JPH07305744A - 回転体の不釣合修正装置 - Google Patents
回転体の不釣合修正装置Info
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- JPH07305744A JPH07305744A JP13481594A JP13481594A JPH07305744A JP H07305744 A JPH07305744 A JP H07305744A JP 13481594 A JP13481594 A JP 13481594A JP 13481594 A JP13481594 A JP 13481594A JP H07305744 A JPH07305744 A JP H07305744A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 回転体の不釣合を修正する装置において、不
釣合修正重りとしての水の蒸散を防止して、長く回転体
の釣合状態を保持し得るものとする。 【構成】 回転体1の不釣合を修正する装置に使用され
るバランス修正器9の回転中心sと直交した側面の外面
側に前記回転中心線を中心としたそれぞれが半径の異な
る複数の環状溝d1、d2、d3を設けると共に、各環
状溝の底部とこの環状溝の対応した一つの前記液体収容
室とを比較的小さな断面の小孔m1、m2、m3で連通
させる。バランス修正器の回転中には、液体がバランス
修正器の外方から所要の環状溝に供給され、所定の小孔
を通じて特定の液体収容室に流入する。
釣合修正重りとしての水の蒸散を防止して、長く回転体
の釣合状態を保持し得るものとする。 【構成】 回転体1の不釣合を修正する装置に使用され
るバランス修正器9の回転中心sと直交した側面の外面
側に前記回転中心線を中心としたそれぞれが半径の異な
る複数の環状溝d1、d2、d3を設けると共に、各環
状溝の底部とこの環状溝の対応した一つの前記液体収容
室とを比較的小さな断面の小孔m1、m2、m3で連通
させる。バランス修正器の回転中には、液体がバランス
修正器の外方から所要の環状溝に供給され、所定の小孔
を通じて特定の液体収容室に流入する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、回転体の不釣合をその
回転中に修正して釣り合わせることのできる回転体の不
釣合修正装置に関する。
回転中に修正して釣り合わせることのできる回転体の不
釣合修正装置に関する。
【0002】
【従来の技術】環状中空体の円周方向を等分割して複数
の液体収容室を形成したバランス修正器を回転体に取り
付け、このバランス修正器の所要の液体収容室に適量の
水を注入することにより、注入された水が回転による遠
心力で外周部に集まって回転体に重りを付加した状態を
つくり出し、回転体の不釣合を修正するものとした装置
は既に存在している。
の液体収容室を形成したバランス修正器を回転体に取り
付け、このバランス修正器の所要の液体収容室に適量の
水を注入することにより、注入された水が回転による遠
心力で外周部に集まって回転体に重りを付加した状態を
つくり出し、回転体の不釣合を修正するものとした装置
は既に存在している。
【0003】この従来のバランス修正器は図4に示すよ
うにそれぞれの液体収容室V1、V2、V3の側面に複
数の液体注入口M1、M2、M3が回転中心を中心とす
る円弧状に開口されると共にこれら円弧の半径R1、R
2、R3がそれぞれ異なったものとなされ、各液体注入
口M1、M2、M3に対応する位置に設けられた液体注
入ノズルN1、N2、N3の各々からその対応した液体
注入口を通じて特定の一つの液体収容室に水を注入され
るように構成されている。
うにそれぞれの液体収容室V1、V2、V3の側面に複
数の液体注入口M1、M2、M3が回転中心を中心とす
る円弧状に開口されると共にこれら円弧の半径R1、R
2、R3がそれぞれ異なったものとなされ、各液体注入
口M1、M2、M3に対応する位置に設けられた液体注
入ノズルN1、N2、N3の各々からその対応した液体
注入口を通じて特定の一つの液体収容室に水を注入され
るように構成されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来の装置で
は、回転体が凡そ1万回転/分の速度以上で回転すると
バランス修正器の側面近傍の空気が高速で流動されて一
定圧以上の負圧を生じさせ、この負圧が円弧状の大きな
液体注入口を通じて液体収容室内に及び、その中の液体
を比較的早く蒸発させて回転体の回転中に不釣合を生じ
させるのであり、回転体の回転中に再々液体を供給して
その不釣合を修正なければならないという問題がある。
は、回転体が凡そ1万回転/分の速度以上で回転すると
バランス修正器の側面近傍の空気が高速で流動されて一
定圧以上の負圧を生じさせ、この負圧が円弧状の大きな
液体注入口を通じて液体収容室内に及び、その中の液体
を比較的早く蒸発させて回転体の回転中に不釣合を生じ
させるのであり、回転体の回転中に再々液体を供給して
その不釣合を修正なければならないという問題がある。
【0005】本発明は、斯かる問題点を合理的に解消で
きるものとした回転体の不釣合修正装置を提供すること
を目的とする。
きるものとした回転体の不釣合修正装置を提供すること
を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するもの
とした本発明は、環状中空体の円周方向を分割して複数
の液体収容室を形成したバランス修正器を回転体に取り
付け、所要の液体収容室に適量の液体を注入することに
より、回転体の不釣合を修正する装置において、前記バ
ランス修正器の回転中心と直交した側面の外面側に前記
回転中心線を中心としたそれぞれが半径の異なる複数の
環状溝を設けると共に、各環状溝の底部とこの環状溝の
対応した一つの前記液体収容室とを比較的小さな断面の
小孔で連通させ、バランス修正器の回転中に液体がバラ
ンス修正器の外方から所要の環状溝に供給され所定の小
孔を通じて特定の液体収容室に流入するように作動する
ものである。
とした本発明は、環状中空体の円周方向を分割して複数
の液体収容室を形成したバランス修正器を回転体に取り
付け、所要の液体収容室に適量の液体を注入することに
より、回転体の不釣合を修正する装置において、前記バ
ランス修正器の回転中心と直交した側面の外面側に前記
回転中心線を中心としたそれぞれが半径の異なる複数の
環状溝を設けると共に、各環状溝の底部とこの環状溝の
対応した一つの前記液体収容室とを比較的小さな断面の
小孔で連通させ、バランス修正器の回転中に液体がバラ
ンス修正器の外方から所要の環状溝に供給され所定の小
孔を通じて特定の液体収容室に流入するように作動する
ものである。
【0007】このさい本発明の目的をより効果的に発揮
させるには、環状溝の外周壁の特定箇所に膨出部を設
け、小孔の直径は環状溝の巾よりも小さくなし、また小
孔の中心線は環状溝から液体収容室へ向けて漸次、回転
半径外方へ変位させるようになすのがよい。
させるには、環状溝の外周壁の特定箇所に膨出部を設
け、小孔の直径は環状溝の巾よりも小さくなし、また小
孔の中心線は環状溝から液体収容室へ向けて漸次、回転
半径外方へ変位させるようになすのがよい。
【0008】
【作用】バランス修正器の回転中、液体注入ノズルから
環状溝内へ水が供給されると、環状溝はこの水を一時的
に滞留させると共に溝壁と水の摩擦作用により水に回転
力を付与し遠心力を生じさせる。このため環状溝内の水
は同溝の外周壁側に押しつけられ小孔を通じて液体収容
室に流入するものとなり、この流入中、小孔の存在箇所
以外の同溝内の水は溝壁に案内されて小孔へ向かって流
動する。したがって、各環状溝内に供給された水は円滑
に特定の液体収容室に流入し回転体の不釣合を消滅させ
るものとなる。
環状溝内へ水が供給されると、環状溝はこの水を一時的
に滞留させると共に溝壁と水の摩擦作用により水に回転
力を付与し遠心力を生じさせる。このため環状溝内の水
は同溝の外周壁側に押しつけられ小孔を通じて液体収容
室に流入するものとなり、この流入中、小孔の存在箇所
以外の同溝内の水は溝壁に案内されて小孔へ向かって流
動する。したがって、各環状溝内に供給された水は円滑
に特定の液体収容室に流入し回転体の不釣合を消滅させ
るものとなる。
【0009】一方、バランス修正器の回転中、これの側
面には従来同様に負圧が発生するのであり、この負圧は
小孔を通じて液体収容室内に及ぶが、小孔はその断面が
比較的小さいため、液体収容室内の水がこの小孔を通じ
て大気へ蒸散することに対し抑制的に作用するものとな
り、回転体の釣合状態は従来よりも長く持続される。
面には従来同様に負圧が発生するのであり、この負圧は
小孔を通じて液体収容室内に及ぶが、小孔はその断面が
比較的小さいため、液体収容室内の水がこの小孔を通じ
て大気へ蒸散することに対し抑制的に作用するものとな
り、回転体の釣合状態は従来よりも長く持続される。
【0010】
【実施例】図1は本発明装置を回転体としての研削砥石
に適用した状態を示す図、図2は本発明装置のバランス
修正器を示す正面図、そして図3は同修正器の一部に係
り(a)は図2のx−x部を示す断面図、(b)は図2
のx1=x1部を示す断面図、(c)は図2のx2−x
2部を示す断面図である。
に適用した状態を示す図、図2は本発明装置のバランス
修正器を示す正面図、そして図3は同修正器の一部に係
り(a)は図2のx−x部を示す断面図、(b)は図2
のx1=x1部を示す断面図、(c)は図2のx2−x
2部を示す断面図である。
【0011】図において1は回転体である研削砥石で、
回転軸2に取り付けられている。この回転軸2は軸受3
に支持されており、プーリ4を介して図示しない電動機
から動力を伝達される。
回転軸2に取り付けられている。この回転軸2は軸受3
に支持されており、プーリ4を介して図示しない電動機
から動力を伝達される。
【0012】5は軸受3に固定された振動センサで、研
削砥石1に不釣合がある場合に軸受3に現れる振動を検
出して検出信号を発するものである。
削砥石1に不釣合がある場合に軸受3に現れる振動を検
出して検出信号を発するものである。
【0013】6は軸受と同体に固定された回転同期セン
サで、回転軸2の外周の特定箇所に印された原点マーク
7に対応して設置され、この原点マーク7を検出して回
転同期信号を発するものである。
サで、回転軸2の外周の特定箇所に印された原点マーク
7に対応して設置され、この原点マーク7を検出して回
転同期信号を発するものである。
【0014】8はコントロールユニットで、マイクロコ
ンピュータを内蔵し、振動センサ5からの振動信号と、
回転同期センサ6からの回転同期信号を入力され、不釣
合修正信号を出力するものである。
ンピュータを内蔵し、振動センサ5からの振動信号と、
回転同期センサ6からの回転同期信号を入力され、不釣
合修正信号を出力するものである。
【0015】9はバランス修正器で、環状中空体の円周
方向を等分割して三つの液体収容室9a、9b、9cを
形成しており、研削砥石1の側面に当たる砥石フランジ
10の外側面に沿って固定される。
方向を等分割して三つの液体収容室9a、9b、9cを
形成しており、研削砥石1の側面に当たる砥石フランジ
10の外側面に沿って固定される。
【0016】このバランス修正器9の側面で各液体収容
室9a、9b、9cの側壁をなす箇所の外面側には同修
正器9の回転中心sを中心としたそれぞれ半径の異なる
三つの環状溝d1、d2、d3が設けてあって、各環状
溝d1、d2、d3は図示例では方形状の断面となさ
れ、その半径方向巾bは出来るだけ小さいものとなされ
ている。
室9a、9b、9cの側壁をなす箇所の外面側には同修
正器9の回転中心sを中心としたそれぞれ半径の異なる
三つの環状溝d1、d2、d3が設けてあって、各環状
溝d1、d2、d3は図示例では方形状の断面となさ
れ、その半径方向巾bは出来るだけ小さいものとなされ
ている。
【0017】各環状溝d1、d2、d3の底部と一つの
特定の液体収容室9a、9b、9cとは比較的小さな断
面となされた小孔m1、m2、m3で連通させるのであ
るが、具体的には各環状溝d1、d2、d3の外周壁の
特定箇所を僅かに半径外方向へ膨出させ、この膨出部k
の底部に小孔m1、m2、m3の一端を開口させると共
にこれら小孔m1、m2、m3の中心線は環状溝d1、
d2、d3から液体収容室9a、9b、9cへ向かうに
伴って半径外方向へ変位させるようになしてある。
特定の液体収容室9a、9b、9cとは比較的小さな断
面となされた小孔m1、m2、m3で連通させるのであ
るが、具体的には各環状溝d1、d2、d3の外周壁の
特定箇所を僅かに半径外方向へ膨出させ、この膨出部k
の底部に小孔m1、m2、m3の一端を開口させると共
にこれら小孔m1、m2、m3の中心線は環状溝d1、
d2、d3から液体収容室9a、9b、9cへ向かうに
伴って半径外方向へ変位させるようになしてある。
【0018】12a、12b及び12cは三本の噴射ノ
ズルで、それぞれが各環状溝d1、d2、d3へ向けて
配置されている。
ズルで、それぞれが各環状溝d1、d2、d3へ向けて
配置されている。
【0019】この三本の噴射ノズル12a、12b及び
12cは電磁開閉弁13に接続され、この電磁開閉弁1
3はコントロールユニット8からの指令に基づいて選択
開閉される。そして、この電磁開閉弁13にはポンプ1
4に連なる管路15が連結されている。
12cは電磁開閉弁13に接続され、この電磁開閉弁1
3はコントロールユニット8からの指令に基づいて選択
開閉される。そして、この電磁開閉弁13にはポンプ1
4に連なる管路15が連結されている。
【0020】以上の構成により、その作動を説明する。
研削砥石1が定常回転に達した状態で不釣合がある場合
に発生する振動を振動センサ5が検出して発した振動信
号と、回転同期センサ6が原点マーク7を検出して発し
た回転同期信号とがコントロールユニット8に入力され
る。この入力信号に基づいてコントロールユニット8に
組み込まれているマイクロコンピュータが所要の演算を
行い、三つの液体収容室9a、9b、9cの何れに水を
注入すべきかを判断し、電磁開閉弁13を選択開放す
る。
研削砥石1が定常回転に達した状態で不釣合がある場合
に発生する振動を振動センサ5が検出して発した振動信
号と、回転同期センサ6が原点マーク7を検出して発し
た回転同期信号とがコントロールユニット8に入力され
る。この入力信号に基づいてコントロールユニット8に
組み込まれているマイクロコンピュータが所要の演算を
行い、三つの液体収容室9a、9b、9cの何れに水を
注入すべきかを判断し、電磁開閉弁13を選択開放す
る。
【0021】これにより特定の噴射ノズルN1、N2、
N3から水が噴出して特定の環状溝d1、d2、d3内
に供給されるのであり、こうして供給された水は環状溝
d1、d2、d3の溝壁との摩擦により回転力を付与さ
れ遠心力の作用する状態となり、特定の小孔m1、m
2、m3を通じて液体収容室9a、9b、9c内に流入
すると同時に環状溝d1、d2、d3の溝壁に案内され
て小孔m1、m2、m3へ向けて流動するものとなる。
このさい膨出部kは水溜めとして機能し、また小孔m
1、m2、m3の中心線が特定方向へ傾斜していること
は水の流動を促進させるように作用する。
N3から水が噴出して特定の環状溝d1、d2、d3内
に供給されるのであり、こうして供給された水は環状溝
d1、d2、d3の溝壁との摩擦により回転力を付与さ
れ遠心力の作用する状態となり、特定の小孔m1、m
2、m3を通じて液体収容室9a、9b、9c内に流入
すると同時に環状溝d1、d2、d3の溝壁に案内され
て小孔m1、m2、m3へ向けて流動するものとなる。
このさい膨出部kは水溜めとして機能し、また小孔m
1、m2、m3の中心線が特定方向へ傾斜していること
は水の流動を促進させるように作用する。
【0022】こうして所要の液体収容室9a、9b、9
cに水が注入されていくと、これに作用する遠心力で研
削砥石1の不釣合は次第に解消されていくのであり、こ
のことは振動センサ5と回転同期センサ6の発する信号
からマイクロコンピュータが常時判断していて、前記不
釣合が許容範囲内となった時点でそれまで開放されてい
た電磁開閉弁13を閉鎖する。これにより研削砥石1は
不釣合を解消された状態で安定的に回転するものとな
る。
cに水が注入されていくと、これに作用する遠心力で研
削砥石1の不釣合は次第に解消されていくのであり、こ
のことは振動センサ5と回転同期センサ6の発する信号
からマイクロコンピュータが常時判断していて、前記不
釣合が許容範囲内となった時点でそれまで開放されてい
た電磁開閉弁13を閉鎖する。これにより研削砥石1は
不釣合を解消された状態で安定的に回転するものとな
る。
【0023】一方、研削砥石1の回転中にはバランス修
正器9の側面に大気の流動に伴う負圧が発生し、これが
小孔d1、d2、d3を通じて液体収容室9a、9b、
9c内に及び、その内方の液体の蒸発を促進させようと
する。
正器9の側面に大気の流動に伴う負圧が発生し、これが
小孔d1、d2、d3を通じて液体収容室9a、9b、
9c内に及び、その内方の液体の蒸発を促進させようと
する。
【0024】しかし、小孔d1、d2、d3は比較的小
さな断面であるため、液体収容室9a、9b、9c内の
水がこの小孔d1、d2、d3を通じて大気へ蒸散する
ことに対し極めて抑制的に作用する。
さな断面であるため、液体収容室9a、9b、9c内の
水がこの小孔d1、d2、d3を通じて大気へ蒸散する
ことに対し極めて抑制的に作用する。
【0025】かくして液体収容室9a、9b、9c内の
水量は変化し難いものとなり、研削砥石1の回転は長時
間にわたって安定的に保持される。
水量は変化し難いものとなり、研削砥石1の回転は長時
間にわたって安定的に保持される。
【0026】
【発明の効果】以上説明した本発明によれば環状溝と小
孔の関連により、迅速な不釣合修正処理が維持された上
で液体収容室内の液体の蒸散が効果的に抑制され、不釣
合修正処理の後、再修正を要することなく、回転体の安
定した回転が長時間にわたって保持されるものとなる。
孔の関連により、迅速な不釣合修正処理が維持された上
で液体収容室内の液体の蒸散が効果的に抑制され、不釣
合修正処理の後、再修正を要することなく、回転体の安
定した回転が長時間にわたって保持されるものとなる。
【図1】本発明装置を研削砥石に適用した状態を示す図
である。
である。
【図2】本発明装置のバランス修正器を示す正面図であ
る。
る。
【図3】同修正器の一部に係り、(a)は図2のx−x
部を示す図、(b)は図2のx1−x1部を示す図、そ
して(c)は図2のx2−x2部を示す図である。
部を示す図、(b)は図2のx1−x1部を示す図、そ
して(c)は図2のx2−x2部を示す図である。
【図4】従来の回転体の不釣合修正装置に使用されるバ
ランス修正器などに係り、(a)は正面図で(b)は断
面図である。
ランス修正器などに係り、(a)は正面図で(b)は断
面図である。
1 研削砥石 9 バランス修正器 9a、9b及び9c 液体収容室 d1、d2及びd3 環状溝 m1、m2及びm3 小孔 k 膨出部
Claims (2)
- 【請求項1】 環状中空体の円周方向を分割して複数の
液体収容室を形成したバランス修正器を回転体に取り付
け、所要の液体収容室に適量の液体を注入することによ
り、回転体の不釣合を修正する装置において、前記バラ
ンス修正器の回転中心と直交した側面の外面側に前記回
転中心線と同心でそれぞれが半径の異なる複数の環状溝
を設けると共に、各環状溝の底部とこの環状溝の対応し
た一つの前記液体収容室とを比較的小さな断面の小孔で
連通させ、バランス修正器の回転中に液体がバランス修
正器の外方から所要の環状溝に供給されこの環状溝に関
連した小孔を通じて所要の液体収容室に流入することを
特徴とする回転体の不釣合修正装置。 - 【請求項2】 環状溝の外周壁の特定箇所に僅かに半径
外方向へ張り出した膨出部を設け、小孔の直径は環状溝
の巾よりも小さくなし、小孔の中心線は環状溝から液体
収容室へ向けて漸次、回転半径外方へ変位させたことを
特徴とする請求項1記載の回転体の不釣合修正装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13481594A JPH07305744A (ja) | 1994-05-11 | 1994-05-11 | 回転体の不釣合修正装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13481594A JPH07305744A (ja) | 1994-05-11 | 1994-05-11 | 回転体の不釣合修正装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07305744A true JPH07305744A (ja) | 1995-11-21 |
Family
ID=15137143
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13481594A Pending JPH07305744A (ja) | 1994-05-11 | 1994-05-11 | 回転体の不釣合修正装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07305744A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN106704172A (zh) * | 2016-12-21 | 2017-05-24 | 张军 | 一种自平衡装置及增压输送用双螺杆泵 |
-
1994
- 1994-05-11 JP JP13481594A patent/JPH07305744A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN106704172A (zh) * | 2016-12-21 | 2017-05-24 | 张军 | 一种自平衡装置及增压输送用双螺杆泵 |
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