JPH0730016B2 - 4−アセトキシ−3−ヒドロキシエチルアゼチジン−2−オン誘導体の製造方法 - Google Patents
4−アセトキシ−3−ヒドロキシエチルアゼチジン−2−オン誘導体の製造方法Info
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- JPH0730016B2 JPH0730016B2 JP62042205A JP4220587A JPH0730016B2 JP H0730016 B2 JPH0730016 B2 JP H0730016B2 JP 62042205 A JP62042205 A JP 62042205A JP 4220587 A JP4220587 A JP 4220587A JP H0730016 B2 JPH0730016 B2 JP H0730016B2
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- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P20/00—Technologies relating to chemical industry
- Y02P20/50—Improvements relating to the production of bulk chemicals
- Y02P20/55—Design of synthesis routes, e.g. reducing the use of auxiliary or protecting groups
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- Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、3位に水酸基が保護されたヒドロキシエチル
基を有し、4位にアセトキシ基を有する4−アセトキシ
−3−ヒドロキシエチルアゼチジン−2−オン誘導体の
新規な製造法に関する。
基を有し、4位にアセトキシ基を有する4−アセトキシ
−3−ヒドロキシエチルアゼチジン−2−オン誘導体の
新規な製造法に関する。
4−アセトキシ−3−ヒドロキシエチルアゼチジン−2
−オン誘導体は、チエナマイシン等に代表されるカルバ
ペネム系β−ラクタム抗生物質や、ペネム系β−ラクタ
ム抗生物質の合成中間体として有用であることが知られ
ている〔たとえば、レイダー等,テトラヘドロンレター
ズ,23巻、2293頁(1982)、およびヨシダ等,ケミカル
・アンド・フアーマシユテイカル・ブレチン(Chem.Pha
rm.Bull.)、29巻,2899頁(1981)〕。
−オン誘導体は、チエナマイシン等に代表されるカルバ
ペネム系β−ラクタム抗生物質や、ペネム系β−ラクタ
ム抗生物質の合成中間体として有用であることが知られ
ている〔たとえば、レイダー等,テトラヘドロンレター
ズ,23巻、2293頁(1982)、およびヨシダ等,ケミカル
・アンド・フアーマシユテイカル・ブレチン(Chem.Pha
rm.Bull.)、29巻,2899頁(1981)〕。
(従来の技術と問題点) 従来、4−アセトキシ−3−ヒドロキシエチルアゼチジ
ン−2−オン誘導体の合成法として、6−アミノペニシ
ラン酸から合成する方法〔ヨシダ等、Chem.Pharm.Bul
l.、29巻、2899頁(1981)〕、スレオニンから合成する
方法〔シオザキ等、テトラヘドロン、39巻、2399頁(19
83)〕、アスパラギン酸から合成する方法〔レイダー
等,テトラヘドロンレターズ、23巻、2293頁(1982)〕
等が知られている。
ン−2−オン誘導体の合成法として、6−アミノペニシ
ラン酸から合成する方法〔ヨシダ等、Chem.Pharm.Bul
l.、29巻、2899頁(1981)〕、スレオニンから合成する
方法〔シオザキ等、テトラヘドロン、39巻、2399頁(19
83)〕、アスパラギン酸から合成する方法〔レイダー
等,テトラヘドロンレターズ、23巻、2293頁(1982)〕
等が知られている。
しかし、いずれの方法においても、β−ラクタム環の4
位にアセトキシ基を導入するために、酢酸水銀や四酢酸
鉛等の工業的には好ましくない重金属化合物を使用する
難点を有していた。
位にアセトキシ基を導入するために、酢酸水銀や四酢酸
鉛等の工業的には好ましくない重金属化合物を使用する
難点を有していた。
本発明者らは3位にO−保護ヒドロキシエチル基、4位
にシリルエーテル基を有する新規なβ−ラクタム化合物
(Nは無保護)を用いて、低温で4位にアセトキシ基を
導入する製法を見出し、既に出願した(特開昭62−2583
53)。
にシリルエーテル基を有する新規なβ−ラクタム化合物
(Nは無保護)を用いて、低温で4位にアセトキシ基を
導入する製法を見出し、既に出願した(特開昭62−2583
53)。
その後、本発明者らは更に検討を行なった結果、触媒量
の一般式(II) (R5)4-n−Si(X)n (II) (式中、R5はC1〜C6の低級アルキル基またはフエニル基
を示し、Xはハロゲン基またはCF3SO2O基を示す。n=
1〜4)で表わされる化合物を加える事により、室温付
近において良い収率で4位にアセトキシ基を導入する方
法を見出し、本発明に至った。以下に詳細を説明する。
の一般式(II) (R5)4-n−Si(X)n (II) (式中、R5はC1〜C6の低級アルキル基またはフエニル基
を示し、Xはハロゲン基またはCF3SO2O基を示す。n=
1〜4)で表わされる化合物を加える事により、室温付
近において良い収率で4位にアセトキシ基を導入する方
法を見出し、本発明に至った。以下に詳細を説明する。
(問題点を解決するための手段及び作用効果) 本発明は、一般式(I) (式中、R1は水酸基の保護基、R2,R3,R4はC1〜C4の低級
アルキル基、またはアラルキル基を示す)で表わされる
β−ラクタム化合物に、一般式(II) (R5)4-n−Si(X)n (II) (式中、R5はC1〜C6の低級アルキル基またはフエニル基
を示し、Xはハロゲン基またはCF3SO2O基を示す。n=
1〜4)で表わされる化合物を触媒として、塩基と無水
酢酸を作用させることを特徴とする、一般式(III) (式中、R1は水酸基の保護基を示す)で表わされる4−
アセトキシ−3−ヒドロキシエチルアゼチジン−2−オ
ン誘導体の製造方法を要旨とする。
アルキル基、またはアラルキル基を示す)で表わされる
β−ラクタム化合物に、一般式(II) (R5)4-n−Si(X)n (II) (式中、R5はC1〜C6の低級アルキル基またはフエニル基
を示し、Xはハロゲン基またはCF3SO2O基を示す。n=
1〜4)で表わされる化合物を触媒として、塩基と無水
酢酸を作用させることを特徴とする、一般式(III) (式中、R1は水酸基の保護基を示す)で表わされる4−
アセトキシ−3−ヒドロキシエチルアゼチジン−2−オ
ン誘導体の製造方法を要旨とする。
一般式(I)で示される4位にシリルエーテル基を有す
るβ−ラクタム化合物は本発明者らが既に特許出願(特
開昭61−18791)したように、反応式Iの方法によつて
簡便に取得できる。
るβ−ラクタム化合物は本発明者らが既に特許出願(特
開昭61−18791)したように、反応式Iの方法によつて
簡便に取得できる。
反応式I: β−ラクタム化合物(I)の3位のヒドロキシエチル基
のO−保護基であるR1としては、R1が一般式(IV) (式中、R6,R7,R8はC1〜C6の低級アルキル基を示す。た
だし、R6,R7,R8は同時にC1でない。)で表わされるトリ
アルキルシリル基、たとえばtert−ブチルジメチルシリ
ル基、トリイソプロピルシリル基、イソプロピルジメチ
ルシリル基、イソブチルジメチルシリル基、ジメチル−
(1,2−ジメチルプロピル)シリル基、ジメチル−(1,
1,2−トリメチルプロピル)シリル基や、その他tert−
ブチル基、ベンジル基、トリクロロエトキシカルボニル
基、tert−ブトキシカルボニル基、p−ニトロベンジル
オキシカルボニル基等が挙げられるが、好ましくは反応
中より安定であり、さらに酸処理により選択的に脱保護
されうるtert−ブチルジメチルシリル基やイソプロピル
ジメチルシリル基やジメチル−(1,1,2−トリメチルプ
ロピル)シリル基及びジメチル−(1,2−ジメチルプロ
ピル)シリル基がよい。また、β−ラクタム化合物
(I)のR2,R3,R4は、メチル、エチル、イソブチル等の
C1〜C4の低級アルキル基、またはベンジル基、p−ニト
ロベンジル基等のアラルキル基から同一または異なつた
基を選択できるが、好ましくはR2=R3=R4=メチルが最
適である。
のO−保護基であるR1としては、R1が一般式(IV) (式中、R6,R7,R8はC1〜C6の低級アルキル基を示す。た
だし、R6,R7,R8は同時にC1でない。)で表わされるトリ
アルキルシリル基、たとえばtert−ブチルジメチルシリ
ル基、トリイソプロピルシリル基、イソプロピルジメチ
ルシリル基、イソブチルジメチルシリル基、ジメチル−
(1,2−ジメチルプロピル)シリル基、ジメチル−(1,
1,2−トリメチルプロピル)シリル基や、その他tert−
ブチル基、ベンジル基、トリクロロエトキシカルボニル
基、tert−ブトキシカルボニル基、p−ニトロベンジル
オキシカルボニル基等が挙げられるが、好ましくは反応
中より安定であり、さらに酸処理により選択的に脱保護
されうるtert−ブチルジメチルシリル基やイソプロピル
ジメチルシリル基やジメチル−(1,1,2−トリメチルプ
ロピル)シリル基及びジメチル−(1,2−ジメチルプロ
ピル)シリル基がよい。また、β−ラクタム化合物
(I)のR2,R3,R4は、メチル、エチル、イソブチル等の
C1〜C4の低級アルキル基、またはベンジル基、p−ニト
ロベンジル基等のアラルキル基から同一または異なつた
基を選択できるが、好ましくはR2=R3=R4=メチルが最
適である。
上記のように調整した一般式(I) (式中、R1,R2,R3,R4は前記と同じ)で表わされるβ−
ラクタム化合物に塩基と無水酢酸を作用させて、目的の
4−アセトキシ−3−ヒドロキシエチルアゼチジン−2
−オン誘導体(III) (式中、R1は前記と同じ)に変換するのであるが、この
際一般式(II) (R5)4-n−Si(X)n (II) (式中、R5,X,nは前記と同じ)で表わされる化合物を触
媒として作用させると収率が著しく向上する。
ラクタム化合物に塩基と無水酢酸を作用させて、目的の
4−アセトキシ−3−ヒドロキシエチルアゼチジン−2
−オン誘導体(III) (式中、R1は前記と同じ)に変換するのであるが、この
際一般式(II) (R5)4-n−Si(X)n (II) (式中、R5,X,nは前記と同じ)で表わされる化合物を触
媒として作用させると収率が著しく向上する。
一般式(II)で表わされる化合物としては、トリメチル
シリルトリフルオロメタンスルホネートのほか、トリメ
チルハロシラン,トリエチルハロシラン,トリイソプロ
ピルハロシラン,トリプロピルハロシラン,トリフエニ
ルハロシラン,ジフエニルメチルハロシラン,tert−ブ
チルジフエニルハロシラン,tert−ブチルジメチルハロ
シラン,イソブチルジメチルハロシラン,イソプロピル
ジメチルハロシラン,ジメチル−(1,1,2−トリメチル
プロピル)ハロシラン,ジメチル−(1,2−ジメチルプ
ロピル)ハロシラン,tert−ブチルメチルフエニルハロ
シラン等、またはジメチルジハロシラン,ジフエニルジ
ハロシラン,メチルプロピルジハロシラン等、またはメ
チルトリハロシラン,エチルトリハロシラン,プロピル
トリハロシラン,ブチルトリハロシラン等、またはテト
ラクロルシラン等が使用できる。
シリルトリフルオロメタンスルホネートのほか、トリメ
チルハロシラン,トリエチルハロシラン,トリイソプロ
ピルハロシラン,トリプロピルハロシラン,トリフエニ
ルハロシラン,ジフエニルメチルハロシラン,tert−ブ
チルジフエニルハロシラン,tert−ブチルジメチルハロ
シラン,イソブチルジメチルハロシラン,イソプロピル
ジメチルハロシラン,ジメチル−(1,1,2−トリメチル
プロピル)ハロシラン,ジメチル−(1,2−ジメチルプ
ロピル)ハロシラン,tert−ブチルメチルフエニルハロ
シラン等、またはジメチルジハロシラン,ジフエニルジ
ハロシラン,メチルプロピルジハロシラン等、またはメ
チルトリハロシラン,エチルトリハロシラン,プロピル
トリハロシラン,ブチルトリハロシラン等、またはテト
ラクロルシラン等が使用できる。
上記の化合物(II)を添加せずに、塩基と無水酢酸で化
合物(I)をアセトキシ化すると、β−ラクタム環が開
裂した分解物が反応生成物として大部分であり、目的の
化合物(III)を満足すべき収率で得ることができな
い。
合物(I)をアセトキシ化すると、β−ラクタム環が開
裂した分解物が反応生成物として大部分であり、目的の
化合物(III)を満足すべき収率で得ることができな
い。
一般式(II)で表わされるこれらの化合物の存在下での
化合物(I)の4位アセトキシ化においては、化合物
(II)と塩基と無水酢酸の使用量、溶媒、塩基の種類及
び反応温度が収率に影響を与える因子である。塩基とし
てはピリジン,ピコリン,ルチジン等のピリジン類が好
ましい。反応溶媒としては上記の塩基を溶媒として使用
するか、あるいは化合物(I)や反応試剤に不活性な有
機溶媒、例えば塩化メチレン,酢酸エチル,n−ヘキサ
ン,トルエン,ジメチルホルムアミド,テトラヒドロフ
ラン等が使用できるが、好ましくはピリジン類またはジ
メチルホルムアミドを使用するのがよい。
化合物(I)の4位アセトキシ化においては、化合物
(II)と塩基と無水酢酸の使用量、溶媒、塩基の種類及
び反応温度が収率に影響を与える因子である。塩基とし
てはピリジン,ピコリン,ルチジン等のピリジン類が好
ましい。反応溶媒としては上記の塩基を溶媒として使用
するか、あるいは化合物(I)や反応試剤に不活性な有
機溶媒、例えば塩化メチレン,酢酸エチル,n−ヘキサ
ン,トルエン,ジメチルホルムアミド,テトラヒドロフ
ラン等が使用できるが、好ましくはピリジン類またはジ
メチルホルムアミドを使用するのがよい。
一般式(I)で表わされるβ−ラクタム化合物に対し、
一般式(II)で表わされる化合物を0.05〜1倍モル、塩
基を1〜30倍モル、無水酢酸は1〜15倍モルの範囲で使
用すればよい。反応温度は−30〜+50℃の範囲が好まし
い。
一般式(II)で表わされる化合物を0.05〜1倍モル、塩
基を1〜30倍モル、無水酢酸は1〜15倍モルの範囲で使
用すればよい。反応温度は−30〜+50℃の範囲が好まし
い。
反応操作としては、ピリジン等の塩基単独、あるいはジ
メチルホルムアミド等の溶媒とピリジン等の塩基との混
合溶媒に一般式(I)で示される4位にシリルエーテル
基を有するβ−ラクタム化合物を溶解し、次に無水酢酸
及び一般式(II)で表わされる化合物を一度に、あるい
は分割して加えて反応を行なう。反応経過を薄層クロマ
トグラフイーでチエツクしながら実施し、原料が消失ま
たは微量になつたところで水へ反応液を注ぐ。次にn−
ヘキサン等の有機溶媒で抽出を行なう。有機層を炭酸水
素ナトリウム水溶液,水で洗浄した後、無水硫酸マグネ
シウムで乾燥する。溶媒を留去して得られた粗結晶をn
−ヘキサン等の溶媒で再結晶することにより目的の4−
アセトキシ−3−ヒドロキシエチルアゼチジン−2−オ
ン誘導体を得る。n−ヘキサンを抽出溶媒に用いた場合
には、乾燥後、溶液を冷却して4−アセトキシ−3−ヒ
ドロキシエチルアゼチジン−2−オン誘導体を結晶とし
て得ることもできる。そのほか、溶媒を留去した反応混
合物からカラムクロマトグラフイーにより4−アセトキ
シ−3−ヒドロキシエチルアゼチジン−2−オン誘導体
を得ることもできる。
メチルホルムアミド等の溶媒とピリジン等の塩基との混
合溶媒に一般式(I)で示される4位にシリルエーテル
基を有するβ−ラクタム化合物を溶解し、次に無水酢酸
及び一般式(II)で表わされる化合物を一度に、あるい
は分割して加えて反応を行なう。反応経過を薄層クロマ
トグラフイーでチエツクしながら実施し、原料が消失ま
たは微量になつたところで水へ反応液を注ぐ。次にn−
ヘキサン等の有機溶媒で抽出を行なう。有機層を炭酸水
素ナトリウム水溶液,水で洗浄した後、無水硫酸マグネ
シウムで乾燥する。溶媒を留去して得られた粗結晶をn
−ヘキサン等の溶媒で再結晶することにより目的の4−
アセトキシ−3−ヒドロキシエチルアゼチジン−2−オ
ン誘導体を得る。n−ヘキサンを抽出溶媒に用いた場合
には、乾燥後、溶液を冷却して4−アセトキシ−3−ヒ
ドロキシエチルアゼチジン−2−オン誘導体を結晶とし
て得ることもできる。そのほか、溶媒を留去した反応混
合物からカラムクロマトグラフイーにより4−アセトキ
シ−3−ヒドロキシエチルアゼチジン−2−オン誘導体
を得ることもできる。
(実施例) 以下実施例で本発明を詳しく説明するが、これらの実施
例によって本発明が限定されるものではない。
例によって本発明が限定されるものではない。
実施例1 (3R,4R)−4−アセトキシ−3−〔(R)−1−tert
−ブチルジメチルシリロキシエチル〕アゼチジン−2−
オンの合成 (3R,4R)−3−〔(R)−tert−ブチルジメチルシリ
ロキシエチル〕−4−トリメチルシリロキシアゼチジン
−2−オン〔mp95〜96℃,▲〔α〕25 D▼−9.5゜(c
1.0,CHCl3)〕1.514gをピリジン7.6mlに溶解し、窒素雰
囲気下、無水酢酸2.5ml,トリメチルクロルシラン0.12ml
を加え、9℃で41時間攪拌した。反応液を水150ml中に
注ぎ、n−ヘキサン150mlで抽出した。有機層をさらに
5%NaHCO3,飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸マグネシウ
ムで乾燥した、別後、溶媒を減圧留去して白色固体1.
250gを得た。この白色固体の一部1.000gをn−ヘキサン
に溶解し、不溶物去後−15℃で冷却放置することによ
り690mgの針状結晶が得られ、以下の物性値から目的と
する(3R,4R)−4−アセトキシ−3−〔(R)−1−t
ert−ブチルジメチルシリロキシエチル〕アゼチジン−
2−オンであることが確認された。
−ブチルジメチルシリロキシエチル〕アゼチジン−2−
オンの合成 (3R,4R)−3−〔(R)−tert−ブチルジメチルシリ
ロキシエチル〕−4−トリメチルシリロキシアゼチジン
−2−オン〔mp95〜96℃,▲〔α〕25 D▼−9.5゜(c
1.0,CHCl3)〕1.514gをピリジン7.6mlに溶解し、窒素雰
囲気下、無水酢酸2.5ml,トリメチルクロルシラン0.12ml
を加え、9℃で41時間攪拌した。反応液を水150ml中に
注ぎ、n−ヘキサン150mlで抽出した。有機層をさらに
5%NaHCO3,飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸マグネシウ
ムで乾燥した、別後、溶媒を減圧留去して白色固体1.
250gを得た。この白色固体の一部1.000gをn−ヘキサン
に溶解し、不溶物去後−15℃で冷却放置することによ
り690mgの針状結晶が得られ、以下の物性値から目的と
する(3R,4R)−4−アセトキシ−3−〔(R)−1−t
ert−ブチルジメチルシリロキシエチル〕アゼチジン−
2−オンであることが確認された。
▲〔α〕25 D▼+50゜(c 0.5,CHCl3) mp 107℃1 H NMR(90MHz,CDCl3)δ(ppm)0.08(6H,s),0.84
(9H,s),1.20(3H,d),2.01(3H,s),3.04(1H,dd),
4.12(1H,m),5.76(1H,d),6.73(NH) また上記白色固体一部を高速液体クロマトグラフイー
〔カラムYMC−パツクドカラムA−303(ODS),4.6×250
mm,カラム温度15℃,溶媒アセトニトリル:水=6:4(v/
v),流量1.1ml/min,検出210nm〕で分析すると、全体で
1.014gの(3R,4R)−4−アセトキシ−3−〔(R)−
1−tert−ブチルジメチルシリロキシエチル〕アゼチジ
ン−2−オンが生成していた(収率74%)。
(9H,s),1.20(3H,d),2.01(3H,s),3.04(1H,dd),
4.12(1H,m),5.76(1H,d),6.73(NH) また上記白色固体一部を高速液体クロマトグラフイー
〔カラムYMC−パツクドカラムA−303(ODS),4.6×250
mm,カラム温度15℃,溶媒アセトニトリル:水=6:4(v/
v),流量1.1ml/min,検出210nm〕で分析すると、全体で
1.014gの(3R,4R)−4−アセトキシ−3−〔(R)−
1−tert−ブチルジメチルシリロキシエチル〕アゼチジ
ン−2−オンが生成していた(収率74%)。
実施例2 (3R,4R)−4−アセトキシ−3−〔(R)−1−tert
−ブチルジメチルシリロキシエチル〕アゼチジン−2−
オンの合成 (3R,4R)−3−〔(R)−1−tert−ブチルジメチル
シリロキシエチル〕−4−トリメチルシリロキシアゼチ
ジン−2−オン 302mgを塩化メチレン0.74mlに溶解
し、ピリジン0.77ml,無水酢酸0.27mlを加えた後、窒素
雰囲気下、トリメチルクロルシラン0.012mlを加え、室
温で17時間攪拌した。反応液を水30ml中に注ぎ、n−ヘ
キサン30mlで抽出した。有機層をさらに5%NaHCO3,飽
和食塩水で洗浄後、無水硫酸マグネシウムで乾燥した。
別後、溶媒を減圧留去して白色固体262mgを得た。こ
の固体を高速液体クロマトグラフイーで分析したところ
(3R,4R)−4−アセトキシ−3−〔(R)−1−tert
−ブチルジメチルシリロキシエチル〕アゼチジン−2−
オンが98mg生成していた(収率36%)。
−ブチルジメチルシリロキシエチル〕アゼチジン−2−
オンの合成 (3R,4R)−3−〔(R)−1−tert−ブチルジメチル
シリロキシエチル〕−4−トリメチルシリロキシアゼチ
ジン−2−オン 302mgを塩化メチレン0.74mlに溶解
し、ピリジン0.77ml,無水酢酸0.27mlを加えた後、窒素
雰囲気下、トリメチルクロルシラン0.012mlを加え、室
温で17時間攪拌した。反応液を水30ml中に注ぎ、n−ヘ
キサン30mlで抽出した。有機層をさらに5%NaHCO3,飽
和食塩水で洗浄後、無水硫酸マグネシウムで乾燥した。
別後、溶媒を減圧留去して白色固体262mgを得た。こ
の固体を高速液体クロマトグラフイーで分析したところ
(3R,4R)−4−アセトキシ−3−〔(R)−1−tert
−ブチルジメチルシリロキシエチル〕アゼチジン−2−
オンが98mg生成していた(収率36%)。
実施例3 (3R,4R)−4−アセトキシ−3−〔(R)−1−tert
−ブチルジメチルシリロキシエチル〕アゼチジン−2−
オンの合成 実施例1と同様な方法によつて、化合物(II)を種々変
化させる実験を実施した。化合物(II)を添加しない条
件も比較のため実験を行なった。化合物(I′)に対し
て無水酢酸5.6当量、ピリジン19.7当量を用い、処理及
び分析条件は実施例1と同様である。結果を表1に示し
た。
−ブチルジメチルシリロキシエチル〕アゼチジン−2−
オンの合成 実施例1と同様な方法によつて、化合物(II)を種々変
化させる実験を実施した。化合物(II)を添加しない条
件も比較のため実験を行なった。化合物(I′)に対し
て無水酢酸5.6当量、ピリジン19.7当量を用い、処理及
び分析条件は実施例1と同様である。結果を表1に示し
た。
実施例4 (3R,4R)−4−アセトキシ−3−〔(R)−1−tert
−ブチルジメチルシリロキシエチル〕アゼチジン−2−
オンの合成 実施例1と同様な方法によつて、塩基を変化させる実験
を実施した。化合物(I′)に対して無水酢酸5.6当
量、トリメチルクロルシラン0.2当量を用い、処理及び
分析条件は実施例1と同様である。結果を表2に示し
た。
−ブチルジメチルシリロキシエチル〕アゼチジン−2−
オンの合成 実施例1と同様な方法によつて、塩基を変化させる実験
を実施した。化合物(I′)に対して無水酢酸5.6当
量、トリメチルクロルシラン0.2当量を用い、処理及び
分析条件は実施例1と同様である。結果を表2に示し
た。
実施例5 (3R,4R)−4−アセトキシ−3−〔(R)−1−〔ジ
メチル−(1,1,2−トリメチルプロピル)シリロキシ〕
エチル〕アゼチジン−2−オンの合成 (3R,4R)−3−〔(R)−1−〔ジメチル−(1,1,2−
トリメチルプロピル)シリロキシ〕エチル〕−4−トリ
メチルシリロキシアゼチジン−2−オン520mgをピリジ
ン2.44mlに溶解し、窒素雰囲気下9℃に冷却した。つい
で無水酢酸0.81ml、トリメチルクロルシラン0.039mlを
加え、9℃で40時間攪拌した。反応後、実施例1と同様
の方法で処理し、401mgのセミソリツドを得た。このも
のをシリカゲルカラム〔n−ヘキサン:酢酸エチル=1
0:1,(v/v)〕で処理し、目的とする(3R,5R)−4−ア
セトキシ−3−〔(R)−1−〔ジメチル−(1,1,2−
トリメチルプロピル)シリロキシ〕エチル〕アゼチジン
−2−オン338mgを白色針状結晶として得た。物性値を
以下に示す。
メチル−(1,1,2−トリメチルプロピル)シリロキシ〕
エチル〕アゼチジン−2−オンの合成 (3R,4R)−3−〔(R)−1−〔ジメチル−(1,1,2−
トリメチルプロピル)シリロキシ〕エチル〕−4−トリ
メチルシリロキシアゼチジン−2−オン520mgをピリジ
ン2.44mlに溶解し、窒素雰囲気下9℃に冷却した。つい
で無水酢酸0.81ml、トリメチルクロルシラン0.039mlを
加え、9℃で40時間攪拌した。反応後、実施例1と同様
の方法で処理し、401mgのセミソリツドを得た。このも
のをシリカゲルカラム〔n−ヘキサン:酢酸エチル=1
0:1,(v/v)〕で処理し、目的とする(3R,5R)−4−ア
セトキシ−3−〔(R)−1−〔ジメチル−(1,1,2−
トリメチルプロピル)シリロキシ〕エチル〕アゼチジン
−2−オン338mgを白色針状結晶として得た。物性値を
以下に示す。
▲〔α〕25 D▼+41.5゜(c 0.5,CHCl3) mp 80〜81℃1 H NMR(90MHz,CDCl3)δ(ppm)0.08(6H,s),0.75
(6H,s),0.83(6H,d),1.20(3H,d),1.50(1H,m),2.
00(3H,s),3.10(1H,dd),4.12(1H,m),5.75(1H,
d),6.53(NH) 実施例6 (3R,4R)−4−アセトキシ−3−〔(R)−1−イソ
プロピルジメチルシリロキシエチル〕アゼチジン−2−
オンの合成 (3R,4R)−3−〔(R)−1−イソプロピルジメチル
シリロキシエチル〕−4−トリメチルシリロキシアゼチ
ジン−2−オン301mgをピリジン1.58mlに溶解し、窒素
雰囲気下9℃に冷却した。ついで無水酢酸0.52ml,トリ
メチルクロルシラン0.025mlを加え、9℃で40時間攪拌
した。反応後、実施例1と同様の方法で処理し、229mg
のセミソリツドを得た。このものをシリカゲルカラム
〔n−ヘキサン:酢酸エチル=10:1,(v/v)〕で処理
し、目的とする(3R,4R)−4−アセトキシ−3−
〔(R)−1−イソプロピルジメチルシリロキシエチ
ル〕アゼチジン−2−オン176mgを白色結晶として得
た。物性値を以下に示す。
(6H,s),0.83(6H,d),1.20(3H,d),1.50(1H,m),2.
00(3H,s),3.10(1H,dd),4.12(1H,m),5.75(1H,
d),6.53(NH) 実施例6 (3R,4R)−4−アセトキシ−3−〔(R)−1−イソ
プロピルジメチルシリロキシエチル〕アゼチジン−2−
オンの合成 (3R,4R)−3−〔(R)−1−イソプロピルジメチル
シリロキシエチル〕−4−トリメチルシリロキシアゼチ
ジン−2−オン301mgをピリジン1.58mlに溶解し、窒素
雰囲気下9℃に冷却した。ついで無水酢酸0.52ml,トリ
メチルクロルシラン0.025mlを加え、9℃で40時間攪拌
した。反応後、実施例1と同様の方法で処理し、229mg
のセミソリツドを得た。このものをシリカゲルカラム
〔n−ヘキサン:酢酸エチル=10:1,(v/v)〕で処理
し、目的とする(3R,4R)−4−アセトキシ−3−
〔(R)−1−イソプロピルジメチルシリロキシエチ
ル〕アゼチジン−2−オン176mgを白色結晶として得
た。物性値を以下に示す。
▲〔α〕25 D▼+54.6゜(c 0.5,CHCl3) mp 92〜94℃1 H NMR(90MHz,CDCl3)δ(ppm)0.08(6H,s),1.75
(1H,s),1.98(6H,d),1.29(3H,d),2.12(3H,s),3.
20(1H,dd),4.23(1H,m),5.86(1H,d),6.50(NH) 実施例7 4−アセトキシ−3−〔1−〔ジメチル−(1,2−ジメ
チルプロピル)シリロキシ〕エチル〕アゼチジン−2−
オンの合成 3−〔1−〔ジメチル−(1,2−ジメチルプロピル)シ
リロキシ〕エチル〕−4−トリメチルシリロキシアゼチ
ジン−2−オン300mgをピリジン1.47mlに溶解し、窒素
雰囲気下9℃に冷却した。ついで無水差酸0.49ml,トリ
メチルクロルシラン0.023mlを加え、9℃で40時間攪拌
した。反応後、実施例1と同様の方法で処理し、201mg
のセミソリツドを得た。このものをシリカゲルカラム
〔n−ヘキサン:酢酸エチル=10:1,(v/v)〕で処理
し、目的とする4−アセトキシ−3−〔1−〔ジメチル
−(1,2−ジメチルプロピル)シリロキシ〕エチル〕ア
ゼチジン−2−オン175mgを白色固体として得た。物性
値を以下に示す。1 H NMR(90MHz,CDCl3)δ(ppm)0.08(6H,s),0.70
(1H,m),0.85(9H,d,d,d),1.20(3H,d),1.80(1H,
m),2.02(3H,s),3.10(1H,dd),4.15(1H,m),5.80
(1H,d),7.20(NH)
(1H,s),1.98(6H,d),1.29(3H,d),2.12(3H,s),3.
20(1H,dd),4.23(1H,m),5.86(1H,d),6.50(NH) 実施例7 4−アセトキシ−3−〔1−〔ジメチル−(1,2−ジメ
チルプロピル)シリロキシ〕エチル〕アゼチジン−2−
オンの合成 3−〔1−〔ジメチル−(1,2−ジメチルプロピル)シ
リロキシ〕エチル〕−4−トリメチルシリロキシアゼチ
ジン−2−オン300mgをピリジン1.47mlに溶解し、窒素
雰囲気下9℃に冷却した。ついで無水差酸0.49ml,トリ
メチルクロルシラン0.023mlを加え、9℃で40時間攪拌
した。反応後、実施例1と同様の方法で処理し、201mg
のセミソリツドを得た。このものをシリカゲルカラム
〔n−ヘキサン:酢酸エチル=10:1,(v/v)〕で処理
し、目的とする4−アセトキシ−3−〔1−〔ジメチル
−(1,2−ジメチルプロピル)シリロキシ〕エチル〕ア
ゼチジン−2−オン175mgを白色固体として得た。物性
値を以下に示す。1 H NMR(90MHz,CDCl3)δ(ppm)0.08(6H,s),0.70
(1H,m),0.85(9H,d,d,d),1.20(3H,d),1.80(1H,
m),2.02(3H,s),3.10(1H,dd),4.15(1H,m),5.80
(1H,d),7.20(NH)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大橋 武久 兵庫県神戸市灘区篠原伯母野山町3丁目9 −14 (72)発明者 渡辺 清 兵庫県明石市松が丘5丁目15―41
Claims (12)
- 【請求項1】一般式(I) (式中、R1は水酸基の保護基、R2,R3,R4はC1〜C4の低級
アルキル基、またはアラルキル基を示す)で表わされる
β−ラクタム化合物に、一般式(II) (R5)4-n−Si(X)n (II) (式中、R5はC1〜C6の低級アルキル基またはフエニル基
を示し、Xはハロゲン基またはCF3SO2O基を示す。n=
1〜4)で表わされる化合物を触媒として、塩基と無水
酢酸を作用させることを特徴とする、一般式(III) (式中、R1は水酸基の保護基を示す)で表わされる4−
アセトキシ−3−ヒドロキシエチルアゼチジン−2−オ
ン誘導体の製造方法。 - 【請求項2】R1が一般式(IV) (式中、R6,R7,R8はC1〜C6の低級アルキル基を示す。た
だしR6,R7,R8は同時にC1でない。)である特許請求の範
囲第1項記載の製造方法。 - 【請求項3】R1がtert−ブチルジメチルシリル基である
特許請求の範囲第1項記載の製造方法。 - 【請求項4】R1がイソプロピルジメチルシリル基である
特許請求の範囲第1項記載の製造方法。 - 【請求項5】R1がジメチル−(1,1,2−トリメチルプロ
ピル)シリル基である特許請求の範囲第1項記載の製造
方法。 - 【請求項6】R1がジメチル−(1,2−ジメチルプロピ
ル)シリル基である特許請求の範囲第1項記載の製造方
法。 - 【請求項7】R2,R3,R4がメチル基である特許請求の範囲
第1項記載の製造方法。 - 【請求項8】一般式(II)で表わされる化合物がトリメ
チルクロルシランである特許請求の範囲第1項または第
2項記載の製造方法。 - 【請求項9】一般式(II)で表わされる化合物がトリメ
チルヨードシランである特許請求の範囲第1項または第
2項記載の製造方法。 - 【請求項10】一般式(II)で表わされる化合物がトリ
メチルシリルトリフルオロメタンスルホネートである特
許請求の範囲第1項または第2項記載の製造方法。 - 【請求項11】塩基がピリジンである特許請求の範囲第
1項または第2項記載の製造方法。 - 【請求項12】塩基がピコリンである特許請求の範囲第
1項または第2項記載の製造方法。
Priority Applications (9)
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---|---|---|---|
JP62042205A JPH0730016B2 (ja) | 1987-02-25 | 1987-02-25 | 4−アセトキシ−3−ヒドロキシエチルアゼチジン−2−オン誘導体の製造方法 |
CN88100764A CN1017991B (zh) | 1987-02-20 | 1988-02-15 | 4-乙酰氧基-3-羟乙基氮杂环丁-2-酮衍生物的制备方法 |
CA000559047A CA1278302C (en) | 1987-02-20 | 1988-02-16 | Process for preparing 4-acetoxy-3- hydroxyethylazetidin-2-one derivatives |
IE42488A IE60564B1 (en) | 1987-02-20 | 1988-02-16 | Process for preparing 4-acetoxy-3-hydroxyethylazetidin-2-one derivatives |
EP88102324A EP0280962B1 (en) | 1987-02-20 | 1988-02-18 | Process for preparing 4-acetoxy-3-hydroxyethylazetidin-2-one derivatives |
US07/156,873 US4914199A (en) | 1987-02-20 | 1988-02-18 | Process for preparing 4-acetoxy-3-hydroxyethylazetidin-2-one derivatives |
ES198888102324T ES2038704T3 (es) | 1987-02-20 | 1988-02-18 | Un procedimiento para preparar un derivado de 4-acetoxi-3-hidroxietilazetidin-2-ona. |
DE8888102324T DE3870926D1 (de) | 1987-02-20 | 1988-02-18 | Verfahren zur herstellung von 4-acetoxy-3-hydroxyethylazetidin-2-on-derivaten. |
KR1019880001782A KR950005913B1 (ko) | 1987-02-20 | 1988-02-20 | 4-아세톡시-3-히드록시에틸아제티딘-2-온 유도체의 제조방법 |
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