JPH0730839A - 多チャネル記録再生装置 - Google Patents
多チャネル記録再生装置Info
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- JPH0730839A JPH0730839A JP5172855A JP17285593A JPH0730839A JP H0730839 A JPH0730839 A JP H0730839A JP 5172855 A JP5172855 A JP 5172855A JP 17285593 A JP17285593 A JP 17285593A JP H0730839 A JPH0730839 A JP H0730839A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】視聴者の希望に応じて複数チャネルを同時に記
録し、またそれらを再生することが可能な記録再生装置
を提供すること。 【構成】ＴＶ信号及びＣＡＴＶ信号帯域からＢＳ信号帯
域まで可変連続同調が可能で選局回路をＢＳ信号受信時
とＴＶ信号受信時とＣＡＴＶ信号受信時とで共用するＢ
Ｓ・ＴＶ・ＣＡＴＶ共用チューナを、少なくとも２つ以
上備え、記録媒体の装着、走行、回転等を行う機構系
と、記録部を各々、少なくとも２つ以上設けた。 【効果】多様な放送を受信可能で、かつ視聴者の希望に
応じて複数チャネルを同時に記録し、またそれらを再生
すること、及び記録と再生を同時に行うことも可能な多
チャネル記録装置を提供できる。
録し、またそれらを再生することが可能な記録再生装置
を提供すること。 【構成】ＴＶ信号及びＣＡＴＶ信号帯域からＢＳ信号帯
域まで可変連続同調が可能で選局回路をＢＳ信号受信時
とＴＶ信号受信時とＣＡＴＶ信号受信時とで共用するＢ
Ｓ・ＴＶ・ＣＡＴＶ共用チューナを、少なくとも２つ以
上備え、記録媒体の装着、走行、回転等を行う機構系
と、記録部を各々、少なくとも２つ以上設けた。 【効果】多様な放送を受信可能で、かつ視聴者の希望に
応じて複数チャネルを同時に記録し、またそれらを再生
すること、及び記録と再生を同時に行うことも可能な多
チャネル記録装置を提供できる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、多方式の信号が多チャ
ネル入力され、それらの内、希望するチャネルの内容を
ビデオテープや光ディスク等の記録媒体上に記録する記
録再生装置に係わり、特に、視聴者の希望に応じて複数
チャネルを同時に記録し、またそれらを再生することが
可能な記録再生装置に関する。
ネル入力され、それらの内、希望するチャネルの内容を
ビデオテープや光ディスク等の記録媒体上に記録する記
録再生装置に係わり、特に、視聴者の希望に応じて複数
チャネルを同時に記録し、またそれらを再生することが
可能な記録再生装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】近年、地上放送、衛星放送、ＣＡＴＶ放
送等の拡充により、放送の多チャネル化が進むと共に、
ビデオテープや光ディスク等いわゆるパッケージメディ
アにより供給されるプログラムも増大している。これに
伴い、従来のビデオテープレコーダ等の記録再生装置で
は、衛星放送受信用チューナを内蔵する事や、２本のビ
デオテープを内部に納め長時間録画やプログラム毎に録
画するテープを切り換える機能等が付加されている。
送等の拡充により、放送の多チャネル化が進むと共に、
ビデオテープや光ディスク等いわゆるパッケージメディ
アにより供給されるプログラムも増大している。これに
伴い、従来のビデオテープレコーダ等の記録再生装置で
は、衛星放送受信用チューナを内蔵する事や、２本のビ
デオテープを内部に納め長時間録画やプログラム毎に録
画するテープを切り換える機能等が付加されている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術では、視聴者が記録を希望する複数のプログラム
が同時刻帯に放送される場合や、視聴者が限られた時間
の中で効率的にプログラムの内容を把握したい場合等に
対応することが考慮されていない。即ち、複数のプログ
ラムを同時に記録し、あるいは再生することが考慮され
ていない。例えば、地上ＴＶ放送及びＣＡＴＶ放送受信
用チューナと、衛星放送受信用チューナを内蔵している
場合、その両者から出力される信号を同時に記録するこ
と及び記録された２つの信号を同時に再生することは考
慮されていない。さらに、地上ＴＶ放送あるいはＣＡＴ
Ｖ放送のプログラムをテレビジョン受像機等に表示させ
ながら同時に衛星放送のプログラムを記録する事、ある
いは逆に衛星放送のプログラムをテレビジョン受像機等
に表示させながら同時に地上放送のプログラムを記録す
る事は可能であるが、地上ＴＶ放送あるいはＣＡＴＶ放
送のプログラムをテレビジョン受像機等に表示させなが
ら同時に地上ＴＶ放送あるいはＣＡＴＶ放送のプログラ
ムを記録する事、あるいは逆に衛星放送のプログラムを
テレビジョン受像機等に表示させながら同時に衛星放送
のプログラムを記録する事、並びに、地上ＴＶ放送ある
いはＣＡＴＶ放送のプログラムを複数同時に記録する
事、または衛星放送のプログラムを複数同時に記録する
事は考慮されていない。
来技術では、視聴者が記録を希望する複数のプログラム
が同時刻帯に放送される場合や、視聴者が限られた時間
の中で効率的にプログラムの内容を把握したい場合等に
対応することが考慮されていない。即ち、複数のプログ
ラムを同時に記録し、あるいは再生することが考慮され
ていない。例えば、地上ＴＶ放送及びＣＡＴＶ放送受信
用チューナと、衛星放送受信用チューナを内蔵している
場合、その両者から出力される信号を同時に記録するこ
と及び記録された２つの信号を同時に再生することは考
慮されていない。さらに、地上ＴＶ放送あるいはＣＡＴ
Ｖ放送のプログラムをテレビジョン受像機等に表示させ
ながら同時に衛星放送のプログラムを記録する事、ある
いは逆に衛星放送のプログラムをテレビジョン受像機等
に表示させながら同時に地上放送のプログラムを記録す
る事は可能であるが、地上ＴＶ放送あるいはＣＡＴＶ放
送のプログラムをテレビジョン受像機等に表示させなが
ら同時に地上ＴＶ放送あるいはＣＡＴＶ放送のプログラ
ムを記録する事、あるいは逆に衛星放送のプログラムを
テレビジョン受像機等に表示させながら同時に衛星放送
のプログラムを記録する事、並びに、地上ＴＶ放送ある
いはＣＡＴＶ放送のプログラムを複数同時に記録する
事、または衛星放送のプログラムを複数同時に記録する
事は考慮されていない。
【０００４】また、あるプログラムの再生と他のプログ
ラムの記録を同時に行うことも考慮されていない。
ラムの記録を同時に行うことも考慮されていない。
【０００５】本発明の目的は、多様な放送を受信可能
で、かつ視聴者の希望に応じて複数チャネルを同時に記
録し、またそれらを再生可能な記録再生装置を提供する
ことにある。
で、かつ視聴者の希望に応じて複数チャネルを同時に記
録し、またそれらを再生可能な記録再生装置を提供する
ことにある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ため、本発明では、ＴＶ信号及びＣＡＴＶ信号帯域から
ＢＳ信号帯域まで可変連続同調が可能で選局回路をＢＳ
信号受信時とＴＶ信号受信時とＣＡＴＶ信号受信時とで
共用するＢＳ・ＴＶ・ＣＡＴＶ共用チューナを、少なく
とも２つ以上備え、ビデオテープや光ディスク等記録媒
体の装着、走行等を行う機構系と、記録再生部を各々、
少なくとも２つ以上設けた。
ため、本発明では、ＴＶ信号及びＣＡＴＶ信号帯域から
ＢＳ信号帯域まで可変連続同調が可能で選局回路をＢＳ
信号受信時とＴＶ信号受信時とＣＡＴＶ信号受信時とで
共用するＢＳ・ＴＶ・ＣＡＴＶ共用チューナを、少なく
とも２つ以上備え、ビデオテープや光ディスク等記録媒
体の装着、走行等を行う機構系と、記録再生部を各々、
少なくとも２つ以上設けた。
【０００７】また、他の手段として、上記ＢＳ・ＴＶ・
ＣＡＴＶ共用チューナを、少なくとも２つ以上備え、上
記機構系を１つと、記録再生部を各々、少なくとも２つ
以上設けた。
ＣＡＴＶ共用チューナを、少なくとも２つ以上備え、上
記機構系を１つと、記録再生部を各々、少なくとも２つ
以上設けた。
【０００８】
【作用】本発明では、上記構成により、多様な放送を受
信可能で、かつ視聴者の希望に応じて複数チャネルを同
時に記録し、またそれらを再生すること、及び記録と再
生を同時に行うことも可能な多チャネル記録装置を提供
できる。即ち、地上ＴＶ放送あるいはＣＡＴＶ放送のプ
ログラムをテレビジョン受像機等に表示させながら同時
に地上ＴＶ放送あるいはＣＡＴＶ放送のプログラムを記
録する事、または逆に衛星放送のプログラムをテレビジ
ョン受像機等に表示させながら同時に衛星放送のプログ
ラムを記録する事、並びに、地上ＴＶ放送あるいはＣＡ
ＴＶ放送のプログラムを複数同時に記録する事、または
衛星放送のプログラムを複数同時に記録する事が可能と
なる。
信可能で、かつ視聴者の希望に応じて複数チャネルを同
時に記録し、またそれらを再生すること、及び記録と再
生を同時に行うことも可能な多チャネル記録装置を提供
できる。即ち、地上ＴＶ放送あるいはＣＡＴＶ放送のプ
ログラムをテレビジョン受像機等に表示させながら同時
に地上ＴＶ放送あるいはＣＡＴＶ放送のプログラムを記
録する事、または逆に衛星放送のプログラムをテレビジ
ョン受像機等に表示させながら同時に衛星放送のプログ
ラムを記録する事、並びに、地上ＴＶ放送あるいはＣＡ
ＴＶ放送のプログラムを複数同時に記録する事、または
衛星放送のプログラムを複数同時に記録する事が可能と
なる。
【０００９】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面により説明す
る。
る。
【００１０】図１は、本発明の第１の実施例を示す記録
装置のブロック図である。
装置のブロック図である。
【００１１】同図において、１は地上ＴＶ放送受信用ア
ンテナ及びＣＡＴＶ信号入力端子、２は衛星放送受信用
アンテナ、３は信号入力端子、４は選局用チューナ及び
復調回路から成る受信部、５は信号選択部、６、７は記
録媒体に信号を記録させる記録部、８、９は記録媒体の
装着、走行等を制御する機構系、１０、１１は記録媒体
から信号を再生する再生部、１２は画面選択、分割等を
行う出力制御部、１３は信号出力端子、１４は選局、再
生の制御部、１５はキーボード、リモートコントロール
等の入力部である。
ンテナ及びＣＡＴＶ信号入力端子、２は衛星放送受信用
アンテナ、３は信号入力端子、４は選局用チューナ及び
復調回路から成る受信部、５は信号選択部、６、７は記
録媒体に信号を記録させる記録部、８、９は記録媒体の
装着、走行等を制御する機構系、１０、１１は記録媒体
から信号を再生する再生部、１２は画面選択、分割等を
行う出力制御部、１３は信号出力端子、１４は選局、再
生の制御部、１５はキーボード、リモートコントロール
等の入力部である。
【００１２】まず２つのプログラムを同時に記録する場
合について説明する。受信部４には地上ＴＶ放送受信用
アンテナ及びＣＡＴＶ信号入力端子１からの信号と、衛
星放送受信用アンテナ２で受信され、アンテナに付属し
たダウンコンバータにより１ＧＨｚ帯に周波数変換され
たいわゆる衛星放送の第１中間周波信号（ＢＳ−ＩＦ信
号）が入力され、視聴者の希望に応じて入力部１５から
入力された選局情報により制御部１４から出力される制
御信号に応じて２つのプログラムが選択出力される。ま
た選択部５ではこれらの信号に加え、信号入力端子３か
ら入力される他のビデオ信号及び音声信号の内から視聴
者の希望に応じて入力部１５から入力された選局情報に
より制御部１４から出力される制御信号に応じて２つの
プログラムが選択出力される。その各々を記録部６、７
に入力し、機構系８、９で装着され、走行する２つの記
録媒体に各々の記録部で記録させていく。次に２つのプ
ログラムを同時に再生する場合について説明する。機構
系８、９で装着され、走行する２つの記録媒体から各々
の再生部で信号を再生し、出力制御部１２へ入力する。
ここでは視聴者の希望に応じて入力部１５から入力され
た出力情報により制御部１４から出力される制御信号に
応じて画像、音声信号を出力する。例えば、２つの画面
を同時に表示するいわゆるピクチャー・イン・ピクチャ
ー状に、２画面を１画面に構成して出力することや、ど
ちらか一方の画面のみ選択して出力すること等を行う。
合について説明する。受信部４には地上ＴＶ放送受信用
アンテナ及びＣＡＴＶ信号入力端子１からの信号と、衛
星放送受信用アンテナ２で受信され、アンテナに付属し
たダウンコンバータにより１ＧＨｚ帯に周波数変換され
たいわゆる衛星放送の第１中間周波信号（ＢＳ−ＩＦ信
号）が入力され、視聴者の希望に応じて入力部１５から
入力された選局情報により制御部１４から出力される制
御信号に応じて２つのプログラムが選択出力される。ま
た選択部５ではこれらの信号に加え、信号入力端子３か
ら入力される他のビデオ信号及び音声信号の内から視聴
者の希望に応じて入力部１５から入力された選局情報に
より制御部１４から出力される制御信号に応じて２つの
プログラムが選択出力される。その各々を記録部６、７
に入力し、機構系８、９で装着され、走行する２つの記
録媒体に各々の記録部で記録させていく。次に２つのプ
ログラムを同時に再生する場合について説明する。機構
系８、９で装着され、走行する２つの記録媒体から各々
の再生部で信号を再生し、出力制御部１２へ入力する。
ここでは視聴者の希望に応じて入力部１５から入力され
た出力情報により制御部１４から出力される制御信号に
応じて画像、音声信号を出力する。例えば、２つの画面
を同時に表示するいわゆるピクチャー・イン・ピクチャ
ー状に、２画面を１画面に構成して出力することや、ど
ちらか一方の画面のみ選択して出力すること等を行う。
【００１３】さらに、記録と再生を同時に行う場合につ
いて説明する。選択部５で、視聴者の希望に応じて入力
部１５から入力された選局情報により制御部１４から出
力される制御信号に応じて、入力信号の内所望の１プロ
グラムを選択する。選択された信号は例えば記録部６に
入力し、機構系８で装着され、走行する記録媒体に記録
部で記録させていく。一方同時に機構系９で装着され、
走行する記録媒体から再生部１１で信号を再生し、出力
制御部１２へ入力し、視聴者の希望に応じて入力部１５
から入力された出力情報により制御部１４から出力され
る制御信号に応じて画像、音声信号を出力する。
いて説明する。選択部５で、視聴者の希望に応じて入力
部１５から入力された選局情報により制御部１４から出
力される制御信号に応じて、入力信号の内所望の１プロ
グラムを選択する。選択された信号は例えば記録部６に
入力し、機構系８で装着され、走行する記録媒体に記録
部で記録させていく。一方同時に機構系９で装着され、
走行する記録媒体から再生部１１で信号を再生し、出力
制御部１２へ入力し、視聴者の希望に応じて入力部１５
から入力された出力情報により制御部１４から出力され
る制御信号に応じて画像、音声信号を出力する。
【００１４】以上説明したように、本実施例の記録装置
は、地上ＴＶ放送、ＣＡＴＶ放送及び衛星放送を受信可
能で、かつ視聴者の希望に応じて複数チャネルを同時に
記録し、またそれらを再生すること、及び記録と再生を
同時に行うことも可能となる。
は、地上ＴＶ放送、ＣＡＴＶ放送及び衛星放送を受信可
能で、かつ視聴者の希望に応じて複数チャネルを同時に
記録し、またそれらを再生すること、及び記録と再生を
同時に行うことも可能となる。
【００１５】図２は、本発明の第１の実施例の受信部を
示すブロック図である。同図において、図１と同様の動
作を行う部分には、図１と同一の番号を付し説明を略
す。同図において、４０、４１はＢＳ・ＴＶ・ＣＡＴＶ
共用チューナ、４２、４６、４８は地上ＴＶ信号及びＣ
ＡＴＶ信号入力端子、４３、４７、４９はＢＳ−ＩＦ信
号入力端子、５１、５３は衛星放送復調信号出力端子、
５０、５２はＴＶ信号復調信号出力端子、５８、５９は
選局信号入力端子、６０は地上ＴＶ信号、ＣＡＴＶ信号
用の入力同調フィルタ、増幅回路、段間同調フィルタか
ら成るＲＦ信号処理回路、６１はＢＳ−ＩＦ信号用の入
力同調フィルタ、増幅回路、段間同調フィルタから成る
ＲＦ信号処理回路、６２はＲＦ信号切換回路、６３は周
波数変換回路、６４は局部発振回路、６５はＰＬＬ（位
相同期ループ）を用いた周波数シンセサイザ、６６は地
上ＴＶ信号、ＣＡＴＶ信号の中間周波信号用の帯域選択
及び増幅を行う中間周波信号処理回路、６７は衛星放送
の第２中間周波信号用の帯域選択及び増幅を行う中間周
波信号処理回路、６８は地上ＴＶ信号、ＣＡＴＶ信号の
中間周波信号を復調する復調回路、６９は衛星放送の第
２中間周波信号を復調する復調回路である。
示すブロック図である。同図において、図１と同様の動
作を行う部分には、図１と同一の番号を付し説明を略
す。同図において、４０、４１はＢＳ・ＴＶ・ＣＡＴＶ
共用チューナ、４２、４６、４８は地上ＴＶ信号及びＣ
ＡＴＶ信号入力端子、４３、４７、４９はＢＳ−ＩＦ信
号入力端子、５１、５３は衛星放送復調信号出力端子、
５０、５２はＴＶ信号復調信号出力端子、５８、５９は
選局信号入力端子、６０は地上ＴＶ信号、ＣＡＴＶ信号
用の入力同調フィルタ、増幅回路、段間同調フィルタか
ら成るＲＦ信号処理回路、６１はＢＳ−ＩＦ信号用の入
力同調フィルタ、増幅回路、段間同調フィルタから成る
ＲＦ信号処理回路、６２はＲＦ信号切換回路、６３は周
波数変換回路、６４は局部発振回路、６５はＰＬＬ（位
相同期ループ）を用いた周波数シンセサイザ、６６は地
上ＴＶ信号、ＣＡＴＶ信号の中間周波信号用の帯域選択
及び増幅を行う中間周波信号処理回路、６７は衛星放送
の第２中間周波信号用の帯域選択及び増幅を行う中間周
波信号処理回路、６８は地上ＴＶ信号、ＣＡＴＶ信号の
中間周波信号を復調する復調回路、６９は衛星放送の第
２中間周波信号を復調する復調回路である。
【００１６】地上ＴＶ放送受信用アンテナ及びＣＡＴＶ
信号入力端子１からの信号、及び衛星放送受信用アンテ
ナ２で受信され、１ＧＨｚ帯に周波数変換されたＢＳ−
ＩＦ信号がそれぞれ入力端子４２、４３から入力され、
２分配されてＢＳ・ＴＶ・ＣＡＴＶ共用チューナ４０、
４１のそれぞれの入力端子４６、４８及び４７、４９に
入力する。ここでＢＳ・ＴＶ・ＣＡＴＶ共用チューナに
ついて説明する。ＢＳ・ＴＶ・ＣＡＴＶ共用チューナ４
０、４１は地上ＴＶ信号及びＣＡＴＶ信号帯域からＢＳ
信号帯域まで可変連続同調が可能となる様、広帯域周波
数変換回路６３、局部発振回路６４及び選局用周波数シ
ンセサイザ回路６５をＢＳ信号受信時とＴＶ信号受信時
とＣＡＴＶ信号受信時とで共用し、回路の簡略化を図っ
たチューナである。地上ＴＶ信号、ＣＡＴＶ信号（国内
では、約９０〜７７０ＭＨｚ）の中から希望するチャネ
ルを受信する場合は入力端子４６から入力した信号から
希望チャネルをＲＦ信号処理回路６０で、選局信号入力
端子５８に入力された選局信号に応じてＰＬＬ周波数シ
ンセサイザ６５から出力される同調電圧により選択的に
通過させると共に所望の信号レベルに増幅あるいは減衰
させ、切換回路６２を経て周波数変換回路６３に入力す
る。周波数変換回路６３では上記同調電圧に応じて発振
周波数を変化できる局部発振回路６４からの局部発振信
号により、中間周波数（国内の場合、５８ＭＨｚ帯）に
変換し出力する。この中間周波信号は中間周波信号処理
回路６６でさらに帯域選択され、所望の信号レベルまで
増幅された後、復調回路６８で映像及び音声信号に復調
され、出力端子５０、４４を経て出力される。一方、衛
星放送（国内のＢＳ−ＩＦ信号は約１０３０〜１３３０
ＭＨｚ）の中から希望するチャネルを受信する場合は、
同様に入力端子４７から入力した信号から希望チャネル
をＲＦ信号処理回路６１で、選択的に通過させると共に
所望の信号レベルに増幅あるいは減衰させ、切換回路６
２を経て周波数変換回路６３に入力し、局部発振回路６
４からの局部発振信号により、中間周波数（国内の場
合、４００ＭＨｚ帯）に変換し出力する。この中間周波
信号は中間周波信号処理回路６７でさらに帯域選択さ
れ、所望の信号レベルまで増幅された後、復調回路６９
で映像及び音声信号に復調され、出力端子５１、４４を
経て出力される。
信号入力端子１からの信号、及び衛星放送受信用アンテ
ナ２で受信され、１ＧＨｚ帯に周波数変換されたＢＳ−
ＩＦ信号がそれぞれ入力端子４２、４３から入力され、
２分配されてＢＳ・ＴＶ・ＣＡＴＶ共用チューナ４０、
４１のそれぞれの入力端子４６、４８及び４７、４９に
入力する。ここでＢＳ・ＴＶ・ＣＡＴＶ共用チューナに
ついて説明する。ＢＳ・ＴＶ・ＣＡＴＶ共用チューナ４
０、４１は地上ＴＶ信号及びＣＡＴＶ信号帯域からＢＳ
信号帯域まで可変連続同調が可能となる様、広帯域周波
数変換回路６３、局部発振回路６４及び選局用周波数シ
ンセサイザ回路６５をＢＳ信号受信時とＴＶ信号受信時
とＣＡＴＶ信号受信時とで共用し、回路の簡略化を図っ
たチューナである。地上ＴＶ信号、ＣＡＴＶ信号（国内
では、約９０〜７７０ＭＨｚ）の中から希望するチャネ
ルを受信する場合は入力端子４６から入力した信号から
希望チャネルをＲＦ信号処理回路６０で、選局信号入力
端子５８に入力された選局信号に応じてＰＬＬ周波数シ
ンセサイザ６５から出力される同調電圧により選択的に
通過させると共に所望の信号レベルに増幅あるいは減衰
させ、切換回路６２を経て周波数変換回路６３に入力す
る。周波数変換回路６３では上記同調電圧に応じて発振
周波数を変化できる局部発振回路６４からの局部発振信
号により、中間周波数（国内の場合、５８ＭＨｚ帯）に
変換し出力する。この中間周波信号は中間周波信号処理
回路６６でさらに帯域選択され、所望の信号レベルまで
増幅された後、復調回路６８で映像及び音声信号に復調
され、出力端子５０、４４を経て出力される。一方、衛
星放送（国内のＢＳ−ＩＦ信号は約１０３０〜１３３０
ＭＨｚ）の中から希望するチャネルを受信する場合は、
同様に入力端子４７から入力した信号から希望チャネル
をＲＦ信号処理回路６１で、選択的に通過させると共に
所望の信号レベルに増幅あるいは減衰させ、切換回路６
２を経て周波数変換回路６３に入力し、局部発振回路６
４からの局部発振信号により、中間周波数（国内の場
合、４００ＭＨｚ帯）に変換し出力する。この中間周波
信号は中間周波信号処理回路６７でさらに帯域選択さ
れ、所望の信号レベルまで増幅された後、復調回路６９
で映像及び音声信号に復調され、出力端子５１、４４を
経て出力される。
【００１７】上記構成の受信部４を用いることにより、
上記第１の実施例で述べた効果に加え、地上ＴＶ放送あ
るいはＣＡＴＶ放送のプログラムをテレビジョン受像機
等に表示させながら同時に地上ＴＶ放送あるいはＣＡＴ
Ｖ放送のプログラムを記録する事、または逆に衛星放送
のプログラムをテレビジョン受像機等に表示させながら
同時に衛星放送のプログラムを記録する事、並びに、地
上ＴＶ放送あるいはＣＡＴＶ放送のプログラムを複数同
時に記録する事、または衛星放送のプログラムを複数同
時に記録する事が可能となる。
上記第１の実施例で述べた効果に加え、地上ＴＶ放送あ
るいはＣＡＴＶ放送のプログラムをテレビジョン受像機
等に表示させながら同時に地上ＴＶ放送あるいはＣＡＴ
Ｖ放送のプログラムを記録する事、または逆に衛星放送
のプログラムをテレビジョン受像機等に表示させながら
同時に衛星放送のプログラムを記録する事、並びに、地
上ＴＶ放送あるいはＣＡＴＶ放送のプログラムを複数同
時に記録する事、または衛星放送のプログラムを複数同
時に記録する事が可能となる。
【００１８】図３は本発明の第２の実施例を示すブロッ
ク図である。同図において、図１に示した実施例と同様
の動作を行う部分には、図１と同一の番号を付し説明を
略す。同図において、１６は非同期で入力される２つの
信号を同期させて出力する信号処理部、１７は１つの記
録媒体の装着、走行等を制御する機構系である。
ク図である。同図において、図１に示した実施例と同様
の動作を行う部分には、図１と同一の番号を付し説明を
略す。同図において、１６は非同期で入力される２つの
信号を同期させて出力する信号処理部、１７は１つの記
録媒体の装着、走行等を制御する機構系である。
【００１９】本実施例は１つの記録媒体に複数のプログ
ラムを同時に記録あるいは再生することを特長とする。
即ち、上記第１の実施例と同様、選択部５で、視聴者の
希望に応じて入力部１５から入力された選局情報により
制御部１４から出力される制御信号に応じて、入力信号
の内所望の２プログラムを選択する。選択された２つの
信号を信号処理部で同期させて記録部６、７に入力し、
機構系１７で装着され、走行する１つの記録媒体に各々
の記録部で同時に記録させていく。
ラムを同時に記録あるいは再生することを特長とする。
即ち、上記第１の実施例と同様、選択部５で、視聴者の
希望に応じて入力部１５から入力された選局情報により
制御部１４から出力される制御信号に応じて、入力信号
の内所望の２プログラムを選択する。選択された２つの
信号を信号処理部で同期させて記録部６、７に入力し、
機構系１７で装着され、走行する１つの記録媒体に各々
の記録部で同時に記録させていく。
【００２０】記録媒体としてビデオテ−プを例にした模
式図を図４に示す。同図において、１８はビデオテー
プ、１９は一方の記録ヘッドで記録されたトラック、２
０は他方の記録ヘッドで記録されたトラックである。本
実施例ではこのように、１本のビデオテープに２つの信
号を２つのヘッドで各々のトラックに記録する。
式図を図４に示す。同図において、１８はビデオテー
プ、１９は一方の記録ヘッドで記録されたトラック、２
０は他方の記録ヘッドで記録されたトラックである。本
実施例ではこのように、１本のビデオテープに２つの信
号を２つのヘッドで各々のトラックに記録する。
【００２１】また、信号処理部１６の具体例を示すブロ
ック図を図５に示す。同図において、１６１、１６２入
力端子、１６３、１６４は出力端子、１６５、１６６は
同期抽出回路、１６７はメモリ、１６８はメモリへの書
き込みタイミング発生回路、１６９はメモリからの読み
だしタイミング発生回路である。入力端子１６１、１６
２から入力した信号は同期抽出回路１６５、１６６で各
々同期信号を抽出する。入力端子１６２から入力した信
号はそれ自身の同期信号に同期した、タイミング発生回
路１６８からの書き込み制御信号でメモリ１６７に書き
込まれ、入力端子１６１から入力した信号から抽出した
同期信号に同期した、タイミング発生回路１６９からの
読みだし制御信号でメモリ１６７から読み出される。こ
の信号処理により、出力端子１６３、１６４から同期し
た出力信号が得られる。
ック図を図５に示す。同図において、１６１、１６２入
力端子、１６３、１６４は出力端子、１６５、１６６は
同期抽出回路、１６７はメモリ、１６８はメモリへの書
き込みタイミング発生回路、１６９はメモリからの読み
だしタイミング発生回路である。入力端子１６１、１６
２から入力した信号は同期抽出回路１６５、１６６で各
々同期信号を抽出する。入力端子１６２から入力した信
号はそれ自身の同期信号に同期した、タイミング発生回
路１６８からの書き込み制御信号でメモリ１６７に書き
込まれ、入力端子１６１から入力した信号から抽出した
同期信号に同期した、タイミング発生回路１６９からの
読みだし制御信号でメモリ１６７から読み出される。こ
の信号処理により、出力端子１６３、１６４から同期し
た出力信号が得られる。
【００２２】記録された２つの信号を再生する場合は、
機構系１７で装着され、走行する１つの記録媒体から各
々の再生部で同時に信号を再生し、出力制御部１２へ入
力し、視聴者の希望に応じて入力部１５から入力された
出力情報により制御部１４から出力される制御信号に応
じて画像、音声信号を出力する。
機構系１７で装着され、走行する１つの記録媒体から各
々の再生部で同時に信号を再生し、出力制御部１２へ入
力し、視聴者の希望に応じて入力部１５から入力された
出力情報により制御部１４から出力される制御信号に応
じて画像、音声信号を出力する。
【００２３】以上の構成により、第１の実施例と同様、
地上ＴＶ放送、ＣＡＴＶ放送及び衛星放送を受信可能
で、かつ１つの記録媒体に複数のプログラムを同時に記
録あるいは再生することが可能となる。また１つの機構
系で上記記録再生が行えるため、１つまた、２つの入力
信号を同期させて記録しているため、再生時に２つの信
号に対し、機構系１７に共通のサーボ制御を用いる事が
でき、再生部の簡略化が図れる効果もある。さらに、図
２に示した受信部を用いる事により、地上ＴＶ放送ある
いはＣＡＴＶ放送のプログラムをテレビジョン受像機等
に表示させながら同時に地上ＴＶ放送あるいはＣＡＴＶ
放送のプログラムを記録する事、または逆に衛星放送の
プログラムをテレビジョン受像機等に表示させながら同
時に衛星放送のプログラムを記録する事、並びに、地上
ＴＶ放送あるいはＣＡＴＶ放送のプログラムを複数同時
に記録する事、または衛星放送のプログラムを複数同時
に記録する事が可能となる。
地上ＴＶ放送、ＣＡＴＶ放送及び衛星放送を受信可能
で、かつ１つの記録媒体に複数のプログラムを同時に記
録あるいは再生することが可能となる。また１つの機構
系で上記記録再生が行えるため、１つまた、２つの入力
信号を同期させて記録しているため、再生時に２つの信
号に対し、機構系１７に共通のサーボ制御を用いる事が
でき、再生部の簡略化が図れる効果もある。さらに、図
２に示した受信部を用いる事により、地上ＴＶ放送ある
いはＣＡＴＶ放送のプログラムをテレビジョン受像機等
に表示させながら同時に地上ＴＶ放送あるいはＣＡＴＶ
放送のプログラムを記録する事、または逆に衛星放送の
プログラムをテレビジョン受像機等に表示させながら同
時に衛星放送のプログラムを記録する事、並びに、地上
ＴＶ放送あるいはＣＡＴＶ放送のプログラムを複数同時
に記録する事、または衛星放送のプログラムを複数同時
に記録する事が可能となる。
【００２４】なお、ここに述べた実施例では記録再生で
きる信号数を２として説明してきたが、２以上の場合に
も同様の効果が得られる。
きる信号数を２として説明してきたが、２以上の場合に
も同様の効果が得られる。
【００２５】
【発明の効果】本発明によれば、ビデオテープレコーダ
や光ディスクプレ−ヤ等の記録再生装置において、地上
ＴＶ放送、ＣＡＴＶ放送及び衛星放送を受信可能で、か
つ視聴者の希望に応じて複数チャネルを同時に記録し、
またそれらを再生することが可能となる。また、機構系
を２つ設ける事で記録と再生を同時に行うことも可能と
なる。さらに、受信部にＢＳ・ＴＶ・ＣＡＴＶ共用チュ
ーナを２個用いる事で、地上ＴＶ放送あるいはＣＡＴＶ
放送のプログラムをテレビジョン受像機等に表示させな
がら同時に地上ＴＶ放送あるいはＣＡＴＶ放送のプログ
ラムを記録する事、または逆に衛星放送のプログラムを
テレビジョン受像機等に表示させながら同時に衛星放送
のプログラムを記録する事、並びに、地上ＴＶ放送ある
いはＣＡＴＶ放送のプログラムを複数同時に記録する
事、または衛星放送のプログラムを複数同時に記録する
事が可能となる。
や光ディスクプレ−ヤ等の記録再生装置において、地上
ＴＶ放送、ＣＡＴＶ放送及び衛星放送を受信可能で、か
つ視聴者の希望に応じて複数チャネルを同時に記録し、
またそれらを再生することが可能となる。また、機構系
を２つ設ける事で記録と再生を同時に行うことも可能と
なる。さらに、受信部にＢＳ・ＴＶ・ＣＡＴＶ共用チュ
ーナを２個用いる事で、地上ＴＶ放送あるいはＣＡＴＶ
放送のプログラムをテレビジョン受像機等に表示させな
がら同時に地上ＴＶ放送あるいはＣＡＴＶ放送のプログ
ラムを記録する事、または逆に衛星放送のプログラムを
テレビジョン受像機等に表示させながら同時に衛星放送
のプログラムを記録する事、並びに、地上ＴＶ放送ある
いはＣＡＴＶ放送のプログラムを複数同時に記録する
事、または衛星放送のプログラムを複数同時に記録する
事が可能となる。
【図１】本発明の第１の実施例を示すブロック図であ
る。
る。
【図２】本発明の第１の実施例を補足するブロック図で
ある。
ある。
【図３】本発明の第２の実施例を示すブロック図であ
る。
る。
【図４】本発明の第２の実施例を補足するブロック図で
ある。
ある。
【図５】本発明の第２の実施例を補足するブロック図で
ある。
ある。
１…地上ＴＶ放送受信用アンテナ及びＣＡＴＶ信号入力
端子、 ２…衛星放送受信用アンテナ、 ３…信号入力端子、 ４…受信部、 ５…信号選択部、 ６、７…記録部、 ８、９、１７…機構系、 １０、１１…再生部、 １２…出力制御部、 １３…信号出力端子、 １４…選局、再生の制御部、 １５…キーボード、リモートコントロール等の入力部、 ４０、４１…ＢＳ・ＴＶ・ＣＡＴＶ共用チューナ。
端子、 ２…衛星放送受信用アンテナ、 ３…信号入力端子、 ４…受信部、 ５…信号選択部、 ６、７…記録部、 ８、９、１７…機構系、 １０、１１…再生部、 １２…出力制御部、 １３…信号出力端子、 １４…選局、再生の制御部、 １５…キーボード、リモートコントロール等の入力部、 ４０、４１…ＢＳ・ＴＶ・ＣＡＴＶ共用チューナ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 ＦＩ 技術表示箇所 7734−5Ｃ Ｈ０４Ｎ 5/92 Ｃ
Claims (2)
- 【請求項１】ＴＶ信号等の選局、復調を行う受信部と、
外部入力と前記受信部からの信号を切換出力する選択部
と、選択された信号をビデオテープや光ディスク等の記
録媒体上に記録する記録部と、記録媒体の装着、走行等
を制御する機構系と、記録媒体上に記録された信号から
信号を再生する再生部と、信号をテレビジョン受像機等
に出力する出力部と、選局、再生の制御部と、キーボー
ド、リモートコントロール等の入力部で構成される記録
再生装置において、受信部にＴＶ信号及びＣＡＴＶ信号
帯域から衛星放送第１中間周波信号（ＢＳ信号）帯域ま
で可変連続同調が可能で選局回路をＢＳ信号受信時とＴ
Ｖ信号受信時とＣＡＴＶ信号受信時とで共用するＢＳ・
ＴＶ・ＣＡＴＶ共用チューナを、少なくとも２つ以上備
え、機構系と、記録再生部を各々、少なくとも２つ以上
設けたことを特徴とする多チャネル記録再生装置。 - 【請求項２】ＴＶ信号等の選局、復調を行う受信部と、
外部入力と前記受信部からの信号を切換出力する選択部
と、選択された信号をビデオテープや光ディスク等の記
録媒体上に記録する記録部と、記録媒体の装着、走行等
を制御する機構系と、記録媒体上に記録された信号から
信号を再生する再生部と、信号をテレビジョン受像機等
に出力する出力部と、選局、再生の制御部と、キーボー
ド、リモートコントロール等の入力部で構成される記録
再生装置において、受信部にＴＶ信号及びＣＡＴＶ信号
帯域からＢＳ信号帯域まで可変連続同調が可能で選局回
路をＢＳ信号受信時とＴＶ信号受信時とＣＡＴＶ信号受
信時とで共用するＢＳ・ＴＶ・ＣＡＴＶ共用チューナ
を、少なくとも２つ以上備え、機構系を１つと、記録再
生部を各々、少なくとも２つ以上設けたことを特徴とす
る多チャネル記録再生装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5172855A JPH0730839A (ja) | 1993-07-13 | 1993-07-13 | 多チャネル記録再生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5172855A JPH0730839A (ja) | 1993-07-13 | 1993-07-13 | 多チャネル記録再生装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0730839A true JPH0730839A (ja) | 1995-01-31 |
Family
ID=15949549
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5172855A Pending JPH0730839A (ja) | 1993-07-13 | 1993-07-13 | 多チャネル記録再生装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0730839A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7684681B1 (en) | 1999-08-09 | 2010-03-23 | British Sky Broadcasting Limited | Receivers for television signals |
| US9788049B2 (en) | 1998-07-30 | 2017-10-10 | Tivo Solutions Inc. | Multimedia signal processing system |
| US9800823B2 (en) | 1998-07-30 | 2017-10-24 | Tivo Solutions Inc. | Digital security surveillance system |
| US9967534B1 (en) | 2004-11-19 | 2018-05-08 | Tivo Solutions Inc. | Digital video recorder video editing system |
-
1993
- 1993-07-13 JP JP5172855A patent/JPH0730839A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US9788049B2 (en) | 1998-07-30 | 2017-10-10 | Tivo Solutions Inc. | Multimedia signal processing system |
| US9800823B2 (en) | 1998-07-30 | 2017-10-24 | Tivo Solutions Inc. | Digital security surveillance system |
| US9854199B2 (en) | 1998-07-30 | 2017-12-26 | Tivo Solutions Inc. | Multiple outlet digital video recording system |
| US10021446B2 (en) | 1998-07-30 | 2018-07-10 | Tivo Solutions Inc. | Multimedia stream processing system |
| US7684681B1 (en) | 1999-08-09 | 2010-03-23 | British Sky Broadcasting Limited | Receivers for television signals |
| US9967534B1 (en) | 2004-11-19 | 2018-05-08 | Tivo Solutions Inc. | Digital video recorder video editing system |
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