JPH07310618A - 高圧燃料噴射式エンジンの燃料供給制御方法 - Google Patents

高圧燃料噴射式エンジンの燃料供給制御方法

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JPH07310618A
JPH07310618A JP10576094A JP10576094A JPH07310618A JP H07310618 A JPH07310618 A JP H07310618A JP 10576094 A JP10576094 A JP 10576094A JP 10576094 A JP10576094 A JP 10576094A JP H07310618 A JPH07310618 A JP H07310618A
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JP
Japan
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fuel
pressure
engine
high pressure
supply system
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JP10576094A
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Inventor
Akira Akimoto
晃 秋本
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Subaru Corp
Original Assignee
Fuji Heavy Industries Ltd
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Publication date
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  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 エンジン停止後に高圧燃料供給系内の燃料ベ
ーパ発生を回避して高圧燃料供給系の各部品の耐久性向
上、始動性向上、大気汚染防止を図る。 【構成】 高圧燃料供給系の燃料温度TFが設定値TFS
より低くなったか否かを調べ、TF≧TFSである場合、
ルーチンを抜けて、高圧用電磁式プレッシャレギュレー
タが全開状態のままフィードポンプ及び燃料クーラファ
ンを作動させ続け、その後、高圧燃料供給系の燃料温度
TFが設定値TFSより低くなると、燃料クーラファン及
びフィードポンプを停止させ、ECUへの電源を遮断し
てシステムの動作を停止する。これにより、燃料ベーパ
発生を未然に回避し、燃料ベーパの車外放出による大気
汚染、各部品の摺動部分の固着や潤滑不良による焼付
き、かじり等を防止するとともに、エンジン再始動時
に、すばやい圧力上昇を可能にし、気体圧縮による圧力
のオーバーシュートや希薄燃料噴射による燃焼悪化等を
回避する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、エンジン停止後、燃料
供給系内の燃料にベーパが発生することを防止する高圧
燃料噴射式エンジンの燃料供給制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、高圧燃料を噴射する高圧燃料噴
射式エンジンでは、燃料タンク内の燃料を低圧用フィー
ドポンプで高圧用燃料ポンプに供給し、この高圧燃料ポ
ンプで加圧した燃料をプレッシャレギュレータで調圧し
て燃焼室へ直接噴射するようにしている。そして、エン
ジン停止後には、高圧燃料供給系内の圧力を低下させて
各構成部品の負荷を軽減し、耐久性、信頼性を確保する
ようにしているが、反面、エンジン等からの輻射熱によ
り燃料供給系が高温化し、内部の燃料が蒸発してベーパ
が発生するおそれがある。
【0003】このため、例えば、特開昭61−1626
0号公報には、燃料噴射ノズルの内部通路に冷却媒体を
圧送ポンプで圧送供給して燃料噴射ノズルを冷却するよ
うにし、エンジン停止後においても燃料噴射ノズルが所
定温度に下がるまでの所定時間、圧送ポンプを駆動させ
て冷却作用を継続させる技術が開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、エンジ
ン停止後、燃料噴射ノズルのみを冷却しても、高圧燃料
供給系の各部に発生するベーパの影響を排除することは
できず、燃料中に含まれるガム状成分が濃縮、析出され
て、高圧燃料ポンプ、インジェクタ(燃料噴射弁)、プ
レッシャレギュレータ等の摺動部分が固着したり、ベー
パが車外に放出されるおそれがある。
【0005】また、エンジン再始動時には、液体状態の
燃料が欠乏することにより、高圧燃料ポンプ、インジェ
クタ、プレッシャレギュレータ等の摺動部分が潤滑不良
となって耐久性低下を招くばかりでなく、燃料中のベー
パ分による燃料圧力上昇遅れや、燃料圧力制御非追従に
よるオーバーシュートが発生し、始動不良、希薄燃料噴
射による燃焼悪化等を引き起こす。
【0006】この場合、冷却用の冷媒を高温化するおそ
れのある燃料供給系全体に適用することは、システムの
複雑化と大幅なコスト上昇を招き、現実的ではない。
【0007】本発明は、前記事情に鑑みてなされたもの
で、エンジン停止後に高圧燃料供給系内の燃料ベーパ発
生を回避して高圧燃料供給系の各部品の耐久性向上、始
動性向上、大気汚染防止を図ることができ、低コストで
信頼性の高い高圧燃料噴射式エンジンの燃料供給制御方
法を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、燃料タン
クに貯溜した燃料をフィードポンプによって高圧燃料ポ
ンプに供給し、この高圧燃料ポンプで加圧した高圧燃料
を噴射する高圧燃料噴射式エンジンにおいて、エンジン
停止により前記高圧燃料ポンプを停止した後、高圧燃料
供給系の燃料温度とエンジン停止後の経過時間との両者
あるいは一方に基づいて、前記高圧燃料供給系が燃料ベ
ーパ発生のない温度に低下したと判断されるまでの間、
前記フィードポンプの作動を継続させることを特徴とす
る。
【0009】第2の発明は、第1の発明において、燃料
通路に燃料クーラを介装し、エンジン停止後、前記フィ
ードポンプの作動と前記燃料クーラの作動とを連動させ
ることを特徴とする。
【0010】
【作 用】第1の発明では、エンジンを停止して高圧燃
料ポンプを停止した後、高圧燃料供給系の燃料温度とエ
ンジン停止後の経過時間との両者あるいは一方に基づい
て、高圧燃料供給系が燃料ベーパ発生のない温度に低下
したと判断されるまでの間、フィードポンプの作動を継
続させる。
【0011】第2の発明では、第1の発明において、高
圧燃料供給系が燃料ベーパ発生のない温度に低下したと
判断されるまでの間フィードポンプの作動を継続させる
際に、燃料通路に介装した燃料クーラをフィードポンプ
に連動して作動させる。
【0012】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明の実施例につい
て説明する。図1〜図5は本発明の第1実施例に係り、
図1及び図2は燃料供給系制御ルーチンのフローチャー
ト、図3はエンジン制御系の全体概略図、図4は他の形
式の高圧燃料ポンプを採用した場合のエンジン制御系の
全体概略図、図5は電子制御系の回路構成図である。
【0013】図3において、符号1は高圧燃料噴射式エ
ンジン(本実施例においては、2サイクル直噴式4気筒
ガソリンエンジン)であり、このエンジン1のシリンダ
ヘッド2とシリンダブロック3とピストン4とで形成さ
れる燃焼室5に、点火コイル6aの二次側に接続された
点火プラグ7と、気筒内直接噴射用のインジェクタ8と
が臨まされ、前記点火コイル6aの一次側に、イグナイ
タ6bが接続されている。
【0014】また、前記シリンダブロック3に、掃気ポ
ート3aと排気ポート3bとが形成され、前記シリンダ
ブロック3に形成した冷却水通路3cに、水温センサ9
が臨まされている。
【0015】前記掃気ポート3aには給気管10が連通
されており、この給気管10の上流側にエアクリーナ1
1が取付けられ、このエアクリーナ11の下流側に、ア
クセルペダル12に連動して開閉されるスロットル弁1
3が介装されている。前記アクセルペダル12には、ア
クセル開度センサ14が連設されている。
【0016】前記スロットル弁13の下流側には、クラ
ンクシャフト1aの回転によって駆動され、前記燃焼室
5内に新気を供給して強制的に掃気する掃気ポンプ15
が介装されており、この掃気ポンプ15をバイパスする
バイパス通路16に、図示しないアクチュエータによっ
て開閉されるバイパス弁17が介装されている。
【0017】また、前記排気ポート3bには、前記クラ
ンクシャフト1aに連動して開閉する排気ロータリ弁1
8が設けられ、この排気ロータリ弁18を介して排気管
19が連通されている。さらに、この排気管19に触媒
コンバータ20が介装されるとともに、下流端にマフラ
21が接続されている。
【0018】また、前記シリンダブロック3に支承され
たクランクシャフト1aに、クランク角検出用のクラン
クロータ22が軸着され、このクランクロータ22の外
周に、電磁ピックアップなどからなるクランク角センサ
23が対設されている。
【0019】また、符号24は燃料供給系であり、車体
の後部等エンジン1から比較的離れた位置に配設された
燃料タンク25から燃料を送出する低圧燃料供給系と、
この低圧燃料供給系からの燃料を昇圧して前記インジェ
クタ8に供給する高圧燃料供給系と、低圧燃料供給系及
び高圧燃料供給系から燃料圧力を調圧するためリターン
される燃料を前記燃料タンク25に帰還させる燃料リタ
ーン系とからなる。
【0020】前記低圧燃料供給系は、前記燃料タンク2
5から延出された低圧燃料通路26に、例えば電動モー
タ等によって駆動され、前記燃料タンク25の近傍に配
設されるフィードポンプ27(前記燃料タンク25内に
配設しても良い)、燃料フィルタ28が順に介装され、
低圧用ダイヤフラム式プレッシャレギュレータ29によ
って調圧された燃料が、例えばエンジンルーム内に設け
られたエンジン駆動式の高圧燃料ポンプ30に供給され
るよう構成されている。
【0021】前記高圧燃料供給系は、前記高圧燃料ポン
プ30からの燃料を高圧用電磁式プレッシャレギュレー
タ38に導く高圧燃料通路31に、高圧燃料フィルタ3
2が介装されるとともに、この高圧燃料フィルタ32と
前記高圧用電磁式プレッシャレギュレータ38との間で
燃料チャンバ室33が形成されており、この燃料チャン
バ室33から各気筒のインジェクタ8に連通する燃料供
給路34が分岐されて所定の高圧燃料が前記インジェク
タ8に供給されるよう構成されている。
【0022】前記燃料チャンバ室33には、脈動圧を緩
衝するアキュムレータ35が連通されるとともに、燃料
圧力を検出する燃料圧力センサ36が臨まされ、さら
に、前記燃料チャンバ室33と前記高圧用電磁式プレッ
シャレギュレータ38との間の高圧燃料供給系の最終段
に、燃料温度センサ37が介装されている。尚、この燃
料温度センサ37は、エンジンからの受熱が多い場所を
選び、燃料温度が最も高くなる部位、あるいは、エンジ
ン停止後に燃料温度が十分低下したことを検出できる部
位に配設すれば良い。
【0023】前記高圧燃料ポンプ30は、その吸入口及
び吐出口に、それぞれ逆止弁が設けられ、ポンプ停止時
に前記高圧用電磁式プレッシャレギュレータ38が全開
にされたときには、前記低圧燃料供給系からの燃料がス
ルーされるようになっている。また、前記高圧用電磁式
プレッシャレギュレータ38は、例えばリニアソレノイ
ド等を用いて構成されるものであり、後述する電子制御
装置50からのデューティ信号に応じてリニアソレノイ
ドに流れる平均電流が可変されてバルブ開度が略比例的
に可変され、前記燃料タンク25へのリターン燃料流量
が調整されて目標とする燃料圧力に制御される。
【0024】尚、高圧燃料ポンプとして、逆止弁構造を
有せず、ポンプ停止時に前記高圧用電磁式プレッシャレ
ギュレータ38が全開にされても燃料がスルーしない形
式のものを採用する場合には、図4に示すように、この
逆止弁を有しない高圧燃料ポンプ30aの吸入側と吐出
側とをバイパスするバイパス通路30bの高圧燃料ポン
プ30a近傍に、逆止弁30cを配設する。以下の説明
では、特記しない限り、逆止弁構造を有する前記高圧燃
料ポンプ30で代表するものとする。
【0025】また、前記燃料リターン系は、前記低圧用
ダイヤフラム式プレッシャレギュレータ29の調圧用余
剰燃料排出口と、前記高圧用電磁式プレッシャレギュレ
ータ38の調圧用余剰燃料排出口とが、燃料リターン通
路39から燃料クーラ40を介して前記燃料タンク25
に連通されて構成されている。
【0026】前記燃料クーラ40は、前記燃料リターン
通路39の一部を蛇行させて多数の冷却フィンを配設し
てなる熱交換器40aと、この熱交換器40aの冷却フ
ィンに送風する電動モータ式の燃料クーラファン40b
とから構成され、内部の燃料を冷却するようになってい
る。すなわち、前記低圧用ダイヤフラム式プレッシャレ
ギュレータ29及び前記高圧用電磁式プレッシャレギュ
レータ38から排出される燃料が冷却されて前記燃料タ
ンク25内に戻され、前記高圧燃料ポンプ30に供給さ
れる燃料の温度が低く保たれる。
【0027】尚、前記高圧用電磁式プレッシャレギュレ
ータ38は、本実施例においては、常開タイプのプレッ
シャレギュレータであり、ONデューティが大きくなる
ほどバルブ開度が小さくされて高圧の燃料圧力が上昇す
るように設定され、ONデューティが100%で全閉と
なる。
【0028】一方、図5の符号50は電子制御装置(E
CU)であり、CPU51、ROM52、RAM53、
バックアップRAM54、及び、I/Oインターフェー
ス55がバスライン56を介して互いに接続されるマイ
クロコンピュータを中核として構成されている。
【0029】前記ECU50には、各部に安定化電圧を
供給する定電圧回路57が内蔵されており、この定電圧
回路57がECUリレー58のリレー接点を介してバッ
テリ59に接続されるとともに、前記バッテリ59に直
接接続され、前記バックアップRAM54に常時バック
アップ電圧を印加するようになっている。
【0030】また、前記バッテリ59には、イグニッシ
ョンスイッチ60から順方向のダイオード61を経て前
記ECUリレー58のリレーコイルが接続されるととも
に、フィードポンプリレー62のリレー接点を介して前
記フィードポンプ27が接続され、さらに、燃料クーラ
ファンモータリレー63のリレー接点を介して前記燃料
クーラファン40bのモータが接続されている。
【0031】また、前記I/Oインターフェース55の
入力ポートには、前記バッテリ59が接続されてバッテ
リ電圧がモニタされるとともに、前記水温センサ9、前
記アクセル開度センサ14、前記クランク角センサ2
3、前記燃料圧力センサ36、前記燃料温度センサ37
が接続され、さらに、前記イグニッションスイッチ60
が接続されて、その開閉動作が検出される。
【0032】一方、前記I/Oインターフェース55の
出力ポートには、前記点火コイル6aを駆動するイグナ
イタ6bが接続されるとともに、駆動回路64を介し
て、前記インジェクタ8、前記高圧用電磁式プレッシャ
レギュレータ38、前記フィードポンプリレー62のリ
レーコイル、前記燃料クーラファンモータリレー63の
リレーコイルが接続され、さらに、前記イグニッション
スイッチ60がOFFされた後もECU50への電源を
確保し、所定の処理が終了した後にECU50の電源を
遮断(セルフシャット)するため、前記ECUリレー5
8のリレーコイルが接続されている。
【0033】次に、前記ECU50による燃料供給系の
制御動作について図1及び図2のフローチャートに従っ
て説明する。
【0034】図1のフローチャートは、イグニッション
スイッチ60がONされてECU50に電源が投入され
ると、システムイニシャライズ(各フラグクリア、カウ
ント値クリア、I/Oポート出力値が0)後、所定時間
毎に実行される燃料供給系制御ルーチンであり、まず、
ステップS101で、イグニッションスイッチ60がONか
否かを判別する。
【0035】そして、イグニッションスイッチ60がO
Nの場合、ステップS102,S103で、高圧燃料供給系の燃
料圧力をフィードバック制御する通常制御への移行を示
す通常制御移行フラグF2、燃料供給系の初期状態を設
定するための初期設定完了フラグF1が、それぞれ、セ
ット(F2=1、F1=1)されているか否かを判別す
る。
【0036】ルーチンが初回の場合には、通常制御移行
フラグF2及び初期設定完了フラグF1は、それぞれク
リア(F2=0、F1=0)されているため、前記ステ
ップS102からステップS103を経てステップS104へ進み、
フィードポンプリレー62に対する出力ポート値RYFE
を1として(RYFE←1)フィードポンプリレー62を
ONし、フィードポンプ27を作動させる。
【0037】これにより、燃料タンク25内の燃料が送
出され、低圧燃料通路26→高圧燃料ポンプ30→高圧
用電磁式プレッシャレギュレータ38(初期状態では全
開)→リターン通路39、及び、低圧燃料通路26→低
圧用ダイヤフラム式プレッシャレギュレータ29→リタ
ーン通路39の経路で燃料クーラ40を通って燃料タン
ク25に戻され、燃料が循環される。
【0038】次いで、ステップS105で、燃料クーラファ
ンモータリレー63に対する出力ポート値RYMFを1と
して(RYMF←1)燃料クーラファンモータリレー63
をONし、燃料クーラファン40bを作動させて燃料ク
ーラ40を通過する燃料を冷却し、ステップS106へ進
む。
【0039】ステップS106では、ECUリレー58に対
するセルフシャットの出力ポート値GSEを1として(G
SE←1)、イグニッションスイッチ60がOFFされた
後もECUリレー58がONに保持されるようにし、ス
テップS107で、高圧用電磁式プレッシャレギュレータ3
8に対する駆動信号のONデューティDUTYをFFH
(100%)に設定する。
【0040】次に、ステップS108へ進み、前記ステップ
S107で設定したONデューティDUTYを、高圧用電磁
式プレッシャレギュレータ38に対するI/Oポート出
力値としてセットすることにより、高圧用電磁式プレッ
シャレギュレータ38が全閉となって高圧燃料系の燃料
圧力を高めるよう設定すると、ステップS109で、初期設
定完了フラグF1をセットし(F1←1)、ルーチンを
抜ける。
【0041】そして、以上の過程を経て初期設定完了フ
ラグF1がセットされたことで、2回目のルーチン起動
時にステップS101,S102を経てステップS103へ至ると、
ステップS103からステップS110へ分岐し、燃料圧力セン
サ36によって検出した高圧燃料供給系の燃料圧力PF
と、予め設定した設定値PH(例えば、9800kP
a)とを比較し、高圧燃料供給系の燃料圧力が通常燃料
圧力制御を開始するのに十分な圧力に達したか否かの判
断を行なう。
【0042】そして、前記ステップS110で、PF≦PH
の場合には、ルーチンを抜け、その後のルーチン実行時
に、燃料圧力PFが設定値PHに達すると(PF>PH)、
前記ステップS110からステップS111へ進み、通常制御移
行フラグF2をセットして(F2←1)ルーチンを抜け
る。
【0043】さらに、前記通常制御移行フラグF2がセ
ットされたことで、その後、再び、ルーチンが実行され
ると、ステップS102からステップS112以降へ分岐し、燃
料圧力をフィードバック制御する燃料圧力通常制御へと
移行する。
【0044】この燃料圧力通常制御では、ステップS112
で、エンジン回転数Nをパラメータとして目標燃料圧力
テーブルから目標燃料圧力PFSを設定する。この目標燃
料圧力テーブルは、エンジン特性、燃料ポンプ騒音など
を考慮し、エンジン回転数Nに対して最適な燃料圧力を
実験などにより求め、ステップS112中に図示するよう
に、低回転では低く、高回転になるほど高い値の燃料圧
力を制御目標値としてテーブル化し、ROM52の一連
のアドレスに格納したものである。
【0045】次に、前記ステップS112からステップS113
へ進むと、前記目標燃料圧力PFSに基づいて、予め設定
した基本制御量テーブルあるいは関数式から高圧用電磁
式プレッシャレギュレータ38に対する基本制御量、す
なわち、基本デューティDBを設定し、ステップS114
で、目標燃料圧力PFSと燃料圧力PFとの偏差ΔPを算
出し(ΔP←PFS−PF )、ステップS115へ進む。
【0046】ステップS115では、比例積分制御における
比例定数KPに前記偏差ΔPを乗算して比例分フィード
バック値Pを算出する(P←KP×ΔP)。さらに、ス
テップS116で、比例積分制御における積分定数KIに前
記偏差ΔPを乗算した値と、RAM53から読出した前
回の積分フィードバック値IOLDとを加算し、新たな積
分フィードバック値Iを算出する(I←IOLD+KI×Δ
P)。
【0047】次いで、ステップS117へ進むと、RAM5
3にストアされている前回の積分フィードバック値IOL
Dを、今回算出した積分フィードバック値Iで更新し、
ステップS118で、前記基本デューティDBに前記比例分
フィードバック値P及び積分フィードバック値Iを加算
して、高圧用電磁式プレッシャレギュレータ38に対す
るフィードバック制御量であるONデューティDUTY
を設定する(DUTY←DB+P+I)。そして、ステ
ップS119で、このONデューティDUTYをセットして
ルーチンを抜ける。その結果、高圧燃料供給系の燃料圧
力PFが目標燃料圧力PFSに追従するようフィードバッ
ク制御される。
【0048】その後、イグニッションスイッチ60がO
FFされてエンジンが停止されると、ステップS101から
ステップS120へ分岐し、高圧用電磁式プレッシャレギュ
レータ38に対するONデューティDUTYを0(%)
として、高圧用電磁式プレッシャレギュレータ38を全
開状態とし、ステップS121へ進む。
【0049】ステップS121では、燃料温度センサ37に
よって検出した高圧燃料供給系の燃料温度TFが設定値
TFS(例えば、55〜70°C)より低くなったか否か
を調べ、TF≧TFSである場合、ルーチンを抜けて、高
圧用電磁式プレッシャレギュレータ38が全開状態のま
まフィードポンプ27及び燃料クーラファン40bを作
動させ続ける。
【0050】その後、高圧燃料供給系の燃料温度TFが
設定値TFSより低くなると、前記ステップS121からステ
ップS122へ進み、燃料クーラファンモータリレー63に
対する出力ポート値RYMFを0として(RYMF←0)燃
料クーラファンモータリレー63をOFFし、燃料クー
ラファン40bを停止させる。続いて、ステップS123
で、フィードポンプリレー62に対する出力ポート値R
YFEを0として(RYFE←0)フィードポンプリレー6
2をOFFし、フィードポンプ27を停止させる。
【0051】そして、ステップS124へ進み、ECUリレ
ー58に対するセルフシャットの出力ポート値GSEを0
として(GSE←0)、ECUリレー58をOFFとし、
ECU50への電源を遮断してシステムの動作を停止す
る。
【0052】すなわち、エンジン停止後に、高圧燃料供
給系の燃料温度が設定値以上であれば、高圧用電磁式プ
レッシャレギュレータ38を全開にしてフィードポンプ
27を作動させ続け、これに連動して燃料クーラファン
40bを作動させ続けることで、エンジンルーム内にあ
って比較的温度の高い高圧燃料供給系の燃料を燃料クー
ラ40によって冷却し、燃料タンク25から温度の低い
燃料を高圧燃料ポンプ30をスルーさせて高圧用電磁式
プレッシャレギュレータ38を経て循環させ、エンジン
からの熱を受けて高圧燃料供給系各部の温度が上昇する
ことを防止する(燃料がスルーしない高圧燃料ポンプ3
0aの場合には、逆止弁30cを開いて燃料をスルーさ
せることで高圧燃料ポンプ30a近傍を冷却する)。
【0053】そして、エンジンからの受熱が多い場所を
選び、燃料温度が最も高くなる部位、あるいは、エンジ
ン停止後に燃料温度が十分低下したことを検出できる部
位に配設した燃料温度センサ37によって検出した燃料
温度に基づいて、高圧燃料供給系が燃料ベーパ発生のな
い温度に低下するまでの間、フィードポンプ27及び燃
料クーラ40を作動させ続けることにより、燃料ベーパ
発生を未然に回避するのである。この場合、フィードポ
ンプ27の作動に燃料クーラ40の作動を連動させるた
め、燃料温度を早期に低下させることができる。
【0054】これにより、エンジン停止後に、燃料ベー
パが車外に放出されて大気汚染が発生することもなく、
また、高圧燃料ポンプ30、インジェクタ8、高圧用電
磁式プレッシャレギュレータ38等の摺動部分の固着や
潤滑不良による焼付き、かじり等を防止するとともに、
エンジン再始動時に、すばやい圧力上昇を可能にして、
気体圧縮による圧力のオーバーシュートやインジェクタ
8からの希薄燃料噴射による燃焼悪化等を回避すること
ができ、低コストで、信頼性高く、各部品の耐久性向
上、始動性向上を図ることができる。
【0055】図6は本発明の第2実施例に係り、燃料供
給系制御ルーチンにおける本発明の要部を示すフローチ
ャートである。
【0056】本実施例は、エンジン制御系及び電子制御
系のハードウエア構成は前述の第1実施例と同様のま
ま、燃料供給系制御ルーチンの処理の一部を変更し、エ
ンジン停止後、設定時間が経過するまでの間、フィード
ポンプ27を作動させるようにしたものである。
【0057】すなわち、図6に示す本実施例の燃料供給
系制御ルーチンでは、前述の第1実施例の燃料供給系制
御ルーチンのステップS101〜S119と同様の処理を行なう
が、ステップS109で初期設定完了フラグF1をセットし
た後、ステップS111で通常制御移行フラグF2をセット
した後、あるいは、燃料圧力通常制御のステップS119で
ONデューティDUTYをセットした後は、いずれもス
テップS150へ進み、このステップS150で、エンジン停止
後の経過時間をカウントするエンジン停止後時間カウン
ト値Cをクリアし(C←0)、ルーチンを抜ける。
【0058】そして、イグニッションスイッチ60がO
FFされると、ステップS101からステップS201へ分岐
し、高圧用電磁式プレッシャレギュレータ38に対する
ONデューティDUTYを0(%)として、高圧用電磁
式プレッシャレギュレータ38を全開状態とし、ステッ
プS202で、エンジン停止後時間カウント値Cをカウント
アップする(C←C+1)。
【0059】次いで、ステップS203へ進み、エンジン停
止後時間カウント値Cが設定値CS(高圧燃料供給系が
燃料ベーパ発生のない温度に低下したと判断するに十分
な時間、例えば10分)以上となったか否かを調べ、C
<CSのときにはルーチンを抜けてフィードポンプ27
を作動させ続け、C≧CSになったとき、ステップS203
からステップS204以降へ進む。
【0060】ステップS204,S205では、燃料クーラファ
ンモータリレー63に対する出力ポート値RYMF、フィ
ードポンプリレー62に対する出力ポート値RYFEを、
それぞれ0として(RYMF←0、RYFE←0)、燃料ク
ーラファン40b、フィードポンプ27を停止させ、そ
の後、ステップS206で、ECUリレー58に対するセル
フシャットの出力ポート値GSEを0として(GSE←0)
ECUリレー58をOFFとし、ECU50の電源を遮
断してシステムの動作を停止する。
【0061】本実施例においても、前述の第1実施例と
同様、エンジン停止後に高圧燃料供給系の温度上昇を押
さえてベーパの発生を防止することができることはいう
までもないが、本実施例においては、燃料温度センサ3
7によって直接燃料温度を検出する代わりに、エンジン
停止後の経過時間で高圧燃料供給系が燃料ベーパ発生の
ない温度に低下したと判断するため、システムコストを
より一層低減することが可能である。
【0062】図7は本発明の第3実施例に係り、燃料供
給系制御ルーチンにおける本発明の要部を示すフローチ
ャートである。
【0063】本実施例は、前述の第2実施例と同様に第
1実施例のエンジン制御系及び電子制御系のハードウエ
ア構成は変更せず、燃料供給系制御ルーチンのみを変更
するものであり、エンジン停止後にフィードポンプ27
を停止させる条件を、前述の第1実施例における条件と
前述の第2実施例における条件との両者を合わせた条件
とするものである。
【0064】すなわち、本実施例では、エンジン停止
後、高圧燃料供給系の燃料温度が設定値未満に低下し、
且つ、設定時間が経過するまでの間、フィードポンプ2
7を作動させるようにしており、イグニッションスイッ
チ60がONされている場合のステップS101〜S119,S15
0の処理は前述の第2実施例と同様である。
【0065】そして、イグニッションスイッチ60がO
FFされると、ステップS101からステップS301へ分岐
し、ステップS301で、高圧用電磁式プレッシャレギュレ
ータ38に対するONデューティDUTYを0(%)と
して、高圧用電磁式プレッシャレギュレータ38を全開
状態とし、ステップS302で、エンジン停止後時間カウン
ト値Cをカウントアップすると(C←C+1)、ステッ
プS303で、高圧燃料供給系の燃料温度TFが設定値TFS
(例えば、55〜70°C)より低くなったか否かを調
べる。
【0066】前記ステップS303で、高圧燃料供給系の燃
料温度TFが設定値TFS以上であるある場合には、ルー
チンを抜けて、高圧用電磁式プレッシャレギュレータ3
8が全開状態のままフィードポンプ27を作動させ続
け、燃料温度TFが設定値TFSより低くなると、前記ス
テップS303からステップS304へ進み、エンジン停止後時
間カウント値Cが設定値CS(例えば、10分)以上と
なったか否かを調べる。
【0067】そして、前記ステップS304で、C<CSの
ときにはルーチンを抜けてフィードポンプ27を作動さ
せ続け、C≧CSになったとき、ステップS305,S306で、
燃料クーラファンモータリレー63に対する出力ポート
値RYMF、フィードポンプリレー62に対する出力ポー
ト値RYFEを、それぞれ0として(RYMF←0、RYFE
←0)、燃料クーラファン40b、フィードポンプ27
を停止させ、その後、ステップS307で、ECUリレー5
8に対するセルフシャットの出力ポート値GSEを0とし
て(GSE←0)ECUリレー58をOFFとし、ECU
50の電源を遮断してシステムの動作を停止する。
【0068】本実施例では、高圧燃料供給系の燃料温度
が設定値未満に低下し、且つ、設定時間が経過したと
き、高圧燃料供給系が燃料ベーパ発生のない温度に低下
したと判断するようにしているため、高圧燃料供給系の
燃料温度が設定値未満に低下した後、余熱によって温度
が再び上昇することを確実に防止することができ、より
一層信頼性を向上することができる。
【0069】尚、以上の各実施例においては、燃料クー
ラ40を併用して燃料温度を早期に低下させることが望
ましいが、必ずしも燃料クーラ40を必要とするもので
はなく、燃料温度、経過時間の設定値を適宜最適な値に
設定すれば良い。
【0070】また、本発明は以上の実施例に限るもので
はなく、例えば高圧燃料ポンプ30(30a)は電磁式
等、他の駆動方式であっても良い。また、高圧用電磁式
プレッシャレギュレータ38は、デューティ制御によっ
て平均電流値を可変する方式に限らず、電流を直接可変
する方式であっても良い。さらに、2サイクルエンジン
に限定されることなく、4サイクルエンジンあるいはデ
ィーゼルエンジンにも適用できる。
【0071】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、第
1の発明では、エンジンを停止して高圧燃料ポンプを停
止した後、高圧燃料供給系の燃料温度とエンジン停止後
の経過時間との両者あるいは一方に基づいて、高圧燃料
供給系が燃料ベーパ発生のない温度に低下したと判断さ
れるまでの間、フィードポンプの作動を継続させるた
め、燃料ベーパが車外に放出されることによる大気汚
染、高圧燃料供給系の各部品の摺動部分の固着や潤滑不
良、気体圧縮による圧力のオーバーシュートや希薄燃料
噴射による燃焼悪化等を未然に回避することができ、低
コストで信頼性の高いシステムとすることができる。
【0072】また、第2の発明では、高圧燃料供給系が
燃料ベーパ発生のない温度に低下したと判断されるまで
の間フィードポンプの作動を継続させる際に、燃料通路
に介装した燃料クーラをフィードポンプに連動して作動
させるため、早期に燃料温度を低下させ、より効果的に
燃料ベーパ発生を回避することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係り、燃料供給系制御ル
ーチンのフローチャート
【図2】同上、燃料供給系制御ルーチンのフローチャー
ト(続き)
【図3】同上、エンジン制御系の全体概略図
【図4】同上、他の形式の高圧燃料ポンプを採用した場
合のエンジン制御系の全体概略図
【図5】電子制御系の回路構成図
【図6】本発明の第2実施例に係り、燃料供給系制御ル
ーチンにおける本発明の要部を示すフローチャート
【図7】本発明の第3実施例に係り、燃料供給系制御ル
ーチンにおける本発明の要部を示すフローチャート
【符号の説明】
25…燃料タンク 27…フィードポンプ 30…高圧燃料ポンプ 40…燃料クーラ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 燃料タンクに貯溜した燃料をフィードポ
    ンプによって高圧燃料ポンプに供給し、この高圧燃料ポ
    ンプで加圧した高圧燃料を噴射する高圧燃料噴射式エン
    ジンにおいて、 エンジン停止により前記高圧燃料ポンプを停止した後、
    高圧燃料供給系の燃料温度とエンジン停止後の経過時間
    との両者あるいは一方に基づいて、前記高圧燃料供給系
    が燃料ベーパ発生のない温度に低下したと判断されるま
    での間、前記フィードポンプの作動を継続させることを
    特徴とする高圧燃料噴射式エンジンの燃料供給制御方
    法。
  2. 【請求項2】 燃料通路に燃料クーラを介装し、エンジ
    ン停止後、前記フィードポンプの作動と前記燃料クーラ
    の作動とを連動させることを特徴とする請求項1記載の
    高圧燃料噴射式エンジンの燃料供給制御方法。
JP10576094A 1994-05-19 1994-05-19 高圧燃料噴射式エンジンの燃料供給制御方法 Pending JPH07310618A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001152920A (ja) * 1999-11-30 2001-06-05 Unisia Jecs Corp エンジンの燃料圧力制御装置
JP2006233814A (ja) * 2005-02-23 2006-09-07 Toyota Motor Corp 内燃機関の燃料冷却装置
WO2019115164A1 (de) * 2017-12-15 2019-06-20 Robert Bosch Gmbh Kraftstofffördereinrichtung für eine brennkraftmaschine

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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