JPH07307477A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

半導体装置の製造方法

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JPH07307477A
JPH07307477A JP1924695A JP1924695A JPH07307477A JP H07307477 A JPH07307477 A JP H07307477A JP 1924695 A JP1924695 A JP 1924695A JP 1924695 A JP1924695 A JP 1924695A JP H07307477 A JPH07307477 A JP H07307477A
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JP
Japan
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layer
forming
mask
ion
etching
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JP1924695A
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Nobuhiko Oda
信彦 小田
Kiyoshi Yoneda
清 米田
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L29/00Semiconductor devices specially adapted for rectifying, amplifying, oscillating or switching and having potential barriers; Capacitors or resistors having potential barriers, e.g. a PN-junction depletion layer or carrier concentration layer; Details of semiconductor bodies or of electrodes thereof ; Multistep manufacturing processes therefor
    • H01L29/66Types of semiconductor device ; Multistep manufacturing processes therefor
    • H01L29/68Types of semiconductor device ; Multistep manufacturing processes therefor controllable by only the electric current supplied, or only the electric potential applied, to an electrode which does not carry the current to be rectified, amplified or switched
    • H01L29/76Unipolar devices, e.g. field effect transistors
    • H01L29/772Field effect transistors
    • H01L29/78Field effect transistors with field effect produced by an insulated gate
    • H01L29/786Thin film transistors, i.e. transistors with a channel being at least partly a thin film
    • H01L29/78606Thin film transistors, i.e. transistors with a channel being at least partly a thin film with supplementary region or layer in the thin film or in the insulated bulk substrate supporting it for controlling or increasing the safety of the device
    • H01L29/78618Thin film transistors, i.e. transistors with a channel being at least partly a thin film with supplementary region or layer in the thin film or in the insulated bulk substrate supporting it for controlling or increasing the safety of the device characterised by the drain or the source properties, e.g. the doping structure, the composition, the sectional shape or the contact structure
    • H01L29/78621Thin film transistors, i.e. transistors with a channel being at least partly a thin film with supplementary region or layer in the thin film or in the insulated bulk substrate supporting it for controlling or increasing the safety of the device characterised by the drain or the source properties, e.g. the doping structure, the composition, the sectional shape or the contact structure with LDD structure or an extension or an offset region or characterised by the doping profile

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 高精度なLDD構造の簡単且つ容易な製造方
法を提供する。 【構成】 フォトレジスト5をエッチングマスクとした
等方性エッチングにより、多結晶シリコン膜をエッチン
グしてゲート電極6を形成する。このとき、フォトレジ
スト5の端部の多結晶シリコン膜に積極的にサイドエッ
チングが入るようにする。次に、フォトレジスト5をイ
オン注入マスクとし、ゲート酸化膜3を介して多結晶シ
リコン膜2にリンをイオン注入することにより、高濃度
ドープ領域7a、7bを形成する。続いて、フォトレジ
スト5をイオン注入マスクとし、ゲート酸化膜3を介し
て多結晶シリコン膜2にリンを斜めイオン注入すること
により、低濃度ドープ領域8aを形成する。その結果、
多結晶シリコン膜2において、高濃度ドープ領域7aよ
り内側でゲート電極6の直下を除く領域に、低濃度ドー
プ領域8aが自己整合的に形成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は半導体装置の製造方法に
係り、詳しくは、LDD(Lightly Doped Drain)構造
のMOSトランジスタの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】MOSトランジスタではドレイン近傍の
電界が高くなると、耐圧の低下、ホットキャリア効果、
リーク電流の増大などの諸問題が生じる。特に、多結晶
シリコンを能動層に用いる薄膜トランジスタでは、多結
晶シリコンの結晶粒界などに多くの欠陥準位を含んでい
る。
【0003】そのため、ドレイン近傍の電界が高くなる
と、欠陥準位によってキャリアのフィールドエミッショ
ンが加速され、ドレイン電圧に依存するリーク電流が増
大する。リーク電流が増大するとドレイン電流が小さく
なりトランジスタの駆動能力が低くなる。そこで、ドレ
イン近傍に低濃度ドープ領域を設けて電界を緩和させる
LDD構造が採用されている。
【0004】従来、LDD構造の作製方法として以下の
方法が提案されている。 サイドウォールスペーサを用いる通常の方法 まず、ゲート電極をマスクとして、基板に低濃度ドープ
領域を形成するためのイオン注入を行う。次に、ゲート
電極の側壁に、シリコン酸化膜、シリコン窒化膜、多結
晶シリコン膜(多結晶シリコン膜の場合は絶縁膜を介
す)等によりサイドウォールスペーサを形成する。続い
て、そのサイドウォールスペーサをマスクとして、基板
に高濃度ドープ領域(ドレイン領域)を形成するための
イオン注入を行う。
【0005】ディスポーサブル・スペーサを用いる方
法(Parrillo:IDEM Technology Digest,pp.244,1986) まず、ゲート電極の上に上記と同様のサイドウォール
スペーサを形成する。次に、そのサイドウォールスペー
サをマスクとして、基板に高濃度ドープ領域を形成する
ためのイオン注入を行う。続いて、サイドウォールスペ
ーサを除去する。そして、ゲート電極をマスクとして、
基板に低濃度ドープ領域を形成するためのイオン注入を
行う。
【0006】フォトレジストを用いる方法 上記又はの方法におけるサイドウォールスペーサ
を、ゲート電極の上部及び側壁を覆うように形成された
フォトレジストに置き代える。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記又はの方法で
は、ゲートに対するドレインのオフセットがサイドウォ
ールスペーサの幅によって規定される。しかし、サイド
ウォールスペーサはデバイスの全面に前記膜(シリコン
酸化膜、シリコン窒化膜、多結晶シリコン膜等)を成膜
した後にエッチバックして形成されるため、その幅をゲ
ート電極の高さ以上にすることができない。
【0008】従って、素子の微細化に伴ってゲート電極
の高さが低くなると、ゲートに対するドレインのオフセ
ットを十分にとることができなくなるという欠点があ
る。更に、LDD構造では、ON電流及びOFF電流が
低濃度ドープ領域の幅及びドーズ量に大きく依存する。
そのため、低濃度ドープ領域の幅を正確に制御してLD
D構造の寸法精度を高くすることが重要である。しか
し、サイドウォールスペーサの幅を正確に制御するのは
容易ではないため、高精度なLDD構造を実現するのが
難しいという欠点もある。
【0009】一方、上記の方法では、ゲートに対する
ドレインのオフセットがゲート電極の側壁部に形成され
るフォトレジストの幅によって形成されるため、フォト
レジストの幅を適宜に設定することにより、オフセット
を十分にとることができる。しかし、フォトレジストは
ゲート電極に対して自己整合的に形成することができな
い。従って、上記又はの方法よりも更に制御性が悪
くなり、高精度なLDD構造を実現するのが難しくな
る。
【0010】加えて、上記〜の方法では、工程数が
多いため歩留りが悪くなって、製造コストが高くなると
いう欠点もある。本発明は、斯かる問題点に鑑み、高精
度なLDD構造の簡単且つ容易な製造方法を提供するこ
とを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の半導体
装置の製造方法は、半導体層に低濃度ドープ領域と高濃
度ドープ領域からなる不純物領域を有するものであっ
て、前記低濃度ドープ領域を斜めイオン注入法により形
成するものである。また、請求項2に記載の半導体装置
の製造方法は、半導体層上に断面ほぼT字状のマスク材
を形成する工程と、前記マスク材をイオン注入マスクと
し、前記半導体層に不純物をイオン注入することによ
り、高濃度ドープ領域を形成する工程と、前記マスク材
をイオン注入マスクとし、前記半導体層に不純物を斜め
イオン注入することにより、低濃度ドープ領域を形成す
る工程とを含むものである。
【0012】また、請求項3に記載の半導体装置の製造
方法は、半導体層上にゲート絶縁膜を形成し、そのゲー
ト絶縁膜上に導電層を形成し、その導電層上にレジスト
パターンを形成する工程と、そのレジストパターンをエ
ッチングマスクとした等方性エッチングにより、前記導
電層をエッチングしてゲート電極を形成する工程と、前
記レジストパターンをイオン注入マスクとし、前記半導
体層に不純物をイオン注入することにより、高濃度ドー
プ領域を形成する工程と、前記レジストパターンをイオ
ン注入マスクとし、前記半導体層に不純物を斜めイオン
注入することにより、低濃度ドープ領域を形成する工程
とを含むものである。
【0013】また、請求項4に記載の半導体装置の製造
方法は、絶縁基板1上に多結晶シリコン層2を形成し、
多結晶シリコン層上にゲート絶縁膜3を形成し、そのゲ
ート絶縁膜上に導電層4を形成し、その導電層上にレジ
ストパターン5を形成する工程と、そのレジストパター
ンをエッチングマスクとした等方性エッチングにより、
前記導電層をエッチングしてゲート電極6を形成する工
程と、前記レジストパターンをイオン注入マスクとし、
前記多結晶シリコン層に不純物をイオン注入することに
より、高濃度ドープ領域7a、7bを形成する工程と、
前記レジストパターンをイオン注入マスクとし、前記多
結晶シリコン層に不純物を斜めイオン注入することによ
り、低濃度ドープ領域8a、8bを形成する工程とを含
むものである。
【0014】また、請求項5に記載の半導体装置の製造
方法は、半導体層上に断面ほぼ逆T字状のマスク材を形
成する工程と、前記マスク材をイオン注入マスクとし、
半導体層に不純物をイオン注入することにより、高濃度
ドープ領域を形成する工程と、前記マスク材の下部の幅
を縮小する工程と、前記マスク材をイオン注入マスクと
し、半導体層に不純物をイオン注入することにより、低
濃度ドープ領域を形成する工程とを含むものである。
【0015】また、請求項6に記載の半導体装置の製造
方法は、請求項1、2又は5に記載の半導体装置の製造
方法において、前記マスク材の少なくとも下方の部分が
導電層を有するものである。また、請求項7に記載の半
導体装置の製造方法は、半導体層上にゲート絶縁膜を形
成し、そのゲート絶縁膜上に導電層を形成し、その導電
層上に絶縁層を形成し、更に、その絶縁層上にレジスト
パターンを形成する工程と、そのレジストパターンをエ
ッチングマスクとした等方性エッチングにより、前記絶
縁層をエッチングする工程と、前記レジストパターンを
除去し、残った前記絶縁層及び導電層をイオン注入マス
クとし、前記半導体層に不純物をイオン注入することに
より、高濃度ドープ領域を形成する工程と、前記絶縁層
をエッチングマスクとして前記導電層を更にエッチング
し、ゲート電極を形成する工程と、前記絶縁層及びゲー
ト電極をイオン注入マスクとし、前記半導体層に不純物
をイオン注入することにより、低濃度ドープ領域を形成
する工程とを含むものである。
【0016】また、請求項8に記載の半導体装置の製造
方法は、絶縁基板上に多結晶シリコン層を形成し、この
多結晶シリコン層上にゲート絶縁膜を形成し、そのゲー
ト絶縁膜上に導電層を形成し、その導電層上に絶縁層を
形成し、更に、その絶縁層上にレジストパターンを形成
する工程と、そのレジストパターンをエッチングマスク
とした等方性エッチングにより、前記絶縁層をエッチン
グする工程と、前記レジストパターンを除去し、残った
前記絶縁層及び導電層をイオン注入マスクとし、前記多
結晶シリコン層に不純物をイオン注入することにより、
高濃度ドープ領域を形成する工程と、前記絶縁層をエッ
チングマスクとして前記導電層を更にエッチングし、ゲ
ート電極を形成する工程と、前記絶縁層及びゲート電極
をイオン注入マスクとし、前記多結晶シリコン層に不純
物をイオン注入することにより、低濃度ドープ領域を形
成する工程とを含むものである。
【0017】また、請求項9に記載の半導体装置の製造
方法は、請求項3、4、6、7、8のいずれか1項に記
載の半導体装置の製造方法において、前記導電層を多結
晶シリコン層としてものである。
【0018】
【作用】請求項1に記載の発明によれば、斜めイオン注
入の注入角度を調整することにより、低濃度ドープ領域
の幅を正確に制御することができる。請求項2に記載の
発明によれば、断面ほぼT字状のマスク材の加工を調整
することにより、ゲートに対するドレインのオフセット
を任意に設定することが可能になる。
【0019】更に、斜めイオン注入の注入角度を調整す
ることにより、低濃度ドープ領域の幅を正確に制御する
ことができる。請求項3に記載の発明によれば、レジス
トパターンをエッチングマスクとした等方性エッチング
時にレジストパターンの端部の導電層に積極的にサイド
エッチングを入れることで、レジストパターンの幅より
もゲート電極の幅の方が狭くなる。そのため、サイドエ
ッチングの量を調整することにより、ゲート電極の高さ
に関係なく、ゲートに対するドレインのオフセットを任
意に設定することが可能になる。
【0020】また、ゲート電極の形成時にエッチングマ
スクとして用いたレジストパターンをイオン注入マスク
として流用することにより、低濃度ドープ領域を自己整
合的に形成することが可能になる。更に、斜めイオン注
入の注入角度を調整することにより、低濃度ドープ領域
の幅を正確に制御することができる。
【0021】従って、高精度なLDD構造を実現するこ
とができ、リーク電流が低減されることからドレイン電
流が大きく駆動能力の高いトランジスタを製造すること
ができる。また、サイドエッチングと斜めイオン注入と
を組み合わせるだけであるため、LDD構造を採用しな
い場合と工程数が変わらない。更には、サイドエッチン
グ量及びイオン注入角度の調整は簡単且つ容易である。
従って、工程が複雑になることなく簡単且つ容易に製造
することができる。
【0022】請求項4に記載の発明によれば、多結晶シ
リコンを能動層に用いるトップゲート型薄膜トランジス
タを製造することができる。その薄膜トランジスタにお
いても請求項3に記載の発明と同様の作用により同様の
効果を得ることができる。その上、絶縁基板にはイオン
が注入されないため、低濃度ドープ領域の幅を正確に制
御するのが容易になる。
【0023】請求項5に記載の発明によれば、断面ほぼ
逆T字状のマスク材の加工を調整することにより、ゲー
トに対するドレインのオフセットを任意に設定すること
が可能になる。請求項6に記載の発明によれば、断面ほ
ぼT字状又は逆T字状のマスク材の少なくとも下方の部
分に導電層を有するので、これをゲート電極として利用
できる。
【0024】請求項7に記載の発明によれば、絶縁層を
導電層(ゲート電極)自身をイオン注入用マスクとして
用いるため、自己整合的にLDD構造を形成できる。ま
た、導電層及びゲート電極の加工を調整することによ
り、ゲートに対するドレインのオフセットを任意に設定
することが可能になる。従って、高精度なLDD構造を
実現することができ、リーク電流が低減されることから
ドレイン電流が大きく駆動能力の高いトランジスタを製
造することができる。また、イオン注入作業は自己整合
的に行えるので、工程が複雑になることなく簡単且つ容
易に製造することができる。
【0025】請求項8に記載の発明によれば、多結晶シ
リコンを能動層に用いるトップゲート型薄膜トランジス
タを製造することができる。その薄膜トランジスタにお
いても請求項7に記載の発明と同様の作用により同様の
効果を得ることができる。その上、絶縁基板にはイオン
が注入されないため、低濃度ドープ領域の幅を正確に制
御するのが容易になる。
【0026】請求項9に記載の発明によれば、ゲート電
極の形成を容易に行うことができる。
【0027】
【実施例】以下、多結晶シリコンを能動層に用いるトッ
プゲート型(コプレーナ型)薄膜トランジスタの製造方
法に具体化した本発明の第1の実施例を、図1〜図5に
従って順次説明する。 工程1(図1参照):減圧CVD法により、石英基板1
上に能動層となる多結晶シリコン膜2を形成する。次
に、多結晶シリコン膜2が所望の形状になるようにエッ
チングする。そして、熱酸化法により、多結晶シリコン
膜2上にゲート酸化膜3(膜厚:1000Å)を形成す
る。多結晶シリコン膜2は熱酸化によって薄くなり、最
終的な膜厚は600Åになる。続いて、減圧CVD法に
より、ゲート酸化膜3上に多結晶シリコン膜4(膜厚:
3000Å)を形成する。次に、多結晶シリコン膜4上
に所望の形状のフォトレジスト5(膜厚:1μm)を形
成する。
【0028】工程2(図2参照):フォトレジスト5を
エッチングマスクとした等方性エッチングにより、多結
晶シリコン膜4をエッチングしてゲート電極6を形成す
る。このとき、フォトレジスト5の端部の多結晶シリコ
ン膜4に積極的にサイドエッチングが入るようにし、フ
ォトレジスト5の幅よりもゲート電極6の幅の方が狭く
なるようにする。エッチングには反応性イオンエッチン
グ(RIE)装置を用い、エッチングガス:SF6、ガ
ス圧力:85mTorr、RFパワー:160Wの条件で行う
と、サイドエッチング量Aは1μmとなる。
【0029】次に、フォトレジスト5をイオン注入マス
クとし、ゲート酸化膜3を介して多結晶シリコン膜2に
リンをイオン注入することにより、高濃度ドープ領域
(ドレイン領域又はソース領域)7a、7bを形成す
る。イオン注入は、注入エネルギー:100keV、ドー
ズ量:2×1015cm-2、注入角度:0°の条件で行う。
ここで、ゲート電極6の幅はサイドエッチング量A分だ
けフォトレジスト5の幅よりも狭いため、ゲートに対し
てドレインはサイドエッチング量A分だけのオフセット
をもつことになる。
【0030】工程3(図3参照):フォトレジスト5を
イオン注入マスクとし、ゲート酸化膜3を介して多結晶
シリコン膜2にリンを斜めイオン注入することにより、
低濃度ドープ領域8aを形成する。イオン注入は、注入
エネルギー:200keV、ドーズ量:5×1013cm-2
注入角度:α°の条件で、ゲート電極6の伸長方向に対
して片側(すなわち、ドレイン領域又はソース領域側)
から行う。ここで、注入角度α°は式(1)、(2)で
表される。
【0031】0<α<θ・・(1) θ=tan-1{サイドエッチング量A/(ゲート電極6
の膜厚+ゲート酸化膜3の膜厚+多結晶シリコン膜2の
膜厚)}=tan-1{1μm/(3000Å+1000
Å+600Å)}・・(2) これにより、多結晶シリコン膜2において、高濃度ドー
プ領域7aより内側でゲート電極6の直下を除く領域
に、低濃度ドープ領域8aが自己整合的に形成される。
【0032】工程4(図4参照):ゲート電極6の伸長
方向に対して工程3とは反対側(すなわち、ソース領域
又はドレイン領域側)から工程3と同じ条件でリンの斜
めイオン注入を行う。これにより、多結晶シリコン膜2
において、高濃度ドープ領域7aより内側でゲート電極
6の直下を除く領域に、低濃度ドープ領域8bが自己整
合的に形成される。ここで、石英基板1にはイオンが注
入されないため、低濃度ドープ領域8a、8bの幅を正
確に制御するのは容易である。
【0033】工程5(図5参照):フォトレジスト5を
除去する。その後、窒素雰囲気中で約900℃の熱処理
を行い、工程2〜工程4で注入したイオンを活性化させ
る。続いて、熱酸化法により、デバイスの全体表面にシ
リコン酸化膜からなる層間絶縁膜(図示略)を形成す
る。次に、層間絶縁膜にコンタクトホールを開口した
後、スパッタ法によりデバイスの全体表面にアルミ層を
形成し、そのアルミ層をエッチングしてソース・ドレイ
ン電極(図示略)を形成して、薄膜トランジスタを完成
する。
【0034】このように本実施例では、サイドエッチン
グを利用してゲート電極6を形成している。そして、ゲ
ート電極6の形成時にエッチングマスクとして用いたフ
ォトレジスト5をイオン注入マスクとして流用し、斜め
イオン注入によって低濃度ドープ領域8a、8bを自己
整合的に形成している。従って、本実施例によれば、サ
イドエッチングの量Aを調整することにより、ゲート電
極6の高さに関係なく、ゲートに対するドレインのオフ
セットを任意に設定することができる。また、斜めイオ
ン注入の注入角度αを調整することにより、低濃度ドー
プ領域8a、8bの幅を正確に制御してLDD構造の寸
法精度を高くすることができる。
【0035】ここで、サイドエッチング量A及び注入角
度αの調整は簡単且つ容易である。また、サイドエッチ
ングと斜めイオン注入とを組み合わせるだけであるた
め、LDD構造を採用しない場合と工程数が変わらず、
LDD構造の作製にサイドウォールスペーサを用いる従
来例に比べて工程数を少なくすることができる。その結
果、本実施例によれば、歩留りを高くして製造コストを
低くすることができる。
【0036】次に、多結晶シリコンを能動層に用いるト
ップゲート型(コプレーナ型)薄膜トランジスタの製造
方法に具体化した本発明の第2の実施例を、図6〜図1
1に従って順次説明する。 工程(図6参照):減圧CVD法により、石英基板9
上に能動層となる多結晶シリコン膜10(膜厚:600
Å)を形成する。次に、多結晶シリコン膜10が所望の
形状になるようにエッチングする。そして、減圧CVD
法により、多結晶シリコン膜10上にゲート酸化膜11
(膜厚:1000Å)を形成する。
【0037】続いて、減圧CVD法により、ゲート酸化
膜11上に多結晶シリコン膜12(膜厚:3000Å)
を形成する。同時に、この多結晶シリコン膜12中にリ
ン(P)を熱拡散させ、導電性を持たせる。次に、常圧
CVD法により、多結晶シリコン膜12上にシリコン酸
化膜13(膜厚:2500Å)を形成する。続いて、シ
リコン酸化膜13上に所望の形状のフォトレジスト14
(膜厚:1μm)を形成する。
【0038】工程(図7参照):フォトレジスト14
をエッチングマスクとした等方性エッチングにより、シ
リコン酸化膜13をエッチングして注入ストッパ15を
形成する。このとき、フォトレジスト14の端部のシリ
コン酸化膜15に積極的にサイドエッチングが入るよう
にし、フォトレジスト14の幅よりも注入ストッパ15
の幅の方が狭くなるようにする。エッチングは、HF
(フッ酸)を用いたウェットエッチングで等方的に行う
と、サイドエッチング量が1.0μmとなる。
【0039】工程(図8参照):フォトレジスト14
及び注入ストッパ15をマスクとして、RIE法により
多結晶シリコン膜12をエッチングする。エッチングに
は反応性イオンエッチング(RIE)装置を用い、エッ
チングガス:SF6(180ccm)、ガス圧力:85mTor
r、RFパワー:160Wの条件で行うと、多結晶シリコ
ン膜12の端部にアンダーカット部(サイドエッチン
グ)が入る。
【0040】工程(図9参照):フォトレジスト14
を除去した後、注入ストッパ15及び多結晶シリコン膜
12をイオン注入マスクとし、ゲート酸化膜11を介し
て多結晶シリコン膜10にリンをイオン注入することに
より、高濃度ドープ領域(ドレイン領域又はソース領
域)16a、16bを形成する。イオン注入は、注入エ
ネルギー:100keV、ドーズ量:2×1015cm-2、注
入角度:0°の条件で行う。ここで、注入ストッパ15
の幅はサイドエッチング量l分だけ多結晶シリコン膜1
2の幅よりも狭いため、ゲートに対してドレインはサイ
ドエッチング量1.0μm分だけのオフセットをもつこ
とになる。
【0041】工程(図10参照):注入ストッパ15
をイオン注入マスクとし、RIE法を用いて多結晶シリ
コン膜12をエッチングし、ゲート電極17を形成す
る。 工程(図11参照):注入ストッパ15をイオン注入
マスクとし、ゲート酸化膜11を介して多結晶シリコン
膜10にリンをイオン注入することにより、低濃度ドー
プ領域18a、18bを形成する。イオン注入は、注入
エネルギー:70keV、ドーズ量:5×1013cm-2、注
入角度:0°の条件で行う。
【0042】これにより、多結晶シリコン膜10におい
て、高濃度ドープ領域16a、16bより内側でゲート
電極17の直下を除く領域に、低濃度ドープ領域18
a、18bが自己整合的に形成される。 工程(図5参照):フォトレジスト15を除去する。
その後、窒素雰囲気中で約900℃の熱処理を行い、工
程、工程及び工程で注入したイオンを活性化させ
る。続いて、熱酸化法により、デバイスの全体表面にシ
リコン酸化膜からなる層間絶縁膜(図示略)を形成す
る。次に、層間絶縁膜にコンタクトホールを開口した
後、スパッタ法によりデバイスの全体表面にアルミ層を
形成し、そのアルミ層をエッチングしてソース・ドレイ
ン電極(図示略)を形成して、薄膜トランジスタを完成
する。
【0043】尚、上記実施例は以下のように変更しても
よく、その場合でも同様の効果を得ることができる。 1)低温プロセスを利用して石英基板1、9をガラス基
板に置き代える。低温プロセスについては、日経エレク
トロニクス1994.2.28(No.602)に詳しい。すなわち、ガ
ラス基板上に非晶質シリコン膜を形成後、固相成長法や
レーザアニール法を用いて非晶質シリコン膜から能動層
の多結晶シリコン膜を得る。そして、ECRプラズマC
VD法によってゲート酸化膜を形成する。ガラス基板は
石英基板よりも安価で大面積化が容易である。そのた
め、特にアクティブマトリクス方式液晶ディスプレイの
制御素子(液晶駆動トランジスタ)に利用した場合に
は、表示部だけでなく周辺駆動回路(ドライバ)まで一
体化できる、解像度を落とすことなく画面サイズを小型
化できる、などの利点がある。
【0044】2)ドレイン側にだけ低濃度ドープ領域を
形成する(例えば、第1実施例における工程3又は工程
4を省く)。 3)第1実施例において、工程2を工程4の後で行う。
つまり、低濃度ドープ領域8a、8bの形成後に高濃度
ドープ領域7a、7bを形成する。 4)薄膜トランジスタではなく、シリコン基板上に形成
された通常のバルクトランジスタに適用する。例えば、
第1実施例のような場合、石英基板1にはイオンが注入
されないため、低濃度ドープ領域8a、8bの幅を正確
に制御するのが容易であり本発明の効果を発揮しやす
い。一方、通常のバルクトランジスタに適用した場合に
は、シリコン基板にイオンが注入されるため低濃度ドー
プ領域の幅に注意を要するが、他の点については薄膜ト
ランジスタに適用した場合と同様の効果を得ることがで
きる。
【0045】ちなみに、本明細書において、発明の構成
に係る部材は以下のように定義されるものとする。 a)絶縁基板としては、石英基板、ガラス基板、セラミ
ックスなどのあらゆる絶縁材料による基板を含むだけで
なく、表面に絶縁層を設けた金属基板などをも含む。
【0046】b)ゲート電極となる導電層としては、多
結晶シリコンだけでなく、金属シリサイド、ポリサイ
ド、高融点金属、その他の金属(アルミ、銅、金、銀
等)などのあらゆる導電材料をも含む。 c)絶縁層としては、酸化シリコン系、窒化シリコン系
などのあらゆる絶縁材料を含む。
【0047】
【発明の効果】本発明によれば、高精度なLDD構造の
簡単且つ容易な製造方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を具体化した第1実施例の製造工程を説
明するための断面図である。
【図2】第1実施例の製造工程を説明するための断面図
である。
【図3】第1実施例の製造工程を説明するための断面図
である。
【図4】第1実施例の製造工程を説明するための断面図
である。
【図5】第1実施例(又は第2実施例)の製造工程を説
明するための断面図である。
【図6】本発明を具体化した第2実施例の製造工程を説
明するための断面図である。
【図7】第2実施例の製造工程を説明するための断面図
である。
【図8】第2実施例の製造工程を説明するための断面図
である。
【図9】第2実施例の製造工程を説明するための断面図
である。
【図10】第2実施例の製造工程を説明するための断面
図である。
【図11】第2実施例の製造工程を説明するための断面
図である。
【符号の説明】
1、9 石英基板(絶縁基板) 2、10 多結晶シリコン層 3、11 ゲート酸化膜(ゲート絶縁膜) 4、12 多結晶シリコン膜(導電層) 5 フォトレジスト(レジストパターン) 6 ゲート電極(フォトレジスト5とともにT字状のマ
スク材を構成する) 7a、7b、16a、16b 高濃度ドープ領域 8a、8b 18a、18b 低濃度ドープ領域 13 シリコン酸化膜(絶縁層) 14 フォトレジスト(レジストパターン) 15 注入ストッパ(多結晶シリコン膜12とともに逆
T字状のマスク材を構成する) 17 ゲート電極

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体層に低濃度ドープ領域と高濃度ド
    ープ領域からなる不純物領域を有するものであって、前
    記低濃度ドープ領域を斜めイオン注入法により形成した
    ことを特徴とする半導体装置の製造方法。
  2. 【請求項2】 半導体層上に断面ほぼT字状のマスク材
    を形成する工程と、 前記マスク材をイオン注入マスクとし、前記半導体層に
    不純物をイオン注入することにより、高濃度ドープ領域
    を形成する工程と、 前記マスク材をイオン注入マスクとし、前記半導体層に
    不純物を斜めイオン注入することにより、低濃度ドープ
    領域を形成する工程と、を含むことを特徴とした半導体
    装置の製造方法。
  3. 【請求項3】 半導体層上にゲート絶縁膜を形成し、そ
    のゲート絶縁膜上に導電層を形成し、その導電層上にレ
    ジストパターンを形成する工程と、 そのレジストパターンをエッチングマスクとした等方性
    エッチングにより、前記導電層をエッチングしてゲート
    電極を形成する工程と、 前記レジストパターンをイオン注入マスクとし、前記半
    導体層に不純物をイオン注入することにより、高濃度ド
    ープ領域を形成する工程と、 前記レジストパターンをイオン注入マスクとし、前記半
    導体層に不純物を斜めイオン注入することにより、低濃
    度ドープ領域を形成する工程と、を含むことを特徴とし
    た半導体装置の製造方法。
  4. 【請求項4】 絶縁基板1上に多結晶シリコン層2を形
    成し、多結晶シリコン層上にゲート絶縁膜3を形成し、
    そのゲート絶縁膜上に導電層4を形成し、その導電層上
    にレジストパターン5を形成する工程と、 そのレジストパターンをエッチングマスクとした等方性
    エッチングにより、前記導電層をエッチングしてゲート
    電極6を形成する工程と、 前記レジストパターンをイオン注入マスクとし、前記多
    結晶シリコン層に不純物をイオン注入することにより、
    高濃度ドープ領域7a、7bを形成する工程と、 前記レジストパターンをイオン注入マスクとし、前記多
    結晶シリコン層に不純物を斜めイオン注入することによ
    り、低濃度ドープ領域8a、8bを形成する工程と、を
    含むことを特徴とした半導体装置の製造方法。
  5. 【請求項5】 半導体層上に断面ほぼ逆T字状のマスク
    材を形成する工程と、 前記マスク材をイオン注入マスクとし、半導体層に不純
    物をイオン注入することにより、高濃度ドープ領域を形
    成する工程と、 前記マスク材の下部の幅を縮小する工程と、 前記マスク材をイオン注入マスクとし、半導体層に不純
    物をイオン注入することにより、低濃度ドープ領域を形
    成する工程と、を含むことを特徴とした半導体装置の製
    造方法。
  6. 【請求項6】 前記マスク材の少なくとも下方の部分に
    導電層を有することを特徴とした請求項1、2又は5に
    記載の半導体装置の製造方法。
  7. 【請求項7】 半導体層上にゲート絶縁膜を形成し、そ
    のゲート絶縁膜上に導電層を形成し、その導電層上に絶
    縁層を形成し、更に、その絶縁層上にレジストパターン
    を形成する工程と、 そのレジストパターンをエッチングマスクとした等方性
    エッチングにより、前記絶縁層をエッチングする工程
    と、 前記レジストパターンを除去し、残った前記絶縁層及び
    導電層をイオン注入マスクとし、前記半導体層に不純物
    をイオン注入することにより、高濃度ドープ領域を形成
    する工程と、 前記絶縁層をエッチングマスクとして前記導電層を更に
    エッチングし、ゲート電極を形成する工程と、 前記絶縁層及びゲート電極をイオン注入マスクとし、前
    記半導体層に不純物をイオン注入することにより、低濃
    度ドープ領域を形成する工程と、を含むことを特徴とし
    た半導体装置の製造方法。
  8. 【請求項8】 絶縁基板9上に多結晶シリコン層10を
    形成し、この多結晶シリコン層上にゲート絶縁膜11を
    形成し、そのゲート絶縁膜上に導電層12を形成し、そ
    の導電層上に絶縁層13を形成し、更に、その絶縁層上
    にレジストパターン14を形成する工程と、 そのレジストパターンをエッチングマスクとした等方性
    エッチングにより、前記絶縁層をエッチングする工程
    と、 前記レジストパターンを除去し、残った前記絶縁層及び
    導電層をイオン注入マスクとし、前記多結晶シリコン層
    に不純物をイオン注入することにより、高濃度ドープ領
    域16a、16bを形成する工程と、 前記絶縁層をエッチングマスクとして前記導電層を更に
    エッチングし、ゲート電極17を形成する工程と、 前記絶縁層及びゲート電極をイオン注入マスクとし、前
    記多結晶シリコン層に不純物をイオン注入することによ
    り、低濃度ドープ領域18a、18bを形成する工程
    と、を含むことを特徴とした半導体装置の製造方法。
  9. 【請求項9】 前記導電層は多結晶シリコン層であるこ
    とを特徴とした請求項3、4、6、7、8のいずれか1
    項に記載の半導体装置の製造方法。
JP1924695A 1994-03-15 1995-02-07 半導体装置の製造方法 Pending JPH07307477A (ja)

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