JPH07302479A - 押圧部材支持部材を具える磁気テープカセットおよび、磁気テープカセット用押圧部材支持部材 - Google Patents

押圧部材支持部材を具える磁気テープカセットおよび、磁気テープカセット用押圧部材支持部材

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JPH07302479A
JPH07302479A JP5268919A JP26891993A JPH07302479A JP H07302479 A JPH07302479 A JP H07302479A JP 5268919 A JP5268919 A JP 5268919A JP 26891993 A JP26891993 A JP 26891993A JP H07302479 A JPH07302479 A JP H07302479A
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JP5268919A
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Anton Stoeger
シュテーガー アントン
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Original Assignee
Philips Electronics NV
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Landscapes

  • Packaging Of Annular Or Rod-Shaped Articles, Wearing Apparel, Cassettes, Or The Like (AREA)
  • Automatic Tape Cassette Changers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 カセット非作動中の二つの支持部材からの不
快な騒音の発生防止と、テープ案内要素と押圧部材との
磁気テープに対する傾斜防止等を目的とする。 【構成】 該カセット1内に進入した磁気ヘッドに磁気
テープ2を押し付ける弾性的押圧部材56を支持するため
に側壁部8に隣接して配置された押圧部材支持部材58
と、押圧部材56に関し実質的に互いに鏡面対称に配置さ
れた二つのテープ案内要素67, 68を有し側壁部8とその
押圧部材支持部材58との間に配置されたテープ案内要素
支持部材69とを具えるカセット1であって、前記押圧部
材支持部材58が、その中央部57を両側部59, 60に対し該
押圧部材支持部材58に隣接するテープ案内要素支持部材
69へ向けてオフセットさせる二つの段部79, 80を具え、
それにより押圧部材支持部材58の中央部57が、その押圧
部材支持部材58の予備張力下でテープ案内要素支持部材
69上に支持されることを特徴とするものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、磁気テープを保持す
るカセットであって、前記磁気テープが、該カセット内
で該カセットの、出入開口部を有する側壁部に沿って案
内され、前記出入開口部を通って少なくとも一つの磁気
ヘッドが、前記磁気テープに走査可能に接触するように
進入でき、該カセットが、前記磁気テープを前記磁気ヘ
ッドに対し押し付けるように適合されたパッド状の弾性
的な押圧部材と、前記磁気ヘッドを通過した磁気テープ
を案内するように適合された二つのテープ案内要素とを
具え、前記押圧部材が、前記側壁部に対し交差方向へ休
止位置と少なくとも一つの接触位置との間で動き得ると
ともに、実質的に帯状で板ばね状の押圧部材支持部材の
中央部に固定され、前記押圧部材支持部材が、前記出入
開口部が設けられた前記側壁部に対し実質的に平行に延
在するように配置され、前記押圧部材支持部材の前記中
央部に隣接する両側部が、前記側壁部から離間する側の
それらの側面で該カセットの複数の位置決め要素と共働
するようにされることができ、前記二つのテープ案内要
素が、前記側壁部に対し実質的に交差方向へ動き得ると
ともに、実質的に帯状で板ばね状のテープ案内要素支持
部材上に前記押圧部材に関し実質的に互いに鏡面対称に
配置され、前記テープ案内要素支持部材が、実質的に前
記押圧部材支持部材と前記側壁部との間に位置して前記
側壁部に対し実質的に平行に延在するように配置される
とともに、そのテープ案内要素支持部材の中央部に隣接
する両側部を有し、前記テープ案内要素支持部材の両側
部が、前記側壁部に対向する側のそれらの側面で該カセ
ットの複数の位置決め要素と共働するようにされること
ができる、磁気テープカセットに関するものである。
【0002】この発明はさらに、上記カセット用の押圧
部材支持部材であって、帯状かつ板ばね状に形成される
とともに、押圧部材をそこに固定するための中央部と前
記中央部に隣接して位置し前記カセットの複数の位置決
め要素と共働するように適合された両側部とを具える、
押圧部材支持部材にも関するものである。
【0003】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】最初
の項で述べた種類のカセットは、例えば、ヨーロッパ特
許出願公開明細書EP0,492,705 A1号にて知られている
が、この既知のカセットにあっては、前記板ばね状の押
圧部材支持部材ひいてはその押圧部材支持部材の前記両
側部は、平坦な形状を有しており、二つの前記支持部材
の前記両側部は、前記出入開口部が設けられた前記側壁
部に対し平行に延在している。そして前記二つの支持部
材は各々、その両側部の端部のみに直角に曲がった突出
部を具えており、それらの隣接する突出部は、二つの前
記側部が各々、前記押圧部材と前記二つのテープ案内要
素とが磁気ヘッドと共働する際に生ずるその側部の動き
を他方の側部と接触せずに為し得るような方法で、相互
に配置されている。
【0004】かかるカセットにあっては、前記押圧部材
がその休止位置に位置するとともに前記二つのテープ案
内要素がそれらの休止位置に位置する際、すなわちそれ
らの部品が磁気ヘッドと共働していない際には、前記押
圧部材支持部材および前記テープ案内要素支持部材は、
それら二つの支持部材と共働するように設けられた前記
複数の位置決め要素の間に緩く配置されており、この二
つの支持部材の緩い配置の結果、それら二つの支持部材
は、カセットが衝撃や振動を受けると不快な騒音を生ず
る可能性がある。さらにこの二つの支持部材の緩い配置
の結果、前記押圧部材と前記二つのテープ案内要素と
は、磁気テープに対し比較的大きく傾斜する可能性があ
り、かかる大きな傾斜は、磁気テープが前記押圧部材と
前記二つのテープ案内要素とによって磁気ヘッドに対し
押し付けられて位置決めされる際にそれら押圧部材とテ
ープ案内要素とが、磁気テープにそれを正常な経路から
外すような力を及ぼすので、好ましいものではない。
【0005】さらに、上記従来のカセットにあっては、
その出入開口部から磁気ヘッドが比較的小さな進入深さ
だけ進入し、それにより押圧部材とそれを支持する押圧
部材支持部材とが比較的少ない距離だけ動かされるとす
ると、その押圧部材支持部材は比較的小さな押圧力しか
発揮できず、この結果磁気テープが磁気ヘッドに対し十
分に押し付けられないので、その走査過程は乱される可
能性がある。かかる小さな距離の動きは、いわゆるサー
チモードの場合に生ずる可能性があり、そのサーチモー
ドでは、磁気ヘッドが前記出入開口部を通ってより大き
な進入深さまで進入する通常の記録および再生モードの
際に比較して、磁気ヘッドが前記カセット内により小さ
な進入深さまで進入する。
【0006】それゆえこの発明は、上記問題を解消し、
最初の項で規定した種類のカセットにおいて、そのカセ
ットが非作動の間、前記押圧部材支持部材と前記テープ
案内要素支持部材とによって不快な騒音が生じ得ないよ
うにするとともに、前記テープ案内要素と前記押圧部材
とが磁気テープに対し傾斜した位置をとり得ないように
し、そして磁気ヘッドが前記カセット内に小さな進入深
さだけ進入した場合でも前記押圧部材支持部材が前記押
圧部材をその磁気ヘッドへ向けて適当な押圧力で押圧す
るようにすることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述した目的のためこの
発明の磁気テープカセットは、前記押圧部材支持部材
が、その中央部と両側部との間の二つの遷移領域内に段
部を有し、それら二つの段部が、前記押圧部材に関し実
質的に互いに鏡面対称に配置され、それら二つの段部に
よって、前記中央部が前記両側部に対し前記側壁部へ向
かってオフセットして、前記押圧部材が前記休止位置に
位置する状態での前記押圧部材支持部材の前記中央部
が、その押圧部材支持部材が予備張力を持つ状態で、前
記テープ案内要素支持部材上に支持されることを特徴と
している。
【0008】かかる構成にあっては、押圧部材がその休
止位置に位置するとともにテープ案内要素がその休止位
置に位置する際、すなわち磁気ヘッドがカセット内に進
入していない際も、カセット内に搭載された押圧部材支
持部材をテープ案内要素支持部材に対し常時押圧してい
る予備張力が、二つの支持部材の各々の両側部を、カセ
ットの複数の位置決め要素へ向けて付勢して、カセット
内でそれら二つの支持部材が緩く配置される状態をなく
しており、これにより、それら押圧部材支持部材および
テープ案内要素支持部材は、カセットが衝撃や振動を受
けても不快な騒音を生じさせることができず、また、そ
れら押圧部材支持部材およびテープ案内要素支持部材
は、それらを位置決めする目的で設けられた複数の位置
決め要素によって常に十分正確に位置決めされて、磁気
テープに対し平行な位置を占めるので、磁気テープが磁
気ヘッドに押し付けられても、押圧部材および二つのテ
ープ案内要素は、磁気テープにそれを正常な経路から外
すようないかなる力も及ぼし得ない。
【0009】さらに、この発明における前記二つの段部
は、たとえ磁気ヘッドが例えばいわゆるサーチモード等
でカセット内に小さな進入深さだけ進入した場合でも、
押圧部材支持部材の前記予備張力によって押圧部材が磁
気ヘッドへ向けて常に適当な押圧力で押圧されるという
ことを保障し、この結果、磁気ヘッドがカセット内に小
さな進入深さだけ進入した場合でも、磁気テープは磁気
ヘッドに、高い信頼性を持って押し付けられる。また押
圧部材支持部材上に予備張力を及ぼすことで、押圧部材
支持部材はそのばね特性に平坦な部分を持つことがで
き、従ってその押圧力は、磁気ヘッドの進入深さの誤差
の影響を比較的受けにくくなる。加えて、この発明の構
成は、いずれにせよ存在するテープ案内要素支持部材が
また、予備張力を与えられた押圧部材支持部材を支持す
る台にもなるので、カセットがその予備張力を持つ押圧
部材支持部材を支持する別個の台を必要としなくなるこ
とから、極めて単純で利益あるものとなる。
【0010】なお、注記すれば、ドイツ国特許出願公開
明細書DE3626286 A1号によっても、予備張力を持ってカ
セット内に搭載された板ばね状の押圧部材支持部材を具
えるカセットが知られているが、その既知のカセット
は、押圧部材支持部材に対し実質的に平行に延在するテ
ープ案内要素支持部材を具えていない。それゆえそのカ
セットは、その予備張力を持つ板ばね状の押圧部材支持
部材のための別途の台の設置を必要とし、このためその
既知のカセットは、カセット主壁部から突出する二本の
柱の形の別途の台を具えているが、この発明に基づくカ
セットでは、いずれにせよ存在するテープ案内要素支持
部材がその台としても用いられるから、かかる押圧部材
支持部材のための別途の台は必要とされない。
【0011】また、ドイツ国特許出願公開明細書DE2224
344 A1号は、各々押圧部材を支持する二つの押圧レバー
が揺動可能に搭載されたカセットを開示しており、それ
らのレバーは共に、予備張力を与えられたばねの影響下
にあるとともに、それらが休止位置にある状態では、そ
れらの自由端部にてストッパーに当接している。しかし
ながらそのカセットは、この発明のカセットと対比し
て、板ばね状の押圧部材支持部材も板ばね状のテープ案
内要素支持部材もいずれも具えていない。しかもその既
知のカセットは、上記予備張力を与えられたばねが二つ
の押圧レバーに及ぼす力を受け止めるために、上記別途
のストッパーを必要とする。
【0012】この発明のカセットにあっては、前記段部
が、前記押圧部材支持部材の前記両側部に対し傾斜して
いると特に有利であるということが判明している。すな
わちこのようにすれば、その段部を可能な限り簡易に構
成するために有利である。そして、前記押圧部材支持部
材の前記段部が、前記中央部に対し垂直に測って 0.5〜
1.0 mmの高さを有する段であると特に有利であるという
ことも判明している。すなわち、かかる構成は、実施上
特に有利である。
【0013】また、この発明の押圧部材支持部材は、該
押圧部材支持部材の中央部と両側部との間の二つの遷移
領域内のそれぞれに段部を有し、前記二つの段部は、前
記押圧部材に関し実質的に互いに鏡面対称に配置され、
それらの段部によって、前記中央部は前記両側部に対
し、その中央部の押圧部材固定用側面の側へオフセット
していることを特徴としている。
【0014】かかる押圧部材支持部材は、この発明のカ
セット内に搭載される際に、そのオフセットした中央部
が該カセットのテープ案内要素支持部材上に支持される
ことにより、極めて簡易に予備張力を持つことができ
る。さらに、この押圧部材支持部材は、それが特に簡易
に予備張力を与えられ得るという事実にもかかわらず、
一回の曲げ工程で極めて簡単に実現され得る二つの段部
を付加的に有するのみであり、既知の押圧部材支持部材
と比較して極めて簡易な構成を具えるという利点を有し
ている。
【0015】これに関しては、前記二つの段部が、前記
中央部に対し、そして前記両側部に対しても傾斜してい
ると極めて有利であるということが判明している。すな
わちこのようにすれば、その段部を可能な限り簡易に構
成するために有利である。そして、前記押圧部材支持部
材の前記段部が、前記中央部に対し垂直に測って 0.5〜
1.0 mmの高さを有する段であると特に有利であるという
ことも判明している。すなわち、かかる構成は、実施上
特に有利である。
【0016】
【実施例】以下に、この発明の実施例を図面に基づき詳
細に説明する。ここに、図1は、第1の長い側壁部に設
けられた出入開口部を覆うためにその第1の長い側壁部
に沿って閉止位置と開放位置との間で移動し得るシャッ
ターを具える、この発明の一実施例としてのカセットの
外観を、そのシャッターが閉止位置にある状態で示す斜
視図、図2は、上記カセットの一部を、上記シャッター
が開放位置にある状態で示す斜視図、図3は、図1およ
び図2に示すカセットの、二個のリールハブと、それら
のハブ間の磁気テープと、一個の押圧部材支持部材と、
一個のテープ案内要素支持部材とが互いに隣接して配置
されたトレー型のハウジング下半部を実物の概略二倍の
尺度で示す平面図、図4は、上記押圧部材支持部材とテ
ープ案内要素支持部材とを具える、図1〜3に示すカセ
ットの一部を、図3の尺度よりもさらに拡大して示す平
面図、そして図5は、元の形状の上記押圧部材支持部材
のみを、図4に示すと同様の尺度で示す平面図である。
【0017】図1および図2に示すカセット1は、磁気
テープ2を収容するためのものであり、該カセット1
は、方形のハウジング3を有し、そのハウジング3は、
各々トレー型をなすハウジング下半部4およびハウジン
グ上半部5を具えている。そしてハウジング3は、図1
および図2では図示しない下壁部6と、上壁部7と、第
1の長い側壁部8と、その側壁部8に対抗する、図1お
よび図2では図示しない第2の長い側壁部9と、図1お
よび図2では図示しない第1の短い側壁部10と、第2の
短い側壁部11とを具え、その第1の長い側壁部8は、三
つの開口部12,13および14を有しており、ここで、開口
部12は、該カセット1のハウジング3の上記下壁部6ま
で延在し、また開口部14は、上記下壁部6の他、該カセ
ット1のハウジング3の上記上壁部7まで延在してい
る。
【0018】上記開口部12,13および14は、該カセット
1内に対する磁気ヘッドの出入りを可能にする出入開口
部を形成しており、それらの出入開口部12,13,14を閉
止するために、該カセット1は、図1に示す閉止位置と
図2に示す開放位置との間で移動可能なように該カセッ
ト1のハウジング3上で案内される実質的にU字形の断
面形状の金属板製のシャッター15と、そのシャッター15
を図1に示す閉止位置へ向けて付勢するようにそのシャ
ッター15に作用する、図示しない戻しスプリングとを有
している。そしてそのシャッター15は、二つの開口部1
6,17を有しており、シャッター15が上記開放位置に位
置する際には、それらの開口部16,17を介し、該カセッ
ト1のハウジング3の上記第1の長い側壁部8の上記出
入開口部12および13が、出入り可能の状態となる。
【0019】図1および図2に示すカセット1は、図3
に示すように、二個のリールハブ18および19を並置して
収容し、それらのリールハブ18,19は、上記下壁部6お
よび上壁部7に対し回転可能に支持されており、図3に
示す状態では、磁気テープ2の全部が、そのリールハブ
18上に巻着されてテープスプール20を形成している。そ
してその磁気テープ2の両端部には、上記リールハブ1
8,19にそれぞれ図示しない方法で接続された、ある程
度の長さの図示しないリーダーテープが固着されてい
る。また、上記リールハブ18,19をそれぞれ回転可能に
支持するために、上記下壁部6および上壁部7からは、
実質的に環状をなす縁部が突出しており、それらの縁部
のうちハウジング下半部4に設けられたものは、図3中
符号21および22で示されている。そしてこれも実質的に
環状をなす上記リールハブ18,19の内側部分は、該カセ
ット1と共働するように構成された記録・再生装置の二
本のリール軸と共働するよう適合されたピン状の内方突
起23,24を支持している。
【0020】該カセット1はさらに、上記第1の長い側
壁部8の両端部の領域内に配置されて上記下壁部6およ
び上壁部7に対し垂直に延在する二個のテープ案内ロー
ラー25,26を有し、それらのテープ案内ローラー25,26
は、上記下壁部6から垂直に突出した搭載ピン27,28上
に、それぞれ回転可能に支持されており、磁気テープ2
は、それら二個のテープ案内ローラー25,26の各々に、
その接触領域29,30内で巻回され、それらのテープ案内
ローラー25,26間の、磁気テープ2のテープ部分31は、
上記第1の長い側壁部8に沿って延在している。そして
そのテープ部分31を案内するためには、上記二個のテー
プ案内ローラー25,26に加えて、ハウジング下半部4の
下壁部6から各々垂直に突出した、案内リブ32,33と、
案内ピン34,35と、さらなる案内リブ36,37とが設けら
れている。一方、上記各テープ案内ローラー25,26から
は、二個のリールハブ18,19へ向かって、さらなるテー
プ部分38,39がそれぞれ延在しており、それら二つのさ
らなるテープ部分38,39はそれぞれ、リールハブ18,19
上のテープスプールへ向かって延在している。
【0021】該カセット1はさらに、そのハウジング3
のハウジング下半部4内に各々搭載されたパッド支持部
材42,43によって各々支持された二個のクリーニングパ
ッド40,41を収容しており、それら二個のパッド支持部
材42,43は各々、その一端部がそれぞれピン状の迫台4
4,45とアーチ形の迫台46,47との間に挿入されるとと
もに自由端部であるその他端部がそこに例えば接着剤に
て接着された上記クリーニングパッド40,41を支持する
単純な板ばねにて形成されている。ここで、上記迫台4
4,45,46,47は各々、上記下壁部6と一体的に形成さ
れて、その下壁部6から垂直に突出しており、一方、上
記クリーニングパッド40,41は、例えばフェルト状の材
料あるいは薄片状の材料で形成されて、上記二個のテー
プ案内ローラー25,26の接触領域29,30内で、それら二
個のテープ案内ローラー25,26の各々に巻回された磁気
テープ2に対し押し付けられている。
【0022】該カセット1はさらに、図3に示すよう
に、付加的なテープ案内部材52, 53を具え、それらのテ
ープ案内部材52, 53は、領域48, 49内にてそれぞれ下壁
部6および上壁部7に対し垂直に配向されており、それ
らの領域48, 49は、その接触領域29,30内で上記クリー
ニングパッド40,41が磁気テープ2に押し付けられる上
記テープ案内ローラー25,26から出るさらなるテープ部
分38,39と、それらさらなるテープ部分38,39に隣接す
る、テープ案内ローラー25,26の、磁気テープ2に接触
しない外周部分50,51との間に位置して、上記下壁部6
および上壁部7の平面図内で楔形をなしている。
【0023】ここで、上記楔形領域48, 49内での上記付
加的なテープ案内部材52, 53の配置は、好ましくは、該
カセット1の通常の作動時には図3に示すようにその付
加的なテープ案内部材52あるいは53が上記さらなるテー
プ部分38あるいは39に接触せず、テープループが形成さ
れた時だけ、その付加的なテープ案内部材52あるいは53
が上記さらなるテープ部分38あるいは39に接触してその
さらなるテープ部分38あるいは39をテープ案内ローラー
25あるいは26の直後の領域内で上記下壁部6および上壁
部7に対し垂直になるよう案内するように選択される。
なお、それらの付加的なテープ案内部材52,53は、特に
簡易な方法では、固定された円柱状のテープ案内ピンに
て構成される。
【0024】さらにここでは、図3に示すように、二本
のテープ案内リブ54, 55が、上記下壁部6に結合される
とともにそこから突出して、上記楔形領域48, 49内の上
記付加的なテープ案内部材52, 53と上記テープ案内ロー
ラー25,26との間の位置で上記さらなるテープ部分38,
39と交差しており、かかる二本のテープ案内リブ54,55
はまた、上壁部7にも設けられて、上記下壁部6および
上壁部7の平面図上でそれらの壁部のテープ案内リブが
互いに一致するように配置されている。
【0025】そして該カセット1は、図3および図4に
示すように、上記磁気テープ2を図示しない磁気ヘッド
に対し押し付けるために、パッド状の弾性的押圧部材56
を具えており、その押圧部材56は、上記出入開口部13を
持つ側壁部8に対し交差方向へ、図3および図4に示す
休止位置と、図示しない少なくとも一つの接触位置との
間で動くことができ、またその押圧部材56は、例えばフ
ェルト状の材料あるいは薄片状の材料で形成されてブロ
ック状をなし、そして、実質的に帯状で板ばね状の押圧
部材支持部材58の中央部57に固定されており、その押圧
部材支持部材58は、上記側壁部8に対し実質的に平行に
延在するように配置されている。
【0026】上記押圧部材支持部材58は、上記中央部57
に加えて、その中央部57に隣接する二つの側部すなわち
両側部59, 60を有しており、それら両側部59, 60は、上
記側壁部8に対し離間する側の側面61, 62にて、該カセ
ット1の位置決め要素63, 64と共働するようにされるこ
とができ、この実施例ではそれらの位置決め要素63,64
は、該カセット1のハウジング3の上記下壁部6から垂
直に突出する二つの隆起部によって形成され、それらの
隆起部63, 64の、上記押圧部材支持部材58の上記両側部
59, 60に面する端部65, 66は、楔形とされており、上記
押圧部材支持部材58の上記両側部59, 60は、それらの隆
起部63, 64の楔形端部65, 66にそれぞれ当接することが
できる。
【0027】該カセット1はまた、これも図3および図
4に示すように、図示しない磁気ヘッドを通過した磁気
テープ2を案内するための二つのテープ案内要素67, 68
を収容しており、それらのテープ案内要素67, 68は、上
記側壁部8に対し交差方向へ動くことができるととも
に、本質的に上記押圧部材56に関し互いに鏡面対称に配
置され、この実施例ではそれらのテープ案内要素67, 68
は、実質的に帯状で板ばね状のテープ案内要素支持部材
69上に設けられるとともに、そのテープ案内要素支持部
材69の二つの側部すなわち両側部70および71の弓形に曲
げられた中央部側端部によって形成されている。そして
テープ案内要素支持部材69のそれら両側部70,71は、そ
れら両側部70,71に対し実質的に垂直に延在する二つの
中央縁部によって形成された中央部72を介し互いに連結
されており、図3および図4では、それら二つの中央縁
部のうち該カセット1のハウジング3の上記上壁部7に
近い方の中央縁部73のみが示されている。
【0028】上記板ばね状のテープ案内要素支持部材69
は、側壁部8に対し実質的に平行に配置されるととも
に、実質的にその側壁部8と上記押圧部材支持部材58と
の間に配置され、そのテープ案内要素支持部材69の、中
央部72に隣接する両側部70,71は、側壁部8へ向くそれ
らの側面74, 75でカセットの複数の位置決め要素と共働
するようにされることができ、それら複数の位置決め要
素は該カセット1では、磁気テープ2を案内するため該
カセット1のハウジング3の下壁部6から垂直に突出し
ている上述した案内ピン34,35によって形成されてい
る。
【0029】なお、注記すれば、上記位置決め用の隆起
部63, 64は、側壁部8から離間した方の端部にそれぞ
れ、凹部76, 77を有しており、それらの凹部76, 77内に
は、板状材料製のシールド要素78が搭載されている。さ
らに、注記すれば、押圧部材支持部材によって支持され
た押圧部材と、テープ案内要素支持部材上に設けられた
二つのテープ案内要素とを具える磁気テープカセット
や、それら押圧部材および二つのテープ案内要素と磁気
ヘッドとの共働それ自体は、先に記したヨーロッパ特許
出願公開明細書EP0,492,705 A1号(フィリップス社参照
番号PHN 13.548)にて知られている。
【0030】ところで、図3,図4および図5から明ら
かなように、上記押圧部材支持部材58は、その中央部57
と両側部59, 60との間のそれぞれの遷移領域内に段部7
9, 80を有し、それらの段部79, 80は、上記押圧部材56
および、上記押圧部材支持部材58の中央部57に関し実質
的に互いに鏡面対称に配置されており、中央部57はそれ
らの段部79, 80によって、両側部59, 60に対し、その中
央部57の押圧部材56が固定される側面81側へ向かってオ
フセットしている。押圧部材56が図3および図4に示す
休止位置に位置する際には、かかる押圧部材支持部材58
の中央部57は、その押圧部材支持部材58の中央部57の、
段部79, 80に隣接する領域が、上記テープ案内要素支持
部材69の両側部70, 71の、テープ案内要素67, 68に隣接
する領域上に寄り掛かることによって、予備張力を持っ
た状態で上記テープ案内要素支持部材69上に支持され
る。
【0031】ここで、上記二つの段部79, 80は、押圧部
材支持部材58の中央部57および両側部59, 60に対し実質
的に直角に配向することもできる。しかしながら図1〜
図4に示す該カセット1では、押圧部材支持部材58のそ
れらの段部79, 80は、押圧部材支持部材58の中央部57お
よび両側部59, 60に対し傾斜している。というのは、か
かる傾斜した段部79, 80は、それらの段部79, 80を可能
なかぎり簡易に実現するのに有利だからである。実際、
その押圧部材支持部材58の段部79, 80が、中央部57に対
し垂直に測って概略 0.7mmの高さを有する段であると特
に有利であるということが判明している。
【0032】上記押圧部材支持部材58がテープ案内要素
支持部材69に対する予備張力を与えられていることか
ら、押圧部材56がその休止位置に位置するとともにテー
プ案内要素67, 68がその休止位置に位置する際、すなわ
ち磁気ヘッドがカセット1内に進入していない際も、そ
れら押圧部材支持部材58およびテープ案内要素支持部材
69は、各々の両側部59, 60および70, 71で、それらを位
置決めする目的で設けられたカセット1のそれぞれの位
置決め要素63, 64および34, 35と常に掛合しており、こ
れによりカセット1内でそれら二つの支持部材58,69が
緩く配置されることがなくなり、従ってそれら押圧部材
支持部材58およびテープ案内要素支持部材69は、カセッ
ト1が衝撃や振動を受けても不快な騒音を生じさせるこ
とができなくなる。
【0033】さらに、上記押圧部材支持部材58が予備張
力を与えられてテープ案内要素支持部材69上に支持され
ていることから、それら二つの支持部材58,69は、それ
らを位置決めする目的で設けられたカセット1のそれぞ
れの位置決め要素63, 64および34, 35によって常に十分
正確に位置決めされるので、常に磁気テープ2に対し平
行な位置を占めることができる。
【0034】さらに、上記押圧部材支持部材58が予備張
力を与えられていることから、たとえ磁気ヘッドが例え
ばいわゆるサーチモード等でカセット1内に小さな進入
深さだけ進入した場合でも、押圧部材支持部材58のその
予備張力によって、押圧部材56は、磁気ヘッドへ向けて
常に適当な押圧力で押圧されることができる。
【0035】さらに、上記押圧部材支持部材58が予備張
力を与えられていることから、押圧部材支持部材58は、
そのばね特性に平坦な部分を持つことができ、従って押
圧部材56を押圧するその押圧力は、磁気ヘッドの進入深
さの誤差の影響を比較的受けにくくなる。
【0036】そして該カセット1の特に有利な点は、い
ずれにせよカセット1内に存在するものであるテープ案
内要素支持部材69がまた、予備張力を与えられた押圧部
材支持部材58を支持する台としても使用されるので、カ
セット1が、その押圧部材支持部材59の予備張力を支持
する別個の台を必要としない、ということにある。
【0037】なお、上記押圧部材支持部材58およびテー
プ案内要素支持部材69はいずれも、板ばね用の金属材料
でできており、その材質および材料厚さの選択は、テー
プ案内要素支持部材69が押圧部材支持部材58よりも十分
高い剛性を持ち、それによりテープ案内要素支持部材69
が、予備張力を持った押圧部材支持部材58のための迫台
の役割を果たし得るように、しかも磁気ヘッドが該カセ
ット1内に進入した際には、大きな作動力を及ぼさなく
てもそれら押圧部材支持部材58およびテープ案内要素支
持部材69が適正に動き得るように行われる。かかる支持
部材58,69の材質は、テープ案内要素支持部材69をばね
鋼製とするとともに押圧部材支持部材58をばね青銅製と
すれば有利であるが、合成材料製とすることもできる。
【0038】また、上述した実施例の記述は、既に磁気
テープが搭載されている磁気テープカセットに基づいて
いるが、この発明は、いわゆる空のカセット、すなわち
そのカセットの二個のリールハブにリーダーテープのみ
が取り付けられていて、未だ磁気テープが搭載されてい
ないカセットにも適用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の長い側壁部に設けられた出入開口部を覆
うためにその第1の長い側壁部に沿って移動し得るシャ
ッターを具える、この発明の一実施例としてのカセット
の外観を、そのシャッターが閉止位置にある状態で示す
斜視図である。
【図2】上記カセットの一部を、そのシャッターが開放
位置にある状態で示す斜視図である。
【図3】図1および図2に示すカセットのトレー型のハ
ウジング下半部を、実物の概略二倍の尺度で示す平面図
である。
【図4】図1〜3に示すカセットの一部を、図3の尺度
よりもさらに拡大して示す平面図である。
【図5】上記カセットの、元の形状の押圧部材支持部材
のみを、図4に示すと同様の尺度で示す平面図である。
【符号の説明】
1 カセット 2 磁気テープ 8 側壁部 13 出入開口部 34, 35 位置決め要素 56 押圧部材 57 中央部 58 押圧部材支持部材 59, 60 両側部 63, 64 位置決め要素 61, 62 側面 67, 68 テープ案内要素 69 テープ案内要素支持部材 70, 71 両側部 72 中央部 74, 75 側面 79, 80 段部 81 側面

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁気テープ(2)を保持するカセット
    (1)であって、前記磁気テープ(2)が、該カセット
    (1)内で該カセットの、出入開口部(13)を有する側
    壁部(8)に沿って案内され、前記出入開口部(13)を
    通って少なくとも一つの磁気ヘッドが、前記磁気テープ
    (2)に走査可能に接触するように進入でき、該カセッ
    ト(1)が、前記磁気テープ(2)を前記磁気ヘッドに
    対し押し付けるように適合されたパッド状の弾性的な押
    圧部材(56)と、前記磁気ヘッドを通過した磁気テープ
    (2)を案内するように適合された二つのテープ案内要
    素(67, 68)とを具え、前記押圧部材(56)が、前記側
    壁部(8)に対し交差方向へ休止位置と少なくとも一つ
    の接触位置との間で動き得るとともに、実質的に帯状で
    板ばね状の押圧部材支持部材(58)の中央部(57)に固
    定され、前記押圧部材支持部材(58)が、前記出入開口
    部(13)が設けられた前記側壁部(8)に対し実質的に
    平行に延在するように配置され、前記押圧部材支持部材
    (58)の前記中央部(57)に隣接する両側部(59, 60)
    が、前記側壁部(8)から離間する側のそれらの側面
    (61, 62)で該カセットの複数の位置決め要素(63, 6
    4)と共働するようにされることができ、前記二つのテ
    ープ案内要素(67, 68)が、前記側壁部(8)に対し実
    質的に交差方向へ動き得るとともに、実質的に帯状で板
    ばね状のテープ案内要素支持部材(69)上に前記押圧部
    材(56)に関し実質的に互いに鏡面対称に配置され、前
    記テープ案内要素支持部材(69)が、実質的に前記押圧
    部材支持部材(58)と前記側壁部(8)との間に位置し
    て前記側壁部(8)に対し実質的に平行に延在するよう
    に配置されるとともに、そのテープ案内要素支持部材
    (69)の中央部(72)に隣接する両側部(70, 71)を有
    し、前記テープ案内要素支持部材(69)の両側部(70,
    71)が、前記側壁部(8)に対向する側のそれらの側面
    (74, 75)で該カセットの複数の位置決め要素(34, 3
    5)と共働するようにされることができる、磁気テープ
    カセット(1)において、 前記押圧部材支持部材(58)が、その中央部(57)と両
    側部(59, 60)との間の二つの遷移領域内に段部(79,
    80)を有し、それら二つの段部(79, 80)が、前記押圧
    部材(56)に関し実質的に互いに鏡面対称に配置され、
    それら二つの段部(79, 80)によって、前記中央部(5
    7)が前記両側部(59, 60)に対し前記側壁部(8)へ
    向かってオフセットして、前記押圧部材(56)が前記休
    止位置に位置する状態での前記押圧部材支持部材(58)
    の前記中央部(57)が、その押圧部材支持部材(58)が
    予備張力を持つ状態で、前記テープ案内要素支持部材
    (69)上に支持されることを特徴とする、磁気テープカ
    セット。
  2. 【請求項2】 前記段部(79, 80)は、前記押圧部材支
    持部材(58)の前記両側部(59, 60)に対し傾斜してい
    ることを特徴とする、請求項1記載の磁気テープカセッ
    ト。
  3. 【請求項3】 前記押圧部材支持部材(58)の前記段部
    (79, 80)は、前記中央部(57)に対し垂直に測って
    0.5〜1.0 mmの高さを有する段であることを特徴とす
    る、請求項1もしくは請求項2記載の磁気テープカセッ
    ト。
  4. 【請求項4】 帯状かつ板ばね状に形成されるととも
    に、押圧部材(56)をそこに固定するための中央部(5
    7)とその中央部(57)に隣接して位置し該カセット
    (1)の複数の位置決め要素(63, 64)と共働するよう
    に適合された両側部(59, 60)とを具える押圧部材支持
    部材(58)において、 該押圧部材支持部材(58)の前記中央部(57)と前記両
    側部(59, 60)との間の二つの遷移領域内のそれぞれに
    段部(79, 80)を有し、前記二つの段部(79,80)は、
    前記押圧部材(56)に関し実質的に互いに鏡面対称に配
    置され、それらの段部(79, 80)によって、前記中央部
    (57)は前記両側部(59, 60)に対し、その中央部(5
    7)の押圧部材固定用側面(81)の側へオフセットして
    いることを特徴とする、請求項1乃至請求項3のいずれ
    か記載の磁気テープカセット(1)用の押圧部材支持部
    材。
  5. 【請求項5】 前記二つの段部(79, 80)は、前記中央
    部(57)に対し、そして前記両側部(59, 60)に対して
    も傾斜していることを特徴とする、請求項4記載の押圧
    部材支持部材。
  6. 【請求項6】 前記押圧部材支持部材(58)の前記段部
    (79, 80)は、前記中央部(57)に対し垂直に測って
    0.5〜1.0 mmの高さを有する段であることを特徴とす
    る、請求項4もしくは請求項5記載の押圧部材支持部
    材。
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