JPH07297632A - アンテナの取付方法およびその方法を使用したアンテナ装置 - Google Patents

アンテナの取付方法およびその方法を使用したアンテナ装置

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JPH07297632A
JPH07297632A JP9152694A JP9152694A JPH07297632A JP H07297632 A JPH07297632 A JP H07297632A JP 9152694 A JP9152694 A JP 9152694A JP 9152694 A JP9152694 A JP 9152694A JP H07297632 A JPH07297632 A JP H07297632A
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JP
Japan
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antenna
amplifier circuit
circuit board
flat
plate
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Withdrawn
Application number
JP9152694A
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English (en)
Inventor
Yoshiyuki Kuboi
良行 窪井
Munehiko Ito
宗彦 伊藤
Hideki Oka
英樹 岡
Yoshihiro Maeda
芳博 前田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 平板状のアンテナとアンプ回路板を容易に、
そして、確実に接続できるアンテナの取付方法およびそ
の方法を使用したアンテナ装置を提供する。 【構成】 平板状のアンテナ1と、アンプ回路板2と、
固定ピン3より構成され、上記平板状のアンテナ1の下
面に接続板を設け、更にアンプ回路板2の上面に接続パ
ット5を設け、これらの接続パット5に半田7を塗布
し、さらに、平板状のアンテナ1とアンプ回路板2に各
々上下に貫通する通孔6,7を穿設し、平板状のアンテ
ナ1とアンプ回路板2を重ねて各通孔6,7に固定ピン
3を挿入してアンプ回路板2に平板状のアンテナ1を取
り付けるとともに、接続パット5に塗布した半田7を溶
融し、除熱して平板状のアンテナ1とアンプ回路板2と
を接着する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、グローバルポジショニ
ングシステム(GPS)受信用の移動体搭載用のアンテ
ナ等に用いられるアンテナの取付方法およびその方法を
使用したアンテナ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ナビゲーションシステムとして、静止衛
星からの送信電波を受信して移動体の位置を検出するG
PSを利用した測定装置が普及しつつある。
【0003】このGPSは、一般に、人、船舶、航空
機、及び自動車などの移動体の現在位置や移動速度など
を測定したり確認したりするために有用である。
【0004】上記GPSは、通常人工衛星からの電波を
受信するアンテナとアンテナが受信した電波を演算する
演算処理装置により構成されている。
【0005】上記移動体に搭載されたアンテナは複数個
の人工衛星からの電波を受信し、アンテナに接続された
演算処理装置により、これら人工衛星からの電波による
距離データ及び高度データにより当該移動体の現在位置
を算出するものである。また、時間情報を演算機能に加
えることにより移動体の移動スピード及び移動距離を算
出することができる。
【0006】上記アンテナとして、誘電基板の表面と裏
面に銅箔等でアンテナ導体層とアース導体層を設た平板
状のアンテナ、例えば、マイクロトリップアンテナが使
用されている。この平板状のマイクロトリップアンテナ
は、特開平5−183327号公報等に記載されている
ように、アンプ回路等を設けたアンプ回路板に接続した
ケース内に組み込んで収容し、このようにアンテナユニ
ットとして組み立てた状態で移動体に搭載されるもので
ある。
【0007】しかし、上記のように平板状のアンテナを
ケース内に組み込むにあったては、平板状のアンテナと
アンプ回路板を互いに接続する必要があり、図3、図4
に示す如く、平板状のアンテナ(1)とアンプ回路板
(2)の間に金属板(11)を介し、各々に穿設された
通孔(6)(7)(12)に固定ピン(3)を挿入し、
アンプ回路板(2)の下面に突出した上記固定ピン
(3)の先端を半田付けして接続していた。図に示す如
く、上記金属板(11)には、平板状のアンテナ(1)
を支持する凸部(13)が突設し、アンプ回路板(2)
の開口部(15)と係合する鍔(14)を有している。
【0008】しかし、上述のように、平板状のアンテナ
(1)とアンプ回路板(2)は金属板(11)を介して
接続されているが、確実に固定はされず隙間を有するの
で、平板状のアンテナ(1)やアンプ回路板(2)が反
ったりねじれたりして両者が離れてしまう恐れがあり、
平板状のアンテナ(1)とアンプ回路板(3)の電気的
接続を安定させることができなかった。
【0009】また、上記金属板(11)を平板状のアン
テナ(1)やアンプ回路板(2)の大きさや形状に合わ
せて加工する必要があった。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記事情に
鑑みてなされたものであり、平板状のアンテナとアンプ
回路板を容易に、そして、確実に接続できるアンテナの
取付方法およびその方法を使用したアンテナ装置を提供
することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に係る
アンテナの取付方法は、平板状のアンテナ(1)と、ア
ンプ回路板(2)と、固定ピン(3)より構成され、上
記平板状のアンテナ(1)の下面とアンプ回路板(2)
の上面に接続パット(4)(5)を設け、これらの接続
パット(4)(5)に半田(7)を塗布し、さらに、平
板状のアンテナ(1)とアンプ回路板(2)に各々上下
に貫通する通孔(6)(7)を穿設し、平板状のアンテ
ナ(1)とアンプ回路板(2)を重ねて各通孔(6)
(7)に固定ピン(3)を挿入してアンプ回路板(2)
に平板状のアンテナ(1)を取り付けるとともに、接続
パット(4)(5)に塗布した半田(7)を溶融し、除
熱して平板状のアンテナ(1)とアンプ回路板(2)と
を接着することを特徴とする。
【0012】また、本発明の請求項2に係るアンテナ装
置は、上下に貫通する通孔(6)を有し、下面に接続パ
ット(4)を有する平板状のアンテナ(1)と、上下に
貫通する通孔(7)を有し、上面に接続パット(5)を
有するアンプ回路板(2)と、平板状のアンテナ(1)
とアンプ回路板(2)を重ねて各通孔(6)(7)に挿
入した固定ピン(3)とから構成され、固定ピン(3)
を各通孔(6)(7)に挿入し、上記接続パット(4)
(5)を半田付けして接着したことを特徴とする。
【0013】さらに、本発明の請求項3に係るアンテナ
装置は、上記固定ピン(3)が平板状のアンテナ(1)
の給電路であることを特徴とする。
【0014】
【作用】本発明に係るアンテナの取付方法によると、平
板状のアンテナ(1)の下面とアンプ回路板(2)の上
面に接続パット(4)(5)を設け、これらの接続パッ
ト(4)(5)に半田(7)を塗布し、さらに、平板状
のアンテナ(1)とアンプ回路板(2)に各々上下に貫
通する通孔(6)(7)を穿設し、平板状のアンテナ
(1)とアンプ回路板(2)を重ねて各通孔(6)
(7)に固定ピン(3)を挿入してアンプ回路板(2)
に平板状のアンテナ(1)を取り付けるとともに、接続
パット(4)(5)に塗布した半田(7)を溶融し、除
熱して平板状のアンテナ(1)とアンプ回路板(2)と
を接着するので、平板状のアンテナ(1)がアンプ回路
板(2)に密着し、確実に接続することができる。
【0015】さらに、平板状のアンテナ(1)とアンプ
回路板(2)を重ねて各通孔(6)(7)に挿入した固
定ピン(3)が給電路であるので、アンプ回路板(2)
より平板状のアンテナ(1)に給電することができる。
【0016】以下、本発明の実施例を添付した図面に沿
って詳細に説明する。
【0017】
【実施例】
実施例1 図1は本発明の一実施例に係るアンテナ装置の分解斜視
図であり、図2は一実施例に係るアンテナ装置の断面図
で、図3は本実施例に用いられる平板状のアンテナの下
面図である。
【0018】本発明の一実施例に係るアンテナ装置は、
図1に示す如く、平板状のアンテナ(1)とアンプ回路
板(2)の間に半田(8)を介し接着し、さらに、平板
状のアンテナ(1)の上面よりアンプ回路板(2)の下
面に貫通した固定ピン(3)により、アンプ回路板
(2)に平板状のアンテナ(1)が取り付けられてい
る。
【0019】上記平板状のアンテナ(1)は、両面銅張
り積層板を加工したプリント基板であり、両面銅張り積
層板の上下の銅箔をエッチング加工することにより、上
面に導電層(20)、下面に接地導電層(21)を形成
して、マイクロストリップアンテナと呼ばれる平板状の
アンテナ(1)を使用することができる。
【0020】この平板状のアンテナ(1)には、上下に
貫通する通孔(6)が穿設され、この通孔(6)の上面
の開孔の周囲には上記導電層(20)と接し、下面に面
した開孔の周縁部には絶縁帯(22)が形成され上記接
地導電層(21)と絶縁されている。この接地導電層
(21)には、半田接続ようの複数の接続パット(4)
が形成されている。
【0021】上記アンプ回路板(2)は、下面に複数の
実装部品(24)を搭載し、上記平板状のアンテナ
(1)の通孔(6)および接続パット(4)の位置に対
向して、通孔(7)が上下に貫通して穿設され、接続パ
ット(5)が形成され、この通孔(6)の上面の開孔の
周囲には絶縁帯(9)が形成され接地導電層(23)と
絶縁されている。
【0022】これら平板状のアンテナ(1)およびアン
プ回路板(2)の通孔(6)(7)に挿入される固定ピ
ン(3)は、導電性を有する金属で形成され、鉄、銅、
アルミニウム、鉛、の単体又はこれらの合金が使用され
る。
【0023】上記平板状のアンテナ(1)およびアンプ
回路板(2)の取付方法は、予め接続用パット(4)
(5)にクリーム半田(8)を塗布し、リフロー炉を用
いてこのクリーム半田(8)を熔融し、除熱して凝固す
ることにより接着できる。このとき、アンプ回路板
(2)の下面に突出した固定ピン(3)も半田(8)に
よりアンプ回路板(2)に接着する。
【0024】このように、平板状のアンテナ(1)をア
ンプ回路板(2)に取り付けることができる。
【0025】
【発明の効果】本発明のアンテナの取付方法およびその
方法を使用したアンテナ装置によると、アンテナ装置を
構成する平板状のアンテナをアンプ回路板に半田を介し
て直接接続することができるので、平板状のアンテナと
アンプ回路板の固定強度が向上し、互いの接地導電層が
電気的に接続され、電気特性が向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るアンテナ装置の分解斜
視図である。
【図2】本発明の一実施例に係るアンテナ装置の断面図
である。
【図3】実施例に使用される平板状のアンテナの下面図
である。
【図4】従来のアンテナ装置の分解斜視図である。
【図5】従来のアンテナ装置の断面図である。
【符号の説明】
1 平板状のアンテナ 2 アンプ回路板 3 固定ピン 4 接続パット 5 接続パット 6 通孔 7 通孔 8 半田 9 絶縁帯 20 導電層 21 接地導電層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 前田 芳博 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 平板状のアンテナ(1)と、アンプ回路
    板(2)と、固定ピン(3)より構成され、上記平板状
    のアンテナ(1)の下面とアンプ回路板(2)の上面に
    接続パット(4)(5)を設け、これらの接続パット
    (4)(5)に半田(8)を塗布し、さらに、平板状の
    アンテナ(1)とアンプ回路板(2)に各々上下に貫通
    する通孔(6)(7)を穿設し、平板状のアンテナ
    (1)とアンプ回路板(2)を重ねて各通孔(6)
    (7)に固定ピン(3)を挿入してアンプ回路板(2)
    に平板状のアンテナ(1)を取り付けるとともに、接続
    パット(4)(5)に塗布した半田(8)を溶融し、除
    熱して平板状のアンテナ(1)とアンプ回路板(2)と
    を接着することを特徴とするアンテナの取付方法。
  2. 【請求項2】 上下に貫通する通孔(6)を有し、下面
    に接続パット(4)を有する平板状のアンテナ(1)
    と、上下に貫通する通孔(7)を有し、上面に接続パッ
    ト(5)を有するアンプ回路板(2)と、平板状のアン
    テナ(1)とアンプ回路板(2)を重ねて各通孔(6)
    (7)に挿入した固定ピン(3)とから構成され、固定
    ピン(3)を各通孔(6)(7)に挿入し、上記接続パ
    ット(4)(5)を半田付けして接着したことを特徴と
    するアンテナ装置。
  3. 【請求項3】 上記固定ピン(3)が上記平板状のアン
    テナ(1)の給電路であることを特徴とする請求項2記
    載のアンテナ装置。
JP9152694A 1994-04-28 1994-04-28 アンテナの取付方法およびその方法を使用したアンテナ装置 Withdrawn JPH07297632A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010516159A (ja) * 2007-01-11 2010-05-13 イーエムダブリュ カンパニー リミテッド 並列リング構造の内部アンテナ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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