JPH07298928A - 可変高さ重量物支持台 - Google Patents

可変高さ重量物支持台

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JPH07298928A
JPH07298928A JP13237894A JP13237894A JPH07298928A JP H07298928 A JPH07298928 A JP H07298928A JP 13237894 A JP13237894 A JP 13237894A JP 13237894 A JP13237894 A JP 13237894A JP H07298928 A JPH07298928 A JP H07298928A
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JP
Japan
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fixed frame
frame
spring
elevating frame
variable height
Prior art date
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Pending
Application number
JP13237894A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideo Kosaka
英男 匂坂
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
YOSHIZAWA KK
Original Assignee
YOSHIZAWA KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】重量物の上下方向の一調節が簡単で、かつその
操作が軽快に行える装置を得ることを目的とする。 【構成】床上に設置される固定枠20と、その固定枠上
に昇降自在に取り付けられる昇降枠30とを備え、両者
の間をパンタグラフ機構40によって昇降可能に結合す
ると共に、固定枠と昇降枠との間に強力な押上ばね50
を縮設したものである。そして、一層具体的には、床上
に設置される固定枠と、その固定枠上に昇降自在に取り
付けられる昇降枠とを備え、両者の間を平行四辺形リン
ク41とネジ軸60とからなる2組のパンタグラフ機構
を並設し、両機構に亘って共通のネジ軸によって結合す
ると共に、固定枠と昇降枠との間に強力な押上ばねを縮
設した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はコンピュータやその出
力機器であるプロッタなど、比較的重量の大きい事務用
機器(以下事務機などという)を支持するための支持台
に関するもので、特に、その支持高さを調整可能に構成
したものに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、前記したような支持するための支
持台は、図3で示すように、床Fの上に置き、その上に
前記重量の大きい事務機Aの下面に設けられた4本の支
脚B、Bを載せて使用するもので、図4で示すように、
床上に設置される下台Cと事務機Aを支持する上台Dを
有し、それらの間に上下に逆向きのネジを持つターンバ
ックル形の4本の伸縮脚E、Eを螺合させ、各伸縮脚
E、Eを交互に回動させることによって上台Dを昇降さ
せていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、そのよ
うな構成で100〜200Kgの重量がある大型の事務
機の高さを調節するためには、調節者が台の周りを移動
しながら4本の脚を操作するので面倒であるのみなら
ず、上台と下台との平行度を出しつゝ、且つ、高さを調
整せねばならず、何度も調節を繰り返さなければならな
いため上台の昇降操作が容易でなかった。
【0004】また、このようなねじによる調節機構の不
便さを解消する技術としてパンタグラフ機構その他の平
行リンク機構がある。しかしながら、この種の平行リン
クは大きな減速比を取りにくゝ、特に、上台を押し上げ
る操作が重くなる不具合があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は上記課題を解
消すべく、床上に設置される固定枠と、その固定枠上に
昇降自在に取り付けられる昇降枠とを備え、両者の間を
パンタグラフ機構によって昇降可能に結合すると共に、
固定枠と昇降枠との間に強力な押上ばねを縮設したもの
である。そして、一層具体的には、床上に設置される固
定枠と、その固定枠上に昇降自在に取り付けられる昇降
枠とを備え、両者の間を平行四辺形リンクとネジ軸とか
らなる2組のクロスリンクからなるパンタグラフ機構を
並設し、両機構に亘って共通のネジ軸によって結合する
と共に、固定枠と昇降枠との間に強力な押上ばねを縮設
したものである。
【0006】
【作用】ネジ軸を回動操作すると、パンタグラフ機構が
伸縮し、昇降枠が固定枠に対して上下動する。昇降枠の
上に載せた事務器などの重量の大部分は固定枠と昇降枠
との間に縮設した強力な押上ばねによって受けられ、残
余の荷重のみがパンタグラフ機構によって支えられる。
【0007】
【実施例】以下、図示の実施例によってこの発明を説明
する。図中、10はこの発明を利用した可変高さ重量物
支持台である。可変高さ重量物支持台10は床上に設置
される固定枠20と、それに対して上下動する昇降枠3
0とを備えており、それらの間にはパンタグラフ機構4
0と強力な押上ばね50とが設けられている。すなわ
ち、昇降枠30は2対のパンタグラフ機構40と、長手
方向略中央部の左右に配置された2本の強力な押上ばね
50とによって固定枠20上へ上下動可能に連結され、
且つ支持されている。
【0008】固定枠20と昇降枠30とは平面形状が四
角形の中が抜けた額縁状に作られている。すなわち、固
定枠20は鋼板の両端を上方へ向けて折り曲げて作った
主部21と、それら両端間を連結するよう溶着された帯
板状の側材22とからなっている。また、昇降枠30は
軽量形鋼のチャンネル材を利用して溶接組み立されてお
り、その要所は薄い鋼板で作られたガセット部材(図示
してない)によって補強されており、上面には鋼板から
なる上面板31がボルト32によって締着されている。
【0009】上記固定枠20と昇降枠30とを連結する
パンタグラフ機構40は、2枚のリンク部材41、41
の中央部をピボット軸42によって連結し回動自在に構
成されたクロスリンクの2対からなっている。クロスリ
ンクをなすリンク部材41、41の内の1枚は基端を枢
軸23によって固定枠20へ回動自在に連結されてお
り、他の1枚は同様にして枢軸33によって昇降枠30
へ回動自在に連結されている。
【0010】また、それらリンク部材41、41の他端
は左右のリンク部材間が上下の連結枠44、46によっ
て互いに連結されており、その外面にはスライドピン4
3が溶着されている。そのスライドピン43は固定枠2
0と昇降枠30との両側の側面に形成された長孔25、
35に摺動可能に嵌合している。斯くて、操作グップ6
1によってリンク部材41を枢軸23、33の周りで回
動させると、ネジ軸60上に設けられた右ねじと左ねじ
とからなる雄ねじによって前記溶接ナット整理45、4
5の間が互いに近接したり離隔したりする。その動作に
伴って前記スライドピン43が長孔25、35内を摺動
し、同時に昇降枠30が固定枠20に対して昇降する。
【0011】前記押上ばね50は、断面が四角形の素線
をコイル状に巻回したもので、固定枠20に溶接した下
位置決めピン26と、昇降枠30に溶接された上位置決
めピン36とによって位置決めされ、固定枠20の上面
と昇降枠30の下面との間に縮設されている。すなわ
ち、圧縮した状態で介装してある。かくて、押上ばね5
0の張力はパンタグラフ機構50に作用する荷重がおよ
そ50Kg程度になるよう、その差圧を負担するように
設定されている。
【0012】60はネジ軸であり、その回転によって昇
降枠30を昇降させる。すなわち、ネジ軸60は前記連
結枠44の中央部に1個づつ溶接された溶接ナット4
5、45に螺合されており、しかも、前記2個の溶接ナ
ット45、45は同径、同ピッチの左ねじと右ねじが刻
まれていて、前記ネジ軸60も一側に右ねじと他側に左
ねじとが設けられている。かくて、ターンバックル機構
のようにネジ軸60を1回転させると、2個の溶接ナッ
ト45、45の距離はピッチの2倍だけ接近したり離れ
たりする。61は操作グリップであり、ネジ軸60の一
端に形成されたクランク状に屈曲された部分に形成され
ている。
【0013】上記実施例による可変高さ重量物支持台1
0は以上のように構成されているので、図3で示すよう
に、まず、4個を床上に並べ、その上に従来と同様に、
事務機Aの支脚Bを昇降枠30の上に載せる。事務機A
の重量は昇降枠30によって支承され、下面に配したパ
ンタグラフ機構40と2個の押上ばね50とに作用す
る。押上ばね50は前述したように、パンタグラフ機構
に50kg程度の負荷が分担されるように設定されてお
り、残りの荷重はすべて押上ばね50が支承する。
【0014】この状態で支脚Bの下に入れた4個の可変
高さ重量物支持台10の調節は、1個づつ逐次に操作グ
リップ61を操作し、ネジ軸60を回転させることによ
って昇降枠30の高さを調節する。すなわち、ネジ軸6
0が回動操作されると、それに刻設した雄ねじによって
連結枠44に溶着した2個の溶接ナット45、45が接
近したり離れたりし、それに伴われて連結枠が同様に動
作するので、それに固定したスライドピン43が昇降枠
30と固定枠20とに設けた長孔35、35内を摺動し
クロスリンクの角度が変わり、昇降枠30が昇降する。
【0015】
【発明の効果】この発明は以上のように、昇降枠30の
下面を押上ばね50によって押し上げているので、昇降
枠30の上に事務器などAを載せたとき、その上面で受
ける荷重がそれによって支持される。その結果、パンタ
グラフ機構40に作用する荷重を軽減され操作グリップ
61によって行う昇降枠30の昇降操作を軽快にするこ
とができる。また、従来のように、調整に際して4本の
伸縮脚Eを一本づつ調節するものに比し、労力が少なく
てすむので、重量物の高さ方向の芯合わせ作業を迅速、
且つ容易に行うことができるなどの効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示すもので、可変高さ重
量物支持台の外観図である。
【図2】そのII−II断面図である。
【図3】上記可変高さ重量物支持台の使用例を示す側面
図である。
【図4】従来の可変高さ重量物支持台の使用例を示す側
面図である。
【符号の説明】
10・・・・可変高さ重量物支持台 20・・・・固定枠 21・・・・主部 22・・・・側材 23・・・・枢軸 25・・・・長孔 26・・・・下位置決めピン 30・・・・昇降枠 31・・・・上面板 32・・・・ボルト 33・・・・枢軸 35・・・・長孔 36・・・・上位置決めピン 40・・・・パンタグラフ機構 41・・・・リンク部材 42・・・・ピボット軸 43・・・・スライドピン 44・・・・連結枠 45・・・・溶接ナット 50・・・・押上ばね 60・・・・ネジ軸 61・・・・操作グリップ F・・・・床 A・・・・事務機 B・・・・支脚 C・・・・下台 D・・・・上台 E・・・・伸縮脚

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】床上に設置される固定枠と、その固定枠上
    に昇降自在に取り付けられる昇降枠とを備え、両者の間
    をパンタグラフ機構によって昇降可能に結合すると共
    に、固定枠と昇降枠との間に強力な押上ばねを縮設して
    なる可変高さ重量物支持台。
  2. 【請求項2】床上に設置される固定枠と、その固定枠上
    に昇降自在に取り付けられる昇降枠とを備え、両者の間
    を平行四辺形リンクとネジ軸とからなる2組のクロスリ
    ンクからなるパンタグラフ機構を設け、両機構に亘って
    共通のネジ軸によって結合すると共に、固定枠と昇降枠
    との間に強力な押上ばねを縮設してなる可変高さ重量物
    支持台。
  3. 【請求項3】請求項1および請求項2のいずれかにおい
    て、前記押上ばねは昇降枠に載せる載置物の重量に近い
    ものに設定してなる可変高さ重量物支持台。
JP13237894A 1994-05-09 1994-05-09 可変高さ重量物支持台 Pending JPH07298928A (ja)

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JP13237894A JPH07298928A (ja) 1994-05-09 1994-05-09 可変高さ重量物支持台

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JPH07298928A true JPH07298928A (ja) 1995-11-14

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100330661B1 (ko) * 1999-12-08 2002-03-29 유철현 테이블의 높이 조절장치
WO2011142351A1 (ja) * 2010-05-12 2011-11-17 シャープ株式会社 基板載置台車
WO2019097814A1 (ja) * 2017-11-20 2019-05-23 ソニー株式会社 伸縮機構
JP2020106135A (ja) * 2018-12-28 2020-07-09 Sppテクノロジーズ株式会社 処理装置、着脱機構およびリンク機構

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