JPH0730611U - 携帯用刈払い機 - Google Patents

携帯用刈払い機

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JPH0730611U
JPH0730611U JP7226993U JP7226993U JPH0730611U JP H0730611 U JPH0730611 U JP H0730611U JP 7226993 U JP7226993 U JP 7226993U JP 7226993 U JP7226993 U JP 7226993U JP H0730611 U JPH0730611 U JP H0730611U
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JP
Japan
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cutting blade
fluid pressure
brush cutter
pressure power
actuator
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Pending
Application number
JP7226993U
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English (en)
Inventor
稔雄 山根
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Bizen Hatsujoh Co Ltd
Original Assignee
Bizen Hatsujoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 作業中に軽くしかも騒音少なく取り扱えると
共に安全性などを向上させ得る携帯用の刈払い機を提供
する。 【構成】 レシプロ式刈刃部2を操作ハンドル3の先端
に固定すると共に前記刈刃部はこれと同体に固定された
アクチュエータ1で駆動されるものとした草刈操作機
A、流体圧動力を発生するものとした可搬式動力源装置
B、及び動力源装置からアクチュエータへ流体圧動力を
供給するためのホースCからなる携帯用刈払い機であ
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、レシプロ式刈刃部で草を刈り取るように使用される携帯用刈払い機 に関する。
【0002】
【従来の技術】
操作ハンドルの先端に回転刃を、そして基端にこの回転刃を回転させるための 原動機を設けたものとなされた携帯式の草刈払い機は存在している。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
上記した在来の携帯式の草刈払い機は地面に繁茂している雑草などを手軽に刈 り取る上で便利に使用されるものであるが、使用のさい、原動機が身近に位置す るものとなるため騒音に悩まされるとか、原動機が比較的重いため使用者によっ ては使い辛いことがあるとか、回転刃が外れたり折損したり或いは石を撥ねたり して思わぬ事故を招くなどの問題がある。
【0004】 本考案は斯かる問題点を解消するものとした新規な携帯用刈払い機を提供する ことを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本考案の携帯用刈払い機はレシプロ式刈刃部を操作 ハンドルの先端に固定すると共に前記刈刃部はこれと同体に固定されたアクチュ エータで駆動されるものとした草刈操作機、流体圧動力を発生するものとした可 搬式動力源装置、及び動力源装置からアクチュエータへ流体圧動力を供給するた めのホースからなる構成となす。
【0006】 このさいレシプロ式刈刃部を支持するものとしたソリ或いは車輪を設けること は差し支えない。
【0007】 またレシプロ式刈刃部と操作ハンドルの結合角度を任意に変更調整可能となす のがよい。
【0008】 さらに操作ハンドルの把持部に流体圧動力の供給量を調整するためのグリップ レバー装置を設けると共に、このレバー装置は操作力の開放により自動的に流体 圧動力の供給を停止させるように作動するものとなすのがよい。
【0009】
【作用】
可搬式動力源装置は使用のさい草刈作業を行う場所の周辺に置かれる。可搬式 動力源装置と草刈操作機のアクチュエータとはホースで連結され、両者は適当に 離れた状態となされる。作業中においては草刈操作機は操作ハンドルを手で持っ て押し引きしたり振り回すように使用され、このさいレシプロ式刈刃部の切刃が 草に押し当てられる。これによりレシプロ式刈刃部の切刃は押しつけられた草を 挟み切るものとなる。
【0010】 本考案において草刈操作機に原動機が設けられてないことは全体を軽量となす 上に寄与するものとなる。また流体圧動力源装置が草刈操作機から独立した構成 であることは作業者から離れた位置に流体圧動力源装置を位置させることを可能 となす。
【0011】
【実施例】
図1〜図6は本考案の実施例である刈払い機に係り、以下これらの図を参照し つつ説明する。
【0012】 本考案の草刈機は草刈操作機A、可搬式動力源装置B、そしてホースCからな っている。
【0013】 しかして、草刈操作機Aはアクチュエータ1で駆動されるレシプロ式刈刃部2 及び操作ハンドル3などを具備してなり、具体的には次のようになしてある。
【0014】 即ち、レシプロ式刈刃部2は鋸刃状の切刃4aを具備した下刃板4の上面に同 じく鋸刃状の切刃5aを具備した上刃板5を重ね合わせ、これら二つの刃板4、 5を適宜な支持案内手段6を介して矢印方向f1へ沿って往復変位自在となす。 このさい二つの刃板4、5は相対的に往復変位すればよいのであって双方とも変 位させても或いは一方のみを変位させるようになしても差し支えないが、本実施 例では下刃板5が支持案内手段6に固定されていて、上刃板5のみが往復変位自 在となされている。
【0015】 アクチュエータ1は下刃板4と上刃板5を相対的に往復作動させるものであれ ば任意に形成してもよいのであって、本実施例では上刃板5の作動方向切換機構 1aを具備した油圧シリンダ装置となされていてシリンダ部1bは支持案内手段 6に固定させ、ピストンロッド1cの先端は結合片7を介して上刃板5と連結さ せてある。
【0016】 操作ハンドル3は軽量金属管などをへ字形に曲げ、その基端にゴムなどの弾性 部材を固定することにより一方の把持部9を形成すると共に長さ途中にはリング 状の軽量金属環10を固定し、その上辺部にゴムなどの弾性部材を固定すること により他方の把持部11を形成してなる。
【0017】 12は雌雄の菊座部材12a、12bからなる連結手段で、一方の菊座部材1 2aは支持案内手段6と同体に固定し、他方の菊座部材12bは締付ボルト13 を介して前記菊座部材12aと嵌合状に密接させ、且つ締付ボルト13の操作に より雌雄の菊座部材12a、12bの同ボルト13廻りの相対位置を任意に変更 させ得るものとなしてある。
【0018】 14は前記連結手段12に連続して設けられた別の連結手段で、やはり雌雄の 菊座部材14a、14bからなっていて、一方の菊座部材14aは前記菊座部材 12bと同体となすと共にそれぞれの菊座部材12b、14aの座面は直交した 関係となし、他方の菊座部材14bは操作ハンドル3の先端に固定させると共に 締付ボルト15を介して前記菊座部材14aと嵌合状に密接させ、先の連結手段 12と同様に締付ボルト15の操作により雌雄の菊座部材14a、14bの同ボ ルト15廻りの相対位置を任意に変更させ得るものとなしてある。
【0019】 16は把持部9に設けたグリップレバー装置で流体圧動力源装置Bから供給さ れた油圧動力を操作ハンドル3の内方に挿通させたホース17を介してアクチュ エータ1へ送り出すものである。このグリップレバー装置16はホースCを通じ て送られた圧力油の流量を変更させるものであって、本実施例では図示しないス プリング力に抗してレバー部材16aを矢印方向f2へ揺動させると流量が大と なり、握り力を解放するとスプリング力で同レバー部材16aが元位置に復帰し て流量をゼロとなすように作動するものとなされている。
【0020】 18はレシプロ式刈刃部を適当高さで支持するものとしたソリであって必要に 応じて設ければよいものであり、本実施例では下刃板4の各側部下方に支持案内 手段6を介して水平状かつ上下位置調整可能に配設してある。19はソリ18に 代えて設けらる車輪の一例であって、上下位置調整可能となされた自在車輪とな すのが好ましい。
【0021】 可搬式動力源装置Bは原動機20で油圧ポンプ21を駆動させると共に油圧ポ ンプ21の吐出量や圧力を調整するための調整装置22を設けるほか、箱形ケー シング23で全体を被い、下面には移動を容易となすためのキャスターなどの車 輪24・・・を設けたものとなしてある。
【0022】 そしてホースCは供給路と戻り路を具備したものとなしてある。
【0023】 上記した草刈機の使用例及びその作動を説明すると、草刈現場まで運搬車など で運んで適当位置に流体圧動力源装置Bを位置させ、一方では連結手段12、1 4の調整操作により操作ハンドル3とレシプロ式刈刃部2の連結角度を最適とな すと共に流体圧動力源装置Bのホース連結部と草刈操作機Aのホース連結部とを ホースCで連通させる。
【0024】 この後、原動機20を始動して流体圧動力を発生させると共に一方の手で一つ の把持部9を持つと共に他方の手で他の一つの把持部11を持つなどしてレバー 部材16aを適当量だけ揺動させる。
【0025】 これによりグリップレバー装置16はレバー部材16aの揺動量に関連した圧 力油をアクチュエータ1に供給するものとなり、ピストンロッド部1cはその圧 力油の流量に応じた速度で往復変位し、レシプロ式刈刃部2の上刃板5を往復作 動させる。
【0026】 この状態で操作ハンドル3の傾斜度合を例えば図2に示す状態に保持しつつ操 作ハンドル3を押したり引いたりして草gを刈り取るようにする。
【0027】 傾斜面などの草を刈り取るさいは連結手段12、14の調整操作により操作ハ ンドル3に対するレシプロ式刈刃部2の角度をその傾斜面に合致した斜状となし て実施する。
【0028】 また使用中、危険な事態が発生したときはレバー部材16aを揺動させた手を 同部材16aから離すようにする。これによりグリップレバー装置16はアクチ ュエータ1への流体圧動力の伝達を停止するものとなってレシプロ式刈刃部2の 作動が停止され、安全が確保されるのである。
【0029】 図4はアクチュエータ1としてベーン形などの油圧モータを用いたものを示し ているが、この場合は油圧モータの回転をクランク機構により往復変位に変換し てレシプロ式刈刃部2を作動させるようになすのであって、具体的には支持案内 手段6に油圧モータを固定すると共にこのモータの出力軸1dにアーム1eを固 定し、一方では上刃板5に突片5bを固定すると共にこの突片5bは支持案内手 段6に設けられた案内透孔6aに矢印方向f1へ案内させ、さらにアーム1eの 先端と突片5bをクランクロッド1fで結合させるようになす。
【0030】 上記の実施例において操作ハンドル3の基端部は図3に示すようにスコップの 握り部と同様な形態となしてもよい。また流体圧動力源装置Bは油圧を発生させ るものに代えて空気圧を発生させるものとなしてもよいが、この場合はアクチュ エータ1などの関連部分も空気用のものになすことが必要となる。
【0031】 またアクチュエータ1は図5に示すように操作ハンドル3の基端部に延長状に 設けてもよく、このようにすれば草刈操作機A全体の重量バランスが変更される のであり、したがって例えば操作ハンドル3の基端部に設けられた肩掛けバンド 25を使用することにより草刈操作機Aを均衡のとれた状態でその重量を肩で支 持することができ、使い勝手が良好となる。この場合は操作ハンドル3の内方に ロッド26を設けるなどして、アクチュエータ1とレシプロ式刈刃部とを連動さ せるための連動機構を新たに設けることが必要となり、また取扱いの容易化のた め自転車のハンドルのような形態となされた付加ハンドル27を操作ハンドル3 に固定するのがよい。
【0032】 またレシプロ式刈刃部2と操作ハンドル3の相対位置は図6の縦軸28廻りへ 変更調整可能となすこともできるのであり、このようにすれば両者の相対位置を 図6に示すような関係となし得るため、操作ハンドル3を横へ振って、草を刈払 うように使用することができる。
【0033】
【考案の効果】
上記の如く構成した本考案によれば次のような効果が得られるのであって、即 ち草刈操作機に原動機を直接的に設けないですむため、同操作機の重量を軽減さ せてその取扱いを容易になし得るのであり、また原動機を草刈操作機から離れて 位置させることができるため、原動機の騒音に悩まされることの防止されるもの となる。
【0034】 またレシプロ式刈刃部は刈刃が外れたり折損したりしてもそれが遠方まで撥ね 飛ぶことはなく、また作動中に石などを撥ね飛ばすこともなくなって安全性が向 上するほか、回転刃のように草を叩き切るのではなくて挟み切るように作動する ため、草丈が長くても支障なく刈り取ることができるのである。
【0035】 さらにレシプロ式刈刃部を支持するものとしたソリ或いは車輪などを設けると 、草をその残り寸法の一定な状態に刈り取ることができ、したがってゴルフ場の 芝面などの刈取りも可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例に係る刈払い機を示す図であ
る。
【図2】同刈払い機を構成する草刈操作機を側方から見
た図である。
【図3】同草刈操作機の把持部を変形した状態を示す図
である。
【図4】同草刈操作機において、アクチュエータとして
油圧モータを使用した場合の実施例に係り、(a)は平
面視説明図、(b)は側面視説明図である。
【図5】同草刈操作機の操作ハンドルの基部を変更した
状態を示す図である。
【図6】同草刈操作機の別の実施例を示す図である。
【符号の説明】
A 草刈操作機 B 可搬式動力源装置 C ホース 1 アクチュエータ 2 レシプロ式刈刃部 3 操作ハンドル 16 グリップレバー装置 18 ソリ 19 車輪

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レシプロ式刈刃部を操作ハンドルの先端
    に固定すると共に前記刈刃部はこれと同体に固定された
    アクチュエータで駆動されるものとした草刈操作機、流
    体圧動力を発生するものとした可搬式動力源装置、及び
    動力源装置からアクチュエータへ流体圧動力を供給する
    ためのホースからなる携帯用刈払い機。
  2. 【請求項2】 レシプロ式刈刃部を支持するものとした
    ソリ或いは車輪を設けたことを特徴とする請求項1記載
    の携帯用刈払い機。
  3. 【請求項3】 レシプロ式刈刃部と操作ハンドルの結合
    角度を任意に変更調整可能となしたことを特徴とする請
    求項1記載の携帯用刈払い機。
  4. 【請求項4】 操作ハンドルの把持部に流体圧動力の供
    給量を調整するためのグリップレバー装置を設け、この
    レバー装置は操作力の開放により自動的に流体圧動力の
    供給を停止させるように作動することを特徴とする請求
    項1記載の携帯用刈払い機。
JP7226993U 1993-12-01 1993-12-01 携帯用刈払い機 Pending JPH0730611U (ja)

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JP7226993U JPH0730611U (ja) 1993-12-01 1993-12-01 携帯用刈払い機

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JPH0730611U true JPH0730611U (ja) 1995-06-13

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JP7226993U Pending JPH0730611U (ja) 1993-12-01 1993-12-01 携帯用刈払い機

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