JPH0731024Y2 - 配管体の連結装置 - Google Patents

配管体の連結装置

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JPH0731024Y2
JPH0731024Y2 JP1989065179U JP6517989U JPH0731024Y2 JP H0731024 Y2 JPH0731024 Y2 JP H0731024Y2 JP 1989065179 U JP1989065179 U JP 1989065179U JP 6517989 U JP6517989 U JP 6517989U JP H0731024 Y2 JPH0731024 Y2 JP H0731024Y2
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pipe
flange
pipe body
bodies
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JP1989065179U
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充弘 藤原
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充弘 藤原
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、配管体の連結装置に関する。
〔従来の技術〕
庭園などにおいては、池まわりに築山が造られ、非常に
美しいものである。
〔考案が解決しようとする問題点〕
この庭園などにおいては、配管類が設置されているが、
これらが露出したまま設置されていたので、美観を損ね
て不都合であった。
これらの外周を自然な竹材やコンクリートなどによって
覆ったものがあるが、これらのものは、一度連結すると
後で取り外したり抜いたりすることができない構造にな
っており、その結果、内部に異物が詰まったりした場合
にはその除去作業ができない不都合がある。また、これ
ら覆ったものは壊れて交換する必要があることもある
が、前記構造であるとこうした対処ができない。
前記事情に鑑みてこの考案はなされたものであり、課題
とするところは、何時でも内部清掃が可能であるととも
に配管体の一部交換も可能になるようにすることにあ
る。
〔課題を解決するための手段〕
前記課題を解消するため、請求項1記載の考案は、内部
配管2の管長方向両端外周には、フランジ4が突設され
て、取付具5により相手フランジ4に着脱可能とされて
いるとともに、内部配管2には、前記フランジ4を含む
管長方向両端外周を残しその他の外周部分を管長方向に
添って全体的に周隙間無く覆うようにして、外装部3が
設けられ、同外装部3の表面には自然物を模した模様が
施されてなる、棒筒状の配管体1の相互間外周を覆うよ
うにして連結するための装置であって、前記配管体1相
互間には、略U字形断面でリング状をした弾性変形可能
な材料からなる接続環6が一方の配管体1の外装部3端
部と他方の配管体1の外装部3端部に乗り掛かりかつ前
記フランジ4の接続される双方の外周を通るようにして
弾性変形により着脱自在に嵌め合わされているととも
に、同接続環6は、フランジ4と外装部3との間に空間
を存するようにしてフランジ4と外装部3との間に渡さ
れ、この接続環6の外周にも自然を模して模様が施され
ていることを特徴とする。
請求項2記載の考案は、自然物である岩塊体あるいは人
工的な岩塊状体に内部通路10aを貫通状に有する配管体1
0が、前記通路10aの端部同志を対向させて複数個連結さ
れるように構成された配管体の連結装置であって、シー
ル12を両端外周に備えた別体の接続パイプ11を備え、同
接続パイプ11は、前記シール12が配管体10の通路10a内
で進退可能になるようにして挿通されて、前記配管体10
の複数個が連結される構成とされている。
請求項3記載の考案は、表面に自然物を模した模様が施
されかつ内部に通路20aを貫通して有する棒筒状の配管
体20の複数本を、立体交差状に組み合わせて、これら相
互の配管体20を連結する装置であって、前記配管体20の
連結される個所にそれぞれ通孔20bが貫通して形成さ
れ、これらの通孔20b内に、外周にシール23を備える接
続管24が進退可能に挿通されて、前記配管体20を相互に
連結可能とされている。
〔実施例〕
以下、図示した実施例を参照しつつこの考案を詳細に説
明する。
第1図から第4図は、この考案の一実施例を示してい
る。この配管体1…は、棒筒状で内部配管2と外装部3
からなる。
通路2aを有する内部配管2は、金属あるいは樹脂などに
よる規格製品を使用している。外装部3は、熱硬化性等
の樹脂や金属その他の材料よりなり、その表面には疑似
木目模様が施されている。この木目模様は他の自然物の
表面模様、例えば、岩面状あるいは砂面状の表面などで
あってもよい。外装部3は、内部配管2の管長方向両端
外周を残しその他の外周部分を管長方向に添って全体的
に周隙間無く覆うようにしてある。
内部配管2の両端外周には、フランジ4が突設されて、
取付具(ボルト)5により連結相手であるフランジ4に
着脱可能とされている。
前記フランジ4と連結相手のフランジ4の外周囲を含み
連結される配管体1,1の両端部分は、露出するが、その
部分を外周囲から覆い隠すように別体で着脱自在な割環
状の接続環6が取り付けられている。この接続環6に
は、樹脂や金属などが使用され、前記露出する部分に弾
性により嵌め込まれるようになっている。
この接続環6は、略U字形断面でリング状をしており、
一方の配管体1の外装部3端部と他方の配管体1の外装
部3端部に乗り掛かりかつ前記フランジ4の接続される
双方の外周を通るようにして弾性変形により着脱自在に
嵌め合わされている。しかも、同接続環6は、フランジ
4と外装部3との間に空間を存するようにしてフランジ
4と外装部3との間に渡され、この接続環6の外周にも
自然を模した模様、例えば、疑似木目模様が付されてい
る。
なお、外装部3は、コンクリートなどによるものであっ
てもよい。
第5図は、築山等に設置される岩塊体そのものが配管体
10になっている。この配管体10は、自然なもの(岩塊
体)あるいは人工的なもの(岩塊状体)のいずれであっ
てもよい。
各配管体10の内部には両端開放状の通路10aが形成さ
れ、これら複数個の配管体10…は、前記通路10aの端部
同志を対向させて複数個連結されるように構成される。
この接続は接続パイプ11でなされ、同パイプ11は、シー
ル12を両端外周に備えた別体のパイプであり、シール12
が配管体10の通路10a内で進退可能になるようにして挿
通されて、前記配管体10の複数個が連結される構成とさ
れている。
これにより、通路は1つにつながり、この通路を通じて
必要な水が流されるようになっている。前記接続パイプ
11はできるだけ短いものが使用されて見えないようにさ
れるが、このパイプ11に、第1図に示した配管体1…を
使用してもよい。
第6図および第7図は他の配管体を示している。この配
管体20は、それぞれが棒筒状で、第7図に示すように縦
横に立体交差状に組み合わせた棚21や、その他の立体交
差方法で平面的あるいは立体的な組み状体に使用され
る。
同配管体20は、第7図に示すように、各長手方向に通路
20aが形成されているとともに、配管体20,20は凹部22,2
2同志で互いに組み合わされて交差状とされ、かつ、同
交差部分を貫通するようにそれぞれ通孔20b,20aが開け
られている。これらの通孔20b,20bを介して外周にシー
ル23を備える接続管24が進退可能な状態で挿通されてい
る。
これらを利用するとき、第6図に示すように、格子枠を
平面上屈曲しながら水を通すことができる。
〔考案の効果〕
この考案は以上のように、何時でも内部清掃が可能にな
る。すなわち、第1図ないし第4図に示す実施例にかか
る考案では、接続環6を外してフランジ4,4を外せば配
管体1が取り外せて内部清掃が可能で、特に接続環6
は、弾性変形により着脱自在であるので、いわゆるワン
タッチ式で接続部分の外装を外すことができ装着も非常
に簡単で破壊なく同じものを再利用することができる有
利なものである。さらに、接続環6は、フランジ4と外
装部3端部との間において内部配管2の外周に密着状に
設けられるものではなく、その間に空間を存するように
嵌め込まれることを特徴とするので、接続環6の端縁か
らドライバー等の工具を挿入しやすくしかも弾性変形を
伴ってフランジ4外周までも挿入でき、従って、接続環
6の取り外しが非常に簡単で確実に行えるようになる。
また、前記接続環6を一側(例えば、第3図の右側)か
ら取り外したあとは同接続環6は相手側(例えば、第3
図の左側)の配管体1外周に残されることになるので、
同接続環6を紛失するおそれがない。
また、第5図に示す実施例にかかる考案では、接続パイ
プ11が挿通されているだけであるので、同パイプ11を一
方向にずらせるだけで同パイプ11のずれた端部あるいは
抜かれて露出する相手側の通路10aの開口を通じて洗浄
水を噴入させて清掃できる。
さらに、第6図および第7図に示す実施例にかかる考案
では、抜き出し可能な接続管24を抜けば同時に一方の配
管体20を外すことができて清掃が可能となる。
このような装置であるので、前記清掃だけでなく、配管
体の一部交換も可能で好都合である。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例を示す外観図、第2図は第
1図のII部拡大断面図、第3図は第1図のIII部拡大断
面図、第4図は第1図のIV−IV線断面図、第5図は他の
実施例を示す断面図、第6図は他の実施例を示す棚状体
の外観図、第7図はその要部拡大断面図である。 1,10,20…配管体、2a,10a,20a…通路、3…外装部、4
…フランジ、5…取付具(ボルト)、6…接続環、11…
接続パイプ、12…シール、20b…通孔、23…シール、24
…接続管。

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】内部配管2の管長方向両端外周には、フラ
    ンジ4が突設されて、取付具5により相手フランジ4に
    着脱可能とされているとともに、内部配管2には、前記
    フランジ4を含む管長方向両端外周を残しその他の外周
    部分を管長方向に添って全体的に周隙間無く覆うように
    して、外装部3が設けられ、同外装部3の表面には自然
    物を模した模様が施されてなる、棒筒状の配管体1の相
    互間外周を覆うようにして連結するための装置であっ
    て、前記配管体1相互間には、略U字形断面でリング状
    をした弾性変形可能な材料からなる接続環6が一方の配
    管体1の外装部3端部と他方の配管体1の外装部3端部
    に乗り掛かりかつ前記フランジ4の接続される双方の外
    周を通るようにして弾性変形により着脱自在に嵌め合わ
    されているとともに、同接続環6は、フランジ4と外装
    部3との間に空間を存するようにしてフランジ4と外装
    部3との間に渡され、この接続環6の外周にも自然を模
    した模様が施されていることを特徴とする配管体の連結
    装置。
  2. 【請求項2】自然物である岩塊体あるいは人工的な岩塊
    状体に内部通路10aを貫通状に有する配管体10が、前記
    通路10aの端部同志を対向させて複数個連結されるよう
    に構成された配管体の連結装置であって、シール12を両
    端外周に備えた別体の接続パイプ11を備え、同接続パイ
    プ11は、前記シール12が配管体10の通路10a内で進退可
    能になるようにして挿通されて、前記配管体10の複数個
    が連結される構成とされている配管体の連結装置。
  3. 【請求項3】表面に自然物を模した模様が施されかつ内
    部に通路20aを貫通して有する棒筒状の配管体20の複数
    本を、立体交差状に組み合わせて、これら相互の配管体
    20を連結する装置であって、前記配管体20の連結される
    個所にそれぞれ通孔20bが貫通して形成され、これらの
    通孔20b内に、外周にシール23を備える接続管24が進退
    可能に挿通されて、前記配管体20を相互に連結可能とさ
    れている配管体の連結装置。
JP1989065179U 1989-06-04 1989-06-04 配管体の連結装置 Expired - Lifetime JPH0731024Y2 (ja)

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JPH034990U JPH034990U (ja) 1991-01-18
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JPS6037497A (ja) * 1983-08-10 1985-02-26 宇部興産株式会社 パイプのフランジ接続部分の被覆方法
JPS6152792U (ja) * 1984-09-12 1986-04-09

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