JPH07303045A - ハフマン復号化装置 - Google Patents

ハフマン復号化装置

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JPH07303045A
JPH07303045A JP11421494A JP11421494A JPH07303045A JP H07303045 A JPH07303045 A JP H07303045A JP 11421494 A JP11421494 A JP 11421494A JP 11421494 A JP11421494 A JP 11421494A JP H07303045 A JPH07303045 A JP H07303045A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】復号速度が速くかつ装置規模の小さいハフマン
復号化装置を提供することである。 【構成】任意の符号長を有する複数のハフマン符号を復
号するためのハフマン復号化装置であって、前記複数の
ハフマン符号の各符号長毎に発生頻度を出力する複数の
ブロックからなる発生頻度導出手段と、入力されたハフ
マン符号の符号長に基づいて、前記複数のブロックのい
ずれかを選択するアドレス選択手段と、選択されたブロ
ックからの出力をアドレス信号として受け対応する復号
データを読み出す出力手段を備え、前記複数のブロック
の各々は、各符号長毎に、復号に必要な初期データを記
憶する初期データ記憶手段と、符号長に等しいビット長
の圧縮データと初期データとを演算する演算手段を含
む、ハフマン復号化装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ハフマン符号化方式
により符号化されたハフマン符号を復号するためのハフ
マン復号化回路に関する。
【0002】
【従来の技術】画像データは非常に多くの情報量を含ん
でいる。そのため、画像データをそのままの形で処理す
るのは、メモリ容量および通信速度の点で実用的ではな
い。そこで、画像データ圧縮技術が必要となってくる。
画像データ圧縮の国際標準の1つとしてJPEG(Jo
int Photographic Expert G
roup)があり、非可逆符号化を行なうDCT(離散
コサイン変換)方式と、二次元空間でDPCM(Dif
ferential PCM)を行なう可逆符号化方式
が採用されている。以下、DCT方式の画像データ圧縮
を説明する。
【0003】図3は、DCT方式を実行するためのシス
テムの基本構成を示すブロック図である。符号化側で
は、DCT装置100が、入力される原画像データにD
CT変換を行ない、DCT係数を出力する。量子化器2
00は、量子化テーブル400を参照してDCT係数に
量子化処理を行ない、量子化されたDCT係数(以下、
量子化DCT係数と呼ぶ)を出力する。エントロピー符
号化器300は、符号化テーブル500を参照して量子
化DCT係数にエントロピー符号化処理を行ない、圧縮
データを出力する。エントロピー符号化の方式としてハ
フマン符号化方式が用いられる。復号化側では、エント
ロピー復号器600が、符号化テーブル500を参照し
て圧縮データにエントロピー復号化処理を行ない、量子
化DCT係数を出力する。逆量子化器700は、量子化
テーブル400を参照して量子化DCT係数に逆量子化
処理を行ない、DCT係数を出力する。逆DCT装置8
00は、DCT係数に逆DCT変換を行ない、再生画像
データを出力する。
【0004】図4に示すように、各圧縮データ(符号デ
ータ)は可変長のハフマン符号および可変長の付加ビッ
トからなる。ハフマン符号の符号長および付加ビットの
符号長は各圧縮データによって異なる。
【0005】図5は、従来のハフマン復号化回路の主要
部の構成を示すブロック図である。ハフマンテーブル5
1は、mワードの記憶容量を有するメモリ回路からな
る。ここで、mはハフマン符号の総符号数を表わす。メ
モリ回路としては、スタティックランダムアクセスメモ
リ(SRAM)、ダイナミックランダムアクセスメモリ
(DRAM)等が用いられる。ハフマンテーブル51の
アドレス入力端子ADには、圧縮データの該当するハフ
マン符号の発生頻度がアドレス信号として与えられる。
ハフマンテーブル51内の各アドレスには、そのアドレ
スが表すハフマン符号に対応する復号データが格納され
る。
【0006】またこの方式は、初期設定の段階で各ハフ
マン符号長(L)毎に、最大ハフマン符号値であるMa
xコード(L)、最小ハフマン符号値であるMinコー
ド(L)、Minコード(L)の発生頻度であるP
(L)を記憶しておかなければならず、各コードは最大
ハフマン符号長に相当するワード長を用意する必要があ
る。
【0007】そして、まず圧縮データの第1ビットD0
とMaxコード(1)との比較を行なう。それと同時に
圧縮データ第1ビットD0とMinコード(1)の減算
を行ない、その解とMinコード(1)の発生頻度の加
算を行なうことによって、当該ハフマン符号の発生頻度
(以下Q(L)と記す)を導出する。式で表わすと次式
になる。 Q(L)=DLーMinコード(L)+P(L)
【0008】次に、発生頻度Q(L)をアドレスとして
ハフマンテーブル51に入力し、復号データが読み出さ
れる。この復号データを最終的に出力するかどうかは、
圧縮データの第1ビットD0とMaxコード(1)との
比較結果によって決定する。ここで出力しないと決定さ
れた場合、次の周期で圧縮データの第1ないし第2ビッ
トD0〜D1とMaxコード(2),Minコード
(2),Minコード(2)の発生頻度を用いて同様の
計算を行なう。この動作を最終的に復号データ出力され
るまで続け、ハフマン符号が復号される。
【0009】前記の動作を、具体的に説明する。例え
ば、ハフマン符号値が「0」、「100」、「101」
であった場合、 符号長 Maxコード Minコード Minコードの発生頻度 1 0 0 1 3 101 100 10 となるから、圧縮データが「0100」の場合、第1ビ
ットの値「0」については、0−0+1=1が発生頻度
Q(L)として導出され、アドレス値が1に格納された
復号データが読み出され、第1ビットの値はMaxコー
ドに等しいから、先に読み出された復号データが最終的
な値として採用される。
【0010】以下、第2ビットについては、その値
「1」が符号長1の場合のMaxコード「0」よりも大
きいため、符号長は1ではなく、符号長3として圧縮デ
ータ「100」で判断を行う。よって、100−100
+10=10が発生頻度Q(L)として導出され、アド
レス値が10に格納された復号データが読み出され最終
的な値として採用される。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ハフマン復号化回路では、各符号長毎に前記の計算を行
うため、たとえば符号長が16ビットのハフマン符号の
場合、復号に16周期もの時間がかかり、符号長が長く
なるにつれて復号時間が飛躍的に増加してしまうため高
速復号が困難であった。また、初期設定で最大ハフマン
符号値、最小ハフマン符号値、最小ハフマン符号値の発
生頻度と3つの値を各ハフマン符号長毎に記憶しなけれ
ばならないため、記憶容量が多くなって、回路規模も大
きくなってしまう。
【0012】本発明の目的は、比較的規模の小さい装置
によって高速にハフマン復号化を行う装置を提供するこ
とにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】
(1)第1の発明 第1の発明に係わるハフマン復号化装置は、任意の符号
長を有する複数のハフマン符号を復号するためのハフマ
ン復号化装置であって、前記複数のハフマン符号の各符
号長毎に発生頻度を出力する複数のブロックからなる発
生頻度導出手段と、入力されたハフマン符号の符号長に
基づいて、前記複数のブロックのいずれかを選択するア
ドレス選択手段と、選択されたブロックからの出力をア
ドレス信号として受け対応する復号データを読み出す出
力手段を備え、前記複数のブロックの各々は、各符号長
毎に、復号に必要な初期データを記憶する初期データ記
憶手段と、符号長に等しいビット長の圧縮データと初期
データとを演算する演算手段を含む、ハフマン復号化装
置である。
【0014】(2)第2の発明 第2の発明に係わるハフマン復号装置においては、初期
データ記憶手段が、各符号長の最小ハフマン符号値と各
最小ハフマン符号値の発生頻度との減算値を反転させた
値を格納している。
【0015】(3)第3の発明 第3の発明に係わるハフマン復号装置は、任意の符号長
を有する複数のハフマン符号を復号するためのハフマン
復号化装置であって、所定のビット長以下の圧縮データ
をアドレス信号として受け対応する復号データを読み出
す復号手段と、前記複数のハフマン符号の各符号長毎に
発生頻度を出力する複数のブロックからなる発生頻度導
出手段と、入力されたハフマン符号の符号長に基づい
て、前記複数のブロックのいずれかを選択するアドレス
選択手段と、選択されたブロックからの出力をアドレス
信号として受け対応する復号データを読み出す出力手段
と、入力されたハフマン符号の符号長と前記所定のビッ
ト長に基づいて、復号手段の出力と出力手段の出力のい
づれかを復号データとするデータ選択手段を備え、前記
複数のブロックの各々は、各符号長毎に、復号に必要な
初期データを記憶する初期データ記憶手段と、符号長に
等しいビット長の圧縮データと初期データとを演算する
演算手段を含む、ハフマン復号化装置である。
【0016】
【作用】
(1)第1の発明 第1の発明に係わるハフマン復号化回路においては、圧
縮データと各符号長のハフマン符号に対応する初期デー
タを並列で演算し、その演算結果は該当するハフマン符
号の符号長により選択される。選択された演算結果つま
り発生頻度をアドレスとしてハフマンテーブルに入力
し、対応する復号データが出力される。この方法は、全
ての符号長にに対応する演算を同時に行うことにより、
1周期で復号を行う。
【0017】(2)第2の発明 第2の発明に係わるハフマン復号化回路においては、第
1の発明における初期データとして、各符号長の最小ハ
フマン符号値と各最小ハフマン符号値の発生頻度との減
算を行ない、それを反転させた値を格納する。該初期デ
ータを記憶することで、従来の方式の初期データの記憶
容量よりも少ない記憶容量で済み、また復号データの算
出過程も短くなる。
【0018】(3)第3の発明 第3の発明に係わるハフマン復号化回路においては、記
憶手段が2個のブロックを含む。各ブロックはそれぞれ
複数のハフマン符号に対応する復号データを記憶し、そ
のアドレスは、割り当てられた符号長のハフマン符号を
発生頻度に変換しそれをアドレスとする部分(ブロック
A)と、圧縮データをアドレスとする部分(ブロック
B)に分けられ、ブロックAおよびブロックBのどちら
のデータを出力するかを判別するために、ブロックBの
信号を利用して選択信号を作成する。
【0019】すなはち、符号長の短いハフマン符号は圧
縮データをアドレスとして復号を行い、符号長の長いハ
フマン符号は発生頻度をアドレスとして復号を行なう。
これにより、発生頻度が高い符号長の短いハフマン符号
は、圧縮データをアドレスとして非常に高速で復号化が
でき、全体としての復号速度が高速化される。
【0020】
【実施例】以下、本装置を、16ビットのハフマン符号
を復号する回路によって実現した実施例を、図面を参照
しながら詳細に説明する。図1は、この発明の第1の実
施例によるハフマン復号化回路の構成を示すブロック図
であり、このハフマン復号化回路は、発生頻度導出回路
1、アドレスセレクタ2、メモリ回路3および符号長検
出回路4を含む。
【0021】発生頻度導出回路1は、1〜16ビットの
16個の加算器101〜116と初期データ記憶装置1
21〜136とからなる。1ビット加算器101の、一
方の入力端子には圧縮データの第1ビットD0が与えら
れ、他方の入力端子には初期データ記憶装置121に格
納された1ビット長のハフマン符号に対応する初期デー
タL1が与えられる。2ビット加算器102の一方の入
力端子には、圧縮データの第1ないし第2ビットD0〜
D1が与えられ、他方の入力端子には初期データ記憶装
置122に格納された2ビット長のハフマン符号の初期
データL2が与えられる。以下同様にして16ビットの
加算器116の一方の入力端子には圧縮データの第1な
いし第16ビットD0〜D15が与えられ、他方の入力
端子には初期データ記憶装置136に格納された16ビ
ット長のハフマン符号の初期データL16が与えられ
る。
【0022】各加算器の計算結果は、符号長導出回路5
より送られてくる信号によって、アドレスセレクタ2で
選択され、当該ハフマン符号の発生頻度が出力される。
メモリ回路3は256ワードRAM(ランダムアクセス
メモリ)からなるハフマンテーブルであり、該RAM
は、ハフマン符号の発生頻度をアドレスとする箇所に、
データとして該ハフマン符号の発生頻度に対応する復号
データを格納しておくことにより、アドレスセレクタ2
の出力(選択された各加算器の計算結果)を該RAMに
入力して、対応する復号データを出力することが出来
る。
【0023】ここで、初期データ記憶装置121〜13
6に格納する値について説明する。初期データの値は、
従来の技術の項で説明した如く、Minコード(L)+
P(L)の値の反転値を格納しておけばよいが、この場
合オーバフローに対する考慮が必要になるため、次の値
を格納しておくことが好ましい。すなはち、前述の式 Q(L)=DLーMinコード(L)+P(L) を変形して、 Q(L)=DL+〔ー(Minコード(L)−P
(L))〕 とすれば、Minコード(L)−P(L)は常に正の値
となるので、Minコード(L)からP(L)を減算
し、これを反転した値を格納する。
【0024】また、符号長検出回路5は、公知のものを
用いることができ、例えば、16ビットのハフマン符号
の場合、先ず16ビットの圧縮データと、16ビットの
最小ハフマン符号値とを比較し、圧縮データの方が大き
ければ当該ビット長(16ビット)を符号長として出力
するという動作を16ビットから1ビットまで順に行う
方法等がある。
【0025】以下、図1のハフマン復号化回路の動作の
一例を、具体的に説明する。例えば、次のような9ビッ
トの圧縮データ、ハフマン符号を例に説明を行う。
【0026】 圧縮データ 111110110 該圧縮データの発生頻度 110101 9ビットの最小符号値 MINコード(9) 111110101 9ビットの最小符号値の発生頻度 P(9) 110011 この場合、初期データとして記憶する9ビット長のハフ
マン符号に対応する初期データI(9)は、 MINコード(9)ーP(9)=111000010 であるから、その反転値「000111101」を設定
する。同様に、その他の各符号長のハフマン符号に対応
する初期データも算出を行なって、初期データの設定を
行う。
【0027】次いで、発生頻度導出回路の各ブロックで
は圧縮データと初期データの加算を行なう。例えば、加
算器109では、圧縮データの第1ないし第9ビット
「111110110」と初期データI(9)「000
111101」の加算を行ない、その結果として「00
0110010」が得られ、同様にその他の15個の加
算器101〜108、110〜116についても処理を
行なう。
【0028】16個の加算器の計算結果はアドレスセレ
クタ2により選択される。アドレスセレクタ2のセレク
ト信号は符号長導出回路の出力であり、この場合その出
力は9であるので加算器109の出力が選択される。
【0029】次いで、加算器109の出力「00011
0010」の下位8ビット「00110010」をアド
レス信号としてメモリ回路3に入力し、復号データが出
力される。よって、上記実施例のハフマン復号回路で
は、初期設定での記憶容量が16ワードとなり、従来の
ハフマン復号化回路における48ワードの3分の1とな
る。
【0030】また従来の方式では、復号時間としてハフ
マン符号の符号長分の周期が必要であったのに対し、こ
の実施例では復号時間は1周期である。
【0031】次に、図2はこの発明の第2の実施例によ
るハフマン復号化回路の構成を示すブロック図である。
このハフマン復号化回路は、発生頻度検出回路1、アド
レスセレクタ2、メモリ回路3、データセレクタ4を含
む。発生頻度導出回路1は、それぞれ9〜16ビットの
8個の加算器109〜116と、初期データ記憶装置1
29〜136とからなり、その動作は第1の実施例と同
様である。
【0032】メモリ回路3は、256ワードの2個のR
AM(ランダムアクセスメモリ)31、32からなる。
第2メモリ回路32は、256ワードRAMからなるハ
フマンテーブルであり、発生頻度導出回路1の出力を受
け、9ビット長以上のハフマン符号の発生頻度をアドレ
スとし、それに対応する復号データをデータとする。ア
ドレスセレクタ2の動作は、第1の実施例と同様であ
る。第1メモリ回路31も、256ワードRAMからな
るハフマンテーブルであり、8ビット長までのハフマン
符号をアドレスとし、それに対応する復号データをデー
タとする。例えば、2ビット長のハフマン符号「00」
に対応する復号データは、26個のアドレス「00XX
XXXX」に格納される。
【0033】圧縮データが9ビット長以上のハフマン符
号であった場合それぞれの上位8ビットがアドレスとし
て第1メモリ回路31に入力され、該当するアドレスに
は復号データとして、例えば「11111111」を格
納しておく。
【0034】データセレクタ4は、第1メモリ回路31
の出力信号を、ハフマン符号判別回路6に入力し、その
結果をセレクト信号として受ける。例えば本実施例の場
合、ハフマン符号判別回路6としてAND回路を用いる
ことができ、総てのビットが「1」の場合のみ「1」が
出力される。すなはち、第1メモリ回路31の出力が
「01011100」であれば、該出力値のANDをと
ると出力として「0」が得られ、セレクト信号が「0」
の時は第1メモリ回路31の出力を選択する。一方、第
1メモリ回路31の出力が「11111111」であれ
ば、該出力値のANDをとるとその出力として「1」が
得られ、セレクト信号が「1」の時は第2メモリ回路3
2の出力を選択する。
【0035】次に、図2のハフマン復号化回路の動作の
1例を、具体的に説明する。先ず、第1の実施例と同じ
く、次のような9ビットの圧縮データ、ハフマン符号を
例に説明を行う。
【0036】 圧縮データ 111110110 該圧縮データの発生頻度 110101 9ビットの最小符号値 MINコード(9) 111110101 9ビットの最小符号値の発生頻度 P(9) 110011 第1の実施例と同じく、初期設定で記憶する9ビット長
のハフマン符号に対応する初期データI(9)は、 MINコード(9)ーP(9)=111000010 であるから、その反転値「000111101」を設定
する。同様に、その他の各符号長のハフマン符号に対応
する初期データも算出を行なって、初期データの設定を
行う。
【0037】以下、第1の実施例と同様に算出し、加算
器109の出力「000110010」の下位8ビット
「00110010」をアドレス信号として第2メモリ
回路32に入力し、対応する復号データが出力される。
【0038】一方、第1メモリ回路31にはアドレスと
して圧縮データの上位8ビット「11111101」が
入力され、その復号データとして「11111111」
が出力される。第1メモリ回路31の出力値は、ハフマ
ン符号判別回路6であるAND回路に入力されて「1」
が出力され、セレクト信号が「1」の場合、第2メモリ
回路32の出力が選択されるので、第2メモリ回路32
のデータを最終的に復号データとして出力する。
【0039】次に、圧縮データが4ビット長のハフマン
符号「1011」を含む場合について説明する。このハ
フマン符号に対応する復号データは、第1メモリ回路3
1のアドレス「1011XXXX」に格納されている。
而して、圧縮データの上位8ビットが第1メモリ回路3
1に入力されるが、この場合、第1メモリ回路31の出
力が「11111111」となることは無いので第1メ
モリ回路31の出力をハフマン符号判別回路6であるA
ND回路に入力すると「0」が出力されセレクト信号は
「0」となるので、第1メモリ回路31のデータが選択
され、最終的に復号データとして出力される。
【0040】一般にハフマン符号の場合、短い符号長の
ものは発生頻度が高いので、第2の実施例によれば、発
生頻度の高い短い符号長のものは高速に復号でき、更
に、比較的発生頻度の低い長い符号長のものは少ない記
憶容量の回路で復号できることになり、全体としては、
高速且つコンパクトな回路で復号が可能になる。
【0041】
【発明の効果】本発明によれば、圧縮データとこれに対
応する復号データを格納するハフマンテーブルを用いる
方式に比べ、初期設定で記憶する容量が少ないため、規
模の小さな装置で復号化が可能である。
【0042】更に、発生頻度とこれに対応する復号デー
タを格納したハフマンテーブルを用いる方式に比べ、1
周期での復号が可能であるため、高速に復号化が行え
る。従って、本発明装置によれば、コンパクトな装置で
しかも高速にハフマン符号を復号することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施例のハフマン復号化回路
の構成を示すブロック図である。
【図2】この発明の第2の実施例のハフマン復号化回路
の構成を示すブロック図である。
【図3】DCT方式の画像データ圧縮システムの基本構
成を示すブロック図である。
【図4】圧縮データの構成を示すブロック図である。
【図5】従来のハフマン復号化回路の主要部の構成を示
すブロック図である。
【符号の説明】
1 発生頻度導出回路 2 アドレスセレクタ 3 メモリ回路 4 データセレクタ 5 符号長導出回路 6 ハフマン符号判別回路 101〜136 加算器 121〜136 初期データ記憶装置 なお、各図中同一符号は同一または相当部分を示す。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 任意の符号長を有する複数のハフマン符
    号を復号するためのハフマン復号化装置であって、 前記複数のハフマン符号の各符号長毎に発生頻度を出力
    する複数のブロックからなる発生頻度導出手段と、 入力されたハフマン符号の符号長に基づいて、前記複数
    のブロックのいずれかを選択するアドレス選択手段と、 選択されたブロックからの出力をアドレス信号として受
    け対応する復号データを読み出す出力手段を備え、 前記複数のブロックの各々は、各符号長毎に、復号に必
    要な初期データを記憶する初期データ記憶手段と、符号
    長に等しいビット長の圧縮データと初期データとを演算
    する演算手段を含む、ハフマン復号化装置。
  2. 【請求項2】 初期データ記憶手段が、各符号長の最小
    ハフマン符号値と各最小ハフマン符号値の発生頻度との
    減算値を反転させた値を格納している請求項1に記載の
    ハフマン復号化装置。
  3. 【請求項3】 任意の符号長を有する複数のハフマン符
    号を復号するためのハフマン復号化装置であって、 所定のビット長以下の圧縮データをアドレス信号として
    受け対応する復号データを読み出す復号手段と、 前記複数のハフマン符号の各符号長毎に発生頻度を出力
    する複数のブロックからなる発生頻度導出手段と、 入力されたハフマン符号の符号長に基づいて、前記複数
    のブロックのいずれかを選択するアドレス選択手段と、 選択されたブロックからの出力をアドレス信号として受
    け対応する復号データを読み出す出力手段と、 入力されたハフマン符号の符号長と前記所定のビット長
    に基づいて、復号手段の出力と出力手段の出力のいづれ
    かを復号データとするデータ選択手段を備え、 前記複数のブロックの各々は、各符号長毎に、復号に必
    要な初期データを記憶する初期データ記憶手段と、符号
    長に等しいビット長の圧縮データと初期データとを演算
    する演算手段を含む、ハフマン復号化装置。
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