JPH07296000A - セキュリティ管理システム - Google Patents

セキュリティ管理システム

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JPH07296000A
JPH07296000A JP6082964A JP8296494A JPH07296000A JP H07296000 A JPH07296000 A JP H07296000A JP 6082964 A JP6082964 A JP 6082964A JP 8296494 A JP8296494 A JP 8296494A JP H07296000 A JPH07296000 A JP H07296000A
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JP
Japan
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data
user
mark
security
terminal
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JP6082964A
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Masaaki Yamaguchi
正明 山口
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、簡単な操作で図面イメージデータ
のセキュリティ管理を強化することにある。 【構成】 データ管理装置本体は、パスワードを記憶す
る記憶手段4と、図面イメージデータ,ランクマークを
保存する保存手段6,7と、ランクマークを端末機器に
転送するマーク転送手段3と、端末機器からのユーザ
名,図番,ランクマークからユーザパスワードおよびラ
ンクマークの確認を行うデータ確認手段3と、この確認
によって合致したとき図面イメージデータを転送する転
送手段3,9とを有し、端末機器は、装置本体からのラ
ンクマークを保存するファイル17と、ユーザ名,図番
等の信号を受けたとき、ユーザ名,図番,ランクマーク
を転送する転送手段13と、この転送されてくる図面イ
メージデータを表示・印字する出力手段14,16とを
有するセキュリティ管理システムである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は図面その他のイメージデ
ータ(以下、単に図面イメージデータと総称する)の機
密保護を図るセキュリティ管理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、半導体技術の発達に基づき、コン
ピュータの利用形態が大きく変化してきている。特に、
コンピュータネットワークシステムでは、パーソナル処
理の時代に入り、上位のホスト計算機にLANなどの伝
送ラインを介してパーソナルコンピュータやEWS(En
gineering Work Station)等の端末機器が接続され、そ
のうちホスト計算機側では設計図面その他種々のイメー
ジデータをデータベースに集中的に保管管理する一方、
必要なときにデータベースから図面イメージデータを読
み出して端末機器に伝送し、当該端末機器側では図面イ
メージデータを表示し、印字出力することが行われてい
る。
【0003】ところで、このようなシステムにおける図
面イメージデータのセキュリティ管理は、ホスト計算機
にログインする際、特定の端末利用者である旨のユーザ
パスワードを入力し、予め計算機内部に登録されている
照合用パスワードと比較しながら、ログインする方式を
とっている。
【0004】従って、このシステムは、ホスト計算機に
ログインする際のユーザパスワードによる制限のみであ
る。このことは、ユーザパスワードさえ分かれば、誰で
も図面イメージデータを参照することが可能である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、以上の
ようなセキュリティ管理システムでは、ユーザパスワー
ドによる管理のみであるので、社外を含む関係部外者で
あってもユーザパスワードによって容易にホスト計算機
にログインでき、社外に漏れて困るような機密内容でも
容易にアクセスできる問題がある。
【0006】そこで、ユーザパスワードを二重化するこ
とが考えられるが、逆にホスト計算機へのログインの操
作性を悪化させる等の弊害がある。本発明は上記実情に
鑑みてなされたもので、図面イメージデータのセキュリ
ティ管理を強化するセキュリティ管理システムを提供す
ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1に対応する発明は、図番付き図面イメージ
データを管理するデータ管理装置本体に伝送ラインを介
して複数の端末機器が接続され、各端末機器は、ユーザ
リクエスト信号に基づいてデータ転送要求を行い、前記
データ管理装置本体から転送されてくる前記図面イメー
ジデータを表示・印字出力するセキュリティ管理システ
ムにおいて、前記データ管理装置本体は、予めユーザパ
スワードを記憶するパスワード記憶手段と、図番付き図
面イメージデータとともに端末機器固有のセキュリティ
ランクマークを保存するデータ保存手段と、このデータ
保存手段による保存データのうち、セキュリティランク
マークを前記端末機器に転送するマーク転送手段と、前
記端末機器から転送されてくるユーザ名,図番および端
末用チェックファイルのセキュリティランクマークを受
けると、ユーザパスワードおよびセキュリティランクマ
ークの確認を行うデータ確認手段と、このデータ確認手
段によって合致したとき図番付き図面等イメージデータ
を転送するイメージ転送手段とを有し、前記端末機器
は、前記装置本体のマーク転送手段から転送されてくる
セキュリティランクマークを保存する前記端末用チェッ
クファイルと、前記ユーザ名および図番よりなる前記ユ
ーザリクエスト信号を受けたとき、前記ユーザ名,図番
および前記端末用チェックファイルのセキュリティラン
クマークを転送する端末側転送手段と、前記装置本体の
イメージ転送手段から転送されてくる図番付き図面イメ
ージデータを表示・印字する出力手段とを有するセキュ
リティ管理システムである。
【0008】請求項2に対応する発明は、図番付き図面
イメージデータを管理するデータ管理装置本体にLAN
を介して複数の端末機器が接続され、各端末機器は、ユ
ーザリクエスト信号に基づいてデータ転送要求を行い、
前記データ管理装置本体から転送されてくる前記図面イ
メージデータを表示・印字出力するセキュリティ管理シ
ステムにおいて、前記データ管理装置本体は、予めユー
ザパスワード、機器識別番号およびLANアドレスを記
憶するデータ記憶手段と、図面イメージデータとともに
端末機器固有のセキュリティランクマークを保存するデ
ータ保存手段と、このデータ保存手段による保存データ
のうち、セキュリティランクマークを前記端末機器に転
送するマーク転送手段と、前記端末機器から転送されて
くる機器識別番号,ユーザ名,図番および端末用チェッ
クファイルのセキュリティランクマークを受けると、機
器識別番号,LANアドレス,ユーザパスワードおよび
セキュリティランクマークの確認を行うデータ確認手段
と、このデータ確認手段によって合致したとき図番付き
図面イメージデータおよびセキュリティランクマークを
転送する装置本体側転送手段とを有し、前記端末機器
は、前記マーク転送手段から転送されてくるセキュリテ
ィランクマークを保存する前記端末用チェックファイル
と、前記ユーザ名,ユーザパスワードおよび図番よりな
る前記ユーザリクエスト信号を受けたとき、前記機器識
別番号,ユーザ名,図番および前記端末用チェックファ
イルのセキュリティランクマークを転送する端末側転送
手段と、前記装置本体側転送手段によって転送されてく
る図番付き図面イメージデータおよびセキュリティラン
クマークのうち、当該セキュリティランクマークの確認
を行う確認手段と、この確認手段によって合致したとき
図番付き図面イメージデータを表示・印字する出力手段
とを有するセキュリティ管理システムである。
【0009】さらに、請求項3に対応する発明は、請求
項1または請求項2に記載する端末機器側に、ユーザパ
スワードの下に前回要求図番を記憶し、このユーザパス
ワードおよび前回要求図番と今回入力時のユーザパスワ
ードおよび今回要求図番とを比較し、ユーザパスワード
が本人登録か否かを判断するアクセス管理手段を付加し
てなる構成である。
【0010】さらに、請求項4に対応する発明は、請求
項1または請求項2に記載する端末機器側に、前回ログ
イン時のユーザパスワードのキーイン時間を記憶し、こ
のキーイン時間と今回ログイン時のユーザパスワードの
キーイン時間とを比較し、ユーザパスワードが本人登録
か否かを判断するアクセス管理手段を付加してなる構成
である。
【0011】
【作用】従って、請求項1に対応する発明は、以上のよ
うな手段を講じたことにより、事前準備として、データ
管理装置本体側のパスワード記憶手段に予めユーザパス
ワードを記憶し、またデータ保存手段に図番付き図面イ
メージデータ,セキュリティランクマークを記憶すると
ともに、データ管理装置本体側からセキュリティランク
マークを端末機器に転送する。ここで、端末機器側では
セキュリティランクマークを端末用チェックファイルに
保存する。
【0012】この状態においてユーザがデータ管理装置
本体側の図面イメージデータを読み出すとき、ユーザ名
および図番を入力する。そうすると、端末機器側では、
ユーザ名,図番の他、セキュリティランクマークをデー
タ管理装置本体側に転送する。ここで、データ管理装置
本体側は、ユーザ名に基づいてユーザパスワードを確認
して適切なユーザであるか、またセキュリティランクマ
ークに基づいて装置本体側のセキュリティランクマーク
を確認してユーザ名の入力されたユーザが許可されてい
るランクに該当しているか否かを判断し、何れも適切で
あれば、イメージ転送手段にて図番付き図面イメージデ
ータを転送する。
【0013】端末機器では、前記装置本体のイメージ転
送手段から転送されてくる図番付き図面イメージデータ
を表示し、或いは印字出力する。請求項2に対応する発
明は、データ記憶手段に予めユーザパスワードの他、機
器識別番号およびLANアドレスを記憶し、データ保存
手段には図面イメージデータ,セキュリティランクマー
クを記憶するとともに当該セキュリティランクマークを
転送し、機器端末側の端末用チェックファイルに保存す
る。
【0014】この状態においてユーザが端末機器側から
ユーザ名,図番を入力すると、このユーザ名,図番,セ
キュリティランクマークの他、予め記憶されている自身
の機器識別番号を装置本体に転送する。
【0015】ここで、装置本体側では、転送されてくる
機器識別番号に基づいて装置本体の機器識別番号および
LANアドレスを確認し、適切な端末機器からのアクセ
スであるか判断する。また、ユーザ名に基づいてユーザ
パスワードを確認して適切なユーザであるか、またセキ
ュリティランクマークに基づいて装置本体側のセキュリ
ティランクマークを確認してユーザ名の入力されたユー
ザが許可されているランクに該当しているか否かを判断
し、何れも適切であれば、図番付き図面イメージデータ
およびセキュリティランクマークを端末機器側に転送す
る。
【0016】この端末機器側では、転送されてくるセキ
ュリティランクマークと端末用チェックファイルに記憶
されているセキュリティランクマークとを比較し、伝送
途中の障害があるか否かを判断し、障害がなければ図面
イメージデータを表示し、或いは印字出力する。
【0017】次に、請求項3,4に対応する発明は、請
求項1,2に対応する発明の端末機器側の構成要件に新
たにアクセス管理手段を設け、ユーザパスワードの下に
前回要求図番を記憶し、このユーザパスワードおよび前
回要求図番と今回入力時のユーザパスワードおよび今回
要求図番とを比較するとか、或いは前回ログイン時のユ
ーザパスワードのキーイン時間を記憶し、このキーイン
時間と今回ログイン時のユーザパスワードのキーイン時
間とを比較することにより、ユーザパスワードが本人登
録か否かを判断するものである。
【0018】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。図1は本発明に係わるセキュリティ管理シ
ステムの一実施例を示す構成図である。同図において1
は図面イメージデータその他のデータを管理するホスト
計算機であるデータ管理装置本体であって、このデータ
管理装置本体1は、プログラムデータその他必要なデー
タを記憶する記憶手段2の他、このプログラムデータに
基づいて所定の処理を実行するCPUなどを用いたデー
タ処理部3、システム管理者の許可の下に予め端末側利
用者のユーザパスワードが登録されているユーザパスワ
ードファイル4、同じくシステム管理者の許可の下に端
末機器の物理的特徴である機器識別番号およびLANア
ドレスが登録されている端末アドレスファイル5、図番
付き図面イメージデータを保管する図面イメージデータ
ファイル6および図番付き図面イメージデータを保管す
る際に当該図番毎に入力されるセキュリティランクマー
クをイメージの形で保存するチェックファイル7が設け
られている。9はデータ処理部3の伝送指令の下に必要
なデータを送出し、また外部からの要求を受けてデータ
処理部3に伝達するデータ送受信部である。
【0019】なお、前記各種のファイル4〜7は主記憶
装置であってもよいし、或いは外部記憶装置例えば磁気
記憶装置であってもよい。さらに、ファイル4〜7はそ
れぞれ独立した記憶手段でもよいし、或いは主記憶装置
または外部記憶装置をエリア分けして用いてもよい。
【0020】このようなファイルをもつデータ管理装置
本体1にはLANなどの伝送ライン11を介して例えば
パーソナルコンピュータやEWSなどの複数の端末機器
12,…が接続されている。この端末機器12は、それ
ぞれ端末機器本体13、表示装置14、入力機器15お
よびプリンタ等の出力機器16が設けられている。
【0021】この端末機器本体13には、データ管理装
置本体1のチェックファイル7にセキュリティランクマ
ークを保存したとき、当該データ管理装置本体1から転
送されてくるセキュリティランクマークその他必要な内
容を記憶する端末用チェックファイル17が設けられて
いる。
【0022】次に、以上のように構成されたシステムの
動作について図2を参照して説明する。データ管理装置
本体1側においては、予めシステム管理者の許可の下に
ユーザパスワードファイル4には端末側利用者のユーザ
パスワード、端末アドレスファイル5には各端末機器固
有のイーサネットアドレス等の機器識別番号およびこの
識別番号と対をなすTCP/IPアドレス等のLANア
ドレスが登録されている(ST1)。
【0023】しかる後、ユーザパスワードを付して図番
付き図面イメージデータおよびセキュリティランクマー
クを入力すると、データ処理部3は、ユーザパスワード
ファイル4を照合し、該当ユーザパスワードが登録され
ていれば、図番付き図面イメージデータとセキュリティ
ランクマークとを分離し、前者の図面イメージデータは
図面イメージデータファイル6に、セキュリティランク
マークは図番毎にイメージの形でチェックファイル7に
保存する(ST2)。ここで、データ管理装置本体1
は、図番毎のセキュリティランクマークをデータ送受信
部9を介して端末機器12側に転送する(ST3)。な
お、セキュリテイランクマークはセキュリティ単位に1
ファイルで構成される。
【0024】このセキュリティランクマークのランクは
例えばS,A,Bのランクとする。Sは特定のユーザの
みアクセス可能、Aは同一部内のユーザのみアクセス可
能、Bは同一社内のユーザのみアクセス可能とする。従
って、このランクに応じてマークも種々変形したものを
用いるものとする。
【0025】端末機器本体13では、データ管理装置本
体1から転送されてくるデータを端末用チェックファイ
ル17に保存する(ST4)。この端末用チェックファ
イル17には予め自身の機器識別番号が保存されてい
る。
【0026】一方、この端末機器12側では、ユーザ
(端末利用者)がデータ管理装置本体1に保存されてい
るある図番の図面等イメージデータを見たいとき、ユー
ザによるコマンド指示に基づいて表示装置14に表示さ
れるメッセージに従ってユーザ名,ユーザパスワードお
よび見たい図の図番を指定する(ST11)。そうする
と、端末機器本体13は、その図番から図4に示すごと
く端末用チェックファイル17に保存される図番毎のセ
キュリティランクマーク(イメージ)を取り出し、この
ランクマークに自身の端末機器を示す機器識別番号の
他、ユーザによって入力されるユーザ名,図番等を付し
てデータ管理装置本体1側に転送する(ST12)。
【0027】このデータ管理装置本体1側では、図4に
示すデータを受け取ると、見たい図番の図面等イメージ
データへのアクセスが許可されているか否かにつき、以
下の手順に従って確認処理を行う。 (1) 先ず、データ処理部3は、図4に示すデータを
受けると、そのうち要求機器識別番号に基づいて端末ア
ドレスファイル5の機器識別番号およびLANアドレス
を確認し(ST13)、アクセス中の端末機器が許可さ
れているか否かを判定し、許可されていない場合にはア
クセス中止とし(ST14)、許可されている場合には
次に移行する。 (2) 次に、要求ユーザ名に基づいてユーザパスワー
ドファイル4のユーザパスワードを確認する(ST1
5)。ここでは、要求ユーザ名に対応するユーザパスワ
ードの有無を判定し、ユーザパスワードがない場合には
操作者が予め定められている特定のユーザでないと判断
してアクセス中止とし(ST14)、予め定められてい
る特定のユーザと判断した場合には次に移行する。 (3) さらに、端末機器側から転送されてくるセキュ
リティランクマークとチェックファイル7のセキュリテ
ィランクマークとを確認し、端末操作者が許可されてい
るランクに該当しているか否かを判断する(ST1
6)。ランクに該当しない場合にはアクセス中止とする
(ST14)。 (4) ユーザ名によるユーザが許可されているランク
の場合、要求図番に対応する図面等イメージデータおよ
びセキュリティランクマークを読み出し、端末機器12
側に転送する(ST17)。
【0028】ここで、端末機器12側では、図面等イメ
ージデータおよびセキュリティランクマークを受け取る
と、セキュリティランクマークと端末用チェックファイ
ル17のセキュリティランクマークとを照合し、伝送ラ
イン11の障害有無を判断する(ST18)。ここで、
伝送ライン11の障害無しの場合には表示装置14に図
面イメージデータを表示するとともに、端末用チェック
ファイル17から該当セキュリティランクマークを消去
し(ST19)、障害有りの場合には図面イメージデー
タおよびセキュリティランクマークを消去する(ST2
0)。
【0029】従って、以上のような実施例の構成によれ
ば、ユーザ名,ユーザパスワードの他、見たい図番を入
力すると、端末装置12ではユーザ名,図番およびファ
イル17のセキュリティランクマークを下にデータ管理
装置本体1をアクセスする。そして、データ管理装置本
体1は、ユーザ名に対応するユーザパスワードの存在か
ら端末操作者が予め定められている特定のユーザか否か
を判断することができ、さらに端末装置12からのセキ
ュリティランクマークと図番に対応する装置本体側のセ
キュリティランクマークとを比較し、端末操作者が許可
されているランクに該当しているか否かを判断すること
ができる。
【0030】また、ユーザ名,ユーザパスワードの他、
見たい図番の入力に対し、端末装置12から機器識別番
号,ユーザ名,図番およびセキュリティランクマークを
転送してデータ管理装置本体1をアクセスした場合に
は、上記の判断に加え、機器識別番号に基づいて装置本
体側の機器識別番号およびLANアドレスを確認するこ
とにより、当該端末機器が許可されているか否かを判断
する。
【0031】ゆえに、ユーザの操作に手間を掛けずに不
特定者からの図面イメージデータのセキュリティ管理を
強化することができる。このことは、機密管理レベルの
高い書類は、紙ではなく、電子データとして保管するこ
とにより、書類管理の機能向上および合理化を図ること
ができる。
【0032】なお、上記実施例では、機器識別番号,L
ANアドレスの確認を行う構成としたが(ST13参
照)、この機器識別番号,LANアドレスの確認処理を
省略してユーザパスワードの確認およびセキュリティラ
ンクマークの確認だけにしてもよい。
【0033】さらに、本発明システムの他の実施例を説
明する。他の第1の実施例は、端末機器12に予約ファ
イルを設け、利用者が前日までにシステムを使用する日
時および端末機器名称を予約登録することにより、部外
者等が当日にユーザ名,ユーザパスワードおよび図番を
指定入力してアクセスを試みたとき、日時および端末機
器名称に基づく端末機器が合致しなければ、データ管理
装置本体1にアクセスできない構成としてもよい。
【0034】さらに、他の第2の実施例は、ユーザパス
ワードが登録された本人か否かを判断する機能強化策と
して、ユーザが前回ユーザ名,ユーザパスワードの下に
要求した図番を記憶しておき、今回時にユーザ名,ユー
ザパスワードの下に図番を要求したとき、それが前回と
合致していればデータ管理装置本体11へアクセスを許
可するとか、或いはユーザが前回ユーザ名,ユーザパス
ワード,図番の何れか特定される1つ例えばユーザパス
ワードのキーイン時間を記憶する。ユーザパスワードが
ABCDの4文字の場合、A−B=T1,B−C=T
2,C−D=T3とすると、キーイン時間T=T1+T
2+T3となる。
【0035】その後、ユーザ名,ユーザパスワードの下
に図番を要求したとき、そのユーザパスワードと前回記
憶されるキーイン時間とを比較し、両キーイン時間がほ
ぼ合致すれば本人であると特定し、データ管理装置本体
1へのアクセスを許可するようにしてもよい。なお、個
人のキーイン速度は毎回のバラツキの他、操作回数の増
加に伴う速度の向上が予想されるが、そのためには前回
入力時の時間と今回入力時の時間との合致と、過去例え
ば10回までのパスワードのキーイン時間の平均値と今
回入力時の時間との合致とにより、本人か否かを判断し
てもよい。
【0036】従って、これら他の実施例においては、万
が一パスワードが部外者に漏れても、端末機器12にお
いてデータ管理装置本体1へのアクセスを確実に阻止す
ることができる。
【0037】また、セキュリティランクマークは形状を
定期的に変更するようにしてもよいものである。その
他、本発明はその要旨を逸脱しない範囲で種々変形して
実施できる。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、次
のような種々の効果を奏する。請求項1,2の発明は、
簡単な操作で図面イメージデータのセキュリティ管理の
強化を図ることができる。さらに、請求項3,4の発明
では、以上のような効果の他に、仮にパスワードが漏れ
ても、確実にアクセスを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わるセキュリテイ管理システムの一
実施例を示す構成図。
【図2】データ管理装置本体から端末機器に必要なデー
タを保存する事前準備例を示す図。
【図3】端末機器からデータ管理装置本体に保存する図
面等イメージデータを読み出す場合の手順を説明する
図。
【図4】端末機器からデータ管理装置本体に図面イメー
ジデータを要求するときの転送データを示す図。
【符号の説明】
1…データ管理装置本体、3…データ処理部、4…ユー
ザパスワードファイル、5…端末アドレスファイル、6
…図面イメージデータファイル、7…チェックファイ
ル、12…端末機器、13…端末装置本体、14…表示
装置、17…端末用チェックファイル。
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G06F 15/00 B 7459−5L 17/50 G06T 1/00 9071−5L G06F 15/62 P

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 図番付き図面イメージデータを管理する
    データ管理装置本体に伝送ラインを介して複数の端末機
    器が接続され、各端末機器は、ユーザリクエスト信号に
    基づいてデータ転送要求を行い、前記データ管理装置本
    体から転送されてくる前記図面イメージデータを表示・
    印字出力するセキュリティ管理システムにおいて、 前記データ管理装置本体は、予めユーザパスワードを記
    憶するパスワード記憶手段と、図番付き図面イメージデ
    ータとともに端末機器固有のセキュリティランクマーク
    を保存するデータ保存手段と、このデータ保存手段によ
    る保存データのうち、セキュリティランクマークを前記
    端末機器に転送するマーク転送手段と、前記端末機器か
    ら転送されてくるユーザ名,図番および端末用チェック
    ファイルのセキュリティランクマークを受けると、ユー
    ザパスワードおよびセキュリティランクマークの確認を
    行うデータ確認手段と、このデータ確認手段によって合
    致したとき図番付き図面等イメージデータを転送するイ
    メージ転送手段とを有し、 前記端末機器は、 前記装置本体のマーク転送手段から転送されてくるセキ
    ュリティランクマークを保存する前記端末用チェックフ
    ァイルと、前記ユーザ名および図番よりなる前記ユーザ
    リクエスト信号を受けたとき、前記ユーザ名,図番およ
    び前記端末用チェックファイルのセキュリティランクマ
    ークを転送する端末側転送手段と、前記装置本体のイメ
    ージ転送手段から転送されてくる図番付き図面イメージ
    データを表示・印字する出力手段とを有することを特徴
    とするセキュリティ管理システム。
  2. 【請求項2】 図番付き図面イメージデータを管理する
    データ管理装置本体にLANを介して複数の端末機器が
    接続され、各端末機器は、ユーザリクエスト信号に基づ
    いてデータ転送要求を行い、前記データ管理装置本体か
    ら転送されてくる前記図面イメージデータを表示・印字
    出力するセキュリティ管理システムにおいて、 前記データ管理装置本体は、 予めユーザパスワード、機器識別番号およびLANアド
    レスを記憶するデータ記憶手段と、図面イメージデータ
    とともに端末機器固有のセキュリティランクマークを保
    存するデータ保存手段と、このデータ保存手段による保
    存データのうち、セキュリティランクマークを前記端末
    機器に転送するマーク転送手段と、前記端末機器から転
    送されてくる機器識別番号,ユーザ名,図番および端末
    用チェックファイルのセキュリティランクマークを受け
    ると、機器識別番号,LANアドレス,ユーザパスワー
    ドおよびセキュリティランクマークの確認を行うデータ
    確認手段と、このデータ確認手段によって合致したとき
    図番付き図面イメージデータおよびセキュリティランク
    マークを転送する装置本体側転送手段とを有し、 前記端末機器は、 前記マーク転送手段から転送されてくるセキュリティラ
    ンクマークを保存する前記端末用チェックファイルと、
    前記ユーザ名,ユーザパスワードおよび図番よりなる前
    記ユーザリクエスト信号を受けたとき、前記機器識別番
    号,ユーザ名,図番および前記端末用チェックファイル
    のセキュリティランクマークを転送する端末側転送手段
    と、前記装置本体側転送手段によって転送されてくる図
    番付き図面イメージデータおよびセキュリティランクマ
    ークのうち、当該セキュリティランクマークの確認を行
    う確認手段と、この確認手段によって合致したとき図番
    付き図面イメージデータを表示・印字する出力手段とを
    有することを特徴とするセキュリティ管理システム。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載のセキュ
    リティ管理システムにおいて、 端末機器側に、ユーザパスワードの下に前回要求図番を
    記憶し、このユーザパスワードおよび前回要求図番と、
    今回入力時のユーザパスワードおよび今回要求図番とを
    比較し、ユーザパスワードが本人登録か否かを判断する
    アクセス管理手段を付加したことを特徴とするセキュリ
    ティ管理システム。
  4. 【請求項4】 請求項1または請求項2に記載のセキュ
    リティ管理システムにおいて、 端末機器側に、前回ログイン時のユーザパスワードのキ
    ーイン時間を記憶し、このキーイン時間と今回ログイン
    時のユーザパスワードのキーイン時間とを比較し、ユー
    ザパスワードが本人登録か否かを判断するアクセス管理
    手段を付加したことを特徴とするセキュリティ管理シス
    テム。
JP6082964A 1994-04-21 1994-04-21 セキュリティ管理システム Pending JPH07296000A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2000013097A1 (fr) * 1998-08-28 2000-03-09 Hitachi, Ltd. Systeme de commande d'acces a l'information
JP2002373164A (ja) * 2001-06-13 2002-12-26 Honda Motor Co Ltd メーカー図のセキュリティ・チェック・システム

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