JPH0730557A - 電気通信システム及びこの電気通信システム内で使用される主局 - Google Patents

電気通信システム及びこの電気通信システム内で使用される主局

Info

Publication number
JPH0730557A
JPH0730557A JP6041063A JP4106394A JPH0730557A JP H0730557 A JPH0730557 A JP H0730557A JP 6041063 A JP6041063 A JP 6041063A JP 4106394 A JP4106394 A JP 4106394A JP H0730557 A JPH0730557 A JP H0730557A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sequence
adjustment
sub
station
correlation
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP6041063A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3575771B2 (ja
Inventor
Grinsven Petrus A M Van
ペテルス、アウグスチヌス、マリア、ファン、グリンスベン
Wilfred A M Snijders
ウィルフレッド、アンドレ、マリア、スニデルス
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Koninklijke Philips NV
Original Assignee
Koninklijke Philips Electronics NV
Philips Electronics NV
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Koninklijke Philips Electronics NV, Philips Electronics NV filed Critical Koninklijke Philips Electronics NV
Publication of JPH0730557A publication Critical patent/JPH0730557A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3575771B2 publication Critical patent/JP3575771B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04JMULTIPLEX COMMUNICATION
    • H04J3/00Time-division multiplex systems
    • H04J3/02Details
    • H04J3/06Synchronising arrangements
    • H04J3/0635Clock or time synchronisation in a network
    • H04J3/0682Clock or time synchronisation in a network by delay compensation, e.g. by compensation of propagation delay or variations thereof, by ranging
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04QSELECTING
    • H04Q11/00Selecting arrangements for multiplex systems
    • H04Q11/04Selecting arrangements for multiplex systems for time-division multiplexing
    • H04Q11/0428Integrated services digital network, i.e. systems for transmission of different types of digitised signals, e.g. speech, data, telecentral, television signals
    • H04Q11/0478Provisions for broadband connections
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04JMULTIPLEX COMMUNICATION
    • H04J2203/00Aspects of optical multiplex systems other than those covered by H04J14/05 and H04J14/07
    • H04J2203/0001Provisions for broadband connections in integrated services digital network using frames of the Optical Transport Network [OTN] or using synchronous transfer mode [STM], e.g. SONET, SDH
    • H04J2203/0028Local loop
    • H04J2203/003Medium of transmission, e.g. fibre, cable, radio
    • H04J2203/0032Fibre
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L12/00Data switching networks
    • H04L12/54Store-and-forward switching systems 
    • H04L12/56Packet switching systems
    • H04L12/5601Transfer mode dependent, e.g. ATM
    • H04L2012/5603Access techniques
    • H04L2012/5609Topology
    • H04L2012/561Star, e.g. cross-connect, concentrator, subscriber group equipment, remote electronics
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L12/00Data switching networks
    • H04L12/54Store-and-forward switching systems 
    • H04L12/56Packet switching systems
    • H04L12/5601Transfer mode dependent, e.g. ATM
    • H04L2012/5672Multiplexing, e.g. coding, scrambling
    • H04L2012/5674Synchronisation, timing recovery or alignment

Abstract

(57)【要約】 【目的】 動作中の電気通信システムのためのより正確
な粗調節相関技術の提供。 【構成】 TDMAフレーム構造を使用する一つの主局
と複数の副局を含む電気通信システム、例えば、PON
−FITLシステムが知られている。これら周知のシス
テムは粗調節のための手段及び微調節のための手段を含
む。本発明は向上された擬似ノイズシーケンスに基づく
粗調節手段を提供する。本発明によると、粗調節が調節
のために、好ましくは、微調節のために予約された上流
多重フレーム(アップ)内の固定位置(CR)において
行なわれる。粗調節のために低パワー擬似ノイズシーケ
ンス(rseq)を適用し、主局の側においてその位置
が主局に知られている微調節ウインドウ(CR)内のレ
ンジのみをサンプリングすることによって、より正確な
粗調節が達成される。本発明は、微調節ウインドウ内に
は通常データが存在せず、フレームの他の部分よりも信
号対妨害比が一桁良好であるという洞察に基づく。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一つの主局及び複数の
副局を含み、これら主局と副局との間のシステム通信が
伝送チャネルを介して多重アクセスプロトコルに基づい
て行なわれる電気通信システムに関する。より詳細に
は、このチャネルはこれら副局を粗調節(coarse rangi
ng)する目的で少なくとも一部これら副局に対して共通
とされる。副局には、タイムスロット内に伝送されるべ
きデータの規模に対して小さな規模の調節シーケンス
(ranging sequence)を伝送するための調節情報伝送手
段(ranging transmission means)が提供される。主局
には受信される調節シーケンスを前記の伝送されたシー
ケンスと同一である基準シーケンスとの相関によって調
節情報(ranging information )を回復するための相関
手段が提供される。主局にはさらに基準シーケンスを提
供するための手段が提供される。使用される伝送チャネ
ル、つまり、グラスファイバ、同軸ケーブル或はローカ
ルエリアネットワークかに依存して、この電気通信シス
テムは、受動光ネットワーク(passiveoptical network
、PON)、ローカルエリアネットワーク、衛星通信
システム或はセルラー移動無線システムとなり得る。
【0002】本発明はさらにこのようなシステム内で使
用される主局に関する。
【0003】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】このタ
イプの電気通信システムについては、C.A.Eldering(エ
ルダリング)らによって、1992年9月24、25日
にフランスのヴェルサイユにて開催されたIEEEの光ロー
カルネットワークに関する第四回ワークショップ(4th
Workshopon Optical Local Networks,IEEE)、ページ
38−44に掲載の論文『受動光ネットワークのための
バースト及びビット同期法(Burst and bit synchroniz
ation methods for passive optical networks )』か
ら知ることができる。この論文においては、バースト同
期或は粗調節(coarse ranging)等のような様々な同期
技法について説明されているが、これら同期は副局が非
同期動作に起因して互いに妨害しあうことを阻止するた
めに必要とされる。つまり、副局から主局に向けて伝送
されたデータが主局の所に同時に到達することが回避さ
れるべきである。周知の電気通信システム、例えば、光
ネットワークにおいては、主局が下流方向においては制
御された方法にてデータ及びメッセージを副局に向けら
れたフレーム内のタイムスロット内に伝送する。つま
り、主局或はマスタは様々な副局に伝送されるべきデー
タのタイミングについての完全な制御を持つ。副局から
主局への上流方向においては、時分割多重アクセス技術
(Time Division MultipleAccess Technique 、TDM
A)が最も知られている技法である。この技法において
は、副局と主局との間の遅延を知ることが要求され、各
副局からの伝送においては適当な遅延がこれらバースト
伝送が主局のタイミングとの関係において副局に対して
指定された或は割り当てられたタイムスロットにおいて
正しく到達するように導入される。このようなTDMA
技術はフレーム構造と組合わせて或はフレーム構造なし
に使用される。後者においては、ATM(非同期伝送モ
ード)セルがTDMAプロトコルを使用して搬送され
る。特に、フレーム構造が存在しない場合は、ファイバ
上へのATM搬送のために非侵害的粗調節(non-intrus
ive coarse ranging )を行なうことが必須となる。但
し、フレーム構造を持つ場合でも、非侵害的調節方法、
つまり、サービス中の副局からの伝送と実用上干渉を起
こさない方法を使用することが考えられる。前述のIEEE
論文のページ41には相関技術(correlation techniqu
es)に基づく非侵害的粗調節技術が開示される。周知の
粗調節技術、つまり、数データビットの精度の調節(ra
nging )は、伝送されたシーケンスと受信されたシーケ
ンスとの間の相関に基づき、主局とサービス中でない副
局との間のレンジ(range )の推定を行なうが、この
際、他の副局は情報の伝送を継続する。調節されるべき
副局は非常に低規模の長い調節シーケンス(ranging se
quence)をデータの伝送よりも低速度にて伝送する(例
えば、TDMA ATMアーキテクチュアにおいては、
この調節シーケンスのビット周期は1セル期間に相当す
る。良好な相関特性を持つシーケンスが選択されるが、
低パワーが疑似ノイズシーケンス(Pseudo Noise Seque
nce )のような挙動を示すこの調節シーケンスによって
データが撹乱されることを防止するために必要となる。
この調節シーケンスは有限長(2n ー1)を持つ最大長
シーケンス、つまり、論理設計に関する様々なハンドブ
ックにおいて説明されている線型帰還シフトレジスタ或
は線型シーケンス生成器によって得ることができるシー
ケンスとされる。主局側において、この調節情報は相関
技術を使用して受信された調節シーケンスから回復され
る。従って、受信された信号は主局の受信機内において
サンプリングされ、伝送された、つまり、既知の最大長
シーケンスと相関がとられる。前記のIEEE論文のページ
41の図6においては、この目的のための相関受信機
(correlation receiver)が開示されるが、この受信機
の出力は、主局と調節されるべき副局との間の遅延の即
時の指標(immediate indication)を与える。この粗調
節システムにおいては実験が15から127ビットの最
長シーケンスを使用して遂行されたことが述べられてい
ることを除いて、この相関器の実現については何も開示
されてない。相関はフレーム構造を持たないTDMA
ATMとの関連で説明されている。このIEEE論文はさら
にフレーム構造を持つTDMAに基づくPONとの関係
でも粗調節技術を開示するが、これら技術は主局内にお
いて副局から伝送されるバーストのプリアンブル内の調
節ビットを検出することに基づく。この調節ビットの規
模が他の副局によって伝送されるべきデータの規模と同
一規模であるという事実のために、主局のフレームにサ
ービスを開始しようとする副局が粗調節の目的でバース
トを伝送することができるようにするために調節ウイン
ドウ(ranging window)が提供される。
【0004】PCT 出願第WO91/06157号にはフ
レームをベースとするTDMA通信プロトコルを持つ受
動光ネットワークが開示される。ここでは、ネットワー
ク上流(upstream)TDMAフレームが副局から主局に
向けて、主局に対する複数の副局と関連する異なる遅延
を補償するための粗調節(coarse ranging)用の調節パ
ルス(ranging pulses)及び微調節(fine ranging)用
の調節パルスと共に伝送される。フレームレスTDMA
ATMシステムとの関連で前述のIEEE論文に開示され
る相関技術と比較して、粗及び微調節のために余分なビ
ットが必要であり、従って、フレーム効率が低減され
る。
【0005】本発明の一つの目的は動作中の電気通信シ
ステムのためのより正確な粗調節相関技術(coarse ran
ging correlation technique)を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】この目的のために、本発
明による電気通信システムは、通信がフレームに基づい
て行なわれ、粗調節のために相関手段が調節のためにフ
レーム内に予約された時間ウインドウの実質的に内側に
入る受信調節シーケンス(ranging sequence)のサンプ
ルのみを相関に使用することを特徴とする。本発明の洞
察によると、動作中のシステムにあって動作副局は主局
によって調節ウインドウ、好ましくは、微調節ウインド
ウを通じて監視されるが、このウインドウ内ではデータ
の妨害は存在せず、調節シーケンスは、原則的には、一
つの完全な上流多重フレーム(upstream multiframe
)の際に伝送される。その時間位置が主局によって知
られており、好ましくは、微調節のために予約されてい
るこの時間ウインドウが、粗調節の際に基準シーケンス
と相関されるべきサンプルを得るために使用され、これ
らサンプルは従って既に動作中の他の副局からのデータ
による妨害を実質的に持たない。このために、受信され
た粗調節信号の信号対妨害比はフレームの他の部分より
も一桁良好となる。この改良された信号対妨害比のため
に、受信された調節シーケンスの基準シーケンスに対す
る位相がフレーム内のランダムな位置で相関サンプルが
取られるようなシステム内での同一規模を持つ低規模調
節シーケンス(low magnitude ranging sequence)と比
較してより正確に決定できる。後者のようなシステムに
おいては、相関プロセスは他の副局からのデータの低周
波数成分及び受信機ノイズの強い影響を受けることとな
る。調節シーケンスはデータビット速度にて動作するこ
ともできるが、実施上の理由から、システム内の高サン
プリング速度を回避するためにデータビット速度の分
数、例えば、0.1の調節シーケンスビット速度を適用
することが望ましい。本発明に従うシステム内の粗調節
シーケンスの規模はランダム的に選択されたウインドウ
内でサンプリングされるシーケンスと比較して低減する
ことができる。本発明においては、さらに低い規模の調
節シーケンスが動作中の副局とのより少ない干渉を持
ち、全体としてシステムの性能を向上させる。あるタイ
プの調節を持つ電気通信システム、例えば、移動無線シ
ステムにおいては、本発明による調節は予約されたウイ
ンドウ内においてのみサンプリングすることによって行
なわれる。
【0007】本発明によるシステムの一つの態様におい
ては、調節シーケンスのビット速度は副局のデータ速度
よりも低くされ、また、時間ウインドウの内側で受信さ
れた調節シーケンスのサンプルの相関に加えて、相関手
段は時間ウインドウの外側で受信された調節シーケンス
のサンプルを相関に使用するが、実質的に時間ウインド
ウの内側から時間ウインドウの外側からよりも多くのサ
ンプルが取られる。この実施例では、より多くのサンプ
ルが相関のために使用でき、受信されたシーケンスの位
相をより正確に決定することができる。
【0008】本発明によるシステムのさらにもう一つの
態様においては、主局は相関手段に供給される前に受信
された調節シーケンスをフィルタリングするための低域
通過フィルタを含み、この低域通過フィルタは受信され
た調節信号の周波数と実質的に一致する遮断周波数を持
つ。調節シーケンスのビット速度がデータビット速度よ
りも低い場合は、データのより高い周波数成分が抑圧さ
れ、微調節ウインドウの外側の粗調節サンプルに対する
向上された信号対妨害比のためにシステム性能が向上さ
れる。実際、後者は本発明の選択的に選ばれた相関ウイ
ンドウと帯域外信号法技術(out-of-band signalling t
echnique)を併用する。帯域外信号法自体については前
述のIEEE論文のページ40から知ることができる。
【0009】
【実施例】図1は伝送チャネル3を通じて複数の副局
4、5、6及び7と交信する主局2を含む本発明による
電気通信システム1を簡略的に示す。実際問題として
は、多数の副局が存在する。少なくとも部分的に副局4
から7までに共通するチャネル3は、伝送システム1が
PON-FITL(Fibre in the Loop )-System とも呼ばれる
受動光ネットワーク(Passive Optical Network 、PO
N)の場合はグラスファイバケーブルである。主局2は
ローカル電話交換機であり、副局4から7に対して、単
一或は一群の加入者が電話、ファクシミリ及びテレック
スなどの様々なサービスを要求してアクセスできる。後
者のケースにおいては、このシステムはTPON(Tele
phone Passive Optical Network ;電話受動光ネットワ
ーク)と呼ばれる。PONにおいては、主局2への情報
の輸送或はこれらかの受信のためにチャネル上で光信号
を分割(splitting )及び結合(combining )すること
が良く知られている。詳細については、当分野に関する
一般的な技術文献を参照すること。電気通信システム1
はまた移動無線電話システムでもあり得る。このケース
においては、一つ或は複数の主局2は固定局であり、副
局4から7は携帯電話、自動車電話などのような移動電
話機であり、伝送チャネル3は無線リンクとされる。電
気通信システム1内では、当分野において周知のよう
に、主局2と副局4から7との間で多重アクセスプロト
コル、例えば、TDMA(時分割多重アクセス)に基づ
く通信が行なわれる。このようなシステム1の場合は、
システム1を制御するマスタである主局は、下流方向に
おいては、後に説明されるTDMAフレームを副局4か
ら7に伝送し、一方上流方向においては、副局4から7
が情報を主局に向けて伝送する。このようなシステム1
においては、上流通信のタイミングに関して特別の手段
が講じられなければ、例えば、変動し異なる伝送遅延及
びフレーム位置が伝送の前にこれら副局内において調節
されなければアクセス衝突が発生する。引用のIEEE
文献においては、この目的のために、粗調節について説
明されており、また上に引用のPCT特許出願WO 9
1/06157号においては、粗調節及び微調節の両方
について説明されている。本発明は、動作中のシステ
ム、つまり、ある副局が調節されている間に他の副局が
動作しているようなシステムに対して適当な後に説明さ
れる改良された粗調節方法(coarseranging method )
を提供する。本発明に従う粗調節方法は副局がまだ一つ
も動作されてないシステム始動時においても使用するこ
とができる。
【0010】図2はTDMA信号の伝送及び受信に適当
である本発明による電気通信システム1内で使用される
主局2を示す。主局2は伝送チャネル12に結合された
送信機ブランチ10及び受信機ブランチ11を含む。送
信機ブランチ10内においては、様々な副局に送られる
べき加入者信号がマルチプレクサ14を介してフレーム
アセンブラ13に供給される。同期情報及び場合によっ
ては粗及び微調節制御情報も含むこうして多重化された
信号は、符号器15内において符号化された後に送信機
16を介してチャネル12に供給される。チャネル符号
化はチャネル上の適当な周波数スペクトルを達成するた
めに遂行される。副局4から7までからの信号は受信機
17によって受信されるが、受信機の出力はデマルチプ
レクサ19を介して様々な加入者に情報を提供するため
にフレーム分解手段18に結合される。フレーム分解手
段18はフレーム分解器22に結合された復号器21を
含む。復号器21及び分解器22には位相調節回路23
によってクロック信号が提供される。主局2はさらに位
相調節回路、そしてとりわけ、フレームアセンブラ13
に供給されるべきマスタクロックfb を提供するための
システム或はマスタクロック回路を含むタイミング及び
制御手段24を含む。マスタクロックfb は割り算回路
26内でNによって割られ(ここで、Nは整数)、クロ
ックfb /Nが達成される。クロックfb /Nはクロッ
クfb /Nを時間ウインドウ信号TWSにて起動するク
ロック起動回路27に供給される。ウインドウ化された
クロックfb /Nであるサンプルクロックfs が本発明
による粗調節において使用される。このタイミング及び
制御手段24は、さらに、本発明による粗調節において
使用されるべき開始信号Sを提供する。ここで、この開
始信号Sは、副局4から7までの伝送遅延或はラウンド
トリップ遅延を決定するための主局2に対する固定され
た基準である。分解器22はさらに主局2の要求によっ
て副局4から7までによって伝送された微調節パルスか
ら微遅延情報を決定するための微調節決定手段28に結
合される。微調節制御情報はフレームアセンブラ13に
よって副局4から7に伝送されるべきフレームに組み立
てられる。受信機17は主局2の要求によって任意の副
局4から7までによって主局2に伝送される低規模調節
シーケンス(rseq)をサンプリングするアナログデジタ
ル変換器41を含む粗調節手段40に結合される。本発
明によると、この低規模粗調節シーケンスは実質的に他
の副局からのデータが存在しないことが確かなときにの
みに、或は少し修正された形式においては、フレームの
データ搬送部分との少しの重複があるときにのみ、つま
りその位置が主局に知られている微調節ウインドウ(fi
ne ranging window )内においてのみサンプリングされ
る。後者のケースにおいては、ビットクロック或はマス
タクロックfb よりも低い周波数を持つサンプルクロッ
クfs を選択し、データ信号の高周波成分を除去するた
めに低域通過フィルタ42に掛けることが有利である。
重複が実質的に存在しない場合は、このフィルタは排除
し、こうしてより単純で安価なシステムを達成すること
もできる。アナログデジタル変換器41の出力の所の粗
調節サンプル(coarse ranging sample 、crs)は粗
調節サンプルを処理するための処理手段43に供給され
る。処理手段43は粗調節情報をフレームアセンブラ1
3に提供し、こうして、粗調節制御情報が粗調節される
べき副局に伝送される。この粗調節されるべき副局は、
データ信号を伝送するための能動状態に切り替わる前に
その遅延を調節し、この粗調節の後に主局2によって要
求された場合、或は規則的な間隔にて微調節が遂行され
る。
【0011】図3は本発明による粗調節サンプルcrs
を処理するための処理手段43をより詳細に示す。処理
手段43は相関器51に結合された粗調節サンプルcr
sを格納するためのメモリ50を含む。メモリ50内に
格納される粗調節信号crsは後に説明される第一のシ
フトレジスタ内にデジタル信号Aとして格納され、相関
器51の後に説明される第二のシフトレジスタは、デジ
タル信号Bとして格納された主局2及び粗調節されるべ
き副局内で生成された先験的に知られている粗調節シー
ケンス(a priori known coarse ranging sequence)の
一部を含む。この粗調節シーケンスの部分を相関し、相
関器51を通じてこの粗調節シーケンスをシフトするこ
とによって、先験的に知られている粗調節シーケンス内
の位相シフト或は位置からラウンドトリップ遅延が決定
されるが、この先験的に知られている調節シーケンスの
遅延がラウンドトリップ遅延の尺度となる。各時間にお
いてシーケンスの異なる部分との最大相関を決定するた
めに、処理手段43は、マイクロプロセッサ、RAM及
びROMメモリ並びにI/Oインターフェースを含むマ
イクロコントローラ53に結合されたピーク検出器52
を含む。各時間におけるフレームの開始に対する相対的
な遅延を決定するためにカウンタ54が提供される。先
験的シーケンスは基準信号生成手段55によって生成さ
れる。この基準シーケンスは、例えば、長さ215−1の
多項式1+x+x15によって生成された最大長シーケン
スであり、このシーケンスは主局2によって伝送される
べき多重フレームよりも長い。つまり、次の上流多重フ
レーム内の調節ウインドウ(ranging window )が常に
副局によって伝送されたシーケンスの一部にて満たされ
ることが確保される。このラウンドトリップ遅延に関し
ての先験的知識が得られる場合は、より短いシーケンス
が選択される。こうして選択されるのは良好な相関特性
を持つ低パワーシーケンスであるが、この低パワーは擬
似ノイズシーケンス(Pseudo Noise Sequence )のよう
な挙動をするシーケンスによってデータが妨害されるこ
とを阻止するために必要とされる。サンプリングクロッ
クfs は好ましくはビットクロックfb と同一に選択さ
れるために、この擬似ノイズシーケンスの周波数はこれ
に対応して低減されなければならない。本発明による粗
調節においては、擬似ノイズシーケンスの1ビットのオ
ーダの粗調節精度(coarse ran ging accuracy )が達
成できる。タイミング及び制御手段24によって提供さ
れる信号Sが主局の多重フレームとの関係で適当なタイ
ミングを確保する。
【0012】図4は処理手段43内で使用されるための
相関器51の一つの具体例を示す。図3との関連で説明
されたように、粗調節記号(coarse ranging symbols)
Aは第一のシフトレジスタ60内に格納され、基準擬似
ノイズシーケンスの一部である記号Bは第二のシフトレ
ジスタ61内に格納される。第一及び第二のシフトレジ
スタ60及び61内の対応する記号を乗算する掛け算器
62、63,64及び66の対応する出力が加算器67
によって加えられ、加算器67の出力はマイクロコント
ローラ53に供給されるべき相関値を与える。カウンタ
54は信号Sによってリセット及び開始される。各カウ
ンタ値において、相関値が決定され、対応するカウンタ
出力がマイクロコントローラ53内のルックアップテー
ブル内に対応する相関値と共に格納される。これによっ
て、それに対応するカウンタ値によって最大相関値を検
索することによって粗オフセット遅延(coarse offset
delay )を計算し、対応する副局に伝送することが可能
になる。検索テーブルを応用する代わりに最大相関値を
見つけるためにピーク検出器52を使用することもでき
る。この場合は、個々のカウンタ値に対してその相関値
がそれ以前の最大相関値と比較され、現在の値がそれ以
前の最大値を超える場合は、最大相関値が対応するカウ
ンタ値と共に更新される。こうして、相関動作の後、最
大相関値とそれに対応するカウンタ値が直ちに得られる
ようにされる。そのシーケンスのサンプリングされた部
分と元のシーケンスとの相関を計算するためのアルゴリ
ズムは以下の通りである。
【0013】
【数1】 ここで、Mはサンプルの数であり、サンプリングシーケ
ンスはai (i=1、2、...、M)であり、元の最
大長シーケンスはbi (i=1、2、3、...、215
−1)である。係数bi は+1或は−1であり、同一の
確率を持つ。つまり、Pr(bi =−1)=Pr(bi
=+1)=0.5である。計算されるべき相関値cj
数はjmax であり、これは副局4から7と主局2との間
の最大ラウンドトリップ遅延に依存する。jmax ・Tが
最大遅延より大きなことが守られなければならない。こ
こで、Tは記号周期である。固定された遅延Df が下流
方向多重フレームと上流方向多重フレームとの間にセッ
トされる。相関値cj の最大値と対応する位置インデッ
クスjo に対して、粗遅延オフセットEc は以下の通り
である。 Ec =(Df −jo )・T 相関器51はマイクロコントローラ53のROM或はE
PROM内にロードされたソフトウエアにて実現するこ
ともできる。つまり、上のアルゴリズムはハードウエア
によってもソフトウエアによっても実現することができ
る。主局2内に受信されたパワーの測定値である最大相
関値は、パワー制御の目的にも使用される。この目的の
ために、主局2は最大相関値から受信されたパワーの測
定値を決定し、この測定値を要求される測定値と比較
し、要求された測定値からの受信されたパワーの測定値
の偏差の形式にてパワー制御情報を副局4から7に送信
する。副局4から7はそれらの伝送パワーをこれに従っ
て調節する。最終的に、こうして全ての副局信号が実質
的に同一のパワーで主局2によって受信されることが達
成される。
【0014】図5は本発明による電気通信システム1内
で使用されるための副局4を示す。副局4は伝送チャネ
ル12に結合された受信機ブランチ70及び送信機ブラ
ンチ71を持つ。受信機ブランチ70は受信機72、復
号器73、フレーム分解器74及びデマルチプレクサ7
5の直列構成を含む。受信機出力の所で、クロック回復
回路76によってクロックが回復され、一方、同期検出
器77は検出器73の出力と結合される。送信機ブラン
チ71はマルチプレクサ80、粗及び微調節手段(coar
se and fine adjustment means)81、符号器82、及
び送信機83の直列構成を持つ。機能的には、副局4か
ら7は、伝送及び受信に関する限り主局2と類似するよ
うに動作する。粗及び微調節手段81は粗遅延調節セク
ション84及び微遅延調節セクション85を持つが、こ
れらはともにフレーム分解器74に結合される。分解器
74は主局2からの粗及び微調節制御情報をハウスキー
ピングタイムスロットを介して下流方向多重フレーム内
に提供する。1記号期間よりも小さい微調節を達成する
ために、微遅延調節セクション85は記号周波数fb
り高い周波数にてクロックされる。これを達成するため
に、クロック回復回路76はより高いクロックを持つ別
個のクロック出力を持つ。主局2に伝送されるべき低規
模の調節シーケンスを生成するために、副局4は擬似ノ
イズ信号生成器91、送信機83に結合された符号器9
2を含むシーケンス生成手段90を含む。擬似ノイズ信
号生成器91及び符号器92はクロック回復回路76の
出力から派生されるクロックfb /Nによってクロック
され、出力は割り算器回路93に供給される。シーケン
ス生成手段は主局2からの粗調節要求によって始動さ
れ、実際に受信された下流多重フレームとの関連での所
定の時間基準にて開始される。副局4はパワー調節手段
94も含むが、これらは送信機83及びフレーム分解器
74に結合される。このパワー調節手段94は副局4に
よって伝送されるべきパワーを主局2によって伝送され
副局にて受信されたパワー制御情報に従って調節する。
【0015】図6は電気通信システム1内で使用される
TDMAフレーム構造を示すが、これは本発明による粗
調節を図解する。ここには下流方向への多重フレーム
(ダウン)と上流方向への多重フレーム(アップ)が示
される。主局2はアセンブラ13にて組み立てされた多
重フレーム(ダウン)を下流方向に伝送する。ここに与
えられた例においては、この多重フレーム(ダウン)は
副局が主局の下流方向多重フレームに同期し、これらに
割り当てられたタイムスロットを抽出することを許す同
期タイムスロット(sync time slot、SY)を含む。こ
こに与えられた例においては、下流方向の多重フレーム
は16個の基本フレーム(basic frame 、BF)を持
ち、各々のフレームはデータ輸送のために利用が可能な
1024個のタイムスロットを持ち、また各々はハウス
キーピングタイムスロット(housekeeping time slot
、HK)を持つ。好ましくは、上流多重フレーム(ア
ップ)はデータ及びハウスキーピングタイムスロットに
関しては類似する構造を持つが、但し、同期タイムスロ
ットの代わりに、調節の目的で時間ウインドウCRがフ
レーム内に予約される。一つの好ましい実施例において
は、この時間ウインドウCRは、上流多重フレーム(ア
ップ)内の対応する位置において微調節のためにフレー
ムに予約されたウインドウFRと実質的に一致する。後
者のケースにおいては、粗調節要求を任意の多重フレー
ム内で始動することができ、粗調節サンプルがそうでな
ければ微調節のために使用されるであろう同一の時間ウ
インドウ内の次に続くフレーム内に持ち込まれる。粗及
び微調節の両方が遂行されるようなシステムにおいて
は、このような調節(ranging )は粗調節及び微調節に
対して別個のウインドウを使用するシステムと比較して
良好なフレーム効率を与える。主局2は上流方向におけ
る通信の多重フレーム(アップ)のために多重フレーム
(ダウン)に対して固定された遅延Df をセットする。
つまり、主局は副局4から7を傾聴するための固定基準
(fixed reference )をセットする。本発明によると、
サンプルは基本フレームBF内のデータタイムスロット
と実質的に重複しない時間ウインドウTWの内側から取
られる。システム1においては、複数の加入者が処理さ
れる。加入者当り1タイムスロットを想定すると、ここ
に与えられる例においては、1024の加入者が一度に
処理される。加入者がより多くのタイムスロットを占拠
する場合は、一度に処理することができる加入者の総数
は少なくなる。システム1においては、各副局4から7
に複数の加入者が結合でき、各加入者に一つ或は複数の
タイムスロットを割り当てることができる。副局がいっ
たん粗調節されると、タイムスロットの割り当てが可能
になる。また、調節された副局に、後に動的にタイムス
ロットを割り当てることもできる。ここに与えられた例
においては、それにタイムスロット4或は場合によって
は他のタイムスロットが基本フレームBF内に割り当て
られるべき副局は粗調節されるものと想定される。さら
に、問題とされる副局は、まだ粗調節されてない場合
は、シフトされた位置にタイムスロット4を伝送し、こ
のため他のタイムスロットとの干渉が発生するものと想
定する。これはタイムスロット4’にて示される。本発
明による粗調節により、副局内の遅延が時間遅延td
排除されるように調節される。関連する加入者はデータ
を一連の基本フレームBF1、BF2等の対応するタイ
ムスロット内に伝送することに注意する。関連する副局
は固定された基準ポイントに対する、例えば、受信され
た同期タイムスロットSYに対する伝送遅延を決定す
る。示されるフレームは時間tの関数である。時間t=
o において、それに対してタイムスロット4及び場合
によっては他のタイムスロットが割り当てられるべき副
局は粗調節要求(coarse ranging request)を受信し、
ある例においては、t=t1 において低パワー粗調節シ
ーケンス要求を送信する。ここで、この伝送遅延に関す
る先験的な知識がない場合は、この調節シーケンスは一
つの多重フレーム(アップ)よりも長い。本発明による
と、この粗調節シーケンス要求は時間ウインドウ信号T
WSによって起動された主局2内のアナログデジタル変
換器41によって時間ウインドウTWの内側でサンプリ
ングされる。時間ウインドウTWの間は、通常、どの副
局もデータの伝送を行なわない。つまり、データとの干
渉は起こらず、受信機ノイズのみが存在する。結果とし
て、時間ウインドウTWの内側の信号対妨害比(signal
-to-interference ratio)は多重フレーム(アップ)の
他の部分内よりも一桁の規模良好である。こうして向上
された信号対妨害比のために、疑似ノイズシーケンスの
位相がより正確に予備フィルタリングを必要とすること
なしに決定できる。
【0016】図7は本発明の一つの実施例との関連でT
DAMフレーム構造の一部を示すが、ここでは、時間ウ
インドウ信号TWSは、前に述べられた例よりも幾分か
広い。残りに関しては、このフレーム構造は、図6に示
されるフレーム構造と類似する。この実施例において
は、タイムスロットを運ぶデータとの間に少しの重複が
存在する。利用可能なより多くのサンプルを持つため
に、相関プロセスはより正確である。この重複レンジは
広過ぎるとデータ信号との干渉を起こし、本発明の利点
が低減されるためにあまり広すぎてはならない。主局に
おいてシーケンスを予備フィルタリングするためのフィ
ルタを省くことによって安価にすることも可能である
が、この実施例においては、より高い周波数のデータ成
分をろ波するために単純なフィルタ、例えば、二次チェ
ビシェフフィルタ(Chebyshev-filter)が使用される。
【0017】図8は本発明の一つの実施例における調節
ビット及びデータの周波数スペクトルを示す。上に述べ
たチェビシェフフィルタ、つまり、主局2内の低域通過
フィルタ42は疑似ノイズシーケンスのビット周波数の
遮断周波数を持ち、一方、データ周波数はこれよりも4
倍高く、こうして、より高い周波数のデータ成分がろ波
される。
【0018】ここに与えられる例においては、粗調節手
段40及び/或は微調節手段28は主局2内に含まれ
る。つまり、集中システムについて説明された。別の非
集中方式の実施例においては、粗及び/或は微調節手段
40及び28は副局4から7内に含まれる。この場合、
主局2は副局4から7によって伝送された調節情報(ra
nging information )を中継するための中継局として
機能する。調節プロセスは、主局2の先導によって、或
は調節されるべき副局4から7の先導によって開始され
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による電気通信システムを簡略的に示す
ブロック図。
【図2】本発明による電気通信システム内で使用される
主局の構成を示すブロック図。
【図3】本発明による粗調節サンプルを処理するための
処理手段の構成を示すブロック図。
【図4】処理手段内で使用されるための相関器の一つの
具体例を示すブロック図。
【図5】電気通信システム内で使用されるための副局の
構成を示すブロック図。
【図6】本発明による粗調節を図解する目的で電気通信
システム内で使用されるTDMAフレーム構造を示す模
式図。
【図7】本発明の一実施例のTDMAフレーム構造を示
すタイミングチャート。
【図8】本発明の一実施例の調節ビット及びデータの周
波数スペクトラムを示すグラフ。
【符号の説明】
1 伝送システム 2 主局 3 チャネル 4,5,6,7 副局 10 送信機ブランチ 11 受信機ブランチ 12 チャネル 13 フレームアセンブラ 14 マルチプレクサ 15 符号器 16 送信機 17 受信機 18 フレーム分解手段 19 デマルチプレクサ 21 復号器 22 フレーム分解器 23 位相調節回路 24 タイミング及び制御手段 26 割り算回路 28 微調節決定手段 40 粗調節手段 41 アナログデジタル変換器 43 処理手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ウィルフレッド、アンドレ、マリア、スニ デルス オランダ国5621、ベーアー、アインドーフ ェン、フルーネヴァウツウェッハ、1

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】主局(2)及び複数の副局(4から7)を
    含む電気通信システム(1)であって、システム(1)
    の主局(2)と副局(4から7)の間の通信が多重アク
    セスプロトコル(TDMA)に基づいて伝送チャネル
    (12)を介して起こり、チャネル(12)が副局(4
    から7)を粗調節する目的のために少なくとも一部副局
    (4から7)に対して共通であり、副局(4から7)は
    タイムスロット内に伝送されるべきデータの規模と比較
    して低規模の調節シーケンスを伝送するための調節情報
    伝送手段(90)を有し、前記主局(2)は伝送された
    シーケンスと同一の基準シーケンスと受信された調節シ
    ーケンス(rseq)の相関を計算することによって調節情
    報を回復するための相関手段(43)を有するとともに
    基準シーケンスを提供するための手段を有する電気通信
    システムにおいて、 前記通信がフレームをベースとし、粗調節のために前記
    の相関手段(43)が調節のためにフレーム内に予約さ
    れた時間ウインドウ(CR)の実質的に内側に入る受信
    された調節シーケンスのサンプルのみを相関の対象とし
    て使用することを特徴とする電気通信システム。
  2. 【請求項2】前記時間ウインドウ(CR)は実質的に微
    調節のためにフレーム内に予約されたウインドウ(F
    R)と一致することを特徴とする請求項1記載の電気通
    信システム(1)。
  3. 【請求項3】前記調節シーケンスのビット速度(fb
    N)は副局のデータビット速度(fb )よりも低く、時
    間ウインドウ(CR)の内側の受信された調節シーケン
    スのサンプルを使用しての相関に加えて、前記相関手段
    (43)は前記時間ウインドウ(CR)の外側で受信さ
    れた調節シーケンスのサンプルも相関のために使用し、
    ここで実質的により多くのサンプルが前記時間ウインド
    ウの外側からよりも前記時間ウインドウの内側から取ら
    れることを特徴とする請求項1或は2記載の電気通信シ
    ステム(1)。
  4. 【請求項4】前記主局は相関手段(43)に供給される
    前に前記の受信された調節シーケンス(rseq)をろ波す
    るための低域通過フィルタ(42)を含み、前記の低域
    通過フィルタ(42)は前記受信された調節信号(rse
    q)の周波数(fb /N)と実質的に一致する遮断周波
    数を持つことを特徴とする請求項3記載の電気通信シス
    テム(1)。
  5. 【請求項5】前記相関手段は前記受信された調節シーケ
    ンス(rseq)と粗調節されるべき各副局に対する基準シ
    ーケンスとの相関を取ることによって最大相関値を決定
    し、この最大相関値から受信されたパワー値を決定し、
    次に要求されるパワー値に対する前記パワー値の偏差に
    従って伝送パワーの調節を行なうためにパワー制御情報
    を副局に伝送し、前記副局は前記パワー制御情報に従っ
    て伝送パワーを調節するためのパワー調節手段を含むこ
    とを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の電気
    通信システム(1)。
  6. 【請求項6】主局(2)及び複数の副局(4から7)を
    含む電気通信システム(1)であって、前記主局(2)
    と副局(4から7)との間のシステム(1)の通信が伝
    送チャネル(12)を介して多重アクセスプロトコル
    (TDMA)に基づいて行なわれ、前記チャネル(1
    2)が少なくとも部分的に前記副局(4から7)を粗調
    節する目的で前記副局(4から7)に対して共通にさ
    れ、前記副局(4から7)がタイムスロット内に伝送さ
    れるべきデータの規模と比較して低規模の調節シーケン
    スを伝送するための調節情報伝送手段(90)、主局に
    よって中継された受信調節シーケンス(rseq)と伝送さ
    れたシーケンスと同一の基準シーケンスとの相関によっ
    て調節情報を回復するための手段、及び基準シーケンス
    を提供するための手段を有している電気通信システムに
    おいて、 前記通信はフレームベースとされ、粗調節のために前記
    相関手段は調節のためにフレーム内に予約された時間ウ
    インドウ(CR)の実質的に内側に入る受信調節シーケ
    ンスのサンプルのみを相関に使用することを特徴とする
    電気通信システム(1)。
  7. 【請求項7】請求項1乃至5のいずれかに記載の電気通
    信システム(1)内で使用される主局(2)であって、
    これが副局(4から7)からのタイムスロット内のデー
    タを受信するため、及び粗調節の目的で副局(4から
    7)によって伝送されるべき調節シーケンス(rseq)を
    受信するための受信手段(17、18)と、 受信された調節信号(rseq)と伝送された調節シーケン
    スと同一である基準シーケンスの相関によって調節情報
    を回復するための相関手段(43)と、 基準シーケンスを提供するための手段を含む主局におい
    て、 前記通信はフレームベースであり、粗調節のために前記
    相関手段(43)は調節のためにフレーム内に予約され
    た時間ウインドウ(CR)の実質的に内側に入る前記受
    信調節シーケンス(rseq)のサンプルのみを相関のため
    に使用することを特徴とする主局。
  8. 【請求項8】前記相関手段は最大相関値から受信パワー
    値を決定し、要求されるパワー値に対する受信されたパ
    ワー値の偏差に従ってパワー調節を行なうためにパワー
    制御情報を副局に伝送することを特徴とする請求項7記
    載の主局。
JP04106394A 1993-03-15 1994-03-11 電気通信システム及びこの電気通信システム内で使用される主局 Expired - Fee Related JP3575771B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
NL93200743.8 1993-03-15
EP93200743 1993-03-15

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0730557A true JPH0730557A (ja) 1995-01-31
JP3575771B2 JP3575771B2 (ja) 2004-10-13

Family

ID=8213698

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP04106394A Expired - Fee Related JP3575771B2 (ja) 1993-03-15 1994-03-11 電気通信システム及びこの電気通信システム内で使用される主局

Country Status (4)

Country Link
US (1) US5619504A (ja)
EP (1) EP0616444A3 (ja)
JP (1) JP3575771B2 (ja)
CA (1) CA2118848A1 (ja)

Families Citing this family (36)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CA2120542C (en) * 1994-04-05 2003-07-08 Tom Gray Cell relay transport mechanism
US6334219B1 (en) * 1994-09-26 2001-12-25 Adc Telecommunications Inc. Channel selection for a hybrid fiber coax network
DE4438344C1 (de) * 1994-10-27 1996-08-01 Nokia Telecommunications Oy Abstimmungsverfahren für Punkt-zu-Multipunkt Kommunikationssysteme
US7280564B1 (en) 1995-02-06 2007-10-09 Adc Telecommunications, Inc. Synchronization techniques in multipoint-to-point communication using orthgonal frequency division multiplexing
USRE42236E1 (en) 1995-02-06 2011-03-22 Adc Telecommunications, Inc. Multiuse subcarriers in multipoint-to-point communication using orthogonal frequency division multiplexing
WO1997001896A1 (en) * 1995-06-27 1997-01-16 British Telecommunications Public Limited Company Synchronisation in digital communications networks
DE69534813T2 (de) * 1995-08-11 2006-10-19 Alcatel Verfahren und Anordnung zur dynamischen Bandbreitenzuordnung in einem TDM/TDMA-Übertragungssystem
US6327266B1 (en) * 1997-04-25 2001-12-04 Alcatel Usa Sourcing, L.P. Multiple user access network
US6278697B1 (en) * 1997-07-29 2001-08-21 Nortel Networks Limited Method and apparatus for processing multi-protocol communications
WO1999055021A1 (fr) * 1998-04-21 1999-10-28 Thomson Multimedia Procede de transmission dans un reseau de communication domestique comportant un canal sans fil
US6166573A (en) * 1999-07-23 2000-12-26 Acoustic Technologies, Inc. High resolution delay line
JP3259776B2 (ja) * 1999-08-24 2002-02-25 日本電気株式会社 送信回路
JP3877579B2 (ja) * 2001-11-26 2007-02-07 古野電気株式会社 Tdma通信装置
US7403583B1 (en) * 2003-02-19 2008-07-22 L-3 Communications Corporation System and method for predictive synchronization for locating interleaving frames and demodulation training sequences
JP2005184335A (ja) * 2003-12-18 2005-07-07 Oki Electric Ind Co Ltd 無線通信装置における誤同期防止装置
US20060223514A1 (en) * 2005-03-31 2006-10-05 Adc Telecommunications, Inc. Signal enhancement through diversity
US20060227805A1 (en) * 2005-03-31 2006-10-12 Adc Telecommunications, Inc. Buffers handling multiple protocols
US7474891B2 (en) * 2005-03-31 2009-01-06 Adc Telecommunications, Inc. Dynamic digital up and down converters
US7583735B2 (en) * 2005-03-31 2009-09-01 Adc Telecommunications, Inc. Methods and systems for handling underflow and overflow in a software defined radio
US20060222020A1 (en) * 2005-03-31 2006-10-05 Adc Telecommunications, Inc. Time start in the forward path
US7423988B2 (en) * 2005-03-31 2008-09-09 Adc Telecommunications, Inc. Dynamic reconfiguration of resources through page headers
US7424307B2 (en) * 2005-03-31 2008-09-09 Adc Telecommunications, Inc. Loss of page synchronization
US7593450B2 (en) * 2005-03-31 2009-09-22 Adc Telecommunications, Inc. Dynamic frequency hopping
US7398106B2 (en) * 2005-03-31 2008-07-08 Adc Telecommunications, Inc. Dynamic readjustment of power
US20060222019A1 (en) * 2005-03-31 2006-10-05 Adc Telecommunications, Inc. Time stamp in the reverse path
US7640019B2 (en) * 2005-03-31 2009-12-29 Adc Telecommunications, Inc. Dynamic reallocation of bandwidth and modulation protocols
US20070237188A1 (en) * 2006-04-05 2007-10-11 Miguel Joseph D Method and apparatus for ONT ranging with improved noise immunity
KR100965688B1 (ko) * 2006-09-07 2010-06-24 삼성전자주식회사 중계국을 포함하는 통신 시스템에서 레인징 방법 및 장치그리고 그 시스템
GB2463074B (en) * 2008-09-02 2010-12-22 Ip Access Ltd Communication unit and method for selective frequency synchronisation in a cellular communication network
EP2472753B1 (en) * 2011-01-04 2013-06-12 Alcatel Lucent Method of delay measurement in an optical network
EP2615752B1 (en) * 2012-01-16 2014-07-09 Alcatel Lucent Computation of a delay difference in an optical network
US20140064383A1 (en) * 2012-08-31 2014-03-06 Vixs Systems, Inc. Video processing device with adjustable delay and methods for use therewith
CN102866627B (zh) * 2012-09-26 2014-05-07 桂林电子科技大学 北斗无缝高精度授时实现方法和系统
CN104038264B (zh) * 2014-04-22 2017-09-29 中国水产科学研究院渔业工程研究所 短波通信系统功率自动控制方法
US11039229B2 (en) * 2017-08-29 2021-06-15 Cable Television Laboratories, Inc. Systems and methods for coherent optics ranging and sensing
EP3550742B1 (en) * 2018-04-03 2020-07-15 Nokia Solutions and Networks Oy Optical network unit activation

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3530252A (en) * 1966-11-16 1970-09-22 Communications Satellite Corp Acquisition technique for time division multiple access satellite communication system
WO1991000662A1 (en) * 1989-06-23 1991-01-10 Alcatel N.V. Communication system
GB8923488D0 (en) * 1989-10-18 1989-12-06 British Telecomm Optical receiver
DE69130734T2 (de) * 1991-06-04 1999-06-10 Cit Alcatel Verfahren zur Messung der Zeitverzögerung einer Entzerrung in einem Übertragungssystem und zugehöriges Übertragungssystem
JP2768115B2 (ja) * 1992-03-13 1998-06-25 日本電気株式会社 基地局送受信装置
GB2272610B (en) * 1992-11-12 1996-10-09 Northern Telecom Ltd Telecommunications systems

Also Published As

Publication number Publication date
JP3575771B2 (ja) 2004-10-13
US5619504A (en) 1997-04-08
EP0616444A3 (en) 1994-10-19
EP0616444A2 (en) 1994-09-21
CA2118848A1 (en) 1994-09-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3575771B2 (ja) 電気通信システム及びこの電気通信システム内で使用される主局
JP3514803B2 (ja) 電気通信システム、このシステムに使用するメインステーション及びサブステーション
JP3514823B2 (ja) テレコミュニケーションネットワーク、そのメインステーション及びサブステーション
US5710765A (en) Method and apparatus for increasing the system efficiency of a TDMA system by reducing time slot guard time
US6373827B1 (en) Wireless multimedia carrier system
EP3241280B1 (en) Apparatus and method for synchronizing communication between systems with different clock rates
CA2224605C (en) Synchronisation in digital communications networks
EP0573412B1 (en) Interconnecting and processing method for facilitating frequency hopping.
US5966373A (en) Waveform and frame structure for a fixed wireless loop synchronous CDMA communications system
CA2175153A1 (en) Method for tdma management, central station, terminal station and network system to perform this method
JP2000508864A (ja) 受信機を送信機と同期させる同期方法および関連回路
US9148240B2 (en) Providing a timing source for multiple nodes coupled to a circuit-switched network
JPH09506750A (ja) ビデオ・オン・デマンド用の受動光網
JP2004528784A (ja) 可変長パケット及び可変長上り方向の時間スロットを利用するポイントツーマルチポイント受動光ネットワーク
AU2005226531B2 (en) Method of signaling reverse channel information with minimal voice/data delay
SE502168C2 (sv) Förfarande och anordning vid ett radiokommunikationssystem
KR20010033027A (ko) 가입자부/라디오 기지부 수퍼프레임 정렬을 사용하는동기식 코드 분할 다중접속 고정 무선 루프 시스템
NZ272930A (en) Time division multiple access point to multipoint network
JP2007053627A (ja) 無線通信システム
WO1999030451A1 (en) Fixed wireless loop system having dual direct synthesizer
WO1998021851A1 (en) Methods and apparatus for vocoder synchronization in a mobile communication network
Kramer The problem of upstream traffic synchronization in Passive Optical Networks
AU5730599A (en) Method and device for a full-duplex radio transmission system with code division multiple access
CN1324532A (zh) 电信系统和使电信系统同步及发送数据的方法
Gerakoulis et al. Network access and synchronization procedures for a CDMA satellite communication system

Legal Events

Date Code Title Description
TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20040528

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20040705

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees