JPH0730485B2 - 粗糸ボビンの搬送方法 - Google Patents
粗糸ボビンの搬送方法Info
- Publication number
- JPH0730485B2 JPH0730485B2 JP60199197A JP19919785A JPH0730485B2 JP H0730485 B2 JPH0730485 B2 JP H0730485B2 JP 60199197 A JP60199197 A JP 60199197A JP 19919785 A JP19919785 A JP 19919785A JP H0730485 B2 JPH0730485 B2 JP H0730485B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bobbin
- roving
- machine
- rail
- spinning
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D01—NATURAL OR MAN-MADE THREADS OR FIBRES; SPINNING
- D01H—SPINNING OR TWISTING
- D01H9/00—Arrangements for replacing or removing bobbins, cores, receptacles, or completed packages at paying-out or take-up stations ; Combination of spinning-winding machine
- D01H9/18—Arrangements for replacing or removing bobbins, cores, receptacles, or completed packages at paying-out or take-up stations ; Combination of spinning-winding machine for supplying bobbins, cores, receptacles, or completed packages to, or transporting from, paying-out or take-up stations ; Arrangements to prevent unwinding of roving from roving bobbins
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Textile Engineering (AREA)
- Replacing, Conveying, And Pick-Finding For Filamentary Materials (AREA)
- Spinning Or Twisting Of Yarns (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明はＲ、Ｌ側夫々２列の合計四列のボビン列を有
する精紡機と玉揚装置を有する粗紡機との間における粗
糸ボビンの搬送方法に関するものである。
する精紡機と玉揚装置を有する粗紡機との間における粗
糸ボビンの搬送方法に関するものである。
従来の技術とその問題点 近年に至り省力化による無人操業が行なわれるように、
その為精紡機のクリールにＲ、Ｌ側夫々１列の合計２列
の予備レールを配設し、粗紡機位置にドッフィングレー
ルを配設し、予備レールとドッフィングレールをメーン
レールで連結して搬送レールを構成し、搬送レールに多
数のボビンハンガーを有するボビンキャリッジを移動自
在に設け、粗紡機から玉揚げした粗糸ボビンをボビンキ
ャリッジに吊下げて精紡機に搬送することが行われてい
る。
その為精紡機のクリールにＲ、Ｌ側夫々１列の合計２列
の予備レールを配設し、粗紡機位置にドッフィングレー
ルを配設し、予備レールとドッフィングレールをメーン
レールで連結して搬送レールを構成し、搬送レールに多
数のボビンハンガーを有するボビンキャリッジを移動自
在に設け、粗紡機から玉揚げした粗糸ボビンをボビンキ
ャリッジに吊下げて精紡機に搬送することが行われてい
る。
然しながら周知のように粗紡機の錘数は、精紡機の錘数
より大巾に少なく、粗紡機から玉揚げした一回分の満ボ
ビンでは精紡機の一回分の篠換えに不足するので、従来
はボビンキャリッジのボビンハンガー数を精紡機のボビ
ン列のボビン数に対応させておき、粗紡機で玉揚げした
満ボビンをストックしておき、精紡機からの一回の玉揚
げで不足する分はストックしてある満ボビンを振り分け
てボビンハンガーに吊下しており、満ボビンのストック
や満ボビンの振り分けに困難を来たしているのが実状で
ある。特に特開昭53−38725号公報や特開昭55−128025
号公報に示されている多錘のロング精紡機では更にこの
傾向が増大する問題があった。
より大巾に少なく、粗紡機から玉揚げした一回分の満ボ
ビンでは精紡機の一回分の篠換えに不足するので、従来
はボビンキャリッジのボビンハンガー数を精紡機のボビ
ン列のボビン数に対応させておき、粗紡機で玉揚げした
満ボビンをストックしておき、精紡機からの一回の玉揚
げで不足する分はストックしてある満ボビンを振り分け
てボビンハンガーに吊下しており、満ボビンのストック
や満ボビンの振り分けに困難を来たしているのが実状で
ある。特に特開昭53−38725号公報や特開昭55−128025
号公報に示されている多錘のロング精紡機では更にこの
傾向が増大する問題があった。
問題点を解決するための手段 本発明は、上記問題を解決することを目的とし、粗紡機
と精紡機との錘数の割合を予め1:8に設定して粗紡機の
錘数と精紡クリールのボビン列のボビン数の割合を1:2
にしておき、ボビンキャリッジを精紡機のボビン列の半
分の長さに対応する短い長さに形成してそのボビンキャ
リッジに精紡クリールのボビン列のボビン数の半分に対
応するボビンハンガーを一列状態に備えておき、粗紡機
のドッフィングレール位置で粗紡機から玉揚げした１回
分の玉揚げ粗糸ボビンの総てを１本のボビンキャリッジ
のボビンハンガーに吊下した後そのボビンキャリッジを
精紡機の予備レールに直接移送し、その後粗紡機のドッ
フィングレール位置で粗紡機から玉揚げした１回分の玉
揚げ粗糸ボビンの総てを別の１本のボビンキャリッジの
ボビンハンガーに吊下した後そのボビンキャリッジを精
紡機の前記予備レールに直接移送して先のボビンキャリ
ッジに接続し、予備レール位置で接続した２本のボビン
キャリッジに吊下された各粗糸ボビンをクリールのボビ
ン列の各ボビンに対応させて成ることを特徴としてい
る。
と精紡機との錘数の割合を予め1:8に設定して粗紡機の
錘数と精紡クリールのボビン列のボビン数の割合を1:2
にしておき、ボビンキャリッジを精紡機のボビン列の半
分の長さに対応する短い長さに形成してそのボビンキャ
リッジに精紡クリールのボビン列のボビン数の半分に対
応するボビンハンガーを一列状態に備えておき、粗紡機
のドッフィングレール位置で粗紡機から玉揚げした１回
分の玉揚げ粗糸ボビンの総てを１本のボビンキャリッジ
のボビンハンガーに吊下した後そのボビンキャリッジを
精紡機の予備レールに直接移送し、その後粗紡機のドッ
フィングレール位置で粗紡機から玉揚げした１回分の玉
揚げ粗糸ボビンの総てを別の１本のボビンキャリッジの
ボビンハンガーに吊下した後そのボビンキャリッジを精
紡機の前記予備レールに直接移送して先のボビンキャリ
ッジに接続し、予備レール位置で接続した２本のボビン
キャリッジに吊下された各粗糸ボビンをクリールのボビ
ン列の各ボビンに対応させて成ることを特徴としてい
る。
実施例 次に本願方法を、実施例を示す図面によって詳細に説明
する。図面においてRMは粗紡機で、この粗紡機は生産性
の向上を期するため現在製造可能な最大多錘台である12
0錘の機台を採用している。次に精紡機SF1、SF2は粗紡
機RMに対応させ、粗紡機RMの８回分の玉揚（以後ドッフ
と称す）で全錘の篠換が行ない得るように960錘とし、
粗紡機RMと各精紡機SF1、SF2の錘数の割合は1:8となっ
ている。精紡機SF1、SF2は周知のように機台上面にボビ
ンクリール１が設けられ、該ボビンクリール１には第３
図に示すように、Ｒ、Ｌ側夫々２列計４列のボビン列３
が設けられている。各ボビン列３のボビンはボビンハン
ガー５に吊架され、一列のボビン列３が一回の作業単位
として篠換が行なわれるが、本願の場合960錘であるか
ら一列240錘分の240本の満ボビン２、即ち粗紡機RMの２
ドッフ分の満ボビン２が吊架されている。
する。図面においてRMは粗紡機で、この粗紡機は生産性
の向上を期するため現在製造可能な最大多錘台である12
0錘の機台を採用している。次に精紡機SF1、SF2は粗紡
機RMに対応させ、粗紡機RMの８回分の玉揚（以後ドッフ
と称す）で全錘の篠換が行ない得るように960錘とし、
粗紡機RMと各精紡機SF1、SF2の錘数の割合は1:8となっ
ている。精紡機SF1、SF2は周知のように機台上面にボビ
ンクリール１が設けられ、該ボビンクリール１には第３
図に示すように、Ｒ、Ｌ側夫々２列計４列のボビン列３
が設けられている。各ボビン列３のボビンはボビンハン
ガー５に吊架され、一列のボビン列３が一回の作業単位
として篠換が行なわれるが、本願の場合960錘であるか
ら一列240錘分の240本の満ボビン２、即ち粗紡機RMの２
ドッフ分の満ボビン２が吊架されている。
６は、精紡機RMと精紡機SF1、SF2間に配設された搬送レ
ールで、メーンレール７と、メーンレールより分岐し粗
紡機RMの前面に至っているドッフィングレール８と、同
様にメーンレール７から分岐し、精紡機SF1、SF2のＲ、
Ｌ側に位置する予備レール９と、更にメーンレール７の
途中部分をバイパスしてその略中間付近に自動残篠除去
装置A.R.Sが設けられたバイパスレール10とからなり、
これ等の各レールの夫々は高架式に地上より所定の高さ
に保持されている。又上記した移送レール６は全体とし
て開回路となっており、一本のメーンレール７によって
満、空ボビン２、４の搬送が行なわれるようになってい
る。搬送レール６には多数のボビンハンガー５を有する
ボビンキャリッジ11が移動自在に設けられ、特開昭60−
67368号に示されているように駆動装置12によって移動
されるようになっている。このボビンキャリッジ11のボ
ビンハンガー５の数は精紡機のボビン列３の半分のボビ
ン数即ち120に設定して粗紡機の錘数に一致させてあ
る。満、空ボビン２、４は粗紡機での１ドッフ分を１搬
送単位とし、ボビンキャリッジ11のボビンハンガー５に
吊下して搬送する。ボビンキャリッジ、ボビンキャリッ
ジ11を搬送レール６に沿って走行させる駆動装置12、各
レールの分岐点において所定方向に搬送させるべく切換
える切換装置13等は、上記特開昭60−67368号に限定さ
れるものでなく、粗紡機１ドッフ分の満、空ボビン２、
４を一搬送単位として所定の順序に従って搬送し得るも
のであれば、従来公知のものより適宜に選択使用可能で
ある。
ールで、メーンレール７と、メーンレールより分岐し粗
紡機RMの前面に至っているドッフィングレール８と、同
様にメーンレール７から分岐し、精紡機SF1、SF2のＲ、
Ｌ側に位置する予備レール９と、更にメーンレール７の
途中部分をバイパスしてその略中間付近に自動残篠除去
装置A.R.Sが設けられたバイパスレール10とからなり、
これ等の各レールの夫々は高架式に地上より所定の高さ
に保持されている。又上記した移送レール６は全体とし
て開回路となっており、一本のメーンレール７によって
満、空ボビン２、４の搬送が行なわれるようになってい
る。搬送レール６には多数のボビンハンガー５を有する
ボビンキャリッジ11が移動自在に設けられ、特開昭60−
67368号に示されているように駆動装置12によって移動
されるようになっている。このボビンキャリッジ11のボ
ビンハンガー５の数は精紡機のボビン列３の半分のボビ
ン数即ち120に設定して粗紡機の錘数に一致させてあ
る。満、空ボビン２、４は粗紡機での１ドッフ分を１搬
送単位とし、ボビンキャリッジ11のボビンハンガー５に
吊下して搬送する。ボビンキャリッジ、ボビンキャリッ
ジ11を搬送レール６に沿って走行させる駆動装置12、各
レールの分岐点において所定方向に搬送させるべく切換
える切換装置13等は、上記特開昭60−67368号に限定さ
れるものでなく、粗紡機１ドッフ分の満、空ボビン２、
４を一搬送単位として所定の順序に従って搬送し得るも
のであれば、従来公知のものより適宜に選択使用可能で
ある。
次に本願における、満、空ボビン２、４の搬送サイクル
について説明する。尚、複数台の粗紡機と複数台の精紡
機が、所定割合の台数で連結されて作業を行なうもので
あるが、以下に詳記する搬送サイクルの説明に当って
は、最小の組合せ単位である粗紡記RMが１台に対し精紡
機SF1、SF2が２台の組合せについて説明する。
について説明する。尚、複数台の粗紡機と複数台の精紡
機が、所定割合の台数で連結されて作業を行なうもので
あるが、以下に詳記する搬送サイクルの説明に当って
は、最小の組合せ単位である粗紡記RMが１台に対し精紡
機SF1、SF2が２台の組合せについて説明する。
また満、空ボビン２、４の搬送は、連続作業であり、状
況が常に変化するが、説明の基準として図中精紡機SF2
の予備レール９が空の状態で満ボビン２を要求してお
り、精紡機SF1の予備レール９に空ボビン４（残糸が巻
付いた処理前のボビン）を吊架したボビンキャリッジ11
が装着されて空ボビン４の引取りを要求し、又粗紡機RM
のドッフィングレール８には満ボビン４を吊架したボビ
ンキャリッジ11が待機している状態より説明を始める。
況が常に変化するが、説明の基準として図中精紡機SF2
の予備レール９が空の状態で満ボビン２を要求してお
り、精紡機SF1の予備レール９に空ボビン４（残糸が巻
付いた処理前のボビン）を吊架したボビンキャリッジ11
が装着されて空ボビン４の引取りを要求し、又粗紡機RM
のドッフィングレール８には満ボビン４を吊架したボビ
ンキャリッジ11が待機している状態より説明を始める。
精紡機SF1の空ボビン４引取り要求及び精紡機SF2の満ボ
ビン要求により、精紡機SF1のＲ側の２本のボビンキャ
リッジ11の内、メーンレール７側に位置する120本の空
ボビン４を吊架（粗紡機の錘数に対応）した一本のボビ
ンキャリッジ11が搬送される。このボビンキャリッジ11
は、予備レール９からメーンレール７を経てバイパスレ
ール10に入り、A.R.Sに至って残糸の剥ぎ取りが開始さ
れる。この場合精紡機のボビン列３が240錘できわめて
長いものあっても、ボビンキャリッジ11はボビン列３の
長さの約半分の長さであるので、バイパスレール10の長
さを短くできる。
ビン要求により、精紡機SF1のＲ側の２本のボビンキャ
リッジ11の内、メーンレール７側に位置する120本の空
ボビン４を吊架（粗紡機の錘数に対応）した一本のボビ
ンキャリッジ11が搬送される。このボビンキャリッジ11
は、予備レール９からメーンレール７を経てバイパスレ
ール10に入り、A.R.Sに至って残糸の剥ぎ取りが開始さ
れる。この場合精紡機のボビン列３が240錘できわめて
長いものあっても、ボビンキャリッジ11はボビン列３の
長さの約半分の長さであるので、バイパスレール10の長
さを短くできる。
次に満ボビン４を吊架してドッフィングレール８に待機
しているボビンキャリッジ11が、ドッフィングレール８
からメーンレール７を搬送され、満ボビン２を要求して
いる精紡機SF2のＲ側の予備レール９に送り込まれる。
この間にA.R.Sによる残糸処理が行なわれ、120錘全部の
処理が完了するとこれを吊架したボビンキャリッジ11
は、バイパスレール10よりメーンレール７を経てドッフ
ィングレール８に入り、粗紡機RMのボビンが満ボビン２
となった処で、満、空ボビン２、４の入換即ち玉揚げが
行なわれ、今迄空ボビン４を吊架していたボビンキャリ
ッジ11には満ボビン２が吊架され、上記スタート時の状
態と同じ状態となる。
しているボビンキャリッジ11が、ドッフィングレール８
からメーンレール７を搬送され、満ボビン２を要求して
いる精紡機SF2のＲ側の予備レール９に送り込まれる。
この間にA.R.Sによる残糸処理が行なわれ、120錘全部の
処理が完了するとこれを吊架したボビンキャリッジ11
は、バイパスレール10よりメーンレール７を経てドッフ
ィングレール８に入り、粗紡機RMのボビンが満ボビン２
となった処で、満、空ボビン２、４の入換即ち玉揚げが
行なわれ、今迄空ボビン４を吊架していたボビンキャリ
ッジ11には満ボビン２が吊架され、上記スタート時の状
態と同じ状態となる。
而してこの状態で精紡機SF2、SF1は満ボビン要求及び空
ボビン引取り要求を行なっているので、上記したと同様
の順序にて精紡機SF1から空ボビン４を引取り、同様に
精紡機SF2に満ボビン２を供給し、これを連続して四回
繰返すことにより精紡機SF1の予備レール９上から全て
の空ボビン４を引き取り、精紡機SF2の予備レール９に
夫々篠交換に必要な片側240本の合計480本の満ボビン２
が供給される。以上のように本願では、粗紡機RMと精紡
機SF1、SF2との錘数を1:8の割合に設定していることに
より、粗紡機RMから玉揚される２ドッフ分の満ボビン２
で片側一回分の篠換が可能となる。
ボビン引取り要求を行なっているので、上記したと同様
の順序にて精紡機SF1から空ボビン４を引取り、同様に
精紡機SF2に満ボビン２を供給し、これを連続して四回
繰返すことにより精紡機SF1の予備レール９上から全て
の空ボビン４を引き取り、精紡機SF2の予備レール９に
夫々篠交換に必要な片側240本の合計480本の満ボビン２
が供給される。以上のように本願では、粗紡機RMと精紡
機SF1、SF2との錘数を1:8の割合に設定していることに
より、粗紡機RMから玉揚される２ドッフ分の満ボビン２
で片側一回分の篠換が可能となる。
尚上記実施例において錘数の割合は1:8で120:960錘とな
っているが、粗紡機が100錘の場合は精紡機は800錘100:
800錘となり、１ドッフ100本となる。
っているが、粗紡機が100錘の場合は精紡機は800錘100:
800錘となり、１ドッフ100本となる。
発明の効果 本発明は、粗紡機と精紡機との錘数を1:8の割合にする
と共にボビンキャリッジを精紡機のボビン列の半分に対
応する短い長さに形成し、粗紡機の玉揚げ毎に粗糸ボビ
ンを１本のボビンキャリッジに一列状態に吊下して予備
レールに直接移送するので、粗紡機の玉揚げ毎に玉揚げ
した総ての粗糸ボビンを精紡機に直ちに搬送できて粗糸
ボビンの搬送を簡略化できると共に粗糸ボビン数の編成
作業を省くことができて省力化できる。また精紡クリー
ルのボビン列の長さの約半分の長さの短いボビンキャリ
ッジの移動によって粗糸ボビンを搬送でき、精紡機がロ
ング台であっても予備レールへの粗糸ボビンの搬送を小
さい力で容易にできると共に搬送レールの長さを短くで
きて搬送レールの配置設計を容易にできる。また粗紡機
での玉揚げ１回分の粗糸ボビンを搬送単位とし、玉揚げ
２回分の粗糸ボビンの搬送によって精紡機の予備レール
にボビン交換用の総ての粗糸ボビンを供給するようにし
たので、粗紡機と精紡機との間の粗糸ボビンの搬送を効
率良く行うことができる。
と共にボビンキャリッジを精紡機のボビン列の半分に対
応する短い長さに形成し、粗紡機の玉揚げ毎に粗糸ボビ
ンを１本のボビンキャリッジに一列状態に吊下して予備
レールに直接移送するので、粗紡機の玉揚げ毎に玉揚げ
した総ての粗糸ボビンを精紡機に直ちに搬送できて粗糸
ボビンの搬送を簡略化できると共に粗糸ボビン数の編成
作業を省くことができて省力化できる。また精紡クリー
ルのボビン列の長さの約半分の長さの短いボビンキャリ
ッジの移動によって粗糸ボビンを搬送でき、精紡機がロ
ング台であっても予備レールへの粗糸ボビンの搬送を小
さい力で容易にできると共に搬送レールの長さを短くで
きて搬送レールの配置設計を容易にできる。また粗紡機
での玉揚げ１回分の粗糸ボビンを搬送単位とし、玉揚げ
２回分の粗糸ボビンの搬送によって精紡機の予備レール
にボビン交換用の総ての粗糸ボビンを供給するようにし
たので、粗紡機と精紡機との間の粗糸ボビンの搬送を効
率良く行うことができる。
図面は本願の実施例を示し、第１図は搬送レールの配置
図、第２図はボビンキャリッジの側面図、第３図は精紡
機の側面図である。 ２……満ボビン、４……空ボビン、６……搬送レール、
７……メーンレール、８……ドッフィングレール、９…
…予備レール、RM……粗紡機、SF……精紡機
図、第２図はボビンキャリッジの側面図、第３図は精紡
機の側面図である。 ２……満ボビン、４……空ボビン、６……搬送レール、
７……メーンレール、８……ドッフィングレール、９…
…予備レール、RM……粗紡機、SF……精紡機
Claims (1)
- 【請求項１】Ｒ、Ｌ側夫々２列のボビン列を有する精紡
機のクリールに配設したＲ、Ｌ側の予備レールと粗紡機
位置に配設したドッフィングレールをメーンレールで連
結して搬送レールを構成し、搬送レールにボビンキャリ
ッジを移動自在に設け、粗紡機から玉揚げした粗糸ボビ
ンをボビンキャリッジのボビンハンガーに吊下げて精紡
機に搬送する粗糸ボビンの搬送方法において、粗紡機と
精紡機との錘数の割合を予め1:8に設定して粗紡機の錘
数と精紡クリールのボビン列のボビン数の割合を1:2に
しておき、ボビンキャリッジを精紡機のボビン列の半分
の長さに対応する短い長さに形成してそのボビンキャリ
ッジに精紡クリールのボビン列のボビン数の半分に対応
するボビンハンガーを一列状態に備えておき、粗紡機の
ドッフィングレール位置で粗紡機から玉揚げした１回分
の玉揚げ粗糸ボビンの総てを１本のボビンキャリッジの
ボビンハンガーに吊下した後そのボビンキャリッジを精
紡機の予備レールに直接移送し、その後粗紡機のドッフ
ィングレール位置で粗紡機から玉揚げした１回分の玉揚
げ粗糸ボビンの総てを別の１本のボビンキャリッジのボ
ビンハンガーに吊下した後そのボビンキャリッジを精紡
機の前記予備レールに直接移送して先のボビンキャリッ
ジに接続し、予備レール位置で接続した２本のボビンキ
ャリッジに吊下された各粗糸ボビンをクリールのボビン
列の各ボビンに対応させて成る粗糸ボビンの搬送方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60199197A JPH0730485B2 (ja) | 1985-09-09 | 1985-09-09 | 粗糸ボビンの搬送方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60199197A JPH0730485B2 (ja) | 1985-09-09 | 1985-09-09 | 粗糸ボビンの搬送方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6262931A JPS6262931A (ja) | 1987-03-19 |
| JPH0730485B2 true JPH0730485B2 (ja) | 1995-04-05 |
Family
ID=16403755
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60199197A Expired - Lifetime JPH0730485B2 (ja) | 1985-09-09 | 1985-09-09 | 粗糸ボビンの搬送方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0730485B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN108048965A (zh) * | 2018-01-26 | 2018-05-18 | 江苏大生集团有限公司 | 用于粗细联轨道系统的立体式纱架 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN110735199B (zh) * | 2019-11-26 | 2024-06-18 | 宜昌经纬纺机有限公司 | 一种自动换纱的外纱架装置 |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5338725A (en) * | 1976-09-15 | 1978-04-10 | Zinser Textilmaschinen Gmbh | Spinning machine long sideways |
| JPS55128025A (en) * | 1979-03-23 | 1980-10-03 | Zinser Textilmaschinen Gmbh | Long and large fiber machine working as fine spinning frame * especially ring fine spinning frame orflyer |
| JPS5881624A (ja) * | 1981-11-04 | 1983-05-17 | Howa Mach Ltd | 粗紡機 |
-
1985
- 1985-09-09 JP JP60199197A patent/JPH0730485B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5338725A (en) * | 1976-09-15 | 1978-04-10 | Zinser Textilmaschinen Gmbh | Spinning machine long sideways |
| JPS55128025A (en) * | 1979-03-23 | 1980-10-03 | Zinser Textilmaschinen Gmbh | Long and large fiber machine working as fine spinning frame * especially ring fine spinning frame orflyer |
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| CN108048965A (zh) * | 2018-01-26 | 2018-05-18 | 江苏大生集团有限公司 | 用于粗细联轨道系统的立体式纱架 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6262931A (ja) | 1987-03-19 |
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