JP2000508864A - 受信機を送信機と同期させる同期方法および関連回路 - Google Patents

受信機を送信機と同期させる同期方法および関連回路

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Abstract

(57)【要約】 セルラ通信システムにおいて動作しうる無線電話機のような受信機を送信機と同期させる同期方法および装置。同期シーケンスが、制御信号の部分として送信機へ送信される。同期シーケンスは、ドッティング・シーケンスまたはmシーケンスのセットのいずれかから形成される。そのような同期シーケンスは高マージンのものであり、また、削減された数の計算に応答してのユーザ端末の同期を可能にする。

Description

【発明の詳細な説明】 受信機を送信機と同期させる同期方法および関連回路 本発明は、一般的には、セルラ通信システムにおいて動作しうる無線電話機の ような受信機を、該受信機へ信号を送信する送信機と同期させる同期方法および 装置に関する。特に、本発明は、ディジタル的にエンコードされた同期シーケン スが受信機へ送信され、該受信機を送信機と同期させるために受信機によって用 いられる同期方法および関連回路に関する。 同期シーケンスは、複雑性を軽減された相関プロセスを用いて受信機により検 出されうる特性を有する。受信機の同期は、同期シーケンスを検出するために削 減された数の計算のみが必要とされるので、速やかに行われる。 同期シーケンスは、該シーケンスが高レベルの減衰またはマルチパスひずみを 受ける通信チャネル上へ送信されたときでも、受信機による該同期シーケンスの 検出を容易ならしめる高マージンを有する。同期シーケンスはディジタル的にエ ンコードされているので、シーケンスは、いくつかの従来のセルラ通信システム において用いられているもののような時分割多重(TDM)通信方式により送信 されうる。従って、本発明は、地上セルラ通信システムまたは衛星セルラ通信シ ステムのようなセルラ通信システムにおいて有利に実施される。選択されたタイ ム・スロット中にセルラ・ネットワーク局によって制御チャネル上へ発生させら れた制御信号の諸部分を形成するための無線電話機への送信が行われたとき、同 期シーケンスの検出に応答する無線電話機は、制御信号の他部分と他のデータチ ャネルまたは音声チャネル上へ発生させられた他の信号との双方を受信するため に、送信機に同期させられる。 発明の背景 通信システムは、最小限、送信機と、通信チャネルにより相互接続された受信 機とにより形成される。送信機により送信される通信信号は、べき通信チャネル 上へ送信されて受信機により受信される。 無線通信システムは、通信チャネルが1つまたはそれ以上の周波数帯域の電磁 周波数スペクトルから形成されている通信システムである。送信機と受信機との 間に固定接続またはハード・ワイヤード接続が必要とされないので、無線通信シ ステムは、そのような固定接続またはハード・ワイヤード接続の使用が不便であ るか実際的でないときに、有利に利用される。 セルラ通信システムは、一種の無線通信システムである。セルラ通信システム の、以下では「ネットワーク」と呼ぶインフラストラクチャがある地域の至る所 に設置されるとき、そのセルラシステムへの加入者は、一般に、そのシステムに 含まれる地域内のどこかに位置するとき、そのシステム内において電話で通信す ることができる。 従来の地上セルラ通信ネットワークは世界の重要部分の至る所に設置されてい るが、いくらかの地域はそのようなネットワークを持たない。例えば、人口密度 が低い地域においては、地上セルラ通信ネットワークは商業的に存立しえない。 また、現存の地上セルラ通信ネットワークは、さらにさまざまな異なる規格に従 って構成されている。 1つの通信システムにおいて動作可能である、以下では「ユーザ端末」とも時 時呼ぶ無線電話機は、他のセルラ通信システムにおいては動作不可能である。セ ルラ通信ネットワークが設置されている地域においても、ユーザが別のセルラ通 信ネットワークによってのみ動作可能であるように構成されたユーザ端末を用い ようとすると、ユーザはそのセルラ通信ネットワークによっては通信しえない。 衛星セルラ通信システムが提案されており、それが実現されたときには、ユー ザが殆どどこに位置していても衛星セルラ通信システムを経由して電話で通信す ることを可能にする。衛星設置トランシーバとユーザ端末との間でダウンリンク 信号と、ユーザ端末と衛星設置トランシーバとの間でアップリンク信号とを送信 することにより、ユーザ端末と衛星設置トランシーバとの間において電話通信が 可能となる。衛星設置トランシーバと地上局との間に追加の通信リンクを実現す ることにより、ユーザ端末のユーザは地上局と衛星設置トランシーバとを経由し て別の相手と電話通信することができる。 ディジタル通信技術の固有の効率のために、ディジタル通信技術を利用するよ うに、多くの既設のセルラ通信ネットワークが変換され、また、多くの新たに提 案されたセルラ通信システムが設計されている。他の通信システムも、既にディ ジタル通信技術を利用しているか、ディジタル通信技術へ変換されるかディジタ ル通信技術を利用するように計画されている。 適正に機能するためには、特に通信システムがディジタル通信技術を利用する ときには、ユーザ端末はセルラ通信ネットワークのネットワーク局と同期してい なければならない。従来から、ユーザ端末をネットワーク局と同期させるために 、同期シーケンスがネットワーク局によりユーザ端末へ送信されている。他の通 信システムも、同様にして、従来の同期シーケンスを同じ目的のために用いてい る。 ユーザ端末とこれへ同期シーケンスを送信する送信機との同期は、典型的には 、行われるべきかなりの数の処理ステップを必要とする。受信機により受信され た信号と記憶された同期ワードとの間で、相関が典型的に行われる。受信信号の 記号ビットのシーケンスが、記憶された同期ワードとの高い相関を示したときは 、そのような受信記号ビットは受信機へ送信された同期シーケンスを形成してい るとの決定が行われる。受信機へ送信されたシーケンスのフォーマットが既知で あるときは、受信機とネットワーク局との同期がそれによって行われる。すなわ ち、同期シーケンスが既知のフォーマットに従って受信機へ送信されたとき、該 受信機へ送信された信号の他の信号成分の位置は、同期シーケンスの位置が決定 されたときに決定されうる。 従来から、受信記号ビットのグループはそれぞれ、記憶された同期ワードと相 関させられる。従来から、受信記号ビットと記憶された同期ワードとの相関を決 定するためには、記号ビットの各グループに対して一次的な数Nの計算が必要と される。記号ビットの各グループが受信機により受信されたときに行われる必要 のある処理ステップの数は急速に極めて著しい数になり、同期シーケンスの受信 を決定するために著しい量の処理を必要とする。 受信機へ送信された信号が高レベルの減衰またはマルチパスひずみを受けると きは、同期シーケンスがそれらの受信機への送信中に歪んだり減衰したりしうる ので、同期シーケンスの検出はより困難となる。 高マージンの同期シーケンスを受信機へ供給して受信機の送信機との同期を可 能にし、かつ、行われるべき必要な処理ステップがより少数であるなんらかの方 法が、有利である。 セルラ通信システムのユーザ端末のような受信機の送信機との同期に関連する この背景情報の観点から本発明の顕著な改善が発展した。 発明の要約 本発明は、セルラ通信システムにおいて動作可能なユーザ端末のような受信機 を送信機と同期させる同期方法および関連回路を有利に提供する。 ディジタル的にエンコードされた同期シーケンスが、送信機により受信機へ送 信される。受信機は、選択されたフォーマットに従って送信された同期シーケン スに自身を同期させる。同期シーケンスは、複雑性を軽減された相関プロセスを 用い受信機により検出されうる特性のものである。受信機の同期は、同期シーケ ンスを検出するために必要な計算の数が削減されているために、速やかにかつ簡 単に行われる。 同期シーケンスは、たとえ高レベルの減衰またはマルチパスひずみを示す通信 チャネル上へ送信されたときでも、受信機による検出が容易になるように、高マ ージン特性のものである。 本発明の回路およびその関連する同期方法は、セルラ通信システム内において 動作可能なユーザ端末をネットワーク局に同期させるために、セルラ通信システ ムにおいて有利に用いられる。地上セルラ通信システムにおいては、同期シーケ ンスは、セルラ基地局において発生された制御信号の部分としてユーザ端末へ送 信される。衛星セルラ通信システムにおいては、同期シーケンスは、ネットワー ク制御センタにおいて発生された制御信号の部分を形成し、衛星設置トランシー バを経由してユーザ端末へ送信される。 本発明の1つの態様として、同期シーケンスはドッティング・シーケンスから 形成される。ドッティング・シーケンスは、互いに連結された2つの部分に分割 されうる奇関数から形成されるものと考えられうる。ドッティング・シーケンス が分割されて生じると考えられうる2つの部分は、異なるビット長のものであり うる。本発明のもう1つの態様として、同期シーケンスは、実質的に同じ値の2 つのmシーケンスを含む。これら2つのmシーケンスは、同期シーケンスの一部 分を形成する。同期シーケンスは、いっしょにマルチフレームを形成するフレー ムのグループ内において間隔を有する選択されたタイム・スロット中において送 信される。マルチフレーム内の同期シーケンスおよびその位置を検出することに より、ユーザ端末は、該ユーザ端末へ同期信号を送信したネットワーク局に同期 されたことになる。 従って、これらのおよびその他の態様を有する方法および関連回路は、受信機 を送信機と同期させる。受信機および送信機は、通信チャネルを経由して互いに 結合される。制御信号が、送信機から通信チャネル上へ送信される。この制御信 号は、選択されたフォーマットに従ってフォーマットされかつ同期シーケンスを 含み、各同期シーケンスは、第1の同期部分と、これに連結されかつこれと実質 的に同じである第2の同期部分とから形成される。この制御信号は受信機におい て検出され、受信機において検出された制御信号の諸部分は相関させられる。増 大した相関レベルを示す制御信号の部分は、制御信号の諸部分を形成するように フォーマットされた同期シーケンスを形成するように選択され、それにより、受 信機を送信機および該送信機から送信された制御信号に同期させる。 本発明と、本発明の範囲およびさらに完全な理解は、以下に簡単に要約されて いる添付図面と本発明のここで採用された実施例の以下の詳細な説明と添付の請 求の範囲とから得ることができる。 図面の簡単な説明 図1は、本発明の一実施例の回路および方法を具現した衛星セルラ通信システ ムの機能ブロック図を示す。 図2は、本発明の一実施例において同期シーケンスを形成するために用いられ るドッティング・シーケンスを示す。 図3は、本発明のもう1つの実施例の同期シーケンスを形成するmシーケンス のセットを示す。 図4は、同期シーケンスを含む制御信号のフォーマットを示す。 図5は、図4に示されている構造に従ってフォーマットされた制御信号を発生 するネットワーク制御回路の機能ブロック図を示す。 図6は、本発明の一実施例のユーザ端末の機能ブロック図を示す。 図7は、本発明の一実施例のユーザ端末のもう1つの機能ブロック図を示す。 図8は、本発明の一実施例の図6および図7に示されているユーザ端末の部分 を形成するドッティング・シーケンス相関器の機能ブロック図を示す。 図9は、時間の関数としてプロットされた本発明の一実施例の動作中に計算さ れた相関のレベルを示す。 図10は、本発明の一実施例の動作方法の論理フロー・ダイアグラムを示す。 図11は、ユーザ端末へ送信されたドッティング・シーケンスから形成された 同期シーケンスによるユーザ端末の同期中に周波数エラーを解決する本発明の一 実施例の回路の機能ブロック図を示す。 図12は、図11に示されているものと同様の機能ブロック図であるが、mシ ーケンスのセットから形成された同期シーケンスによるユーザ端末の同期中に周 波数エラーを解決する本発明の一実施例の回路の機能ブロック図を示す。 詳細な説明 まず図1を参照すると、全体が10に示されている衛星セルラ通信システムは 、本発明の一実施例の回路を含み、本発明の一実施例の方法を行う。図示されて いる実施例の通信システム10は衛星セルラ通信システムを形成するが、本発明 の回路および方法は例えば地上セルラ通信システムや他のタイプの無線電話通信 システムを含む他のタイプの通信システムにおいても実施されうることを最初に 理解すべきである。 通信システム10は、電線電話ネットワークに結合された陸上地球局12を含 む。そのような結合は、地上地球局12から延長する線14により図示されてい る。 地上地球局12は、通信信号を送受信するトランシーバ回路、なかんずく衛星 設置トランシーバ16を含む。衛星設置トランシーバは、地上地球局とのみでな くネットワーク制御センタ18のトランシーバ回路のような他の地上設置装置と も通信信号を送受信するよう動作しうる。トランシーバ16は、ここでは主とし て、地上地球局12において発生された信号をネットワーク制御センタ18へま た逆にリレーするリレー局として動作しうる。トランシーバ16は、好ましくは 、制御回路をさらに含み、この制御回路は、通信システム10内での通信のため に割当てられた周波数チャネルを最も効率的に利用するように、トランシーバ1 6 へ送信された信号をそこからリレーすべき周波数チャネルを変更することができ る。 次に、ネットワーク制御センタ18のトランシーバ回路は、トランシーバ22 のような他の衛星設置トランシーバと通信信号を送受信しうる。トランシーバ1 6と同様なトランシーバ22は、例えばユーザ端末24を含む地上設置トランシ ーバと通信信号を送受信する。トランシーバ22も、主として、それへ送信され た通信信号をリレーするために動作することができ、やはり好ましくは、それへ 送信された信号を他の通信局へリレーする周波数チャネルを選択するための制御 回路を含む。 通信システム10による通信は、ユーザ端末24のようなユーザ端末のユーザ が世界の大きい地域のいずれの場所に位置するときでも、電話で通信しうるよう にする。ユーザ端末24のユーザが衛星設置トランシーバとの通信信号の送受信 が可能な位置にいる限り、そのユーザは、別のユーザ端末のユーザとまたは従来 の電線ネットワークの電話装置へ電話で通信しうる。 適正に動作するためには、ユーザ端末24はセルラネットワークと同期されな ければならない。適正に同期されたときは、そのユーザ端末とセルラネットワー クとの間で音声その他の通信が行われうる。 前述のように、ユーザ端末24のような受信機とセルラネットワークのような 送信局との間で同期を行う現存の方法はまた、ユーザ端末24のような受信機へ 既知のフォーマットにより同期シーケンスを送信することであった。受信機への 同期シーケンスの送信を検出して、同期が行われうる。しかし、同期シーケンス の検出は、受信されたデータを記憶された同期ワードと相関させるかなりの数の 処理ステップを必要とする。そのような必要な数の処理ステップはプロセッサ集 約的なものである。 また、同期シーケンスがかなりのレベルの減衰またはマルチパスひずみを示す 通信チャネル上へ送信されなければならないときは、そのような通信チャネル上 へ送信された同期シーケンスはかなり歪むか減衰する可能性がある。そのような 環境において動作するときは、同期シーケンスは、受信機への適切な送信を保証 するために高マージンのものでなければならない。 通信システム10を代表的なものとする衛星通信システムは、かなりの電力制 約が通信システムのネットワークとユーザ端末24との間で送信される信号の電 力レベルを制限する通信システムである。従って、信号対雑音の電力比C/Nは 、典型的には、比較的低い値となる。ユーザ端末におけるアンテナが該端末へ送 信される信号を最良に検出するように向けられていなければ、ユーザ端末により 実際に受信される信号のSN比はさらに低下しさえする。少なくとも1つの提案 された衛星セルラ通信システムにおいては、ページング信号が平均白色ガウス雑 音(AWGN)より30デシベル多いマージンで送信されることが要求される。 そのような要求は、一般に、ユーザ端末において約−10デシベルのC/N比を 有するページング信号を検出する感度に対応する。ユーザ端末はページング信号 を正しく受信するようにセルラネットワークと同期されなければならないので、 通信システムは高マージンの同期能力を必要とする。 本発明の一実施例は、ユーザ端末をネットワークと同期させうるようにユーザ 端末へ送信される高電力同期(HPS)バーストを供給する。本発明の一実施例 においては、同期は2ステップ・プロセスである。最初に粗同期が行われ、その 後に微同期が行われる。粗同期に際しては、HPSバーストが、第1のレベルの 同期へのユーザ端末の同期を可能にする。そして、微同期に際しては、単一記号 ビット内への捕捉が可能であり、また、より正確な周波数オフセットが与えられ る。 ユーザ端末がターンオンされると、該端末は粗同期プロシージャを開始する。 粗同期プロセスは、時刻(および周波数)の不確かさを選択されたレベルまで減 少させ、後に微同期を行うために必要な動作の数が削減されうるようにする。一 実施例においては、ユーザ端末がターンオンされると、ユーザ端末は全ての可能 な主要搬送波を探索する。主要搬送波は、制御チャネルを多重化する搬送波であ る。もう1つの実施例においては、ユーザ端末はページング信号を受信する前に 公称制御チャネルを用いてある地域において事前登録されているものと仮定され る。 いずれの実施例においても、システムの同期は、同期シーケンスを形成する所 定パターンを含む高電力バーストを利用することにより行われる。これらのバー ストは、他の制御チャネルおよびトラヒック・チャネルと時多重化される。同期 シーケンスは、受信された信号の相関値を形成するために行われるべき相関操作 の簡単化を可能ならしめるとともに、受信信号を電力検出器に印加する前に受信 信号の処理利得を増加させるために、受信信号を密着させて加えることをさらに 可能ならしめる特性を有する。 図2は、全体が26に示されているドッティング・シーケンスを図示しており 、このドッティング・シーケンスは本発明の一実施例の同期シーケンスを形成す る。ドッティング・シーケンス26は、第1の部分28とこれに連結された第2 の部分32とを有する奇関数を形成するものと考えられうる。第1および第2の 部分28,32は、実質的には、互いに同じものである。 ドッティング・シーケンスは、次式により表される。 ここで、 1 iが奇数のとき di= −1 iが偶数のとき である。 一実施例においては、ドッティング・シーケンスは、時分割多重接続(TDM A)マルチフレーム内の4つの同期バースト中に送信され、その場合、各バース トは長さNのものであり、Nは156までの値を有する。156の値は、グルー プ特殊移動体(GSM)通信スキームに従って送信されるときに用いられる。他 の実施例においては、バーストは他の長さを有し、すなわち、Nは他の値となる 。 図3は、全体が36に示されている本発明の別の実施例のmシーケンスのセッ トのフォーマットを図示している。このmシーケンスのセットは同期シーケンス を形成し、その同期シーケンスはユーザ端末へ送信されたときにユーザ端末の同 期の実現を可能にする。セット36は、2つの同じmシーケンス部分38,42 を含み、ここでは、各部分は63ビットの長さを有する。部分42は、部分38 に連結されている。mシーケンス38,42は、8ビットの拡張44,46をそ れぞれ含む。mシーケンス38,42は互いに同じであって、第1および第2の 部分48,52から形成されているように考えられ、部分48,52は互いに同 じである。拡張44,46は必ずしも同じ値のものでなくてよく、微同期プロシ ージャのために用いられる。mシーケンス38および拡張44はいっしょに部分 48を形成し、mシーケンス42および拡張52はいっしょにセット36の部分 52を形成し、互いに連結されている。 図4は、図2および図3にそれぞれ示されているドッティング・シーケンスお よびmシーケンスのセットのような同期シーケンスが部分を形成する制御信号の フォーマッティング・スキームを示す。これらの同期シーケンスは、選択された タイム・スロット中において送信され、ユーザ端末24へ送信される制御信号の 諸部分を形成する。図4に示されているフォーマッティング・スキームは代表的 なものであり、ユーザ端末へ送信される制御信号をフォーマットする他の様式を 別に形成することもできる。 制御信号は、順次変調されて送信される、ディジタル的にエンコードされた記 号ビットから形成される。記号ビットの隣接するグループは、データのスロット を画定する。隣接するデータ・スロットは、データのフレームを画定する。隣接 するフレームのグループは、マルチフレームを画定する。図3には、2つのマル チフレーム56の部分が示されている。各マルチフレーム56は51フレームか ら形成され、そのうちの4つのフレーム58が図示され、すなわち、マルチフレ ーム56の第1,第11,第22および第31フレームが図示されている。本発 明の一実施例においては、同期シーケンスは、各マルチフレーム56のそのよう な4つのフレーム58の第1のタイム・スロット中において送信される。各フレ ーム58は8つのタイム・スロットに分割される(別個に図示せず)。 以下に詳述される理由により、各マルチフレーム56はサブマルチフレーム6 2へさらに分割され、各サブマルチフレーム62は実質的に同じ長さを有する。 サブマルチフレーム62は長いものであり、同期シーケンスを含むフレーム58 は、サブマルチフレーム62内に同期シーケンスを含む1つより多くのフレーム 58が配置されないように、分離距離だけ相互に間隔をあけている。また、同期 シーケンスを含むフレーム58の相互間隔である分離距離は等しくなく、これは 後述されるように、同期シーケンスの検出後におけるマルチフレーム56内の同 期シーケンスの位置の決定を容易ならしめる。 図5は、前に図1に示したネットワーク制御センタ18を詳細に示す。ネット ワーク制御センタは、なかんずく、例えば図4に示されているフォーマッティン グ・スキームの様式でフォーマットされた制御信号を発生するために動作しうる 。そのような動作により、ネットワーク制御センタは同期シーケンスを発生して これを制御信号内へ挿入する。ネットワーク制御センタにより発生された同期シ ーケンスは、図1に示されているユーザ端末24のようなユーザ端末へトランシ ーバ22のような衛星設置トランシーバを経由して送信される。ネットワーク制 御センタ18は、制御センタ18の動作を制御する制御装置72を含む。制御装 置72は制御信号フォーマッタ74の動作を制御し、制御信号フォーマッタ74 は機能的に示されているが、一実施例においては、制御装置72の処理回路のよ うな処理回路により実行可能なアルゴリズムから形成される。 制御装置72は同期信号発生器76にさらに結合されており、同期信号発生器 76は、図2および図3に示されているような同期信号を発生するために動作し うる。本発明の一実施例においては、同期信号発生器76もまた、制御装置72 の処理回路のような処理回路により実行されうるアルゴリズムから形成される。 制御信号フォーマッタは、ネットワーク制御センタ18により発生されかつ同期 信号発生器76が発生した同期信号を含む制御信号をフォーマットする動作を行 いうる。フォーマッタ74によりフォーマットされた制御信号は、ここでは、マ ルチプレクサ82を経て送信機回路78へ印加される。送信機回路は、制御装置 72が発生した制御指令に応答して、制御信号フォーマッタ74によりフォーマ ットされた制御信号を送信する。マルチプレクサ82は、音声信号またはデータ 信号を交互に送信するために、音声/データ信号源84にさらに結合されている 。 例えば、図4に示されているフォーマットに従ってフォーマットされた制御信 号を発生するように動作しうるときは、制御データのフレームが送信され、フレ ームの選択されたものは、同期信号発生器76が発生した同期シーケンスを含む 。 図6は、前に図1に示されたユーザ端末24を示しており、ユーザ端末24は 、これへ送信された、図5に示されているネットワーク制御センタが発生する制 御 信号のような制御信号を受信するために動作しうる。ユーザ端末24は、このユ ーザ端末へ送信された信号を受信するように同調可能である。受信信号を表す信 号が相関器84へ印加され、相関器84は印加された信号の諸部分を相関させる 。本発明のさまざまな実施例における相関器84の動作は、以下に十分に説明さ れる。相関器84により行われた選択された相関の値は、メモリ素子86内に記 憶される。セレクタ88は、図2および図3に示されている同期シーケンスのよ うな同期シーケンスを形成することを示す相関の値を有する、相関器84へ印加 された信号の部分を相関せしめられた部分が選択するように、動作しうる。その ような選択に応答して、ユーザ端末24のそれへ信号を送信したネットワーク装 置との同期が行われる。 ユーザ端末24はさらに、従来のように動作しうる電力検出器92およびデコ ーダ94を含むように示されている。 図7は、図6に示されたユーザ端末24の部分を詳細に示し、すなわち、受信 機回路82と相関器84と電力検出器92との諸部分が再び示されている。ユー ザ端末において受信される受信信号r(t)は、従来の方法でミクサ96,98 によりI成分とQ成分とに分割される。I成分とQ成分とは低域フィルタ102 ,104へそれぞれ印加される。フィルタ102,104から発生されたフィル タされた信号は信号サンプラ106,108によりそれぞれサンプリングされ、 サンプリングされた信号Rnは相関器部分112,114へ印加される。相関さ せられると、サンプリングされた信号部分は、ここでは、エネルギーの2乗11 6,118とコンバイナ122とから形成されているように示されている電力検 出器92へ印加される。 同期シーケンスが前に図2に示されたドッティング・シーケンス26から形成 される実施例においては、ドッティング・シーケンスが、ユーザ端末へ送信され る制御信号の選択されたフレーム内へ挿入される。例をあげると、ドッティング ・シーケンスを含む制御信号をユーザ端末へ送信するネットワーク局とユーザ端 末24を同期させる、本発明の一実施例の動作を説明するためには、図4に示さ れているフォーマット・スキームが用いられるべきである。ユーザ端末24は、 4つのドッティング・シーケンス・バーストのそれぞれを+/−Ts/2の誤差 期間以内で突き止め、ここでTaは、ドッティング・シーケンスが送信されるタ イム・スロットの各スロット持続時間である。図7に示されている回路によって 示されているように、フィルタされたベースバンド受信信号はサンプラ106, 108によりサンプリングされてリンクNの観測ベクトルを形成しかつドッティ ング・シーケンスと相関させられる。ドッティング・シーケンスは同期シーケン スを形成するので、相関はドッティング・シーケンスの特性を利用して極めて簡 単に行われうる。 時刻nおよび時刻n+1におけるRnは次式により表される。 Rn=(rn-N+1,rn-N+2,…,rn-1,rn) Rn+1=(rn-N+2,rn-N+3,…,rn,rn+1) ここで、 rnは時刻nTにおけるフィルタされた受信信号のサンプルであり、 Tは、ビット間隔である。 さらにDをドッティング・シーケンスと定めることにより、時刻nにおける観 測ベクトルとドッティング・シーケンスとの相関Cnは次式により表される。 ここで、 Tは転置を表し、 Nは偶数であるものと仮定する。 時刻n+1における観測ベクトルRnと同じ時刻におけるドッティング・ベク トルとの相関は次式により表される。 従って、時刻n+1における相関は、相関Cnから2つのステップまたは操作 により計算されうる。また、観測ベクトルがドッティング・シーケンスを含むと き、すなわち、Rn=Dであるときは、Cn=Nである。これにより、Nの処理利 得が得られる。 図8は、相関器84を示し、これは、ここでは上述の相関の計算を行う動作を 行いうるドッティング・シーケンス相関器である。相関器84は、線路123上 のサンプリングされた信号を受信し、線路123は加算装置124に結合されて おり、加算装置124にはメモリ126の出力も結合されている。加算器124 は線路128上へ出力信号を発生し、これは第2加算器132の入力へ印加され る。 線路123はまたシフトレジスタ134へも結合され、シフトレジスタ134 の出力は第2加算器132の第2の入力へ結合されている。線路138上へ発生 された出力信号はメモリ126の入力へ結合する。信号サンプルが相関器へ印加 されるのに伴い、相関の値が相関器84により順次決定される。ドッティング・シ ーケンスから形成された同期シーケンスが相関器84へ印加されると、相関器8 4により決定される相関の値は増大する。 同期シーケンスが、図3に示されているセット36のようなmシーケンスのセ ットから形成されるときのユーザ端末24のネットワーク局との同期もまた、こ こでは記憶されているmシーケンスから形成された同期ワードと受信信号部分を 相関させることにより行われる。ユーザ端末がターンオンされると、データの記 号ビットのウィンドウがメモリ装置においてバッファされる。例えば、mシーケ ンス部分38,42が63ビットの長さを有するときは、前記ウィンドウは63 記号ビットの長さを有する。相関器84は、記憶されたmシーケンスの各循環シ フトとの63全部の相関を計算する。mシーケンス部分が他のビット長を有する ときは、相関器84が行う計算の数はそれに応じて変化する。全ての相関が計算 され終わると、前記ウィンドウは63サンプルだけスライドし、記号ビットの新 しいウィンドウがバッファされかつ相関させられる。再び、mシーケンスが他の ビット長を有するときは、ウィンドウは、対応して変化したサンプル数だけスラ イドする。 各同期バーストは2つのmシーケンス部分すなわち部分38,42から形成さ れるので、データのスライドするウィンドウは結局、mシーケンス部分の単一の ものから形成されるのでなければ、いっしょに単一のmシーケンス部分を形成す るmシーケンスのセット36の両部分から形成される完全なmシーケンスをバッ ファする。記号ビットのそのようなウィンドウの記憶されたmシーケンスとの相 関は、高レベルの相関を示す。mシーケンスが63ビットの長さを有するそのよ うな受信シーケンスの従来の様式での相関は63−1回の加算と約632(実際 には63×62)回の操作とを必要とするが、高速アダマール変換器(FHT) の利用は、相関を行うために必要な操作の回数を著しく減少させる。FHTの使 用により、63の相関を得るために、63log2(63)回の操作しか必要で なくなる。すなわち、バッファされた記号ビットの各ウィンドウの各相関は、l og2(63)回の計算しか必要としない。典型的なアダマール・シーケンスの 相関操作は、以下の通りである。典型的な操作は、簡単にする目的で、長さ7の mシーケンスに関するものとする。類似したそのような操作は、もちろん他の長 さ、例えば63の長さのmシーケンスに対しても同様に示されうる。以下の例の mシーケンスは、(1,−1,−1,−1,1,1,−1)から形成される。そ のようなシーケンスの7つの循環シフトから形成されるマトリックスは、次の通 りである。 ここで、このマトリックスの各行はmシーケンスの循環シフトである。スライド するウィンドウ内のサンプルがRi=(rt 1,…rt 7)であるとすると、MRtは 7つの相関を生じる。 追加の全てが1である行および全てが1である列をマトリックスMに加えるこ る。 Mは、8つのアダマール・シーケンスから形成されたマトリックスである。そ のようなmシーケンスの8つの循環シフトとの相関は、以下のようにして計算さ れうる。 それにより、63の相関が、(63+1)log2(63+1)回の操作によ り得られる。63の相関を得るための操作の必要回数の削減は、因子63/ log2(63+1)だけ削減される。 ユーザ端末24を該ユーザ端末へ制御信号を送信するネットワーク局と同期さ せるために多数の相関が行われるので、同期プロセスの操作中に記憶される相関 値の数を減少させる方法は同期プロセスを容易ならしめる。粗同期中においては 、 各マルチフレーム56は4つの同期シーケンスバーストを含む。図4に示されて いるフォーマッティング・スキームにおいては、同期シーケンスは、第1,第1 1,第22および第31フレームの部分を形成する。やはり図4に関連して前述 したように、マルチフレーム56はサブマルチフレーム62に分割され、各サブ マルチフレームは同期シーケンスの1つより多くのバーストを含まない。このよ うな構成により、ユーザ端末がターンオンされると、ユーザ端末は各サンプリン グ時刻において相関を計算し、K個の最大相関値を記憶し、それらの対応時刻が 、図6に示されているメモリ素子86のようなメモリ装置内の各サブマルチフレ ームにおいてインデックスを付けられる。本発明の一実施例においては、メモリ 装置の使用可能なメモリを効率的に利用するためにソーティング・アルゴリズム が用いられる。 同期シーケンスが、ドッティング・シーケンス26のようなドッティング・シ ーケンスから形成される実施例においては、Nが大きい値であるときは、Cnは ほぼCn+1に等しい。従って、雑音による相関値Cnがドッティング・シーケンス バーストの存在による相関Cnよりも大きいときは、相関Cn+1,およびCn-1が ともにCnより大きいことが少なくともいくぶんありそうである。その結果、サ ブマルチフレーム毎にわずかな記憶場所のみが用いられることを意味する小さい Kの値の場合は、サブマルチフレーム内のK個の最大相関の全ては、全てが時間 的に相互に接近している雑音相関によるものであることが可能である。雑音によ るそのような相関の値を除外するために、δTのウィンドウ内の最大相関のみが 、メモリ素子内に記憶される。δTの値は、相関プロシージャ従って同期プロシ ージャを容易ならしめるために最適化される。 図9は、ユーザ端末24が受信した典型的な信号の相関を示す。この典型的な 図には、ユーザ端末において決定された相関のレベルが、時間の関数としてプロ ットされている。2つの領域すなわち領域152,154は相関レベルの増大を 示しているが、そのような相関レベルの増大は、ユーザ端末において受信された 信号へ導入された雑音による。第4領域である領域156は、ユーザ端末におけ るここではドッティング・シーケンスバーストである同期シーケンスの受信によ り、増大した相関レベルのものとなっている。δTのサイズが小さくK個のみの 記憶場所が相関値を記憶するために利用されるとすれば、同期シーケンスの受信 によるものではなく、雑音による相関値が記憶されることになりうる。 図9は、3つのサイズのδTすなわちδ1,δ2,δ3を示している。δTがδ1の サイズのものである場合は、Kが4に等しいときに、時刻g,h,iおよびjに おける相関の値に対応する相関値が記憶される。時刻インデックスg,h,iお よびjとこれらに対応する相関値との双方が記憶される。δT=δ2のときは、時 刻g,i,eおよびcにおける相関の値に対応する。また、δT=δ3のときは、 時刻g,v,tおよびmにおける相関の値の相関値とそれらの時刻インデックス とが記憶される。従って、測定ウィンドウが増大せしめられると、雑音による相 関レベルが同期シーケンスの受信による相関値の記憶を妨げる可能性は少なくな る。 同期シーケンスが、図3に示されているようなmシーケンスのセット36から 形成されるときは、各スライドするウィンドウ内における最大相関値およびその 対応座標が検出される。現在の最大相関値がメモリ素子内に記憶された最小相関 値よりも大きければ、該最小相関値およびその座標は、新しく決定された相関の レベルおよびその座標により置換される。 相関の値とそれらそれぞれの時刻インデックスとが決定されかつ記憶されると 、記憶された相関の値およびそれらの対応する座標に応答してマルチフレーム5 6の境界が決定される。6つのサブマルチフレーム62のそれぞれに対して、上 述のようにK個の最大相関値およびそれらに対応する時刻インデックスを決定し た後、記憶された座標時刻インデックスのそれぞれは、マルチフレーム56のk 番目の同期シーケンス・バーストの後縁であると仮定される。すなわち、記憶さ れた座標のそれぞれは、記憶された座標が第1,第11,第22および第31フ レームに対応するかどうかを決定するために解析される。記憶された座標時刻イ ンデックスは、粗同期バーストの全体が相関器84に入ったときに最大相関値が 得られるので、そのようなフレームの後縁であると仮定される。粗同期シーケン スが存在するフレーム間の間隔は既知であるから、それぞれの仮定は、後の時刻 座標インデックスが予期された場所に記憶されているかどうかを決定するために 解析される。この解析の詳細は、インディケータ関数により決定統計量を定義す る 方程式に関連して以下に詳述される。そのような座標時刻インデックスが記憶さ れていれば、それらの相関値は累算される。最大の累算値を有する仮定が、最大 尤度の仮定を形成するものとして選択される。これに応答して全てのダウンリン ク制御チャネルが捜し出され、それにより、ユーザ端末の同期が行われる。 相関の最大値を決定しかつ記憶するための本発明のさまざまな実施例の動作の 説明に関連して上述したように、相関の最大値およびそれらに対応する座標時刻 インデックスは、図6に示されているメモリ素子86のようなメモリ素子内に記 憶される。M1およびM2は、メモリ素子の記憶場所を表す。M1およびM2の双方 が6行K列から形成され、最大相関値および対応する座標時刻インデックス され、ここでk=1または2である。M1は「メトリック」テーブルと呼ばれ、 M2は「座標」テーブルと呼ばれる。 図4に示されているフォーマッティング・スキームを再び参照しつつ、相関値 およびそれらに対応する座標時刻インデックスの記憶を含む、本発明の一実施例 の典型的な動作を説明する。例の目的上、ユーザ端末は、マルチフレーム56の 第15フレームがユーザ端末において受信されたときにターンオンされる。従っ て、1つの粗同期シーケンス・バーストは、第1のサブマルチフレーム62,第 2のサブマルチフレーム62,第5のサブマルチフレーム62および第6のサブ マルチフレーム62において注意されるべきである。そして、第3および第4の サブマルチフレーム62においては、同期シーケンスは注意されるべきではない 。 粗同期プロシージャ中においては、ユーザ端末は、全マルチフレーム56の各 ビット位置に対する粗同期シーケンスの相関を計算する。しかし、ソーティング は同じサブマルチフレーム62おいてのみ行われる。メトリック・テーブルM1 および座標テーブルM2は、以下に説明されるメモリ更新アルゴリズムにより順 次更新される。 図10は、図3に示されているセット36のようなmシーケンスのセットから 形成された同期シーケンスを含む制御信号をユーザ端末へ送信することによりユ ーザ端末を同期させる、本発明の一実施例の方法を示す。ブロック162に示さ れているようにこの方法に入った後、ブロック164に示されているように初期 ウンタ(BC),領域カウンタ(RC)およびエラー・カウンタ(EC)をリセ ットする。 次に、ブロック166に示されているように、rnの新しいサンプルが得られ 、新しい観測ベクトルRnと新しい相関値Cnとが計算される。次に、判断ブロッ ク168に示されているように、ビット・カウンタが、サブマルチフレーム内の ビットの総数に対応する21,250の値を有するかどうかについての決定が行 われる。有しなければ、ブロック172へのnoブランチがとられ、以下の規則 に従ってM1およびM2の行が更新される。 はない(j=2...,Kに対して)。 (j=2...,Kに対して)。 mシーケンス法。 1.スライドするウィンドウ内の最大相関であるmax{Cn}を見出す。 次に、ブロック174に示されているように、ビット・カウンタが増加させられ る。同期シーケンスがドッティング・シーケンスから形成される実施例において は、ビット・カウンタは1ビットだけ増加させられる。同期シーケンスがmシー ケンスから形成される実施例においては、ビット・カウンタは、mシーケンスの 長さすなわちここでは63ビットだけ増加させられる。 ブロック166の操作は、6つのサブマルチフレーム62の全てに対して繰返 される。それぞれの繰返しにおいて、メモリの異なる行が用いられる。判断ブロ ック168からのyesブランチがとられれば、ブロック176に示されている ように、領域カウンタが増加させられ、ビット・カウンタはリセットされる。そ の後、判断ブロック178に示されているように、領域カウンタが6の値を有す るかどうかに関して決定が行われる。有しなければ、ブロック172へ帰るno ブランチがとられ、それにより、ブロック166の計算の6回の繰返しが行われ る。 判断ブロック178からのyesブランチがとられれば、メトリック・テーブ ルおよび座標テーブルの処理が行われる。そのような処理は、上述の仮定プロセ される。i番目のマルチフレームの粗同期シーケンスバーストとj番目の後続粗 同期シーケンスバーストとの間のビット数で表した間隔をsi,jとすると、次の ようになる。 ただし、I(X)は、Xが真であるときは1であり、Xが偽であるときは0であ された粗同期シーケンス・バーストの場所の付近にあるかどうかを示す。それが えば図2および図3に示されているドッティング・シーケンスまたはmシーケン その後、ブロック186に示されているようにmシーケンス・バーストが捜し 出され、ブロック188に示されているように微同期サンプルが入手される。 その後、ブロック192に示されているように微同期が行われる。図3に示さ れているセット36の拡張44,46は微同期プロセスを容易ならしめるための 良好な自己相関性を有する完全なバースト長のシーケンスを作るので、一実施例 においては、微同期の目的のために、ドッティング・シーケンス・プロシージャ の利用よりも分割mシーケンス・プロシージャの利用の方が好ましいものとして 選択される。微同期プロセスの後、ブロック194に示されているように次の高 電力一斉送信メッセージがデコードされ、判断ブロック196に示されているよ うにCRCチェックが行われる。CRCチェックに合格すれば「合格」ブランチ がとられ、ブロック198に示されているように同期は完了する。そうでなけれ ば、ブロック202への「不合格」ブランチがとられ、エラー・カウンタが増加 させられ、判断ブロック204において、エラー・カウンタが、ここでは値が5 である選択された値に達しているかどうかの決定が行われる。達していなければ ブロック194へ帰るnoブランチがとられ、そうでない場合はブロック164 へ帰るyesブランチがとられる。 粗同期プロシージャは、受信信号を密着させて加えることを要求する。従って 、適切な粗同期パフォーマンスを生じるためには、周波数エラーがある程度まで 解決されなければならない。ユーザ端末の局部発振器が+/−2.5ppmのオ フ セットを有すれば、1.6GHzにおける可能な周波数エラーは±4kHzであ る。従って、それぞれが8000/L Hzの幅を有するL個の周波数ビンに± 4kHzを分割し、前のサブセクションにおいて説明したようにL個の並列操作 を行うことができる。 そのような並列操作は、ドッティング・シーケンス実施例に対し、図11に示 されている。図11においては、周波数オフセットを補償するために、受信サン プルrnはまず循環解除された後、相関器へ供給される。さらに、ドッティング ・シーケンス法のために必要とされるメモリの量を削減するために、循環解除さ れたサンプリング値を記憶する代わりに、そのままのサンプル値rnを記憶する 。しかし、CnからCn+1を得るためには、Cnからrn-N-1を減算しなければなら ない。従って、L個の周波数ビンのためにL個のドッティング・シーケンス相関 を与えるためには、合計2L個の複素乗算器が必要である。 図11に示されているように、記号ビットrnは、シフトレジスタ268と複 数のここではL個の異なるミクサ272とへ印加される。ミクサ272は、前に 図7に示されたミクシング素子96,98に対応する。シフトレジスタ268の 出力は、対応する複数のミクサ274へ印加される。各ミクサ272,274へ の第2の入力は、異なる周波数f1,f2の信号である。ミクサ272,274の それぞれが発生する混合信号は相関器284へ印加され、これらの相関器284 は、ここでは前に図7に示された相関器84および電力検出器92の回路から形 成される。相関器284はそれぞれ、さらにメモリ装置286に結合されている 。 各相関器は相関を行い、その計算は図7に関連して前述された。メモリ装置は 、そのような計算を行うために用いられるCnの値を記憶する。ミクサ272, 274には異なる周波数信号が印加されるので、1つの相関器により行われる相 関は他の相関器に関する相関よりも増大したレベルを示し、それにより、周波数 オフセットを最良に補償する。 図12は、同期シーケンスが上述の図3に示されているセット36のようなm シーケンスから形成されているときに、周波数エラーを訂正する本発明の一実施 例を示す。ここでは、記号ビットrnは、複数のここではL個の異なるミクサ3 72の入力ヘ印加される。ミクサ372は、前に図7に示されたミクシング素子 96,98に対応する。各ミクサ372への第2の入力は、異なる周波数f1〜 fLの信号である。各ミクサ372が発生する混合信号は相関器384へ印加さ れ、これらの相関器384は、ここでは前に図7に示された相関器84および電 力検出器92の回路から形成される。 各相関器は、ここでは、63個のサンプルをシフト入力されるシフトレジスタ 386を含むように示されている。シフトレジスタ内へサンプルがシフトされる と、ブロック388に示されているように、63のmシーケンス相関の計算が行 われる。63の相関が計算され終わると、ブロック392に示されているように 、相関の最大値およびその関連時刻インデックスが決定される。相関器384に は異なる周波数信号が印加されるので、1つの相関器により行われる相関は他の 相関器に関する相関よりも増大したレベルを示し、それにより、周波数オフセッ トを最良に補償する。 同期シーケンスはユーザ端末によって削減された数の計算を用いた相関プロセ スにより決定されるので、ユーザ端末の同期は速やかに行われる。同期シーケン スはまた、たとえ同期シーケンスが高レベルの減衰またはマルチパスひずみを受 ける通信チャネル上へ送信されたときでも、受信機による該同期シーケンスの検 出を容易ならしめる高マージンを有する。従って、この同期方法および装置の利 用は、地上セルラ通信システムまたは衛星セルラ通信システムいずれのセルラ通 信システムにおいても有利である。 以上の説明は、本発明を実施するための好ましい例に関するものであり、本発 明の範囲は必ずしもこの説明により制限されるべきではない。本発明の範囲は、 以下の請求の範囲により定められる。
【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】1998年4月14日(1998.4.14) 【補正内容】 ユーザ端末とこれへ同期シーケンスを送信する送信機との同期は、典型的には 、行われるべきかなりの数の処理ステップを必要とする。受信機により受信され た信号と記憶された同期ワードとの間で、相関が典型的に行われる。受信信号の 記号ビットのシーケンスが、記憶された同期ワードとの高い相関を示したときは 、そのような受信記号ビットは受信機へ送信された同期シーケンスを形成してい るとの決定が行われる。受信機へ送信されたシーケンスのフォーマットが既知で あるときは、受信機とネットワーク局との同期がそれによって行われる。すなわ ち、同期シーケンスが既知のフォーマットに従って受信機へ送信されたとき、該 受信機へ送信された信号の他の信号成分の位置は、同期シーケンスの位置が決定 されたときに決定されうる。 ボッティグリーリ他による米国特許第5,335,228号には、同期プロセ スの1つの例が開示されている。ボッティグリーリ他の特許においては、入来デ ータ・ストリーム内のそれぞれのフレームは、遠隔ユニットを該データ・ストリ ームのタイミングと同期させる同期用パターンを含んだサービスタイムスロット を含む。もう1つの同期スキームは、1988年2月1日の核科学に関するIE EE会報第35巻,第1号,第197頁から第204頁にM.ナカムラ他により 開示されている。ナカムラ他は、データを光ファイバケーブル上へ送信するため の直列データフォーマットを開示している。データの各行の始めには、光ファイ バケーブル上へ送信されたデータを同期させるための選択されたビット・パター ンを有する2つの冗長ワードが含まれている。 従来から、受信記号ビットのグループはそれぞれ、記憶された同期ワードと相 関させられる。従来から、受信記号ビットと記憶された同期ワードとの相関を決 定するためには、記号ビットの各グループに対して一次的な数Nの計算が必要と される。記号ビットの各グループが受信機により受信されたときに行われる必要 のある処理ステップの数は急速に極めて著しい数になり、同期シーケンスの受信 を決定するために著しい量の処理を必要とする。 受信機へ送信された信号が高レベルの減衰またはマルチパスひずみを受けると きは、同期シーケンスがそれらの受信機への送信中に歪んだり減衰したりしうる ので、同期シーケンスの検出はより困難となる。 高マージンの同期シーケンスを受信機へ供給して受信機の送信機との同期を可 能にし、かつ、行われるべき必要な処理ステップがより少数であるなんらかの方 法が、有利である。 セルラ通信システムのユーザ端末のような受信機の送信機との同期に関連する この背景情報の観点から本発明の顕著な改善が発展した。 発明の要約 本発明は、セルラ通信システムにおいて動作可能なユーザ端末のような受信機 を送信機と同期させる同期方法および関連回路を有利に提供する。 ディジタル的にエンコードされた同期シーケンスが、送信機により受信機へ送 信される。受信機は、選択されたフォーマットに従って送信された同期シーケン スに自身を同期させる。同期シーケンスは、複雑性を軽減された相関プロセスを 用い受信機により検出されうる特性のものである。受信機の同期は、同期シーケ ンスを検出するために必要な計算の数が削減されているために、速やかにかつ簡 単に行われる。 同期シーケンスは、たとえ高レベルの減衰またはマルチパスひずみを示す通信 チャネル上へ送信されたときでも、受信機による検出が容易になるように、高マ ージン特性のものである。 本発明の回路およびその関連する同期方法は、セルラ通信システム内において 動作可能なユーザ端末をネットワーク局に同期させるために、セルラ通信システ ムにおいて有利に用いられる。地上セルラ通信システムにおいては、同期シーケ ンスは、セルラ基地局において発生された制御信号の部分としてユーザ端末へ送 信される。衛星セルラ通信システムにおいては、同期シーケンスは、ネットワー ク制御センタにおいて発生された制御信号の部分を形成し、衛星設置トランシー バを経由してユーザ端末へ送信される。 本発明の1つの態様として、同期シーケンスはドッティング・シーケンスから 形成される。ドッティング・シーケンスは、互いに連結された2つの部分に分割 されうる奇関数から形成されるものと考えられうる。ドッティング・シーケンス が分割されて生じると考えられうる2つの部分は、異なるビット長のものであり うる。本発明のもう1つの態様として、同期シーケンスは、実質的に同じ値の2 つのmシーケンスを含む。これら2っのmシーケンスは、同期シーケンスの一部 分を形成する。同期シーケンスは、いっしょにマルチフレームを形成するフレー ムのグループ内において間隔を有する選択されたタイム・スロット中において送 信される。あらかじめ選択された同期シーケンスの受信された同期シーケンスと の相関を計算することにより、また、マルチフレーム内の受信された同期シーケ ンスの位置を決定することにより、ユーザ端末は、該ユーザ端末へ同期信号を送 信したネットワーク局に同期されたことになる。 従って、これらのおよびその他の態様を有する方法および関連回路は、受信機 を送信機と同期させる。受信機および送信機は、通信チャネルを経由して互いに 結合される。制御信号が、送信機から通信チャネル上へ送信される。この制御信 号は、選択されたフォーマットに従ってフォーマットされかつ同期シーケンスを 含み、各同期シーケンスは、第1の同期部分と、これに連結されかつこれと実質 的に同じである第2の同期部分とから形成される。この制御信号は受信機におい て検出され、あらかじめ選択された同期シーケンスと受信機において検出された 制御信号の諸部分との間の相関の計算が行われる。増大した相関レベルを示す制 御信号の部分は、制御信号の諸部分を形成するようにフォーマットされた同期シ ーケンスを形成するように選択され、それにより、受信機を送信機および該送信 機から送信された制御信号に同期させる。 本発明と、本発明の範囲およびさらに完全な理解は、以下に簡単に要約されて いる添付図面と本発明のここで採用された実施例の以下の詳細な説明と添付の請 求の範囲とから得ることができる。 図面の簡単な説明 図1は、本発明の一実施例の回路および方法を具現した衛星セルラ通信システ ムの機能ブロック図を示す。 図2は、本発明の一実施例において同期シーケンスを形成するために用いられ るドッティング・シーケンスを示す。 図3は、本発明のもう1つの実施例の同期シーケンスを形成するmシーケンス のセットを示す。 図4は、同期シーケンスを含む制御信号のフォーマットを示す。 図5は、図4に示されている構造に従ってフォーマットされた制御信号を発生 するネットワーク制御回路の機能ブロック図を示す。 図6は、本発明の一実施例のユーザ端末の機能ブロック図を示す。 図7は、本発明の一実施例のユーザ端末のもう1つの機能ブロック図を示す。 図8は、本発明の一実施例の図6および図7に示されているユーザ端末の部分 を形成するドッティング・シーケンス相関器の機能ブロック図を示す。 請求の範囲 1. 受信機(24)を送信機(18)と同期させる方法であって、該受信機お よび該送信機が通信チャネルを経由して互いに結合され、 前記送信機から前記通信チャネル上へ制御信号を送信するステップであって、 該制御信号が選択されたフォーマットに従ってフォーマットされかつ同期シーケ ンス(26,36)を含み、それぞれの同期シーケンスが、第1の同期部分(2 8,48)と、これに連結されかつこれと実質的に同じである第2の同期部分( 32,52)とから形成される、前記送信ステップと、 前記受信機において、前記送信ステップ中に送信された前記制御信号を検出す るステップと、 を含む前記方法において、 あらかじめ選択された同期シーケンスと前記受信機において検出された前記制 御信号の複数の部分のそれぞれとの間の相関のレベルを計算するステップと、 前記受信機において前記相関ステップ中に、増大した相関レベルを示す前記制 御信号の部分を選択するステップであって、前記増大した相関レベルを示す前記 制御信号の前記部分が、該制御信号の諸部分を形成するようにフォーマットされ た前記同期シーケンスであり、前記選択が前記受信機を、前記送信機および該送 信機から送信された前記制御信号に同期させる、前記選択ステップと、 を含むことを特徴とする、方法。 2. 前記送信ステップ中に送信される前記制御信号が、記号ビットのフレーム (58)であって、それぞれのフレームが固定時間長のスロットに分割され、か つフレームのグループがマルチフレーム(56)を画定する、前記記号ビットの フレーム(58)を含む、請求項1に記載の方法。 3. 前記制御信号の諸部分を形成する前記同期シーケンスが、前記フレームの 選択されたものの諸部分として送信され、前記フレームの前記選択されたものの 前記同期シーケンスが、前記制御信号が前記選択されたフォーマットに従ってフ ォーマットされた前記選択されたフォーマットによる、異なる数のフレームだけ 相互にオフセットされている諸部分を形成する、請求項2に記載の方法。 4. 前記選択ステップが、前記増大した相関レベルを示す前記制御信号の前記 部分から形成された前記同期シーケンスのフレーム位置を決定するステップをさ らに含む、請求項3に記載の方法。 5. 前記制御信号の選択された諸部分の相関値および位置座標を記憶するステ ップをさらに含む、請求項4に記載の方法。 6. 前記記憶ステップ中に記憶された前記選択された諸部分の前記相関値が、 選択された期間内における最大値を有する相関を含む、請求項5に記載の方法。 7. 前記選択された期間が時間ウィンドウを画定し、いずれの1つの時間ウィ ンドウ内にも、前記記憶ステップ中に記憶された1つより多くの前記相関値およ び前記位置座標が存在しない、請求項6に記載の方法。 8. 前記選択された期間が、前記マルチフレームの小さいサブマルチフレーム 部分(62)に対応し、フレーム長の前記サブマルチフレーム部分および前記異 なる数のフレームが、それぞれのサブマルチフレーム部分中に1つより多くの同 期シーケンスが送信されないように前記同期シーケンスを隔てている、請求項6 に記載の方法。 9. それぞれのマルチフレーム中において第1の数の同期シーケンスが送信さ れ、それぞれのマルチフレームが第2の数のサブマルチフレーム部分から形成さ れ、前記第2の数が前記第1の数よりも大きい、請求項8に記載の方法。 10.前記送信ステップ中に送信される前記制御信号の前記同期シーケンス形成 部分がドッティング・シーケンス(26)を含み、前記第1の同期部分および前 記第2の同期部分が実質的に同じビット長のドッティング・シーケンス部分(2 8,32)を含む、請求項1に記載の方法。 11.前記相関ステップが、前記検出ステップ中に検出された前記制御信号のオ ーバラップ部分を相関せしめるステップを含む、請求項10に記載の方法。 12.前記相関ステップが、連続ビット記号の信号値と前に決定された相関値と の差を決定するステップを含む、請求項10に記載の方法。 13.前記送信ステップ中に送信される前記制御信号の諸部分を形成する前記同 期シーケンスのそれぞれが、2つのmシーケンス(38,42)のセット(36 )を含み、前記第1の同期部分および前記第2の同期部分がそれぞれ前記2つの m シーケンスの1つを含む、請求項1に記載の方法。 14.前記相関ステップが、前記検出ステップ中に検出された前記制御信号のオ ーバラップしない部分を相関せしめるステップを含む、請求項13に記載の方法 。 15.前記相関ステップが、前記検出ステップ中に検出された前記制御信号の選 択された部分をバッファするステップと、前記mシーケンスのセットのmシーケ ンスに対応する値の受信機記憶シーケンスを記憶するステップと、前記バッファ ステップ中にバッファされた選択された順次部分を前記受信機記憶シーケンスと 相関せしめるステップと、を含む、請求項13に記載の方法。 16.前記バッファするステップ中にバッファされた前記選択された順次部分の 相関値の選択された数の最大値とその位置座標とを記憶するステップをさらに含 む、請求項15に記載の方法。 17.前記相関値を記憶する前記ステップ中に記憶された前記相関値の相関値を 、前記バッファステップ中にバッファされた選択された順次部分が、前記相関値 を記憶する前記ステップ中に記憶された前記最大値の少なくとも1つの前記選択 された数の相関値よりも大きい相関値を示すときに置換するステップをさらに含 む、請求項16に記載の方法。 18.通信システムであって、第1の通信局(18)と第2の通信局(24)と を同期させる回路であって、前記第1および第2の通信局がそれぞれ通信チャネ ルを経由して互いに結合されており、前記回路が、 前記第1の通信局に配置された制御信号発生器(72,74,76,78)で あって、該制御信号発生器が前記通信チャネル上へ制御信号を発生して送信し、 該制御信号が選択されたフォーマットに従ってフォーマットされかつ同期シーケ ンス(26,36)を含み、それぞれの同期シーケンスが、第1の同期部分(2 8、48)と、これに連結されかつこれと実質的に同じ第2の同期部分(32, 52)とから形成される、前記制御信号発生器(72,74,76,78)と、 前記第2の通信局に配置された制御信号検出器(82)であって、該制御信号 検出器が、前記制御信号発生器により発生させられ送信された前記制御信号を検 出する、前記制御信号検出器(82)と、を有する通信システムにおいて、 前記回路が、 前記制御信号検出器に結合された相関器(84)であって、該相関器が、あら かじめ選択された同期シーケンスと前記制御信号検出器により検出された前記制 御信号の複数の諸部分のそれぞれとの間の相関のレベルを計算する、前記相関器 (84)と、 前記相関器に結合されたセレクタ(88)であって、該セレクタが、増大した レベルの相関を示す前記制御信号の諸部分を選択し、前記増大したレベルの相関 を示す前記制御信号の前記諸部分が、前記制御信号の諸部分を形成するようにフ ォーマットされた前記同期シーケンスであり、前記セレクタが前記第2の通信局 を前記第1の通信局と同期させる、前記セレクタ(88)と、 を含むことを特徴とする、通信システム。 19.送信機(18)と同期可能である受信機(24)であって、前記受信機へ の制御信号の送信を検出する制御信号検出器(82)であって、前記制御信号が 前記送信機により送信され、前記制御信号が選択されたフォーマットに従ってフ ォーマットされかつ同期シーケンス(26,36)を含み、それぞれの同期シー ケンスが、第1の同期部分(28,48)と、これに連結されかつこれと実質的 に同じ第2の同期部分(32、52)とから形成される、前記制御信号検出器 (82)を有する受信機において、 前記制御信号検出器に結合した相関器(84)であって、該相関器が、あらか じめ選択された同期シーケンスと前記制御信号検出器により検出された前記制御 信号の複数の諸部分のそれぞれとの間の相関のレベルを計算する、前記相関器 (84)と、 前記相関器に結合したセレクタ(88)であって、該セレクタが、増大したレ ベルの相関を示す前記制御信号の諸部分を選択し、前記増大したレベルの相関を 示す前記制御信号の前記諸部分が、前記制御信号の諸部分を形成するようにフォ ーマットされた前記同期シーケンスであり、前記セレクタが前記受信機局を前記 送信機と同期させる、前記セレクタ(88)と、 を含むことを特徴とする、受信機。 【図11】【図12】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AP(GH,KE,LS,MW,S D,SZ,UG),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ ,MD,RU,TJ,TM),AL,AM,AT,AU ,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,CA,CH, CN,CU,CZ,DE,DK,EE,ES,FI,G B,GE,HU,IL,IS,JP,KE,KG,KP ,KR,KZ,LC,LK,LR,LS,LT,LU, LV,MD,MG,MK,MN,MW,MX,NO,N Z,PL,PT,RO,RU,SD,SE,SG,SI ,SK,TJ,TM,TR,TT,UA,UG,UZ, VN,YU (72)発明者 レインホルド,スタンレイ,エル. アメリカ合衆国27511 ノース カロライ ナ州ケイリイ,タングルウッド ドライブ 1119 (72)発明者 ハッサン,アメル,エイ. アメリカ合衆国27513 ノース カロライ ナ州ケリリイ,キイ ウエスト ミューズ 412 (72)発明者 デント,ポール,ダブリュ. アメリカ合衆国27312 ノース カロライ ナ州ピッツボロ,イーグル ポイント ロ ード 637

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. 受信機を送信機と同期させる方法であって、該受信機および該送信機が通 信チャネルを経由して互いに結合される前記方法において、 前記送信機から前記通信チャネル上へ制御信号を送信するステップであって、 該制御信号が選択されたフォーマットに従ってフォーマットされかつ同期シーケ ンスを含み、それぞれの同期シーケンスが、第1の同期部分と、これに連結され かつこれと実質的に同じである第2の同期部分とから形成される、前記送信ステ ップと、 前記受信機において、前記送信ステップ中に送信された前記制御信号を検出す るステップと、 前記受信機において検出された前記制御信号の諸部分を相関せしめるステップ と、 前記受信機において前記相関ステップ中に、増大した相関レベルを示す前記制 御信号の部分を選択するステップであって、前記増大した相関レベルを示す前記 制御信号の前記部分が、該制御信号の諸部分を形成するようにフォーマットされ た前記同期シーケンスであり、それにより前記受信機を、前記送信機および該送 信機から送信された前記制御信号に同期させる、前記選択ステップと、 を含む、方法。 2. 前記送信ステップ中に送信される前記制御信号が、記号ビットのフレーム であって、それぞれのフレームが固定時間長のスロットに分割され、かつフレー ムのグループがマルチフレームを画定する、前記記号ビットのフレームを含む、 請求項1に記載の方法。 3. 前記制御信号の諸部分を形成する前記同期シーケンスが、前記フレームの 選択されたものの諸部分として送信され、前記フレームの前記選択されたものの 前記同期シーケンスが、前記制御信号が前記選択されたフォーマットに従ってフ ォーマットされた前記選択されたフォーマットによる、異なる数のフレームだけ 相互にオフセットされている諸部分を形成する、請求項2に記載の方法。 4. 前記選択ステップが、前記増大した相関レベルを示す前記制御信号の前記 部分から形成された前記同期シーケンスのフレーム位置を決定するステップをさ らに含む、請求項3に記載の方法。 5. 前記相関ステップが、前記制御信号の選択された諸部分の相関値および位 置座標を記憶するステップをさらに含む、請求項4に記載の方法。 6. 前記記憶ステップ中に記憶された前記選択された諸部分の前記相関の前記 相関値が、選択された期間内における最大値を有する相関を含む、請求項5に記 載の方法。 7. 前記選択された期間が時間ウィンドウを画定し、いずれの1つの時間ウィ ンドウ内にも、前記記憶ステップ中に記憶された1つより多くの前記相関値およ び前記位置座標が存在しない、請求項6に記載の方法。 8. 前記選択された期間が、前記マルチフレームの小さいサブマルチフレーム 部分に対応し、フレーム長の前記サブマルチフレーム部分および前記異なる数の フレームが、それぞれのサブマルチフレーム部分中に1つより多くの同期シーケ ンスが送信されないように前記同期シーケンスを隔てている、請求項6に記載の 方法。 9. それぞれのマルチフレーム中において第1の数の同期シーケンスが送信さ れ、それぞれのマルチフレームが第2の数のサブマルチフレーム部分から形成さ れ、前記第2の数が前記第1の数よりも大きい、請求項8に記載の方法。 10.前記送信ステップ中に送信される前記制御信号の前記同期シーケンス形成 部分がドッティング・シーケンスを含み、前記第1の同期部分および前記第2の 同期部分が実質的に同じビット長のドッティング・シーケンス部分を含む、請求 項1に記載の方法。 11.前記相関ステップが、前記検出ステップ中に検出された前記制御信号のオ ーバラップ部分を相関せしめるステップを含む、請求項10に記載の方法。 12.前記相関ステップが、連続ビット記号の信号値と前に決定された相関値と の差を決定するステップを含む、請求項10に記載の方法。 13.前記送信ステップ中に送信される前記制御信号の諸部分を形成する前記同 期シーケンスのそれぞれが、2つのmシーケンスのセットを含み、前記第1の同 期部分および前記第2の同期部分がそれぞれ前記2つのmシーケンスの1つを含 む、請求項1に記載の方法。 14.前記相関ステップが、前記検出ステップ中に検出された前記制御信号のオ ーバラップしない部分を相関せしめるステップを含む、請求項13に記載の方法 。 15.前記相関ステップが、前記検出ステップ中に検出された前記制御信号の選 択された部分をバッファするステップと、前記mシーケンスのセットのmシーケ ンスに対応する値の受信機記憶シーケンスを記憶するステップと、前記バッファ ステップ中にバッファされた選択された順次部分を前記受信機記憶シーケンスと 相関せしめるステップと、を含む、請求項13に記載の方法。 16.前記相関ステップが、選択された数の最大値の相関の相関値およびその位 置座標を記憶するステップをさらに含む、請求項15に記載の方法。 17.前記相関ステップが、前記相関値を記憶する前記ステップ中に記憶された 前記相関値の相関値を、前記バッファステップ中にバッファされた選択された順 次部分が、前記相関ステップ中に記憶された前記最大値の少なくとも1つの前記 選択された数の相関値よりも大きい相関値を示すときに置換するステップをさら に含む、請求項16に記載の方法。 18.第1の通信局および第2の通信局を有する通信システムにおいて、前記第 1および第2の通信局がそれぞれ通信チャネルを経由して互いに結合されており 、前記通信システムがさらに、前記第2の通信局を前記第1の通信局と同期させ る回路の前記第1および第2の通信局との組合せを有し、前記回路が、 前記第1の通信局に配置された制御信号発生器であって、該制御信号発生器が 前記通信チャネル上へ制御信号を発生して送信し、該制御信号が選択されたフォ ーマットに従ってフォーマットされかつ同期シーケンスを含み、それぞれの同期 シーケンスが、第1の同期部分とこれに連結されかつこれと実質的に同じ第2の 同期部分とから形成される、前記制御信号発生器と、 前記第2の通信局に配置された制御信号検出器であって、該制御信号検出器が 、前記制御信号発生器により発生せしめられ送信された前記制御信号を検出する 、前記制御信号検出器と、 前記制御信号検出器に結合した相関器であって、該相関器が、前記制御信号検 出器により検出された前記制御信号の諸部分を相関せしめる、前記相関器と、 前記相関器に結合したセレクタであって、該セレクタが、増大したレベルの相 関を示す前記制御信号の諸部分を選択し、前記増大したレベルの相関を示す前記 制御信号の前記諸部分が、前記制御信号の諸部分を形成するようにフォーマット された前記同期シーケンスであり、それにより前記第2の通信局を前記第1の通 信局と同期させる、前記セレクタと、 を含む、 通信システム。 19.送信機と同期可能である受信機において、該受信機が、 前記受信機への制御信号の送信を検出する制御信号検出器であって、前記制御 信号が前記送信機により送信され、前記制御信号が選択されたフォーマットに従 ってフォーマットされかつ同期シーケンスを含み、それぞれの同期シーケンスが 、第1の同期部分とこれに連結されかつこれと実質的に同じ第2の同期部分とか ら形成される、前記制御信号検出器と、 前記制御信号検出器に結合した相関器であって、該相関器が、前記制御信号検 出器により検出された前記制御信号の諸部分を相関せしめる、前記相関器と、 前記相関器に結合したセレクタであって、該セレクタが、増大したレベルの相 関を示す前記制御信号の諸部分を選択し、前記増大したレベルの相関を示す前記 制御信号の前記諸部分が、前記制御信号の諸部分を形成するようにフォーマット された前記同期シーケンスであり、それにより前記受信機局を前記送信機と同期 させる、前記セレクタと、 を含む、受信機。 20.受信機への通信チャネル上へ通信信号を送信する送信機回路を有する送信 機における同期回路の改善であって、該同期回路が、 制御信号を発生する制御信号発生器であって、前記制御信号が選択されたフォ ーマットに従ってフォーマットされかつ同期シーケンスを含み、それぞれの同期 シーケンスが、第1の同期部分とこれに連結されかつこれと実質的に同じ第2の 同期部分とから形成される、前記制御信号発生器を含む。
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