JPH07309601A - 炭化水素の接触部分酸化法 - Google Patents

炭化水素の接触部分酸化法

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JPH07309601A
JPH07309601A JP6218322A JP21832294A JPH07309601A JP H07309601 A JPH07309601 A JP H07309601A JP 6218322 A JP6218322 A JP 6218322A JP 21832294 A JP21832294 A JP 21832294A JP H07309601 A JPH07309601 A JP H07309601A
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JP
Japan
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catalyst
methane
mixture
oxygen
range
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JP6218322A
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English (en)
Inventor
Peter William Lednor
ピーター・ウイリアム・レドノール
Koert Alexander Vonkeman
コエルト・アレクサンダー・ヴオンケマン
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Shell Internationale Research Maatschappij BV
Original Assignee
Shell Internationale Research Maatschappij BV
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Publication date
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C10PETROLEUM, GAS OR COKE INDUSTRIES; TECHNICAL GASES CONTAINING CARBON MONOXIDE; FUELS; LUBRICANTS; PEAT
    • C10KPURIFYING OR MODIFYING THE CHEMICAL COMPOSITION OF COMBUSTIBLE GASES CONTAINING CARBON MONOXIDE
    • C10K1/00Purifying combustible gases containing carbon monoxide
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C10PETROLEUM, GAS OR COKE INDUSTRIES; TECHNICAL GASES CONTAINING CARBON MONOXIDE; FUELS; LUBRICANTS; PEAT
    • C10JPRODUCTION OF PRODUCER GAS, WATER-GAS, SYNTHESIS GAS FROM SOLID CARBONACEOUS MATERIAL, OR MIXTURES CONTAINING THESE GASES; CARBURETTING AIR OR OTHER GASES
    • C10J3/00Production of combustible gases containing carbon monoxide from solid carbonaceous fuels
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P20/00Technologies relating to chemical industry
    • Y02P20/50Improvements relating to the production of bulk chemicals
    • Y02P20/52Improvements relating to the production of bulk chemicals using catalysts, e.g. selective catalysts

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、触媒が高いガス空間速度、高めら
れた圧力および高温度の条件下で高レベルの活性と一酸
化酸素および水素との両者に対する選択性とを保持す
る、メタンまたはメタン含有供給物の接触部分酸化法を
目的とする。 【構成】 メタン含有供給物と酸素含有ガスとの混合物
(この混合物は0.3〜0.8の範囲の酸素と炭素との
比を有する)を900℃より高い温度および高められた
圧力にて少なくとも2種の陽イオンを有する耐火性酸化
物に支持された周期律表第VIII族から選択される金
属からなる触媒と接触させることを特徴とする炭化水素
の接触部分酸化法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、炭化水素の接触部分酸
化法、特にメタン含有供給物(たとえば天然ガスまたは
付随ガス)からの一酸化炭素と水素との混合物の製造方
法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】触媒の存在下における炭化水素(たとえ
ばメタンもしくは天然ガス)の部分酸化は、合成ガスと
して当業界で知られた一酸化炭素と水素との混合物の魅
力的な製造ルートである。このように製造される混合物
は、当業界で周知されたフィッシャー・トロプシュ合成
のような方法により貴重な炭化水素製品(たとえば中間
蒸留範囲で沸騰する燃料および炭化水素ワックス)まで
変換することができる。或いは、この混合物は、同様に
当業界で周知された合成法によりたとえばメタノールの
ような製品まで変換することができる。産業用途に最適
な接触部分酸化法は、一酸化炭素および水素に対する高
レベルの選択性を以て高レベルの炭化水素供給原料の変
換をもたらす。刊行物は、広範な種類の触媒を用いて炭
化水素(特にメタン)の接触部分酸化を行なう実験の詳
細を開示した多くの報文を含んでいる。典型的には、こ
れら触媒は元素周期律表第VIII族(ハンドブック・
オブ・ケミストリー・アンド・フィジークス、第68版
のCAS編)から選択される活性金属をたとえばアルミ
ナもしくはシリカのような耐火性酸化物担体に支持して
構成される。たとえばヨーロッパ特許出願公開第0 2
62 947号(EP−A−0 262 947号)
は、耐火性酸化物担体に支持された白金と酸化クロムと
からなる触媒を用いるメタンの接触部分酸化法を開示し
ている。EP−A−0 262947号に特定的に例示
された触媒は担体材料としてシリカを含む。
【0003】A.T.アッシュクロフト等(「遷移金属
触媒を用いるメタンから合成ガスへの選択的酸化」、ネ
イチャー、第344巻、第6264号、第319〜32
1頁、(1990年3月)は、メタンの部分酸化につき
式Ln2 Sn27 のランタニドルテニウム酸化物を用
いて行なわれた実験を開示している。多くのランタニド
が777℃の温度、40000h-1のガス空時速度およ
び1気圧の圧力にて試験された。存在する工程条件下で
活性触媒は金属酸化物担体に支持されたルテニウム金属
で構成されると著者により結論された。同様に、R.
H.ジョーンズ等(「ヨーロピウム・イリデートEu2
Ir27 でのメタンから合成ガスへの触媒変換」、キ
ャタリシス・レタース、第8巻(1991)、第169
〜174頁)は、1気圧の圧力および873°K(60
0℃)の温度におけるヨーロピウムイリジウムピロクロ
ールEu2 Ir27 でのメタンの選択的部分酸化を記
載している。活性触媒は、酸化ヨーロピウムに支持され
たイリジウム金属の粒子からなることが示された。同様
な結果がP.D.F.バーノン等(「メタンから合成ガ
スへの部分酸化」、キャタリシス・レタース、第6巻
(1990)、第181〜186頁)およびキャタリシ
ス・ツデイ、第13巻(1992)、第417〜426
頁)により、アルミナ担体に支持された或いは混合酸化
物先駆体から誘導された酸化物における金属として存在
するニッケル、ルテニウム、ロジウム、パラジウム、イ
リジウムおよび白金につき開示されている。
【0004】より一般的には米国特許第5,149,4
64号(US−A−5,149,464号)は、反応体
ガス混合物を約650〜900℃の温度にて一般に次の
ように説明される固体触媒と接触させてメタンを一酸化
炭素および水素まで選択的に酸化する方法に向けられ
る: (a)式Mx M′Y z の触媒[式中、MはMg、B、
Al、Ln、Ga、Si、Ti、ZrおよびHfから選
択される少なくとも1種の元素であり;Lnはランタン
およびランタニド系列の元素の少なくとも1種であり;
M′はd−ブロック遷移金属であり、各比x/yおよび
y/z並びに(x+y)/zは独立して0.1〜8であ
り;または(b)d−ブロック遷移金属の酸化物;また
は(c)耐火性支持体におけるd−ブロック遷移金属;
または(d)(a)もしくは(b)を反応条件下または
非酸化性条件下で加熱して形成される触媒。d−ブロッ
ク遷移金属は、US−A−5,149,464号におい
て原子番号21〜29、40〜47および72〜79を
有するもの、金属スカンジウム、チタン、バナジウム、
クロム、マンガン、鉄、コバルト、ニッケル、銅、ジル
コニウム、ニオブ、モリブデン、テクネチウム、ルテニ
ウム、ロジウム、パラジウム、銀、ハフニウム、タンタ
ル、タングステン、レニウム、オスミウム、イリジウ
ム、白金および金から選択されると言われる。US−A
−5,149,464号において好適金属は元素周期律
表第VIII族の金属、すなわち鉄、オスミウム、コバ
ルト、レニウム、イリジウム、パラジウム、白金、ニッ
ケルおよびルテニウムであると言われる。
【0005】US−A−5,149,464号に記載さ
れた方法は650〜900℃の範囲の温度で操作され、
700〜800℃の範囲が好適である。US−A−5,
149,464号においては、第VIII族の金属から
なる各種の触媒、たとえば酸化ルテニウム、プラセオジ
ム/ルテニウム酸化物、ピロクロール、アルミナ上のル
テニウム、アルミナ上のロジウム、アルミナ上のパラジ
ウム、アルミナ上の白金、ニッケル/アルミニウム酸化
物、ペロブスカイトおよび酸化ニッケルを試験した広範
囲の実験が記載されている。接触部分酸化法で使用する
触媒につき同様な一般的開示が国際特許出願公開WO
92/11199号になされている。WO 92/11
199号は、イリジウム、パラジウム、ルテニウム、ロ
ジウム、ニッケルおよび白金をアルミナ上に支持してな
る触媒を用いた実験を特に開示している。実験は全て緩
和な条件下で行なわれ、典型的な条件は1気圧の圧力、
1050 K(777℃)の温度および約20,000
/hrのガス空時速度であった。WO 92/1119
9号の明細書には、長期間の触媒試験が行なわれたが大
抵の触媒は80時間の後に或いはそれ以上にわたり活性
の劣化を示さないと予想されると記載されている。
【0006】特開昭58−207946号(JP−A−
58−207946号)は炭化水素の部分酸化用触媒を
開示しており、この触媒はアルミナ−マグネシアスピネ
ルとアルミン酸コバルトと炭酸バリウムとアルミン酸バ
リウムとの組合せ物またはアルミナ−マグネシアスピネ
ルとコバルトと酸化コバルトとアルミン酸バリウムとの
組合せ物のいずれかからなっている。JP−A−58−
207946号には、この触媒がたとえば天然ガス、メ
タン、エタン、プロパンおよびブタンのような炭化水素
の部分酸化に適することが示唆されている。しかしなが
ら、JP−A−58−207946号の発明は、主とし
て鋼材を表面硬化させるための一酸化炭素および水素を
含有する固定用ガスの製造方法に関するものである。こ
の点において、JP−A−58−207946号の実施
例はブタンの部分酸化に限定されて約1.3の水素/一
酸化炭素の比を有する一酸化炭素と水素との混合物を生
成する。これら実験は空気とブタンとの混合物を供給物
として用い12,000hr-1の空時速度で行なわれ、
空気の量はブタンを一酸化炭素および水素まで酸化する
のに要する理論量の1.025倍であった(すなわち
0.51の酸素/炭素の比)。JP−A−58−207
946号には、部分酸化法の適する操作圧力につき開示
がない。JP−A−58−207946号には、触媒が
部分酸化法を低温度(すなわち1000℃未満)にて良
好な効率で操作しうると述べられている。この目的で、
触媒を試験する実験は全て980℃で行なわれた。
【0007】最後に、国際特許出願公開WO 93/0
1130号は、酸化ランタニドおよび/または金属酸化
物および/または第IIIB族からの金属の酸化物およ
び/または周期律表第IVB族からの金属の酸化物およ
び/またはアルミナに支持された白金族金属からなる触
媒を用いるメタンの部分酸化法を開示している。WO9
3/01130号にはスカンジウム、イットリウム、ラ
ンタン、チタン、ジルコニウム、ハフニウム、セリウ
ム、サマリウム、アルミニウム、珪素の酸化物、或いは
バリウム/セリウムおよびストロンチウム/セリウムの
混合酸化物に支持されたパラジウムよりなる触媒を用い
る多くの実験が記載されている。これら実験は750℃
の温度および5000hr-1のガス空時速度にて45%
メタン:5%酸素:55%アルゴンの供給物組成により
行なわれた。操作圧力についてはWO 93/0113
0号に特定されていない。WO 93/01130号に
開示された結果は、選択した操作条件下で周期律表第I
IIB族もしくはIVB族からの金属、アルミニウムお
よびランタニドセリウムの酸化物よりなる担体からなる
触媒が一酸化炭素に対し高度の選択性を有することを示
している。これに対し、上記結果はさらに酸化サマリウ
ム、シリカ、並びにバリウム/セリウムおよびストロン
チウム/セリウムの混合酸化物を担体として含む触媒が
一酸化炭素に対し極めて貧弱な選択性しか示さず、寧ろ
多量の二酸化炭素を生成することを示している。
【0008】上記したように、重要な工業工程は一酸化
炭素と水素との混合物の製造であり、次いでこの混合物
を炭化水素または有機化学合成法の供給原料として使用
する。炭化水素の接触部分酸化はこの製造を実施する1
つの可能な方法である。しかしながら産業上の魅力を有
するには、この方法を高められた圧力(たとえば絶対圧
30〜150バール)で極めて高いガス空時速度(たと
えば1,000,000 Nl/kg/hrの程度)に
て操作しうることを必要とする。熱力学の理由から、一
酸化炭素および水素に対する必要な選択性を得るには部
分酸化法を高温度で操作する必要がある。したがって部
分酸化法を工業規模で実施しうるためには、用いる触媒
がその活性レベルおよび所望の生成物に対する選択性を
産業工程に要する長期間の操作にわたり維持することが
肝要である。さらに工業合成法(たとえばパラフィンの
フィッシャー・トロプシュ合成またはメタノールの合
成)の供給原料として使用するため最も魅力的な一酸化
炭素と水素との混合物は、約2.0の水素と一酸化炭素
との比を有する混合物である。この種の混合物は、たと
えば天然ガスまたは付随ガスのようなメタンもしくはメ
タン含有供給物の部分酸化により製造することができ
る。したがって、触媒が高レベルの活性と一酸化炭素お
よび水素の両者に対する選択性とを高いガス空間速度、
高められた圧力および高温度の条件下で保持するような
メタンまたはメタン含有供給物の接触部分酸化法につき
ニーズが存在することが判るであろう。特に驚くこと
に、従来技術の特にWO 93/01130号の教示と
は異なり、少なくとも2種の陽イオンを有する耐火性酸
化物に支持された周期律表第VIII族から選択される
金属からなる触媒は一酸化炭素と水素との両者を上記の
条件下で高収率にて長時間にわたり生成することが突き
止められた。
【0009】
【課題を解決するための手段】したがって本発明は、メ
タン含有供給物を接触部分酸化するに際し、供給物と酸
素含有ガスとの混合物(この混合物は0.3〜0.8の
範囲の酸素と炭素との比を有する)を900℃より高い
温度および高められた圧力にて、少なくとも2種の陽イ
オンを有する耐火性酸化物に支持された周期律表第VI
II族から選択される金属からなる触媒と接触させるこ
とを特徴とするメタン含有供給物の接触部分酸化法を提
供する。本発明の方法は、任意のメタン含有供給物から
一酸化炭素と水素との混合物を製造するのに適する。供
給物は実質的に純粋なメタンで構成することができる。
しかしながら、典型的な供給物はメタンを1種もしくは
それ以上の他の炭化水素およびガスと組合せて含む。好
ましくは、供給物は少なくとも50容量%、より好まし
くは少なくとも75容量%、特に少なくとも80容量%
の量のメタンを含む。メタンは他の炭化水素、たとえば
2〜4個の炭素原子を有する軽質炭化水素と組合せるこ
とができる。この方法は天然ガスおよび付随ガスの部分
酸化に特に適している。
【0010】供給物を酸素含有ガスとの混合物として触
媒と接触させる。空気が酸素含有ガスとして使用するの
に適する。しかしながら、実質的に純粋な酸素を酸素含
有ガスとして使用するのが好適である。このようにし
て、多量の不活性ガス(たとえば酸化含有ガスとして空
気を用いる際の窒素)を取扱う必要性が回避される。必
要に応じ、供給物は水蒸気とすることもできる。メタン
含有供給物と酸素含有ガスとを0.3〜0.8の範囲、
より好ましくは0.45〜0.75の範囲の酸素と炭素
との比を与えるような量で混合する。酸素と炭素との比
という表現は、メタン含有供給物中に存在する分子(O
2 )としての酸素と炭素原子との比を意味する。好まし
くは酸素と炭素との比は0.45〜0.65の範囲であ
り、0.5の化学量論比の領域における酸素と炭素との
比(すなわち0.45〜0.6の範囲)が特に好適であ
る。水蒸気が供給物中に存在する場合、水蒸気と炭素と
の比は好ましくは0.0〜3.0、より好ましくは0.
0〜2.0の範囲である。メタン含有供給物と酸素含有
ガスと水蒸気(存在する場合)とを好ましくは触媒と接
触させる前に充分混合する。
【0011】本発明の方法は高められた圧力、すなわち
大気圧よりも顕著に高い圧力にて操作される。この方法
は絶対圧150バールまでの範囲の圧力で操作すること
ができる。より好ましくは、この方法は絶対圧5〜10
0バールの範囲、特に10〜75バールの範囲の圧力で
操作される。工程中に存在する高圧の条件下で、所望程
度の変換を得るには供給物を高温度にて触媒と接触させ
ねばならない。従って、メタン含有供給物と酸素含有ガ
スとの混合物を900℃より高い温度、より好ましくは
1000〜1300℃の範囲の温度、特に1000〜1
200℃の範囲の温度にて触媒と接触させる。メタン含
有供給物と酸素含有ガスとは好ましくは触媒と接触させ
る前に予熱する。メタン含有供給物と酸素含有ガスとを
混合物は、任意適する空間速度にて工程に供給すること
ができる。極めて高いガス空間速度を達成しうることが
本発明の方法の利点である。すなわち、この方法の典型
的な空間速度(毎時触媒1kg当りの標準状態ガスリッ
トル数として現す)は20,000〜100,000,
000 Nl/kg/hr、より好ましくは50,00
0〜50,000,000Nl/kg/hrの範囲であ
る。500,000〜30,000,000 Nl/k
g/hrの範囲の空間速度が特に適している。
【0012】本発明の方法に使用される触媒は、少なく
とも2種の陽イオンを有する耐火性酸化物に支持された
元素周期律表第VIII族の金属からなっている。この
触媒は耐火性酸化物支持体上への第VIII族金属の付
着から、たとえば含浸のような技術により生じた構造を
有する。すなわち触媒は耐火性酸化物支持体の表面上に
支持された第VIII族金属を含む。この構造は、耐火
性酸化物が部分酸化工程に直接加えられ、その工程条件
が耐火性材料に存在する酸化物を対応の金属まで還元
し、この金属が触媒活性物質となる。従来技術に記載さ
れた触媒の使用から生ずる構造と異なる。触媒は元素周
期律表第VIII族の金属からなり、ルテニウム、ロジ
ウム、パラジウム、オスミウム、イリジウムおよび白金
から選択される金属が好適である。触媒活性金属として
ルテニウム、ロジウムもしくはイリジウムを含む触媒が
この方法に使用するのに特に好適である。
【0013】第VIII族金属は耐火性酸化物担体に支
持され、この耐火性酸化物は少なくとも2種の陽イオン
を含む。耐火性酸化物は好ましくは2成分もしくは3成
分酸化物であって、それぞれ2種もしくは3種の陽イオ
ンよりなり、2成分酸化物が好適である。耐火性酸化物
の2種もしくはそれ以上の陽イオンは好ましくはそれぞ
れ元素周期律表第IA、IIA、IIIAおよびIVA
族または遷移金属から選択される。より好ましくは、2
種もしくはそれ以上の陽イオンはそれぞれ第IA、II
A、IIIA、IIIB、IVAおよびIVB族、並び
にランタニドから選択される。好適触媒は第IA、II
AおよびIIIB族、並びにランタニドから選択される
少なくとも1種の陽イオンと第IIIA、IVAおよび
IVB族から選択される少なくとも1種の陽イオンとを
有する耐火性酸化物を含む。より好ましくは触媒は、第
IIAもしくはIIIB族から選択される少なくとも1
種の陽イオンと第IIIAもしくはIVB族からの少な
くとも1種の陽イオンとを有する耐火性酸化物からなっ
ている。バリウムが第IIA族から選択される特に好適
な陽イオンである。アルミニウムが第IIIA族から選
択される特に好適な陽イオンである。ランタンが第II
IB族から選択される最も適した陽イオンである。ジル
コニウムが第IV族から選択される最も適する陽イオン
である。接触における支持体として使用するのに最も適
した1種の耐火性酸化物はバリウムとアルミニウムとの
2成分酸化物であり、特にバリウムヘキサ−アルミネー
トである。触媒中に支持体として使用するのに最も適し
た第2の耐火性酸化物はランタンとジルコニウムとの2
成分酸化物である。
【0014】触媒中に支持体として使用する耐火性酸化
物材料は市販されており、或いは当業界で周知された技
術により作成することができる。当業界で充分確立され
た技術を用いて触媒を作成することができ、そのうち含
浸が好適な技術である。含浸による触媒の作成は、耐火
性酸化物を周期律表第VIII族の金属の塩溶液と接触
させることからなっている。このように含浸された耐火
性酸化物を次いで乾燥させると共に焼成する。任意適す
る反応方式を本発明の方法で用いて、各反応体を触媒と
接触させることができる。1つの適する方式は流動床で
あり、触媒をガス流により流動化された粒子の形態で使
用する。この方法に使用する好適な反応方式は固定床反
応方式であり、触媒を固定配置にて反応帯域内に保持す
る。触媒の粒子は固定床方式で用いることができ、当業
界で周知された固定床反応技術により保持することがで
きる。或いは、触媒はたとえば上記技術により耐火性酸
化物のセラミックフォームの含浸で作成されたフォーム
の形態とすることもできる。触媒の作成に使用するのに
適したフォームは1インチ当り30〜150個(1cm
当り12〜60個)の気孔を有するものを包含する。さ
らに、代案としての触媒の形態は耐火性酸化物蜂巣モノ
リス構造を包含する。
【0015】本発明による方法の好適具体例において
は、供給物を固定床配置に保持された触媒と接触させ、
この配置は高くねり度を有する。「くねり度」という用
語は当業界で一般的な用語であり、固定床触媒につき説
明すれば床中を流動するガスにより占められた通路の長
さと床中の最短直線通路の長さとの比として規定するこ
とができる。すなわち蜂巣モノリス構造は1.0のくね
り度を有する。本発明の目的で「高度のくねり度」とい
う用語は、蜂巣モノリス構造のくねり度よりも実質的に
高くねり度、特に少なくとも1.1のくねり度を有する
配置を意味する。典型的には、触媒粒子の固定床は1.
5のくねり度を有するものに対し、セラミックフォーム
は3.0〜4.0の範囲もしくはそれより高いくねり度
を以て作成される。一般に固定床配置のくねり度は好ま
しくは1.1〜10.0の範囲、より好ましくは5.0
までである。最も適するくねり度の範囲は1.3〜4.
0である。
【0016】高くねり度を有する固定床配置にて触媒を
用いることにより、反応ガスと触媒との間の極めて短い
接触時間にて所要の変換率を達成しうることが判明し
た。このようにして、極めて小容量の触媒しか必要とせ
ず、したがって工業工程を操作するのに望ましい極めて
高いガス空間速度を達成することができる。供給物を好
ましくは断熱条件下で触媒と接触させる。本発明の目的
で、「断熱」という用語は反応帯域からのほぼ全部の熱
損失および放射が防止される反応条件を意味し、ただし
反応器のガス流出流に出る熱を除く。他面において本発
明は、上記の方法により製造される一酸化炭素もしくは
水素にも関するものである。本発明の方法により製造さ
れる一酸化炭素と水素との混合物はフィッシャー・トロ
プシュ合成による炭化水素の合成に或いは酸化物(たと
えばメタノール)の合成に使用するのに特に適してい
る。一酸化炭素と水素との混合物からこの種の生成物へ
の変換法は当業界で周知されている。
【0017】
【実施例】以下、限定はしないが実施例により本発明の
方法をさらに説明し、例1、3および4は本発明による
方法を示し、例2および5は比較目的である。例1 触媒作成 バリウムヘキサ−アルミネート(BaAl1219)を次
のように作成した:バリウム(21.0g)を窒素の雰
囲気下にイソプロピルアルコール(1500ml)に添
加し、得られた混合物を1.5時間にわたり還流下で加
熱した。さらにイソプロピルアルコール(1000m
l)を得られた溶液に添加した。その後、アルミニウム
イソプロピレート(379.65g)を少しずつ添加
し、混合物を還流下に5時間にわたり加熱した。得られ
た混合物(601.87g)を脱塩水(22.5g)と
合し、撹拌しながら還流下にさらに1時間にわたり加熱
した。得られた溶液を次いで加熱して、溶剤を蒸発させ
ることにより固体残留物を得た。この固体を120℃ま
で加熱して乾燥させ、この温度に4時間維持した。その
後、固体を第1段階にて450℃まで4時間にわたり加
熱すると共にこの温度に1時間保ち、さらに第2段階に
て1300℃まで1時間にわたり加熱すると共にこの温
度に5時間保って焼成した。塩化ロジウム(RhCl
3 、2.0g)と塩酸(37%、1.0g)とを脱塩水
(6.83g)に、10重量%のロジウム濃度を得るよ
う溶解させて水溶液を作成した。上記のように作成した
バリウムヘキサ−アルミネート(30/80メッシュ、
2.0g)を上記水溶液(1.07g)に浸漬させた。
得られた混合物を先ず最初にロールミルにて1時間撹拌
し、次いで回転ドライヤで1時間撹拌した。得られた材
料をオーブン内で1時間にわたり加熱すると共に120
℃の温度に5時間保って乾燥させ、次いで5時間加熱す
ると共に500℃の温度に1時間保って焼成した。得ら
れた触媒は5.0重量%のロジウムを含有した。
【0018】接触部分酸化 外側の透明ポリカーボネートチューブ内に同心配置され
た透明サファイヤチューブからなる反応器を作成した。
上記のように作成したロジウム含有触媒をサファイヤチ
ューブに装充し、1.5のくねり度を有する触媒粒子の
固定床として保持した。0.59の酸素と炭素との比を
与えるのに充分な量のメタンと酸素とを充分混合した直
後に、反応器に導入して触媒の固定床と接触させた。メ
タンと酸素との混合物を絶対圧5バールの圧力および
1,240,000 Nl/kg/hrのガス空時速度
(GHSV)にて反応器に供給した。触媒床の操作温度
を光学高温計によって測定した。反応器から流出するガ
ス混合物の組成をガスクロマトグラフィーにより測定し
た。一酸化炭素および水素に対するこの工程の変換率お
よび選択性(変換されたメタンに基づく)を測定した。
反応器の操作条件および実験の結果を下表1に要約す
る。
【0019】例2 触媒作成 塩化ロジウムを含有する水溶液を例1に記載したように
作成した。この溶液は10重量%の量のロジウムを含有
した。α−アルミナ押出し物(エンゲルハルト社から市
販、30〜80メッシュ寸法まで破砕、10.0g)を
上記溶液(5.33g)中に浸漬させた。得られた混合
物を最初にロールミルで1時間撹拌し、次いで回転ドラ
イヤにて1時間撹拌した。得られた材料をオーブン内で
1時間にわたり加熱すると共に120℃の温度に5時間
保って乾燥させ、次いで5時間にわたり加熱すると共に
500℃の温度に1時間保って焼成した。得られた触媒
は5.0重量%のロジウムを含んだ。接触部分酸化 上記のように作成した触媒を装置中に装填し、例1に記
載したと同じ一般的手順を用いてメタンの部分酸化にお
ける活性につき試験した。反応器の操作条件および実験
の結果を下表1に要約する。
【0020】実施例3 バリウムヘキサ−アルミネートに支持された5.0重量
%のロジウムからなる触媒を前記例1に記載したように
作成した。触媒を装置中に装填し、例1に記載したと同
じ一般的手順によりメタンの接触部分酸化における活性
につき試験した。反応器の操作条件および実験の結果を
下表2に要約する。
【0021】実施例4 触媒作成 ランタンジルコネート(La2 Zr27 )を次の方法
により作成した:硝酸ランタン(La(NO33 ・6
2 O、27.07g)とオキシ塩化ジルコニウム(Z
rOCl2 ・8H2 O、20.14g)とを脱塩水(2
00ml)に溶解させた。クエン酸(30g)を得られ
た溶液に添加した。得られた混合物を加熱して溶剤を蒸
発させ、固体物質を残渣として得た。この固体物質を、
オーブン内で140℃まで加熱すると共にこの温度に7
時間保って乾燥させた。その後、得られた物質をオーブ
ン内で700℃まで5時間にわたり加熱すると共にこの
温度に2時間保って焼成した。最後に、固体物質を11
00℃にて5時間加熱した。塩化ロジウムを含有する水
溶液を実施例1に記載したように作成した。この溶液は
10重量%の量のロジウムを含有した。上記のように作
成したランタンジルコネート(1.4g)を上記溶液
(1.7ml)に浸漬させた。得られた混合物を最初に
ロールミルにて1時間、次いで回転ドライヤにて1時間
撹拌した。得られた物質をオーブン内で1時間加熱する
と共に120℃の温度に5時間保って乾燥させ、次いで
5時間加熱すると共に500℃の温度に1時間保って焼
成した。得られた触媒は5.0重量%のロジウムを含ん
だ。接触部分酸化 上記のように作成した触媒を装置中に装填し、例1に記
載したと同じ一般的手順を用いてメタンの部分酸化にお
ける活性につき試験した。反応器の操作条件および実験
の結果を下表2に要約する。
【0022】例5 α−アルミナ上に支持された5.0重量%のロジウムか
らなる触媒を上記例2に記載したように作成した。触媒
を装置中に装填し、例1に記載したと同じ一般的手順を
用いてメタンの接触部分酸化における活性につき試験し
た。反応器の操作条件および実験の結果を下表2に要約
する。
【0023】
【表1】 表1 触媒 例1 例2 Rh/BaAl1219 Rh/α−Al23 ─────────────────────────────────── 操作条件 温度(℃) 1030 1040 圧力(絶対バール) 5 5 GHSV 1240 1240 (1000 Nl/kg/hr) 酸素/炭素の比 0.59 0.59 ─────────────────────────────────── 初期性能 CH4 変換率(%) 89.6 89.0 CO選択性(%)1 91.0 91.5 H2 選択性(%)2 90.4 88.8 ─────────────────────────────────── 100時間後の性能 CH4 変換率(%) 89.4 85.8 CO選択性(%)1 91.0 91.2 H2 選択性(%)2 90.0 87.5 ─────────────────────────────────── 失活率(%)3 CH4 変換率(%) 0.15 3.63 CO選択性(%) 0.07 0.29 H2 選択性(%) 0.46 1.52 ───────────────────────────────────
【0024】表註 1: CH4 変換率に基づくCOに対する選択性 2: CH4 変換率に基づくH2 に対する選択性 3: 最初の100時間につきデータの回帰線により計
算。
【0025】
【表2】 表2 触媒 例3 例4 例5 Rh/BaAl12O19 Rh/La2Zr2O7 Rh/α-Al2O3 ─────────────────────────────────── 操作条件 温度(℃) 1055 1100 1060 圧力(絶対バール) 10 10 10 GHSV 3300 3300 3300 (1000 Nl kg/hr) 酸素/炭素の比 0.59 0.59 0.59 ─────────────────────────────────── 初期性能 CH4 変換率(%) 90.4 86.6 89.0 CO選択性(%)1 92.1 91.8 93.7 H2 選択性(%)2 89.6 87.0 88.5 ─────────────────────────────────── 100時間後の性能3 CH4 変換率(%) 89.3 86.3 79.3 CO選択性(%)1 92.1 91.8 93.0 H2 選択性(%)2 89.6 86.0 80.4 ─────────────────────────────────── 失活率(%)3 CH4 変換率(%) 1.20 0.30 10.90 CO選択性(%) 0.00 0.00 0.80 H2 選択性(%) 0.00 1.10 9.20 ───────────────────────────────────
【0026】表註 1: CH4 変換率に基づくCOに対する選択性 2: CH4 変換率に基づくH2 に対する選択性 3: 例3および例4は最初の60時間につき、また例
5は最初の46時間につきデータの回帰線により計算。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 コエルト・アレクサンダー・ヴオンケマン オランダ国 1031 シー・エム アムステ ルダム、バトホイスウエヒ 3

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 メタン含有供給物を接触部分酸化するに
    際し、供給物と酸素含有ガスとの混合物(この混合物は
    0.3〜0.8の範囲の酸素と炭素との比を有する)
    を、900℃より高い温度および高められた圧力にて、
    少なくとも2種の陽イオンを有する耐火性酸化物に支持
    された周期律表第VIII族から選択される金属からな
    る触媒と接触させることを特徴とするメタン含有供給物
    の接触部分酸化法。
  2. 【請求項2】 メタン含有供給物が少なくとも50容量
    %、好ましくは少なくとも75容量%、より好ましくは
    少なくとも80容量%の量のメタンからなることを特徴
    とする請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】 メタン含有供給物が天然ガスまたは付随
    ガスであることを特徴とする請求項1または2に記載の
    方法。
  4. 【請求項4】 混合物が、メタン含有供給物と酸素含有
    ガスとを0.3〜0.8、好ましくは0.45〜0.7
    5、より好ましくは0.45〜0.65の範囲の酸素と
    炭素との比を与えるのに充分な量にて含むことを特徴と
    する請求項1〜3のいずれか一項に記載の方法。
  5. 【請求項5】 混合物を150バールまでの範囲、好ま
    しくは5〜100バールの範囲、より好ましくは10〜
    75バールの範囲の圧力にて触媒と接触させることを特
    徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の方法。
  6. 【請求項6】 混合物を1000〜1300℃、好まし
    くは1000〜1200℃の範囲の温度にて触媒と接触
    させることを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に
    記載の方法。
  7. 【請求項7】 混合物を20,000〜100,00
    0,000 Nl/kg/hr、好ましくは50,00
    0〜50,000,000 Nl/kg/hr、より好
    ましくは500,000〜30,000,000 Nl
    /kg/hrの範囲の空間速度にて供給することを特徴
    とする請求項1〜6のいずれか一項に記載の方法。
  8. 【請求項8】 周期律表第VIII族から選択される金
    属がルテニウム、ロジウム、パラジウム、オスミウム、
    イリジウムもしくは白金、好ましくはルテニウム、ロジ
    ウムもしくはイリジウムであることを特徴とする請求項
    1〜7のいずれか一項に記載の方法。
  9. 【請求項9】 耐火性酸化物が2成分もしくは3成分酸
    化物、好ましくは2成分酸化物であることを特徴とする
    請求項1〜8のいずれか一項に記載の方法。
  10. 【請求項10】 耐火性酸化物が2種もしくはそれ以上
    の陽イオンを含み、それぞれが第IA、IIA、III
    AおよびIVA族、並びに遷移金属から選択され、好ま
    しくは第IA、IIA、IIIA、IIIB、IVAお
    よびIVB族、並びにランタニドから選択されることを
    特徴とする請求項1〜9のいずれか一項に記載の方法。
  11. 【請求項11】 耐火性酸化物が第IA、IIAおよび
    IIIB族から選択される少なくとも1種の陽イオンと
    第IIIA、IVAおよびIVB族から選択される少な
    くとも1種の陽イオン、好ましくは第IIAもしくはI
    IIB族から選択される少なくとも1種の陽イオンと第
    IIIAもしくはIVB族から選択される少なくとも1
    種の陽イオンとを含むことを特徴とする請求項10に記
    載の方法。
  12. 【請求項12】 耐火性酸化物が陽イオンとしてバリウ
    ムとアルミニウムまたはランタンとジルコニウムとを含
    むことを特徴とする請求項11に記載の方法。
  13. 【請求項13】 触媒を固定床配置、好ましくは高くね
    り度を有する、より好ましくは1.1〜5.0の範囲の
    くねり度を有する固定床配置で保持することを特徴とす
    る請求項1〜12のいずれか一項に記載の方法。
  14. 【請求項14】 請求項1〜13のいずれか一項に記載
    の方法により製造される一酸化炭素もしくは水素。
JP6218322A 1993-08-24 1994-08-22 炭化水素の接触部分酸化法 Pending JPH07309601A (ja)

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