JPH07305499A - 強化パネル - Google Patents

強化パネル

Info

Publication number
JPH07305499A
JPH07305499A JP3267695A JP3267695A JPH07305499A JP H07305499 A JPH07305499 A JP H07305499A JP 3267695 A JP3267695 A JP 3267695A JP 3267695 A JP3267695 A JP 3267695A JP H07305499 A JPH07305499 A JP H07305499A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fibers
panel
fiber
synthetic resin
reinforced
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3267695A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuhisa Kinoshita
和久 木下
Taizo Yoshida
泰造 吉田
Toshiyuki Ogawa
敏幸 小川
Atsushi Kai
厚 甲斐
Takao Miwa
崇夫 三輪
Yoshio Kaneko
佳生 金子
Mitsuo Sato
光雄 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SATOUGUMI KK
Original Assignee
SATOUGUMI KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by SATOUGUMI KK filed Critical SATOUGUMI KK
Priority to JP3267695A priority Critical patent/JPH07305499A/ja
Publication of JPH07305499A publication Critical patent/JPH07305499A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Forms Removed On Construction Sites Or Auxiliary Members Thereof (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 軽量で機能的に強化された強化パネルを提供
すること。 【構成】 合成樹脂により板状に成形したパネル本体
と、同パネル本体の前後幅方向若しくは左右幅方向の少
なくともいずれか一方向に沿わせて伸延させると共に、
力を加えてパネル本体中に埋設した繊維とから形成し、
同繊維に加えた力をパネル本体に作用させて、同パネル
本体を強化した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コンクリート型枠等を
成形するための強化パネルに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば、コンクリートの型枠は、
木、鉄、アルミニウム、プラスチック等により成形して
おり、それぞれ次のような利点を有している。
【0003】 木製の場合は、安価に型枠を製造する
ことができる。
【0004】 鉄製の場合は、型枠の強度を確保する
ことができるために、高い使用頻度にも耐え得る。
【0005】 アルミニウム製の場合は、丈夫で軽量
の型枠を成形することがてできるために、型枠の使用が
楽に行える。
【0006】 プラスチック製の場合は、軽量で型離
れの良い型枠を成形することができるために、脱型が容
易に行える。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記のよう
な材質の型枠では、それぞれ次のような問題点を有して
いる。
【0008】 木製の場合は、強度を充分に確保する
ことができないために、使用頻度に限界がある。
【0009】 鉄製の場合は、重量が大きくなり、型
枠の使用が楽に行えず、しかも、錆びやすい。
【0010】 アルミニウム製の場合は、アルミニウ
ム自体が高価であるために、型枠の製作コストが非常に
高価なものとなる。
【0011】 プラスチック製の場合は、型枠の強度
を確保することができない。
【0012】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明では、合
成樹脂により板状に成形したパネル本体と、同パネル本
体の前後幅方向若しくは左右幅方向の少なくともいずれ
か一方向に沿わせて伸延させると共に、力を加えてパネ
ル本体中に埋設した繊維とから形成し、同繊維に加えた
力をパネル本体に作用させて、同パネル本体を強化した
ことを特徴とする強化パネルを提供せんとするものであ
る。
【0013】また、本発明は、下記の特徴をも有する。
【0014】1) 繊維を織って成形した織物を、前後
幅方向若しくは左右幅方向の少なくともいずれか一方向
に力を加えた後、同織物に合成樹脂を塗布し又は吹付け
て固化させることにより形成し、同繊維に加えた力を固
化した合成樹脂に作用させて強化したこと。
【0015】2) 繊維を織って成形した織物に、合成
樹脂を塗布し又は吹付け、同繊維を前後幅方向若しくは
左右幅方向の少なくともいずれか一方向に力を加えた状
態で合成樹脂を固化させることにより形成し、同繊維に
加えた力を固化した合成樹脂に作用させて強化したこ
と。
【0016】3) 繊維としては、炭素繊維、炭化珪素
繊維、アラミド繊維、高分子ポリエチレン繊維、スーパ
ーエンプラ系繊維、導電性繊維、及び形状記憶繊維のう
ちの少なくともいずれか一種を使用したこと。
【0017】4) 合成樹脂としては、繊維強化(混
入)樹脂、導電性樹脂を使用したこと。
【0018】
【実施例】以下に、本発明の実施例を図面を参照しなが
ら説明する。
【0019】図1及び図2に示すAは、本発明に係る強
化パネルであり、同強化パネルAは、パネル本体1と複
数の繊維2とから形成している。
【0020】そして、パネル本体1は、合成樹脂により
矩形板状に形成している。
【0021】ここで、合成樹脂としては、繊維強化(混
入)樹脂や導電性樹脂を使用することができる。
【0022】そして、繊維強化(混入)樹脂は、合成樹
脂中に細断した繊維を混入して強度を高めているもので
ある。
【0023】また、導電性樹脂は、通電することにより
発熱させることができるものであり、通電量を調節する
ことにより、所望の発熱量に調節することができるもの
である。
【0024】従って、導電性樹脂によりパネル本体1を
成形し、同パネル本体1を具備する強化パネルAにより
コンクリートの型枠を成形した場合には、コンクリート
の養生温度の調節を適宜行なうことができる。
【0025】繊維2は、上記パネル本体1中に、前後方
向及び左右幅方向にそれぞれ沿わせると共に、一定の間
隔を開けて格子状に埋設しており、各繊維2には、あら
かじめ引張応力又は圧縮応力を加えてパネル本体1に固
着させている。
【0026】従って、各繊維2にあらかじめ加えられた
応力はパネル本体1に作用して、同パネル本体1の剛性
を高めている。
【0027】ここで、繊維としては、炭素繊維、炭化珪
素繊維、アラミド繊維、高分子ポリエチレン繊維、スー
パーエンプラ系繊維、炭素繊維等の導電性繊維、又は、
形状記憶繊維を使用することができる。
【0028】そして、アラミド繊維、高分子ポリエチレ
ン繊維、及びスーパーエンプラ系繊維は、軽量で、引張
り強度が高いために、これらの繊維を使用した場合に
は、パネル本体1に高い圧縮力を作用させることができ
て、強化パネルA自体を軽量で、かつ、剛性の高いもの
とすることができる。
【0029】炭素繊維等の導電性繊維は、軽量で引張り
強度が高く、しかも、熱に強いために、この導電性繊維
に通電して、導電性繊維を発熱させることにより、パネ
ル本体1を加熱することができ、しかも、通電量を調節
することにより、所望の加熱温度に調節することができ
る。従って、強化パネルAによりコンクリートの型枠を
成形した場合には、コンクリートの養生温度の調節を適
宜行なうことができる。
【0030】形状記憶繊維は、所定の変態温度で記憶し
た形状に変態させることができるために、変態時にパネ
ル本体1に応力を作用させることができる。従って、形
状記憶繊維の変態によりパネル本体1に、随時、応力を
加えることができる。
【0031】また、繊維2の形状は、パネル本体1に作
用させる力の大きさや方向等の条件に応じて、直状、網
状、螺旋状等に適宜設計することができる。
【0032】例えば、直状の繊維2を格子状に配置した
場合には、前後方向に伸延する繊維2には引張力を加
え、左右幅方向に伸延する繊維2には圧縮力を加えると
いうように、パネル本体1に作用させたい力の大きさや
方向等を設定することができる。また、繊維2を螺旋状
に形成した場合には、特に、伸縮幅を大きく設定するこ
とができるために、パネル本体1に作用させる力を幅広
く設定することができる。
【0033】上記のように、本発明に係る強化パネルA
は、パネル本体1と繊維2とから形成しているものであ
り、パネル本体1を成形する合成樹脂の種類と繊維2の
種類との組み合わせによって、所望の強度を選択的に確
保することができる。
【0034】特に、導電性樹脂により成形したパネル本
体1中に形状記憶繊維を埋設して強化パネルAを形成し
た場合には、パネル本体1に通電して、同パネル本体1
を発熱させて、形状記憶繊維を変態温度まで加熱するこ
とにより、形状記憶繊維を変態させて、パネル本体1に
応力を作用させることができる。
【0035】この場合、パネル本体1に作用させる応力
の大きさや時期等は、適宜設定することができると共
に、パネル本体1自体が発熱するために、前記したコン
クリートの型枠のように型枠自体を好ましい温度に保持
させる必要性のあるものに好適に使用することができ
る。
【0036】次に、強化パネルAの製造方法について、
図3を参照しながら説明する。
【0037】 図3に示すように、上面開口の矩形箱
型に形成したパネル成形用型枠3の前後側壁3a,3a 間と
左右側壁3b,3b 間にそれぞれ複数の繊維2を横架する。
【0038】 各繊維2の伸延方向に一定の引張力を
加え、同状態を保持させる。3cは繊維保持具である。
【0039】 パネル成形用型枠3内に合成樹脂4を
充填し、固化させる。7は合成樹脂収容容器である。
【0040】 合成樹脂4が固化した後に、各繊維2
に加えていた引張力を解除し、脱型する。
【0041】この状態で各繊維2に加えられていた引張
力は解除されて、各繊維2が元の状態に収縮して復元す
る際に、固着しているパネル本体1(固化した合成樹脂
4)に圧縮力が作用することになる。
【0042】この際、各繊維2には合成樹脂4が一部含
浸されて、確実に固着されることになる。
【0043】 各繊維2の端部を切断する。
【0044】このようにして、強化パネルAを簡単に製
造することができる。
【0045】図4は、強化パネルAの応用例としての合
成強化パネルBを示しており、強化パネルAの両側面に
合成樹脂製の板材5,5を張設して形成している。
【0046】このようにして、合成強化パネルBでは、
板材5,5により強化パネルAよりも強度を増大させて
いる。
【0047】図5は、第2実施例としての強化パネルA
を具備する合成強化パネルBを示しており、同強化パネ
ルAは、パネル本体1中に繊維2をパネル本体1の肉厚
方向に千鳥状に配置している。
【0048】このようにして、千鳥状に配置した繊維2
によりパネル本体1の全体に略均一な応力を作用させる
ことができるようにしている。
【0049】図6は、第3実施例としての強化パネルA
を具備する合成強化パネルBを示しており、同強化パネ
ルAは、パネル本体1の両側面部にそれぞれ複数の凹部
6を形成している。
【0050】このようにして、強化パネルAの強度を確
保したまま、重量の軽減を図っている。
【0051】図7は、第4実施例としての強化パネルA
を具備する合成強化パネルBを示しており、同強化パネ
ルAは、パネル本体1の一側面部に複数の凹部6を形成
し、同凹部6を形成したパネル本体1の側面に合成樹脂
製の板材5を張設している。
【0052】そして、かかる合成強化パネルBでは、板
材5の肉厚を強化パネルAの肉厚の略2倍に形成して、
合成強化パネルBの一側部に、あらかじめ応力を作用さ
せて強化している強化パネルAを配置している。
【0053】このようにして、例えば、強化パネルAの
パネル本体1に繊維2により圧縮力を作用させておくこ
とにより、合成強化パネルBを使用する際に、強化パネ
ルAを引張力が作用する側に配置することにより、使用
時に作用する引張力が、あらかじめパネル本体1に作用
させている圧縮力により相殺されて、合成強化パネルB
の強度を確保することができるようにしている。
【0054】図8は、第5実施例としての強化パネル
A,Aを具備する合成強化パネルBを示しており、各強
化パネルA,Aは、パネル本体1に断面積の小さい繊維
2を多数埋設して形成し、両強化パネルA,A間に合成
樹脂製の板材5を介在させて一体化させている。
【0055】このようにして、合成強化パネルBの両側
面部に、あらかじめ引張力又は圧縮力を作用させてお
き、使用時に各側面部に作用する圧縮力又は引張力を相
殺することができるようにして、合成強化パネルBの強
度を確保することができるようにしている。
【0056】また、強化パネルAの肉厚や板材5の肉厚
はそれぞれ必要とする強度が確保できるように適宜設計
することができる。
【0057】図9及び図10は、第6実施例としての強
化パネルAを示しており、同強化パネルAは、パネル本
体1と、繊維2を縦横に織って成形した織物10とから形
成している。
【0058】以下に、かかる強化パネルAの製造方法に
ついて、図11を参照しながら説明する。
【0059】 図11に示すように、上面開口の矩形
箱型に形成したパネル成形用枠体11に周縁に沿って多数
の引張具12を取付け、各引張具12の先端に織物10の周縁
に一体的に形成した連結用周縁部10a を連結する。
【0060】 引張具12を操作することにより、織物
10の前後幅方向及び左右幅方向に引張力を加え、同状態
を保持させる。
【0061】 合成樹脂吹付け用ノズル14より織物10
の表裏全面にわたって合成樹脂4を吹付けて、固化させ
る。
【0062】 合成樹脂4が固化した後、織物10に加
えていた引張力を解除して、製造した強化パネルAをパ
ネル成形用枠体11より取外す。
【0063】この状態で織物10に加えられていた引張力
は解除されて、織物10が元の状態に収縮して復元する際
に、固着しているパネル本体1(固化した合成樹脂4)
に圧縮力が作用することになる。
【0064】この際、繊維10には合成樹脂4が一部含浸
されて、確実に固着されることになる。
【0065】また、本実施例では、繊維10に引張力を加
えた後、合成樹脂を吹付けて固化させているが、繊維10
に合成樹脂4を吹付けた後に、繊維10に引張力を加え
て、同状態にて合成樹脂4を固化させることもできる。
【0066】そして、合成樹脂4は、繊維10に吹付ける
以外に塗布することもでき、繊維10に合成樹脂4を所望
の均一な肉厚で付着させることができれば、これらに限
られるものではない。
【0067】強化パネルAの肉厚は、1mm前後の薄肉
に形成して、可撓性を保持させることができると共に、
同強化パネルAを複数に積層して所望の肉厚に形成する
こともできる。
【0068】図12は、他の実施例としての繊維10及び
同繊維10の引張手段を示している。
【0069】すなわち、繊維10を形成する縦方向及び横
方向の繊維2を複数本づつまとめて引張具12により引張
するようにしている。
【0070】このようにして、繊維2自体に直接引張力
を加えることができるようにして、適正な引張力を織物
10に与えることができるようにしている。
【0071】図13は、強化パネルAの第1応用例とし
ての合成強化パネルBを示しており、同合成強化パネル
Bは、強化パネルAの両側面に合成樹脂製の板材5,5
を張設して形成している。
【0072】このようにして、合成強化パネルBでは、
板材5,5により強化パネルAよりも強度を増大させて
いる。
【0073】図14は、強化パネルAの第2応用例とし
ての合成強化パネルBを示しており、同合成強化パネル
Bは、各板材5の内側面部にそれぞれ複数の凹部6を形
成している。
【0074】このようにして、強化パネルAの強度を確
保したまま、合成強化パネルBの重量の軽減を図ってい
る。
【0075】図15は、強化パネルの第3応用例として
の合成強化パネルBを示しており、同合成強化パネルB
は、合成樹脂製の板材5の一側面部に複数の凹部6を形
成し、同凹部6を形成した板材5の側面に強化パネルA
を張設している。
【0076】そして、かかる合成強化パネルBでは、板
材5の肉厚を強化パネルAの肉厚の略2倍に形成して、
合成強化パネルBの一側部に、あらかじめ力を作用させ
て強化している強化パネルAを配置している。
【0077】このようにして、例えば、強化パネルAの
パネル本体1に織物10により圧縮力を作用させておくこ
とにより、合成強化パネルBを使用する際に、強化パネ
ルAを引張力が作用する側に配置することにより、使用
時に作用する引張力が、あらかじめパネル本体1に作用
させている圧縮力により相殺されて、合成強化パネルB
の強度を確保することができるようにしている。
【0078】図16は、第4応用例としての合成強化パ
ネルBを示しており、左右一対の強化パネルA,A間に
合成樹脂製の板材5を介在させて一体化させている。
【0079】このようにして、合成強化パネルBの両側
面部に、あらかじめ引張力又は圧縮力を作用させてお
き、使用時に各側面部に作用する圧縮力又は引張力を相
殺することができるようにして、合成強化パネルBの強
度を確保することができるようにしている。
【0080】なお、本実施例に係る強化パネルAや合成
強化パネルBは、特に、コンクリートの型枠成形部材と
して利用するのが好ましいが、何らこれに限られるもの
ではない。
【0081】
【発明の効果】本発明によれば、次のような効果が得ら
れる。
【0082】 合成樹脂製のパネル本体中に、あらか
じめ力を加えた繊維又は同繊維を織って形成した織物を
埋設して、同繊維に加えた力をパネル本体に作用させ
て、同パネル本体を強化しているために、強化パネルを
軽量化することができると共に、剛性を高く確保するこ
とができ、高い使用頻度にも耐え得るものとすることが
できる。
【0083】 あらかじめ応力を加えた繊維又は織物
により、機械的衝撃・熱的衝撃を吸収することができる
ために、強化パネルのひび割れや欠損等を防止すること
ができる。
【0084】 合成樹脂製のパネル本体と繊維又は織
物とから形成しているために、強化パネル自体が変色し
たり、錆びることがなく、同強化パネルの外的美観を良
好に確保することができる。
【0085】 軽量で、加工・組立てが容易であるた
めに、幅広い産業分野で利用することができる。
【0086】 大量生産が可能で、製造コストを安価
なものにすることができる。
【0087】 繊維として導電性繊維を利用した場合
には、同導電性繊維により強化パネルに発熱性又は吸熱
性をもたせることができる。
【0088】従って、かかる強化パネルにより、例え
ば、コンクリートの型枠を成形した場合には、冬期・夏
期等の外的温度条件に応じて型枠を発熱又は吸熱させ
て、養生温度を適宜調節することができて、養生効率を
高めることができる。
【0089】 繊維として形状記憶繊維を使用した場
合には、同形状記憶繊維を所定の温度で伸長又は収縮さ
せて、パネル本体を適宜補強することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る強化パネルの正面図。
【図2】図1のI−I線断面図。
【図3】同強化パネルの製造説明図。
【図4】第1実施例としての強化パネルを具備する合成
強化パネルの断面図。
【図5】第2実施例としての強化パネルを具備する合成
強化パネルの断面図。
【図6】第3実施例としての強化パネルを具備する合成
強化パネルの断面図。
【図7】第4実施例としての強化パネルを具備する合成
強化パネルの断面図。
【図8】第5実施例としての強化パネルを具備する合成
強化パネルの断面図。
【図9】第6実施例としての強化パネルの一部切欠正面
図。
【図10】図9のII-II 線断面図。
【図11】同強化パネルの製造説明図。
【図12】他実施例としての強化パネルの製造説明図。
【図13】強化パネルの第1応用例としての合成強化パ
ネルの断面図。
【図14】強化パネルの第2応用例としての合成強化パ
ネルの断面図。
【図15】強化パネルの第3応用例としての合成強化パ
ネルの断面図。
【図16】強化パネルの第4応用例としての合成強化パ
ネルの断面図。
【符号の説明】
A 強化パネル B 合成強化パネル 1 パネル本体 2 繊維 3 パネル本体 4 合成樹脂 5 板材 6 凹部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小川 敏幸 大分県大分市舞鶴町1丁目7番1号 株式 会社佐藤組内 (72)発明者 甲斐 厚 大分県大分市舞鶴町1丁目7番1号 株式 会社佐藤組内 (72)発明者 三輪 崇夫 大分県大分市舞鶴町1丁目7番1号 株式 会社佐藤組内 (72)発明者 金子 佳生 大分県大分市舞鶴町1丁目7番1号 株式 会社佐藤組内 (72)発明者 佐藤 光雄 大分県大分市舞鶴町1丁目7番1号 株式 会社佐藤組内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 合成樹脂により板状に成形したパネル本
    体と、同パネル本体の前後幅方向若しくは左右幅方向の
    少なくともいずれか一方向に沿わせて伸延させると共
    に、力を加えてパネル本体中に埋設した繊維とから形成
    し、同繊維に加えた力をパネル本体に作用させて、同パ
    ネル本体を強化したことを特徴とする強化パネル。
  2. 【請求項2】 繊維を織って成形した織物を、前後幅方
    向若しくは左右幅方向の少なくともいずれか一方向に力
    を加えた後、同織物に合成樹脂を塗布し又は吹付けて固
    化させることにより形成し、同繊維に加えた力を固化し
    た合成樹脂に作用させて強化したことを特徴とする強化
    パネル。
  3. 【請求項3】 繊維を織って成形した織物に、合成樹脂
    を塗布し又は吹付け、同繊維を前後幅方向若しくは左右
    幅方向の少なくともいずれか一方向に力を加えた状態で
    合成樹脂を固化させることにより形成し、同繊維に加え
    た力を固化した合成樹脂に作用させて強化したことを特
    徴とする強化パネル。
  4. 【請求項4】 繊維としては、炭素繊維、炭化珪素繊
    維、アラミド繊維、高分子ポリエチレン繊維、スーパー
    エンプラ系繊維、導電性繊維、及び形状記憶繊維のうち
    の少なくともいずれか一種を使用したことを特徴とする
    請求項1〜3のいずれかに記載の強化パネル。
  5. 【請求項5】 合成樹脂としては、繊維強化(混入)樹
    脂、導電性樹脂を使用したことを特徴とする請求項1〜
    4のいずれかに記載の強化パネル。
JP3267695A 1994-03-17 1995-02-21 強化パネル Pending JPH07305499A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3267695A JPH07305499A (ja) 1994-03-17 1995-02-21 強化パネル

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4746394 1994-03-17
JP6-47463 1994-03-17
JP3267695A JPH07305499A (ja) 1994-03-17 1995-02-21 強化パネル

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07305499A true JPH07305499A (ja) 1995-11-21

Family

ID=26371255

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3267695A Pending JPH07305499A (ja) 1994-03-17 1995-02-21 強化パネル

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07305499A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20010069296A (ko) * 2001-03-03 2001-07-25 기덕연 평면 거푸집용 폴리에틸렌 패널
KR101450915B1 (ko) * 2006-03-24 2014-10-14 파이크 코포레이션 강화 복합재료 폭발 벤트

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20010069296A (ko) * 2001-03-03 2001-07-25 기덕연 평면 거푸집용 폴리에틸렌 패널
KR101450915B1 (ko) * 2006-03-24 2014-10-14 파이크 코포레이션 강화 복합재료 폭발 벤트

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6411643B2 (ja) 補強複合材構造
CA2144295C (en) Core-board
US10220578B2 (en) Fiber composite material component, and method for producing a fiber composite material component
KR20070056000A (ko) 열성형 가능한 음향 물품
WO1999048726A1 (en) Hollow frp bumper
CA2838100C (en) Masterless layup mandrel tool
JPH07305499A (ja) 強化パネル
DE102011004984A1 (de) Bauteil für Schienenfahrzeuge
NZ565361A (en) Structural elements made from syntactic foam sandwich panels
US20050000186A1 (en) Method of manufacturing structural units
DK2800657T3 (en) Original form structure
KR101995848B1 (ko) 복합 섬유 부품 및 복합 섬유 부품의 제조 방법
JPH10504359A (ja) コンクリート製の型枠パネル
Larrodé et al. A new concept of a bus structure made of composite materials by using continuous transversal frames
JP2016529437A (ja) 複合構造部材を製造するための方法、複合構造部材、及び風力発電装置
CN211114568U (zh) 用于pc混凝土外饰板与轻钢骨架的连接装置
CN109131568A (zh) 一种轻量化平板半挂车车体
JP3860783B2 (ja) 既設構造物被覆用部材及び既設構造物被覆方法
JP2009160879A (ja) 強化繊維樹脂構造体の製造方法
JP2009126175A (ja) 長繊維による三次元的繊維補強構造体の製造方法
GB2393932A (en) Surface preparation
CA2611344C (en) Insulating sheet and refrigerated trailer components formed from same
EP1541780A1 (en) Panel used to produce formwork
JPH11170287A (ja) 圧縮成形用金型の製造方法
JP2005144988A (ja) 粗面材付きコンクリート部材の製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040120

A02 Decision of refusal

Effective date: 20040518

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02