JPH07298354A - デジタル移動通信方法及びそのシステム - Google Patents

デジタル移動通信方法及びそのシステム

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JPH07298354A
JPH07298354A JP6088218A JP8821894A JPH07298354A JP H07298354 A JPH07298354 A JP H07298354A JP 6088218 A JP6088218 A JP 6088218A JP 8821894 A JP8821894 A JP 8821894A JP H07298354 A JPH07298354 A JP H07298354A
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JP
Japan
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base station
mobile station
service area
station
mobile communication
Prior art date
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Pending
Application number
JP6088218A
Other languages
English (en)
Inventor
Masakatsu Yamazaki
正勝 山崎
Masumi Kitagawa
真清 北川
Jun Suganuma
純 菅沼
Masami Sasaki
正美 笹木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NTT Docomo Inc
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
NTT Mobile Communications Networks Inc
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Publication date
Application filed by Nippon Telegraph and Telephone Corp, NTT Mobile Communications Networks Inc filed Critical Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 通常のサービス領域より遠い領域の移動局と
の通信を可能にする。 【構成】 基地局11の送受信機12は標準送受信間タ
イミングTs (2R(m)/c,R:距離、c:電波伝
般速度)で決まる距離R内(通常サービス領域15)の
移動局と通信を行う。更に送受信機21を設け、その受
信タイミングを2R(m)/(A×c)(A:信号伝送
速度bit/s)ビットの時間TaをTsに加えた時
間、送信タイミングに対して遅らせて領域15の外側の
領域22内の移動局14との通信を可能とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は基地局からの移動局向
け送信タイミングに対する移動局からの信号の受信可能
な範囲から通常のサービス領域が決まるデジタル移動通
信方法及びそのシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】図7Aにデジタル移動通信方式における
スロットの構成について示す。デジタル移動通信におけ
る通信は、情報を構成する最小単位であるタイムスロッ
ト(以下単にスロットと記す)の繰り返しによって行わ
れる。図7Aは第0番スロット#0から、第5番スロッ
ト#5の6スロットが繰り返される。無線基地局は通信
している移動局に対して常に決められたスロットを繰り
返し用いることで移動局に対して信号の送信を行ってい
る。
【0003】図7Bに無線基地局の無線信号の送信タイ
ミングと受信のタイミングについて示す。無線基地局は
常に自分が送信したデジタル無線信号タイミングから決
められたタイミングでデジタル無線信号の受信動作を行
っている。つまり、第0番スロット#0によって情報を
移動局に対して送信した場合、標準送受信間タイミング
s 分だけずれた第0番スロット#0´によって移動局
からの情報をある程度の許容範囲で受信する。移動局は
無線基地局からのデジタル無線信号を受信し、無線基地
局に対してデジタル無線信号の送信を行うが、移動通信
の性格上、無線基地局と移動局の距離は常に一定ではな
い。そのため、無線基地局は移動局のデジタル無線信号
の送信タイミングが自分のデジタル無線信号の受信タイ
ミングの許容範囲に収まらなくなり、通信できなくな
る。そのためデジタル移動通信方式では、無線基地局は
移動局のデジタル無線信号送信タイミングが標準送受信
間タイミングの許容範囲に収まるように、移動局に対し
て送信タイミングを早めるように調整する制御を行うこ
とで通信可能としている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来においては図7C
に示すように、無線基地局11のデジタル信号の送受信
機12はアンテナ13を介して移動局14とデジタル信
号の送受信を行うが、受信可能な範囲、つまり標準送受
信間タイミングTs でサービス領域が決り、標準送受信
間タイミングTs 内に受信できそうもなくなると、移動
局の送信タイミングを早めるように調整して受信許容範
囲に受信タイミングが入るようにしてサービス領域15
を広げている。しかし、移動局での送信タイミングの調
整には限度がある。従って従来のデジタル移動通信方式
では基地局はサービス領域15より外の遠い所に居る移
動局に対しては、デジタル無線信号の送信と受信のタイ
ミングを移動局に対する制御により、標準送受信間タイ
ミングの許容範囲に抑えることができなくなり、その移
動局との通信は不可能となる。
【0005】この発明の目的は、無線基地局の通常のサ
ービス領域より以遠に所在する移動局との通信を可能と
するデジタル移動通信方法及びそのシステムを提供する
ことにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明の移動通信方法
によれば、通常のサービス領域以遠の移動局との伝送時
間に応じて、基地局の受信タイミングを、標準の送受信
間タイミングより遅らせて移動局との通信を行う。この
発明の移動通信システムによれば、基地局と、その通常
のサービス領域以遠の移動局との間に、無線中継器が設
けられ、その無線中継器によって基地局及び移動局間の
電波が中継され、また基地局には通常のサービス領域に
対する送受信機の他に上記無線中継器との間で電波を送
受する無線機が設けられる。
【0007】更にこの移動通信システムを前提とし、通
常のサービス領域以遠の領域が複数、ほぼ直列的に設け
られ、これら各サービス領域以遠領域のそれぞれと対応
した無線中継器が設けられ基地局からの電波はこれら無
線中継器で順次中継増幅される。
【0008】
【実施例】図1Aにこの発明による移動通信システムの
構成例を示し、図7Cと対応する部分に同一符号を付け
てある。この場合は基地局11に、その送受信機12の
他に送受信機21が設けられ、送受信機21により通常
サービス領域15の外側を囲んで通常サービス領域以遠
領域(以後単に以遠領域と記す)22内の移動局14と
通信を行うことが可能とされる。このため基地局送受信
機21はその受信タイミングを図1Bに示すように、送
信タイミングに対し、標準送受信間タイミングTs より
2R/(A×c)bitの時間Taだけ遅らせる。ここ
でRは基地局11から以遠領域22までの距離、Aは信
号伝送速度(bit/s)、cは電波伝搬速度であり、
2R/cは距離R(m)を電波が往復する時間となる。
【0009】このように構成されているから、送受信機
21は基地局11からR(m)以上離れた移動局14
と、通信することができ、移動局は従来と同様に移動局
の送信タイミングを早めることにより、R+ΔRの範囲
の以遠領域22内の移動局14の通信が可能となる。図
1Aではアンテナ12が電波を放射状に放射する、つま
り無指向性のものとしたが、図2Bに示すようにアンテ
ナ13がある角度の方向にのみ電波を放射する。つまり
指向性のものの場合は、通常サービス領域15は例えば
扇状となり、そのアンテナ指向方向における通常サービ
ス領域以遠領域22に所在している移動局14に対して
も、基地局11に前記送受信機21を設けることにより
通信を可能とすることができる。
【0010】以上のように構成することにより、通常サ
ービス領域より遠い領域内の移動局との通信が可能とな
るが、距離が遠くなると伝搬損失が大となるので、図2
Bに示すように以遠領域22に無線中継器23を設け、
その無指向性アンテナ24により以遠領域22内の移動
局14に対する電波の送受信を行い、基地局11とは基
地局11に設けた指向性アンテナ25と、無線中継器2
3の指向性アンテナ26とにより電波の送受信を行い、
アンテナ25は以遠用の送受信機21と接続する。無線
中継器23が基地局11からの電波を増幅してアンテナ
24から放射し、アンテナ24で受信した移動局14か
らの電波を増幅してアンテナ26から基地局11へ送信
する。無線中継器23としては基地局11との間は有線
伝送路で接続してもよい。無線中継器23と以遠領域2
2内の移動局14との間での送受信のタイミングは前記
標準送受信間タイミングTs 以内となる。
【0011】図3は基地局11からそれぞれ距離R1
5 離れ、互いに異なる個所に以遠領域221 〜225
が設けられ、その各以遠領域221 〜225 にそれぞれ
無線中継器231 〜235 が設けられて各以遠領域22
1 〜225 内の移動局14と基地局11とが通信できる
ようにした場合であり、図2Bと対応する部分に同一番
号に添字1〜5の何れかを付けて示す。この場合基地局
11における送信タイミング(スロット)に対し、基地
局の送受信機211 〜215 の受信タイミング(スロッ
ト)は、それぞれ図4に示すように、距離R1 〜R5
応じて、標準送受信間タイミングTs よりもそれぞれ2
1 /(A×c)〜2R5 /(A×c)(bits)の
時間Ta1〜Ta5だけ遅らされる。このようにして基地局
11は並列的に任意の距離にある複数の以遠領域内の移
動局との通信が可能となる。
【0012】図5は請求項3の発明の実施例を示し、図
3と対応する部分に同一符号を付けてある。この場合は
基地局11に対し、直列的に任意の距離R1 〜R5 にあ
る複数の以遠領域221 〜225 内の移動局との通信を
可能とした場合である。この例では基地局11に対し、
以遠領域221 〜225 が順次遠くなり、ほぼ直線上に
位置された場合である。通常は以遠領域221 〜225
は順次一部且つ重なって連続した領域を構成する。基地
局11に最も近い以遠領域221 の無線中継器231
指向性アンテナ26で基地局11の指向性アンテナ25
と直接送受信するが、次に近い以遠領域222 とこれよ
り遠い以遠領域223 〜225 の各無線中継器232
235 は、それぞれこれらと基地局11との間に存在す
る無線中継器231 〜234 を介して基地局11と送受
信する。例えば無線中継器232はその以遠領域222
の移動局14から電波と、指向性アンテナ272 の受信
電波とを増幅して指向性アンテナ282 から無線中継器
231 の指向性アンテナ271 へ送信し、指向性アンテ
ナ271 の受信電波は中継増幅されて指向性アンテナ2
6から基地局11へ送信される。逆に基地局11の指向
性アンテナ25から電波は無線中継器231 〜235
順次増幅中継される。なお基地局11に近い無線中継器
においては必要に応じて増幅器を並列に設けたり、周波
数で分離して下り信号を順次除去してもよい。
【0013】この図5における基地局11の送受信機2
1 〜215 は図6に示すようにその送信タイミングに
対し、受信タイミングを、標準送受信間タイミングTs
よりもそれぞれ2R1 /(A×c)〜2R5 /(A×
c)(bits)分の時間Ta1〜Ta5だけ遅らせる。
【0014】
【発明の効果】以上述べたようにこの発明によれば受信
タイミングを、以遠領域の距離に応じて遅らせることに
より、通常サービス領域より遠い領域の移動局との通信
が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】Aは請求項1の発明が適用された移動通信シス
テムの例を示すブロック図、Bはその基地局の送受信タ
イミングを示す図である。
【図2】Aは請求項1の発明が適用された移動通信シス
テムの他の例を示すブロック図、Bは請求項2の発明の
実施例を示すブロック図である。
【図3】請求項2の発明の他の実施例を示すブロック
図。
【図4】図3の実施例中の基地局の送信タイミングと各
以遠領域の移動局に対する送受信タイミングを示す図。
【図5】請求項3の発明の実施例を示すブロック図。
【図6】図5の実施例における基地局の送信タイミング
と各以遠領域の移動局に対する送受信タイミングを示す
図。
【図7】Aはデジタル移動通信のタイムスロットの例を
示す図、Bは基地局の送信タイミングと受信タイミング
との関係を示す図、Cは従来の移動通信システムを示す
ブロック図である。
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04B 7/26 104 A (72)発明者 笹木 正美 東京都港区虎ノ門二丁目10番1号 エヌ・ ティ・ティ移動通信網株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基地局からの移動局向け送信タイミング
    に対する、上記移動局からの信号の受信可能な範囲から
    通常のサービス領域が決まるデジタル移動通信方法にお
    いて、 上記通常のサービス領域以遠の移動局との伝送時間に応
    じて、基地局の受信タイミングを上記受信タイミングの
    許容範囲より遅らせて、上記移動局との通信を行うデジ
    タル移動通信方法。
  2. 【請求項2】 基地局からの移動局向け送信タイミング
    に対する上記移動局からの信号の受信可能な範囲から通
    常のサービス領域が決まるデジタル移動通信システムに
    おいて、 上記基地局と、上記通常のサービス領域以遠の移動局と
    の間に設けられ、上記基地局から上記移動局への電波、
    及び上記移動局から上記基地局への電波をそれぞれ中継
    増幅する無線中継器と、 上記基地局に設けられ、上記無線中継器との間で電波を
    送受信する送受信機と、 を具備することを特徴とするデジタル移動通信システ
    ム。
  3. 【請求項3】 上記通常のサービス領域以遠の領域が複
    数、ほぼ直列的に設けられ、これらサービス領域以遠領
    域のそれぞれと対応して無線中継器が設けられ、上記基
    地局からの電波は上記無線中継器にて順次中継増幅され
    ることを特徴とする請求項2記載のデジタル移動通信シ
    ステム。
JP6088218A 1994-04-26 1994-04-26 デジタル移動通信方法及びそのシステム Pending JPH07298354A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100311674B1 (ko) * 1998-06-30 2001-11-14 루센트 테크놀러지스 인크 무선국이 규정된 지리학적 영역 내에서 동작하는 지의 여부를결정하는 방법 및 장치
JP2008048236A (ja) * 2006-08-18 2008-02-28 Fujitsu Ltd 無線通信システム及び無線通信制御方法

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KR100311674B1 (ko) * 1998-06-30 2001-11-14 루센트 테크놀러지스 인크 무선국이 규정된 지리학적 영역 내에서 동작하는 지의 여부를결정하는 방법 및 장치
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