JPH07298227A - 動画像処理装置 - Google Patents

動画像処理装置

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JPH07298227A
JPH07298227A JP6104493A JP10449394A JPH07298227A JP H07298227 A JPH07298227 A JP H07298227A JP 6104493 A JP6104493 A JP 6104493A JP 10449394 A JP10449394 A JP 10449394A JP H07298227 A JPH07298227 A JP H07298227A
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JP
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moving image
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superimposed
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Application number
JP6104493A
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English (en)
Inventor
Koji Hirabayashi
康二 平林
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
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  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)
  • Telephonic Communication Services (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 より臨場感に溢れた形で、かつ手軽にコミュ
ニケーションを図り得る動画像処理装置を提供する。 【構成】 CCDカメラ2により撮影された動画像情報
とデジタイザ3により入力された手書画像情報を重畳
し、その重畳画像情報を伝送すると共に、表示装置1の
送信画像エリア(子画面)に表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、TV電話装置やTV会
議装置等の動画像処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、通信によりリアルタイムでコミュ
ニケーションを図る装置として、音声だけでなく、相手
の顔、表情、身振りなどを見ながら上記コミュニケーシ
ョンを図れるTV電話装置やTV会議装置等の動画像処
理装置が実現されている。
【0003】従来のTV電話装置やTV会議装置等の動
画像処理装置は、通常、撮像用のCCDカメラ、ディス
プレイ装置を有しており、このディスプレイ装置に親画
面と子画面とを形成し、親画面に受信画像を表示すると
共に、子画面にはCCDカメラにて撮影した送信画像
(人物像)をモニタ表示するようにしている。
【0004】また、人物像だけでなく原稿情報(印刷さ
れたドキュメント、写真等)をも送信すべく、CCDカ
メラを可倒式にして、CCDカメラより下の位置に原稿
を載置する原稿台を設け、CCDカメラを原稿の方向に
倒して原稿情報を撮影できるようにした動画像処理装置
も実現されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、原稿情報を撮
影できる従来のTV電話装置やTV会議装置等の動画像
処理装置は、相手の姿を見ながら臨場感のある形でコミ
ュニケーションを図れるというTV電話やTV会議装置
の特徴を十分に活かしたものではなかった。
【0006】例えば、地図を用いて道を説明するような
場合、地図を送信する必要があるが、従来の装置では、
地図を送信し、受信側で表示している間は地図のみが相
手端末の子画面に表示され、相手の人物像を見ることが
できずに臨場感に欠けることとなり、さらに地図を用意
する必要もあり、手軽に利用することができなかった。
【0007】すなわち、例えば相手の様子を見ながら相
手の目の前で地図を書いて道を説明するといったような
より臨場感に溢れた形で、かつ手軽にコミュニケーショ
ンを図ることはできなかった。
【0008】本発明は、このような背景の下になされた
もので、その目的は、より臨場感に溢れた形で、かつ手
軽にコミュニケーションを図り得る動画像処理装置を提
供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1の発明による動画像処理装置は、送信すべ
き動画像情報を入力する動画像入力手段と、手書画像情
報を入力する手書画像入力手段と、前記動画像入力手段
により入力された動画像情報と前記手書画像入力手段に
より入力された手書画像情報を重畳する重畳手段と、少
なくとも該重畳手段により重畳された重畳画像情報の伝
送を制御する伝送制御手段とを備えている。
【0010】上記目的を達成するため、請求項2の発明
による動画像処理装置では、請求項1における前記動画
像入力手段が、CCDカメラにより構成されている。
【0011】上記目的を達成するため、請求項3の発明
による動画像処理装置では、請求項1における前記手書
画像入力手段は、ディジタイザを有している。
【0012】上記目的を達成するため、請求項4の発明
による動画像処理装置では、請求項1における前記手書
画像入力手段は、液晶タッチパネルを有している。
【0013】上記目的を達成するため、請求項5の発明
による動画像処理装置では、請求項1における前記手書
画像入力手段は、入力された手書画像情報の色を指定す
る色指定手段を有している。
【0014】上記目的を達成するため、請求項6の発明
による動画像処理装置では、請求項1における前記伝送
制御手段は、更に前記動画像入力手段によって入力され
た動画像情報を伝送し、重畳画像情報を伝送するか前記
動画像情報を伝送するかの制御を行うように構成れてい
る。
【0015】上記目的を達成するため、請求項7の発明
による動画像処理装置では、請求項1における前記伝送
制御手段は、前記重畳手段により重畳された重畳画像情
報を符号化して伝送するように構成されている。
【0016】上記目的を達成するため、請求項8の発明
による動画像処理装置は、送信すべき動画像情報を入力
する動画像入力手段と、受信画像を表示可能な受信画像
エリアと送信画像を表示可能な送信画像エリアとを有す
る画像表示手段と、手書画像情報を入力する手書画像入
力手段と、前記動画像入力手段により入力された動画像
情報と前記手書画像入力手段により入力された手書画像
情報を重畳する重畳手段と、少くとも該重畳手段により
重畳された重畳画像情報の伝送を制御する伝送制御手段
と、該伝送制御手段により伝送される重畳画像情報を前
記画像表示手段の送信画像エリアに表示する表示制御手
段とを備えている。
【0017】上記目的を達成するため、請求項9の発明
による動画像処理装置では、請求項8における前記動画
像入力手段が、CCDカメラにより構成されている。
【0018】上記目的を達成するため、請求項10の発
明による動画像処理装置では、請求項8における前記手
書画像入力手段は、ディジタイザを有している。
【0019】上記目的を達成するため、請求項11の発
明による動画像処理装置では、請求項8における前記手
書画像入力手段は、液晶タッチパネルを有している。
【0020】上記目的を達成するため、請求項12の発
明による動画像処理装置では、請求項8における前記手
書画像入力手段は、入力された手書画像情報の色を指定
する色指定手段を有している。
【0021】上記目的を達成するため、請求項13の発
明による動画像処理装置では、請求項8における前記表
示制御手段は、前記重畳手段により重畳された重畳画像
情報の前記画像表示手段の送信画像エリアへの表示を制
御するように構成されている。
【0022】上記目的を達成するため、請求項14の発
明による動画像処理装置では、請求項8における前記伝
送制御手段は、更に前記動画像入力手段によって入力さ
れた動画像情報を伝送し、重畳画像情報を伝送するか前
記動画像情報を伝送するかの制御を行うように構成され
ている。
【0023】上記目的を達成するため、請求項15の発
明による動画像処理装置では、請求項8における前記伝
送制御手段は、前記重畳手段により重畳された重畳画像
情報を符号化して伝送するように構成されている。
【0024】
【作用】請求項1の発明による動画像処理装置におい
て、前記重畳手段は、前記動画像入力手段により入力さ
れた動画像情報と前記手書画像入力手段により入力され
た手書画像情報を重畳し、前記伝送制御手段は、少なく
とも該重畳手段により重畳された重畳画像情報の伝送を
制御する。
【0025】従って、例えば、人物像以外の情報を伝送
する際に人物像の伝送が中断されることがなくなり、ま
た人物像以外の情報を手書きで入力できるので、人物像
以外の情報を印刷した原稿等を予め用意する必要がなく
なり、より臨場感に溢れた形で、かつ手軽にコミュニケ
ーションを図れるようになる。
【0026】請求項2の発明による動画像処理装置で
は、CCDカメラにより動画像情報が入力されて、請求
項1の発明と同様の作用が得られるようになる。
【0027】請求項3の発明による動画像処理装置で
は、ディジタイザにより手書画像情報が入力されて、請
求項1の発明と同様の作用が得られるようになる。
【0028】請求項4の発明による動画像処理装置で
は、液晶タッチパネルにより手書画像情報が入力され
て、請求項1の発明と同様の作用が得られるようにな
る。
【0029】請求項5の発明による動画像処理装置で
は、前記手書画像入力手段が有する色指定手段により、
入力された手書画像情報の色が指定されるので、請求項
1の発明と同様の作用が得られるようになると共に、手
書画像情報はカラーで重畳されて伝送されることとな
る。
【0030】請求項6の発明による動画像処理装置で
は、前記伝送制御手段は、更に前記動画像入力手段によ
って入力された動画像情報を伝送し、重畳画像情報を伝
送するか前記動画像情報を伝送するかの制御を行うの
で、請求項1の発明と同様の作用が得られるようにな
る。
【0031】請求項7の発明による動画像処理装置で
は、前記伝送制御手段は、前記重畳手段により重畳され
た重畳画像情報を符号化して伝送するので、請求項1の
発明と同様の作用が得られるようになると共に、伝送速
度が向上する。
【0032】請求項8の発明による動画像処理装置で
は、前記重畳手段は、前記動画像入力手段により入力さ
れた動画像情報と前記手書画像入力手段により入力され
た手書画像情報を重畳し、前記伝送制御手段は、少くと
も前記重畳手段により重畳された重畳画像情報の伝送を
制御し、前記表示制御手段は、前記伝送制御手段により
伝送される重畳画像情報を前記画像表示手段の送信画像
エリアに表示する。
【0033】従って、例えば、人物像以外の情報を伝送
する際に人物像の伝送が中断されることがなくなり、ま
た人物像以外の情報を手書きで入力できるので、人物像
以外の情報を印刷した原稿等を予め用意する必要がなく
なり、さらに、送信すべき重畳画像情報を表示により確
認できるので、より臨場感に溢れた形で、かつ手軽、正
確にコミュニケーションを図れるようになる。
【0034】請求項9の発明による動画像処理装置で
は、CCDカメラにより動画像情報が入力されて、請求
項8の発明と同様の作用が得られるようになる。
【0035】請求項10の発明による動画像処理装置で
は、ディジタイザにより手書画像情報が入力されて、請
求項8の発明と同様の作用が得られるようになる。
【0036】請求項11の発明による動画像処理装置で
は、液晶タッチパネルにより手書画像情報が入力され
て、請求項8の発明と同様の作用が得られるようにな
る。
【0037】請求項12の発明による動画像処理装置で
は、前記手書画像入力手段が有する色指定手段により、
入力された手書画像情報の色が指定されるので、請求項
8の発明と同様の作用が得られるようになると共に、手
書画像情報はカラーで重畳されて伝送されることとな
る。
【0038】請求項13の発明による動画像処理装置で
は、前記表示制御手段により、前記重畳手段にて重畳さ
れた重畳画像情報の前記画像表示手段の送信画像エリア
への表示が制御されるので、請求項8の発明と同様の作
用が得られるようになると共に、重畳画像情報を送信側
で確認することができる。
【0039】請求項14の発明による動画像処理装置で
は、前記伝送制御手段は、更に前記動画像入力手段によ
って入力された動画像情報を伝送し、重畳画像情報を伝
送するか前記動画像情報を伝送するかの制御を行うの
で、請求項8の発明と同様の作用が得られるようにな
る。
【0040】請求項15の発明による動画像処理装置で
は、前記伝送制御手段は、前記重畳手段により重畳され
た重畳画像情報を符号化して伝送するので、請求項8の
発明と同様の作用が得られるようになると共に、伝送速
度が向上する。
【0041】
【実施例】以下、本発明の実施例を図1〜図6を参照し
ながら説明する。
【0042】図1は、本発明の一実施例による動画像処
理装置を適用したTV電話装置の外観図であり、1は受
信画像を表示する受信画像エリア(親画面)1aと送信
画像をモニタ表示する送信画像エリア(子画面)1bと
を形成可能な表示装置、2はCCDカメラ、3は手書画
像を入力するためのデジタイザ、4は手書画像を入力す
る際にデジタイザ3上の位置を指定・入力するための入
力ペンである。尚、本装置全体は不図示のCPUにより
制御がなされるものである。
【0043】5はCCDカメラにより撮影した画像(動
画像)とデジタイザにより入力された手書画像とを重畳
した重畳画像を子画面1bに表示するか否かを指示する
切換スイッチ、6は重畳画像を相手に送信するか否かを
指示する切換スイッチ、7は子画面1bに表示された手
書画像をクリアするクリアボタン、8は手書画像の彩色
を指定するためのカラーパレットボタン群、9は子画面
1bそれ自体を表示/消去するための切換スイッチであ
る。
【0044】次に、本装置の操作方法と動作について説
明する。子画面1bの表示/消去用の切換スイッチ9が
オフされた状態では、表示装置1の表示画面上には、図
2(a)に示したように、親画面1aのみが形成され、
受信画像(通常は受信者の人物像)のみが表示されてい
る。なお、この状態では、送信画像としては、図2
(b)に示したように、CCDカメラ2により撮影され
た送信者の人物像だけが送信されている。
【0045】送信者が子画面1bの表示/消去用の切換
スイッチ9をオンすると、表示装置1の表示画面の右下
に送信画像モニタ用の子画面1bが形成され、その子画
面1bに送信者の人物像が表示される。この状態では、
送信画像は、まだ、図2(b)のままである。
【0046】次に、送信者は、ディジタイザ3、入力ペ
ン4、クリアボタン7、カラーパレットボタン群8を用
いて、後述する操作により手書画像を入力する。この作
業を行うときに、実際に画像が重畳される様子を見たい
ときには、切換スイッチ5をオンにする。この時、子画
面1bは、図2(c)のように、CCDカメラにより撮
影した画像(動画像)とデジタイザにより入力された手
書画像とが重畳された重畳画像となるが、送信画像は、
まだ重畳画像とならず、図2(d)に示したように、す
なわちCCDカメラにより撮影された画像だけである。
【0047】手書画像の入力操作が終了したところで、
切換スイッチ6をオンすることにより、重畳画像が相手
に送信される。この時の自端末の表示画面は図2(e)
のようになり、子画面1bには重畳画像が表示される。
また、送信画像も図2(f)に示したように、重畳画像
となる。このように、送信対象の重畳画像を子画面1b
に表示することにより、送信者は、この送信内容を確認
でき、正確にコミュニケーションを図ることが可能とな
る。
【0048】なお、手書画像の入力操作が終了する前、
例えば手書画像の入力操作開始の時点で切換スイッチ6
をオンすることにより、手書入力途中の重畳画像をリア
ルタイムで送信することができ、より臨場感が溢れた形
でコミュニケーションを図ることが可能となる。
【0049】図3は、図1のうち、手書画像の入力に使
用する手段だけを抽出して示した図であり、手書入力に
使用する手段としては、デジタイザ3、入力ペン4、カ
ラーパレットボタン群8、および消しゴムスイッチ10
が設けられている。なお、カラーパレットボタン群8
は、“0”〜“7”のカラーパレットコードを入力する
ための8個のカラーパレットボタン80〜87により構
成されている。
【0050】次に、手書画像の入力操作について説明す
ると、送信者はまずクリアボタン7をオンして、子画面
1bの手書画像を初期化する。次に、所望の色に対応す
るカラーパレットボタン80〜87をオンして、手書画
像の色を指定する。そして、入力ペン4をデジタイザ3
に対して摺動させることにより手書画像を入力する。色
を変えたい場合は、別のカラーパレットボタン80〜8
7をオンした後、入力ペン4をデジタイザ3に対して摺
動させる。不要な線が生じたときは、消しゴムスイッチ
10をオンして、不要な線に対して入力ペン4を摺動さ
せる。以上の操作の繰返しにより、手書画像の入力が行
われる。
【0051】図4は、本装置の電気的な構成を示すブロ
ック図である。なお、本図では、音声系の構成は省略さ
れている。図4において、1は図1に示した表示装置、
2は図1に示したCCDカメラ、21は入力ペン4、カ
ラーパレットスボタン群8を含むデジタイザ入力部、2
4はスーパーインポーズコントローラ、25はエンコー
ダ、26はCCDカメラ2から入力される動画像用の動
画像フレームメモリ(カラー12bit)、27は手書
画像用の手書画像フレームメモリ(3bit)、28は
カラーパレットボタン群8にて指定される“0”〜
“7”のカラーパレットコードと対応して、256階調
の色データを記憶するカラーパレットメモリである(図
6参照)。尚、本装置の全ての構成部の制御は不図示の
CPUによって行われるものである。
【0052】29は画像用のミキサ、30は受信画像用
の受信画像フレームメモリ、31は受信画像用のデコー
ダである。32は表示モード入力器であり、図1におけ
る子画面オン/オフ用の切換スイッチ9、重畳画像オン
/オフ用の切換スイッチ5、及び重畳画像の送信オン/
オフ用の切換スイッチ6の状態に応じた情報を発生す
る。
【0053】受信画像用のデコーダ31は受信する相手
からのビットストリームをデコードし、復号画像を受信
画像フレームメモリ30に蓄積する。表示モード入力器
32は、切換スイッチ9の状態に対応する子画面1bの
オン/オフ等の情報を、信号線214を介してスーパー
インポーズコントローラ24に転送する。
【0054】デジタイザ入力部21は、送信者の手書画
像情報をスーパーインポーズコントローラ24に入力す
る。スーパーインポーズコントローラ24は、この手書
画像情報を信号線205を介して手書画像フレームメモ
リ27に書込む。また、表示モード入力器32の切換ス
イッチ6のON/OFF切換の指示は、信号線203を
介してエンコーダ25に対して与えられる。切換スイッ
チ9からの指示は信号線204を介して、ミキサ29に
子画面1bの表示のオン/オフの情報として伝える。
【0055】エンコーダ25は、フレーム内符号化・フ
レーム間符号化部を有し、切換スイッチ6のON/OF
Fにより信号線203を介して入力された情報が、重畳
画像の送信オンであれば、信号線208を介して手書画
像フレームメモリ27内のカラーコードデータ(カラー
パレットコード)で表現された手書画像を読出すと同時
に、信号線209を介してカラーパレットメモリ28内
の色データを読出して、その色データに従って手書画像
フレームメモリ27内のカラーコードデータを実際の色
データに変換する。こうして色データに変換された手書
画像は、信号線207を介して動画像フレームメモリ2
6より読出された人物像などの画像情報に重畳され、符
号化されて信号線201を介して伝送路に送信される。
【0056】このように、人物像などの画像情報に、そ
れ以外の手書画像情報を重畳して伝送できるので、人物
像以外の情報を伝送する際に人物像の伝送が中断される
ことを防止できる。また、人物像以外の情報を手書きで
入力できるので、人物像以外の情報を印刷した原稿等を
予め用意する必要がなくなり、手軽に入力できるように
なる。
【0057】信号線204は、ミキサ29に対して、子
画面1bを表示するか否かの情報、及び手書画像を子画
面1bに重畳するか否かの情報を伝えるものである。子
画面1bの表示がオフの時は、ミキサ29は受信した画
像のみを受信画像フレームメモリ30より信号線213
を介して読出し、表示装置23に表示する。子画面1b
の表示がオンの時は、動画像フレームメモリ26の内容
を信号線210を介して読出し、受信画像上の所定位置
に貼り付けて表示装置1に出力する。
【0058】さらに、子画面1bの表示もオンであり、
画面の重畳もオンであるときは、前記の処理に加えて、
信号線211を介して手書画像のカラーコードデータを
手書画像フレームメモリ27より読出すと共に、色デー
タを信号線212を介してカラーパレットメモリ28よ
り読出し、手書画像のカラーコードデータを通常の色情
報に変換し、これを子画面1bに重畳して表示装置1に
出力する。
【0059】次に、図5を参照しながら、手書画像のデ
ータの持ち方、及び、CCDカメラ2からの動画像に対
して手書画像を重畳為る場合の操作方法について説明す
る。
【0060】手書画像のクリアボタン7がオンされたと
きには、図5(a)に示すように、手書画像フレームメ
モリ27の内容は、全てて“0”にクリアされる。この
手書画像フレームメモリは、3bitの深さを持ってい
るものとする。カラーパレットボタン群8を操作してカ
ラーパレットコード“1”を選択し、デジタイザ3上で
横楕円の形状の線を引いたとすると、図5(b)に示し
たように、横楕円線の領域のデータは全て“1”にな
る。同様に、カラーパレットコード“2”を選択して、
縦楕円線を書き加えたとすると、図5(c)に示したよ
うに、先に書き込んだ横楕円線の領域のデータは全て
“1”であり、2色の色を混在して重畳することが可能
となる。このような操作の繰返しにより手書画像の形状
データ及びカラーコードデータがフレームメモリ27に
記憶される。
【0061】次に、手書画像フレームメモリ27内の手
書画像を動画像フレームメモリ16内の動画像に重畳す
る処理を説明する。
【0062】動画像フレームメモリ16内の動画像は、
本実施例においては、R,G,B、各々8bitの色情
報として格納されているものとする。重畳に際して、ま
ず、手書画像フレームメモリ27内の手書画像が“0”
であるか否かが、画素単位で評価される。もし、手書画
像が“0”であれば、動画像がそのまま残る。
【0063】手書画像が“0”でない場合には、手書画
像情報が優先される。手書画像情報が“0”でない場合
には、画素の3bitの値で示されるカラーパレットコ
ードに対応する色情報をカラーパレットメモリ28から
読出して、カラーパレットコードを実際の色情報に変換
する。例えば、カラーパレットコードが“1”の時に
は、R=0,G=0,B=255となり、カラーパレッ
トコードが“7”であれば、R=255,G=255,
B=255となる。
【0064】このような処理により、従来のTV電話装
置等では行うことの出来なかった、送信画像(動画像)
への送信者の自由な画像の書込みが可能となり、より臨
場感に溢れた形で、かつ手軽にコミュニケーションを図
れるようになり、情報を正確に伝えることが可能とな
る。
【0065】更には例えば、一時には覚えられない電話
番号等を送信者の映像と共に画面に表示し続けることが
可能となり、聞き違いによる情報の誤伝達を防止するこ
とができる。また、例えば、地図を描いて、その地図上
にさらに絵を書き加えている様子の画像を相手に送信す
ることにより、より臨場感に溢れた形で、かつ手軽にコ
ミュニケーションを図れるので、非常に説明しやすく、
相手も容易に理解できるようになる。しかも、説明の間
に相手の表情を見ることが出来るので、情報を相手が理
解したか否かの把握も容易になる。又、重畳画像情報を
含めて伝送画像が自端末のディスプレイの子画面に表示
されるので伝送画像の確認が可能である。
【0066】なお、上記実施例においては、入力に際
し、単にペンによって指定された座標を取り込むだけの
デジタイザを用いたが、このかわりに、液晶ディスプレ
イ付きのタッチパネル等を用いることにより、手書入力
画像の確認を容易に行えるようにしてもよい。また、受
信画面上に表示する子画面の上に、手書画像入力用とし
て、透明な座標入力素子が埋設された透明シートを直接
張り付けることにより、さらに入力を容易に行えるよう
にし、かつ省スペースを図るようにしてもよい。
【0067】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1〜7記載
の発明による動画像処理装置では、動画像入力手段によ
り入力された動画像情報と手書画像入力手段により入力
された手書画像情報を重畳した重畳画像情報を伝送制御
手段により伝送するようにしたので、例えば、人物像以
外の情報を伝送する際に人物像の伝送が中断されること
がなくなり、また人物像以外の情報を手書きで入力でき
るので、人物像以外の情報を印刷した原稿等を予め用意
する必要がなくなり、より臨場感に溢れた形で、かつ手
軽にコミュニケーションを図れるようになる。
【0068】また、請求項8〜15記載の発明による動
画像処理装置では、動画像入力手段により撮影された動
画像情報と手書画像入力手段により入力された手書画像
情報を重畳した重畳画像情報を伝送制御手段により伝送
すると共に、画像表示手段の送信画像エリアに表示する
ことができるので、例えば、人物像以外の情報を伝送す
る際に人物像の伝送が中断されることがなくなり、また
人物像以外の情報を手書きで入力できるので、人物像以
外の情報を印刷した原稿等を予め用意する必要がなくな
り、さらに、送信すべき重畳画像情報を表示により確認
できるので、より臨場感に溢れた形で、かつ手軽、正確
にコミュニケーションを図れるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による動画像処理装置を適用
したTV電話装置の外観図である。
【図2】送信側の表示画面と送信画像とを説明するため
の説明図である。
【図3】手書画像の入力に使用する手段を示す図であ
る。
【図4】本発明の一実施例による動画像処理装置を適用
したTV電話装置の画像系の電気的な構成を示すブロッ
ク図である。
【図5】手書画像フレームメモリに格納されるデータを
説明するための説明図である。
【図6】カラーパレットメモリに格納されるデータを示
す図である。
【符号の説明】
1…表示装置 2…CCDカメラ 3…デジタイザ 4…入力ペン 5…重畳画像表示オン/オフ用の切換スイッチ 6…重畳画像送信オン/オフ用の切換スイッチ 7…重畳画像クリア用のクリアボタン 8…カラーパレットボタン群 9…子画面表示オン/オフ用の切換スイッチ 10…消しゴムスイッチ 24…スーパーインポーズコントローラ 25…エンコーダ 26…動画像フレームメモリ 27…手書画像フレームメモリ 28…カラーパレットメモリ 29…ミキサ 30…受信画像フレームメモリ 31…受信画像デコーダ 32…表示モード入力器

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送信すべき動画像情報を入力する動画像
    入力手段と、 手書画像情報を入力する手書画像入力手段と、 前記動画像入力手段により入力された動画像情報と前記
    手書画像入力手段により入力された手書画像情報を重畳
    する重畳手段と、 少なくとも該重畳手段により重畳された重畳画像情報の
    伝送を制御する伝送制御手段と、 を備えたことを特徴とする動画像処理装置。
  2. 【請求項2】 前記動画像入力手段は、CCDカメラで
    あることを特徴とする請求項1記載の動画像処理装置。
  3. 【請求項3】 前記手書画像入力手段は、ディジタイザ
    を有することを特徴とする請求項1記載の動画像処理装
    置。
  4. 【請求項4】 前記手書画像入力手段は、液晶タッチパ
    ネルを有することを特徴とする請求項1記載の動画像処
    理装置。
  5. 【請求項5】 前記手書画像入力手段は、入力された手
    書画像情報の色を指定する色指定手段を有することを特
    徴とする請求項1記載の動画像処理装置。
  6. 【請求項6】 前記伝送制御手段は、更に前記動画像入
    力手段によって入力された動画像情報を伝送し、重畳画
    像情報を伝送するか前記動画像情報を伝送するかの制御
    を行うことを特徴とする請求項1記載の動画像処理装
    置。
  7. 【請求項7】 前記伝送制御手段は、前記重畳手段によ
    り重畳された重畳画像情報を符号化して伝送することを
    特徴とする請求項1記載の動画像処理装置。
  8. 【請求項8】 送信すべき動画像情報を入力する動画像
    入力手段と、 受信画像を表示可能な受信画像エリアと送信画像を表示
    可能な送信画像エリアとを有する画像表示手段と、 手書画像情報を入力する手書画像入力手段と、 前記動画像入力手段により入力された動画像情報と前記
    手書画像入力手段により入力された手書画像情報を重畳
    する重畳手段と、 少くとも該重畳手段により重畳された重畳画像情報の伝
    送を制御する伝送制御手段と、 該伝送制御手段により伝送される重畳画像情報を前記画
    像表示手段の送信画像エリアに表示する表示制御手段
    と、 を備えたことを特徴とする動画像処理装置。
  9. 【請求項9】 前記動画像入力手段は、CCDカメラで
    あることを特徴とする請求項8記載の動画像処理装置。
  10. 【請求項10】 前記手書画像入力手段は、ディジタイ
    ザを有することを特徴とする請求項8記載の動画像処理
    装置。
  11. 【請求項11】 前記手書画像入力手段は、液晶タッチ
    パネルを有することを特徴とする請求項8記載の動画像
    処理装置。
  12. 【請求項12】 前記手書画像入力手段は、入力された
    手書画像情報の色を指定する色指定手段を有することを
    特徴とする請求項8記載の動画像処理装置。
  13. 【請求項13】 前記表示制御手段は、前記重畳手段に
    より重畳された重畳画像情報の前記画像表示手段の送信
    画像エリアへの表示を制御する特徴とする請求項8記載
    の動画像処理装置。
  14. 【請求項14】 前記伝送制御手段は、更に前記動画像
    入力手段によって入力された動画像情報を伝送し、重畳
    画像情報を伝送するか前記動画像情報を伝送するかの制
    御を行うことを特徴とする請求項8記載の動画像処理装
    置。
  15. 【請求項15】 前記伝送制御手段は、前記重畳手段に
    より重畳された重畳画像情報を符号化して伝送すること
    を特徴とする請求項8記載の動画像処理装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2389476A (en) * 2002-05-16 2003-12-10 Nec Corp Mobile telephone terminal combining image and input manuscript information
JP2014006869A (ja) * 2012-06-01 2014-01-16 Nintendo Co Ltd 情報処理プログラム、情報処理装置、情報処理システムおよび情報処理方法
US9661264B2 (en) 2012-06-01 2017-05-23 Nintendo Co., Ltd. Multi-display video communication medium, apparatus, system, and method

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