JPH07299057A - X線撮像装置 - Google Patents
X線撮像装置Info
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- JPH07299057A JPH07299057A JP6114717A JP11471794A JPH07299057A JP H07299057 A JPH07299057 A JP H07299057A JP 6114717 A JP6114717 A JP 6114717A JP 11471794 A JP11471794 A JP 11471794A JP H07299057 A JPH07299057 A JP H07299057A
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- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 abstract 1
- 230000004907 flux Effects 0.000 description 12
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- 230000000903 blocking effect Effects 0.000 description 3
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- 238000002601 radiography Methods 0.000 description 1
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- Apparatus For Radiation Diagnosis (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 X線CT装置のスライス厚さ等、X線束の絞
り量を簡単な構成で連続的に調整する。 【構成】 X線コリメータ20は、開口部2を設けたX
線遮蔽部材1が、X線管11と被検体Mとの間で、ガイ
ド部材21の溝21aに摺動自在に支持されているとと
もに、モータ22a、22bで駆動されるコンベア2
3、24に連結されて、X線管11と被検体Mとの間で
移動自在に構成されている。X線管11に近い位置P1
とX線管11に遠い位置P2との間でモータ22a、2
2bを同期駆動してX線遮蔽部材1の位置を連続的に変
位させることにより、スライス厚さを連続的に調整でき
る。
り量を簡単な構成で連続的に調整する。 【構成】 X線コリメータ20は、開口部2を設けたX
線遮蔽部材1が、X線管11と被検体Mとの間で、ガイ
ド部材21の溝21aに摺動自在に支持されているとと
もに、モータ22a、22bで駆動されるコンベア2
3、24に連結されて、X線管11と被検体Mとの間で
移動自在に構成されている。X線管11に近い位置P1
とX線管11に遠い位置P2との間でモータ22a、2
2bを同期駆動してX線遮蔽部材1の位置を連続的に変
位させることにより、スライス厚さを連続的に調整でき
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、X線CT装置のX線
コリメータでスライス厚さを連続的に調整するための技
術であって、X線透視/撮影装置等のX線照射野の調整
にも適用できる技術に関する
コリメータでスライス厚さを連続的に調整するための技
術であって、X線透視/撮影装置等のX線照射野の調整
にも適用できる技術に関する
【0002】
【従来の技術】例えば、従来のX線CT装置に備えられ
たX線コリメータは、図9に示すような構成のものであ
る。図9(a)は、従来のX線CT装置のX線コリメー
タの構成を示す斜視図、図9(b)は、その縦断面図で
ある。
たX線コリメータは、図9に示すような構成のものであ
る。図9(a)は、従来のX線CT装置のX線コリメー
タの構成を示す斜視図、図9(b)は、その縦断面図で
ある。
【0003】このX線コリメータ100は、円柱形の部
材101の周面に、X線束を所定のスライス厚さに絞る
ための複数個(図では3個)のスリット102a〜10
2bが設けられ、円柱部材101をモータ103で回転
させて、所望のスリット102a〜102cをX線管と
被検体の間に配置して、所望のスライス厚さを選択でき
る構成である。
材101の周面に、X線束を所定のスライス厚さに絞る
ための複数個(図では3個)のスリット102a〜10
2bが設けられ、円柱部材101をモータ103で回転
させて、所望のスリット102a〜102cをX線管と
被検体の間に配置して、所望のスライス厚さを選択でき
る構成である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな構成を有する従来例の場合には、次のような問題が
ある。近年、X線CT装置の利用者からは、種々の撮像
方法や撮像条件に応じてスライス厚さをより細かく、連
続的に調整できることが望まれている。しかしながら、
従来のX線CT装置に備えられたX線コリメータでは、
通常2〜4種類のスライス厚さの中から、所望のスライ
ス厚さを選択できるに過ぎず、連続的にスライス厚さを
調整することができないという問題がある。
うな構成を有する従来例の場合には、次のような問題が
ある。近年、X線CT装置の利用者からは、種々の撮像
方法や撮像条件に応じてスライス厚さをより細かく、連
続的に調整できることが望まれている。しかしながら、
従来のX線CT装置に備えられたX線コリメータでは、
通常2〜4種類のスライス厚さの中から、所望のスライ
ス厚さを選択できるに過ぎず、連続的にスライス厚さを
調整することができないという問題がある。
【0005】この発明は、このような事情に鑑みてなさ
れたものであって、X線CT装置のスライス厚さ等、X
線束の絞り量を簡単な構成で連続的に調整することがで
きるX線コリメータを備えたX線撮像装置を提供するこ
とを目的とする。
れたものであって、X線CT装置のスライス厚さ等、X
線束の絞り量を簡単な構成で連続的に調整することがで
きるX線コリメータを備えたX線撮像装置を提供するこ
とを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は、このような
目的を達成するために、次のような構成をとる。すなわ
ち、この発明は、撮像領域を挟んでX線管と受像手段と
が対向配置されるとともに、前記X線管から照射される
X線束を絞るX線コリメータを前記X線管に付設したX
線撮像装置において、前記X線コリメータは、前記X線
束を通過させる開口部を設けたX線遮蔽部材と、前記X
線遮蔽部材の位置を前記X線管のX線焦点に対して接離
する位置変位手段とで構成されたものである。
目的を達成するために、次のような構成をとる。すなわ
ち、この発明は、撮像領域を挟んでX線管と受像手段と
が対向配置されるとともに、前記X線管から照射される
X線束を絞るX線コリメータを前記X線管に付設したX
線撮像装置において、前記X線コリメータは、前記X線
束を通過させる開口部を設けたX線遮蔽部材と、前記X
線遮蔽部材の位置を前記X線管のX線焦点に対して接離
する位置変位手段とで構成されたものである。
【0007】
【作用】この発明の作用は次のとおりである。X線管と
撮像領域との間にX線遮蔽部材が位置し、X線管(X線
焦点)から照射されたX線束はX線遮蔽部材の開口部を
通過して絞られる。このX線遮蔽部材を位置変位手段
で、例えば、X線焦点側に近づけると、X線焦点から見
て開口部の面積が大きくなるので、開口部を通過するX
線束が多くなり、一方、X線遮蔽部材をX線焦点側から
遠ざけると、X線焦点から見て開口部の面積が小さくな
るので、開口部を通過するX線束が小さくなる。このよ
うに位置変位手段でX線遮蔽部材の位置を連続的に変位
させることにより、X線束の絞り量を連続的に調整でき
る。
撮像領域との間にX線遮蔽部材が位置し、X線管(X線
焦点)から照射されたX線束はX線遮蔽部材の開口部を
通過して絞られる。このX線遮蔽部材を位置変位手段
で、例えば、X線焦点側に近づけると、X線焦点から見
て開口部の面積が大きくなるので、開口部を通過するX
線束が多くなり、一方、X線遮蔽部材をX線焦点側から
遠ざけると、X線焦点から見て開口部の面積が小さくな
るので、開口部を通過するX線束が小さくなる。このよ
うに位置変位手段でX線遮蔽部材の位置を連続的に変位
させることにより、X線束の絞り量を連続的に調整でき
る。
【0008】
【実施例】以下、図面を参照してこの発明の一実施例を
説明する。まず、実施例装置の構成を説明する前に、こ
の発明の原理を図1、図2を参照して説明する。図1
(a)は、この発明におけるX線遮蔽部材の構成を示す
斜視図であり、図1(b)は、その正面図、図2は、こ
の発明の原理を説明するための図である。
説明する。まず、実施例装置の構成を説明する前に、こ
の発明の原理を図1、図2を参照して説明する。図1
(a)は、この発明におけるX線遮蔽部材の構成を示す
斜視図であり、図1(b)は、その正面図、図2は、こ
の発明の原理を説明するための図である。
【0009】図1に示すように、X線遮蔽部材1には開
口部2が設けられ、X線管から照射されるX線束の内、
この開口部2を通過したX線束のみが撮像領域に位置さ
れる被検体に照射される。
口部2が設けられ、X線管から照射されるX線束の内、
この開口部2を通過したX線束のみが撮像領域に位置さ
れる被検体に照射される。
【0010】例えば、図2(a)に示すように、X線管
11のX線焦点XSからL1離れた位置にX線遮蔽部材
1が配置された場合、X線管11から照射されたX線束
XBの目標TG(被検体)への照射幅はW1となる。
11のX線焦点XSからL1離れた位置にX線遮蔽部材
1が配置された場合、X線管11から照射されたX線束
XBの目標TG(被検体)への照射幅はW1となる。
【0011】また、図2(b)に示すように、X線管1
1のX線焦点XSから、上記L1よりも大きい距離L2
離れた位置にX線遮蔽部材1が配置された場合には、X
線管11から照射されたX線束XBの目標TG(被検
体)への照射幅は、上記W1よりも狭いW2で照射とな
る。
1のX線焦点XSから、上記L1よりも大きい距離L2
離れた位置にX線遮蔽部材1が配置された場合には、X
線管11から照射されたX線束XBの目標TG(被検
体)への照射幅は、上記W1よりも狭いW2で照射とな
る。
【0012】上述したような原理に基づき、この発明
は、開口部2を設けたX線遮蔽部材1の位置を連続的に
変位させてやることにより、X線束の絞り量を連続的に
調整するものである。
は、開口部2を設けたX線遮蔽部材1の位置を連続的に
変位させてやることにより、X線束の絞り量を連続的に
調整するものである。
【0013】次に、この発明をX線CT装置に適用し、
スライス厚さを連続的に調整するための第一実施例を図
3、図4を参照して説明する。図3(a)は、この発明
の第一実施例に係るX線撮像装置(X線CT装置)の概
略構成を示す正面図であり、図3(b)は、その縦断面
図、図4(a)は、第一実施例装置に備えられたX線コ
リメータの概略構成を示す正面図、図4(b)は、その
側面図である。
スライス厚さを連続的に調整するための第一実施例を図
3、図4を参照して説明する。図3(a)は、この発明
の第一実施例に係るX線撮像装置(X線CT装置)の概
略構成を示す正面図であり、図3(b)は、その縦断面
図、図4(a)は、第一実施例装置に備えられたX線コ
リメータの概略構成を示す正面図、図4(b)は、その
側面図である。
【0014】このX線CT装置10は、図3に示すよう
に、天板TBに載置された被検体Mを挟むように、撮像
手段としてのX線検出器12とX線管11とが対向配置
され、図示しないガントリに回転自在に取り付けられた
回転架台13に固設されている。回転架台13を回転さ
せることにより、X線管11とX線検出器12とを被検
体Mの周りで回転させ、被検体Mの周りから透過X線デ
ータを収集して関心部位の断層像を得る。この断層像の
スライス厚さtは、X線コリメータ20で調整される。
に、天板TBに載置された被検体Mを挟むように、撮像
手段としてのX線検出器12とX線管11とが対向配置
され、図示しないガントリに回転自在に取り付けられた
回転架台13に固設されている。回転架台13を回転さ
せることにより、X線管11とX線検出器12とを被検
体Mの周りで回転させ、被検体Mの周りから透過X線デ
ータを収集して関心部位の断層像を得る。この断層像の
スライス厚さtは、X線コリメータ20で調整される。
【0015】X線コリメータ20は、図4に示すよう
に、開口部2を設けたX線遮蔽部材1が、X線管11と
被検体Mとの間で、ガイド部材21の溝21aに摺動自
在に支持されているとともに、モータ22a、22bで
駆動されるコンベア23、24に連結され、X線管11
と被検体Mとの間で移動自在に構成されている。なお、
図の符号25a、25b、25c、25dはプーリを示
し、符号26aと26bは、モータ22aと22bの回
転をプーリ25a、25cと25b、25dに伝動する
回転軸を示す。
に、開口部2を設けたX線遮蔽部材1が、X線管11と
被検体Mとの間で、ガイド部材21の溝21aに摺動自
在に支持されているとともに、モータ22a、22bで
駆動されるコンベア23、24に連結され、X線管11
と被検体Mとの間で移動自在に構成されている。なお、
図の符号25a、25b、25c、25dはプーリを示
し、符号26aと26bは、モータ22aと22bの回
転をプーリ25a、25cと25b、25dに伝動する
回転軸を示す。
【0016】モータ22a、22bは、例えば、パルス
モータで構成され、処理制御部14により同期されて駆
動制御されるように構成されている。なお、処理制御部
14は、X線管11からのX線の照射制御や回転架台1
3の回転の制御、X線検出器12で検出されたデータを
収集して断層像を得る等、X線CT装置10全体の処理
制御を行う。
モータで構成され、処理制御部14により同期されて駆
動制御されるように構成されている。なお、処理制御部
14は、X線管11からのX線の照射制御や回転架台1
3の回転の制御、X線検出器12で検出されたデータを
収集して断層像を得る等、X線CT装置10全体の処理
制御を行う。
【0017】図5に示すように、例えば、位置P1(X
線管11に近い位置)と位置P2(X線管11から遠い
位置)との間でモータ22a、22bを同期駆動して、
X線遮蔽部材1の位置を連続的に変位させることによ
り、スライス厚さはt1〜t2の間で連続的に調整する
ことが可能となる。
線管11に近い位置)と位置P2(X線管11から遠い
位置)との間でモータ22a、22bを同期駆動して、
X線遮蔽部材1の位置を連続的に変位させることによ
り、スライス厚さはt1〜t2の間で連続的に調整する
ことが可能となる。
【0018】また、例えば、X線遮蔽部材1が位置P1
(またはP2)に位置している状態からのモータ22
a、22bの駆動量(パルス数)、すなわち、X線遮蔽
部材1の位置とスライス厚さとの関係は、原理的にまた
は実験的に予め求めておくことができる。処理制御部1
4は、この情報を予め記憶しておき、所望のスライス厚
さを得るときには、そのスライス厚さに対応する駆動量
で各モータ22a、22bの駆動する。
(またはP2)に位置している状態からのモータ22
a、22bの駆動量(パルス数)、すなわち、X線遮蔽
部材1の位置とスライス厚さとの関係は、原理的にまた
は実験的に予め求めておくことができる。処理制御部1
4は、この情報を予め記憶しておき、所望のスライス厚
さを得るときには、そのスライス厚さに対応する駆動量
で各モータ22a、22bの駆動する。
【0019】なお、X線遮蔽部材1が位置P1(または
P2)に位置している状態は、例えば、透過式光学セン
サやリミットスイッチ等で検出できる。
P2)に位置している状態は、例えば、透過式光学セン
サやリミットスイッチ等で検出できる。
【0020】また、処理制御部14は、最初にX線遮蔽
部材1を位置P1(またはP2)に位置させ、そこから
のモータ22a、22bの駆動量(パルス数)をカウン
トしておき、そのカウント値でX線遮蔽部材1の現在位
置を認識することもできる。
部材1を位置P1(またはP2)に位置させ、そこから
のモータ22a、22bの駆動量(パルス数)をカウン
トしておき、そのカウント値でX線遮蔽部材1の現在位
置を認識することもできる。
【0021】次に、この発明をX線透視/撮影装置に適
用し、X線照射野を連続的に調整するための第二実施例
を図6、図7を参照して説明する。図6は、この発明の
第二実施例に係るX線撮像装置(X線透視/撮影装置)
の一例の概略構成を示す図であり、図7(a)は、第二
実施例装置に備えられたX線コリメータの概略構成を示
す正面図、図7(b)は、その側面図である。
用し、X線照射野を連続的に調整するための第二実施例
を図6、図7を参照して説明する。図6は、この発明の
第二実施例に係るX線撮像装置(X線透視/撮影装置)
の一例の概略構成を示す図であり、図7(a)は、第二
実施例装置に備えられたX線コリメータの概略構成を示
す正面図、図7(b)は、その側面図である。
【0022】図6(a)は、撮像手段としてのイメージ
インテンシファイア(以下、「I.I」という)31、
テレビカメラ32等を経てX線透視像を図示しないモニ
タに表示するX線透視装置であり、天板TBに載置され
た被検体Mを挟むように、I.I31とX線管11とが
対向配置され、C型アーム33の各先端部に支持された
構成である。
インテンシファイア(以下、「I.I」という)31、
テレビカメラ32等を経てX線透視像を図示しないモニ
タに表示するX線透視装置であり、天板TBに載置され
た被検体Mを挟むように、I.I31とX線管11とが
対向配置され、C型アーム33の各先端部に支持された
構成である。
【0023】また、図6(b)は、I.I31、テレビ
カメラ32等を経てX線透視像を図示しないモニタに表
示するとともに、撮像手段としてのフィルムにX線像を
撮影するX線透視撮影台であり、天板TBに載置された
被検体Mを挟むように、I.I31、速射撮影装置34
とX線管11とが対向配置され、架台35に支持された
構成である。
カメラ32等を経てX線透視像を図示しないモニタに表
示するとともに、撮像手段としてのフィルムにX線像を
撮影するX線透視撮影台であり、天板TBに載置された
被検体Mを挟むように、I.I31、速射撮影装置34
とX線管11とが対向配置され、架台35に支持された
構成である。
【0024】なお、その他、被検体Mを挟んで、X線管
11とI.I31または/およびフィルムを対向配置し
てX線透視やX線撮影を行うX線透視/撮影装置にもこ
の発明は同様に適用できる。これらX線透視/撮影装置
のX線照射野は、X線コリメータ40で調整される。
11とI.I31または/およびフィルムを対向配置し
てX線透視やX線撮影を行うX線透視/撮影装置にもこ
の発明は同様に適用できる。これらX線透視/撮影装置
のX線照射野は、X線コリメータ40で調整される。
【0025】X線コリメータ40は、図7に示すよう
に、開口部2を設けたX線遮蔽部材1が、X線管11と
被検体Mとの間で、ガイド部材41、42の各溝41
a、42aに摺動自在に支持されているとともに、モー
タ43a、43bで駆動されるコンベア44、45に連
結され、X線管11と被検体Mとの間で移動自在に構成
されている。なお、図の符号46a、46b、46c、
46dはプーリを示し、符号47aと47bは、モータ
43aと43bの回転をプーリ46a、46cと46
b、46dに伝動する回転軸を示す。また、各モータ4
3a、43bは、各装置全体の処理制御を行う処理制御
部50により同期されて駆動制御される。
に、開口部2を設けたX線遮蔽部材1が、X線管11と
被検体Mとの間で、ガイド部材41、42の各溝41
a、42aに摺動自在に支持されているとともに、モー
タ43a、43bで駆動されるコンベア44、45に連
結され、X線管11と被検体Mとの間で移動自在に構成
されている。なお、図の符号46a、46b、46c、
46dはプーリを示し、符号47aと47bは、モータ
43aと43bの回転をプーリ46a、46cと46
b、46dに伝動する回転軸を示す。また、各モータ4
3a、43bは、各装置全体の処理制御を行う処理制御
部50により同期されて駆動制御される。
【0026】このX線コリメータ40の動作は、上述し
たX線コリメータ20の動作と基本的に同じであるので
その詳述は省略するが、図8に示すように、例えば、位
置P1(X線管11に近い位置)と位置P2(X線管1
1から遠い位置)との間でモータ43a、43bを同期
駆動して、X線遮蔽部材1の位置を連続的に変位させる
ことにより、X線照射野をS1〜S2の間で連続的に調
整することが可能となる。
たX線コリメータ20の動作と基本的に同じであるので
その詳述は省略するが、図8に示すように、例えば、位
置P1(X線管11に近い位置)と位置P2(X線管1
1から遠い位置)との間でモータ43a、43bを同期
駆動して、X線遮蔽部材1の位置を連続的に変位させる
ことにより、X線照射野をS1〜S2の間で連続的に調
整することが可能となる。
【0027】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、この発
明によれば、開口部を設けたX線遮蔽部材を位置変位手
段でX線焦点に対して接離させるという簡単な構成で、
X線束の絞り量を連続的に調整することができる。
明によれば、開口部を設けたX線遮蔽部材を位置変位手
段でX線焦点に対して接離させるという簡単な構成で、
X線束の絞り量を連続的に調整することができる。
【0028】また、この構成のX線コリメータをX線C
T装置に適用することにより、従来連続的に調整するこ
とができなかったスライス厚さを連続的に調整すること
が可能となる。
T装置に適用することにより、従来連続的に調整するこ
とができなかったスライス厚さを連続的に調整すること
が可能となる。
【図1】この発明におけるX線遮蔽部材の構成を示す図
である。
である。
【図2】この発明の原理を説明するための図である。
【図3】この発明の第一実施例に係るX線撮像装置(X
線CT装置)の概略構成を示す図である。
線CT装置)の概略構成を示す図である。
【図4】第一実施例装置に備えられたX線コリメータの
概略構成を示す図である。
概略構成を示す図である。
【図5】第一実施例装置の動作を説明するための図であ
る。
る。
【図6】この発明の第二実施例に係るX線撮像装置(X
線透視/撮影装置)の一例の概略構成を示す図である。
線透視/撮影装置)の一例の概略構成を示す図である。
【図7】第二実施例装置に備えられたX線コリメータの
概略構成を示す図である。
概略構成を示す図である。
【図8】第二実施例装置の動作を説明するための図であ
る。
る。
【図9】従来のX線CT装置に備えられたX線コリメー
タの構成を示す図である。
タの構成を示す図である。
1 … X線遮蔽部材 2 … 開口部 11 … X線管 12 … X線検出器 20、40 … X線コリメータ 22a、22b、43a、43b … モータ 21、41、42 … ガイド部材 23、24、44、45 … コンベア 31 … イメージインテンシファイア 34 … 速射撮影装置 M … 被検体 XS … X線焦点 XB … X線束
Claims (1)
- 【請求項1】 撮像領域を挟んでX線管と受像手段とが
対向配置されるとともに、前記X線管から照射されるX
線束を絞るX線コリメータを前記X線管に付設したX線
撮像装置において、前記X線コリメータは、前記X線束
を通過させる開口部を設けたX線遮蔽部材と、前記X線
遮蔽部材の位置を前記X線管のX線焦点に対して接離す
る位置変位手段とで構成されたことを特徴とするX線撮
像装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6114717A JPH07299057A (ja) | 1994-04-28 | 1994-04-28 | X線撮像装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6114717A JPH07299057A (ja) | 1994-04-28 | 1994-04-28 | X線撮像装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07299057A true JPH07299057A (ja) | 1995-11-14 |
Family
ID=14644862
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6114717A Pending JPH07299057A (ja) | 1994-04-28 | 1994-04-28 | X線撮像装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07299057A (ja) |
-
1994
- 1994-04-28 JP JP6114717A patent/JPH07299057A/ja active Pending
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