JPH0731027B2 - ヒートパイプおよび放熱装置 - Google Patents

ヒートパイプおよび放熱装置

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JPH0731027B2
JPH0731027B2 JP4248149A JP24814992A JPH0731027B2 JP H0731027 B2 JPH0731027 B2 JP H0731027B2 JP 4248149 A JP4248149 A JP 4248149A JP 24814992 A JP24814992 A JP 24814992A JP H0731027 B2 JPH0731027 B2 JP H0731027B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、半導体集積回路パッ
ケージなどの電子部品の熱を大気中に放散させるための
ヒートパイプおよび放熱装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】コンピュータ等の電子装置用集積回路で
は、近年ますます高速応答性および高集積化が要求され
ている。それに伴い、集積回路の消費電力密度が増大
し、電子部品の動作時の温度も高くなってきている。そ
のため、電子部品を冷却させるために、ヒートパイプや
ヒートシンクなどの放熱装置が使用されている。
【0003】図10は、半導体集積回路パッケージ1の
上に載せられているヒートパイプ2を図示している。ヒ
ートパイプは、パイプの両端を閉じて作った密閉容器の
内部を減圧し、作動流体と呼ばれる水やアルコールなど
の熱媒体を少量封入することによって得られる。ヒート
パイプの加熱部分では液体が蒸気となり、この蒸気は加
熱部分から離れたところに移動してそこで放熱して液体
となる。この液体は、毛細管現象により加熱部に戻る。
この作用の繰返しで熱を加熱部より放熱部に伝える。
【0004】図11は、ヒートパイプ2を拡大して示し
ている。(a)は斜視図であり、(b)は断面図であ
る。
【0005】図示するヒートパイプ2は、矩形断面形状
を有するパイプ3と、パイプ3の底部を閉塞する底壁4
と、パイプ3の上部を閉塞するキャッププレート5とを
備える。パイプ5内には、蒸発と凝縮とを繰返す熱媒体
としての作動流体9が封入されている。パイプ3の内壁
面には、凝縮した作動流体の帰還路となる多数の溝10
が形成されている。
【0006】図12は、ヒートパイプ2の製造工程を順
に示している。図12の(a)に示すように、キャップ
プレート5は、その中央に柱6を有している。柱6内に
は、貫通穴7が形成されている。蒸発と凝縮とを繰返す
熱媒体としての作動流体は、貫通穴7からパイプ3内に
導入される。
【0007】図12の(b)に示すように、作動流体を
導入後、柱6の中央部分が、ペンチなどを用いて圧潰さ
れる。これによって、貫通穴7は閉塞される。柱6のう
ち、圧潰部分よりも上方に位置する部分は切断除去され
る。
【0008】その後、図12の(c)に示すように、柱
6の圧潰部分をはんだ8で被覆することによって、ガス
の漏れを防止する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】図11の(b)に示す
ように、従来のヒートパイプ2は、キャッププレート5
の上面から突出する柱6を有している。ヒートパイプ2
は、半導体集積回路パッケージから受取った熱を大気中
に放散する放熱機能を有しているが、この放熱機能に寄
与する部分は、底壁4の底面からキャッププレート5の
上面までの長さL 0 である。すなわち、ヒートパイプ2
の有効長さはL0 である。キャッププレート5の上面か
ら突出する柱6の高さL1 は、実質的には放熱機能に寄
与しない無駄な長さとなる。ヒートパイプ2の設置スペ
ースを考えたとき、無駄な長さL1を無くすのが望まし
い。
【0010】作動流体9が蒸発と凝縮とを繰返している
とき、パイプ3内のガス圧はかなり高くなる。高いガス
圧は、柱6の圧潰部分にも作用する。柱6の外径は1.
5mm程度であり、それほど高い強度を有していない。
そのため、高いガス圧が柱6の圧潰部分に作用すると、
圧潰部分が裂けてしまうことがある。そのような裂けが
生じると、パイプ内のガスが漏れてしまい、放熱機能を
果たさなくなる。
【0011】この発明の目的は、放熱機能に寄与しない
無駄な長さをなくしたヒートパイプを提供することであ
る。
【0012】この発明の他の目的は、ガスの漏れを確実
に防止することのできるヒートパイプを提供することで
ある。
【0013】この発明のさらに他の目的は、上記ヒート
パイプを有効に利用した放熱装置を提供することであ
る。
【0014】
【課題を解決するための手段および作用効果】この発明
に従ったヒートパイプは、矩形断面形状を有するパイプ
と、パイプの底部を閉塞するボトムプレートと、パイプ
の上部を閉塞するキャッププレートと、パイプ内に導入
された、蒸発と凝縮とを繰返す熱媒体としての作動流体
と、を備えている。キャッププレートは、上下に貫通し
て延びる縦穴と、側面から縦穴にまで延びる横穴とを有
している。キャッププレートの縦穴には、上下に延びる
貫通穴を有するスリーブが装着される。作動流体は、ス
リーブの貫通穴からパイプ内に導入される。スリーブ
は、横穴を通して外部から加えられる衝撃力によって変
形しており、この変形によって貫通穴は閉塞される。
【0015】この発明に従ったヒートパイプにおいて
は、パイプの上部を閉塞するキャッププレートは、従来
のヒートパイプと異なり、上方に突出する柱を有してい
ない。柱は、放熱機能に寄与していなかったので、本願
発明のヒートパイプでは、放熱機能に寄与しない無駄な
長さを極力減少させている。
【0016】従来のヒートパイプでは、強度的に弱いキ
ャッププレートの柱を圧潰させることによって作動流体
の注入口を閉塞させていた。そのため、内部のガス圧に
よって圧潰部分が裂けるというようなおそれも生じる。
これに対して、本願発明では、キャッププレートの縦穴
内に装着されたスリーブを、横穴を通して外部から加え
られる衝撃力によって変形させることによって、作動流
体の注入口を閉塞させている。作動流体の注入口の閉塞
部分が、比較的強度の高いキャッププレート内に位置し
ているので、圧潰部分が、内部のガス圧によって裂ける
という現象は起こりにくい。
【0017】好ましい実施例では、キャッププレートの
縦穴の壁面には、めねじが形成される。これに対応し
て、スリーブの外面には、上記めねじに螺合するおねじ
が形成される。
【0018】さらに好ましい実施例では、ガスの漏れを
確実に防止するために、キャッププレートの上面および
横穴内に、はんだが形成される。
【0019】この発明の他の局面では、受熱効率および
放熱特性の優れた放熱装置が得られる。この放熱装置
は、上面に複数のガイド溝を有するベースブロックと、
その底部がベースブロックのガイド溝内に嵌め入れられ
て固定される複数のヒートパイプとを備える。ヒートパ
イプは、矩形断面形状を有するパイプと、パイプの底部
を閉塞するボトムプレートと、パイプの上部を閉塞する
ものであり、上下に貫通して延びる縦穴と、側面から縦
穴にまで延びる横穴とを有するキャッププレートと、キ
ャッププレートの縦穴に装着されるものであり、上下に
延びる貫通穴を有するスリーブと、スリーブの貫通穴か
らパイプ内に導入された、蒸発と凝縮とを繰返す熱媒体
としての作動流体と、を備える。スリーブは、横穴を通
して外部から加えられる衝撃力によって変形しており、
この変形によって貫通穴は閉塞される。
【0020】第2の局面の放熱装置では、ベースブロッ
クが、電子部品の上面に面接触するように置かれる。し
たがって、電子部品からの熱は効率よくベースブロック
に伝達される。電子部品から伝達された熱によって、ベ
ースブロック全体が加熱される。ベースブロックの上面
には、複数のヒートパイプが立てられているので、ベー
スブロックの熱はヒートパイプに伝達される。パイプ内
に封入された作動流体は、頻繁に蒸発・凝縮を繰返し、
ベースブロックから伝達されてきた熱を大気中に放散す
る。こうして、この第2の局面によれば、受熱効率およ
び放熱特性の優れた放熱装置が得られる。
【0021】好ましい実施例では、ベースブロックの上
面に立てられる各ヒートパイプは、ねじれた形態を有す
るようにされる。各ヒートパイプがねじれた形態を有す
ることによって、各ヒートパイプ間の風通しがよくな
り、放熱効果が高められる。
【0022】さらにこの発明の好ましい実施例では、ベ
ースブロックのガイド溝はあり溝の形態を有し、ヒート
パイプのボトムプレートは、あり溝に嵌まり込むありの
形態を有している。ヒートパイプの底部は、ガイド溝に
近接するベースブロックの上面を衝撃力で変形させるこ
とによって、ガイド溝内に固定される。
【0023】
【実施例】この発明に従った放熱装置を図示している図
1を参照して、放熱装置20は、上面に複数のあり溝3
1を有するベースブロック30と、その底部がベースブ
ロック30のあり溝31内に嵌め入れられて固定される
複数のヒートパイプ40とを備えている。ベースブロッ
ク30の底面は、半導体集積回路パッケージなどの電子
部品の上面に面接触するように置かれて、電子部品から
の熱を受取る。
【0024】ヒートパイプ40を図示する図2を参照し
て、ヒートパイプ40は、矩形断面形状を有するパイプ
41と、パイプの底部を閉塞するボトムプレート42
と、パイプの上部を閉塞するキャッププレート43とを
備える。
【0025】キャッププレート43は、上下に貫通して
延びる縦穴44と、側面から縦穴44にまで延びる横穴
45とを有している。キャッププレート43の縦穴44
内には、上下に延びる貫通穴47を有するスリーブ46
が装着されている。縦穴44の壁面にはめねじが形成さ
れており、スリーブ46の外面には、めねじに螺合する
おねじが形成されている。したがって、スリーブ46
は、キャッププレート43内にねじ込まれて固定され
る。
【0026】蒸発と凝縮とを繰返す熱媒体としての作動
流体は、スリーブ46の貫通穴47からパイプ41内に
導入される。図では、便宜上、作動流体の図示を省略し
ている。
【0027】図2の(b)に示すように、パイプ41の
内壁面には、凝縮した作動流体の帰還路となる溝48が
多数形成されている。
【0028】図2の(a)に示すように、ヒートパイプ
40のボトムプレート42は、ベースブロック30のあ
り溝31に嵌まり込むありの形態を有している。
【0029】ヒートパイプ40内に作動流体を導入した
後、ヒートパイプ内の内部空間を気密封止しなければな
らない。そのために、ヒートパイプ40のキャッププレ
ート43内に装着されるスリーブ46の貫通穴47は、
閉塞される。スリーブ46の貫通穴47を閉塞する工程
を、図3に順に示している。
【0030】図3を参照して、(a)はスリーブ46の
貫通穴47が閉塞される前の状態を示している。この状
態で、(b)に示すように、キャッププレート43の横
穴45内に、外部からロッド60が打込まれる。スリー
ブ46は、ロッド60からの衝撃力によって変形し、こ
の変形によってスリーブ46の貫通穴47は閉塞され
る。さらに、スリーブ46が変形することによって、ス
リーブ46とキャッププレート43との間の固着状態も
強化される。
【0031】その後、図3の(c)に示すように、ガス
漏れを確実に防止するために、キャッププレート43の
上面にはんだ62が形成され、横穴45内にもはんだ6
1が充填される。
【0032】ヒートパイプ40内の作動流体が蒸発・凝
縮を繰返している間、パイプ41内のガス圧は上昇す
る。そのガス圧は、スリーブ46の閉塞部分にも作用す
るが、スリーブ46の閉塞構造は強固であるので、スリ
ーブ46が裂けてガス漏れが生じるということは起こり
得ない。
【0033】作動流体をヒートパイプ40内に気密封止
した後に、ヒートパイプ40は、ベースブロック30の
あり溝に嵌め入れられて固定される。図4は、ヒートパ
イプ40をベースブロック30に固定する前の状態と、
固定した後の状態とを示している。(a)に示すよう
に、ヒートパイプ40のボトムプレート42は、ベース
ブロック30のあり溝31に嵌め入れられる。この状態
では、ヒートパイプ40は、あり溝31の長さ方向に沿
って移動可能である。ヒートパイプ40をあり溝31に
沿って所定の位置まで移動させた後に、図4の(b)に
おいて矢印Pで示すように、あり溝31に近接するベー
スブロック30の上面をたとえばプレス加工によって変
形させる。この変形によって、ヒートパイプ40のボト
ムプレート42は、あり溝31内に強固に固定される。
【0034】ヒートパイプ40をベースブロック30の
上面上に固着する方法として、溶接やろう付けなどが考
えられる。しかし、溶接やろう付けなどを行なえば、ヒ
ートパイプ40がかなり高温にまで加熱されることにな
ってしまう。そのため、ヒートパイプ内のガス圧が急上
昇し、ヒートパイプの破裂を引起こすおそれがある。そ
のような危険性を回避するために、図4に示したよう
に、ヒートパイプ40は、プレス加工によってベースブ
ロック30に固定される。
【0035】図5は、ヒートパイプの他の例を図示して
いる。図示するヒートパイプ50は、ねじれた形態を有
している。ねじれた形態であるということを除いて、図
5に示すヒートパイプ50と、前述したヒートパイプ4
0とは、同一の構造を有している。
【0036】図6は、ねじれた形態のヒートパイプ50
が、ベースブロック30に取付けられている状態を示し
ている。図7、図8および図9は、それぞれ、図6の線
7−7、8−8および9−9に沿って見た断面図を示し
ている。図6〜図9に示す放熱装置によれば、各ヒート
パイプ50間の風通しがよくなる。
【0037】たとえば、図1に示した放熱装置20で
は、矢印Wで示す方向に風が流れているとすると、風上
に位置するヒートパイプ40には風が当るが、風下に位
置するヒートパイプ40には風が当りにくい。これに対
して、図6〜図9に示した放熱装置では、各ヒートパイ
プ50がねじれた形態を有しているので、高さ方向のい
ずれかの場所で風が通り抜け、風下に位置するヒートパ
イプにも風が当るようになる。さらに、風はヒートパイ
プのねじれに沿って流れて乱流を起こす。したがって、
各ヒートパイプから放散される暖かい空気は風とともに
押し流されるので、優れた放熱効果が得られる。
【0038】以上述べた実施例では、放熱装置が、ヒー
トパイプとベースブロックとを備えていた。しかしなが
ら、ヒートパイプ単独で放熱装置として使用することも
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示す斜視図である。
【図2】この発明に従った放熱装置を示す図であり、
(a)は斜視図、(b)は線B−Bに沿って見た断面図
である。
【図3】図2の(a)の線III−IIIに沿って見た
断面図であり、スリーブ46の貫通穴47を閉塞する工
程を順に示している。
【図4】ヒートパイプとベースブロックとの取付部分を
示す断面図である。
【図5】この発明に従ったヒートパイプの他の例を示す
斜視図である。
【図6】図5に示されているヒートパイプをベースブロ
ックに取付けた状態の正面図である。
【図7】図6の線7−7に沿って見た断面図である。
【図8】図6の線8−8に沿って見た断面図である。
【図9】図6の線9−9に沿って見た断面図である。
【図10】従来のヒートパイプが半導体集積回路パッケ
ージの上に置かれている状態を示す斜視図である。
【図11】従来のヒートパイプを示す図であり、(a)
は斜視図、(b)は断面図である。
【図12】従来のヒートパイプのキャッププレートの柱
を圧潰させる工程を順に示す断面図である。
【符号の説明】
20 放熱装置 30 ベースブロック 31 あり溝 40 ヒートパイプ 41 パイプ 42 ボトムプレート 43 キャッププレート 44 縦穴 45 横穴 46 スリーブ 47 貫通穴 48 溝 50 ヒートパイプ 60 ロッド 61 はんだ 62 はんだ

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 矩形断面形状を有するパイプと、 前記パイプの底部を閉塞するボトムプレートと、 前記パイプの上部を閉塞するものであり、上下に貫通し
    て延びる縦穴と、側面から前記縦穴にまで延びる横穴と
    を有するキャッププレートと、 前記キャッププレートの縦穴に装着されるものであり、
    上下に延びる貫通穴を有するスリーブと、 前記スリーブの貫通穴から前記パイプ内に導入された、
    蒸発と凝縮とを繰返す熱媒体としての作動流体と、 を備え、 前記スリーブは、前記横穴を通して外部から加えられる
    衝撃力によって変形しており、この変形によって前記貫
    通穴は閉塞されている、ヒートパイプ。
  2. 【請求項2】 前記キャッププレートの縦穴の壁面に
    は、めねじが形成されており、 前記スリーブの外面には、前記めねじに螺合するおねじ
    が形成されている、請求項1に記載のヒートパイプ。
  3. 【請求項3】 前記キャッププレートの上面および横穴
    内には、はんだが配置されている、請求項1に記載のヒ
    ートパイプ。
  4. 【請求項4】 上面に複数のガイド溝を有するベースブ
    ロックと、 その底部が前記ガイド溝内に嵌め入れられて固定される
    複数のヒートパイプとを備え、 前記ヒートパイプは、 矩形断面形状を有するパイプと、 前記パイプの底部を閉塞するボトムプレートと、 前記パイプの上部を閉塞するものであり、上下に貫通し
    て延びる縦穴と、側面から前記縦穴にまで延びる横穴と
    を有するキャッププレートと、 前記キャッププレートの縦穴に装着されるものであり、
    上下に延びる貫通穴を有するスリーブと、 前記スリーブの貫通穴から前記パイプ内に導入された、
    蒸発と凝縮とを繰返す熱媒体としての作動流体と、を備
    え、 前記スリーブは、前記横穴を通して外部から加えられる
    衝撃力によって変形しており、この変形によって前記貫
    通穴は閉塞されている、放熱装置。
  5. 【請求項5】 前記各ヒートパイプは、ねじれた形態を
    有している、請求項4に記載の放熱装置。
  6. 【請求項6】 前記ガイド溝はあり溝の形態を有し、 前記ボトムプレートは、前記あり溝に嵌まり込むありの
    形態を有している、放熱装置。
  7. 【請求項7】 前記ヒートパイプの底部は、前記ガイド
    溝に近接する前記ベースブロックの上面を衝撃力で変形
    させることによって、前記ガイド溝内に固定される、請
    求項4に記載の放熱装置。
JP4248149A 1992-09-17 1992-09-17 ヒートパイプおよび放熱装置 Expired - Lifetime JPH0731027B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4248149A JPH0731027B2 (ja) 1992-09-17 1992-09-17 ヒートパイプおよび放熱装置
US08/090,335 US5379830A (en) 1992-09-17 1993-07-08 Heat pipe and radiating device

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4248149A JPH0731027B2 (ja) 1992-09-17 1992-09-17 ヒートパイプおよび放熱装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH06101980A JPH06101980A (ja) 1994-04-12
JPH0731027B2 true JPH0731027B2 (ja) 1995-04-10

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ID=17173952

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