3のいずれかに記載の位置
検出方法。
【0055】(作用・効果)蛍光灯の光量をキャンセル
し、受光手段からのみの光の光量を測定することができ
る。
【0056】5.前記発光手段と前記受光手段は、各々
の同期信号の位相のずれを所定時間経過後補正すること
を特徴とする、項目4記載の位置検出方法。
【0057】(作用・効果)より正確な送受信が可能と
なる。
【0058】6.前記発光手段と前記受光手段は、主と
して前記蛍光灯の光を受光する第2の受光部を各々有
し、その信号に同期させて動作することを特徴とする、
項目4または5記載の位置検出方法。
【0059】(作用・効果)蛍光灯の光による影響を排
除し、正確な検出が可能となる。
【0060】7.前記受光手段は、蛍光灯の光を受光し
てトリガをかけることにより、同期させて動作すること
を特徴とする、項目4記載の位置検出方法。
【0061】(作用・効果)蛍光灯の光による受光量を
削除できるので、発光手段から発光された光のみを受光
した場合と同様に処理できる。
【0062】8.前記受光手段は、受光周期の位相をず
らしながら光量検出を行ない、光量の最大のところで同
期をかけて動作することを特徴とする、項目4から6の
いずれかに記載の位置検出方法。
【0063】(作用・効果)発光手段と受光手段との同
期を確実に取ることができる。
【0064】9.移動領域を照射している蛍光灯の周波
数の整数倍の分周比で、発光部を発光させる同期信号発
生部を有する発光手段と、前記発光手段の4倍の周波数
で受光するための同期信号発生部を有する受光手段とか
らなり、前記受光手段は、4つの連続したデータ取込時
間における受光量D1、D2、D3、D4の値をもと
に、|D1−D3|、|D2−D4|を算出し、出力の
大きな方を有効データとすることにより、蛍光灯の光量
をキャンセルし発光手段のみの光の受光量を計測するこ
とを特徴とする、項目1記載の位置検出方法。
【0065】(作用・効果)発光手段に対してどんなタ
イミングで受光しても、発光手段と同期を取った受光と
同じ結果が得られる。
【0066】10.移動領域を照射している蛍光灯の周
波数の整数倍の分周比で、各々の発光部を交互に発光さ
せる同期信号発生部を有する発光手段と、前記発光手段
の4倍の周波数で受光するための同期信号発生部を有す
る受光手段とからなり、前記受光手段は、4つの連続し
たデータ取込時間における受光量D1、D2、D3、D
4の値をもとに、|D1−D3|、|D2−D4|を算
出し、出力の大きな方を有効データとすることにより、
蛍光灯の光量をキャンセルし、一方の発光手段のみの光
の受光量を計測し、同様の動作によりもう一方の発光手
段のみの光の受光量を計測することを特徴とする、項目
9記載の位置検出方法。
【0067】(作用・効果)指向性の広い受光手段を用
いた場合でも、指向性の狭い受光手段を用いた場合と同
じ効果を得ることができる。
【0068】11.前記位相ずれの補正手段は、所定時
間ごとに前記発光手段の4倍のサンプリング周波数で、
4つの連続したデータ取込時間における受光量D1、D
2、D3、D4の値をもとに、|D1−D3|、|D2
−D4|を算出し、その比較により、前記発光手段と同
期の取れる位相を決定することを特徴とする、項目5記
載の位置検出方法。
【0069】(作用・効果)受光手段が発光手段と同期
を取った場合と同じ効果を得ることができる。
【0070】12.前記2個の受光手段は、各々トルク
リミッタを介して駆動部材と連結されており、前記受光
手段を位置決め用の当接部材に当接させることにより、
前記2個の受光手段の原点位置決めを可能としたことを
特徴とする、項目1記載の位置検出方法。
【0071】(作用・効果)第1の受光手段と第2の受
光手段との旋回時の原点の位置決めが容易となる。
【0072】13.前記2個の受光手段は、各々回転部
材に固定されるとともに、前記2個の回転部材はベルト
により連結されており、ベルトの回転に伴い旋回し、前
記受光手段が位置決め用の当接部材に当接され、その後
は、前記ベルトと前記回転部材間で滑りを生じることに
より、前記2個の受光手段の原点位置決めを可能とした
ことを特徴とする、項目1記載の位置検出方法。
【0073】(作用・効果)第1の受光手段と第2の受
光手段との旋回時の原点の位置決めが容易となる。
【0074】14.前記受光手段と対象面への発光手段
とを移動体に設置し、前記受光手段が所定角度範囲を旋
回させて得る対象面からの反射光の出力のうち最大値と
なる各旋回角度を検出することにより、対象面への距離
を測定することを可能としたことを特徴とする、項目1
記載の位置検出方法。
【0075】(作用・効果)移動体自身で自己走行を制
御することができる。
【0076】15.前記受光手段と各々の前記受光手段
付近に設置された対象面への発光手段とを有し、前記受
光手段が所定角度範囲を旋回させて得る対象面からの反
射光の出力のうち最大値となる各旋回角度を検出するこ
とにより、対象面への距離、および角度を測定すること
を可能としたことを特徴とする、項目1記載の位置検出
方法。
【0077】(作用・効果)対象面に対する受光手段の
偏位角度を検出できるので、対象面までの距離および角
度を容易に演算することができる。
【0078】
【発明の効果】この発明は以上説明したとおり、検出さ
れた発光部の各々の旋回角度によって、第1の物体の第
2の物体に対する相対位置および相対的な姿勢角が演算
されるので、第1の物体と他2の物体との位置関係を常
に確実に把握することが容易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施例による発光手段の構成
を示すブロック図である。
【図2】この発明の第1の実施例による受光手段の構成
を示すブロック図である。
【図3】この発明の第1の実施例による、移動体とステ
ーションとの位置関係を示す平面図である。
【図4】図3に対応したものであって、受光部の各々の
発光部の各々に対する方位角の関係を示した図である。
【図5】図4の図に対応したものであって、ステーショ
ンにおける原点に対する受光部の各々の絶対座標等を示
した図である。
【図6】この発明の第1の実施例によるものであって、
移動体とステーションとの関係の一例を側面から見た図
である。
【図7】この発明の第1の実施例によるものであって、
移動体とステーションとの関係の他の例を側面から見た
図である。
【図8】この発明の第2の実施例によるものであって、
移動体とステーションとの関係を側面から見た図であ
る。
【図9】この発明の第1の実施例によるものであって、
第1の受光装置の構造を示した図である。
【図10】この発明の第1の実施例によるものであっ
て、第1の受光装置および第2の受光装置を旋回させる
構造を示した図である。
【図11】この発明の第3の実施例によるものであっ
て、第1の受光装置の構造を示した図である。
【図12】この発明の第3の実施例によるものであっ
て、第1の受光装置および第2の受光装置を旋回させる
構造を示した図である。
【図13】この発明の第4の実施例によるものであっ
て、蛍光灯で照明される屋内で使用される場合の移動体
とステーションとの関係を側面から見た図である。
【図14】この発明の第4の実施例によるものであっ
て、蛍光灯および発光部の各々から発光される光の光量
の一例を時間軸で示した図である。
【図15】この発明の第4の実施例によるものであっ
て、蛍光灯および発光部の各々から発光される光の光量
の他の一例を時間軸で示した図である。
【図16】この発明の第4の実施例によるものであっ
て、蛍光灯および発光部の各々から発光される光の光量
のさらに他の一例を時間軸で示した図である。
【図17】この発明の第4の実施例によるものであっ
て、指向性の広い受光センサで2つの発光パルスを同時
に受光した場合の受光データの特性を示した図である。
【図18】この発明の第4の実施例によるものであっ
て、指向性の狭い受光センサで2つの発光パルスを同時
に受光した場合の受光データの特性を示した図である。
【図19】図17で示した指向性の広い受光センサを用
いた場合の蛍光灯および発光部の各々から発光される光
の光量を時間軸で示した図である。
【図20】この発明の第5の実施例による光トリガ回路
の構成を示す回路図である。
【図21】図20の回路図における各ノードでの電流ま
たは電圧の波形図である。
【図22】この発明の第5の実施例による光トリガ回路
および発光部の構造を示した回路図である。
【図23】図22の回路図における各ノードでのパルス
信号を示した図である。
【図24】この発明の各実施例による位置検出装置を組
込んだ場合の移動体とステーションとの位置関係の一例
を示した図である。
【図25】この発明の各実施例による位置検出装置を組
込んだ場合の移動体とステーションとの位置関係の他の
例を示した図である。
【図26】この発明の第6の実施例による移動体の制御
動作の一例を示した図である。
【図27】この発明の第6の実施例による移動体の制御
動作の他の例を示した図である。
【図28】この発明の第7の実施例による移動体の制御
動作の一例を示した図である。
【符号の説明】
1 発光手段 7 第1の発光部 9 第2の発光部 11 第1の受光装置 13 受光部 15 旋回部 17 第2の受光装置 19 受光部 21 旋回部 23 制御部 25 演算部 33 移動体 37 ステーション なお、図において同一符号は同一または相当部分を示
す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 川上 雄一 大阪市中央区安土町二丁目3番13号大阪国 際ビル ミノルタ株式会社内 (72)発明者 大横田 茂 大阪市中央区安土町二丁目3番13号大阪国 際ビル ミノルタ株式会社内 (72)発明者 久保 直樹 大阪市中央区安土町二丁目3番13号大阪国 際ビル ミノルタ株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の物体と第2の物体との相対位置お
    よび相対的な姿勢角を検出するための位置検出装置であ
    って、 前記第1の物体に取付けられ、平面的に所定距離離れた
    位置に2個の発光部を有する発光手段と、 前記第2の物体に取付けられ、受光方向が変化するよう
    に旋回する受光部を有する第1の受光手段と、 前記第2の物体に、前記第1の受光手段と所定距離離れ
    た位置に取付けられ、受光方向が変化するように旋回す
    る受光部を有する第2の受光手段と、 前記第1および第2の受光手段の受光部の各々が旋回す
    ることによって、前記発光手段から発光された光の受光
    量が最大となる旋回角度を検出する検出手段と、 前記検出手段の検出出力に基づいて、前記第1の物体の
    前記第2の物体に対する相対位置および相対的な姿勢角
    を演算する演算手段とを備えた位置検出装置。
JP7015750A 1994-03-22 1995-02-02 位置検出装置 Withdrawn JPH07311041A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7015750A JPH07311041A (ja) 1994-03-22 1995-02-02 位置検出装置
US08/405,781 US5717484A (en) 1994-03-22 1995-03-17 Position detecting system

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5057594 1994-03-22
JP6-50575 1994-03-22
JP7015750A JPH07311041A (ja) 1994-03-22 1995-02-02 位置検出装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07311041A true JPH07311041A (ja) 1995-11-28

Family

ID=26351954

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7015750A Withdrawn JPH07311041A (ja) 1994-03-22 1995-02-02 位置検出装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US5717484A (ja)
JP (1) JPH07311041A (ja)

Cited By (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11349280A (ja) * 1998-06-05 1999-12-21 Shinko Electric Co Ltd 懸垂式搬送装置
KR100854653B1 (ko) * 2006-05-12 2008-08-27 주식회사 한울로보틱스 충전스테이션을 이용한 이동로봇의 위치 인식장치
US8380350B2 (en) 2005-12-02 2013-02-19 Irobot Corporation Autonomous coverage robot navigation system
US8387193B2 (en) 2005-02-18 2013-03-05 Irobot Corporation Autonomous surface cleaning robot for wet and dry cleaning
JP2013168147A (ja) * 2012-02-16 2013-08-29 Micro-Star Internatl Co Ltd 清掃ロボットの制御方法および清掃ロボット
US8838274B2 (en) 2001-06-12 2014-09-16 Irobot Corporation Method and system for multi-mode coverage for an autonomous robot
US8839477B2 (en) 2007-05-09 2014-09-23 Irobot Corporation Compact autonomous coverage robot
US8854001B2 (en) 2004-01-21 2014-10-07 Irobot Corporation Autonomous robot auto-docking and energy management systems and methods
JP2017063968A (ja) * 2015-09-29 2017-04-06 東芝ライフスタイル株式会社 走行体装置
US9622635B2 (en) 2001-01-24 2017-04-18 Irobot Corporation Autonomous floor-cleaning robot
US9949608B2 (en) 2002-09-13 2018-04-24 Irobot Corporation Navigational control system for a robotic device
US9955841B2 (en) 2006-05-19 2018-05-01 Irobot Corporation Removing debris from cleaning robots
US10314449B2 (en) 2010-02-16 2019-06-11 Irobot Corporation Vacuum brush

Families Citing this family (24)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6574536B1 (en) * 1996-01-29 2003-06-03 Minolta Co., Ltd. Moving apparatus for efficiently moving on floor with obstacle
US6142252A (en) * 1996-07-11 2000-11-07 Minolta Co., Ltd. Autonomous vehicle that runs while recognizing work area configuration, and method of selecting route
US8412377B2 (en) 2000-01-24 2013-04-02 Irobot Corporation Obstacle following sensor scheme for a mobile robot
US8788092B2 (en) 2000-01-24 2014-07-22 Irobot Corporation Obstacle following sensor scheme for a mobile robot
US6956348B2 (en) * 2004-01-28 2005-10-18 Irobot Corporation Debris sensor for cleaning apparatus
US6690134B1 (en) * 2001-01-24 2004-02-10 Irobot Corporation Method and system for robot localization and confinement
US8396592B2 (en) * 2001-06-12 2013-03-12 Irobot Corporation Method and system for multi-mode coverage for an autonomous robot
US9128486B2 (en) * 2002-01-24 2015-09-08 Irobot Corporation Navigational control system for a robotic device
US8386081B2 (en) * 2002-09-13 2013-02-26 Irobot Corporation Navigational control system for a robotic device
JP2008508572A (ja) 2004-06-24 2008-03-21 アイロボット コーポレーション 携帯ロボットのプログラミングおよび診断ツール
US7706917B1 (en) 2004-07-07 2010-04-27 Irobot Corporation Celestial navigation system for an autonomous robot
US8972052B2 (en) 2004-07-07 2015-03-03 Irobot Corporation Celestial navigation system for an autonomous vehicle
GB0419683D0 (en) * 2004-09-06 2004-10-06 Weller Keith S Optical encoder system with directional output
US8392021B2 (en) * 2005-02-18 2013-03-05 Irobot Corporation Autonomous surface cleaning robot for wet cleaning
US7620476B2 (en) 2005-02-18 2009-11-17 Irobot Corporation Autonomous surface cleaning robot for dry cleaning
US8930023B2 (en) 2009-11-06 2015-01-06 Irobot Corporation Localization by learning of wave-signal distributions
EP2816434A3 (en) 2005-12-02 2015-01-28 iRobot Corporation Autonomous coverage robot
EP2544065B1 (en) * 2005-12-02 2017-02-08 iRobot Corporation Robot system
ES2378138T3 (es) 2005-12-02 2012-04-09 Irobot Corporation Movilidad de robot de cubrimiento
DE602006009149D1 (de) 2005-12-02 2009-10-22 Irobot Corp Modularer roboter
US8417383B2 (en) 2006-05-31 2013-04-09 Irobot Corporation Detecting robot stasis
US8174683B2 (en) * 2007-08-01 2012-05-08 Koninklijke Philips Electronics N.V. Vehicle positioning measurement system and method
JP5073609B2 (ja) * 2008-08-11 2012-11-14 日東電工株式会社 光導波路の製造方法
DE102009023066A1 (de) * 2009-04-01 2010-10-07 Vorwerk & Co. Interholding Gmbh Selbsttätig verfahrbares Gerät, insbesondere selbsttätig verfahrbares Bodenstaub-Aufsammelgerät

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2830487A (en) * 1955-05-31 1958-04-15 Louis E Griffith Automatic range finding device
EP0007789B1 (en) * 1978-08-01 1984-03-14 Imperial Chemical Industries Plc Driverless vehicle carrying directional detectors auto-guided by light signals
US4688933A (en) * 1985-05-10 1987-08-25 The Laitram Corporation Electro-optical position determining system
GB8527277D0 (en) * 1985-11-06 1985-12-11 Formula Systems Ltd Proximity detector
JPH02253116A (ja) * 1989-03-27 1990-10-11 Mitsubishi Electric Corp 車間距離検出装置

Cited By (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11349280A (ja) * 1998-06-05 1999-12-21 Shinko Electric Co Ltd 懸垂式搬送装置
US9622635B2 (en) 2001-01-24 2017-04-18 Irobot Corporation Autonomous floor-cleaning robot
US8838274B2 (en) 2001-06-12 2014-09-16 Irobot Corporation Method and system for multi-mode coverage for an autonomous robot
US9949608B2 (en) 2002-09-13 2018-04-24 Irobot Corporation Navigational control system for a robotic device
US8854001B2 (en) 2004-01-21 2014-10-07 Irobot Corporation Autonomous robot auto-docking and energy management systems and methods
US8387193B2 (en) 2005-02-18 2013-03-05 Irobot Corporation Autonomous surface cleaning robot for wet and dry cleaning
US8855813B2 (en) 2005-02-18 2014-10-07 Irobot Corporation Autonomous surface cleaning robot for wet and dry cleaning
US8380350B2 (en) 2005-12-02 2013-02-19 Irobot Corporation Autonomous coverage robot navigation system
KR100854653B1 (ko) * 2006-05-12 2008-08-27 주식회사 한울로보틱스 충전스테이션을 이용한 이동로봇의 위치 인식장치
US9955841B2 (en) 2006-05-19 2018-05-01 Irobot Corporation Removing debris from cleaning robots
US8839477B2 (en) 2007-05-09 2014-09-23 Irobot Corporation Compact autonomous coverage robot
US10070764B2 (en) 2007-05-09 2018-09-11 Irobot Corporation Compact autonomous coverage robot
US11498438B2 (en) 2007-05-09 2022-11-15 Irobot Corporation Autonomous coverage robot
US10314449B2 (en) 2010-02-16 2019-06-11 Irobot Corporation Vacuum brush
US11058271B2 (en) 2010-02-16 2021-07-13 Irobot Corporation Vacuum brush
JP2013168147A (ja) * 2012-02-16 2013-08-29 Micro-Star Internatl Co Ltd 清掃ロボットの制御方法および清掃ロボット
JP2017063968A (ja) * 2015-09-29 2017-04-06 東芝ライフスタイル株式会社 走行体装置

Also Published As

Publication number Publication date
US5717484A (en) 1998-02-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH07311041A (ja) 位置検出装置
US6504610B1 (en) Method and system for positioning an autonomous mobile unit for docking
US7860608B2 (en) Method and apparatus for generating and tracing cleaning trajectory of home cleaning robot
US4729660A (en) Position measuring apparatus of moving vehicle
EP1421409A1 (en) Six dimensional laser tracking system and method
KR100633160B1 (ko) 비콘을 이용하여 위치 및 방향 인식이 가능한 로봇시스템
JP2001515237A (ja) 誘導ビームを使用した自律型運動ユニットのドッキング方法
US20020049530A1 (en) Method of tracking and sensing position of objects
JP2000056006A (ja) 移動体の位置認識装置
JP2007213180A (ja) 移動体システム
JP2006110322A (ja) ロボット掃除機の座標補正方法及びこれを用いたロボット掃除機システム
JP2007101492A (ja) 移動ロボットの距離および位置検出装置
JP4525473B2 (ja) 移動ロボットの位置制御システムと位置制御方法
Miodrag et al. Hardware realization of autonomous robot localization system
US20180081372A1 (en) Conveying system with an automatic tethering function
WO1995029380A1 (en) Navigation system for fast automated vehicles and mobile robots
WO2020045445A1 (ja) 距離測定装置、距離測定装置群、および距離測定装置システム
Casanova et al. Microcontroller based system for 2D localisation
JP3404151B2 (ja) 位置認識システム
JP6863049B2 (ja) 自律移動ロボット
JP2717826B2 (ja) 自走車の操向制御装置
JPH0635534A (ja) 屋内無線移動ロボット
JPH0635535A (ja) 屋内移動ロボット
Seki et al. Positioning system for indoor mobile robot using active ultrasonic beacons
JP2899060B2 (ja) 照明器具

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20020402