JPH07310371A - ユニットハウス - Google Patents

ユニットハウス

Info

Publication number
JPH07310371A
JPH07310371A JP10269994A JP10269994A JPH07310371A JP H07310371 A JPH07310371 A JP H07310371A JP 10269994 A JP10269994 A JP 10269994A JP 10269994 A JP10269994 A JP 10269994A JP H07310371 A JPH07310371 A JP H07310371A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gable
roof
unit house
ridge
beams
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP10269994A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeyoshi Mizobuchi
武義 溝渕
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
HOKURIYOU SANGYO KK
Original Assignee
HOKURIYOU SANGYO KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by HOKURIYOU SANGYO KK filed Critical HOKURIYOU SANGYO KK
Priority to JP10269994A priority Critical patent/JPH07310371A/ja
Publication of JPH07310371A publication Critical patent/JPH07310371A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Residential Or Office Buildings (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】多数のユニットハウスを水平に連結することが
でき、一・二階兼用のユニットハウスを提供する。 【構成】両妻面4に屋根2の棟より上面が高い妻梁3を
備え、この妻梁3を隣接ユニットと相互に連結できるよ
うにし、また、この妻梁3の上にユニットハウス1を載
せて二階建に結合できるようにした一・二階兼用の多連
棟式ユニットハウス1である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、現場仮設事務所、一般
事務所等に使用する一・二階兼用多連棟式のユニットハ
ウスに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の連棟式ユニットハウス100は図
15、16に示すように、屋根101が短辺方向の片流
れ式であるため、連棟可能なのは2連棟迄で、3以上の
連棟はできない。このようなユニットハウスは、屋根が
片流れ式のため、天井面の有効高さが低く、また、二階
建てにする場合二階ユニットの固定用のサドル金物を取
付ける必要がある。また、連結部の鉄骨(梁・柱)や天
井の下地が現わしになっており、内観がすっきりしない
ばかりでなく、結露の原因となる。
【0003】さらに窓は一重窓打ち付け式のため室内壁
面にアルミ見切りが直接現わしになっており、窓サッシ
が内付式でアルミが室内に現わしとなるため、結露の原
因となる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、多数の連棟
ができるユニットハウスであって、一・二階兼用のユニ
ットハウスを提供することを目的とする。また、連結部
の梁、柱及び天井の下地を現わしでなくし、さらに結露
を防止し、また、天井面の有効高を高めたユニットハウ
スを提供する。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記問題点を
解決するため、次の技術手段を構成要素とする。すなわ
ち、本発明は、両流れの屋根面を有し、両妻面に、屋根
の棟より上面が高い妻梁を備え、この妻梁及び妻柱は隣
接ユニットと相互に連結する連結部を備え、土台は前記
妻梁上に載置して妻梁と結合する結合部を備え、一・二
階兼用多連棟式ユニットであることを特徴とするユニッ
トハウスである。
【0006】このユニットハウスは、連結した妻梁の外
面を覆う棟鉄板と、この棟鉄板の端部を屋根面にシール
するシール部材を備えると好ましい。さらに、梁、柱、
土台の外面にペフ材を備えると好適である。また天井
は、断熱材を装着した二重構造とし、連結部天井面の廻
縁にピースからなる小屋裏換気取入口を設け、連結した
妻梁下面の連棟用天井パネルに換気口を設け、連結部の
柱の内壁及び連結した妻梁下面の天井は木質系のパネル
とし、内観を向上させ、結露を防止するようにすること
によって一層好適となる。
【0007】
【作用】本発明のユニットハウスは多数個を連棟するこ
とができると共に、一・二階兼用のユニットハウスであ
る。このユニットハウスは、両妻面に妻梁及び妻柱を設
け、この妻梁、妻柱を連結して連棟する。屋根は両流れ
とし、妻梁は、屋根の棟より上面を高くし、その上に同
形のユニットハウスを載せることにより2段重ねできる
ようにした。従って多数のユニットハウスを二階建に
し、かつ連棟することができる。
【0008】また、屋根は両流れとし、母屋を妻梁の梁
背内に納め、天井を高くした。屋根材は着色亜鉛鉄板と
し、継手に防水テープを備えたものとした。二階ユニッ
ト固定用のサドルが不要なので、簡単な構造でよい。本
発明のユニットハウスは結露に対して格別の考慮を払っ
ている。梁、柱、土台の外面にペフ材を貼って断熱し、
連結した妻梁の外面を棟鉄板で覆い、この棟鉄板の端部
を屋根面にシールし、天井は、断熱材を装着した二重構
造とし、連結した妻梁の下の天井面に小屋裏換気機能を
設けた。
【0009】また連結部の柱面の内壁及び梁下面の天井
は木質系のパネルとし、内観を向上させると共に、併せ
て結露を防止するようにしている。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。図1は本発明のユニットハウス1、1を2棟連棟
した状況を示す斜視図である。図2はこのユニットハウ
ス1の横断面図である。屋根2は両流れとなっており、
妻面4に妻梁3を備えている。妻梁3はユニットハウス
1,1を連棟するとき相互に連結する。この妻梁3は、
屋根2の棟よりその上面が高くなっている。この連棟式
ユニットハウス1は一二階同一形状とし、妻梁3の上に
二階のユニットハウスの土台を積み重ねることによっ
て、同一のユニットハウスを二階建にすることができ
る。この連棟式ユニットハウス1は二階建て多連棟を可
能にさせるため長辺方向の左右(両妻面)の梁3、3の
地上高さを合わせる。図3はこのユニットハウス1を二
階建にした時の正面図、図4はその側面図(図3のA−
A矢視図)である。
【0011】屋根を両勾配にすることにより長辺及び短
辺方向が左右対称形となるため、ユニット鉄骨フレーム
が端部1種類と中間1種類の形2種類となり、本体ユニ
ットに関しては端部1種類、中間1種類の計2種類とす
ることができる。屋根部分を着色亜鉛鉄板の蟻掛葺とす
る。なお、蟻掛葺きの継手に防水テープを張り折り込
む。蟻掛葺の鉄板上に直接2階のユニットハウス1を乗
せないように両側の妻梁3を屋根2の棟の高さより高く
する。
【0012】図5は実施例の妻梁3、妻柱6、妻側土台
7の鉄骨を示している。図6は隣接するユニットハウス
の妻梁3、3を連結した妻梁の断面図で、図5のB−B
矢視断面図に相当する。隣接ユニットハウス1、1を連
結するための継手は、室内側だけで連結を行うために、
妻梁3の下にL字型の連結金具41を設け、この連結金
具41をボルト42、ナット43で連結する。図7は隣
接ユニットハウスの妻柱6、6を連結した状態を示す横
断面図で、図5のC−C矢視断面図に相当する。妻柱
6、6にはコ字型の連結金具51、52を取付け、ボル
トナット53、54で連結する。
【0013】図8は隣接ユニットハウスの妻梁3、3の
連結部の横断面図である。図9はその連結した妻梁の端
部構造を示す側面図である。連結した妻梁3、3の外面
を覆う棟鉄板12がボルトナット71、72によって取
付けられており、棟鉄板の垂下した端部は屋根面に設け
たシール材11中に差し込まれている。シール材11は
例えば角形断面のポリウレタンからなるスポンジ材の長
尺物で屋根2の上面及び妻梁の側面に接着している。棟
鉄板12を長尺にすることによって、シールが完全とな
る。
【0014】図10は妻梁3、屋根2、天井の構造を示
している。妻梁の鉄面にペフ材(断熱材)13として、
厚さ4mmのポリエチレンフォームシートを貼ってい
る。柱、土台もペフ材貼とするのがよい。屋根2は、妻
梁3の梁背の範囲内に両流れに形成した母屋22の上に
野地板を張り、その上に着色亜鉛鋼板が施工されてい
る。継手に防水テープを張り長手方向への両流れ式屋根
とする。実施例では野地板は9.5mm合板でその上に
アスファルトルーフィング22kgを施工し、厚さ0.
35mmの着色亜鉛鋼板が蟻掛葺で施工されている。
【0015】母屋22の下面には断熱材21が施されて
いる。断熱材21としては例えば、12mm厚の硬質ウ
レタンボードを用いる。天井に断熱材を入れて二重構造
にしたので、寒地向けのユニットハウスとして好適であ
る。天井板24は、野縁23に取り付けられ、厚さ4m
mのプリント合板を用いる。
【0016】連結した妻梁3、3の下方にはラワンピー
ス31、木材32を介して下り壁33が垂下されそれら
の内部に妻梁下空間37を形成し、結露防止を図ってい
る。図11はこれを説明する断面斜視図で、連結した妻
梁3、3の梁型部の天井面立ち下がり部の額縁をラワン
ピース31とし空気取入口36を設け、一方連棟用天井
パネル34には450mmピッチで丸形の換気孔35を
設けている。すなわち、連結した妻梁3、3の梁形部に
空気取入口、換気スリットを設け空気を換気し結露対策
とする。連棟用天井パネル34は矢印26で示すように
下から持上げ、釘止めされる。下り壁31、連棟用天井
パネル34も、天井板24と同じ4mm厚のプリント合
板を用いる。
【0017】図12は連棟用の妻柱6、6の連結部の断
面図である。柱6、6は図7で説明したようにコ字形の
連結金具51、52で連結されている。外壁55は断熱
材の外装材とし、取付金具56によって柱6、6に取付
けられている。内壁61は厚さ4mmのプリント合板を
用いる。連結部には、図12(b)に示されているカバ
ーパネル57を、図12(a)の57aに示す位置に、
矢印58方向から取付け、木部60に釘59によって取
り付ける。このように、妻梁下及び妻柱の室内側見え掛
り部分は天井材及び壁材と同材を用いた連棟用天井パネ
ル34又はカバーパネル57を取付け、内観の見栄えの
品質向上と結露防止を図る。
【0018】実施例のユニットハウスの結露の対策とし
て、さらに、壁に断熱材の外装材を使用し、窓は2重窓
を使用する。天井は天井裏に断熱材を使用する。また連
結部の梁柱の鉄面にペフ材4mmを接着し断熱性を高め
る。連結部の配線は梁下部の棟の中央にて接続する。ユ
ニットハウスは左右対称形のため、電気接続部を梁下部
の中央に設けることによりユニットの反転使用が可能と
なり、間取りのバリエーションが増える。
【0019】図13は一階のユニットハウスの妻梁3の
上に二階の土台7を載置し、一階と二階のユニットハウ
スを結合した部分の構造を示す側面図、図14はその正
面図である。二階の土台7の端部に取付けた結合金具8
1をボルト82、ナット83で妻梁3に結合している。
妻梁3は、上面が屋根の棟より高く形成されているの
で、土台7は屋根と無関係に妻梁の上に固定される。こ
のようにして、実施例のユニットハウスは、一階と二階
を兼用し、単に上に載置することによって二階建とする
ことができ、これを妻面を連結して、水平に長いハウス
を容易に組み立てることができる。
【0020】
【発明の効果】本発明によれば、ユニットハウスの同一
化、左右対称形による小品種化及びジョイント部材のパ
ネル化により工場製作の治具化が高められるため、大量
生産を図ることができ、コストダウンが可能となる。ま
た、少品種化によりストックヤードでの管理業務が簡素
化する。
【0021】妻梁の連結部の棟鉄板を長尺化し、屋根と
の間にシール材を使用することにより防水気密性が向上
し、シーリング工事が不要のため、天候に左右されずに
組立てることができる。二階建の多連棟が可能のため、
規模の大きな物件でも対応することができるという優れ
た効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例ののユニットハウスを2棟連棟した状況
を示す斜視図である。
【図2】ユニットハウスの横断面図である。
【図3】ユニットハウスの正面図である。
【図4】ユニットハウスの側面図(図3のA−A矢視
図)である。
【図5】実施例の妻梁、妻柱、妻側土台の鉄骨の正面図
である。
【図6】妻梁の断面図である。
【図7】妻柱を連結した状態を示す横断面図である。
【図8】連結部の横断面図である。
【図9】連結した妻梁の端部構造を示す側面図である。
【図10】妻梁、屋根、天井の構造を示す断面図であ
る。
【図11】妻梁下空間の断面斜視図でる。
【図12】連棟用の妻柱の連結部の断面図である。
【図13】一階と二階のユニットハウスを結合した部分
の構造を示す側面図である。
【図14】一階と二階のユニットハウスを結合した部分
の構造を示す正面図である。
【図15】従来のユニットハウスの斜視図である。
【図16】従来のユニットハウスの横断面図である。
【符号の説明】
1 ユニットハウス 2 屋根 3 妻梁 4 妻面 5 階段 6 妻柱、 7 土台 11 シール材 12 棟鉄板 13 ペフ材 21 断熱材 22 母屋 23 野縁 24 天井板 26 矢印 31 ラワンピー
ス 32 木材 33 下り壁 34 連棟用天井パネル 35 換気孔 36 空気取入口 37 妻梁下空間 41 連結金具 42 ボルト 43 ナット 51 連結金具 52 連結金具 53 ボルト 54 ナット 55 外壁 56 取付金具 57 カバーパネ
ル 58 矢印 59 釘 60 木部 61 内壁 81 結合金具 82 ボルト 83 ナット

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 両流れの屋根面を有し、両妻面に棟より
    上面が高い妻梁を備え、該妻梁及び妻柱は隣接ユニット
    と相互に連結する連結部を備え、土台は前記妻梁上に載
    置して妻梁と結合する結合部を備え、一・二階兼用多連
    棟式ユニットであることを特徴とするユニットハウス。
  2. 【請求項2】 連結した妻梁の外面を覆う棟鉄板と、該
    棟鉄板の端部を屋根面にシールするシール部材を備えた
    ことを特徴とする請求項1記載のユニットハウス。
  3. 【請求項3】 梁、柱、土台の外面にペフ材を備えたこ
    とを特徴とする請求項1又は2記載のユニットハウス。
  4. 【請求項4】 断熱材を装着した二重構造の天井を有す
    ることを特徴とする請求項1〜3のいずれか記載のユニ
    ットハウス。
  5. 【請求項5】 連結部天井面の廻縁にピースからなる小
    屋裏換気取入口を設け、連結した妻梁下面の連棟用天井
    パネルに換気口を設け、連結部の柱の内壁及び連結した
    妻梁下面の天井は木質系のパネルとしたことを特徴とす
    る請求項1〜4のいずれか記載のユニットハウス。
JP10269994A 1994-05-17 1994-05-17 ユニットハウス Withdrawn JPH07310371A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10269994A JPH07310371A (ja) 1994-05-17 1994-05-17 ユニットハウス

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10269994A JPH07310371A (ja) 1994-05-17 1994-05-17 ユニットハウス

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07310371A true JPH07310371A (ja) 1995-11-28

Family

ID=14334514

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10269994A Withdrawn JPH07310371A (ja) 1994-05-17 1994-05-17 ユニットハウス

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07310371A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103276917A (zh) * 2013-05-21 2013-09-04 韩振洲 移动式房屋系统

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103276917A (zh) * 2013-05-21 2013-09-04 韩振洲 移动式房屋系统

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4628650A (en) Structural insulated panel system
US5353560A (en) Building structure and method of use
US5483778A (en) Modular panel system having a releasable tongue member
JP3761582B2 (ja) 組み込みヘッダを有する構造用発泡材コアパネル
US4858398A (en) Prefabricated building construction
US4894964A (en) Building structure and method
US4615155A (en) Modular building construction
US6082066A (en) Modular building system
US4193244A (en) Building block and module system for house building
US2329041A (en) Preformed building construction
KR20010012388A (ko) 모듈라 샌드위치 패널과 주택건축방법
US4123884A (en) Modular construction for prefabricated house
US6145263A (en) Light gauge sheet metal building construction system
US5177914A (en) Vertical section building construction
JPH07310371A (ja) ユニットハウス
EP0105406B1 (en) Building units
JPH1082097A (ja) 壁内通気構造を持つ建物及び建物ユニット
CZ291223B6 (cs) Chodbový kontejner
CA1133674A (en) Prefab building panel structures
JPH0633055Y2 (ja) 外壁パネルの接合構造
JPS60141937A (ja) 組立家屋
JP3233066U (ja) 屋根構造及び屋根裏部屋
JP2548183Y2 (ja) 寒地向け一・二階兼用ユニットハウス
AU2009279384A1 (en) Modular building construction system
JPS61109845A (ja) ノツクダウン式移動建物

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20010731