JPH07309017A - インクジェットカートリッジにインクをリフィルする方法 - Google Patents

インクジェットカートリッジにインクをリフィルする方法

Info

Publication number
JPH07309017A
JPH07309017A JP6103592A JP10359294A JPH07309017A JP H07309017 A JPH07309017 A JP H07309017A JP 6103592 A JP6103592 A JP 6103592A JP 10359294 A JP10359294 A JP 10359294A JP H07309017 A JPH07309017 A JP H07309017A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ink
refilling
residual
inspection
ink tank
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6103592A
Other languages
English (en)
Inventor
Mariko Suzuki
真理子 鈴木
Akihiko Shimomura
明彦 下村
Shoji Shiba
昭二 芝
Makoto Shiotani
真 塩谷
So Kishida
創 岸田
Yoichi Tanetani
陽一 種谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP6103592A priority Critical patent/JPH07309017A/ja
Publication of JPH07309017A publication Critical patent/JPH07309017A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Ink Jet (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】 インクジェット記録装置にインクのリフィル
を行う方法において(1)インク残量の測定を行う工
程、(2)残インクの成分測定を行う工程、及び(3)
前二工程の情報に応じてリフィルを行う工程を含むこと
を特徴とする。 【効果】 洗浄工程を含まず、残インクの再利用もでき
るインクタンクの再生が可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はインクジェットカートリ
ッジのインクのリフィル方法に関する。
【0002】
【従来の技術】地球環境問題は近年ますます深刻になり
つつある。このような状況の下にあって、人類が持続し
て発展してゆくためには、資源の有効利用が必須であ
り、有効利用の究極の方法が再生(リサイクル)である
のは言うまでもない。近未来における人口爆発に対処す
るためには、人口問題そのものの解決もむろん必要であ
るが人類が使用したものすべてをリサイクルし、必要な
資源はすべからく素速く再循環させ、単位時間当りの有
効な資源量を増大させるべきである。
【0003】使用済製品のリサイクルは古くから、紙、
ビン、カン等で盛んに行われてきており、その有効性は
十分に証明されてきている。近い未来においてはこのよ
うなものだけでなく、すべての製品においてリサイクル
が行われねばならないであろう。
【0004】インクジェットのインクタンクの型式には
大別して吐出を行うヘッド部とインクタンクが一体とな
っていてインクを使い切ると、ヘッド部ごとカートリッ
ジ全体を使い捨てるタイプと、ヘッド部とインクタンク
部が容易に分離できインクを使い切ったときにユーザー
がインクタンクを交換し、ヘッド部は繰り返し使用でき
るタイプの2種があるが、どちらのタイプにしてもイン
クタンクは使い捨てになっており、容器及び残インクが
無駄になっていた。
【0005】また、従来、リフィルというものは、容器
を再利用しようという発想のみで残っている中味を再利
用しようというものではなかった。
【0006】上記従来例では、容器のみを再利用しよう
とするため、容器の洗浄工程を含み、残っている中味
(インク)は捨てられていて無駄であった。また洗浄工
程を含むとその廃液は水質汚濁の原因にもなっている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】この発明の目的は、廃
棄する物質を最小限にとどめるインクのリフィル方法を
提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明は、インクジェ
ット記録装置に、インクのリフィルを行う方法におい
て、 (1)インク残量の測定を行う工程 (2)残インクの成分測定を行う工程および (3)前二工程の情報に応じてリフィルを行う工程 を含むことを特徴とするインクのリフィル方法である。
【0009】本発明によれば、インクタンクへのリフィ
ルに際し、洗浄工程を含まず、インクをリフィルするた
め、洗浄時にでる廃液を排出することはなく、また、残
インクも検査により再利用するため無駄がなくなる。
【0010】図1は本発明の一形態を示したものであ
る。インクタンクが回収され外観検査の終ったものはま
ず検査用のインクを少量抜き取り残量を測定し、次に吸
光度を測定し、それらの結果をもとにインクをリフィル
し、インクタンクを再生させるものである。
【0011】図2は本発明の他の形態を示したもので残
インクの成分測定は、図1の場合の吸光度測定にかえて
クロマトグラフィーを用いたものである。
【0012】
【実施例】本発明を実施例によりさらに詳細に説明す
る。 実施例1 染料濃度が3%で公称20g入りのイエローのインクタ
ンクを回収した。まず、外観検査をし検査用のインクを
少量抜き取り、残量を測定したところ5gであった。次
に採取した検査用インクの吸光度を測定し、別途測定の
検量線と比較したところ、染料濃度が3.8%であるこ
とがわかった。そこで染料濃度3.0%のインク20g
を得るために加えるイエローインクの量と水の量を計算
で求め、イエローインク13.7g、水1.3gをリフ
ィルして20g入りインクタンクを再生した。なお、リ
フィルする前の検査において、濁度、pH、無機元素濃
度の測定を行い、その結果を加味したインクをリフィル
してもよく、また色調の濃いインクをリフィルしてもよ
い。 実施例2 インク中の揮発成分であるエタノール濃度が4%の20
g入りブラックのインクタンクが回収され、これに揮発
したエタノールを補うようなブラックインクをリフィル
してもとのエタノール濃度が4%で20g入りのインク
タンクを再生することを試みた。
【0013】まず、外観検査をし検査用のインクを少量
抜き取り残量を測定したところ5gであった。次に採取
した検査用インクのガスクロマトグラフィーを測定し、
別途測定の検量線を比較したところエタノール濃度が1
%であることがわかった。そこでエタノール濃度が5%
のブラックインクを15gリフィルし、エタノール濃度
が4%で20g入りのブラックンのインクタンクを再生
した。
【0014】本例ではエタノール濃度の測定を図2に示
すガスクロマトグラフィーで行ったが、液体クロマトグ
ラフィー等の溶剤濃度が判定できる他の公知の技術を用
いてもよい。 実施例3 この実施例では、別色のインクをリフィルして、さらに
別色のインクタンクを再生する例である。
【0015】染料濃度が3%で20g入りのイエローの
インクタンクを回収しグリーンの20g入りのインクタ
ンクを作ることを試みた。検査用インク採取後のインク
残量は5gであった。実施例1と同じように吸光度を測
定したところ残インクのイエローの染料濃度は3%で、
さらにイエローの染料濃度:シアンの染料濃度を2:3
にするとグリーンになることがわかった。そこで染料濃
度が3%のイエローインクを3gと染料濃度が3%のシ
アンインクを12gリフィルし、20g入りのグリーン
のインクタンクを再生した。
【0016】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、洗浄工程
を含まず、残インクの再利用もできるインクタンクの再
生が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の方法の工程の一例を示す図である。
【図2】本発明の方法の工程の他の例を示す図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 塩谷 真 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 岸田 創 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 種谷 陽一 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インクジェット記録装置に、インクのリ
    フィルを行う方法において、 (1)インク残量の測定を行う工程 (2)残インクの成分測定を行う工程および (3)前二工程の情報に応じてリフィルを行う工程 を含むことを特徴とするインクのリフィル方法。
  2. 【請求項2】 残インクの成分測定が吸光光度法により
    行われる請求項1に記載のインクのリフィル方法。
  3. 【請求項3】 残インクの成分測定がクロマトグラフィ
    ーにより行われる請求項1に記載のインクのリフィル方
    法。
  4. 【請求項4】 残インクの成分測定が色材濃度測定であ
    る請求項1に記載のインクのリフィル方法。
  5. 【請求項5】 残インクの成分測定が溶剤濃度測定であ
    る請求項1に記載のインクのリフィル方法。
  6. 【請求項6】 リフィルインクが残インクと同系色であ
    る請求項1に記載のインクのリフィル方法。
  7. 【請求項7】 リフィルインクが残インクと異色である
    請求項1に記載のインクのリフィル方法。
JP6103592A 1994-05-18 1994-05-18 インクジェットカートリッジにインクをリフィルする方法 Pending JPH07309017A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6103592A JPH07309017A (ja) 1994-05-18 1994-05-18 インクジェットカートリッジにインクをリフィルする方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6103592A JPH07309017A (ja) 1994-05-18 1994-05-18 インクジェットカートリッジにインクをリフィルする方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07309017A true JPH07309017A (ja) 1995-11-28

Family

ID=14358045

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6103592A Pending JPH07309017A (ja) 1994-05-18 1994-05-18 インクジェットカートリッジにインクをリフィルする方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07309017A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6302534B1 (en) 1998-12-22 2001-10-16 Seiko Epson Corporation Method for recycling ink cartridge used for recording apparatus
US6955411B2 (en) 1998-11-26 2005-10-18 Seiko Epson Corporation Ink cartridge and printer using the same
US7195346B1 (en) 1998-11-02 2007-03-27 Seiko Epson Corporation Ink cartridge and printer using the same
EP2014474A1 (en) 2007-06-18 2009-01-14 Canon Kabushiki Kaisha Method for refilling ink cartridge
JP2009040067A (ja) * 2004-11-29 2009-02-26 Seiko Epson Corp カートリッジの液体再充填装置
JP2014162093A (ja) * 2013-02-25 2014-09-08 Ricoh Co Ltd インクジェット記録用再充填インクカートリッジの製造方法

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7195346B1 (en) 1998-11-02 2007-03-27 Seiko Epson Corporation Ink cartridge and printer using the same
US6955411B2 (en) 1998-11-26 2005-10-18 Seiko Epson Corporation Ink cartridge and printer using the same
US6302534B1 (en) 1998-12-22 2001-10-16 Seiko Epson Corporation Method for recycling ink cartridge used for recording apparatus
JP2009040067A (ja) * 2004-11-29 2009-02-26 Seiko Epson Corp カートリッジの液体再充填装置
EP2014474A1 (en) 2007-06-18 2009-01-14 Canon Kabushiki Kaisha Method for refilling ink cartridge
US8353565B2 (en) 2007-06-18 2013-01-15 Canon Kabushiki Kaisha Method for refilling ink cartridge
JP2014162093A (ja) * 2013-02-25 2014-09-08 Ricoh Co Ltd インクジェット記録用再充填インクカートリッジの製造方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6236831B1 (en) Method and apparatus of recycling office paper
JPH07309017A (ja) インクジェットカートリッジにインクをリフィルする方法
JP2000088769A (ja) 用紙の分別装置
JPH0491298A (ja) コピー用紙の再生方法
JP2002370385A (ja) 流体吐出カートリッジおよびステーションを洗浄するための方法
JPS6113262A (ja) カラ−画像記録装置
JPH0125063B2 (ja)
JPH11268371A (ja) 画像処理装置及び方法及び記憶媒体
US6633323B2 (en) Visual check window for printing performance and/or toner status
JPH10764A (ja) 印刷制御装置および方法と印刷システム
CN1820227A (zh) 一种印刷制版方法及其印刷版
JP4535239B2 (ja) 印刷物の脱色方法及び脱色装置
US7089857B2 (en) Method for copying a printing plate for humid offset printing
US11415911B1 (en) Method for converting developer in a printer cartridge
CN101169616A (zh) 图像处理装置和图像处理方法
Eska Italic" e/iste", Hispano-Celtic" isTe"
JP2004090402A (ja) 印刷修正システム
JPH0973377A (ja) 情報処理システム、情報処理装置、及び情報処理方法
JP2006227293A (ja) 画像印刷装置、画像印刷方法及びそのプログラム
JPH04173279A (ja) 熱転写プリンタの印字処理方式
JPS5950059B2 (ja) グラビア校正法
JP2024121156A (ja) 画像検査装置、画像形成システム、及び、プログラム
FR2704180A1 (fr) Procédé permettant la recharge de cartouche jetable pour imprimante à jets d'encre.
FR3127314A1 (fr) Procédé d’identification et de qualification de résultats d’impression de machines d’impression
Sippel Protein staining by Coomassie Brilliant Blue G‐250: Unique color rendering in iron‐toned prints

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 8

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090413

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 9

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100413

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 9

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100413

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 10

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110413

EXPY Cancellation because of completion of term